JP2001034493A - ワークプロセス管理装置 - Google Patents

ワークプロセス管理装置

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JP2001034493A
JP2001034493A JP11205698A JP20569899A JP2001034493A JP 2001034493 A JP2001034493 A JP 2001034493A JP 11205698 A JP11205698 A JP 11205698A JP 20569899 A JP20569899 A JP 20569899A JP 2001034493 A JP2001034493 A JP 2001034493A
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JP11205698A
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Yoshihiro Masuda
佳弘 増田
Yuichi Ueno
裕一 上野
Toshiya Yamada
敏哉 山田
Katsutomo Horii
克倫 堀井
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上で提供される種々なサービス
を対象にワークプロセスをボトムアップに構成するワー
クプロセス管理装置を提供する。 【解決手段】 サービス処理内容指定手段1がサービス
提供者がネットワーク上に提供するサービスの処理内容
を受付け、この処理内容記述をサービス処理内容記述保
持手段2が保持し、このサービス処理内容記述をサービ
ス処理内容記述公開手段3がネットワーク上で公開し、
サービス間依存関係検出設定手段4がサービス間の依存
関係を解析してサービス間に処理手順を設定する。ユー
ザ処理要求入力手段5がユーザからの処理要求を受付
け、この処理要求を満足するサービスをサービス検索手
段6がネットワーク上から検索し、ワークプロセス実行
制御手段7が処理要求に対してサービス検索手段6を用
いて順次ブレークダウンしながらサービスを受けて行
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タが無線あるいは有線のネットワークを通じて通信する
コンピュータネットワークにおいて、予め定義された作
業手順にしたがって電子文書や作業指示を作業者間で伝
播して行くワークプロセス管理システムに関し、特に、
インターネットのような広域ネットワーク環境で提供さ
れるさまざまなサービス群を対象にワークプロセスをボ
トムアップに構成することができるワークプロセス管理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】広域ネットワーク環境におけるワークプ
ロセス管理を支援する技術として、従来では次のような
ものが知られていた。特開平8−101817号公報に
は、ワークフローの実行に関するルールをネットワーク
上に分散されたデータベース上に格納しておき、ユーザ
からの要求に従って、各データベース上でSLD反駁に
よる計算を用いてワークプロセスを構成するワークフロ
ー支援システムが開示されている。このシステムでは、
各データベース上でワークプロセスの連携計算が解決で
きなかった場合は、未解決のルールを各データベース間
で共有されるルール空間に書き出して、他のデータベー
スに保存されたルールによる解決を試みながら複数のデ
ータベース間で協調的にワークプロセスを導出するよう
にしている。
【0003】特開平9−62733号公報には、各タス
クの作業内容を表わすラベルごとに作業の開始条件と終
了条件を指定し、各タスクの開始条件と終了条件を照合
してタスク間を関連付けることによって、条件を満たす
すべてのワークプロセスを自動的に生成するフロー追加
装置が開示されている。この装置では、ユーザが所望す
るタスクの開始条件と終了条件を指定すると、上記ワー
クプロセスの部分が候補として抽出され、並列実行可能
なワークプロセスが自動的に生成される。
【0004】特開平10−27203号公報には、個々
の文書とタスクとの関係をデータベース化しておき、こ
れらの関係に基づいてワークプロセスの自動生成、修正
フローのチェック、文書差し戻し時の例外処理等を行う
業務支援システムが開示されている。このシステムで
は、文書とタスクの関係は、起票タスクに対して「作
成」文書、承認タスクに対して「参照」タスクといった
形式で表現され、各文書は、「作成」、「参照」という
順番でタスクの順序関係が決定され、ワークプロセスが
自動的に生成される。
【0005】特開平10−326315号公報には、複
数のワークプロセス管理システム間において、一方のワ
ークプロセス管理システムからの起動要求を受信し、各
