JP2000195080A - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスクドライブ装置

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Publication number
JP2000195080A
JP2000195080A JP11023569A JP2356999A JP2000195080A JP 2000195080 A JP2000195080 A JP 2000195080A JP 11023569 A JP11023569 A JP 11023569A JP 2356999 A JP2356999 A JP 2356999A JP 2000195080 A JP2000195080 A JP 2000195080A
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JP
Japan
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tilt
optical disk
optical
tilt sensor
sensor
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JP11023569A
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English (en)
Inventor
Takao Terajima
隆雄 寺嶌
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時変化によりチルトセンサの設置姿勢が変
化して実際のチルトに対してオフセットが生じても、光
ディスクのチルトの補正が適正に行なえるようにする。 【解決手段】 収差補正手段23は対物レンズアクチュ
エータ22の傾きを制御し、光ディスク4に照射された
光スポットに生じる収差を調節する。基準部材24の基
準面25はターンテーブル12の搭載面26と平行にな
っている。光ディスク4の情報の再生、記録を行なう前
に、チルトセンサ1により基準面25の傾きを検出し、
検出値は、オフセット値記憶手段27に記憶する。光デ
ィスク4の再生中、記録中は、チルトセンサ1が光ディ
スク4の表面の再生位置または記録位置の近傍の傾きを
検出し、この検出値からオフセット値記憶手段27に記
憶されている値を差し引いた値を収差補正手段にフィー
ドバックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクドラ
イブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクのチルトは、情報の読み取り
光スポットの劣化の原因となり、光ディスクのチルトが
大きいレーザディスクなどの大径光ディスクでは光ディ
スクのチルトを検出して補正する手段を用いている。
【0003】直径120mmの小径光ディスクでは、従
来、チルトは許容できる範囲であったが、記憶容量の増
加に伴いチルト補正の必要性が高まってきている。
【0004】図1〜図4は、チルトを検出するのに用い
る従来のチルトセンサを説明するものである。このチル
トセンサ1は、LEDを用いた発光素子2と、この発光
素子2の出射光3が光ディスク4の表面で反射した反射
光5を受光する2分割受光素子6とを備えている。
【0005】2分割受光素子6上の光スポット7は、光
ディスク4のチルトに応じて移動するため、2分割受光
素子6の出力差によりチルト量が検出できる。すなわ
ち、図2、図3に示すように、光ディスク4の表面に±
θの傾きがあると、2分割受光素子6のA側の素子8
と、B側の素子9との出力電流(電圧)“A”と“B”
との差をとれば、図4に示す“A−B”ようになるの
で、チルト量の検出を行なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなチルトセ
ンサは、光ディスクのドライブ装置の光ピックアップハ
ウジングに設けられチルトのない光ディスクが搭載され
た場合に出力差がないように設置姿勢を調節されてい
る。しかし、組み付け調整後の経時変化により、チルト
センサの設置姿勢が変化して実際のチルトに対してオフ
セットが生じてしまうという不具合がある。
【0007】この発明の目的は、経時変化によりチルト
センサの設置姿勢が変化して実際のチルトに対してオフ
セットが生じても、光ディスクのチルトの補正が適正に
行なえるようにすることにある。
【0008】この発明の別の目的は、フィードバック制
御系においても、チルトセンサの経時的な姿勢変化に起
因する収差の補正誤差を排除することにある。
【0009】この発明の別の目的は、基準面の精度の確
保を容易とすることにある。
【0010】この発明の別の目的は、ターンテーブルを
駆動するモータの形状などが基準面の形成により制約を
受けることがないようにすることにある。
