JP2001035642A - 面状発熱体とこれを用いた加温用品 - Google Patents

面状発熱体とこれを用いた加温用品

Info

Publication number
JP2001035642A
JP2001035642A JP11204739A JP20473999A JP2001035642A JP 2001035642 A JP2001035642 A JP 2001035642A JP 11204739 A JP11204739 A JP 11204739A JP 20473999 A JP20473999 A JP 20473999A JP 2001035642 A JP2001035642 A JP 2001035642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
heating
carbon fibers
heating pieces
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11204739A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiko Hineno
道彦 日根野
Kiyoko Hineno
聖子 日根野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOTO LIFE KEA KK
Original Assignee
KYOTO LIFE KEA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOTO LIFE KEA KK filed Critical KYOTO LIFE KEA KK
Priority to JP11204739A priority Critical patent/JP2001035642A/ja
Publication of JP2001035642A publication Critical patent/JP2001035642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通気性を有していて熱分が発散し易く、例え
ば寝具や敷物などに用いた場合に、水分の蒸発が容易
で、例えば寝具や敷物などに用いた場合に、これらの内
部に熱がこもり難く、蒸れによる不快感を抑制できると
共に、雑菌などが繁殖し難く、それでいて消費電力の少
ない面状発熱体とこれを用いた加温用品を提供する。 【解決手段】 外部電源と接続可能な炭素繊維からなり
互いに導体により接続された複数の発熱片2と、この発
熱片2を大気から遮断可能に被覆する絶縁性基体1とを
備えていて、この基体1に発熱片2を貫通しない複数の
貫通孔3が形成されている面状発熱体とこれを用いた加
温用品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面状発熱体およびこ
れを用いた加温用品に関し、詳しくは、寝具、毛布、敷
物その他に利用可能な活性化炭素繊維を用いた面状発熱
体とこれを用いた加温用品に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで面状発熱体としては、例えば商
用AC電源と接続された発熱線をカーペットや毛布内に
密に配線したり、あるいは発熱流体を通流させた配管を
床に埋設して床暖房装置としたものなどがある。この
内、電気カーペットや電気毛布は室温の低い季節に暖房
用品として便利であり、可搬性があって移動容易であ
り、折り畳んだり巻き取ったりすることにより、別の収
納場所に収納することもでき、利便性は高く利用も多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気カ
ーペットや電気毛布を使用中に、不注意に液体を零した
りした場合、内部にしみ込んだ液体を除くには、単に拭
き取るだけでは不十分であり、時間がかかる。例えば、
就寝中の発汗などにより毛布内部にしみ込んだ湿分は、
容易に除くことができない。その結果、寝具内で熱がこ
もり、蒸れによる不快感を生じたり、雑菌やカビが繁殖
したりする要因になっている。特に、寝たきりの患者の
ような長期臥床患者の場合、従来の電気毛布を用いてい
ると、湿度の高い状態が維持され、患者に対する不快感
が増大するのみならず、患者の褥瘡などの病状を悪化さ
せることになっている。
【0004】しかも、従来の電気毛布などは温度制御さ
れていたとしても、その消費電力はそれほど少ないもの
ではなく、長期臥床患者などのような長期使用者にとっ
て少なくない負担になっている。
【0005】そこで、本発明の目的は、通気性を有して
いて熱分が発散し易く、例えば寝具や敷物などに用いた
場合に、水分の蒸発が容易で、これらの内部に熱がこも
り難く、蒸れによる不快感を抑制できると共に、雑菌な
どが繁殖し難く、それでいて消費電力の少ない面状発熱
体とこれを用いた加温用品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は各請求項記載
の発明により達成される。すなわち、本発明に係る面状
