JP2001034954A - 光学部品検査装置および傾き角補正値の校正方法 - Google Patents
光学部品検査装置および傾き角補正値の校正方法Info
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- JP2001034954A JP2001034954A JP11209098A JP20909899A JP2001034954A JP 2001034954 A JP2001034954 A JP 2001034954A JP 11209098 A JP11209098 A JP 11209098A JP 20909899 A JP20909899 A JP 20909899A JP 2001034954 A JP2001034954 A JP 2001034954A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立完了モジュールの光学部品と記録媒体の
２軸における傾き角の検査を行い、その相対的な傾き角
の補正値を校正する。 【解決手段】 光学部品１やスピンドルモータ３等が取
り付けられたモジュール検査を行うため、第２のスピン
ドルモータ１０に検査用媒体２′が取り付けられてい
る。検査用媒体２′の記録情報を光学部品１により再生
し、信号の状態が一番良いところを確認する。このとき
検査用媒体２′をモジュールに取り付けられた光学部品
１の移動方向と直交する方向への傾き角を変更し、その
傾き角がモジュールに取り付けられた光学部品１の許容
範囲内であるか否かを検査する。これにより、光学部品
１の移動方向と直交する方向への傾き角が許容値内であ
るか否かを確認するモジュールの検査を行うことができ
る。
２軸における傾き角の検査を行い、その相対的な傾き角
の補正値を校正する。 【解決手段】 光学部品１やスピンドルモータ３等が取
り付けられたモジュール検査を行うため、第２のスピン
ドルモータ１０に検査用媒体２′が取り付けられてい
る。検査用媒体２′の記録情報を光学部品１により再生
し、信号の状態が一番良いところを確認する。このとき
検査用媒体２′をモジュールに取り付けられた光学部品
１の移動方向と直交する方向への傾き角を変更し、その
傾き角がモジュールに取り付けられた光学部品１の許容
範囲内であるか否かを検査する。これにより、光学部品
１の移動方向と直交する方向への傾き角が許容値内であ
るか否かを確認するモジュールの検査を行うことができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報が既に記録さ
れた円盤状の記録媒体へあるいは情報の記録可能な円盤
状の記録媒体に光を集光させ、その記録媒体からの反射
光による情報再生、あるいは記録媒体へ情報記録する装
置に適用される光学部品検査装置および傾き角補正値の
校正方法に関するものである。
れた円盤状の記録媒体へあるいは情報の記録可能な円盤
状の記録媒体に光を集光させ、その記録媒体からの反射
光による情報再生、あるいは記録媒体へ情報記録する装
置に適用される光学部品検査装置および傾き角補正値の
校正方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、情報記録媒体の高密度化に伴い、
情報の記録・再生を行うため円盤状の記録媒体に光を集
光させる光学部品と、その記録媒体を回転させるスピン
ドルモータとの位置関係を１軸について相対的な傾き角
を検知するセンサにより検出し、その検出した値により
傾き角の補正を行うことができる情報記録再生装置が実
現されている。
情報の記録・再生を行うため円盤状の記録媒体に光を集
光させる光学部品と、その記録媒体を回転させるスピン
ドルモータとの位置関係を１軸について相対的な傾き角
を検知するセンサにより検出し、その検出した値により
傾き角の補正を行うことができる情報記録再生装置が実
現されている。
【０００３】従来の情報記録再生装置の記録媒体を回転
させるモータと光学部品との位置関係は、図４に示すよ
うに構成されている。図４において、１は光学部品（光
ピックアップ）、２は記録媒体（メディア）、３はスピ
ンドルモータ、３′はスピンドルモータ３のチャッキン
グ部、４はベース、５は光学部品１と記録媒体２との相
対的な傾き角を求めるセンサ、６はシーク部、６′は光
学部品１とセンサ５が載置されるキャリー部、７はシー
ク部６の傾き角の補正用の駆動モータ、８はシーク部６
