JP2001041175A - 液冷媒ポンプ - Google Patents

液冷媒ポンプ

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JP2001041175A
JP2001041175A JP11209950A JP20995099A JP2001041175A JP 2001041175 A JP2001041175 A JP 2001041175A JP 11209950 A JP11209950 A JP 11209950A JP 20995099 A JP20995099 A JP 20995099A JP 2001041175 A JP2001041175 A JP 2001041175A
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JP11209950A
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Toshiyuki Goto
利行 後藤
Yukio Nagato
幸夫 永戸
Hiroshi Machida
博史 町田
Hideaki Imai
英明 今井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出側と吸入側の圧力差がほとんどない場合
でも、軸受けや他の摺動面の冷却および潤滑を確実に行
える液冷媒ポンプを提供する。 【解決手段】 この液冷媒ポンプは、密閉容器1内に収
納されたシリンダブロック70と、シリンダブロック7
0内のシリンダ室内に収容されたローリングピストン6
と、シリンダブロック70の側部を貫通してローリング
ピストン6の外周面に当接し、シリンダ室を吸入室(不
図示)と圧縮室14とに仕切るためのブレード(不図
示)と、軸受8,9に支持されたクランクシャフト4を
電動機2により駆動することにより、ローリングピスト
ン6をシリンダブロック70に接触させながら連続的に
回転させることにより、密閉容器1外より液冷媒を前記
吸入室内に吸入し、圧縮室14内の液冷媒を密閉容器1
外へ吐出させるものであり、シリンダブロック70の端
面に、シリンダブロック70内外を連通させるための溝
51が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液冷媒ポンプに関
し、特に軸受や摺動面を確実に潤滑および冷却するため
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液冷媒を移送するには一般にキャ
ンドモータポンプが用いられていたが、これはコストが
高く、また、効率が悪いので、実用性に乏しいという不
具合がある。
【0003】これに対処するため、密閉型電動圧縮機を
液冷媒の移送用ポンプとして用いることが提案された。
図11(a)はこの液冷媒移送用ポンプの縦断面図、
(b)は(a)のA−A線断面図である。密閉容器1の
内部には電動機2と、この下方に電動機2によって駆動
される容積型ポンプ機構3が収容されている。そして、
密閉容器1の頂部には電極端子26が取付けられてい
る。電動機2のステータ2aは密閉容器1に固定され、
ロータ2bはクランクシャフト4の上部に固定されてい
る。
【0004】容積型ポンプ機構3は、クランクシャフト
4と、そのクランクピン5に嵌合されたローリングピス
トン6と、密閉容器1に固定されたシリンダブロック7
と、このシリンダブロック7の上端開口を閉塞する上端
軸受8と、シリンダブロック7の下端開口を閉塞する下
部軸受9と、シリンダブロック7に穿設されたスロット
27内に出没自在に嵌挿されたブレード10と、このブ
レード10の背後に配設されてこれを押推する押えばね
11等からなる。シリンダブロック7はその支持部bを
介して密閉容器1に固定されている。
【0005】シリンダブロック7と上部軸受8と下部軸
受9とによって囲まれるシリンダ室12内にローリング
ピストン6を収容し、このローリングピストン6の外周
面にブレード10の先端を当接せしめることによってこ
のブレード10の片側に吸入室13が、他側に圧縮室1
4が限界されている。クランクシャフト4の上部軸受8
および下部軸受9によってそれぞれ回転自在に支持され
ている。
【0006】吸入管20は密閉容器1を封密的に貫通し
て吸入口21に直結され、吐出管22は密閉容器1を封
