JP2001035080A - ディスク制御装置および記録媒体 - Google Patents
ディスク制御装置および記録媒体Info
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Abstract
を拡張しつつ常に高い冗長性を維持することにある。 【解決手段】 データ書込み・読み出し要求を発生する
ホスト計算機1と、複数のディスク21〜26と、ホス
ト計算機1からデータ書込み・読み出し要求を受けてデ
ィスクへのデータ書込み・読み出し制御を行う制御装置
3とを設け、この制御装置は、ホスト計算機1からデー
タ書込みの論理クラスタ番号を受けると、1台のディス
ク満配状態まで全ディスクによるデータ多重化を行い、
満配状態となれば、そのデータ量に応じて順次多重化を
下げてデータ格納領域を拡張し、同時に高い冗長性を維
持できる範囲で多重化を終了するディスク制御装置であ
る。
Description
ク装置を備えたディスク制御装置および記録媒体に関す
る。
装置が一般的なデバイスであるが、信頼性に欠ける面が
あることから、2重化方式やRAID(Redundant Arra
ys ofIndependent Disk)構成を採用することにより、
信頼性の低さを補っているのが現状である。
タを2つずつ格納するので、格納されるデータの信頼性
が高くなるが、その分記憶容量が半分(50%)に減少
する。
ディスク装置にデータを格納し、他の1台のディスク装
置にパリティを格納する構成を採る場合、83%のデー
タ格納領域となり、およそ16%のデータ記憶容量が減
少する。
量をある一定の値に決めておき、その範囲内でデータを
格納する,いわゆるスタティック(固定的)な構成によ
って運用されている。
スタティックなデータ格納方法では、データ格納領域が
大きいにも拘らずデータ量が少ない場合、本来であれば
冗長度を高めて信頼性を上げることが可能であるが、そ
のような手段を講じないために信頼性が低いままとな
り、磁気ディスク装置に無駄が生じる問題がある。
性能を上げることが可能であるにも拘らず、その手立て
が講じられていないのが現状である。
で、データ量に応じて動的にデータ格納領域を拡張しな
がら高い冗長性を維持するディスク制御装置を提供する
ことにある。
能の向上を図るディスク制御装置を提供することにあ
る。
にデータ格納領域を拡張しながら高い冗長性を持たせる
うるプログラムを記録した記録媒体を提供することにあ
る。
に、本発明は、データの書込み要求を出力するデータ書
込み要求手段と、データを格納する所定のクラスタ数を
有する複数のディスクと、前記データ書込み要求手段か
らデータの書込み要求を受けたとき、初期データ格納時
に前記全ディスクに同一データを格納し、書込みデータ
量が前記所定のクラスタ数を越えるごとに2重化になる
までデータ格納領域を拡張してデータを書込むディスク
制御処理手段とを備えたことを特徴とするディスク制御
装置。
より、データの書込み要求があると、ディスク制御処理
手段は、全ディスクにデータを書込んで多重化するが、
書込みデータ量がディスクの所定のクラスタ数を越えた
とき、全ディスクの半分のディスクにデータを上書きす
ることによりデータ格納領域を拡張する代わりに、多重
化を初期段階の半分に落とし、更に書込みデータ量が多
くなったとき、2重化になるまでデータ格納領域を拡張
するものである。
有し、前記所定のクラスタ数を有する複数のディスクを
多重化するためのプログラムを記録した記録媒体であっ
て、コンピュータに、前記ディスク割付け用カウンタを
初期化する初期化処理機能と、データ書込み時、前記ク
ラスタに相当する書込みデータ量ごとに前記カウンタを
インクリメントし、当該カウンタのカウント値が前記所
定のクラスタ数を越えるまで、前記ディスクに同一デー
タを書込んで多重化処理する第1の多重化処理機能と、
前記書込みデータ量に対応する前記カウンタのカウント
