JP2001036099A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップのパッケージベースに対向する
面を発光面あるいは受光面とする光半導体装置として機
能させると共に、発光もしくは受光する光を部分的に遮
光することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供
すること。 【解決手段】 透光性ガラスからなるパッケージ基板2
0の他方の面20aに、開口部28を有した遮光部27
を形成し、半導体基板10の一方の面10aをパッケー
ジ基板20の一方の面20aと対向させた状態で、半導
体基板10をパッケージ基板20に搭載して、パッケー
ジ基板20の第1配線電極21と半導体基板10のバン
プ13とを電気接続し、半導体基板10とパッケージ基
板20とを一体化する。この一体化の後に、半導体基板
10とパッケージ基板20とを一体的に且つ貫通孔25
を横断して切断して、複数個の半導体チップ1とパッケ
ージベース2とに分離して個々の半導体装置Aを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップをワ
イヤボンディングを用いることなくパッケージする半導
体装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップのパッケージ構造と
して、ワイヤボンディングを用いない構造が提案されて
いる。例えば、特許第2800806号公報には、複数
の半導体チップに相当する素子が形成されている半導体
基板を、半導体チップを個々に搭載可能な電極及び外部
接続用電極が形成されているパッケージ基板に搭載し、
半導体基板とパッケージ基板とを相互に電気接続し、そ
の後半導体基板とパッケージ基板とを一体的に切断し
て、複数個の半導体チップとパッケージベースとに分離
して、パッケージベースと半導体チップとが同一平面形
状及び平面寸法に形成する半導体装置が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2800806号公報においては、上述した構成の半導
体装置を光半導体装置として機能させる点については、
何ら配慮がなされていない。例えば、特許第28008
06号公報に開示された半導体装置を光半導体装置とし
て機能させるためには、半導体チップのパッケージベー
スに対向する面の裏面から光を発光もしくは受光する必
要があり、半導体チップのパッケージベースに対向する
面を発光面あるいは受光面とすることは不可能であっ
た。また、特許第2800806号公報においては、発
光もしくは受光する光を部分的に遮光する詳細な構成に
ついても、何ら開示、示唆されていない。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、パッケージベースに半導体チップが搭載され、この
パッケージベースに設けられた外部接続用電極と前記半
導体チップとが電気接続される構成の半導体装置であっ
て、半導体チップのパッケージベースに対向する面を発
光面あるいは受光面とする光半導体装置として機能させ
ると共に、発光もしくは受光する光を部分的に遮光する
ことが可能な半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、パッケージベースに半導体チップが搭載され、パッ
ケージベースに設けられた外部接続用電極と半導体チッ
プとが電気接続されてなる半導体装置であって、半導体
チップのパッケージベースに対向する面には、光を受光
する受光部あるいは発光する発光部が設けられ、パッケ
ージベースは、光学的に透明な部材からなると共に、遮
光する遮光部が設けられており、遮光部には、所定位置
に光を透過させる開口部が形成されていることを特徴と
している。
【0006】このような構成を採用した場合、半導体チ
ップのパッケージベースに対向する面に設けられた光を
受光する受光部あるいは発光する発光部に対して、パッ
ケージベースは光を透過させるので、半導体装置自体
を、半導体チップのパッケージベースに対向する面を発
光面あるいは受光面とする光半導体装置として機能させ
ることが可能である。また、遮光部には、所定位置に光
を透過させる開口部が形成されているので、発光もしく
は受光する光を部分的に遮光することが可能となる。こ
こで、光学的に透明とは、所定波長の光に対して透過性
の極めて高い状態のことをいう。
【0007】また、遮光部は、パッケージベースの半導
体チップと対向する面あるいはその裏面の少なくとも一
方に、設けられていることが好ましい。このような構成
を採用した場合、発光もしくは受光する光を部分的に遮
光する遮光部を容易に形成することが可能となる。