を傾ける部材、９は駆動モータ７の駆動モータ制御手段
であり、必要な部分のみ図示してある。
させるモータと光学部品との位置関係は、図４に示すよ
うに構成されている。図４において、１は光学部品（光
ピックアップ）、２は記録媒体（メディア）、３はスピ
ンドルモータ、３′はスピンドルモータ３のチャッキン
グ部、４はベース、５は光学部品１と記録媒体２との相
対的な傾き角を求めるセンサ、６はシーク部、６′は光
学部品１とセンサ５が載置されるキャリー部、７はシー
ク部６の傾き角の補正用の駆動モータ、８はシーク部６
を傾ける部材、９は駆動モータ７の駆動モータ制御手段
であり、必要な部分のみ図示してある。
【０００４】図４に示す光学部品と情報記録媒体を回転
させるスピンドルモータとの位置関係において、１軸に
ついて傾き角を検知するセンサにより相対的な傾き角を
求めて、補正を行う情報再生記録装置について説明す
る。
させるスピンドルモータとの位置関係において、１軸に
ついて傾き角を検知するセンサにより相対的な傾き角を
求めて、補正を行う情報再生記録装置について説明す
る。
【０００５】センサ５の動作として、例えばセンサ５か
ら光を出して記録媒体２からの反射光の傾き具合により
傾き角を検知することができる。また、光学部品１を記
録媒体２の半径方向に移動させるシーク部６は、シーク
部６に傾き角を与えるを部材８と、部材８を動かす駆動
モータ７が設けられ、駆動モータ７により部材８を回転
させることによってシーク部６を傾け、光学部品１の傾
き角を補正している。駆動モータ７の制御はセンサ５の
出力を見て、光学部品１と記録媒体２との相対的な傾き
角が少ない位置となるように、駆動モータ制御手段９に
より制御される。
ら光を出して記録媒体２からの反射光の傾き具合により
傾き角を検知することができる。また、光学部品１を記
録媒体２の半径方向に移動させるシーク部６は、シーク
部６に傾き角を与えるを部材８と、部材８を動かす駆動
モータ７が設けられ、駆動モータ７により部材８を回転
させることによってシーク部６を傾け、光学部品１の傾
き角を補正している。駆動モータ７の制御はセンサ５の
出力を見て、光学部品１と記録媒体２との相対的な傾き
角が少ない位置となるように、駆動モータ制御手段９に
より制御される。
【０００６】そして、この情報記録再生装置の光学部品
を検査する光学部品検査装置として、特開平６−２４３
４７８号公報に記載されるような、光ピックアップの組
み立て工程における対物レンズアクチュエータの傾き調
整を行う対物レンズ傾き検査装置において、レーザ光ス
ポットの強度分布の１次リングの強度を測定してレンズ
の傾き量を定量化することにより、スポット検査工程に
おける自動化や作業の負担を軽減し、品質の均一化を図
ることが行われている。
を検査する光学部品検査装置として、特開平６−２４３
４７８号公報に記載されるような、光ピックアップの組
み立て工程における対物レンズアクチュエータの傾き調
整を行う対物レンズ傾き検査装置において、レーザ光ス
ポットの強度分布の１次リングの強度を測定してレンズ
の傾き量を定量化することにより、スポット検査工程に
おける自動化や作業の負担を軽減し、品質の均一化を図
ることが行われている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】情報の記録・再生を行
う記録媒体に光を集光させる光学部品と記録媒体を回転
させるスピンドルモータとの位置関係について、光学部
品と記録媒体との相対的な傾き角をセンサにより検知し
て補正する情報記録再生装置において、そこに設けられ
るモジュールとして光学部品やスピンドルモータを組み
付けるときには、その取り付ける位置の補正等が行われ
る。しかしながら、組み立てが完了したモジュールを検
査する装置においては、光学部品と記録媒体との相対的
な傾き角を検知するセンサの範囲を確認するために１軸
について検査することができるが、他の軸については検
査することができないという問題があった。
う記録媒体に光を集光させる光学部品と記録媒体を回転
させるスピンドルモータとの位置関係について、光学部
品と記録媒体との相対的な傾き角をセンサにより検知し
て補正する情報記録再生装置において、そこに設けられ
るモジュールとして光学部品やスピンドルモータを組み
付けるときには、その取り付ける位置の補正等が行われ
る。しかしながら、組み立てが完了したモジュールを検
査する装置においては、光学部品と記録媒体との相対的
な傾き角を検知するセンサの範囲を確認するために１軸