値が前記所定のクラスタ数を越えるごとに2重化になる
まで多重化し、前記ディスクのデータ格納領域を拡張す
る第2の多重化処理機能とを実現させるため前記プログ
ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であ
る。
ピュータが記録媒体に記録されるプログラムを読取るこ
とにより、複数のディスクにデータを格納するに際し、
書込みデータ量に応じて多重化を落としながらデータ格
納領域を拡大でき、2重化になるまで多重化することに
より、冗長性を確保可能となる。
データ書込み要求を出力する計算機と、所定のクラスタ
番号のデータ格納領域を有する複数のディスクと、各デ
ィスクの物理クラスタ番号を論理クラスタ番号に変換す
る第1変換テーブル、前記論理クラスタ番号を前記物理
クラスタ番号に変換する各ディスクごとの第2変換テー
ブル、前記計算機から論理クラスタ番号によるデータ書
込み要求を受けたとき、前記第1変換テーブルを参照し
て論理クラスタ番号無しのとき2重化になるまで当該論
理クラスタ番号を設定し、かつ、前記複数のディスクの
対応する物理クラスタ番号のデータ格納領域にデータを
書込むデータ書込み制御手段、前記計算機から前記論理
クラスタ番号によるデータ読み出し要求を受けたとき、
前記第2変換テーブルを参照して前記複数のディスクか
らデータを読み出すデータ読み出し制御手段を有する制
御装置とを備えたディスク制御装置である。
とにより、計算機から論理クラスタ番号のデータ書込み
要求を受けると、データ書込み制御手段は、第1変換テ
ーブルを参照し、各ディスクの物理クラスタに論理クラ
スタ番号が設定されていないとき、例えばディスク6台
に対してデータを6重化構成とし、また書込み要求が有
れば、3重化、2重化になるように論理クラスタ番号を
設定するので、信頼性を上げることができる。
多重化された所定のクラスタ数のデータを読み出すディ
スク制御装置において、データ読み出し要求に対するデ
ィスクデータ読み出し時、前記複数のディスクからクラ
スタ位置情報を発生する位置情報発生手段と、この位置
情報発生手段から発生される最初のディスクのクラスタ
位置情報に基づき、全ディスクのクラスタ位置情報から
同時に所定のクラスタ数のデータを読み出すデータ読み
出し制御手段とを設けたディスク制御装置である。
ディスクの最初のクラスタ位置情報を検出した後、全デ
ィスクのクラスタ位置情報から同時に所定クラスタ数の
データを読み出すので、所要とするデータを短時間に読
み出しできる。
装置および記録媒体の実施の形態について図面を参照し
て説明する。
発明に係るディスク制御装置および記録媒体の一実施の
形態を説明する図であって、図1はディスク制御装置の
基本的な構成を示す図、図2ないし図9はデータ量に応
じて動的にデータ格納領域を可変させたときの磁気ディ
スク装置のデータ格納状態を示す図である。
を設け、データの初期格納段階では、複数のデータ格納
装置に同じデータを格納することにより多重化構成を採
用して信頼性を上げ、データ量が増えるに従ってその多
重化数を減らしながらデータ格納領域を拡張する例であ
る。
説明する。
データの読み出し・書込み要求を出力するデータ読み出
し・書込み要求手段としてのホスト計算機1と、実際に
データを格納するデータ格納装置である例えば6台の磁
気ディスク装置(以下、ディスクと呼ぶ)21〜26
と、前記ホスト計算機1からアクセス要求を受けたと
き、その要求内容に応じてディスク21〜26に対する
データの読み出し・書込み制御を実行する制御装置3と
から成る。
でデータの読み出し・書込み要求および各ディスク21
〜26に対する読み出し・書込みデータの授受を行うイ
ンターフェイス31、データ読み出し要求に基づいてデ
ータを一時的に保存するキャッシュメモリ32、データ
量に応じてディスクのデータ多重化構成を可変するプロ
グラムを記憶する記録媒体33、この記録媒体33に記
録されるプログラムを実行するCPUで構成されたディ