【0008】また、遮光部は、パッケージベースの半導
体チップと対向する面及びその裏面に設けられており、
開口部の形状あるいは形成位置が各遮光部で異なること
が好ましい。このような構成を採用した場合、各遮光部
にて開口部の形状あるいは形成位置を異ならせているた
め、素子にて受光あるいは発光する光に指向性を持たせ
ることが可能となる。素子にて受光あるいは発光する光
の指向性は、パッケージベースの厚みにより管理される
ことにもなり、この指向性に関して、個々の半導体装置
ごとでバラツキが生じることを抑制することが可能とな
る。
【0009】また、パッケージベースの半導体チップと
対向する面の裏面に、パッケージベースの位置合わせ用
の凹部が形成されていることが好ましい。このような構
成を採用した場合、パッケージベースの半導体チップと
対向する面の裏面を搭載面とし、パッケージベースの半
導体チップと対向する面の裏面に形成された凹部を基準
として、半導体装置の搭載位置、搭載方向等の位置合わ
せを行えるので、外部基板等に半導体装置を搭載する際
の位置合わせ精度を向上させる、特に、素子による受光
指向性あるいは発光指向性のバラツキ発生を抑制でき、
光半導体装置としての半導体装置を高精度に搭載するこ
とが可能となる。
【0010】また、凹部は、半導体チップの受光部ある
いは発光部が形成された部分の外側部分に対向するパッ
ケージベース部分の裏面に形成されていることが好まし
い。このような構成を採用した場合、凹部が平面視で素
子の受光部あるいは発光部と重ならない位置に形成され
ることになるため、凹部により素子の受光あるいは発光
が妨げられることを回避し、素子の受光性能あるいは発
光性能が低下することを防止することが可能となる。
【0011】また、凹部は、パッケージベースを貫通し
て形成され、半導体チップとパッケージベースとの間に
所定幅の間隙を形成した状態で、半導体チップと外部接
続用電極とが電気接続されており、半導体チップとパッ
ケージベースとの間に形成された所定幅の間隙には、絶
縁性樹脂が注入されて、硬化されていることが好まし
い。このような構成を採用した場合、絶縁性樹脂を注入
する際に、半導体チップとパッケージベースとの間に形
成された間隙に存在するエアが凹部を介して排出される
ので、絶縁性樹脂を速やかに注入することができると共
に、絶縁性樹脂を注入した後のエア残りの発生を抑制す
ることができる。特に、エア残りの発生を抑制すること
により、半導体装置の温度変化により生じる応力の分布
をより均一にでき、素子あるいは半導体チップとパッケ
ージベースとの電気接続部への応力の作用が抑制され
て、これらの部分の破損を防ぎ、半導体装置の温度変化
に対する信頼性の低下を防ぐことが可能となる。
【0012】本発明に係る半導体装置の製造方法は、複
数の半導体チップに相当し、光を受光する受光部あるい
は発光する発光部が一方の面に形成されている半導体基
板を、半導体チップを個々に搭載可能な電極及び外部接
続用電極が形成され、光学的に透明な部材からなると共
に、所定位置に光を透過させる開口部を有する遮光部が
形成されているパッケージ基板に対して、素子が形成さ
れている面をパッケージ基板に対向させた状態で搭載
し、半導体基板とパッケージ基板とを相互に電気接続す
る工程と、半導体基板とパッケージ基板とを一体的に切
断して、複数個の半導体チップとパッケージベースとに
分離する工程と、を含むことを特徴としている。
【0013】このような構成を採用した場合、光を受光
する受光部あるいは発光する発光部が一方の面に形成さ
れている半導体基板を、光学的に透明な部材からなるパ
ッケージ基板に対して、素子が形成されている面をパッ
ケージ基板に対向させた状態で搭載した後に、半導体基
板とパッケージ基板とを一体的に切断して、複数個の半
導体チップとパッケージベースとに分離して個々の半導
体装置を形成しているので、半導体チップのパッケージ
ベースに対向する面を発光面あるいは受光面とする光半
導体装置として機能させることのできる半導体装置を容
易に製造することが可能である。また、遮光部には、所
定位置に光を透過させる開口部が形成されているので、
発光もしくは受光する光を部分的に遮光することが可能
となる。ここで、光学的に透明とは、所定波長の光に対
して透過性の極めて高い状態のことをいう。
【0014】また、遮光部を、パッケージベースの半導
体チップと対向する面あるいはその裏面の少なくとも一
方に、設けることが好ましい。このような構成を採用し
た場合、発光もしくは受光する光を部分的に遮光する遮
光部を容易に形成することが可能となる。
【0015】また、遮光部を、パッケージベースの半導
体チップと対向する面及びその裏面に設け、開口部の形
状あるいは形成位置を各遮光部で異ならすことことが好