【0011】この発明の別の目的は、ターンテーブルを
駆動するモータの形状などが基準面の形成により制約を
受けることがなく、精度が厳しく要求される基準面を別
途必要とすることもないようにすることにある。
【0012】この発明の別の目的は、チルトセンサの経
時的な姿勢変化に起因するチルトの補正誤差だけでな
く、光ピックアップの対物レンズの経時的な姿勢変化に
起因するチルトの補正誤差も修正できるようにすること
にある。
【0013】この発明の別の目的は、未記録の記録可能
な光ディスクにも、この発明を実現できるようにするこ
とにある。
【0014】この発明の別の目的は、プリフォーマット
領域の内容に関わらず未記録の記録可能な光ディスクに
もこの発明を実現できるようにすることにある。
【0015】この発明の別の目的は、光ディスクの記憶
容量を節約しつつ、この発明を実現できるようにするこ
とにある。
【0016】この発明の別の目的は、光ピックアップの
構成が簡易なまま、この発明を実現することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光ディスクを搭載して回転するターンテーブルと、
前記光ディスクに光スポットを照射する光ピックアップ
と、前記光ディスクのチルトを検出するチルトセンサ
と、前記光ピックアップおよび前記チルトセンサを支持
して前記光ディスクの径方向に移動する光ピックアップ
ハウジングと、前記光ディスクのチルトによって前記光
スポットに生じる収差を補正する収差補正手段と、前記
ターンテーブルの光ディスク搭載面と平行である基準面
と、前記光ディスクの再生または記録を行なう半径位置
での前記チルトセンサの出力と前記基準面における前記
チルトセンサの出力との差に応じて前記収差を補正する
ように前記収差補正手段を制御する制御手段と、を備え
ている。
【0018】したがって、光ディスクの再生または記録
を行なう前に基準面でチルトセンサの出力のオフセット
量を検出することが可能となる。
【0019】請求項2に記載の発明は、光ディスクを搭
載して回転するターンテーブルと、前記光ディスクに光
スポットを照射する光ピックアップと、光ディスクのチ
ルトを検出するチルトセンサと、前記光ピックアップお
よび前記チルトセンサを支持して前記光ディスクの径方
向に移動する光ピックアップハウジングと、この光ピッ
クアップハウジングの傾きを調節して前記チルトを補正
するチルト補正手段と、前記ターンテーブルの光ディス
ク搭載面と平行である基準面と、前記光ディスクの再生
または記録を行なう半径位置での前記チルトセンサの出
力と前記チルト補正手段によるチルトの補正量を0に定
めたときの前記基準面における前記チルトセンサの出力
との差を求め、この差に応じて前記チルトを補正するよ
うに前記チルト補正手段を制御する制御手段と、を備え
ている。
【0020】したがって、チルトの補正量を0にしてか
ら基準面におけるチルトセンサの出力を求め、次に、光
ディスクの再生または記録を行なう半径位置でのチルト
センサの出力と基準面におけるチルトセンサの出力との
差を求めることができる。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、基準面は、ターンテーブルの
光ディスク搭載面の裏面側に設けられている。
【0022】したがって、基準面の精度の確保が容易で
ある。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、基準面は、ターンテーブルに
搭載された光ディスクの最外周より外側に設けられてい
る。
【0024】したがって、ターンテーブルを駆動するモ
ータの形状などが基準面の形成により制約を受けること
がない。
【0025】請求項5に記載の発明は、光ディスクを搭
載して回転するターンテーブルと、前記光ディスクに光
スポットを照射する光ピックアップと、光ディスクのチ
ルトを検出するチルトセンサと、前記光ピックアップお
よび前記チルトセンサを支持して前記光ディスクの径方
向に移動する光ピックアップハウジングと、この光ピッ
クアップハウジングの傾きを調節して前記チルトを補正
するチルト補正手段と、前記光ディスクの再生または記
録を行なう半径位置での前記チルトセンサの出力と前記
チルト補正手段によるチルト補正量を0に定めたときの
前記光ディスクの内周側における前記チルトセンサの出
力との差に応じて前記チルトを補正するように前記チル
ト補正手段を制御する制御手段と、を備えている。
【0026】したがって、光ディスクの面の内周側にお
ける所定位置を基準面としているので、ターンテーブル
を駆動するモータの形状などが基準面の形成により制約
を受けることがなく、精度が厳しく要求される基準面を
別途必要とすることもない。
【0027】請求項6に記載の発明は、光ディスクを搭
載して回転するターンテーブルと、前記光ディスクに再
生光を照射し、その反射光を受光する光ピックアップ
と、光ディスクのチルトを検出するチルトセンサと、前
