JP2001039224A - 前遠方の死角を解消する車両用車外鏡 - Google Patents

前遠方の死角を解消する車両用車外鏡

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JP2001039224A
JP2001039224A JP11240246A JP24024699A JP2001039224A JP 2001039224 A JP2001039224 A JP 2001039224A JP 11240246 A JP11240246 A JP 11240246A JP 24024699 A JP24024699 A JP 24024699A JP 2001039224 A JP2001039224 A JP 2001039224A
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JP
Japan
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mirror
vehicle
driver
seat
vehicle exterior
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JP11240246A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Fujii
一宏 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両運転中、多様な状況により前遠方に生じ
る死角を解消し、運転者にいち早く正確な情報をあた
え、円滑かつ安全な運転を促進する。 【解決手段】 車両のドアミラーハウジング11等の車
外後写鏡取付け部に運転席から見て前遠方に視野5が広
がる鏡面3をもつ車両用車外鏡を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車外後写鏡
取付け部に取り付けて運転中に多様な状況により前遠方
に生じる死角を解消する車両用車外鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等に取り付けてある車両用
車外鏡の視野は、運転席から見て左右後方か左右下方向
で、トラック、バス等の車両前面がフラットな車両では
加えて車両前面下方向とされていた。図8に示すように
運転中進行方向2に向かって前方車両10により運転席
1から見て前遠方に死角4が生じ、駐車車両20等の障
害物の発見が遅れたり、図9に示すように左ハンドル車
では、交差点右折時、進行方向2に向かって前方の対向
右折車両30により運転席1から見て死角4が生じ、右
ハンドル車に比べ車体をより反対車線に出さないと対向
直進車両40の確認ができなかった。さらに追越しの際
も対向車両の確認ができないのでとても危険を伴った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来確認す
ることができなかった運転中多様な状況により前遠方に
生じる死角を解消して運転者へのより早く正確な情報を
伝えることのできる車両用車外鏡を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図5のドアミラーハウジング51、図6のフ
ェンダーミラーハウジング61、図7のミラー取り付け
ステー71にそれぞれ運転席1から見て進行方向2に向
かって前遠方に視野5の広がる鏡面3をもつ車両用車外
鏡6を取り付けたものである。
【0005】上記車両用車外鏡の取り付け位置は、車両
の適当な箇所とすることが可能であるが、後記する理由
により特に運転席とは反対側の図5のドアミラーハウジ
ング51部、図6のフェンダーミラーハウジング61
部、図7のミラー取り付けステー71に取り付けると効
果的である。
【0006】又、この車両用車外鏡は、車両のデザイン
や空力学的に悪影響を及ぼすことのないようミラーハウ
ジング内部に半固定的に格納され、運転席からリモート
コントロールで任意に起動させ設置することができると
共に鏡面は必要な角度を得るための調整機能を備えると
より好適である。
【0007】そしてこの車両用車外鏡は、右ハンドル車
においては運転席から見て前遠方に死角の生じる進行方
向に向かって左側の、左ハンドル車においては運転席か
ら見て前遠方に死角の生じる進行方向に向かって右側の
ドアミラーハウジング部、フェンダーミラーハウジング
部、ミラー取り付けステーにそれぞれ取り付けると、よ
り死角に対して視野が広がり最も効果的である。又、通
常のフェンダーミラーより前に取り付けると運転席から
鏡面を見て前遠方に生じる死角に対しての反射角度が大
きくなりすぎて確認できなくなる。
【0008】上記した理由によりこの車両用車外鏡の取
り付け位置は、運転席から見て反対側のドアミラーハウ
ジング部、フェンダーミラーハウジング部、ミラー取り
付けステーにそれぞれ取り付けると最適であり、鏡面は
ゆるやかな凸面鏡にするとさらに好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明を図面にもとずいて説明
すると、図1に示される実施例では、運転席から見て進
行方向2に向かって左側のドアミラーハウジング11上
部に前遠方に視野5が広がる角度の鏡面3を付けた枠台
18を取り付けてある。尚、ドアミラーハウジング11
内に格納された半固定式の軸受け構造にして運転席から
リモートコントロールできる電動装置を内蔵することも
可能で、ウオーム歯車装置14を介して小型モーター1
6により伸縮機能のある支柱13に鏡面3の付いた枠台
18を取り付け、ドアミラーハウジング上部口19から
せり上がり、支柱13を小型モーター16によって回転
させ、鏡面3に必要な角度がつけられるように取り付け
てある。
【0010】図2に示される実施例では、運転席から見
て進行方向2に向かって左側のドアミラーハウジング2
1の上部に前遠方に視野5が広がる角度の鏡面3を付け
た枠台28を取り付けてある。ドアミラーハウジング2
1と一体になるように格納された半固定式の軸受け構造
にして運転席から任意にリモートコントロールできる電
動装置を内蔵することも可能で、板バネ27とウオーム
歯車装置24を介して小型モーター26に取り付けて連
結軸29を支点に開閉できる鏡面3を付けた枠台28
と、小型モーター26により回転機能のある支柱23に
よって構成され、始めに鏡面3のある枠台28を前開き
で立て、次に支柱23を回転させ鏡面3に必要な角度が
つけられるように取り付けてある。
【0011】図3に示される実施例では、運転席から見
て進行方向2に向かって左側のフェンダーミラーハウジ
ング31の内側に前遠方に視野5が広がる角度の鏡面3