ましい。このような構成を採用した場合、各遮光部にて
開口部の形状あるいは形成位置を異ならせているため、
素子にて受光あるいは発光する光に指向性を持たせるこ
とが可能となる。素子にて受光あるいは発光する光の指
向性は、パッケージベースの厚みにより管理されること
にもなり、この指向性に関して、個々の半導体装置ごと
でバラツキが生じることを抑制することが可能となる。
【0016】また、パッケージベースの半導体チップと
対向する面の裏面に凹部を設けることが好ましい。この
ような構成を採用した場合、パッケージベースの半導体
チップと対向する面の裏面を搭載面とし、パッケージベ
ースの半導体チップと対向する面の裏面に形成された凹
部を基準として、半導体装置の搭載位置、搭載方向等の
位置合わせを行えるので、外部基板等に半導体装置を搭
載する際の位置合わせ精度を向上させる、特に、素子に
よる受光指向性あるいは発光指向性のバラツキ発生を抑
制でき、光半導体装置としての半導体装置を高精度に搭
載することが可能となる。
【0017】また、凹部を、半導体基板とパッケージ基
板とを一体的に切断する際の切断軌跡上に形成し、半導
体基板とパッケージ基板とを一体的に切断する際に、凹
部を横断して切断することが好ましい。このような構成
を採用した場合、凹部を横断して、半導体基板とパッケ
ージ基板とを一体的に切断するので、個々の半導体装置
に分離した際に、凹部の一部がパッケージベースの端部
に切り欠かれた状態で残ることになる。このパッケージ
ベースの端部に切り欠かれた状態で残る凹部の一部を位
置決め用の位置決め部として用いることができ、パッケ
ージベースの端部に容易に位置決め用の位置決め部を設
けることが可能となる。また、凹部を平面視で素子の受
光部あるいは発光部と重ならない位置に形成することも
でき、凹部により素子の受光あるいは発光が妨げられる
ことを回避し、素子の受光性能あるいは発光性能が低下
することを防止することが可能となる。
【0018】また、凹部を、パッケージ基板を貫通して
形成し、半導体基板をパッケージ基板に搭載する際に、
半導体基板とパッケージ基板との間に所定幅の間隙を形
成し、間隙に、絶縁性樹脂を注入する工程を含むことが
好ましい。このような構成を採用した場合、絶縁性樹脂
を注入する際に、半導体基板とパッケージ基板との間に
形成された間隙に存在するエアが凹部を介して排出され
るので、絶縁性樹脂を速やかに注入することができると
共に、絶縁性樹脂を注入した後のエア残りの発生を抑制
することができる。特に、エア残りの発生を抑制するこ
とにより、半導体装置の温度変化により生じる応力の分
布をより均一にでき、素子あるいは半導体基板とパッケ
ージ基板との電気接続部への応力の作用が抑制されて、
これらの部分の破損を防ぎ、半導体装置の温度変化に対
する信頼性の低下を防ぐことが可能となる。
【0019】また、半導体基板のパッケージ基板と対向
する面の一部にアライメントパターンを形成し、パッケ
ージ基板の半導体基板と対向する面あるいはその裏面の
一部にアライメントパターンを形成し、半導体基板をパ
ッケージ基板に搭載する際に、これらのアライメントパ
ターンを利用して両者の位置決めを行うことが好まし
い。このような構成を採用した場合、パッケージ基板が
光学的に透明であることを利用して、パッケージ基板側
に位置決め用窓等を新たに形成することなく、半導体基
板とパッケージ基板との位置決めを行うことができ、半
導体装置の製造工程の簡略化を図ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。なお、図面の説明において同一の要素に
は同一の符号を付しており、重複する説明は省略する。
【0021】図1は、本発明による半導体装置の実施形
態を、製造工程順に説明する説明図であり、図2は半導
体基板の平面図、図4はパッケージ基板の平面図であ
る。図1(a)に示されるように、シリコン等の半導体
基板10は、一方の面10aに、ボンディングパッド1
1と、パッケージ基板20に対する半導体基板10の位
置合わせを行うための第1アライメントパターン12が
形成されている。ボンディングパッド11上には、電気
接続用に、Auあるいは半田等によるバンプ13が設け
られている。
【0022】半導体基板10は、図2に示されるよう
に、後に切断分離される多数個の半導体チップ1を含ん
でいる。各半導体チップ1は、図3に示されるように、
所定波長(例えば、近紫外から近赤外までの波長)の光
を受光する受光部14を有しており、受光部14の外側
にボンディングパッド11(本実施形態においては、4
箇所)が設けられている。第1アライメントパターン1
2は、図2に示されるように、半導体基板10の直径方
向の外周部分の2箇所に設けられており、フォトエッチ
ング技術等を用いて「+」字状に形成されている。この