記光ピックアップおよび前記チルトセンサを支持して前
記光ディスクの径方向に移動する光ピックアップハウジ
ングと、この光ピックアップハウジングの傾きを調節し
て前記チルトを補正するチルト補正手段と、前記光ディ
スクに記録された情報を再生して得られる信号への前記
チルトの影響を検出するチルト影響検出手段と、前記光
ディスクの内周側位置で記録情報の再生を行なって前記
チルトの影響を検出し前記チルトの影響を最小とするよ
うに前記チルト補正手段を制御する第1の制御手段と、
前記光ディスクの再生または記録を行なう半径位置での
前記チルトセンサの出力と前記第1の制御手段で前記チ
ルトを補正した後の前記光ディスクの内周側位置におけ
る前記チルトセンサの出力との差に応じて前記チルトを
補正するように前記チルト補正手段を制御する第2の制
御手段と、を備えている。
【0028】したがって、光ディスクの再生または記録
を行なう半径位置でのチルトセンサの出力と光ディスク
の内周側位置における光ディスクの再生信号へのチルト
の影響を最小としたときのチルトセンサの出力との差に
応じてチルトを補正するようにすることができる。
【0029】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、第1の制御手段は、光ディスクが記録
可能なものであるときは前記光ディスクの内周部に形成
されたプリフォーマット領域の記録情報の再生を行なっ
て再生信号へのチルトの影響を最小とするようにチルト
補正手段を制御するものである。
【0030】したがって、未記録の記録可能な光ディス
クにも請求項6に記載の発明を実現できる。
【0031】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、第1の制御手段は、光ディスクが記録
可能なものであるときは前記光ディスクの内周部に記録
を行い、この記録した情報の再生を行なって再生信号へ
のチルトの影響を最小とするようにチルト補正手段を制
御するものである。
【0032】したがって、所定の情報を記録してから、
この情報を再生して得られる出力に基づいてチルトの影
響を最小とするので、プリフォーマット領域の内容に関
わらず未記録の記録可能な光ディスクにも請求項6に記
載の発明を実現できる。
【0033】請求項9に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、第1の制御手段は、光ディスクが記録
可能なものであるときは前記光ディスクに情報の記録を
行なうのに先立ってこの記録を行なうレーザ光の出力を
求めるために前記光ディスクに試し書きした情報の再生
を行なって再生信号へのチルトの影響を最小とするよう
にチルト補正手段を制御するものである。
【0034】したがって、光ディスクに情報の記録を行
なうためのレーザ光の出力を求める光ディスクへの試し
書きの情報を流用することにより、わざわざ光ディスク
に別途情報の記録を行なう必要なく請求項6に記載の発
明を実現できるので、光ディスクの記憶容量を節約でき
る。
【0035】請求項10に記載の発明は、請求項6から
9のいずれかに記載の発明において、チルト影響検出手
段は、光ディスクに記録された情報を再生してジッタ量
を求め、このジッタ量が少ないほどチルトの影響が少な
いと判断するものである。
【0036】したがって、ジッタ量を求めてチルトの影
響を判断するので、チルトの影響を判断するための専用
の信号を必要とせず、従来から用いられている光ピック
アップをそのまま利用して請求項6に記載の発明を実現
することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]図5は、
この発明の実施の形態1にかかる光ディスクドライブ装
置10を説明するブロック図である。
【0038】この光ディスクドライブ装置10は、スピ
ンドルモータ11と、このスピンドルモータ11の回転
軸に固定され光ディスク4を搭載するターンテーブル1
2とを備え、スピンドルモータ11はシャーシ13に固
定されている。光ピックアップハウジング14はシャー
シ13に支持されており、光ディスク4の半径方向に移
動可能である。光ピックアップハウジング14には、対
物レンズアクチュエータ22、チルトセンサ1が取り付
けられている。
【0039】光ピックアップ15の対物レンズ21を支
持している対物レンズアクチュエータ22は、収差補正
手段23を介して光ピックアップハウジング14に取り
付けられている。収差補正手段23は光ピックアップハ
ウジング14に対する対物レンズアクチュエータ22の
傾きを機械的に制御し、光ディスク4に照射された光ス
ポットに生じる収差を調節する。
【0040】基準部材24はシャーシ13に固定されて
いて、その基準面25がターンテーブル12の搭載面2
6と平行になっている。
【0041】チルトセンサ1は、前記従来技術のものと
同様に、発光素子と2分割受光素子を備え、検出物へ光
を照射し、その反射光を受光して、検出物の傾きに応じ