について検査することができるが、他の軸については検
査することができないという問題があった。
【０００８】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、組立の完了したモジュール
の２軸における傾き角の検査を行うことができ、さら
に、光学部品と記録媒体間の相対的な傾き角を検知する
センサの補正値を校正する光学部品検査装置および傾き
角補正値の校正方法を提供することを目的とする。
ことに指向するものであり、組立の完了したモジュール
の２軸における傾き角の検査を行うことができ、さら
に、光学部品と記録媒体間の相対的な傾き角を検知する
センサの補正値を校正する光学部品検査装置および傾き
角補正値の校正方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、情報が記録された円盤状の記録媒体上に
光を集光させ記録媒体からの反射光より情報を再生する
情報再生装置、あるいは情報の記録可能な円盤状の記録
媒体上に光を集光させて情報を記録し再生する情報記録
再生装置に設けられ、反射光の受光および光を照射する
と共に記録媒体の半径方向に移動する光学部品と記録媒
体を回転させる第１のモータとが組み付けられ、記録媒
体の半径方向に対して記録媒体と光学部品との相対的な
傾き角を第１のセンサにより検知し、補正が可能なモジ
ュールを検査する光学部品検査装置において、光学部品
により再生される記録媒体とほぼ同様な位置で検査用情
報が記録された検査用媒体に対して再生動作を行い、か
つ記録媒体を回転させる第１のモータとは反対向きに検
査用媒体を取り付けて回転させる第２のモータを備え、
光学部品と検査用媒体との間における光学部品の移動方
向と直交する方向の傾き角を検査用情報により検査する
ことを特徴とする。
に、本発明は、情報が記録された円盤状の記録媒体上に
光を集光させ記録媒体からの反射光より情報を再生する
情報再生装置、あるいは情報の記録可能な円盤状の記録
媒体上に光を集光させて情報を記録し再生する情報記録
再生装置に設けられ、反射光の受光および光を照射する
と共に記録媒体の半径方向に移動する光学部品と記録媒
体を回転させる第１のモータとが組み付けられ、記録媒
体の半径方向に対して記録媒体と光学部品との相対的な
傾き角を第１のセンサにより検知し、補正が可能なモジ
ュールを検査する光学部品検査装置において、光学部品
により再生される記録媒体とほぼ同様な位置で検査用情
報が記録された検査用媒体に対して再生動作を行い、か
つ記録媒体を回転させる第１のモータとは反対向きに検
査用媒体を取り付けて回転させる第２のモータを備え、
光学部品と検査用媒体との間における光学部品の移動方
向と直交する方向の傾き角を検査用情報により検査する
ことを特徴とする。
【００１０】また、記録媒体の半径方向に対して光学部
品との相対的な傾き角を第１のセンサにより検知し、補
正が可能なモジュールを検査する光学部品検査装置に、
モジュールに組み付けられた記録媒体と光学部品のそれ
ぞれの傾き角を検査する第２のセンサを備え、第２のセ
ンサにより記録媒体と光学部品との平行の状態を検査す
るように構成したものである。
品との相対的な傾き角を第１のセンサにより検知し、補
正が可能なモジュールを検査する光学部品検査装置に、
モジュールに組み付けられた記録媒体と光学部品のそれ
ぞれの傾き角を検査する第２のセンサを備え、第２のセ
ンサにより記録媒体と光学部品との平行の状態を検査す
るように構成したものである。
【００１１】また、情報が記録された円盤状の記録媒体
上に光を集光させ記録媒体からの反射光より情報を再生
する情報再生装置、あるいは情報の記録可能な円盤状の
記録媒体上に前記光を集光させて情報を記録し再生する
情報記録再生装置に設けられ、反射光の受光および光を
照射すると共に記録媒体の半径方向に移動する光学部品
と記録媒体を回転させる第１のモータとが組み付けら
れ、記録媒体の半径方向に対して記録媒体と光学部品と
の相対的な傾き角を第１のセンサにより検知し、補正が
可能なモジュールを検査する光学部品検査装置における
第１のセンサによって検知される傾き角補正値の校正方
法であって、光学部品検査装置に備えられた第２のセン
サにより、モジュールに組み付けられた記録媒体と光学
部品のそれぞれの傾き角に差のないことを検査し、第１
のセンサにより光学部品と記録媒体との相対的な傾き角
を検知し、第１のセンサの出力を校正値として求め、傾