第1アライメントパターン12は、ボンディングパッド
11と同じ配線を利用して形成することも可能である。
【0023】先ず、この半導体基板10を、図1(b)
に示されるように、半導体基板10より大きい面積を有
した矩形のパッケージ基板20上に搭載し、一体化す
る。パッケージ基板20は、受光部14が受光する光の
波長に対して光学的に透明な、透光性ガラスからなる。
パッケージ基板20の一方の面20aには、第1配線電
極21と、パッケージ基板20に対する半導体基板10
の位置合わせを行うための第2アライメントパターン2
2とが形成されている。パッケージ基板20の他方の面
20bには、外部基板(図示せず)と接続される第2配
線電極23が形成されており、この第2配線電極23に
は、外部基板(図示せず)との接続用に、Auあるいは
半田等によるバンプ24が設けられている。また、パッ
ケージ基板20には、図1(b)及び図4に示されるよ
うに、パッケージ基板20を貫通する貫通孔25が、フ
ォトエッチング技術を用いて形成されている。ここで、
第1配線電極21及び第2配線電極23は、各請求項に
おける外部接続用電極を構成している。貫通孔25は、
各請求項における凹部を構成している。
【0024】第1配線電極21は、図4及び図5に示さ
れるように、受光部14に対応する位置の外側で半導体
基板10のバンプ13(ボンディングパッド11)と対
応する位置に設けられており、パッケージ基板20を貫
通して設けられたスルーホール26内部の配線電極(図
示せず)を介して第2配線電極23と導通されている。
第2アライメントパターン22は、同じく図4に示され
るように、半導体基板10の第1アライメントパターン
12が形成された位置に対応する位置に、2箇所設けら
れており、フォトエッチング技術等を用いて第1アライ
メントパターン12より大きい「+」字状に形成されて
いる。貫通孔25は、図5に示されるように、後に半導
体基板10とパッケージ基板20とを一体的に切断する
際の切断軌跡C上に形成されており、受光部14に対応
する位置Dの外側で、矩形に形成される各半導体チップ
1の角部に対応する位置するように設けられる。
【0025】パッケージ基板20の他方の面20bに
は、図1(b)に示されるように、受光部14が受光す
る波長の光を遮光する遮光部27が印刷技術等を用いて
形成されている。遮光部27は、受光部14が受光する
波長の光を透過するスリット状の開口部28を有し、こ
の開口部28は、図5に示されるように、平面視でパッ
ケージ基板20の受光部14に対応する位置D内に設け
られている。
【0026】半導体基板10をパッケージ基板20に搭
載する際には、半導体基板10の受光部14及び第1ア
ライメントパターン12が形成された一方の面10aと
パッケージ基板20の第2アライメントパターン22が
形成された一方の面20aとを対向させた状態で、パッ
ケージ基板20に形成された第2アライメントパターン
22と半導体基板10に形成された第1アライメントパ
ターン12とを合致させて、位置合わせを行う。半導体
基板10とパッケージ基板20との位置合わせが終わっ
た後、パッケージ基板20の第1配線電極21と半導体
基板10のバンプ13とを公知の熱圧着等の接続技術を
用いて接続(フリップチップ接続)する。半導体基板1
0とパッケージ基板20とが電気接続された状態(図1
(b)に示された状態)において、半導体基板10とパ
ッケージ基板20との間には所定幅(例えば、100μ
m程度)の間隙30が形成されており、この間隙30の
幅はボンディングパッド11、バンプ13及び第1配線
電極21の厚さにより規定、管理されることになる。
【0027】半導体基板10をパッケージ基板20に搭
載し一体化すると、図1(c)に示されるように、半導
体基板10とパッケージ基板20との間に形成された間
隙30に、アンダーフィル樹脂31を充填し、硬化させ
る。アンダーフィル樹脂31は、受光部14が受光する
光の波長に対して光学的に透明で且つ絶縁性を有してお
り、例えば、シリコーン樹脂等にて構成される。
【0028】しかる上で、公知のダイシング技術等を用
いて、一体化された半導体基板10及びパッケージ基板
20を同時に切断する。一体化された半導体基板10及
びパッケージ基板20は、半導体基板10の他方の面1
0b(パッケージ基板20と対向する面の裏面)を下面
とされた状態(図1(c)に示される状態)で、ダイシ
ング装置(図示せず)に固定される。半導体基板10及
びパッケージ基板20がダイシング装置に固定される
と、パッケージ基板20の他方の面20b(半導体基板
10と対向する面の裏面)に形成された目印パターン
(図示せず)等を基準として、一体化された半導体基板
10及びパッケージ基板20が一体的に切断されて、図