発熱体の特徴構成は、外部電源と接続可能な炭素繊維か
らなり互いに導体により接続された複数の発熱片と、こ
の発熱片を大気から遮断可能に被覆する絶縁性の基体と
を備えていて、この基体に前記発熱片を貫通しない複数
の貫通孔が形成されていることにある。
【0007】この構成によれば、発熱体が小片状である
ため消費電力が少なくて済むと共にこれら複数の発熱片
が大気から遮断されているため、通電しても酸化し難い
ことから劣化し難く耐久性がある。しかも、複数の発熱
片を含む基体に複数の貫通孔が形成されていることから
通気性に優れ、例えばカーペットや寝具用敷物として用
いた場合には、発熱片表面から直上に向かう熱の上昇の
みならず複数の貫通孔からも熱の上昇があるため、熱の
対流に伴う熱拡散が促進され、カーペッ具用敷物内部に
吸収されている湿分を効果的に蒸発させることができ
る。又、発熱体が小片状であるため発熱部分の設計の自
由度が高く、必要に応じて配置密度を高めたり、小さく
したりすることによって、用途に応じた効率の高い利用
が可能になる。
【0008】したがって、本発明によれば、汗などの水
分の蒸発が容易であり、カーペットや寝具用敷物の内部
に熱がこもり難く、蒸れによる不快感を抑制できると共
に、雑菌などが繁殖し難く、それでいて消費電力の少な
い面状発熱体を提供することができた。
【0009】前記炭素繊維が、その表面に多数のミクロ
ポアが形成された活性化炭素繊維からなり、前記絶縁性
基体が柔軟性を有する軟質樹脂またはゴム状弾性体であ
ることが好ましい。
【0010】この構成によれば、発熱体に通電して加熱
するに際し、活性度が強く効率的であり、しかも基体に
直接人体が触れるような用い方をしても、利用者に硬質
感その他の不快感を与えることがないので都合がよい。
【0011】前記活性化炭素繊維が、ビスコースレーヨ
ン系繊維を原料繊維とし、これを非酸化雰囲気中で90
0〜1300℃で燃焼して製造されたものであると共
に、前記絶縁性基体がシリコンゴムであることが好まし
い。
【0012】この構成によれば、製造された活性化炭素
繊維は、高いマイナスイオン放出能、高い遠赤外線放射
効率、優れた電磁波遮蔽効果などの諸物性を有するの
で、人体に対して健康維持、健康回復などに特に効果的
であって都合がよく、しかも、ビスコースレーヨン系繊
維は天然繊維であるため人体に無害であり、一部に炭素
化されない部分が残っていたとしても、他のパン系ある
いはピッチ系の炭素繊維に比べて安全性が極めて高く、
人体と接する可能性のあるカーペットや寝具用敷物など
に用いる場合に特に都合がよい。しかも、ビスコースレ
ーヨン系繊維から得られた炭素繊維は、パン系あるいは
ピッチ系の炭素繊維に比べて、引張力、弾性力などの強
度は低いが、微細なミクロポアが一層多数形成され、し
かも柔軟性に富み、カーペットや寝具用敷物などに採用
する場合に好都合である。
【0013】尚、ここで「非酸化雰囲気」とは、真空
(減圧)雰囲気、不活性ガス雰囲気など酸化し難い雰囲
気を意味する。又、絶縁性基体がシリコンゴムである
と、軟質であり、人体が直接触れたとしても、風合いに
優れるため違和感を与えることが少なく、しかもこのよ
うに構成された面状発熱体であると、水洗いが可能にな
るため洗濯が容易となって都合がよい。
【0014】又、本発明に係る加温用品の特徴構成は、
請求項1〜3のいずれか1項の面状発熱体と、この下方
に配置する空気マットとを有することにある。
【0015】この構成によれば、例えば長期臥床患者な
どに敷布団に代えて使用した場合、褥瘡の発生を確実に
予防できると共に、環境が著しく改善されるために褥瘡
から回復することも可能となる。従って、通気性を有し
ていて熱分が発散し易く、例えば寝具や敷物などに用い
た場合に、水分の蒸発が容易で、これらの内部に熱がこ
もり難く、蒸れによる不快感を抑制できると共に、雑菌
などが繁殖し難く、それでいて消費電力の少ない加温用
品を提供することができた。
【0016】更に又、本発明に係る加温用品の特徴構成
は、請求項1〜3のいずれか1項の面状発熱体と、その
表面に被覆される起毛可能素材とを有することにある。
【0017】この構成によれば、長期臥床患者の褥瘡に
対して予防、治癒のいずれにも効果的であると共に、総
合的、多面的に長期臥床患者などの自然治癒力を高めて
健康を回復可能にし、かつ健常者に対しては安眠を促し
すことができる。従って、この構成によっても、通気性
を有していて熱分が発散し易く、寝具などに用いた場合
に、水分の蒸発が容易で、これらの内部に熱がこもり難
く、蒸れによる不快感を抑制できると共に、雑菌などが
繁殖し難く、それでいて消費電力の少ない加温用品を提
供することができた。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本実施形態のこの面状
発熱体Aを加温用品の一例である寝具用敷物に利用した
例を示し、図2はこの寝具用敷物を空気マットMの上に
設置して使用する状態を示す。
【0019】この面状発熱体Aは、シリコンゴムからな
る基体1の内部に発熱片である短冊状炭素繊維2を多数
埋設して構成されており、これら短冊状炭素繊維2が導