き角を補正する値を校正することを特徴とする。
上に光を集光させ記録媒体からの反射光より情報を再生
する情報再生装置、あるいは情報の記録可能な円盤状の
記録媒体上に前記光を集光させて情報を記録し再生する
情報記録再生装置に設けられ、反射光の受光および光を
照射すると共に記録媒体の半径方向に移動する光学部品
と記録媒体を回転させる第１のモータとが組み付けら
れ、記録媒体の半径方向に対して記録媒体と光学部品と
の相対的な傾き角を第１のセンサにより検知し、補正が
可能なモジュールを検査する光学部品検査装置における
第１のセンサによって検知される傾き角補正値の校正方
法であって、光学部品検査装置に備えられた第２のセン
サにより、モジュールに組み付けられた記録媒体と光学
部品のそれぞれの傾き角に差のないことを検査し、第１
のセンサにより光学部品と記録媒体との相対的な傾き角
を検知し、第１のセンサの出力を校正値として求め、傾
き角を補正する値を校正することを特徴とする。
【００１２】また、記録媒体と光学部品との相対的な傾
き角補正値を校正する校正値を求め、校正値を情報再生
装置あるいは情報記録再生装置に設けられた記憶手段に
格納して、その校正値に基づき記録媒体と光学部品間の
相対的な傾き角の補正をおこない、さらに、記録媒体の
半径方向の複数の箇所において、傾き角補正値を校正す
る複数の校正値を求め、複数の校正値を情報再生装置あ
るいは情報記録再生装置に設けられた記憶手段に格納す
る。
き角補正値を校正する校正値を求め、校正値を情報再生
装置あるいは情報記録再生装置に設けられた記憶手段に
格納して、その校正値に基づき記録媒体と光学部品間の
相対的な傾き角の補正をおこない、さらに、記録媒体の
半径方向の複数の箇所において、傾き角補正値を校正す
る複数の校正値を求め、複数の校正値を情報再生装置あ
るいは情報記録再生装置に設けられた記憶手段に格納す
る。
【００１３】また、情報再生装置あるいは情報記録再生
装置に有する少なくとも２種類以上の光学系に対して、
各光学系ごとに対応する記録媒体と光学部品との相対的
な傾き角補正値を校正する校正値を求めるように構成し
たものである。
装置に有する少なくとも２種類以上の光学系に対して、
各光学系ごとに対応する記録媒体と光学部品との相対的
な傾き角補正値を校正する校正値を求めるように構成し
たものである。
【００１４】前記構成によれば、モジュールの２軸の傾
き角について検査を行うことができ、また傾き角補正値
を検知する第１のセンサの校正ができ、さらに求めた校
正値により、複数の光学系を有するモジュールの正確な
傾き角の補正を行うことができる。
き角について検査を行うことができ、また傾き角補正値
を検知する第１のセンサの校正ができ、さらに求めた校
正値により、複数の光学系を有するモジュールの正確な
傾き角の補正を行うことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。
ける実施の形態を詳細に説明する。
【００１６】図１は本発明の実施の形態１における光学
部品検査装置の概略構成を示す図である。ここで、前記
従来例を示す図４において説明した構成部材に対応し実
質的に同等の機能を有するものには同一の符号を付して
これを示す。図１において、１は光学部品、２′は検査
用媒体、３は第１のモータであるスピンドルモータ、
３′はチャッキング部、４はベース、５は第１のセン
サ、６はシーク部、６′はキャリー部、７は駆動モー
タ、８は部材、９は駆動モータ制御手段、１０は第２の
モータで検査用媒体を回転させる第２のスピンドルモー
タ、１０′は第２のスピンドルモータ１０のチャッキン
グ部である。
部品検査装置の概略構成を示す図である。ここで、前記
従来例を示す図４において説明した構成部材に対応し実
質的に同等の機能を有するものには同一の符号を付して
これを示す。図１において、１は光学部品、２′は検査
用媒体、３は第１のモータであるスピンドルモータ、
３′はチャッキング部、４はベース、５は第１のセン
サ、６はシーク部、６′はキャリー部、７は駆動モー
タ、８は部材、９は駆動モータ制御手段、１０は第２の
モータで検査用媒体を回転させる第２のスピンドルモー
タ、１０′は第２のスピンドルモータ１０のチャッキン
グ部である。
【００１７】次に、図１を参照しながら前記実施の形態
１の動作を説明する。まず、この光学部品検査装置は、
光学部品１やスピンドルモータ３等が取り付けられたモ
ジュールの検査を行うために、第２のスピンドルモータ
