JP2001034738A - 指紋検出装置、指紋検出方法及び記録媒体 - Google Patents

指紋検出装置、指紋検出方法及び記録媒体

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JP2001034738A
JP2001034738A JP11204242A JP20424299A JP2001034738A JP 2001034738 A JP2001034738 A JP 2001034738A JP 11204242 A JP11204242 A JP 11204242A JP 20424299 A JP20424299 A JP 20424299A JP 2001034738 A JP2001034738 A JP 2001034738A
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Yoshio Idota
義雄 井戸田
Moriyuki Igami
盛志 伊神
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潜在指紋を含む検体に光源から光を照射し、
潜在指紋を検出することのできる指紋検出装置及び指紋
検出方法を提供する。 【解決手段】 潜在指紋を含む検体に紫外線を照射する
紫外線照射部(6及び8)と、紫外線を検体に照射した
ことにより検体の潜在指紋から発した発光の特定波長領
域を透過させるバンドパスフィルタ10と、潜在指紋か
ら発した発光を結像させる光学結像部12と、光学結像
部12が結像した光を受光する受光部14とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潜在指紋を含む検
体から指紋を検出する指紋検出装置及び指紋検出方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検体に含まれる潜在指紋を検出す
る方法として、アルミニウム、石松子、チョークや黒鉛
などの微粉末を潜在指紋成分に付着させる固体法、硝酸
銀やニンヒドリンなどを含む溶液を付着させ、潜在指紋
成分と反応させる溶液法、ヨウ素ガスや特開昭60−5
02088号公報(公開日1985年12月5日)に記
載されているようなシアノアクリレートなどの気体を潜
在指紋成分と反応させる気体法がある。
【0003】また、レーザー光を照射して生ずる蛍光を
利用する方法が提案されている。この方法では、発光を
強調するために蛍光を有する色素溶液と接触させたり、
化学処理により蛍光を増幅させる処理を施している。
【0004】これらの従来の方法は、いずれも潜在指紋
を顕在させるために、潜在指紋成分に粉末や溶液を付着
させたり、気体と反応させるなど、検体に前処理を施す
必要がある。そのため、これらの方法では、潜在指紋の
在処をあらかじめ予測し、その箇所を検出のために、検
体を汚染しなければならない。また、検体の種類によっ
て適切な検出方法を選ぶ必要があるため、検出の準備も
面倒であった。このため、潜在指紋の在処を簡便にモニ
ターする方法が望まれていた。また、光学的なレーザー
法の場合は、レーザー光を走査する必要があり、装置が
複雑、高価になったり、検出には比較的長時間を要し
た。
【0005】一方、検体に前処理を行わない方法とし
て、特開平5−168610号公報(公開日1993年
7月2日)に記載されているような赤外線を用いてその
投射前後の光量差を検出して画像化する方法や、特開平
5−220131号公報(公開日1993年8月31
日)に見られるような潜在指紋成分の吸収光量差を検出
して画像化する光学的方法が提案されている。これらは
いずれも赤外線を用いた例が開示されており、充分な感
度や高いS/N比を得るには至っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の方法では、検体に前処理を行う必要があり、指紋の
検出に手間がかかる。また前処理を行わない方法では十
分な精度で指紋の検出ができないという問題が生じてい
た。
【0007】そこで本発明は、上記の課題を解決するた
めに、潜在指紋を含む検体に光源から光を照射し、前記
潜在指紋を検出する指紋検出装置及び指紋検出方法を提
供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲に
おける独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成され