1(d)に示されるように、複数個の半導体装置Aに分
離される。半導体基板10及びパッケージ基板20は、
25μm程度の厚さを有する切刃を用いて、貫通孔25
を横断して切断される。
【0029】上述したようにして製造された半導体装置
Aは、図1(d)及び図6に示されるように、パッケー
ジ基板20から分割された平面視矩形の四角が欠けた形
状のパッケージベース2と、半導体基板10から分割さ
れた平面視矩形の半導体チップ1とを有することにな
る。半導体チップ1の一方の面を1a、他方の面を1
b、パッケージベース2の一方の面を2a、他方の面を
2bとする。半導体チップ1の一方の面1a(パッケー
ジベース2と対向する面)には、受光部14が設けられ
ており、パッケージベース2の他方の面2b(半導体チ
ップ1と対向する面の裏面)には、開口部28を有した
遮光部27が設けられている。
【0030】受光部14が遮光部27の開口部28を透
過した所定波長の光を受光することにより生成される信
号は、受光部14からボンディングパッド11、バンプ
13、第1配線電極21、スルーホール26内部の配線
電極(図示せず)、第2配線電極23及びバンプ24を
介して、外部基板の電極(図示せず)に送られる。パッ
ケージベース2の角部(4箇所)には、貫通孔25を横
断して半導体基板10とパッケージ基板20とを一体的
に切断したので、個々の半導体装置Aに分離した際に、
貫通孔25の一部がパッケージベース2の角部を切り欠
いた状態の凹部3として残り、この凹部3が位置決め用
の位置決め部として用いられる。この半導体装置Aを外
部基板(図示せず)に搭載する際には、対角2箇所の凹
部3に対して外部基板側に設けられるガイドピン(図示
せず)を立てて位置合わせを行う。
【0031】上述した第1実施形態によれば、透光性ガ
ラスからなるパッケージ基板20の他方の面20b(半
導体基板10に対向する面の裏面)に、開口部28を有
した遮光部27を、各受光素子(半導体チップ1)毎に
形成し、半導体基板10の一方の面10aをパッケージ
基板20の一方の面20aと対向させた状態で、半導体
基板10をパッケージ基板20に搭載した後に、半導体
基板10とパッケージ基板20とを一体的に切断して、
複数個の半導体チップ1とパッケージベース2とに分離
して個々の半導体装置Aを形成しているので、半導体チ
ップ1の一方の面1a側を受光面とし、受光部14にて
受光する光を部分的に遮光し得る光半導体装置として機
能させることのできる半導体装置Aを容易に製造するこ
とが可能となる。遮光部27(開口部28)は、パッケ
ージ基板20と一体形成されているため、パッケージ基
板20が半導体基板10に対して位置合わせがなされる
と、(開口部28)と受光部14との位置合わせもなさ
れることになるため、(開口部28)と受光部14との
位置合わせも高精度に行われる。
【0032】また、後に半導体基板10とパッケージ基
板20とを一体的に切断する際の切断軌跡C上となる、
各受光部14に対応する位置Dの外側で且つ矩形に形成
される各半導体チップ1の角部に対応する位置するよう
に貫通孔25をパッケージ基板20に形成し、半導体基
板10とパッケージ基板20とを一体的に且つ貫通孔2
5を横断して切断して、複数個の半導体チップ1とパッ
ケージベース2とに分離して個々の半導体装置Aを形成
しているので、個々の半導体装置Aに分離した際に、貫
通孔25の一部がパッケージベース2の端部に切り欠い
た状態の凹部3として残ることになり、パッケージベー
ス2の角部に容易に位置決め用の位置決め部を設けるこ
とでき、パッケージベース2に位置合わせ用の凹部3が
形成された半導体装置Aを容易に製造することも可能と
なる。
【0033】また、パッケージ基板20に貫通孔25を
形成し、半導体基板10とパッケージ基板20との間に
所定幅の間隙30を形成して半導体基板10をパッケー
ジ基板20に搭載し、この間隙30に、アンダーフィル
樹脂31を充填するので、アンダーフィル樹脂31によ
りパッケージ基板20に形成された第1配線電極21と
半導体基板10に形成されたバンプ13との接続部位、
及び、バンプ13とボンディングパッド11との接続部
位を確実に保護することができると共に、半導体基板1
0とパッケージ基板20とがアンダーフィル樹脂31に
より接続され、機械的強度を増大させることができる。
アンダーフィル樹脂31を充填する際に、半導体基板1
0とパッケージ基板20との間に形成された間隙30に
存在するエアが貫通孔25を介して排出されるので、ア
ンダーフィル樹脂31を速やかに充填することができる
と共に、アンダーフィル樹脂31を充填した後のエア残
りの発生を抑制することができる。特に、エア残りの発
生を抑制することにより、半導体装置Aの温度変化によ
り生じるアンダーフィル樹脂31内での応力分布をより