１０のチャッキング部１０′を介して検査用媒体２′が
取り付けられている。この検査用媒体２′に記録された
情報を光学部品１により再生して、その信号（例えば、
ジッタやデータの誤り率など）の状態が一番良いところ
を確認する。このとき光学部品検査装置において、第２
のスピンドルモータ１０により回転される検査用媒体
２′を図示していない支持手段と回転手段により、モジ
ュールに取り付けられた光学部品１の移動方向と直交す
る方向への傾き角を変更し、その傾き角がモジュールに
取り付けられた光学部品１の許容範囲内であるか否かを
検査する。
１の動作を説明する。まず、この光学部品検査装置は、
光学部品１やスピンドルモータ３等が取り付けられたモ
ジュールの検査を行うために、第２のスピンドルモータ
１０のチャッキング部１０′を介して検査用媒体２′が
取り付けられている。この検査用媒体２′に記録された
情報を光学部品１により再生して、その信号（例えば、
ジッタやデータの誤り率など）の状態が一番良いところ
を確認する。このとき光学部品検査装置において、第２
のスピンドルモータ１０により回転される検査用媒体
２′を図示していない支持手段と回転手段により、モジ
ュールに取り付けられた光学部品１の移動方向と直交す
る方向への傾き角を変更し、その傾き角がモジュールに
取り付けられた光学部品１の許容範囲内であるか否かを
検査する。
【００１８】これにより、光学部品１の移動方向と直交
する方向への傾き角が許容値内であるか否かを確認する
モジュールの検査を行うことができる。
する方向への傾き角が許容値内であるか否かを確認する
モジュールの検査を行うことができる。
【００１９】また、図２は本発明の実施の形態２におけ
る光学部品検査装置の概略構成を示す図である。ここで
実施の形態１を示す図１と同等の機能を有するものには
同一の符号を付す。図２において、１は光学部品、２は
記録媒体、３はスピンドルモータ、３′はチャッキング
部、４はベース、５はセンサ、６はシーク部、６′はキ
ャリー部、７は駆動モータ、８は部材、９は駆動モータ
制御手段、１１は第２のセンサの傾きセンサ、１１′は
傾きセンサ１１のガイド、１２はセンサ５の出力する電
圧を検出する電圧検出手段、１３はセンサ５の検知した
値を校正値として設定する校正値設定手段である。
る光学部品検査装置の概略構成を示す図である。ここで
実施の形態１を示す図１と同等の機能を有するものには
同一の符号を付す。図２において、１は光学部品、２は
記録媒体、３はスピンドルモータ、３′はチャッキング
部、４はベース、５はセンサ、６はシーク部、６′はキ
ャリー部、７は駆動モータ、８は部材、９は駆動モータ
制御手段、１１は第２のセンサの傾きセンサ、１１′は
傾きセンサ１１のガイド、１２はセンサ５の出力する電
圧を検出する電圧検出手段、１３はセンサ５の検知した
値を校正値として設定する校正値設定手段である。
【００２０】図２に示すように、モジュールに取り付け
られた光学部品１と記録媒体２のそれぞれの傾きを傾き
センサ１１により検知する。この傾きセンサ１１により
検出された光学部品１と記録媒体２の傾き角に差のない
平行な状態であるモジュールにおいて、記録媒体２に記
録された情報を光学部品１により再生を行う。このと
き、再生された信号からジッタやデータ誤り率の少ない
といったことを基準に、品質の一番良い状態を得られる
よう、光学部品１と記録媒体２の半径方向に対して相対
的な傾き角を調整し、さらにこのときのセンサ５から出
力される電圧を電圧検出手段１２により検出する。
られた光学部品１と記録媒体２のそれぞれの傾きを傾き
センサ１１により検知する。この傾きセンサ１１により
検出された光学部品１と記録媒体２の傾き角に差のない
平行な状態であるモジュールにおいて、記録媒体２に記
録された情報を光学部品１により再生を行う。このと
き、再生された信号からジッタやデータ誤り率の少ない
といったことを基準に、品質の一番良い状態を得られる
よう、光学部品１と記録媒体２の半径方向に対して相対
的な傾き角を調整し、さらにこのときのセンサ５から出
力される電圧を電圧検出手段１２により検出する。
【００２１】この電圧検出手段１２により検出した値を
後の傾き角を補正する際にセンサ５から得られる補正値
を校正する校正値とする。その得られた校正値をセンサ
５の出力により部材８を回転駆動する駆動モータ７を制
御する駆動モータ制御手段９に対して、傾き角を補正す
る補正値の校正を行う校正値として、例えばＲＯＭ等の