ワークプロセス管理システムに備えられた連携規則に従
ってワークプロセスの起動を行い、要求を満たす連携規
則が存在しなかった場合は、その旨を送信側に連絡し、
再度、条件を満足する要求を入力するように促す企業間
ワークフロー管理システムが開示されている。
【0006】米国特許第5,745,687号並びに第
5,768,506号には、各エージェント(各エージ
ェントは、ユーザ、ユーザグループ、組織、自動サービ
ス提供機構のいずれかに相当する)間に対して与えられ
たルールに基づいて、ワークプロセスを自動的に生成・
実行するシステムが開示されており、このシステムは、
ワークプロセス全体の処理手順を監視するCoordination
Service、ワークプロセスを構成する各タスクに対して
エージェントを割り当てるOrganization Service、各エ
ージェント間とCoordination Serviceとエージェント間
での情報交換をおこなうためのTransaction Serviceで
構成されている。
【0007】米国特許第5,774,661号には、一
連のワークプロセスを、GUIを通じて定義し、ワークプ
ロセスを構成する各アクティビティに対して起動条件を
設定することができるシステムが開示されており、シス
テムはワークプロセス間を各アクティビティに設定され
たルールに基づいて関連付け、実行制御する。
【0008】文献([Bussler他1996] C. Bussler, S. J
alobinski, H. Schuster, "A New Generation of Workf
low-Management-Systems: beyond Taylorism with MOBI
LE",ACM SIGOIS Bulletin Vol.17(1), 1996)には、各
アクティビティに対して、C(a1, ..., aN)の形式で与え
られる制約述語を与え、それら制約述語間の制約充足計
算を行うことによって、Petri-Netモデルに適合したワ
ークプロセスを導出するシステムが開示されている。
【0009】文献([古宮他95] 古宮、澤部、櫨山、
「制約に基づくソフトウエア開発計画の立案」、信学技
報 KBSE95-11、1995)には、ソフトウエアの開発工程を
GA(遺伝的アルゴリズム)によって導出するシステム
が開示されており、このシステムでは、ソフトウエアの
開発工程を構成する各アクティビティを人的・非人的リ
ソースを消費する対象として捉え、それらリソースに関
するアクティビティ間の制約が目的とする作業を遂行す
る上で最適になるよう組み合わせ最適化が行われ、ワー
クプロセスが導出される。
【0010】文献([Grasso他97] A. Grasso, J-L. Meu
nier, D. Pagani, and R. Pareschi, "Distributed Coo
rdination and Workflow on the World Wide Web", Com
puter Supported Cooperative Work: The Journal of C
ollaborative Computing 6:176-200, 1997)には、各ア
クティビティに対して与えられた入出力条件に基づいて
ワークプロセスが自動的に連携されるシステムが開示さ
れており、このシステムでは、各アクティビティの入出
力条件は、“<入力パラメータ集合> → <出力パラメー
タ集合>”という形式で与えられ、入出力条件を照合す
ることにより、ワークプロセスが自動的に形成される。
また、アクティビティ間の条件を照合して関連付ける機
構は、サーバの機能として独立しており、予め設定され
たサーバ間でアクティビティの照合を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ワークフロー
管理においては、帳票処理等の事務処理における定型的
な処理を自動化するために、予め定義された作業手順
(ワークフロー、またはワークプロセス)にしたがっ
て、電子文書や作業指示を作業者間で伝播して行く。し
かしながら、実際の業務では、業務内容の変化に伴って
ワークプロセスを動的に変更する必要や例外が発生した
場合のアドホック的な処理を扱えることが必要とされる
ため、それらの処理を段階的に追加して行くための方法
が上記のように提案されてきた。
【0012】一方、上記のような組織内の業務を対象に
したワークプロセス管理システムの場合、ワークプロセ
スの段階的な変更は、ワークプロセスを集中的に管理し
ているサーバ上でワークプロセスを変更して行くことに
より実現されるが、インターネット等の広域ネットワー
ク環境では、ワークプロセスを管理する集中的な機構を
想定することができない。このため、特開平8−101
817号公報、特開平9−62733号公報、特開平1
0−27203号公報、特開平10−326315号公