る。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態における指紋検出装置は、潜在指紋を含む検体に光源
から光を照射し、潜在指紋を検出する指紋検出装置であ
って、検体に紫外線を照射する紫外線照射部と、紫外線
を検体に照射したことにより検体の潜在指紋から得られ
る光を結像させる光学結像部と、光学結像部が結像した
光を受光する受光部とを備えたことを特徴とする。
【0009】紫外線を検体に照射したことにより潜在指
紋から得られる光は、潜在指紋から発した発光であって
もよい。
【0010】潜在指紋から得られる光の特定波長領域を
透過させるバンドパスフィルタをさらに有してもよい。
【0011】潜在指紋から得られる光は紫外線領域にあ
ってもよい。バンドパスフィルタは、紫外線領域の光を
透過する紫外線透過バンドパスフィルターであってもよ
い。
【0012】バンドパスフィルタが、紫外線における少
なくとも短波長成分を遮断してもよい。バンドパスフィ
ルタが遮断する短波長成分が300nm以下の紫外線波
長領域であってもよい。バンドパスフィルタの主要な透
過波長成分が、350nm近傍の紫外線波長領域であっ
てもよい。
【0013】紫外線照射部が、照射する紫外線における
長波長成分を遮断するカットフィルタを有してもよい。
カットフィルタが遮断する長波長成分が350nm以上
の紫外線波長領域であってもよい。
【0014】受光部は固体撮像素子であってもよい。固
体撮像素子は電荷結合素子であってもよい。固体撮像素
子を冷却する冷却部をさらに備えてもよい。
【0015】紫外線照射部、光学結像部、及び受光部を
覆う筐体をさらに備えてもよい。
【0016】受光部に撮像された潜在指紋の画像を画像
処理する画像処理部をさらに備えてもよい。
【0017】光学結像部のフォーカスを制御する制御部
をさらに備えてもよい。
【0018】本発明の第2の形態における指紋検出方法
は、潜在指紋を含む検体に光源から光を照射し、潜在指
紋を検出する指紋検出方法であって、検体に紫外線を照
射し、紫外線を検体に照射したことにより検体の潜在指
紋から得られる光の特定波長領域を撮像することを特徴
とする。
【0019】検体の潜在指紋から得られる光の内、短波
長成分を含まない紫外線領域の光を透過させて、撮像し
てもよい。さらに検体に照射される紫外線の波長が長波
長成分を有しないようにしてもよい。
【0020】本発明の第3の形態における記録媒体は、
潜在指紋を含む検体に光源から光を照射し、潜在指紋を
検出するコンピュータ用のプログラムを格納した記録媒
体であって、プログラムが、コンピュータに働きかけ
て、紫外線を検体に照射したことにより検体の潜在指紋
から得られる光の特定波長領域を撮像させる撮像モジュ
ールと、コンピュータに働きかけて、撮像モジュールが
撮像させた潜在指紋の画像を処理させる画像処理モジュ
ールと、コンピュータに働きかけて、画像処理モジュー
ルが処理した画像を表示させる画像表示モジュールと、
コンピュータに働きかけて、画像処理モジュールが処理
した画像を出力させる画像出力モジュールと、コンピュ
ータに働きかけて、指紋データベースサーバと通信し
て、画像処理モジュールが処理した画像を照合させる通
信モジュールとを備えたことを特徴とする。
【0021】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態
の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の
解決手段に必須であるとは限らない。
【0023】(実施形態1)図1は、本実施形態の第1
の実施形態に係る指紋検出装置の構成図である。本実施
形態の指紋検出装置は、紫外線光源6と、カットフィル
タ8と、紫外線透過バンドパスフィルタ10と、レンズ
12と、固体撮像素子14と、モニタ16と、画像処理
部18と、制御部20と、筐体22と、冷却部24と、
記録部26と、通信部28と、出力部30とを有する。
【0024】紫外線光源6及びカットフィルタ8は、紫
外線照射部の一例である。紫外線光源6は、検体2に紫
外線の光を照射する。カットフィルタ8は紫外線光源6
の特定の波長領域を遮断するフィルタである。
【0025】紫外線透過バンドパスフィルタ10は、バ
ンドパスフィルタの一例であり、紫外線光源6からの紫
外線が照射することによって検体2上の潜在指紋4から
発した発光の特定波長領域を透過する。
【0026】レンズ12は、光学結像部の一例であり、
紫外線透過バンドパスフィルタ10を通過した光を結像
し、固体撮像素子14に受光させる。
【0027】本実施形態では、紫外線透過バンドパスフ
