JP2001039217A - 車両用確認装置 - Google Patents
車両用確認装置Info
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- JP2001039217A JP2001039217A JP11212429A JP21242999A JP2001039217A JP 2001039217 A JP2001039217 A JP 2001039217A JP 11212429 A JP11212429 A JP 11212429A JP 21242999 A JP21242999 A JP 21242999A JP 2001039217 A JP2001039217 A JP 2001039217A
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- monitor
- camera
- monitor device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カメラ映像の切替操作が不要。安全運転に専
念できる。 【解決手段】 第1カメラ装置1Lによりキャッチされ
た自動車Cの左側の情報が第1モニター装置2L、20
Lにカメラ映像として、また、第2カメラ装置1Rによ
りキャッチされた自動車Cの右側の情報が第2モニター
装置2R、20Rにカメラ映像として、それぞれ別個に
かつ同時に映し出されるので、カメラ映像の切替操作が
不要となる。第1モニター装置2L、20Lが自動車C
の左側に配置され、かつ、第2モニター装置2R、20
Rが自動車Cの右側に配置されているので、ドライバー
Dが左側、右側に向いて、自動車Cの左側、右側の情報
のカメラ映像を確認することができる。この左側の情報
を左側に向いて見て、右側の情報を右側に向いて見ると
言う動作は、ドライバーDの心理上安心かつ安定するも
のであり、これにより、ドライバーDは安全運転に専念
できる。
念できる。 【解決手段】 第1カメラ装置1Lによりキャッチされ
た自動車Cの左側の情報が第1モニター装置2L、20
Lにカメラ映像として、また、第2カメラ装置1Rによ
りキャッチされた自動車Cの右側の情報が第2モニター
装置2R、20Rにカメラ映像として、それぞれ別個に
かつ同時に映し出されるので、カメラ映像の切替操作が
不要となる。第1モニター装置2L、20Lが自動車C
の左側に配置され、かつ、第2モニター装置2R、20
Rが自動車Cの右側に配置されているので、ドライバー
Dが左側、右側に向いて、自動車Cの左側、右側の情報
のカメラ映像を確認することができる。この左側の情報
を左側に向いて見て、右側の情報を右側に向いて見ると
言う動作は、ドライバーDの心理上安心かつ安定するも
のであり、これにより、ドライバーDは安全運転に専念
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、例えば自動
車等の周囲の情報を撮像装置によりキャッチしかつモニ
ター装置にカメラ映像として映し出して、車両の周囲の
確認を行なう、すなわち、車両の周囲の死角を確認する
車両用確認装置に係り、特に、カメラ映像の切替操作が
不要であり、しかも、ドライバーが左側、右側に向い
て、車両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認するこ
とができ、ドライバーが安全運転に専念できる車両用確
認装置に関するものである。
車等の周囲の情報を撮像装置によりキャッチしかつモニ
ター装置にカメラ映像として映し出して、車両の周囲の
確認を行なう、すなわち、車両の周囲の死角を確認する
車両用確認装置に係り、特に、カメラ映像の切替操作が
不要であり、しかも、ドライバーが左側、右側に向い
て、車両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認するこ
とができ、ドライバーが安全運転に専念できる車両用確
認装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の車両用確認装置を図5を参
照して説明する。この例は、例えば自動車に装備され
て、その自動車の左右両側後方の死角を確認する例につ
いて説明する。車両用確認装置は、自動車Cの前端左右
両側に装備された第1撮像装置としての第1カメラ装置
1L及び第2撮像装置としての第2カメラ装置1Rと、
自動車Cの運転席に近い計器盤(インパネ)等のほぼ中
央に設置されたモニター装置2と、から構成されてい
る。前記第1カメラ装置1L及び第2カメラ装置1R
は、一般に、キャッチした情報を映像信号に変換する例