密的に貫通して吐出口23に直結されている。
【0007】密閉容器1内には、微小量(数%程度)の
潤滑油を含んだ液冷媒Eが貯溜されており、この液冷媒
Eは、クランクシャフト4と上部軸受8および下部軸受
9との摺動面、クランクピン5とローリングピストン6
との摺動面、ローリングピストン6とシリンダブロック
7との摺動面等の潤滑および冷却のためのものである。
なお、液冷媒Eの規定液位は、上部軸受8より僅かに上
(上部軸受8が完全に浸かる状態)すなわちステータ2
aの下端部が浸かる高さになっている。
【0008】クランクシャフト4が電動機2よって回転
駆動されると、クランクピン5に嵌合されたローリング
ピストン6は、シリンダ室12内で矢印方向に偏心回転
運動する。これに伴って、液冷媒が吸入管20、吸入口
21を経て吸入室13内に吸入され、圧縮室14内の液
冷媒が吐出口23を経て吐出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】現在、従来の液冷媒ポ
ンプ使用時に問題となっているのが、吐出側と吸入側の
圧力差(吐出圧力−吸入圧力)がほとんどない場合、上
部軸受8、下部軸受9、クランクピン5等の摺動面の冷
却および潤滑を行っている液冷媒Eの液面が低下し、軸
受寿命が短くなることである。なお、液冷媒Eの液位が
低下して上部軸受8が僅かでも液冷媒Eより出てしまう
と、上部軸受8の潤滑および冷却が損なわれることにな
る。
【0010】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、吐出側と吸入側の圧力差が
ほとんどない場合でも、軸受けや他の摺動面の冷却およ
び潤滑を確実に行える液冷媒ポンプを提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、密閉容器と、該密閉容器内に収納されたシ
リンダブロックと、前記シリンダブロック内のシリンダ
室内に収容されたローリングピストンと、シリンダブロ
ックの側部を貫通して前記ローリングピストンの外周面
に当接し、前記シリンダ室を吸入室と圧縮室とに仕切る
ためのブレードと、軸受に支持されたクランクシャフト
を電動機により駆動することにより、前記ローリングピ
ストンを前記シリンダブロックに接触させながら連続的
に回転させることにより、前記密閉容器外より液冷媒を
吸入室内に吸入し、圧縮室内の液冷媒を前記密閉容器外
へ吐出させるように構成された液冷媒ポンプにおいて、
前記シリンダブロックの端面に、前記シリンダブロック
内外を連通させるための溝が形成されていることを特徴
とする。
【0012】この発明においては、液冷媒ポンプにおい
ては、シリンダブロック内の例えば圧縮室より液冷媒が
溝を通ってシリンダブロック外へ洩れ出すことにより、
密閉容器内に貯溜する潤滑用の液冷媒量が多くなる。他
の請求項の発明でもこれと同様の作用を得る。請求項9
あるいは請求項10の発明では、潤滑用の液冷媒の液位
が規定液位に達していない場合に強制的に電子膨張弁も
しくはリリーフバルブが開き、圧縮室から密閉容器へ液
冷媒を放出させることにより、潤滑用の液冷媒の液位を
一定に保つ。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1実施形態)図1(a)は本発明に係わる液冷媒ポ
ンプの第1実施形態の縦断面図、(b)は(a)に示し
たシリンダブロックの斜視図である。シリンダブロック
70の上端面に、シリンダブロック70の半径方向に延
びてシリンダブロック70の内外を連通するための溝5
1(切り欠き)が形成されている。この溝51はシリン
ダブロック70内の例えば圧縮室14に対応する部位に
形成され、横断面が矩形状になっている。溝51は例え
ば機械工具により加工され、その開口面積は、液冷媒ポ
ンプの性能が低下しない範囲で開口面積が設定されてい
る。なお、その他の構成は図11(a),(b)に示し
た従来例と同一なので、同一符号を付し、説明を省略す
る。
【0014】本実施形態の液冷媒ポンプでは、シリンダ
ブロック70内の圧縮室14より液冷媒が溝51を通っ
てシリンダブロック70外へ洩れ出すことにより、この
洩れ出た液冷媒が密閉容器1内に貯溜する潤滑用の液冷
媒Eに加わる。したがって、吐出側と吸入側の圧力差
(吐出圧力−吸入圧力)がほとんどない場合でも、液冷
媒Eが規定液位より低くならず、上部軸受8、下部軸受
9、クランクピン5等の摺動面の冷却および潤滑を確実