均一化でき、受光素子(半導体チップ1)自体、あるい
は、上述された接続部位への応力の作用が抑制されて、
これらの部分の破損を防ぎ、半導体装置Aの温度変化に
対する信頼性の低下を防ぐことが可能となる。
【0034】また、パッケージ基板20は、所定波長の
光に対して光学的に透明な透光性ガラスからなり、半導
体基板10の一方の面10a(パッケージ基板20と対
向する面)の直径方向の外周部分に第1アライメントパ
ターン12を形成し、パッケージ基板20の一方の面2
0a(半導体基板10と対向する面)の第1アライメン
トパターン12と対応する位置に第2アライメントパタ
ーン22を形成し、半導体基板10をパッケージ基板2
0に搭載する際に、第1アライメントパターン12及び
第2アライメントパターン22を利用して両者の位置決
めを行うので、パッケージ基板20が所定波長の光に対
して光学的に透明であることを利用して、パッケージ基
板20側に位置決め用窓等を新たに形成することなく、
半導体基板10とパッケージ基板20との位置決めを行
うことができ、半導体装置Aの製造工程の簡略化を図る
ことが可能となる。
【0035】一方、半導体装置Aについては、半導体装
置A自体を、半導体チップ1の一方の面1a側を受光面
とし、開口部28を有した遮光部27により受光部14
にて受光する光を部分的に遮光し得る光半導体装置とし
て機能させることが可能である。
【0036】また、個々の半導体装置Aに分離した際
に、貫通孔25の一部がパッケージベース2の角部を切
り欠いた状態の凹部3として残り、この凹部3を基準と
して、半導体装置Aの搭載位置、搭載方向等の位置合わ
せを行え、外部基板(図示せず)への半導体装置Aを搭
載する際の位置合わせ精度を向上させることが可能とな
る。また、貫通孔25はフォトエッチング技術を用いて
形成されるので、より高精度に位置合わせを行うことが
できる。本実施形態においては、特に、半導体チップ1
を受光素子としていることから、受光部14が適切に光
を受光するように、半導体チップ1(半導体装置A)の
搭載位置、搭載方向等の位置合わせに対して、高精度さ
が求められるが、パッケージベース2(半導体装置A)
に位置決め用の凹部3が形成されるため、高精度に半導
体チップ1(半導体装置A)を搭載することが可能とな
る。
【0037】また、凹部3が、平面視矩形の四角が欠け
た形状ののパッケージベース2の各角部に設けられるこ
とから、受光素子(半導体チップ1)に対して複数箇所
設けられることになるので、半導体装置Aの搭載位置の
位置合わせを更に確実に行え、外部基板(図示せず)へ
の半導体装置Aを搭載する際の位置合わせ精度を更に向
上させることが可能となる。
【0038】また、貫通孔25は、各受光部14に対応
する位置Dの外側で且つ矩形に形成される各半導体チッ
プ1の角部に対応する位置するようにパッケージ基板2
0に形成されるので、個々の半導体装置Aに分離した際
に、貫通孔25の一部で構成される凹部3が、平面視
で、素子の受光部14と重ならない位置に形成されるこ
とになり、受光部14での光の受光が凹部3で妨げられ
ることが回避され、受光部14(受光素子)の受光性能
の低下を防止することが可能となる。
【0039】パッケージベース2(パッケージ基板2
0)に形成される遮光部27の変形例として、図7に示
されるように、遮光部27に対して複数の開口部28を
設けるようにしてもよい。また、図8に示されるよう
に、パッケージベース2の一方の面2a(半導体チップ
1に対向する面)に、開口部28を有する遮光部27を
形成するようにしてもよい。
【0040】更に、図9及び図10に示されるように、
パッケージベース2の一方の面2a(半導体チップ1に
対向する面)及び他方の面2b(半導体チップ1に対向
する面の裏面)に開口部28を有する遮光部27を形成
するようにしてもよい。パッケージベース2の一方の面
2a(半導体チップ1に対向する面)及び他方の面2b
(半導体チップ1に対向する面の裏面)に遮光部27を
形成することにより、受光素子にて受光する光に指向性
を持たせることができる。また、受光素子にて受光する
光の指向性は、パッケージベース(パッケージ基板)の
厚みにより管理されることになるので、個々の半導体装
置A毎で上述した指向性のバラツキが生じることを抑制
することも可能である。
【0041】なお、半導体基板10(半導体チップ1)
に形成される受光部14は、上述した波長範囲を受光す
るものに限られるものではなく、狭帯域の波長を選択的
に受光するものでもよく、半導体基板10(半導体チッ
プ1)には、受光部14に限らず、所定波長の光を発光
する発光部が形成されてもよい。また、第2アライメン
トパターン22をパッケージ基板20の一方の面20a
(半導体基板10と対向する面)に形成しているが、パ