記憶手段からなる校正値設定手段１３に格納する。
後の傾き角を補正する際にセンサ５から得られる補正値
を校正する校正値とする。その得られた校正値をセンサ
５の出力により部材８を回転駆動する駆動モータ７を制
御する駆動モータ制御手段９に対して、傾き角を補正す
る補正値の校正を行う校正値として、例えばＲＯＭ等の
記憶手段からなる校正値設定手段１３に格納する。
【００２２】以上のことから、光学部品１と記録媒体２
の半径方向への傾き角を検知するセンサ５の校正を行う
ことができ、そのセンサ５の出力から傾き角補正を正確
に行うことができる。
の半径方向への傾き角を検知するセンサ５の校正を行う
ことができ、そのセンサ５の出力から傾き角補正を正確
に行うことができる。
【００２３】また、前記の実施の形態２におけるセンサ
５の校正値を記録媒体２の複数の位置、例えば、記録媒
体１の内側部，中央部，外側部の３箇所というように複
数の箇所において求めることで正確な校正値を得ること
ができ、得られた校正値を情報再生装置や情報記録再生
装置の記憶手段（校正値設定手段１３）に格納して、よ
り正確な傾き角の補正を行うことができる。
５の校正値を記録媒体２の複数の位置、例えば、記録媒
体１の内側部，中央部，外側部の３箇所というように複
数の箇所において求めることで正確な校正値を得ること
ができ、得られた校正値を情報再生装置や情報記録再生
装置の記憶手段（校正値設定手段１３）に格納して、よ
り正確な傾き角の補正を行うことができる。
【００２４】さらに、情報再生装置や情報記録再生装置
において、再生記録される記録媒体としていわゆるＣＤ
やＤＶＤ等があり、このＣＤやＤＶＤでは光学部品１に
用いられるＬＤ（発光ダイオード）はその波長が異な
り、共に利用するために２種類の光学系を図３に示すよ
うな１つの光学部品１によって構成されている。このた
め、ＣＤとＤＶＤとは光学的な違いによって、例えばＣ
Ｄは記録媒体の厚さ１．２ｍｍであるのに対しＤＶＤは
０．６ｍｍの記録媒体が上下に２枚貼り合わされている
ことから、ＣＤの光学系ではＤＶＤの上部側の記録媒体
にはフォーカスを合わせることができない。しかしこれ
によって、記録媒体１の種類を判別して、さらに記録媒
体の情報再生を行うためにフォーカスを合わせる位置が
異なるために生じる傾き角補正値の校正値を各光学系毎
に求めて、それぞれを記憶手段に格納しておき適宜選択
することで、光学部品１と記録媒体２の半径方向に対す
る相対的な傾き角を最良な値とすることができる。
において、再生記録される記録媒体としていわゆるＣＤ
やＤＶＤ等があり、このＣＤやＤＶＤでは光学部品１に
用いられるＬＤ（発光ダイオード）はその波長が異な
り、共に利用するために２種類の光学系を図３に示すよ
うな１つの光学部品１によって構成されている。このた
め、ＣＤとＤＶＤとは光学的な違いによって、例えばＣ
Ｄは記録媒体の厚さ１．２ｍｍであるのに対しＤＶＤは
０．６ｍｍの記録媒体が上下に２枚貼り合わされている
ことから、ＣＤの光学系ではＤＶＤの上部側の記録媒体
にはフォーカスを合わせることができない。しかしこれ
によって、記録媒体１の種類を判別して、さらに記録媒
体の情報再生を行うためにフォーカスを合わせる位置が
異なるために生じる傾き角補正値の校正値を各光学系毎
に求めて、それぞれを記憶手段に格納しておき適宜選択
することで、光学部品１と記録媒体２の半径方向に対す
る相対的な傾き角を最良な値とすることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モジュールの記録媒体の半径方向に対する傾き角補正を
行う許容範囲内か否かの検査に、光学部品検査装置の検
査用媒体によって、記録媒体の半径方向と直交する方向
の傾き角を検査する２軸の傾き角の検査をすることがで
きる。
モジュールの記録媒体の半径方向に対する傾き角補正を
行う許容範囲内か否かの検査に、光学部品検査装置の検
査用媒体によって、記録媒体の半径方向と直交する方向
の傾き角を検査する２軸の傾き角の検査をすることがで
きる。
【００２６】また、光学部品検査装置に設けた傾きセン
サにより光学部品と記録媒体のそれぞれの平行の状態の
確認を行い、このときの記録媒体の情報を再生して最良
の信号を得られるように光学部品と記録媒体との相対的
な傾き角として、さらにモジュールのセンサから得られ
た傾き角の信号を校正値とすることでモジュールのセン
サの校正を行うことができる。
サにより光学部品と記録媒体のそれぞれの平行の状態の