に行え、長寿命化を図れる。しかも、構造が簡単なので
低コストでもある。なお、公知技術であるが、液冷媒E
の液位が異常に高くなるのを防止するための、密閉容器
1にはオーバーフロー管(不図示)が接続されている。
【0015】(第2実施形態)図2は本発明の液冷媒ポ
ンプの第2実施形態に係わるシリンダブロックの斜視図
である。シリンダブロック70の上端面に形成された溝
52(切り欠き)の横断面形状が半円形となっている点
で、第1実施形態と相違している。この溝52の流路抵
抗は、第1実施形態と比べ小さいため、溝52の開口面
積が同じでもより多くの液冷媒を圧縮室14から洩らす
ことが可能となる。溝52の開口面積に関しては、第1
実施形態と同様に、液冷媒ポンプの性能が低下しない範
囲で設定されている。
【0016】(第3実施形態)図3は本発明の液冷媒ポ
ンプの第3実施形態に係わるシリンダブロックの斜視図
である。シリンダブロック70の上端面に形成された溝
53(切り欠き)は、シリンダブロック70の外径方向
にいくにしたがって下方へ傾斜する、すなわち溝53の
底壁が傾斜するものであり(その傾斜角度は符号θ参
照)、この溝53の傾斜角度θにより洩れ流量を所望に
設定できる。溝53の開口面積に関しては、第1実施形
態と同様に、液冷媒ポンプの性能が低下しない範囲で設
定されている。なお、上記第1〜第3実施形態では、い
ずれもシリンダブロックの上端面に溝(切り欠き)が形
成されているが、これに限らず、シリンダブロックの下
端面に溝を形成してもよい。また、溝をシリンダブロッ
クの圧縮室に対応する部位に形成することに限らず、シ
リンダブロックの吸入室に対応する部位に形成してもよ
い。
【0017】(第4実施形態)図4は本発明の液冷媒ポ
ンプの第4実施形態に係わるシリンダブロックの斜視図
である。シリンダブロック70に端面に溝を形成する代
わりに、シリンダブロック70の側壁に、シリンダブロ
ック70の内外を連通するための貫通孔54が形成され
ているものである。この貫通孔54は、シリンダブロッ
ク70内の圧縮室に対応する部位に例えば機械工具によ
り形成され、シリンダブロック70の半径方向に延び、
横断面形状は円形となっている。貫通孔54の開口面積
に関しては、第1実施形態と同様に、液冷媒ポンプの性
能が低下しない範囲で設定されている。
【0018】(第5実施形態)図5は本発明の液冷媒ポ
ンプの第5実施形態に係わるシリンダブロックおよびブ
レードの側面図である。ブレード10の高さhをシリン
ダブロック70の高さHより低くすることで、ブレード
10の上端と不図示の上部軸受けとの間に隙間S1が形
成されているものである。シリンダブロック70の圧縮
室内の液冷媒を隙S1を通してシリンダブロック70外
へ洩らすことができる。隙間S1の開口面積(ブレード
10の高さ)に関しては、第1実施形態と同様に液冷媒
ポンプの性能が低下しない範囲で設定されている。
【0019】(第6実施形態)図6は本発明の液冷媒ポ
ンプの第6実施形態に係わるシリンダブロックおよびブ
レードの側面図である。ブレード10の上端面が丸く機
械加工されていることにより、ブレード10の上端面と
不図示の上部軸受けとの間に隙間S2が形成されている
ものである。シリンダブロック70の圧縮室内の液冷媒
を隙間S2を通してシリンダブロック70外へ洩らすこ
とができる。ブレード10の上端面は、第1実施形態と
同様に液冷媒ポンプの性能が低下しない範囲で丸く加工
されている。
【0020】(第7実施形態)図7は本発明の液冷媒ポ
ンプの第7実施形態に係わるシリンダブロックおよびブ
レードの側面図である。ブレード10の上端面が斜めに
切削されていることにより、ブレード10の上端面と不
図示の上部軸受との間に隙間S3が形成されているもの
である。シリンダブロック70の圧縮室内の液冷媒を隙
間S3を通してシリンダブロック70外へ洩らすことが
できる。この洩れ量はブレード10の上端面の傾斜角度
θ1によりコントロールが可能となる。この傾斜角度θ
1は、第1実施形態と同様に液冷媒ポンプの性能が低下
しない範囲で設定されている。
【0021】(第8実施形態)図8は本発明の液冷媒ポ
ンプの第8実施形態の要部を示す断面図である。ローリ
ングピストン6aの高さh1をシリンダブロック7の高
さHより低くすることにより、ローリングピストン6a
の上端面と上部軸受8との間に隙間S4が形成されてい