線(図示略)により互いに接続されていると共に、不図
示の電源から通電されるようになっている。面状発熱体
Aの上面1aには比較的微小な畳目状の凹凸が形成され
ていると共に、下面1bには空気マットMの表面凹凸に
ぴったりと嵌合可能になるような比較的大きい弧状の凹
所を備えた凹凸形状に構成されている。もっとも、空気
マットMを使用しない場合は、下面1bを図示したよう
な凹凸形状にする必要がないことは言うまでもない。
又、面状発熱体Aの上面1aに畳目状の凹凸が形成され
ているのは、人体が横たわったときにも、人体と面状発
熱体Aの上面1aとの間で空気の流通路を確保するため
である。
【0020】短冊状炭素繊維2はシリコンゴムからなる
基体1内に埋設されており、大気とは遮断されているの
で、通電しても酸化し難く、従って長年月使用しても発
熱体自体が劣化しないので、この面状発熱体Aは耐久性
に優れたものとなる。
【0021】外部の電源は商用のAC電源でもよく、蓄
電器その他のDC電源でもよい。電源と面状発熱体Aと
の間には、面状発熱体Aの温度を所定範囲にコントロー
ル可能な制御器を接続してもよく、タイマーなどを取り
付けてもよい。尚、空気マットMには空気圧調整装置を
備えることが望ましい。空気圧調整装置を備えると、空
気マットM内の空気圧が一定に長く保持されるので都合
がよい。もっとも、空気圧調整装置と共に、あるいはこ
れに代えて送風装置を備えた空気マットであってもよ
い。
【0022】更に、基体1には円筒状をした多数の小孔
3が、発熱片2が配置されている個所を除いて、基体の
全面かつ縦横に可能な限り均一で高密度になるように穿
かれている。図1に示す寝具用敷物の寸法は、例えば約
100×200cmとなっており、その中に内径約5m
mΦの小孔3が2000個程度形成されている。小孔3
の内径は数mm〜10mmΦ程度が好ましく、あまり大
きいと接触する人体側に不快な凹凸感を与えて好ましく
なく、小さ過ぎると塵芥などが集積し易くなって好まし
くない。
【0023】これら多数の小孔3は、発熱片2の発熱に
よる熱の発生を孔の周囲側面から上昇させる機能を有し
ているが、この場合、小孔3が筒状をなしていることか
ら、渦状の熱の上昇をもたらし、一層熱の対流を促進さ
せることになる。その結果、例えば長期臥床患者にあっ
ても、湿度の高い不快な高温高湿状態から開放される共
に、寝具周りに雑菌、カビなどの繁殖を抑えて、褥瘡な
どの難治性の皮膚疾患から回復するようになる。
【0024】発熱片を構成する短冊状炭素繊維2は、ビ
スコースレーヨン系繊維を原料繊維とし、これを減圧下
のような非酸化雰囲気中で900〜1300℃で燃焼し
て製造されたもので、その表面に数μm〜1μm以下の
径で、かつ長さ数μm程度の多数のミクロポアが形成さ
れた活性度の高い活性化炭素繊維となっている。この活
性化炭素繊維は、高温で加熱されているので原料繊維が
ほぼ完全に炭化されていて、適度な抵抗と高い導電性を
備え、加熱に際して遠赤外線の放射効率が高く、更にマ
イナスイオン放出能が高く、優れた電磁波遮蔽効果を有
するなどの特質がある。
【0025】次に、面状発熱体Aの製造方法を、図3を
参照して説明する。下型4に対してある程度の量の液状
シリコンゴムを予め注入しておく。注入されたシリコン
ゴムが固まった段階で、各短冊状炭素繊維2を導線で接
続した多数の短冊状炭素繊維2を固化したシリコンゴム
1上に設置する。シリコンゴムの固化は常温で放置する
ことによっても行ってもよいし、加温して固化を促進さ
せるようにしてもよい。多数の短冊状炭素繊維2を配置
した後、更にその上からシリコンゴム注入機6により液
状のシリコンゴムを注入し、注入完了すると上型5をこ
れに重ねることによって、面状発熱体Aの上面にも所定
の模様、この場合、畳目状の凹凸模様を形成する。シリ
コンゴムが固化し終えると、型より面状発熱体Aを取り
外し、短冊状炭素繊維2に埋設個所とは異なる位置で多
数の小孔3を形成するため、ドリルなどの工具を用いて
穿孔する。
【0026】もっとも、下型に小孔3を形成するための
突起を設けると共に、上型にもこの突起を嵌入させる孔
を設けておき、シリコンゴムを注入し固化すると同時に
多数の小孔3が形成されるようにしてもよい。又、小孔
3の形状、個数、分布などは種々に変更可能であり、上
述したように、炭素繊維2や導体を貫通することなく、
できるだけ高密度かつ均一に小孔3を形成することが好
ましい。
【0027】このようにして製造された面状発熱体A
は、注入したシリコンゴムが炭素繊維2の表面を大気と
確実に遮断可能に被覆すると共に、炭素繊維内部にも浸
透し、結果的に炭素繊維を補強することになるので、耐
久性の高いものとなっている。つまり、この面状発熱体
Aに、機械的な外力、例えば過酷な曲げ応力や圧縮応力
などが加えられたとしても、炭素繊維からなる発熱体は
容易に損傷を受けることがなく、その機能を長く維持す
ることができる。
【0028】
【実施例】(実施例1)面状発熱体の表面温度40℃を
達成するための消費電力を調べた。縦27cm、横39
cm、厚み約0.1cmの活性化炭素繊維を15枚を互
いに導線で接続してから、これを100cm×200c