ィルタ10はレンズ12よりも前にあったが、紫外線透
過バンドパスフィルタ10をレンズ12と固体撮像素子
14の間に設置しても本実施形態の効果に何ら違いはな
い。
【0028】固体撮像素子14は、受光部の一例であ
り、半導体化および集積化された撮像素子で、構造上、
半導体基板上に光電変換と電荷の蓄積機能をもった画素
群を二次元的に配列したものである。固体撮像素子14
は、レンズ12によって結像された光を受光し、光電変
換作用によって電荷を蓄積する。蓄積された電荷像は一
定の順序に走査され、電気信号として読み出される。
【0029】冷却部24は、固体撮像素子14を冷却す
ることにより、固体撮像素子14の感度を上げ、S/N
比を改善する。
【0030】画像処理部18は、固体撮像素子14に撮
像された像を読み出し、白黒反転処理、エッジ強調処
理、シャープネス強調処理及び硬調化処理などの画像処
理を行って指紋の像を抽出する。
【0031】モニタ16は画像処理部18によって抽出
された指紋の像を表示する。またはモニタ16は固体撮
像素子14の電気信号を直接入力して表示してもよい。
【0032】制御部20は、レンズ12のフォーカスを
制御する。また、冷却部24を制御して、固体撮像素子
14を適正な温度範囲に保つ。
【0033】記録部26は、画像処理部18によって抽
出された指紋の画像データをフロッピィディスク、スマ
ートメディア等の記録媒体に記録する。
【0034】出力部30は、画像処理部18によって抽
出された指紋の画像データをプリンタに出力する。
【0035】通信部20は指紋の照合のために外部の指
紋データベースサーバと通信を行う。
【0036】筐体22は紫外線光源6、カットフィルタ
8、紫外線透過バンドパスフィルタ10、レンズ12、
固体撮像素子14を覆い、外部の光を遮断する一方で、
紫外線が外部に漏れるのを防ぐ。筐体22は、外部の光
を遮断することにより、指紋検出の精度を向上させる一
方、紫外線が漏れて身体に悪影響を与えるのを防ぐ。
【0037】本実施形態の指紋検出装置によれば、潜在
指紋を含む検体に紫外線を照射し、指紋から発する発光
を受光することにより、指紋像を取得できる。そのた
め、潜在指紋を含む検体に前処理を施すことなく、非接
触で、簡便に潜在指紋を検出することができる。
【0038】また本実施形態の指紋検出装置によれば、
得られた指紋像の画像を処理し、モニタに表示すること
により、指紋の検出と同時に指紋像を確認することがで
きる。また、指紋データベースサーバと通信することに
より、検出された指紋像の画像と、指紋データベースの
指紋とをリアルタイムで照合することができる。
【0039】検体の潜在指紋の発光を効果的に検出する
ためには、紫外線光源6は、200〜400nmの範囲
の紫外線を発光することが好ましい。紫外線光源6は、
短波長成分をカットした240〜400nmの範囲の光
源であることがさらに好ましい。
【0040】検体の潜在指紋の発光は、紫外線の長波長
領域に現れるため、特に検体が鏡面反射成分を有する場
合、紫外線光源6からの紫外線が、潜在指紋の検出にと
って外乱となることがある。そのため、カットフィルタ
8は紫外線光源6の長波長成分を遮断することが好まし
い。特にカットフィルタ8は紫外線光源6の350nm
以上の長波長成分を遮断することが好ましい。
【0041】固体撮像素子14は、基本的に、外部から
入射する光を受光して光電変換を行うための受光素子部
を含む半導体素子と、半導体素子を収納するパッケージ
と、受光素子部への光の入射を可能にするため、パッケ
ージの半導体素子と対向する位置に配置された透明保護
部材と、透明保護部材の外側表面あるいは内側におい
て、透明保護部材よりも高い遮光性を有する遮光部材か
ら構成されてることが好ましい。これにより、撮像され
る画像の品質を向上させることができる。さらに透明保
護部はマイクロレンズの機能を持つことにより、結像さ
れる画像の解像度を向上させてもよい。受光素子部と透
明保護部の間に、または、透明保護部の上または透明保
護部中にカラーフィルタを設け、カラーの画像を撮像で
きるようにしてもよい。
【0042】固体撮像素子14は電荷結合素子(CC
D)1次元イメージセンサ(リニアセンサ)又は2次元
イメージセンサ(エリアセンサ)イメージセンサであっ
てもよい。CCDセンサは350〜1000nmの範囲
で実用的な量子感度を持ち、約500nmで最大量子感
産を持つが、300nm付近の紫外線領域をも受光する
特性を有する。このため、CCDセンサは潜在指紋の紫
外線領域の発光を受光する上で好ましい。他の実施形態