スク制御処理部34、この処理部34による処理中デー
タ,処理後データその他必要なデータを記憶するRAM
35、ホスト計算機1から読み出し・書込み時に出力さ
れる論理クラスタをディスク側の物理クラスタに変換す
る変換テーブル36等が設けられている。
ィスク、磁気テープ、CD−ROM、DVD−ROM、
フロッピーディスク、MO、CD−R、メモリカードな
どが用いられる。
台のディスク21〜26を用い、各ディスク21〜26
の内部はデータを細かく格納するためのOS(Operatin
g System)の最小単位であるクラスタと呼ぶ単位により
管理するものとする。因みに、ここでは、ディスク1台
のクラスタ番号は0〜99,つまり100クラスタに分
けるものとする。また、一般的に、ファイルシステムは
クラスタ数の小さい番号の順番に用いるように作られて
いる。
2を参照して説明する。
制御処理部34は、記録媒体33に記録されるプログラ
ム(図2参照)に従ってRAM35などの不要データを
消去し、さらに例えばRAMなどに設けられるディスク
割付け用カウンタを初期化処理(CN=0)した後(S
1:初期化処理機能)、ホスト計算機1からデータ書込
み要求が有るか否かを判断する(S2)。
データをキャッシュメモリ32に一時的に保存するとと
もに、この書込みデータ取込み時或いはキャッシュメモ
リ32へのデータ保存時、1クラスタに相当するデータ
量に応じてカウンタCNを順次インクリメントするとと
もに、そのカウント値がクラスタ数99を越えたか否か
を判断し(S3)、未だクラスタ数を越えていない場合
にはホスト計算機1から書込み要求のあった論理クラス
タ番号に対する変換テーブル36のディスク側物理クラ
スタ番号の若い順番に割り付けし(S4)、さらにデー
タ格納初期段階時,つまりクラスタ数99を越えるまで
は全部のディスク21〜26に同じデータを順次書込ん
でいく(S5、S6,図3参照:第1の多重化処理機
能)。
ィスク21〜26に同じデータを格納するので、データ
が6重化構成となり、非常に信頼性が高くなる。その結
果、5台のディスクが破壊してもデータを失うことがな
く、高い信頼性を確保できる。
21〜26に読み出し要求をかけ、その中で一番最初に
読み出し可能なディスクのデータを読み出すことによ
り、平均回転待ち時間が通常のディスクの1/6時間と
なり、速やかにデータの読み出し開始が可能となる。
カウンタCNのカウント値がクラスタ数99を越えた場
合にはステップS7に移行し、当該カウンタCNのカウ
ント値が199を越えるまではホスト計算機1から書込
み要求のあった論理クラスタ番号に対し、変換テーブル
36のディスク側物理クラスタ番号100〜199に割
り付けする一方(S8)、3台のディスク24〜26に
書込み要求データを順次上書きしていく(S9、S6、
図4参照:第2の多重化処理機能)。
のうち、3台のディスク24〜26がクラスタ番号10
0〜199までのデータ書込み用となり、データの3重
化構成となる。その結果、多重化構成は、6重化から3
重化になるが、データの格納容量が倍に増え、一方、デ
ータ平均読み出し時間は1台のディスク平均回転待ち時
間の1/3となる。
カウント値が200以上になると、ステップS10〜S
12,S6,S2,S3,S7の処理により、変換テー
ブル36のクラスタ番号200〜299に割り付けする
とともに、書込みデータを図5に示す如く予め定めた2
台のディスク23,24に順次上書きしていく(第2の
多重化処理機能)。
スタ番号200〜299までの書込み領域となり、多重
化構成も3重化から2重化となり、信頼性が下がるもの
のデータ格納容量が当初に比較して3倍となる。このと
き、データ平均読み出し時間は1台のディスク平均回転
待ち時間の1/3となる。
うな処理で終了するが、冗長性が無くてもデータを保存
したい場合、さらにクラスタ番号300以上のデータ書
込み要求があれば、図6に示すようにディスク22と2