た電圧を出力する。このチルトセンサ1は、ターンテー
ブル12の搭載面26と平行な面に対し傾き検出値が0
になるように姿勢を調整されて光ピックアップハウジン
グ14に固定されている。
【0042】以上のような光ディスクドライブ装置10
で、光ディスク4の情報の再生、記録を行なう前に、光
ピックアップハウジング14を基準部材24と対向する
位置へ移動させ、チルトセンサ1により基準面25の傾
きを検出し、その検出値は、所定のオフセット値記憶手
段27に記憶する。この検出値は本来0となるべきであ
るが、チルトセンサ1の設置姿勢が最初の調整後に経時
変化したときは、その姿勢変化量に応じた値が検出され
る。
【0043】光ディスク4の再生中、記録中は、チルト
センサ1が光ディスク4の表面の再生位置または記録位
置の近傍の傾きを検出する。この検出値からオフセット
値記憶手段27に記憶されている値を差し引いた値を収
差補正手段にフィードバックし、光ディスク4に照射す
る光スポットの収差補正を行なって、この発明の制御手
段を実現している。このようにして、チルトセンサ1の
経時的な姿勢変化に起因するチルトの補正誤差を修正す
ることができる。
【0044】また、基準面25が光ディスク4の最外周
より外側に設けられているので、以下で説明する発明の
実施の形態2に示すように基準面25の径がスピンドル
モータ11の径より大きくなければならないという制約
がない。
【0045】[発明の実施の形態2]図6は、この発明
の実施の形態2にかかる光ディスクドライブ装置10を
説明するブロック図である。
【0046】前記発明の実施の形態1と相違する点を中
心に説明すると、スピンドルモータ11は第1シャーシ
31に固定されている。光ピックアップハウジング14
は第2シャーシ32に光ディスク4の半径方向に移動可
能に支持されている。光ピックアップハウジング14に
は収差補正手段23が設けられていない。その代わり
に、第2シャーシ32は、第1シャーシ31上で支点3
3を中心に回動可能に設けられており、この発明のチル
ト補正手段を実現するチルト駆動機構34により第2シ
ャーシ32の傾きを可変して、チルトの補正をすること
ができる。
【0047】第2シャーシ32を中立姿勢に設定したと
きにターンテーブル12の搭載面26と平行な面に対す
るチルトセンサ1の傾きが0となるように、チルトセン
サ1は姿勢を調節され、光ピックアップハウジング14
に固定されている。
【0048】基準面25は、ターンテーブル12の搭載
面26と反対の面に形成されている。そのため、基準面
25がスピンドルモータ11に隠れてしまわないよう
に、ターンテーブル12の径はスピンドルモータ11の
径より大きく形成されている。
【0049】このような光ディスクドライブ装置10で
光ディスク4の情報の再生、情報の記録を行なう前に、
初期位置指示手段35に予め記憶している所定値により
チルト駆動機構34を駆動して第2シャーシ32を中立
姿勢に設定して、チルト駆動機構34によるチルトの補
正量を0にする。中立姿勢とは、光ピックアップハウジ
ング14の第2シャーシ32上での移動方向がターンテ
ーブル12の搭載面26と平行になるような姿勢であ
る。また、光ピックアップハウジング14を基準面25
と対向する位置へ移動させ、チルトセンサ1により基準
面25の傾きを検出し、検出値をオフセット値記憶手段
36に記憶する。本来、この検出値は0となるべきであ
るが、チルトセンサ1の設置姿勢が経時変化したときに
は姿勢変化量に応じた値が検出される。
【0050】光ディスク4の情報の再生中、記録中は、
チルトセンサ1が光ディスク4の再生位置または記録位
置近傍の傾きを検出する。そして、この検出値とオフセ
ット値記憶手段36が記憶している値との差をとって、
チルトサーボ回路37は、その差を打ち消すような制御
信号を発してチルト駆動機構34を駆動する。初期位置
指示手段35、オフセット値記憶手段36、チルトサー
ボ回路37を含むフィードバック制御系は、この発明の
制御手段を実現するよって、チルトの補正の結果がチル
トセンサ1によるチルトの検出値に影響するフィードバ
ック制御系においても、チルトセンサ1の経時的な姿勢
変化に起因するチルト補正誤差を排除することができ
る。
【0051】また、ターンテーブル12の搭載面26と
平行である基準面25がターンテーブル12と一体に形
成されているため、発明の実施の形態1のように基準面
25を別部品で構成する場合に比べて基準面25の精度
確保が容易である。
【0052】[発明の実施の形態3]図7は、この発明
の実施の形態3にかかる光ディスクドライブ装置10を
説明するブロック図である。
【0053】前記発明の実施の形態2と相違する点を中
心に説明すると、ターンテーブル12に基準面25が設
けられておらず、基準面25をチルトセンサ1で検出す
る代わりに光ディスク4の面の内周部41を検出する。
【0054】この光ディスクドライブ装置10によれ
ば、光ディスク4の反りは外周側ほど大きくなる傾向が