として、固体撮像素子14は、MOSイメージセンサ、
CdS−Se密着型イメージセンサ、a−Si(アモル
ファスシリコン)密着型イメージセンサ、又はバイポー
ラ密着型イメージセンサのいずれかであってもよい。
【0043】潜在指紋が発する発光は、紫外線領域の長
波長領域にあるため、より鮮明な指紋像を撮像するため
には、紫外線バンドパスフィルタ10は、潜在指紋の紫
外線領域の発光における短波長成分を遮断することが好
ましい。特に紫外線バンドパスフィルタ10は、発光の
検出の際、ノイズとなる300nm以下の短波長成分を
遮断することが好ましい。また紫外線バンドパスフィル
タ10の透過波長を300〜420nm又は310〜4
20nmにしてもよい。ここで、透過波長とは、透過率
が1%以上である波長のことである。更に紫外線バンド
パスフィルタ10の主要な透過波長成分が350nm近
傍の紫外線波長領域であるように構成することがより好
ましい。これにより、潜在指紋の発光をより的確に撮像
させることができる。
【0044】紫外線バンドパスフィルタ10の形状は、
角、丸などいずれであってもよい。紫外線バンドパスフ
ィルタ10の透過基板は、ガラス又はプラスティックの
いずれであってもよい。
【0045】冷却部24は、冷却ガスや冷却液体を用い
て冷却してもよい。又は電子的素子を用いて冷却しても
よい。電子的素子としてペルティエ素子を用いてもよ
い。ペルティエ素子とは、二つの物質の接合面に電流を
流すと吸熱(または発熱)する、というペルティエ効果
を利用した素子のことである。
【0046】冷却部24は、固体撮像素子14の使用温
度範囲を、摂氏マイナス80度から室温までの温度範
囲、又は摂氏マイナス50度から室温までの温度範囲に
調整してもよい。このように固体撮像素子14を冷却す
ることにより、固体撮像素子14が特にCCDである場
合、感度を向上させることができる。
【0047】画像処理部18の画像処理の方法として
は、市販されているフォトレタッチ用ソフトを利用して
もよい。フォトレタッチ用ソフトによって、指紋像の画
像データに対して、白黒反転、エッジ強調などの画像処
理を行い、より鮮明な指紋像を獲得することができる。
【0048】通信部28が、外部の指紋データベースサ
ーバと通信し、指紋像を照合させるために、通信回線と
して、専用回線、電話回線、携帯電話あるいはPHSの
いずれを利用してもよい。特に電話回線、携帯電話、P
HSの場合は、指紋検出現場において即座に接続して利
用できる点で、簡便である。
【0049】出力部30は、ハロゲン化銀写真法、ピク
トログラフィー、電子写真方式、インクジェット法、直
接感熱方式、転写感熱方式、静電方式のいずれかの方法
で指紋画像をプリントしてもよい。
【0050】指紋像は、非常に微細な画像を抽出しなけ
れば、指紋照合に用いることができない。そこでレンズ
12はフォーカスを自動調整する自動焦点機構を有し、
的確にフォーカスを合わせることが好ましい。
【0051】モニタ16の表示素子は、液晶表示素子、
CRT表示素子、ブラズマ表示素子、エレクトロルミネ
ッセンス表示素子、発光ダイオード表示素子のいずれか
であってもよい。
【0052】結像のためのレンズ12と固体撮像素子1
4を一体に構成してもよい。これにより、撮像のための
光学系を小型化することができる。
【0053】紫外線光源6、固体撮像素子14などを駆
動させる電源は、交流電源、蓄電池、簡易発電機のいず
れであってもよい。蓄電池としては、鉛蓄電池、ニッケ
ルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン
電池、リチウム電池のいずれかであってもよい。また、
簡易発電機は、ガソリンエンジン、ジーゼルエンジンを
搭載した発電機のいずれかであってもよい。
【0054】指紋検出装置は、少なくとも、紫外線光
源、CCDとレンズ、ピント合わせ機構、モニター、そ
れらを固定するラック、電源入力部、それらを収納する
筐体22を有し、筐体22は検体に向かって孔があけら
れていてもよい。指紋検出装置は、さらにプリンタを内
蔵してもよい。内蔵するプリンタとしては、ハロゲン化
銀写真法の中から拡散転写インスタント写真法、直接感
熱方式、転写感熱方式のいずれかであってもよい。
【0055】本実施形態では、画像処理部18及びモニ
タ16が筐体22の外側にあり、固体撮像素子14の出
力を受け取っていたが、筐体22に画像処理部18及び
モニタ16が筐体22と一体化していてもよい。また通
信部20についても筐体22と一体化していてもよい。
【0056】また、レンズ12、固体撮像素子14、モ