3の二重化を外し、書込みデータをディスク22に上書
きし(S13〜S15)、クラスタ番号400以上のデ
ータ書込み時には図7に示すようにディスク23,24
の二重化を外し、書込みデータをディスク24に上書き
し(S16〜S18)、クラスタ番号500以上の場合
には図8に示すようにディスク25,26の二重化を外
し、書込みデータをディスク26に上書きしていく(S
19〜S21)。
6倍になるが、冗長性はなくなる。このままの状態では
データの信頼性がなくなるので、信頼性を上げる観点か
らは二重化が外れる前、つまりステップS12の処理で
終了するのが望ましい。
タ量に応じてデータ格納場所を、図8→図7→図6→図
5→図4→図3のように動的に変更することも容易であ
り、常に最高の信頼性を確保可能な構成とすることがで
きる。
ば、データ格納初期段階では、全部のディスク21〜2
6に同じデータを格納するので、多重化数が大きくな
り、非常に信頼性を高めることが可能である。ディスク
のデータ格納領域にデータが満杯になれば、全部のディ
スクを幾つかに分け、多重化数を減らし、データ格納領
域を拡張していく。その分データの冗長性が低くなる
が、データの格納領域を有効に使用でき、データの冗長
性も最大に保つことができる。
データを読み出せるディスクからデータを読み出すこと
により、データ読み出しのレスポンスの性能を向上させ
ることができる。
よび多重化構成を可変する構成について述べたが、例え
ば冗長性を失わずにデータ格納領域を増やす場合には、
クラスタ番号が300以上になったとき、図9に示すよ
うに5台のディスクをデータ格納用とし、1台のディス
クをパリティ格納用とするRAID構成を採用すること
により、図9に示すようにクラスタ番号499までデー
タを格納できる。
るディスク制御装置の他の実施形態を示す構成図であ
る。
の若い順番から書込み要求があることを前提としている
が、全くランダムなクラスタ番号の書込み要求が発生し
たときには、定期的にクラスタを並び替える処理を行う
例である。
には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、特に異
なる部分について説明すると、例えば6台のディスク4
1〜46と、各ディスク41〜46毎に論理クラスタ番
号と物理クラスタ番号とを変換する変換テーブル51,
52〜57(図11、図12参照)とを設けたことにあ
る。
するために、それぞれ5クラスタで構成され、6重化と
3重化との間の変化とし、多重化のレベルは6重化、3
重化、2重化までの3レベルとし、かつ、この2重化の
ときに取りうるクラスタ数は15(3台のディスク)で
あることから、論理クラスタ番号は0から14までとす
る。
論理クラスタ番号と物理クラスタ番号とを変換するテー
ブルであり、ホスト計算機1から書込み要求のあったク
ラスタ番号を論理クラスタとし、物理クラスタ番号は若
い順番に割付けるものとする。なお、論理クラスタ番号
とはホスト計算機1から要求される書込み時のクラスタ
番号であり、一方、物理クラスタ番号は実際にディスク
41〜46に書き込まれるクラスタ番号である。
スタ番号を論理クラスタ番号に変換するテーブルであ
り、データの書込み時に参照される。図12に示す変換
テーブル52〜57は、論理クラスタ番号から物理クラ
スタ番号に変換するテーブルであり、データの読み出し
時に参照される。
タ毎に有効/無効を示す値を定義し、あるクラスタが無
効(not used)になったとき、他のディスクの
無効なクラスタと組み合わせて、データを多重化する。
一般に、ファイルシステムでは、ファイルを消去すると
その部分のクラスタは他へ転用するので、有効か無効か
の判断は可能となる。
51は、メモリなどの速い記憶装置が用いられ、ホスト
計算機1から論理クラスタ番号による書込み要求がきた
とき、当該論理クラスタ番号から物理クラスタ番号を求
めるテーブルを参照し、該当ディスクの物理クラスタに