mのシリコンゴムに埋設した。これに対して100Vの
AC電源から変圧装置を用いて21Vに変圧して通電し
たところ、消費電力は126Wであった。21Vに変圧
したのは、加熱しすぎて温度が上がりすぎるのを避けた
ためである。
【0029】(実施例2)幅1cm、長さ6cm、厚み
約0.1cmの活性化炭素繊維45枚を互いに導線で接
続して縦27cm、横39cmの大きさのシートを作成
した。このシート15枚を互いに導線で接続してから、
100cm×200cmのシリコンゴムに埋設した。こ
れに対して100VのAC電源から変圧装置を用いて9
Vに変圧して通電したところ、面状発熱体の表面温度4
0℃を達成するための消費電力は284Wであった。
【0030】従来の電気毛布が100Vの商用電源を用
いて400〜800Wの電力を消費していたことと比較
すると、実施例1、2共に実用温度を達成するに要する
消費電力は極めて少ないことがわかる。
【0031】〔別実施の形態〕 (1) 上記実施形態では、活性化炭素繊維をシリコン
ゴムの内部に埋設配置して寝具用敷物を構成したが、シ
リコンゴムに代えてキャステイング型のポリウレタン樹
脂、弾性エポキシ樹脂などを基体として用いてもよく、
その他の軟質樹脂、天然ゴム、合成ゴム等を使用しても
よい。もっとも、人体に直接、間接に触れる寝具や寝装
品など以外の用途の使用に供する場合は、絶縁性基体は
必ずしも軟質である必要はなく、床暖房や温室、ビニー
ルハウスの等の暖房に用いる場合は、硬質の絶縁性基
体、例えば熱硬化性樹脂などであってもよい。
【0032】更に高温、例えば200〜300℃程度に
加熱の必要のある、保温槽、均熱槽あるいは恒温槽など
の用途に用いる場合には、基体として、より耐熱性のあ
るSiO2 、Al23 などのセラミックその他の材料
を用いるようにすればよい。
【0033】(2) 上記実施形態では、加温用品とし
て寝具用敷物を例に挙げたが、これ以外に毛布、座布
団、玄関マット、台所マット、更には便座などとしても
本発明は利用できる。又、個人用として手袋、腹巻、
靴、寝袋などに、電池を電源として用いてもよく、ある
いは各種車両の暖房用シート、更には待合室の長椅子、
ベンチなどとして利用することもできる。
【0034】毛布などに使用する場合、面状発熱体の表
面を起毛可能素材と複合するようにする。起毛可能素材
としては、アクリル繊維、レーヨン、毛などを使用する
ことができる。又、各種綿を配合して綿毛布としてもよ
い。
【0035】(3) 絶縁性基体は発熱体である炭素繊
維の周辺に配置して炭素繊維を被覆できればよく、その
外側にはその他の材料を複合することができる。
【0036】(4) 本発明の面状発熱体は消費電力が
少ないので、外部電源としては商用AC電源のみなら
ず、一次あるいは二次電池を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面状発熱体を用いた寝具の斜視図
【図2】図1の寝具の使用状態を説明する断面図
【図3】本発明の面状発熱体の製造方法を説明する断面
【符号の説明】
1 基体 2 発熱片 3 小孔 M 空気マット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源と接続可能な炭素繊維からなり
    互いに導体により接続された複数の発熱片と、この発熱
    片を大気から遮断可能に被覆する絶縁性基体とを備えて
    いて、この基体に前記発熱片を貫通しない複数の貫通孔
    が形成されている面状発熱体。
  2. 【請求項2】 前記炭素繊維が、その表面に多数のミク
    ロポアが形成された活性化炭素繊維からなり、前記絶縁
    性基体が柔軟性を有する軟質樹脂またはゴム状弾性体で
    ある請求項1の面状発熱体。
  3. 【請求項3】 前記活性化炭素繊維が、ビスコースレー
    ヨン系繊維を原料繊維とし、これを非酸化雰囲気中で9
    00〜1300℃で燃焼して製造されたものであると共
    に、前記絶縁性基体がシリコンゴムである請求項2の面
    状発熱体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項の面状発熱
    体と、この下方に配置する空気マットとを有する加温用
    品。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項の面状発熱
    体と、その表面に被覆される起毛可能素材とを有する加
    温用品。