ニタ16、及び画像処理部18として市販のデジタルカ
メラを用いてもよい。これにより、市販のデジタルカメ
ラを利用して、簡便に指紋検出を行うことができる。
【0057】以下、本発明の実施形態を具体的な実験結
果に基づいて詳細に述べる。以下では具体的な数値を挙
げて、本発明の効果を説明するが、本発明は、ここに挙
げる数値例に限定されるものではない。
【0058】実験1では、検体として、金属アルミ板を
使用し、紫外線光源からの光を照射した。紫外線光源の
発光波長は250〜400nm連続であるが、250n
mや400nmに強い輝線を有する。紫外線光源の発光
窓寸法は75×45mmである。
【0059】検体の潜在指紋から発した発光を紫外線透
過バンドパスフィルタに透過させた。紫外線透過バンド
パスフィルタの透過率は、250nmで1%、400n
mで0.1%、350nmで90%とした。レンズとし
ては光学レンズを用いた。固体撮像素子として、130
万画素のCCDのエリアセンサを用い、ペルティエ素子
により摂氏マイナス25度に冷却した。
【0060】モニターとしてCRTディスプレーを用い
た。画像処理ソフトとして、アドビ社フォトショップv
er.5を用いて,潜在指紋の画像を反転させ、隆起線
の白色を黒色に変換した。図2は、実験1で得られた指
紋像から抽出したエッジ画像である。
【0061】実験2は、検体として、コピー用デスクを
用いた点以外は、上述の実験1と同じ条件で行われた。
図3は、実験2で得られた指紋像から抽出したエッジ画
像である。実験2で検出された指紋増の隆起線は黒色で
あった。恐らく、検体のコピーデスクから蛍光を出して
いるものと推察できる。
【0062】さらに、実験1及び2と比較するため実験
3を行った。実験3は、紫外線カットフィルタを用い
て、潜在指紋からの発光の紫外線領域の波長をすべてカ
ットした点以外は、実験1と同じ条件で行われた。実験
3では指紋像は全く得られなかった。
【0063】実験1及び2の結果、潜在指紋を含む検体
に紫外線を照射すると、指紋成分から発したと思われ
る、長波の紫外線領域の発光が生じた。その光を紫外線
透過バンドパスフィルタを介して、固体撮像素子に投影
することにより、高いS/N比の電気信号を得ることが
でき、鮮明な指紋像をモニターすることができた。
【0064】一方、実験1及び2の対照実験である実験
3では、紫外線を照射し、検体と固体撮像素子の間に紫
外線カットフィルタを介して撮像した。この場合、指紋
から発した紫外線領域の発光は紫外線カットフィルタに
よって、除外される。実験3の結果、指紋像は全く検出
できなかった。従って、実験1及び2で得られた指紋像
は単なる検体の反射率の変化により生じたものではない
ことは明らかである。
【0065】実験1及び2の結果と合わせると、潜在指
紋に紫外線を照射すると、潜在指紋から長波の紫外線領
域の発光が生じ、その発光のため、基本的には指紋隆線
が白くなる。しかし、検体の種類によっては、検体自身
が蛍光を強く発するものがあるため、相対的に指紋部が
黒くなることもある。これらは固体撮像素子の電気信号
を画像処理することにより、画像を反転させて、隆起線
の白と黒を逆転させることができる。また、画像処理で
は、エッジ強調させたり、硬調化処理により指紋部を観
測しやすくすることもできる。
【0066】(実施形態2)図4は、本実施形態の第2
の実施形態に係る指紋検出方法のフローチャートであ
る。図4を参照しながら、本実施形態の指紋検出方法を
説明する。
【0067】紫外線光源6は、紫外線を潜在指紋を含む
検体に照射する(S100)。カットフィルタ8は、紫
外線光源6が照射した紫外線の特定波長領域を遮断する
(S102)。
【0068】紫外線透過バンドパスフィルタ10は、検
体の潜在指紋の紫外線領域の発光における特定波長領域
を透過させ、レンズ12は紫外線透過バンドパスフィル
タ10を透過した指紋像を結像する(S104)。固体
撮像素子14は、指紋像を撮像する(S106)。
【0069】画像処理部18は指紋の画像データに対し
て、画像処理を施す(S108)。モニタ16は指紋の
画像データを表示する(S110)。出力部30は指紋
の画像データをプリンタに出力する(S112)。
【0070】本実施形態の指紋検出方法によれば、潜在
指紋を含む検体に紫外線を照射し、指紋から発する発光
を受光することにより、指紋像を取得できる。そのた
め、潜在指紋を含む検体に前処理を施すことなく、非接
触で、簡便に潜在指紋を検出することができる。
【0071】また本実施形態の指紋検出方法によれば、
得られた指紋像の画像を処理し、モニタに表示すること