データを書込む。一方、論理クラスタ・物理クラスタ変
換テーブル52〜57は、は、同様にメモリなどの速い
記憶装置が用いられ、ホスト計算機1から読み出し要求
がきたとき、この論理クラスタ番号から物理クラスタ番
号を求めるテーブルを参照してデータを読み出す。
について説明する。
クラスタ番号の順序でアクセスされた時の動作を説明す
る。
5の順序で書込み (2) クラスタ1→2→4→6→8の順序で更に書込
み (3) クラスタ9消去→8消去→4消去 (4) クラスタ14書込み (5) クラスタ13書込み 以下、具体的に説明する。
5の順序で書込み 今、ホスト計算機1から論理クラスタ番号によるデータ
書込み要求が来ると、ディスク制御処理部34は、書込
みデータを取り込んでキャッシュメモリ32に一時的に
保存する一方、変換テーブル51を参照し、より高い多
重化となるクラスタを検索する。
全てのクラスタがnot usedとなっているので
(図11〜図13参照)、変換テーブル51の全ディス
クに対応する物理クラスタ0,1,2,3,4に論理ク
ラスタ13,10,11,9,5を設定し(図14参
照)、また変換テーブル52〜57の該当する論理クラ
スタ13,10,11,9,5にそれぞれ物理クラスタ
0,1,2,3,4を設定し(図15参照)、全ディス
ク41〜46の物理クラスタ0,1,2,3,4にそれ
ぞれデータを書込んでいく(図16参照)。その結果、
データは完全な6重化となる。
序で更に書込み さらに、ホスト計算機1から論理クラスタによるデータ
の書込み要求が来ると、ディスク制御処理部34は、書
込みデータを取り込んでキャッシュメモリ32に一時保
存し、同様に変換テーブル51を参照するが、全てのク
ラスタが使用されていることが分かるので、6重化され
ているクラスタのうち、適宜なクラスタを3重化にダウ
ンさせ、空いたクラスタにデータを書込むことになる。
17ないし図19に示すように変換テーブル51でのデ
ィスク44〜46に対応する物理クラスタ0,1,2,
3,4に論理クラスタ1,2,4,6,8を設定し、ま
た変換テーブル52〜57の該当する論理クラスタ1,
2,4,6,8にそれぞれ物理クラスタ0,1,2,
3,4を設定し、該当するディスク44〜46のクラス
タ0,1,2,3,4にそれぞれデータを書込んでい
く。その結果、データを書き終えたときは、データは3
重化の状態になる(図19参照)。
要求が来ると、ディスク制御処理部34は、図20ない
し図22に示すように変換テーブル51の論理クラスタ
9,8,4、変換テーブル52〜54の論理クラスタ
9、および変換テーブル55〜57の論理クラスタ8,
4を消去し、使われなくなったエリアにそれぞれnot
usedを示すコードを格納し、さらにディスク41
〜46の該当クラスタのデータを消去し、再使用可能状
態に設定する。
示すように変換テーブル51を参照し、全てのディスク
41ないし46に対応する物理クラスタにおいてnot
usedであると判断したとき、論理クラスタ14を
設定し、さらにテーブル52〜54の論理クラスタ14
に物理クラスタ3、テーブル54〜56の論理クラスタ
14に物理クラスタ2を設定し、さらにディスク41〜
46にクラスタ14の(5) クラスタ13書込み クラスタ13のデータ書込み時、図26ないし図28に
示すように変換テーブル51を参照すると、ディスク4
1〜43の物理クラスタ0に既に論理クラスタ13が設
定されているが、6重化する場合にはディスク44〜4
6に対応する物理クラスタ4がnot usedとなっ
ているので、この部分に論理クラスタ13を設定し、変
換テーブル55〜57の論理クラスタ13に物理クラス
タ4を設定し、ディスク41〜46の該当部分にクラス
タ13のデータを書き込むことにより、論理クラスタ1
3のデータは6重化となる。
ル52〜57を参照して物理クラスタを取得し、該当す
るディスク41〜46全てに読み出し要求をかけ、その
うち一番速く読み出したディスクのデータを取得する。