るものである。シリンダブロック7の圧縮室14から液
冷媒を隙間S4を通してクランクピン5側へ洩らして、
この洩れ出た液冷媒が密閉容器1内に貯溜する潤滑用の
液冷媒に加わる。隙間S4の開口面積(ローリングピス
トン6の高さh1)に関しては、第1実施形態と同様に
液冷媒ポンプの性能が低下しない範囲で設定されてい
る。
【0022】(第9実施形態)図9(a)は本発明に係
わる液冷媒ポンプの第9実施形態の縦断面図、(b)は
(a)のA−A線断面図である。シリンダブロック70
の吸入室13に対応する側壁に貫通孔61aが形成され
ているとともに、この貫通孔61aにこの貫通孔61a
を開閉するための電子膨張弁61が設けられている。一
方、密閉容器1の内壁面の、上部軸受8の上端の高さ位
置に液面センサ62が設けられている。こに液面センサ
62は、密閉容器1内に貯溜する液冷媒Eの液位を検知
するためのものであり、液冷媒Eの液位が規定液位(上
部軸受8の上端高さ位置より若干高い位置)よりも低い
場合に、前記電子膨張弁61を開放させる。これによ
り、シリンダブロック70の吸入室13より液冷媒が貫
通孔61aを通って、液冷媒Eに加わり、その液位を規
定液位まで回復させることができる。
【0023】(第10実施形態)図10(a)は本発明
に係わる液冷媒ポンプの第10実施形態の縦断面図、
(b)は(a)のA−A線断面図である。シリンダブロ
ック70の吸入室13に対応する側壁に貫通孔63aが
形成されているとともに、この貫通孔63aにこれを開
閉するための温度感知式リリーフバルブ63が設けられ
ている。一方、電動機2にはこの電動機2の温度を検知
するための熱電対64(温度センサ)が設置されてい
る。この熱電対64は、予め設定した電動機上限温度
(電動機2が高温により悪影響が及ぼされる温度)以上
の温度を検知した場合に、前記温度感知式リリーフバル
ブ63を開放させる。液冷媒Eの液位が規定液位(上部
軸受8の上端高さよりもた若干高い高さ)よりも低い場
合には、電動機2の冷却が十分でないため電動機2の温
度が上昇し、熱電対64が前記電動機上限温度を検知す
ると、前記温度感知式リリーフバルブ63を開放させ、
これにより、シリンダブロック70の吸入室13より液
冷媒が貫通孔63aを通って、液冷媒Eに加わり、その
液位を規定液位までに回復させることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、シリンダブロック内より液冷媒を溝(あ
るいは貫通孔)を通して洩らすことにより、密閉容器内
の潤滑に使用する液冷倍の液面が規定液位より低くなら
ず、軸受およびクランクピン摺動面等のの潤滑を確実に
行え、長寿命化を実現できる。しかも、構造が簡単なの
で低コストでもある。また、潤滑用の液冷媒の液位が規
定液位に達していない場合に強制的に電子膨張弁もしく
は温度感知式リリーフバルブが開き、シリンダブロック
内から密閉容器へ液冷媒を放出させることにより、潤滑
用の液冷媒の液位を一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係わる液冷媒ポンプの第1
実施形態の縦断面図、(b)は(a)に示したシリンダ
ブロックの斜視図である。
【図2】 本発明の液冷媒ポンプの第2実施形態に係わ
るシリンダブロックの斜視図である。
【図3】 本発明の液冷媒ポンプの第3実施形態に係わ
るシリンダブロックの斜視図である。
【図4】 本発明の液冷媒ポンプの第4実施形態に係わ
るシリンダブロックの斜視図である。
【図5】 本発明の液冷媒ポンプの第5実施形態に係わ
るシリンダブロックおよびブレードの側面図である。
【図6】 本発明の液冷媒ポンプの第6実施形態に係わ
るシリンダブロックおよびブレードの側面図である。
【図7】 本発明の液冷媒ポンプの第7実施形態に係わ
るシリンダブロックおよびブレードの側面図である。
【図8】 本発明の液冷媒ポンプの第8実施形態の要部
を示す断面図である。
【図9】 (a)は本発明に係わる液冷媒ポンプの第9
実施形態の縦断面図、(b)は(a)のA−A線断面図
である。
【図10】 (a)は本発明に係わる液冷媒ポンプの第
10実施形態の縦断面図、(b)は(a)のA−A線断
面図である。
【図11】 (a)は従来の液冷媒ポンプの縦断面図、