JP11204739A 1999-07-19 1999-07-19 面状発熱体とこれを用いた加温用品 Pending JP2001035642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11204739A JP2001035642A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 面状発熱体とこれを用いた加温用品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11204739A JP2001035642A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 面状発熱体とこれを用いた加温用品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001035642A true JP2001035642A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16495527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11204739A Pending JP2001035642A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 面状発熱体とこれを用いた加温用品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001035642A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437916A1 (en) * 2001-09-14 2004-07-14 Sanei Kensetsu Kabushiki Kaisha Heating element using charcoal
JP2015209629A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 飛宏科技股▲ふん▼有限公司Phihong Technology Co., Ltd. コントローラー付き電熱服/パンツ
JP2016008369A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 飛宏科技股▲ふん▼有限公司Phihong Technology Co., Ltd. シリコーンゴム電熱シート付き電熱服/パンツおよびその付属品

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437916A1 (en) * 2001-09-14 2004-07-14 Sanei Kensetsu Kabushiki Kaisha Heating element using charcoal
EP1437916A4 (en) * 2001-09-14 2005-11-09 Sanei Kensetsu Kabushiki Kaish HEATING ELEMENT USING COAL
JP2015209629A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 飛宏科技股▲ふん▼有限公司Phihong Technology Co., Ltd. コントローラー付き電熱服/パンツ
JP2016008369A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 飛宏科技股▲ふん▼有限公司Phihong Technology Co., Ltd. シリコーンゴム電熱シート付き電熱服/パンツおよびその付属品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011152636A2 (ko) 냉방 및 난방 기능을 갖는 매트리스
US6028241A (en) Patient underpad
KR200465820Y1 (ko) 건강 기능성 침구류
JP2001035642A (ja) 面状発熱体とこれを用いた加温用品
KR200188030Y1 (ko) 토르마린코팅층을 갖는 매트리스
KR200427200Y1 (ko) 전기매트
WO2006001980A2 (en) A non-powered heat wick for skin cooling
CN205306516U (zh) 一种保健理疗坐垫
JP3207999U (ja) リバーシブルマットレス。
KR101314561B1 (ko) 사계절용 전열 카페트
KR100557249B1 (ko) 세라믹을 이용한 온열전위 침대커버
JPH07255866A (ja) 磁気治療用マットレス
CN217987147U (zh) 一种基于石墨烯复合膜的远红外发热床垫
CN211795652U (zh) 带有强磁保健功能的褥子
JP3011828U (ja) 空気孔を有するマットレスの芯材
KR102673665B1 (ko) 3d 매쉬 시트를 포함한 온열매트
JPH11113689A (ja) 体圧分散マット
CN202211475U (zh) 一种高效保暖电热毯
JP3042314U (ja) 遠赤外線放射マット
JP3058845U (ja) 敷き具
JP3922983B2 (ja) 生地及びこれを用いた採暖具
KR200293932Y1 (ko) 실리콘 카본히터를 이용한 온열 매트리스의 적층구조
JP2004016457A (ja) デスクワーク用下肢保温具
KR20110103782A (ko) 반신욕 기능을 갖는 발열 매트리스 및 침대
TWM649709U (zh) 多功能薄型墊體結構