JP2001041490A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機

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JP2001041490A
JP2001041490A JP11219861A JP21986199A JP2001041490A JP 2001041490 A JP2001041490 A JP 2001041490A JP 11219861 A JP11219861 A JP 11219861A JP 21986199 A JP21986199 A JP 21986199A JP 2001041490 A JP2001041490 A JP 2001041490A
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JP
Japan
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height
air
indoor unit
center
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP11219861A
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English (en)
Inventor
Sadami Masahara
定巳 正原
Toshiyuki Imasaka
俊之 今坂
Hirooki Tsuji
大意 辻
Akiyoshi Kimura
明美 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内機の吹出口から吹き出される空気の流速
を均一化するとともに、風向の上向き性能を向上させる
こと。 【解決手段】 室内機Cに設けられた吸入グリル6の空
気吸込口の下辺を上方に湾曲して形成し、この空気吸込
口の両端部における高さを中央部における高さよりも大
きく設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷房運転あるいは
暖房運転を行う空気調和機に関し、さらに詳しくは、空
気調和機の室内機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】室内機と室外機との間の熱交換を介して
冷房運転あるいは暖房運転を行うようにした空気調和機
においては、室内あるいは室外の美観向上のため小型化
が進んでおり、特に室内機にあっては、本体をできるだ
け小さくした上で空調能力の向上を図っているのが現状
である。
【0003】このため、室内機本体内部の限られたスペ
ースを利用して、室内熱交換器、室内送風機、風向変更
羽根等が配設されており、本体内部のかなりのスペース
を占有する室内熱交換器にあっては、ストレート形のみ
ならず、二つ折り、三つ折りしたものも提案され、室内
機の内部構造については様々な検討がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室内機
の枠体を構成する前面枠、あるいは、この前面枠に枢着
された吸入グリルについては、まだまだ検討の余地があ
り、吸入グリルの空気吸込口の場合、全体として矩形状
に形成するのが一般的であった。
【0005】空気吸入口を矩形状に形成した場合、室内
空気の吸込み効率の関係で、中央部に比べ両端部の吸い
込み空気量が少なく、吹出口からの吹出速度が不均一に
なるという不具合があった。
【0006】また、吹出口からの送風を上下方向に変更
するために揺動自在に取り付けられた風向変更羽根を略
水平あるいはやや上向きにセットした場合、吹出口の中
央部から室内に吹き出した空気が、空気吸込口に吸い込
まれる室内空気と干渉し、吸い込み効率あるいは空調能
力が低下するという問題があった。
【0007】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、室内機の吹出口から
吹き出される空気の流速を均一化するとともに、風向の
上向き性能を向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、室内機と
室外機との間の熱交換を介して冷房運転あるいは暖房運
転を行うようにした空気調和機において、上記室内機
が、居住空間の壁面に取り付けられる台枠と、該台枠に
取り付けられた前面枠と、該前面枠に枢着された吸入グ
リルとを有し、該吸入グリルの空気吸込口の下辺を上方
に湾曲して形成し、該空気吸込口の両端部における高さ
を中央部における高さよりも大きく設定したことを特徴
とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、上記吸入
グリルが下部傾斜部を有し、該下部傾斜部の中央部にお
ける高さを両端部における高さよりも大きく設定したこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。空気調和機において
は、室外機と室内機との間の熱交換を介して冷房運転あ
るいは暖房運転が行われ、室外機は、冷媒を圧縮する圧
縮機と、冷房運転と暖房運転を切り替える四方弁と、室
外熱交換器と、膨張弁とを備える一方、室内機は、室内
熱交換器と室内送風機とを備え、圧縮機、四方弁、室外
熱交換器、膨張弁、室内熱交換器は、それぞれ配管によ
り連結され、冷媒が循環する回路を構成している。
【0011】図1に示されるように、室内機Cは、居住
空間の壁面に取り付けられる台枠2と、台枠2に取り付
けられた前面枠4と、前面枠4に枢着された吸入グリル
6とを備えている。前面枠4の下部には、居住空間に温
度調整した空気を送り出す吹出口8が形成されており、