あり、内周部41の反りは無視できる範囲にある。基準
面25を内周部41で代用して、別途基準面25を設け
る必要がないため、スピンドルモータ11の形状制約が
なく、また、精度要求の厳しい部品を削減することがで
きる。
【0055】[発明の実施の形態4]図8は、この発明
の実施の形態4にかかる光ディスクドライブ装置10を
説明するブロック図である。
【0056】前記発明の実施の形態3と相違する点を中
心に説明すると、光ピックアップ15から出力される再
生信号から、チルト影響検出手段51が再生信号へのチ
ルトの影響を検出する。そして、検出値を初期位置決定
・指示手段52に送る。初期位置決定・指示手段52は
チルト駆動機構34を駆動しながらチルト影響検出手段
51から出力される検出値を比較して最も検出値が小さ
くなる位置を求め、その位置へ第2シャーシ32が位置
するようにチルト駆動機構34を制御する。これによ
り、この発明の第1の制御手段を実現する。チルト影響
検出手段51の検出値が最小となる位置は、本来第2シ
ャーシ32が中立姿勢となる位置となるべきであるが、
対物レンズ21の設置姿勢が経時変化した場合にはその
変化量に応じた量だけ中立姿勢からずれた姿勢となる。
【0057】その後、チルトセンサ1により光ディスク
4の内周部41の傾きを検出し、検出値をオフセット値
記憶手段36に記憶する。この検出値は本来0となるべ
きであるが第2シャーシ32を中立姿勢からずらした姿
勢に設定したときや光ピックアップハウジング14に対
してチルトセンサ1の設置姿勢が経時変化したときに
は、これらの姿勢変化量に応じた値が検出される。
【0058】光ディスク4の情報の再生または記録中
は、チルトセンサ1が光ディスク4の再生位置または記
録位置近傍の傾きを検出する。そして、チルトセンサ1
が検出している値とオフセット値記憶手段36に記憶さ
れている値とを比較し、チルトサーボ回路37はその差
を打ち消すような制御信号をチルト駆動機構34に出力
する。これにより、この発明の第2の制御手段を実現し
ている。
【0059】以上のような光ディスクドライブ装置10
により、チルトセンサ1の経時的な姿勢変化に起因する
チルトの補正誤差のみならず、光ピックアップ15の対
物レンズ21の経時的な姿勢変化に起因するチルトの補
正誤差も排除することができる。
【0060】この光ディスクドライブ装置10におい
て、チルト影響検出手段51が光ピックアップ15より
送られる再生信号をもとにチルトの影響を検出する際
に、記録可能な光ディスク4の未記録領域を再生しても
再生信号を得られないのでチルトの影響を検出できな
い。この際に、記録可能な光ディスク4の内周部に予め
設けられているプリフォーマット領域54を再生するよ
うにすれば、記録可能な光ディスク4にも対応できる。
【0061】また、記録可能な光ディスク4の内周部4
1に所定の信号を記録してから、記録した信号を再生し
てもよい。プリフォーマット領域54の信号がチルト影
響検出手段51によるチルトの影響の検出に利用できな
い場合に有益である。
【0062】さらに、記録可能な光ディスクドライブ装
置では、光ディスク4への情報の記録を行なう前に所定
の信号で試し書きして、この試し書きした情報再生して
記録品質を測定し、所定の記録品質が得られるまで、情
報の記録に用いるレーザ光の出力を変えてこれらを繰り
返し、適正な記録レーザ光の出力を求めている。そこ
で、この場合に試し書きした情報の再生を行なうように
すれば、チルトの影響の検出専用に試し書きを行なわな
いために、試し書きする領域の記憶容量を節約すること
ができる。
【0063】チルト影響検出手段51を実現するには、
クロストークや光強度分布の不均一性を測定する手法や
ジッタを測定する手法があるが、ジッタを測定する手法
を用いれば、チルト影響検出手段51へ出力する再生信
号が、光ディスク4の情報を再生する情報再生手段53
へ送るRF信号と同一でよく、光ピックアップ15の構
成を簡易なものとすることができる。なお、ジッタを測
定する手法では、ジッタ量が小さいほどチルトの影響が
少ないと判断する。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、光ディスクの
再生または記録を行なう前に基準面でチルトセンサの出
力のオフセット量を検出することが可能となるから、チ
ルトセンサの経時的な姿勢変化に起因するチルト補正の
誤差を解消することができる。
【0065】請求項2に記載の発明は、チルトの補正量
を0にしてから基準面におけるチルトセンサの出力を求
め、次に、光ディスクの再生または記録を行なう半径位
置でのチルトセンサの出力と基準面におけるチルトセン
サの出力との差を求めることができるので、チルトの補
正の結果がチルト検出値に影響するフィードバック制御
系においても、チルトセンサの経時的な姿勢変化に起因
するチルトの補正誤差を排除することができる。
【0066】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、基準面の精度の確保が容易で