えばCCDカメラ(図示せず)からなるものである。ま
た、前記第1カメラ装置1L及び第2カメラ装置1R
は、自動車Cの左右両側後方の情報、すなわち、図5中
の斜線を施した部分の範囲の情報であって、自動車Cの
左右両側のドアーミラー装置DL、DRで確認(視認)
できない範囲の情報をキャッチして映像信号として変換
するものである。また、前記モニター装置2は、例え
ば、ナビゲーション用のモニターやカーTV等を使用し
てなるものであり、1個の画面を有し、前記第1カメラ
装置1L及び第2カメラ装置1Rによりキャッチされた
情報をカメラ映像として1個の画面に写し出すものであ
る。
照して説明する。この例は、例えば自動車に装備され
て、その自動車の左右両側後方の死角を確認する例につ
いて説明する。車両用確認装置は、自動車Cの前端左右
両側に装備された第1撮像装置としての第1カメラ装置
1L及び第2撮像装置としての第2カメラ装置1Rと、
自動車Cの運転席に近い計器盤(インパネ)等のほぼ中
央に設置されたモニター装置2と、から構成されてい
る。前記第1カメラ装置1L及び第2カメラ装置1R
は、一般に、キャッチした情報を映像信号に変換する例
えばCCDカメラ(図示せず)からなるものである。ま
た、前記第1カメラ装置1L及び第2カメラ装置1R
は、自動車Cの左右両側後方の情報、すなわち、図5中
の斜線を施した部分の範囲の情報であって、自動車Cの
左右両側のドアーミラー装置DL、DRで確認(視認)
できない範囲の情報をキャッチして映像信号として変換
するものである。また、前記モニター装置2は、例え
ば、ナビゲーション用のモニターやカーTV等を使用し
てなるものであり、1個の画面を有し、前記第1カメラ
装置1L及び第2カメラ装置1Rによりキャッチされた
情報をカメラ映像として1個の画面に写し出すものであ
る。
【0003】次に、上述の車両用確認装置の操作作動に
ついて説明する。すなわち、図5中の斜線を施した部分
の自動車Cの左右両側後方の情報は、第1カメラ装置1
L及び第2カメラ装置1Rにより、キャッチされて映像
信号に変換される。そして、その映像信号に変換された
自動車Cの左右両側後方の情報は、カメラ映像としてモ
ニター装置2の1個の画面に映し出される。このモニタ
ー装置2の1個の画面に写し出されたカメラ映像を、ド
ライバーDが目視(図5中実線矢印を参照)して、自動
車Cの左右両側後方の情報を確認できる。すなわち、自
動車Cの周囲の死角を確認できる。この車両用確認装置
は、例えば、車庫入れ時、幅寄せ時、縦列駐車時、斜線
変更時等に使用される。
ついて説明する。すなわち、図5中の斜線を施した部分
の自動車Cの左右両側後方の情報は、第1カメラ装置1
L及び第2カメラ装置1Rにより、キャッチされて映像
信号に変換される。そして、その映像信号に変換された
自動車Cの左右両側後方の情報は、カメラ映像としてモ
ニター装置2の1個の画面に映し出される。このモニタ
ー装置2の1個の画面に写し出されたカメラ映像を、ド
ライバーDが目視(図5中実線矢印を参照)して、自動
車Cの左右両側後方の情報を確認できる。すなわち、自
動車Cの周囲の死角を確認できる。この車両用確認装置
は、例えば、車庫入れ時、幅寄せ時、縦列駐車時、斜線
変更時等に使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用確認装置は、一般に、モニター装置2の1個の
画面に、第1カメラ装置1Lでキャッチされた情報のカ
メラ映像と、第2カメラ装置1Rでキャッチされた情報
のカメラ映像とを、切り替えて写し出すものであるか
ら、カメラ映像の切替操作が煩雑である等の課題があ
る。
の車両用確認装置は、一般に、モニター装置2の1個の
画面に、第1カメラ装置1Lでキャッチされた情報のカ
メラ映像と、第2カメラ装置1Rでキャッチされた情報
のカメラ映像とを、切り替えて写し出すものであるか
ら、カメラ映像の切替操作が煩雑である等の課題があ
る。
【0005】本発明は、カメラ映像の切替操作が不要で
あり、しかも、ドライバーが左側、右側に向いて、車両
の左側、右側の情報のカメラ映像を確認することがで
き、ドライバーが安全運転に専念できる車両用確認装置
を提供することにある。
あり、しかも、ドライバーが左側、右側に向いて、車両
の左側、右側の情報のカメラ映像を確認することがで
き、ドライバーが安全運転に専念できる車両用確認装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、車両の左側に配置され、第1カメラ装
置によりキャッチされた車両の左側の情報をカメラ映像
として映し出す第1モニター装置と、車両の右側に配置
され、第2カメラ装置によりキャッチされた車両の右側