報、米国特許第5,745,687号並びに第5,76
8,506号、米国特許第5,774,661号、文献
[Bussler他1996]、文献[古宮他95]、文献[Grasso他97]
等では、ボトムアップ的にワークプロセスを構成するた
めのさまざまな方法が提案されている。
【0013】しかしながら、特開平8−101817号
公報、文献[Bussler他1996] 、文献[Grasso他97]で提案
されている手法は、各サービスの連携規則を一種の述語
表現として指定しておき、これらの規則集合を対象にユ
ニフィケーション(項置き換え)を行い、ワークプロセ
スを導出するようにしているため、計算対象とするルー
ル集合を固定し、単一のルールエンジンによって計算を
おこなう必要があり、ルール集合を分散化することと制
約解消の可能性との間にトレードオフが発生するという
問題がある。また、これらの手法は、ワークプロセスの
実行前にワークプロセスを導出する方法であるため、実
行時に新たなルールが追加された場合にワークプロセス
を変更する柔軟性は備えていない。
【0014】また、特開平9−62733号公報、米国
特許第5,774,661号で提案されている手法は、
タスクの起動条件を照合してユーザの要求に合ったワー
クプロセスを、その都度導出するものであり、文献[古
宮他95] で提案されている手法は、遺伝的アルゴリズム
を使って、資源が最適に配置されたワークプロセスを組
み合わせ最適化によって導出するものであるが、これら
の手法は、いずれもワークプロセスの実行前にワークプ
ロセスを導出する方法であるため、実行時に新たなサー
ビスが追加された場合にワークプロセスを変更する柔軟
性は備えていない。
【0015】また、特開平10−27203号公報で提
案されている手法は、書類を操作対象、「作成」・「参
照」を基本操作としてワークプロセスをボトムアップに
導出するが、操作対象と基本操作が限定されているた
め、導出されるワークプロセスの多様性が少ない。ま
た、特開平10−326315号公報で提案されている
手法は、複数の定型的なワークプロセス間を動的に連携
する方法であるが、予め連携対象となるワークプロセス
管理サーバ間に参照関係を設定しておく必要があるた
め、限定されたサーバ間でしかワークプロセスを連携す
ることができない。また、米国特許第5,745,68
7号並びに第5,768,506号で提案されている手
法は、ワークプロセスを実行する主体(ユーザ、グルー
プ、自動サービスに対応)が自律的に制約情報を交換し
てワークプロセスをボトムアップに構成するが、実行主
体間の情報交換は、実行主体の増加に伴って指数関数的
に増加してしまうという問題がある。
【0016】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、本発明の目的は、多様なサービスの処理内容を統
一的に表現して、各サービスにおいて、当該サービスに
必要な他のサービスの処理内容を指定できるようにする
ことにより、ルール集合全体との整合性を意識すること
なく、非同期的かつ段階的にサービス間の連携規則を定
義することを可能にする。また、本発明の目的は、各サ
ービスにおいて必要とされる他のサービスとの間の「タ
スク・サブタスク関係」を利用することにより、従来の
入出力関係だけに着目したワークプロセス管理システム
に比べて多様なワークプロセスを表現することを可能に
する。
【0017】また、本発明の目的は、各サービスの処理
内容をネットワーク上で公開し、各サービスが検索主体
となって関連する他のサービスとの間にリンクを張るこ
とで、ルール間の制約解消計算を一括しておこなうこと
なく、ワークプロセスをボトムアップに形成して、これ
により、計算負荷を分散するとともに、系全体としての
信頼性を向上させる。また、本発明の目的は、各サービ
スの実行段階でサービス間に動的に設定されるリンクを
たどることにより、ワークプロセスを動的にブレークダ
ウンしながら実行して、従来のように実行前にワークプ
ロセスを導出する方式に比べて柔軟性を高くし、実行時
に追加されたサービスとの連携も可能にする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、文献 [T.W.Ma
lone, K.Crowston, J.Lee, B.Pentland "Tools for inv
enting organizations: Toward a handbook of organiz
ational p rocesses",In Proceedings of the 2nd IEEE
Workshop on Enabling Technologies Infrastructure
for Collaborative Enterprises, pp.20-22, 1993] で
知られているような、ワークプロセスを記述するための