ある。
【0067】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、ターンテーブルを駆動するモ
ータの形状などが基準面の形成により制約を受けること
がない。
【0068】請求項5に記載の発明は、光ディスクの面
の内周側における所定位置を基準面としているので、タ
ーンテーブルを駆動するモータの形状などが基準面の形
成により制約を受けることがなく、精度が厳しく要求さ
れる基準面を別途必要とすることもない。
【0069】請求項6に記載の発明は、光ディスクの再
生または記録を行なう半径位置でのチルトセンサの出力
と光ディスクの内周側位置における光ディスクの再生信
号へのチルトの影響を最小としたときのチルトセンサの
出力との差に応じてチルトを補正するようにすることが
できるので、チルトセンサの経時的な姿勢変化に起因す
るチルトの補正誤差だけでなく、光ピックアップの対物
レンズの経時的な姿勢変化に起因するチルトの補正誤差
も修正することができる。
【0070】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、未記録の記録可能な光ディスクにも請
求項6に記載の発明を用いることができる。
【0071】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、所定の情報を記録してから、この情報
を再生して得られる信号へのチルトの影響を最小とする
ことが可能となるので、プリフォーマット領域の内容に
関わらず未記録の記録可能な光ディスクにも請求項6に
記載の発明を用いることができる。
【0072】請求項9に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、光ディスクに情報の記録を行なうため
のレーザ光の出力を求める光ディスクへの試し書きの情
報を流用することにより、わざわざ光ディスクに別途情
報の記録を行なうことなく請求項6に記載の発明を用い
ることができるので、光ディスクの記憶容量を節約でき
る。
【0073】請求項10に記載の発明は、請求項6から
9のいずれかに記載の発明において、ジッタ量を求めて
チルトの影響を判断するので、チルトの影響を判断する
ための専用の信号を必要とせず、光ピックアップの構成
を簡易なものとして請求項6に記載の発明を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のチルトセンサの上面透視図(a)と縦断
面図(b)である。
【図2】従来のチルトセンサの上面透視図(a)と縦断
面図(b)である。
【図3】従来のチルトセンサの上面透視図(a)と縦断
面図(b)である。
【図4】従来のチルトセンサのチルト検出信号などを示
すグラフである。
【図5】この発明の実施の形態1にかかる光ディスクド
ライブ装置のブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態2にかかる光ディスクド
ライブ装置のブロック図である。
【図7】この発明の実施の形態3にかかる光ディスクド
ライブ装置のブロック図である。
【図8】この発明の実施の形態4にかかる光ディスクド
ライブ装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 チルトセンサ 4 光ディスク 12 ターンテーブル 14 光ピックアップハウジング 15 光ピックアップ 25 基準面 26 光ディスク搭載面 34 チルト補正手段 41 光ディスクの面の内周側における所定位置の基
準面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを搭載して回転するターンテ
    ーブルと、 前記光ディスクに光スポットを照射する光ピックアップ
    と、 前記光ディスクのチルトを検出するチルトセンサと、 前記光ピックアップおよび前記チルトセンサを支持して
    前記光ディスクの径方向に移動する光ピックアップハウ
    ジングと、 前記光ディスクのチルトによって前記光スポットに生じ
    る収差を補正する収差補正手段と、 前記ターンテーブルの光ディスク搭載面と平行である基
    準面と、 前記光ディスクの再生または記録を行なう半径位置での
    前記チルトセンサの出力と前記基準面における前記チル
    トセンサの出力との差に応じて前記収差を補正するよう
    に前記収差補正手段を制御する制御手段と、を備えてい
    る光ディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクを搭載して回転するターンテ
    ーブルと、 前記光ディスクに光スポットを照射する光ピックアップ
    と、 光ディスクのチルトを検出するチルトセンサと、 前記光ピックアップおよび前記チルトセンサを支持して
    前記光ディスクの径方向に移動する光ピックアップハウ