により、指紋の検出と同時に指紋像を確認することがで
きる。また、指紋データベースサーバと通信することに
より、検出された指紋像の画像と、指紋データベースの
指紋とをリアルタイムで照合することができる。
【0072】(実施形態3)図5は、本実施形態の第3
の実施形態に係るコンピュータ用のプログラムの機能構
成図である。図5において、コンピュータ80は、撮像
モジュール84と、画像処理モジュール86と、画像表
示モジュール88と、画像出力モジュール90と、通信
モジュール92とを有する。これらの機能構成は、記録
媒体82に格納されたプログラムによってソフトウエア
として提供されてもよい。
【0073】図5を参照しながら、本実施形態のコンピ
ュータ用のプログラムが、コンピュータ80に働きかけ
て、検体から潜在指紋を検出する処理を説明する。
【0074】撮像モジュール84は、紫外線光源からの
紫外線を潜在指紋を含む検体に照射し、検体の潜在指紋
の紫外線領域の発光における特定波長領域を透過し、指
紋像を固体撮像素子に撮像させる。
【0075】画像処理モジュール86は、撮像された指
紋の画像データに対して、画像処理を施す。画像表示モ
ジュール88は指紋の画像データをディスプレイ96に
表示させる。画像出力モジュール90は指紋の画像デー
タをプリンタ94に出力させる。
【0076】通信モジュール92は、外部にある指紋デ
ータベースと通信し、指紋の画像データを照合させる。
【0077】本実施形態の記録媒体に格納されたプログ
ラムによれば、得られた指紋像の画像を処理し、ディス
プレイに表示することにより、指紋の検出と同時に指紋
像を確認することができる。また、指紋データベースサ
ーバと通信することにより、検出された指紋像の画像
と、指紋データベースの指紋とをリアルタイムで照合す
ることができる。
【0078】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
【0079】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、潜在指紋を含む検体に紫外線を照射することに
より、前処理することなく、非接触で、簡便に、指紋を
検出し、検出と同時に指紋像をモニタすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の指紋検出装置の構
成図
【図2】 実験1で得られた指紋像のエッジ画像
【図3】 実験2で得られた指紋像のエッジ画像
【図4】 本発明の第2の実施形態の指紋検出方法のフ
ローチャート
【図5】 本発明の第3の実施形態のコンピュータ用の
プログラムの機能構成図
【符号の説明】
2 検体 4 潜在指紋 6 紫外線光源 8 カットフィルター 10 紫外線透過バンドパスフィルタ 12 レンズ 14 固体撮像素子 16 モニタ 18 画像処理部 20 制御部 22 筐体 24 冷却部 26 記録部 28 通信部 30 出力部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜在指紋を含む検体に光源から光を照射
    し、前記潜在指紋を検出する指紋検出装置であって、 前記検体に紫外線を照射する紫外線照射部と、 前記紫外線を前記検体に照射したことにより前記検体の
    前記潜在指紋から得られる光を結像させる光学結像部
    と、 前記光学結像部が結像した光を受光する受光部とを備え
    たことを特徴とする指紋検出装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線を前記検体に照射したことに
    より前記潜在指紋から得られる前記光は、前記潜在指紋
    から発した発光であることを特徴とする請求項1に記載
    の指紋検出装置。
  3. 【請求項3】 前記潜在指紋から得られる光の特定波長
    領域を透過させるバンドパスフィルタをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の指紋検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記潜在指紋から得られる光は紫外線領
    域にあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の指紋検出装置。
  5. 【請求項5】 前記バンドパスフィルタは、紫外線領域
    の光を透過する紫外線透過バンドパスフィルターである
    ことを特徴とする請求項4に記載の指紋検出装置。