を付けた枠台38を取り付けてある。フェンダーミラー
ハウジング31内に半固定式の軸受け構造にして運転席
からリモートコントロールできる電動装置を内蔵するこ
とも可能で、軸受け39に小型モーター36を組み込む
か、或いは公知のミラーハウジング構造を応用して容易
に実施できる。
【0012】図4に示される実施例では、運転席から見
て進行方向2に向かって左側のミラー取り付けステー4
1前部に前遠方に視野5が広がる角度の鏡面3を付けた
枠台48を取り付けてある。ミラーハウジング47内に
半固定式の軸受け構造にして運転席からリモートコント
ロールできる電動装置を内蔵することも可能で、軸受け
49に小型モーター46を組み込むか、或いは公知のミ
ラーハウジング構造を応用して容易に実施できる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明されたように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0014】この車両用車外鏡を取り付けることによ
り、運転中多様な状況によって前遠方に生じる死角を解
消し確認できなかった駐車車両や工事等の障害物の有無
をいち早く確認することが可能で、あらかじめ障害物の
回避に対応できる。又、左車線への車線変更も容易にで
きる。
【0015】又、左ハンドル車では、この車両用車外鏡
を取り付けることにより運転中交差点での右折の際、対
向右折車両により生じる死角によって確認することがで
きなかった対向直進車両をいち早く確認することができ
る。又、追い越しの際にも対向車両の確認が容易にでき
る為、危険を伴う左ハンドル車の交差点の右折や追い越
しを安全でスムーズにおこなえる。
【0016】以上この発明は、車社会の進歩と共に増え
続ける渋滞、違法駐車車両等、複雑な交通状況下におい
て、ドライバーに正確で高い運転技術が要求されるな
か、より早く正確な情報をドライバーにあたえ、心理的
かつ技術的にもドライバーの強い味方となり、円滑で安
全な交通の流れを生み、社会のめざすべく交通安全の一
翼を担うものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】前遠方の死角を解消する車両用車外鏡の実施例
及び構造を示す前方斜視図である。
【図2】前遠方の死角を解消する車両用車外鏡の実施例
及び構造を示す前方斜視図である。
【図3】前遠方の死角を解消する車両用車外鏡の実施例
及び構造を示す平面図である。
【図4】前遠方の死角を解消する車両用車外鏡の実施例
及び構造を示す前方斜視図である。
【図5】前遠方の死角を解消する車両用車外鏡の実施例
を示す平面図である。
【図6】前遠方の死角を解消する車両用車外鏡の実施例
を示す平面図である。
【図7】前遠方の死角を解消する車両用車外鏡の実施例
を示す平面図である。
【図8】運転中前方車両により生じる死角の状況を示す
平面図である。
【図9】交差点右折時の対向右折車両により生じる死角
の状況を示す平面図である。
【符号の説明】
11、21、51 ドアミラーハウジング 31、61 フェンダーミラーハウジング 41、71 ミラー取り付けステー 14、24 ウオーム歯車装置 13、23 支柱 27 板バネ 16、26、36、46 小型モーター 18、28、38、48 枠台 19 ドアミラーハウジング上部口 29 連結軸 39、49 軸受け 47 ミラーハウジング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月6日(1999.9.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明の実施の形態】この発明を図面にもとずいて説明
すると、図1に示される実施例では、運転席から見て進
行方向2に向かって右側のドアミラーハウジング11の
上部に前遠方に視野5が広がる角度の鏡面3を付けた枠
台18を取り付けてある。尚、この枠台18とドアミラ
ーハウジング11とが一体になるように格納された半固
定式の軸受け構造にして運転席からリモートコントロー
ルできる電動装置を内蔵することも可能で、ウオーム歯
車装置14とピニオン歯車装置15aそして扇形歯車装
置15bを介して小型モーター16により連結軸19を
支点に開閉する機能をもたせ鏡面3の付いた枠台18を
任意に設置し必要な角度がつけられるように取り付けて
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 11、21、51 ドアミラーハウジング 31、61 フェンダーミラーハウジング 41、71 ミラー取り付けステー 23 支柱 14、24 ウオーム歯車装置 15a ピニオン歯車装置 15b 扇形歯車装置 16、26、36、46 小型モーター 18、28、38、48 枠台 27 板バネ 19、29 連結軸 39、49 軸受け 47 ミラーハウジング
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車外後写鏡取付け部に前遠方に視
    野の広がる車外鏡を設置し、運転席から見て多様な状況
    により前遠方に生じる死角を解消することを特徴とする
    車両用車外鏡。
  2. 【請求項2】 前記の車両用車外鏡は、車両のドアミラ
    ーハウジング(11、21、51)や、フェンダーミラ
    ーハウジング(31、61)や、ミラー取付けステー
    (41、71)に取り付けられ、それぞれの鏡面(3)
    が運転席からリモートコントロールにより角度を変える
    調整機能を備えている請求項1記載の車両用車外鏡。
  3. 【請求項3】 前記の車両用車外鏡は、通常ドアミラー
    ハウジング(11、21)の内部に格納され、必要に応
    じて運転席からリモートコントロールにより任意に設置
    し、それぞれの鏡面(3)が角度を変える調整機能を備
    えている請求項1記載の車両用車外鏡。
JP11240246A 1999-07-26 1999-07-26 前遠方の死角を解消する車両用車外鏡 Pending JP2001039224A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417898B1 (ko) * 2001-06-19 2004-02-11 이기태 자동차전방측방향관측용보조미러구동장치
GB2521688A (en) * 2014-05-14 2015-07-01 Daimler Ag Rear view mirror arrangement for a vehicle and method for operating such an arrangement

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