基本操作(生成、削除、修正、合成、分解、保存、決
定、管理)と、操作対象(文書などの事柄)の組み合わ
せによって多様なサービスの処理内容を統一的に表現す
るとともに、各サービスにおいて、当該サービスに必要
な他のサービスの処理内容を指定できるようにすること
により、ルール集合全体との整合性を意識することな
く、非同期的かつ段階的にサービス間の連携規則を定義
することを可能にしている。
【0019】なお、図2(a)に示すように、「生成」
は操作Oを実行することにより操作対象Aを新たに作り
出す基本操作であり、「削除」は操作Oを実行すること
により操作対象Aを消去する基本操作であり、「修正」
は操作Oを実行することにより操作対象Aを操作対象
A’の変更する基本操作であり、「合成」は操作Oを実
行することにより複数の操作対象A1〜A3を1つの操
作対象Aにまとめる基本操作であり、「分解」は操作O
を実行することにより1つの操作対象Aを複数の操作対
象A1〜A3に分ける基本操作であり、「保存」は操作
Oを実行することにより操作対象Aを或る時間t保持す
る基本操作であり、「決定」は操作Oを実行することに
より操作対象Aを指定する基本操作であり、「管理」は
操作Oを実行することにより操作対象Aを管理する基本
操作であり、全てのワークプロセスはこれら基本操作の
組み合わせによって表現できる。
【0020】また、本発明は、図2(b)に示すよう
に、ワークプロセスは、各サービス内容の操作Oに応じ
た入出力対象Aに基づく「入出力関係」と、各サービス
において必要とされる他のサービスとの間の「タスク・
サブタスク関係」によって規定されることを利用して、
従来の入出力関係だけに着目したワークプロセス管理シ
ステムに比べて多様なワークプロセスを表現することを
可能にしている。
【0021】また、本発明は、各サービスの処理内容を
ネットワーク上で公開し、各サービスが検索主体となっ
て関連する他のサービスとの間にリンクを張ることで、
ルール間の制約解消計算を一括して行うことなく、ワー
クプロセスをボトムアップに形成し、これにより、計算
負荷を分散するとともに、系全体としての信頼性を向上
させている。また、インターネットのような広域ネット
ワーク環境における組織間や企業間でのワークプロセス
管理を実現する。
【0022】例えば、図3に示すように、各サービスの
処理内容は上述した「基本操作」と「操作対象」の組み
合わせとして表現され、共有の「サービスディレクト
リ」に登録される。さらに、各サービスでは、「サービ
ス検索手段」が当該サービスのサブタスクとして指定し
た処理内容に該当するサービスを、「サービスディレク
トリ」に問い合わせて検索し、当該サービスとの間にリ
ンクを設定する。これにより、従来のように、サービス
間の前後関係を規定した条件(ルール)集合に対して一
括計算を行うことなく、個々のサービスが主体となっ
て、ネットワーク上で分散的かつ非同期的に他のサービ
スの依存関係を解消することができる。また、ワークプ
ロセスの実行に際しては、個々のサービスが保持するサ
ブタスクを参照しながらワークプロセスの実行を進める
ことができるため、ワークプロセス実行エンジンをネッ
トワーク上に分散配置することが可能となり、ワークプ
ロセス実行時の計算負荷が分散すると共に、系全体とし
ての信頼性が向上する。
【0023】また、本発明は、ワークプロセスの実行
が、各サービスの実行段階でサービス間に動的に設定さ
れるリンクをたどることにより動的にブレークダウンし
ながら進められるため、従来のように実行前にワークプ
ロセスを導出する方式に比べて柔軟性が高いとともに、
実行時に追加されたサービスとの連携も可能にする。
【0024】具体的には、本発明の請求項1に係るワー
クプロセス管理装置では、サービス処理内容指定手段が
サービス提供者がネットワーク上に提供するサービスの
処理内容を予め定められた共通の形式で受け付け、受け
付けた処理内容の記述をサービス処理内容記述保持手段
が保持し、これら保持されたサービスの処理内容の記述
をサービス処理内容記述公開手段がネットワーク上で一
意のアドレスに対応付けて公開し、また、これらネット
ワーク上に公開されたサービス処理内容記述から、サー
ビス間依存関係検出設定手段が各サービス間での処理が
関係付けられるか否かの依存関係を解析して各サービス
間に処理手順を設定する。これによって、種々なサービ
スによってワークプロセスが構成される。
【0025】更に、本発明の請求項2に係るワークプロ
セス管理装置では、ユーザ処理要求入力手段が予め定め
られた共通の形式によって指定されるユーザからの処理
要求入力を受け付け、このユーザ処理要求及び当該処理
要求の実行過程で生じる処理要求を満足するサービスを
サービス検索手段がネットワーク上から検索し、ワーク
プロセス実行制御手段が入力されたユーザからの処理要