    ジングと、 この光ピックアップハウジングの傾きを調節して前記チ
    ルトを補正するチルト補正手段と、 前記ターンテーブルの光ディスク搭載面と平行である基
    準面と、 前記光ディスクの再生または記録を行なう半径位置での
    前記チルトセンサの出力と前記チルト補正手段によるチ
    ルトの補正量を0に定めたときの前記基準面における前
    記チルトセンサの出力との差を求め、この差に応じて前
    記チルトを補正するように前記チルト補正手段を制御す
    る制御手段と、を備えている光ディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 基準面は、ターンテーブルの光ディスク
    搭載面の裏面側に設けられている請求項1または2に記
    載の光ディスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 基準面は、ターンテーブルに搭載された
    光ディスクの最外周より外側に設けられている請求項1
    または2に記載の光ディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクを搭載して回転するターンテ
    ーブルと、 前記光ディスクに光スポットを照射する光ピックアップ
    と、 光ディスクのチルトを検出するチルトセンサと、 前記光ピックアップおよび前記チルトセンサを支持して
    前記光ディスクの径方向に移動する光ピックアップハウ
    ジングと、 この光ピックアップハウジングの傾きを調節して前記チ
    ルトを補正するチルト補正手段と、 前記光ディスクの再生または記録を行なう半径位置での
    前記チルトセンサの出力と前記チルト補正手段によるチ
    ルト補正量を0に定めたときの前記光ディスクの内周側
    における前記チルトセンサの出力との差に応じて前記チ
    ルトを補正するように前記チルト補正手段を制御する制
    御手段と、を備えている光ディスクドライブ装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクを搭載して回転するターンテ
    ーブルと、 前記光ディスクに再生光を照射し、その反射光を受光す
    る光ピックアップと、 光ディスクのチルトを検出するチルトセンサと、 前記光ピックアップおよび前記チルトセンサを支持して
    前記光ディスクの径方向に移動する光ピックアップハウ
    ジングと、 この光ピックアップハウジングの傾きを調節して前記チ
    ルトを補正するチルト補正手段と、 前記光ディスクに記録された情報を再生して得られる信
    号への前記チルトの影響を検出するチルト影響検出手段
    と、 前記光ディスクの内周側位置で記録情報の再生を行なっ
    て前記チルトの影響を検出し前記チルトの影響を最小と
    するように前記チルト補正手段を制御する第1の制御手
    段と、 前記光ディスクの再生または記録を行なう半径位置での
    前記チルトセンサの出力と前記第1の制御手段で前記チ
    ルトを補正した後の前記光ディスクの内周側位置におけ
    る前記チルトセンサの出力との差に応じて前記チルトを
    補正するように前記チルト補正手段を制御する第2の制
    御手段と、を備えている光ディスクドライブ装置。
  7. 【請求項7】 第1の制御手段は、光ディスクが記録可
    能なものであるときは前記光ディスクの内周部に形成さ
    れたプリフォーマット領域の記録情報の再生を行なって
    再生信号へのチルトの影響を最小とするようにチルト補
    正手段を制御するものである請求項6に記載の光ディス
    クドライブ装置。
  8. 【請求項8】 第1の制御手段は、光ディスクが記録可
    能なものであるときは前記光ディスクの内周部に記録を
    行い、この記録した情報の再生を行なって再生信号への
    チルトの影響を最小とするようにチルト補正手段を制御
    するものである請求項6に記載の光ディスクドライブ装
    置。
  9. 【請求項9】 第1の制御手段は、光ディスクが記録可
    能なものであるときは前記光ディスクに情報の記録を行
    なうのに先立ってこの記録を行なうレーザ光の出力を求
    めるために前記光ディスクに試し書きした情報の再生を
    行なって光スポットに生じる収差へのチルトの影響を最
    小とするようにチルト補正手段を制御するものである請
    求項6に記載の光ディスクドライブ装置。
  10. 【請求項10】 チルト影響検出手段は、光ディスクに
    記録された情報を再生してジッタ量を求め、このジッタ
    量が少ないほどチルトの影響が少ないと判断するもので
    ある請求項6から9のいずれかに記載の光ディスクドラ
    イブ装置。
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