(b)は(a)のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 電動機 3 容積型ポンプ機構 4 クランクシャフト 5 クランクピン 6,6a ローリングピストン 7,70 シリンダブロック 8 上部軸受 9 下部軸受 10 ブレード 51,52,53 溝 61 電子膨張弁 62 液面センサ 63 温度感知式リリーフバルブ 64 熱電対(温度センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 博史 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内 (72)発明者 今井 英明 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器と、該密閉容器内に設けられた
    シリンダブロックと、前記シリンダブロック内のシリン
    ダ室内に収容されたローリングピストンと、シリンダブ
    ロックの側部を貫通して前記ローリングピストンの外周
    面に当接し、前記シリンダ室を吸入室と圧縮室とに仕切
    るためのブレードと、軸受に支持されたクランクシャフ
    トを電動機により駆動することにより、前記ローリング
    ピストンを前記シリンダブロックに接触させながら連続
    的に回転させることにより、前記密閉容器外より液冷媒
    を吸入室内に吸入し、圧縮室内の液冷媒を前記密閉容器
    外へ吐出させるように構成された液冷媒ポンプにおい
    て、前記シリンダブロックの端面に、前記シリンダブロ
    ック内外を連通させるための溝が形成されていることを
    特徴とする液冷媒ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記溝の横断面形状が半円あるいは弓形
    となっている請求項1記載の液冷媒ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記溝は、前記シリンダブロックの半径
    方向に延びかつ外径方向にいくにしたがって下方へ傾斜
    するものである請求項1または請求項2記載の液冷媒ポ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 前記シリンダブロックの端面に溝を形成
    する代わりに、前記シリンダブロックの側部に貫通孔が
    形成されている請求項1記載の液冷媒ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記シリンダブロックの端面に溝を形成
    する代わりに、前記ブレードの高さが前記シリンダブロ
    ックの高さより低くなっている請求項1記載の液冷媒ポ
    ンプ。
  6. 【請求項6】 前記シリンダブロックの端面に溝を形成
    する代わりに、前記ブレードの上端が丸く加工されてい
    る請求項1記載の液冷媒ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記シリンダブロックの端面に溝を形成
    する代わりに、前記ブレードの上端が三角形に加工され
    ている請求項1記載の液冷媒ポンプ。
  8. 【請求項8】 前記シリンダブロックの端面に溝を形成
    する代わりに、前記ローリングピストンの高さが前記シ
    リンダブロックの高さより低くなっている請求項1記載
    の液冷媒ポンプ。
  9. 【請求項9】 前記シリンダブロックの端面に溝を形成
    する代わりに、前記シリンダブロックの側壁に電子膨張
    弁を設けるとともに、前記密閉容器内に貯溜する潤滑油
    の液位を検知するための液面センサを設け、この液面セ
    ンサによる検知信号が予め設定した規定値より小さい場
    合には前記電子膨張弁を開放するように構成されている
    請求項1記載の液冷媒ポンプ。
  10. 【請求項10】 前記シリンダブロックの端面に溝を形
    成する代わりに、前記シリンダブロックの側壁に温度感
    知式リリーフバルブを設けるとともに、前記電動機の温
    度を検知するための温度センサを設け、この温度センサ
    による検知信号が予め設定した規定値より大きい場合に
    は前記温度感知式リリーフバルブを開放するように構成
    されている請求項1記載の液冷媒ポンプ。
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