  6. 【請求項6】 前記バンドパスフィルタが、前記紫外線
    における少なくとも短波長成分を遮断することを特徴と
    する請求項5に記載の指紋検出装置。
  7. 【請求項7】 前記バンドパスフィルタが遮断する前記
    短波長成分が300nm以下の紫外線波長領域であるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の指紋検出装置。
  8. 【請求項8】 前記バンドパスフィルタの主要な透過波
    長成分が、350nm近傍の紫外線波長領域であること
    を特徴とする請求項5に記載の指紋検出装置。
  9. 【請求項9】 前記紫外線照射部が、照射する紫外線に
    おける長波長成分を遮断するカットフィルタを有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の指紋検出装置。
  10. 【請求項10】 前記カットフィルタが遮断する前記長
    波長成分が350nm以上の紫外線波長領域であること
    を特徴とする請求項9に記載の指紋検出装置。
  11. 【請求項11】 前記受光部は固体撮像素子であること
    を特徴とする請求項1に記載の指紋検出装置。
  12. 【請求項12】 前記固体撮像素子は電荷結合素子であ
    ることを特徴とする請求項11に記載の指紋検出装置。
  13. 【請求項13】 前記固体撮像素子を冷却する冷却部を
    さらに備えることを特徴とする請求項12に記載の指紋
    検出装置。
  14. 【請求項14】 前記紫外線照射部、前記光学結像部、
    及び受光部を覆う筐体をさらに備えることを特徴とする
    請求項1に記載の指紋検出装置。
  15. 【請求項15】 前記受光部に撮像された前記潜在指紋
    の画像を画像処理する画像処理部をさらに備えることを
    特徴とする請求項1に記載の指紋検出装置。
  16. 【請求項16】 前記光学結像部のフォーカスを制御す
    る制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の指紋検出装置。
  17. 【請求項17】 潜在指紋を含む検体に光源から光を照
    射し、前記潜在指紋を検出する指紋検出方法であって、 前記検体に紫外線を照射し、 前記紫外線を前記検体に照射したことにより前記検体の
    前記潜在指紋から得られる光の特定波長領域を撮像する
    ことを特徴とする指紋検出方法。
  18. 【請求項18】 前記検体の前記潜在指紋から得られる
    光の内、短波長成分を含まない紫外線領域の光を透過さ
    せて、撮像することを特徴とする請求項17に記載の指
    紋検出方法。
  19. 【請求項19】 前記検体に照射される紫外線の波長が
    長波長成分を有しないことを特徴とする請求項18に記
    載の指紋検出方法。
  20. 【請求項20】 潜在指紋を含む検体に光源から光を照
    射し、前記潜在指紋を検出するコンピュータ用のプログ
    ラムを格納した記録媒体であって、前記プログラムが、 前記コンピュータに働きかけて、紫外線を前記検体に照
    射したことにより前記検体の前記潜在指紋から得られる
    光の特定波長領域を撮像させる撮像モジュールと、 前記コンピュータに働きかけて、前記撮像モジュールが
    撮像させた前記潜在指紋の画像を処理させる画像処理モ
    ジュールと、 前記コンピュータに働きかけて、前記画像処理モジュー
    ルが処理した前記画像を表示させる画像表示モジュール
    と、 前記コンピュータに働きかけて、前記画像処理モジュー
    ルが処理した前記画像を出力させる画像出力モジュール
    と、 前記コンピュータに働きかけて、指紋データベースサー
    バと通信して、前記画像処理モジュールが処理した前記
    画像を照合させる通信モジュールとを備えたことを特徴
    とする記録媒体。
  21. 【請求項21】 光を照射する検出装置であって、 紫外線を照射する照射手段と、 前記紫外線を照射することによって得られる光を結像す
    る光学結像手段と、 前記光学結像手段によって結像した光を受光する固体撮
    像素子を有する受光手段と、 前記照射手段と前記光学結像手段との間に設けられた、
    紫外線領域の光を透過させ、可視領域の光を遮断させる
    透過手段とを備えたことを特徴とする検出装置。
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