の情報をカメラ映像として映し出す第2モニター装置
と、からなることを特徴とする。
達成するために、車両の左側に配置され、第1カメラ装
置によりキャッチされた車両の左側の情報をカメラ映像
として映し出す第1モニター装置と、車両の右側に配置
され、第2カメラ装置によりキャッチされた車両の右側
の情報をカメラ映像として映し出す第2モニター装置
と、からなることを特徴とする。
【0007】この結果、本発明の車両用確認装置は、第
1カメラ装置によりキャッチされた車両の左側の情報が
第1モニター装置にカメラ映像として、また、第2カメ
ラ装置によりキャッチされた車両の右側の情報が第2モ
ニター装置にカメラ映像として、それぞれ別個にかつ同
時に映し出されるので、カメラ映像の切替操作が不要と
なる。
1カメラ装置によりキャッチされた車両の左側の情報が
第1モニター装置にカメラ映像として、また、第2カメ
ラ装置によりキャッチされた車両の右側の情報が第2モ
ニター装置にカメラ映像として、それぞれ別個にかつ同
時に映し出されるので、カメラ映像の切替操作が不要と
なる。
【0008】しかも、第1モニター装置が車両の左側に
配置され、かつ、第2モニター装置が車両の右側に配置
されているので、ドライバーが左側、右側に向いて、車
両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認することがで
きる。この左側の情報を左側に向いて見て、右側の情報
を右側に向いて見ると言う動作は、ドライバーの心理上
安心かつ安定するものであり、これにより、ドライバー
は安全運転に専念できる。
配置され、かつ、第2モニター装置が車両の右側に配置
されているので、ドライバーが左側、右側に向いて、車
両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認することがで
きる。この左側の情報を左側に向いて見て、右側の情報
を右側に向いて見ると言う動作は、ドライバーの心理上
安心かつ安定するものであり、これにより、ドライバー
は安全運転に専念できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用確認装置の
実施形態の2例を図1乃至図4を参照して説明する。図
1は本発明の車両用確認装置の第1実施形態を示す。こ
の例は、例えば自動車に装備されて、その自動車の左右
両側後方の死角を確認する例について説明する。図中、
図5と同符号は同一の物を示す。図において、2L、2
Rは第1モニター装置、第2モニター装置である。前記
第1モニター装置2Lは、自動車Cの左側、すなわち、
車内のうち、ドライバーDのアイポイントE.Pと左側
のバックミラー、この例ではドアーミラー装置DLとを
結んだほぼ直線上であって、ダッシュボードの左端に配
置されている。この第1モニター装置2Lは、第1カメ
ラ装置1Lによりキャッチされた自動車Cの左側後方の
情報をカメラ映像として映し出すものである。前記第2
モニター装置2Rは、自動車Cの右側、すなわち、車内
のうち、ドライバーDのアイポイントE.Pと右側のバ
ックミラー、この例ではドアーミラー装置DRとを結ん
だほぼ直線上であって、ダッシュボードの右端に配置さ
れている。この第2モニター装置2Rは、第2カメラ装
置1Rによりキャッチされた自動車Cの右側後方の情報
をカメラ映像として映し出すものである。
実施形態の2例を図1乃至図4を参照して説明する。図
1は本発明の車両用確認装置の第1実施形態を示す。こ
の例は、例えば自動車に装備されて、その自動車の左右
両側後方の死角を確認する例について説明する。図中、
図5と同符号は同一の物を示す。図において、2L、2
Rは第1モニター装置、第2モニター装置である。前記
第1モニター装置2Lは、自動車Cの左側、すなわち、
車内のうち、ドライバーDのアイポイントE.Pと左側
のバックミラー、この例ではドアーミラー装置DLとを
結んだほぼ直線上であって、ダッシュボードの左端に配
置されている。この第1モニター装置2Lは、第1カメ
ラ装置1Lによりキャッチされた自動車Cの左側後方の
情報をカメラ映像として映し出すものである。前記第2
モニター装置2Rは、自動車Cの右側、すなわち、車内
のうち、ドライバーDのアイポイントE.Pと右側のバ
ックミラー、この例ではドアーミラー装置DRとを結ん
だほぼ直線上であって、ダッシュボードの右端に配置さ
れている。この第2モニター装置2Rは、第2カメラ装
置1Rによりキャッチされた自動車Cの右側後方の情報
をカメラ映像として映し出すものである。
【0010】この第1実施形態における本発明の車両用
確認装置は、以上の如き構成からなるものであるから、