確認を行い、このときの記録媒体の情報を再生して最良
の信号を得られるように光学部品と記録媒体との相対的
な傾き角として、さらにモジュールのセンサから得られ
た傾き角の信号を校正値とすることでモジュールのセン
サの校正を行うことができる。
【００２７】さらに、求めた校正値を情報再生装置や情
報記録再生装置の記憶手段に格納して、傾き角を補正す
る際にその校正値を用いて正確な傾き角の補正を行うこ
とができる。
報記録再生装置の記憶手段に格納して、傾き角を補正す
る際にその校正値を用いて正確な傾き角の補正を行うこ
とができる。
【００２８】また、傾き角を補正する校正値を記録媒体
上の複数の箇所で求め情報再生装置や情報記録再生装置
の記憶手段に格納し、それを用いて校正することで正確
な校正を行うことができる。
上の複数の箇所で求め情報再生装置や情報記録再生装置
の記憶手段に格納し、それを用いて校正することで正確
な校正を行うことができる。
【００２９】また、ＣＤやＤＶＤといった記録媒体を記
録再生する複数の光学系を持つ情報再生装置や情報記録
再生装置における光学系毎の校正値を求めて記憶手段に
格納して、適宜選択することで各光学系毎に正確な校正
値を用いて補正を行うことができるという効果を奏す
る。
録再生する複数の光学系を持つ情報再生装置や情報記録
再生装置における光学系毎の校正値を求めて記憶手段に
格納して、適宜選択することで各光学系毎に正確な校正
値を用いて補正を行うことができるという効果を奏す
る。
【図１】本発明の実施の形態１における光学部品検査装
置の概略構成を示す図
置の概略構成を示す図
【図２】本発明の実施の形態２における光学部品検査装
置の概略構成を示す図
置の概略構成を示す図
【図３】ＣＤ・ＤＶＤ兼用の光学部品の例を示す図
【図４】従来の情報記録再生装置の記録媒体を回転させ
るモータと光学部品との位置関係を示す図
るモータと光学部品との位置関係を示す図
１ 光学部品 ２ 記録媒体 ２′ 検査用媒体 ３ スピンドルモータ ３′，１０′ チャッキング部 ４ ベース ５ センサ ６ シーク部 ６′ キャリー部 ７ 駆動モータ ８ 部材 ９ 駆動モータ制御手段 １０ 第２のスピンドルモータ １１ 傾きセンサ １１′ ガイド １２ 電圧検出手段 １３ 校正値設定手段
Claims (6)
- 【請求項１】 情報が記録された円盤状の記録媒体上に
光を集光させ前記記録媒体からの反射光より情報を再生
する情報再生装置、あるいは情報の記録可能な円盤状の
前記記録媒体上に光を集光させて情報を記録し再生する
情報記録再生装置に設けられ、前記反射光の受光および
前記光を照射すると共に前記記録媒体の半径方向に移動
する光学部品と前記記録媒体を回転させる第１のモータ
とが組み付けられ、前記記録媒体の半径方向に対して前
記記録媒体と前記光学部品との相対的な傾き角を第１の
センサにより検知し、補正が可能なモジュールを検査す
る光学部品検査装置において、 前記光学部品により再生される前記記録媒体とほぼ同様
な位置で検査用情報が記録された検査用媒体に対して再
生動作を行い、かつ前記記録媒体を回転させる第１のモ
ータとは反対向きに前記検査用媒体を取り付けて回転さ
せる第２のモータを備え、前記光学部品と前記検査用媒
体との間における前記光学部品の移動方向と直交する方
向の傾き角を前記検査用情報により検査することを特徴
とする光学部品検査装置。 - 【請求項２】 情報が記録された円盤状の記録媒体上に
光を集光させ前記記録媒体からの反射光より情報を再生
する情報再生装置、あるいは情報の記録可能な円盤状の
前記記録媒体上に光を集光させて情報を記録し再生する
情報記録再生装置に設けられ、前記反射光の受光および
前記光を照射すると共に前記記録媒体の半径方向に移動
する光学部品と前記記録媒体を回転させる第１のモータ
とが組み付けられ、前記記録媒体の半径方向に対して前
記記録媒体と前記光学部品との相対的な傾き角を第１の
センサにより検知し、補正が可能なモジュールを検査す
る光学部品検査装置において、 前記記録媒体の半径方向に対して前記記録媒体と前記光
学部品との相対的な傾き角を第１のセンサにより検知
し、補正が可能なモジュールを検査する光学部品検査装
置に、前記モジュールに組み付けられた前記記録媒体と
前記光学部品のそれぞれの傾き角を検査する第２のセン
サを備え、前記第２のセンサにより前記記録媒体と前記
光学部品との平行の状態を検査することを特徴とする光
学部品検査装置。 - 【請求項３】 情報が記録された円盤状の記録媒体上に