そして、読み出し完了時点において読み出しに間に合わ
なかった他のディスクに対し、読み出し要求をキャンセ
ルする。
ば、ランダムに論理クラスタ番号のデータ書込み要求が
有っても、変換テーブル51を参照し、常にデータの多
重化を図りながらディスク41〜46にデータを書込む
ことができる。
51を参照する代わりに変換テーブル52〜57を検索
し、論理クラスタ番号から物理クラスタ番号を取得する
ようにしてもよい。
とを構成変更する例について述べたが、3重化と2重
化、2重化とRAID構成との構成変更等、データ格納
容量とデータの信頼性を常に考慮しつつ変更制御するこ
ともできる。よって、結果的に、平均回転待ち時間につ
いても、信頼性と共に変化し、常に最良の状態を維持さ
せることができる。
るディスク制御装置の他の実施形態を示す構成図であ
る。
化)されたディスクデータの読み出し時間を短縮する例
である。
出力するホスト計算機、61〜63は各クラスタにデー
タを格納するディスク、64はホスト計算機1のデータ
読み出し要求に対するデータの読み出し制御および各デ
ィスク61〜63のクラスタ位置を検出する制御装置で
ある。
を格納するディスク本体65、ディスクヘッド66およ
びディスク制御部67からなり、これらディスクヘッド
66、ディスク制御部67にてディスク回転位置情報、
ひいてはクラスタ位置情報を発生し、制御装置64に通
知する機能をもっている。
明する。
宜上,ディスク一回転に対して所定のクラスタ数である
例えば8つの物理クラスタが存在し、クラスタ0〜7に
はそれぞれ既にデータが格納され、これらクラスタ0〜
7に格納されるデータをホスト計算機1が読み出すとき
の動作例について説明する。
ヘッド位置とが図29に示す位置関係にあるとき、ホス
ト計算機1から所定のクラスタ数0〜7までの読み出し
要求が出力すると、制御装置64は、各ディスク61〜
63のデータの読み出し制御を実行する。
は、ディスク61〜63から図30に示すようなクラス
タ番号順にクラスタ番号であるクラスタ位置情報が発生
し制御装置64に通知する。ここで、制御装置64は、
読み出し要求後、最も先に検出したディスク63のクラ
スタ7から読み出しを開始し、当該ディスク63が一巡
する間に発生されるクラスタ位置情報0,1,2,3,
4,5,6,7に基づいて該当クラスタに格納されるデ
ータを順次読み出し、クラスタ7のデータを読み出し後
に読み出し終了となる。
ータ読み出し制御では、ディスク63のクラスタ7から
データ読み出し開始としたとき、このクラスタ7を含ん
で図31に示すように全ディスク61〜63のクラスタ
位置情報に基づいて同時に全ディスク61〜63からク
ラスタ0,1,2,3,4,5,6のデータを読み出
し、全クラスタ0〜7に格納されたデータを読み出した
後に読み出しを終了する。
向上し、平均回転待ち時間が最高でも1クラスタ分の台
数分の1の時間となり、図の場合には1/3クラスタ分
の時間しかかからない。最低であっても、平均回転待ち
時間の台数分の1,つまり1/3しかかからず、データ
読み出し時間を大幅に短縮できる。
で種々変形して実施できる。
数のディスクにデータを格納するに際し、データ量に応
じて動的にデータ格納領域を拡張しながら常に高い冗長
性をもたせつつデータを格納でき、信頼性の向上を図る
ことができる。
スクのうち最も速いディスクのデータを読み出すことに
より、レスポンスの性能を大幅に向上できる。
にデータ格納領域を拡張しながら高い冗長性を確保する
プログラムを記録した記録媒体を提供できる。
態を示す構成図。
を説明するフローチャート。
明する図。
明する図。
明する図。
明する図。
明する図。
る図。
図。
形態を示す構成図。
のテーブル内容を説明する図。
のテーブル内容を説明する図。
状態を示す図。
のテーブル内容を説明する図。
のテーブル内容を説明する図。
状態を示す図。
のテーブル内容を説明する図。
のテーブル内容を説明する図。
状態を示す図。