第1カメラ装置1Lによりキャッチされた自動車Cの左
側後方の情報が第1モニター装置2Lにカメラ映像とし
て、また、第2カメラ装置1Rによりキャッチされた自
動車Cの右側後方の情報が第2モニター装置2Rにカメ
ラ映像として、それぞれ別個にかつ同時に映し出される
ので、カメラ映像の切替操作が不要となる。
確認装置は、以上の如き構成からなるものであるから、
第1カメラ装置1Lによりキャッチされた自動車Cの左
側後方の情報が第1モニター装置2Lにカメラ映像とし
て、また、第2カメラ装置1Rによりキャッチされた自
動車Cの右側後方の情報が第2モニター装置2Rにカメ
ラ映像として、それぞれ別個にかつ同時に映し出される
ので、カメラ映像の切替操作が不要となる。
【0011】しかも、第1モニター装置2Lが車内のダ
ッシュボードの左端に配置され、かつ、第2モニター装
置2Rが車内のダッシュボードの右端に配置されている
ので、ドライバーDが左側、右側に向いて、車両の左
側、右側の情報のカメラ映像を確認することができる。
この左側の情報を左側に向いて見て、右側の情報を右側
に向いて見ると言う動作は、ドライバーDが左側、、右
側のドアーミラー装置DL、DRを見る動作と同様であ
るから、ドライバーDの心理上安心かつ安定するもので
あり、これにより、ドライバーDは安全運転に専念でき
る。
ッシュボードの左端に配置され、かつ、第2モニター装
置2Rが車内のダッシュボードの右端に配置されている
ので、ドライバーDが左側、右側に向いて、車両の左
側、右側の情報のカメラ映像を確認することができる。
この左側の情報を左側に向いて見て、右側の情報を右側
に向いて見ると言う動作は、ドライバーDが左側、、右
側のドアーミラー装置DL、DRを見る動作と同様であ
るから、ドライバーDの心理上安心かつ安定するもので
あり、これにより、ドライバーDは安全運転に専念でき
る。
【0012】図2乃至図4は本発明の車両用確認装置の
第2実施形態を示す。この例は自動車に装備されて自動
車の左右両側後方を確認する例について説明する。図
中、図1及び図5と同符号は同一の物を示す。図におい
て、20L、20Rは第1モニター装置、第2モニター
装置である。前記第1モニター装置20Lは、自動車C
の左側、すなわち、左側のドアーミラー装置DL内に内
蔵されている。この第1モニター装置20Lは、第1カ
メラ装置1Lによりキャッチされた自動車Cの左側後方
の情報をカメラ映像として映し出すものである。前記第
2モニター装置20Rは、自動車Cの右側、すなわち、
右側のドアーミラー装置DR内に内蔵されている。この
第2モニター装置20Rは、第2カメラ装置1Rにより
キャッチされた自動車Cの右側後方の情報をカメラ映像
として映し出すものである。
第2実施形態を示す。この例は自動車に装備されて自動
車の左右両側後方を確認する例について説明する。図
中、図1及び図5と同符号は同一の物を示す。図におい
て、20L、20Rは第1モニター装置、第2モニター
装置である。前記第1モニター装置20Lは、自動車C
の左側、すなわち、左側のドアーミラー装置DL内に内
蔵されている。この第1モニター装置20Lは、第1カ
メラ装置1Lによりキャッチされた自動車Cの左側後方
の情報をカメラ映像として映し出すものである。前記第
2モニター装置20Rは、自動車Cの右側、すなわち、
右側のドアーミラー装置DR内に内蔵されている。この
第2モニター装置20Rは、第2カメラ装置1Rにより
キャッチされた自動車Cの右側後方の情報をカメラ映像
として映し出すものである。
【0013】前記ドアーミラー装置DL、DRは、ミラ
ーハウジング10の開口部11に所謂ハーフミラー(半
反射半透過鏡)のミラー12が配置されている。このミ
ラー2は、図4に示すように、透明な材質、例えば透明
ガラスや透明樹脂等からなるミラー基板3と、そのミラ
ー基板3の裏面に設けられた多層膜の反射膜4とから構
成されている。なお、上述の反射膜4は、図面中、厚く
図示されている。前記多層膜の反射膜4は、真空中にお
いて、TiO2 (高屈折率の反射層)41、43とSi
O2 (低屈折率の反射層)42、44とを、400〜5
00nmの中心波長で、光学的膜厚λ/4にて、交互に
4層積層してなる多層膜をスパッタリング法や真空蒸着
法等により形成してなるものである。
ーハウジング10の開口部11に所謂ハーフミラー(半
反射半透過鏡)のミラー12が配置されている。このミ
ラー2は、図4に示すように、透明な材質、例えば透明
ガラスや透明樹脂等からなるミラー基板3と、そのミラ
ー基板3の裏面に設けられた多層膜の反射膜4とから構
成されている。なお、上述の反射膜4は、図面中、厚く
図示されている。前記多層膜の反射膜4は、真空中にお