ッケージ基板20は透光性ガラスからなるため、パッケ
ージ基板20の他方の面20b(半導体基板10と対向
する面の裏面)に形成してもよい。
【0042】また、パッケージ基板20に形成される貫
通孔25は、上述した位置に限られることなく、貫通孔
25を、半導体基板10とパッケージ基板20とを一体
的に切断する際の切断軌跡C上に形成し、受光部14に
対応する位置Dの外側で、矩形に形成される各半導体チ
ップ1の辺部に対応する位置、あるいは、パッケージ基
板20の半導体チップ1に対応する平面内の位置に設け
てもよい。また、貫通孔25(凹部3)の数も、上述し
た数に限られるものではない。
【0043】また、パッケージ基板20に貫通孔25を
設け、切断分離後の半導体装置Aの位置決め用の凹部3
を形成していたが、パッケージ基板20の他方の面20
b側からパッケージ基板20の略半分の厚さまで切削し
て凹部を形成し、切断分離後の半導体装置の位置決め用
の凹部としてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、パッケージベースに半導体チップが搭載され、
このパッケージベースに設けられた外部接続用電極と前
記半導体チップとが電気接続される構成の半導体装置で
あって、半導体チップのパッケージベースに対向する面
を発光面あるいは受光面とする光半導体装置として機能
させると共に、発光もしくは受光する光を部分的に遮光
することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の実施形態を、製造工
程順に説明する説明図である。
【図2】本発明による半導体装置の実施形態に含まれ
る、半導体基板の平面図である。
【図3】本発明による半導体装置の実施形態に含まれ
る、半導体基板の要部拡大平面図である。
【図4】本発明による半導体装置の実施形態に含まれ
る、パッケージ基板の平面図である。
【図5】本発明による半導体装置の実施形態に含まれ
る、パッケージ基板の要部拡大平面図である。
【図6】本発明による半導体装置の実施形態を示す斜視
図である。
【図7】本発明による半導体装置の実施形態の変形例を
示す断面図である。
【図8】本発明による半導体装置の実施形態の変形例を
示す断面図である。
【図9】本発明による半導体装置の実施形態の変形例を
示す断面図である。
【図10】本発明による半導体装置の実施形態の変形例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1…半導体チップ、2…パッケージベース、3…凹部、
10…半導体基板、11…ボンディングパッド、12…
第1アライメントパターン、14…受光部、20…パッ
ケージ基板、21…第1配線電極、22…第2アライメ
ントパターン、23…第2配線電極、25…貫通孔、2
7…遮光部、28…開口部、30…間隙、31…アンダ
ーフィル樹脂、A…半導体装置、C…切断軌跡、D…パ
ッケージ基板(パッケージベース)の受光素子に対応す
る位置。
フロントページの続き Fターム(参考) 4M109 AA01 BA03 CA05 DB16 EA10 EE12 EE13 GA01 5F041 AA37 CA91 DA04 DA09 DA20 DA43 5F044 KK06 KK21 KK27 LL02 RR19 5F088 BA16 BA18 CB20 FA09 HA10 HA20 JA03 JA18

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージベースに半導体チップが搭載
    され、前記パッケージベースに設けられた外部接続用電
    極と前記半導体チップとが電気接続されてなる半導体装
    置であって、 前記半導体チップの前記パッケージベースに対向する面
    には、光を受光する受光部あるいは発光する発光部が設
    けられ、 前記パッケージベースは、光学的に透明な部材からなる
    と共に、遮光する遮光部が設けられており、 前記遮光部には、所定位置に光を透過させる開口部が形
    成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光部は、前記パッケージベースの
    前記半導体チップと対向する面あるいはその裏面の少な
    くとも一方に、設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記遮光部は、前記パッケージベースの
    前記半導体チップと対向する面及びその裏面に設けられ
    ており、 前記開口部の形状あるいは形成位置が前記各遮光部で異
    なることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記パッケージベースの前記半導体チッ