吹出口8には、温度調整された空気の吹出角度(風向)
を上下方向において変更する風向変更羽根10,…,10
が設けられている。
【0012】図2に示されるように、室内機Cの内部に
は、主熱交換器12、副熱交換器14、室内送風機16
等が収容されており、吸入グリル6には前部吸込口18
が形成されるとともに、前面枠4の上部には上部吸込口
20が形成されている。
【0013】また、吹出口8の上方に形成された吸入グ
リル下部傾斜部22の上縁は上方に湾曲しており、前部
吸込口18の下辺も同様に、全体として上方に湾曲して
いる。
【0014】したがって、図3及び図4に示されるよう
に、吸入グリル下部傾斜部22は、中央部における高さ
(h1)が両端部における高さ(h2)よりも大きく
(h1>h2)設定される一方、前部吸込口18は逆
に、両端部における高さ(H2)が中央部における高さ
(H1)よりも大きく(H2>H1)設定されている。
【0015】上記構成において、冷房あるいは暖房運転
時、室内送風機16により前部及び上部吸込口18,2
0を介して吸入された室内空気は、主熱交換器12及び
副熱交換器14を通過する冷媒と熱交換を行い、吹出口
8より室内に送出される。
【0016】ここで、前部吸込口18の高さを一定(H
1=H2)に設定した場合、中央部に比べ両端部の吸い
込み空気量が少ないことから、吹出口8からの吹出速度
が不均一となり、両端部の吹出速度は中央部の吹出速度
よりも小さくなる。
【0017】しかしながら、本発明においては、前部吸
込口18の両端部における高さ(H2)が中央部におけ
る高さ(H1)よりも大きく設定されているので、両端
部における吸い込み面積が増大しており、吹出口8から
の吹出速度がほぼ均一方向に改善される。
【0018】また、吸入グリル下部傾斜部22の中央部
における高さ(h1)が両端部における高さ(h2)よ
りも大きく設定されているので、風向変更羽根10,…,
10を略水平あるいはやや上向きにセットした場合、風
向の上向き性能に大きく寄与する吹出口8中央部からの
吹出し空気と前部吸込口18の吸込み空気とが干渉する
こともほとんどない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、室内機の
吸入グリルの空気吸込口の下辺を上方に湾曲して形成
し、空気吸込口の両端部における高さを中央部における
高さよりも大きく設定したので、従来に比べ、両端部近
傍の吸い込み面積が増大して吸い込み空気量が増加する
ことから、吹出口からの吹出流速が均一方向に改善され
る。
【0020】また、請求項2に記載の発明によれば、吸
入グリルに形成された下部傾斜部の中央部における高さ
を両端部における高さよりも大きく設定したので、風向
変更羽根を略水平あるいはやや上向きにセットした場合
でも、風向の上向き性能に大きく寄与する吹出口中央部
からの吹出し空気と前部吸込口の吸込み空気との干渉を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる空気調和機の室内機の斜視図
である。
【図2】 図1の室内機の端部近傍の縦断面図である。
【図3】 図1における線III−IIIに沿った吸入グリル
の断面図である。
【図4】 図1における線IV−IVに沿った吸入グリルの
断面図である。
【符号の説明】
2 台枠 4 前面枠 6 吸入グリル 8 吹出口 10 風向変更羽根 12 主熱交換器 14 副熱交換器 16 室内送風機 18 前部吸込口 20 上部吸込口 22 吸入グリル下部傾斜部 C 室内機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 大意 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木村 明美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BG06 BH01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機と室外機との間の熱交換を介して
    冷房運転あるいは暖房運転を行うようにした空気調和機
    において、 上記室内機が、居住空間の壁面に取り付けられる台枠
    と、該台枠に取り付けられた前面枠と、該前面枠に枢着
    された吸入グリルとを有し、該吸入グリルの空気吸込口
    の下辺を上方に湾曲して形成し、該空気吸込口の両端部
    における高さを中央部における高さよりも大きく設定し
    たことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 【請求項2】 上記吸入グリルが下部傾斜部を有し、該
    下部傾斜部の中央部における高さを両端部における高さ
    よりも大きく設定した請求項1に記載の空気調和機の室
    内機。
JP11219861A 1999-08-03 1999-08-03 空気調和機の室内機 Pending JP2001041490A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487479B1 (ko) * 2001-08-24 2005-05-06 산요덴키가부시키가이샤 벽걸이형 공기 조화 장치
CN104019535A (zh) * 2014-06-24 2014-09-03 珠海格力电器股份有限公司 壁挂式空调器

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KR100487479B1 (ko) * 2001-08-24 2005-05-06 산요덴키가부시키가이샤 벽걸이형 공기 조화 장치
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