いて、TiO2 (高屈折率の反射層)41、43とSi
O2 (低屈折率の反射層)42、44とを、400〜5
00nmの中心波長で、光学的膜厚λ/4にて、交互に
4層積層してなる多層膜をスパッタリング法や真空蒸着
法等により形成してなるものである。
【0014】前記反射膜4の裏面には、有色塗装(若し
くは有色板)5が配置されている。この有色塗装5に
は、開口部50が設けられている。上述の有色塗装5の
開口部50には、モニター装置20L、20Rが配置さ
れており、かつ、そのモニター装置20L、20Rの画
面20が反射膜4に対向されている。一方、前記有色塗
装5の色と、モニター装置20L、20Rがオフ状態の
時の画面20の色とはほぼ同色(黒色)をなす。なお、
モニター装置20L、20Rの画面20は、ドアーミラ
ー装置DL、DRのミラー12全面に亘る大きさでも良
いし、ミラー12の一部に亘る大きさでも良い。
くは有色板)5が配置されている。この有色塗装5に
は、開口部50が設けられている。上述の有色塗装5の
開口部50には、モニター装置20L、20Rが配置さ
れており、かつ、そのモニター装置20L、20Rの画
面20が反射膜4に対向されている。一方、前記有色塗
装5の色と、モニター装置20L、20Rがオフ状態の
時の画面20の色とはほぼ同色(黒色)をなす。なお、
モニター装置20L、20Rの画面20は、ドアーミラ
ー装置DL、DRのミラー12全面に亘る大きさでも良
いし、ミラー12の一部に亘る大きさでも良い。
【0015】この第2実施形態における本発明の車両用
確認装置は、以上の如き構成からなるものであるから、
上述の第1実施形態のものと同様の作用効果、すなわ
ち、第1カメラ装置1Lによりキャッチされた自動車C
の左側後方の情報が第1モニター装置20Lにカメラ映
像として、また、第2カメラ装置1Rによりキャッチさ
れた自動車Cの右側後方の情報が第2モニター装置20
Rにカメラ映像として、それぞれ別個にかつ同時に映し
出されるので、カメラ映像の切替操作が不要となる。
確認装置は、以上の如き構成からなるものであるから、
上述の第1実施形態のものと同様の作用効果、すなわ
ち、第1カメラ装置1Lによりキャッチされた自動車C
の左側後方の情報が第1モニター装置20Lにカメラ映
像として、また、第2カメラ装置1Rによりキャッチさ
れた自動車Cの右側後方の情報が第2モニター装置20
Rにカメラ映像として、それぞれ別個にかつ同時に映し
出されるので、カメラ映像の切替操作が不要となる。
【0016】しかも、第1モニター装置20Lが左側の
ドアーミラー装置DL内に内蔵され、かつ、第2モニタ
ー装置20Rが右側のドアーミラー装置DR内に内蔵さ
れているので、ドライバーDが左側、右側に向いて、左
側、右側のドアーミラー装置DL、DRを見ることによ
り、車両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認するこ
とができる。この結果、ドライバーDの心理上安心かつ
安定するものであり、これにより、ドライバーDは安全
運転に専念できる。
ドアーミラー装置DL内に内蔵され、かつ、第2モニタ
ー装置20Rが右側のドアーミラー装置DR内に内蔵さ
れているので、ドライバーDが左側、右側に向いて、左
側、右側のドアーミラー装置DL、DRを見ることによ
り、車両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認するこ
とができる。この結果、ドライバーDの心理上安心かつ
安定するものであり、これにより、ドライバーDは安全
運転に専念できる。
【0017】特に、この第2実施形態のものは、モニタ
ー装置20L、20Rの画面20にハーフミラー12が
設置されているものであるから、モニター装置20L、
20Rの使用時においては、モニター装置20L、20
Rの画面20のカメラ映像がハーフミラー12を通し
て、モニター装置20L、20Rの明るさで写し出され
る。さらに、モニター装置20L、20Rの使用時にお
いて、ドアーミラー装置DL、DRを格納状態とする
と、モニター装置20L、20Rの画面20とドアーの
ウインドウガラスとがほぼ平行なり、そのモニター装置
20L、20Rの画面20に無駄な外来光が入るのをで
きる限り遮断することができるので、モニター装置20
L、20Rの画面20のカメラ映像が明確に見える。ま
た、モニター装置20L、20Rの未使用時において
は、ハーフミラー12面全面に後方の視界像が写し出さ
れることとなる。この時、反射膜4の裏面において、有
色塗装5とモニター装置20L、20Rの画面20とが
ほぼ同色(黒色)をなすので、モニター装置20L、2
0Rの画面20とその他のミラー2面との境界線が不明