のテーブル内容を説明する図。
のテーブル内容を説明する図。
状態を示す図。
のテーブル内容を説明する図。
のテーブル内容を説明する図。
状態を示す図。
のテーブル内容を説明する図。
のテーブル内容を説明する図。
状態を示す図。
形態を示す構成図。
し時間を説明する図。
読み出し時間を説明する図。
Claims (4)
- 【請求項1】 データの書込み要求を出力するデータ書
込み要求手段と、 データを格納する所定のクラスタ数を有する複数のディ
スクと、 前記データ書込み要求手段からデータの書込み要求を受
けたとき、初期データ格納時に前記全ディスクに同一デ
ータを格納し、書込みデータ量が前記所定のクラスタ数
を越えるごとに2重化になるまでデータ格納領域を拡張
してデータを書込むディスク制御処理手段とを備えたこ
とを特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項2】 ディスク割付け用カウンタを有し、前記
所定のクラスタ数を有する複数のディスクを多重化する
ためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピ
ュータに、 前記ディスク割付け用カウンタを初期化する初期化処理
機能と、データ書込み時、前記クラスタに相当する書込
みデータ量ごとに前記カウンタをインクリメントし、当
該カウンタのカウント値が前記所定のクラスタ数を越え
るまで、前記ディスクに同一データを書込んで多重化処
理する第1の多重化処理機能と、前記書込みデータ量に
対応する前記カウンタのカウント値が前記所定のクラス
タ数を越えるごとに2重化になるまで多重化し、前記デ
ィスクのデータ格納領域を拡張する第2の多重化処理機
能とを実現させるため前記プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体。 - 【請求項3】 論理クラスタ番号によるデータ書込み・
読み出し要求を出力する計算機と、 所定のクラスタ番号のデータ格納領域を有する複数のデ
ィスクと、 各ディスクの物理クラスタ番号を論理クラスタ番号に変
換する第1変換テーブルと、前記論理クラスタ番号を前
記物理クラスタ番号に変換する各ディスクごとの第2変
換テーブルと、前記計算機から書込み要求を受けたと
き、前記第1変換テーブルを参照し論理クラスタ番号無
しのとき2重化になるまで当該論理クラスタ番号を設定
し、かつ、前記複数のディスクの対応する物理クラスタ
番号のデータ格納領域にデータを書込むデータ書込み制
御手段と、前記計算機から前記論理クラスタ番号による
データ読み出し要求を受けたとき、前記第2変換テーブ
ルを参照して前記複数のディスクからデータを読み出す
データ読み出し制御手段とを有する制御装置とを備えた
ことを特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項4】 複数のディスクから多重化された所定の
クラスタ数のデータを読み出すディスク制御装置におい
て、 データ読み出し要求に対するディスクデータ読み出し
時、前記複数のディスクからクラスタ位置情報を発生す
る位置情報発生手段と、この位置情報発生手段から発生
される最初のディスクのクラスタ位置情報に基づき、全
ディスクのクラスタ位置情報から同時に所定のクラスタ
数のデータを読み出すデータ読み出し制御手段とを備え
たことを特徴とするディスク制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20486399A JP4040797B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | ディスク制御装置および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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