光を集光させ前記記録媒体からの反射光より情報を再生
する情報再生装置、あるいは情報の記録可能な円盤状の
前記記録媒体上に前記光を集光させて情報を記録し再生
する情報記録再生装置に設けられ、前記反射光の受光お
よび前記光を照射すると共に前記記録媒体の半径方向に
移動する光学部品と前記記録媒体を回転させる第１のモ
ータとが組み付けられ、前記記録媒体の半径方向に対し
て前記記録媒体と前記光学部品との相対的な傾き角を第
１のセンサにより検知し、補正が可能なモジュールを検
査する光学部品検査装置における前記第１のセンサによ
って検知される傾き角補正値の校正方法であって、 前記光学部品検査装置に備えられた第２のセンサによ
り、前記モジュールに組み付けられた前記記録媒体と前
記光学部品とのそれぞれの傾き角に差のないことを検査
し、前記第１のセンサにより前記光学部品と前記記録媒
体との相対的な傾き角を検知し、前記第１のセンサの出
力を校正値として求め、傾き角を補正する値を校正する
ことを特徴とする傾き角補正値の校正方法。 - 【請求項４】 前記記録媒体と前記光学部品との相対的
な傾き角補正値を校正する校正値を求め、前記校正値を
情報再生装置あるいは情報記録再生装置に設けられた記
憶手段に格納して、前記校正値に基づき前記記録媒体と
前記光学部品との相対的な傾き角の補正を行うことを特
徴とする請求項３記載の傾き角補正値の校正方法。 - 【請求項５】 前記記録媒体の半径方向の複数の箇所に
おいて、前記記録媒体と前記光学部品との相対的な傾き
角補正値を校正する複数の校正値を求め、前記複数の校
正値を情報再生装置あるいは情報記録再生装置に設けら
れた記憶手段に格納することを特徴とする請求項４記載
の傾き角補正値の校正方法。 - 【請求項６】 前記情報再生装置あるいは前記情報記録
再生装置に有する少なくとも２種類以上の光学系に対し
て、各光学系ごとに対応する前記記録媒体と前記光学部
品との相対的な傾き角補正値を校正する校正値を求める
ことを特徴とする請求項４または５記載の傾き角補正値
の校正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11209098A JP2001034954A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 光学部品検査装置および傾き角補正値の校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11209098A JP2001034954A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 光学部品検査装置および傾き角補正値の校正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001034954A true JP2001034954A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16567267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11209098A Pending JP2001034954A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 光学部品検査装置および傾き角補正値の校正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001034954A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101183873B1 (ko) | 2010-03-02 | 2012-09-19 | 주식회사 서울금속 | 부품회전장치 및 이것을 포함하는 비전검사기 |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP11209098A patent/JP2001034954A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101183873B1 (ko) | 2010-03-02 | 2012-09-19 | 주식회사 서울금속 | 부품회전장치 및 이것을 포함하는 비전검사기 |
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