瞭となって、良好な視認性が得られることとなる。
ー装置20L、20Rの画面20にハーフミラー12が
設置されているものであるから、モニター装置20L、
20Rの使用時においては、モニター装置20L、20
Rの画面20のカメラ映像がハーフミラー12を通し
て、モニター装置20L、20Rの明るさで写し出され
る。さらに、モニター装置20L、20Rの使用時にお
いて、ドアーミラー装置DL、DRを格納状態とする
と、モニター装置20L、20Rの画面20とドアーの
ウインドウガラスとがほぼ平行なり、そのモニター装置
20L、20Rの画面20に無駄な外来光が入るのをで
きる限り遮断することができるので、モニター装置20
L、20Rの画面20のカメラ映像が明確に見える。ま
た、モニター装置20L、20Rの未使用時において
は、ハーフミラー12面全面に後方の視界像が写し出さ
れることとなる。この時、反射膜4の裏面において、有
色塗装5とモニター装置20L、20Rの画面20とが
ほぼ同色(黒色)をなすので、モニター装置20L、2
0Rの画面20とその他のミラー2面との境界線が不明
瞭となって、良好な視認性が得られることとなる。
【0018】なお、上述の実施の形態において、自動車
Cの左右両側後方を確認する場合について説明したが、
本発明の車両用確認装置は、上述の自動車C以外の車両
の周囲の情報確認にも使用でき、また、上述の左右両側
後方以外の範囲の情報確認にも使用することができる。
Cの左右両側後方を確認する場合について説明したが、
本発明の車両用確認装置は、上述の自動車C以外の車両
の周囲の情報確認にも使用でき、また、上述の左右両側
後方以外の範囲の情報確認にも使用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用確認装置は、第1カメラ装置によりキャッチされた車
両の左側の情報が第1モニター装置にカメラ映像とし
て、また、第2カメラ装置によりキャッチされた車両の
右側の情報が第2モニター装置にカメラ映像として、そ
れぞれ別個にかつ同時に映し出されるので、カメラ映像
の切替操作が不要となる。
用確認装置は、第1カメラ装置によりキャッチされた車
両の左側の情報が第1モニター装置にカメラ映像とし
て、また、第2カメラ装置によりキャッチされた車両の
右側の情報が第2モニター装置にカメラ映像として、そ
れぞれ別個にかつ同時に映し出されるので、カメラ映像
の切替操作が不要となる。
【0020】しかも、第1モニター装置が車両の左側に
配置され、かつ、第2モニター装置が車両の右側に配置
されているので、ドライバーが左側、右側に向いて、車
両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認することがで
きる。この左側の情報を左側に向いて見て、右側の情報
を右側に向いて見ると言う動作は、ドライバーDの心理
上安心かつ安定するものであり、これにより、ドライバ
ーDは安全運転に専念できる。
配置され、かつ、第2モニター装置が車両の右側に配置
されているので、ドライバーが左側、右側に向いて、車
両の左側、右側の情報のカメラ映像を確認することがで
きる。この左側の情報を左側に向いて見て、右側の情報
を右側に向いて見ると言う動作は、ドライバーDの心理
上安心かつ安定するものであり、これにより、ドライバ
ーDは安全運転に専念できる。
【図1】本発明の車両用確認装置の第1実施形態を示し
た平面説明図である。
た平面説明図である。
【図2】本発明の車両用確認装置の第2実施形態を示し
た平面説明図である。
た平面説明図である。
【図3】ドアーミラー装置の断面図である。
【図4】要部の一部拡大断面図である。
【図5】従来の車両用確認装置を示した平面説明図であ
る。
る。
1L…第1カメラ装置、1R…第2カメラ装置、2L、
20L…第1モニター装置、2R、20R…第2モニタ
ー装置、DL…左側のドアーミラー装置、DR…右側の
ドアーミラー装置、C…自動車(車両)、D…ドライ
バ、E.P…アイポイント、12…ハーフミラー。
20L…第1モニター装置、2R、20R…第2モニタ
ー装置、DL…左側のドアーミラー装置、DR…右側の
ドアーミラー装置、C…自動車(車両)、D…ドライ
バ、E.P…アイポイント、12…ハーフミラー。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の周囲の情報をキャッチして映像信
号に変換する撮像装置であって、前記車両の左側に搭載
され、その車両の左側の情報をキャッチする第1撮像装
置、及び、前記車両の右側に搭載され、その車両の右側
の情報をキャッチする第2撮像装置と、 前記第1撮像装置及び第2撮像装置によりキャッチされ