    プと対向する面の裏面に、前記パッケージベースの位置
    合わせ用の凹部が形成されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記凹部は、前記半導体チップの受光部
    あるいは発光部が形成された部分の外側部分に対向する
    前記パッケージベース部分の裏面に形成されていること
    を特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記凹部は、前記パッケージベースを貫
    通して形成され、 前記半導体チップと前記パッケージベースとの間に所定
    幅の間隙を形成した状態で、前記半導体チップと前記外
    部接続用電極とが電気接続されており、 前記半導体チップと前記パッケージベースとの間に形成
    された所定幅の間隙には、絶縁性樹脂が注入されて、硬
    化されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 複数の半導体チップに相当し、光を受光
    する受光部あるいは発光する発光部が一方の面に形成さ
    れている半導体基板を、前記半導体チップを個々に搭載
    可能な電極及び外部接続用電極が形成され、光学的に透
    明な部材からなると共に、所定位置に光を透過させる開
    口部を有する遮光部が形成されているパッケージ基板に
    対して、前記素子が形成されている面を前記パッケージ
    基板に対向させた状態で搭載し、前記半導体基板と前記
    パッケージ基板とを相互に電気接続する工程と、 前記半導体基板と前記パッケージ基板とを一体的に切断
    して、複数個の半導体チップとパッケージベースとに分
    離する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記遮光部を、前記パッケージベースの
    前記半導体チップと対向する面あるいはその裏面の少な
    くとも一方に、設けることを特徴とする請求項7に記載
    の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記遮光部を、前記パッケージベースの
    前記半導体チップと対向する面及びその裏面に設け、 前記開口部の形状あるいは形成位置を前記各遮光部で異
    ならすことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記パッケージベースの前記半導体チ
    ップと対向する面の裏面に凹部を設けることを特徴とす
    る請求項7〜9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記凹部を、前記半導体基板と前記パ
    ッケージ基板とを一体的に切断する際の切断軌跡上に形
    成し、 前記半導体基板と前記パッケージ基板とを一体的に切断
    する際に、前記凹部を横断して切断することを特徴とす
    る請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記凹部を、前記パッケージ基板を貫
    通して形成し、 前記半導体基板を前記パッケージ基板に搭載する際に、
    前記半導体基板と前記パッケージ基板との間に所定幅の
    間隙を形成し、 前記間隙に、絶縁性樹脂を注入する工程を含むことを特
    徴とする請求項10又は11に記載の半導体装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 前記半導体基板の前記パッケージ基板
    と対向する面の一部にアライメントパターンを形成し、 前記パッケージ基板の前記半導体基板と対向する面ある
    いはその裏面の一部にアライメントパターンを形成し、 前記半導体基板を前記パッケージ基板に搭載する際に、
    これらのアライメントパターンを利用して両者の位置決
    めを行うことを特徴とする請求項7〜12に記載の半導
    体装置の製造方法。
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EP1981084A3 (en) * 2003-12-18 2009-02-18 Panasonic Corporation Solid-state imaging device, its production method, camera with the solid-state imaging device and light-receiving chip
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