た車両の左側及び右側の情報をカメラ映像として映し出
すモニター装置と、から構成された車両用確認装置にお
いて、 前記モニター装置は、前記車両の左側に配置され、前記
第1撮像装置によりキャッチされた車両の左側の情報を
カメラ映像として映し出す第1モニター装置と、前記車
両の右側に配置され、前記第2撮像装置によりキャッチ
された車両の右側の情報をカメラ映像として映し出す第
2モニター装置と、からなる、 ことを特徴とする車両用確認装置。 - 【請求項2】 前記第1モニター装置は、車内のうち、
ドライバーのアイポイントと左側のバックミラーとを結
んだほぼ直線上に配置されており、 前記第2モニター装置は、車内のうち、ドライバーのア
イポイントと右側のバックミラーとを結んだほぼ直線上
に配置されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用確認装置。 - 【請求項3】 前記第1モニター装置は、左側のドアー
ミラー装置内に内蔵されており、 前記第2モニター装置は、右側のドアーミラー装置内に
内蔵されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212429A JP2001039217A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 車両用確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212429A JP2001039217A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 車両用確認装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001039217A true JP2001039217A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16622459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11212429A Abandoned JP2001039217A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 車両用確認装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001039217A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1314553C (zh) * | 2005-03-14 | 2007-05-09 | 韩善新 | 机动车左右侧图像显示倒车镜 |
US7835854B2 (en) | 2004-02-20 | 2010-11-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Condition detection and display system, condition detection and display method, control program for condition detection and display system, and storage medium storing the control program |
US8045003B2 (en) | 2004-02-20 | 2011-10-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Onboard display device, vehicle, display method, image display program and recording medium |
CN112937467A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-06-11 | 吉林大学 | 汽车后视镜无盲区视觉系统 |
WO2023067868A1 (ja) * | 2021-10-18 | 2023-04-27 | 日立Astemo株式会社 | 車載撮像システム |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP11212429A patent/JP2001039217A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050201 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070719 |