求に対してサービス検索手段を用いて順次ブレークダウ
ンしながらサービスを受けて行くことを制御する。これ
によって、ネットワーク上に提供されたさまざまなサー
ビスの順次実行によってユーザからの処理要求を遂行す
る。
【0026】更に、本発明の請求項3に係るワークプロ
セス管理装置では、サービス検索手段が、処理要求を満
足するサービスが複数検索された場合には当該サービス
をユーザに提示してユーザにより選択されたサービスを
検索結果とし、ユーザとの対話によってユーザの意思を
反映させてワークプロセスを遂行する。
【0027】更に、本発明の請求項4に係るワークプロ
セス管理装置では、ワークプロセス実行制御手段が、ユ
ーザが受ける一連のサービスに関する実行履歴と現在の
実行状態を表現するデータをユーザに提示し、サービス
間に制御を渡してワークプロセスの実行を進めて行き、
ワークプロセスの遂行状況をユーザに把握させる。
【0028】更に、本発明の請求項5に係るワークプロ
セス管理装置では、ワークプロセス実行制御手段が、実
行中のサービスに対してサービス間依存関係検出設定手
段によって設定された次候補のサービスをユーザに提示
し、ユーザによる選択指示に従ったサービスに制御を渡
してワークプロセスの実行を進めて行き、ユーザとの対
話によってユーザの意思を反映させてワークプロセスを
遂行する。
【0029】更に、本発明の請求項6に係るワークプロ
セス管理装置では、サービス処理内容指定手段が、サー
ビスの処理内容として当該サービスと他のサービスとの
間で交換する操作対象を記述し、サービス間依存関係検
出設定手段が、サービス間で操作対象が共通する依存関
係を解析して組み合わせ可能なサービス間に処理手順を
設定する。これによって、例えば、図2(b)に示した
入出力関係の処理に該当する翻訳処理において、言語が
同じ翻訳文と言ったように操作対象(文書)が共通する
依存関係を解析して組み合わせ可能な翻訳サービス間に
処理手順を設定し、或る言語から或る言語へ、他の幾つ
かの言語を会して翻訳すると言ったワークプロセスを実
行することができる。
【0030】更に、本発明の請求項7に係るワークプロ
セス管理装置では、サービス処理内容指定手段が、サー
ビスの処理内容として操作名と当該操作の対象の操作対
象名とを記述し、サービス間依存関係検出設定手段が、
操作名と操作対象名に基づいたタスクとサブタスクとの
関係を依存関係として解析して組み合わせ可能なサービ
ス間に処理手順を設定する。これによって、提供された
サービスにおけるサブタスクの実行を他のサービスで構
成される一連のワークプロセスの実行として捉え、サー
ビス提供者とその被提供者との両方の側面を持ちながら
動的にワークプロセスを実行することができる。
【0031】更に、本発明の請求項8に係るワークプロ
セス管理装置では、サービス処理内容指定手段が、操作
及び操作対象の名前を共通させる類語辞書を有し、提供
サービスの処理内容を共通の表現に従って指定する。こ
れによって、同義語のキーワードの集合内で操作及び操
作対象の名前を種々なキーワードで指定することがで
き、使用者による指定作業の負担を軽減する。
【0032】更に、本発明の請求項9に係るワークプロ
セス管理装置では、サービス処理内容指定手段は操作対
象名に対して属性名とその属性値を複数設定可能であ
り、サービス間依存関係検出設定手段は属性の整合性も
解析する。これによって、例えば或る文書を作成する場
合に、操作対象となる文書の用紙の大きさ(属性名及び
値)を指定しておくことができ、より詳細な基準でサー
ビス間の処理手順を実行させることができる。
【0033】更に、本発明の請求項10に係るワークプ
ロセス管理装置では、サービス索引保持手段が同種の処
理内容記述のサービスのアドレスを当該サービスの処理
内容記述に対応付けて保持し、サービスのアドレスブッ
クを構成する、そして、サービス索引保持手段に対して
は、サービス索引登録手段が処理内容記述に対応付けて
サービスアドレスを登録し、サービス索引アクセス手段
がサービス索引保持手段に登録されたサービスアドレス
を指定された処理内容記述に基づいて検索する。すなわ
ち、サービス処理内容指定手段が、登録時にサービス索
引登録手段によってサービス索引保持手段に提供するサ
ービスのアドレスを登録し、サービス間依存関係検出設
定手段が、サービス索引アクセス手段を通じてサービス
のアドレスを取得して依存関係にあるサービス間に処理
手順を設定することにより、該当するサービスを迅速に
特定する。
【0034】更に、本発明の請求項11に係るワークプ
ロセス管理装置では、サービス処理内容指定手段がサー
ビスの処理内容として当該サービスと他のサービスとの
間で交換する操作対象を記述し、サービス間依存関係検
出設定手段がサービス間で操作対象が共通する依存関係
を解析して組み合わせ可能なサービス間に処理手順を設
定し、サービス索引保持手段が、上記の組み合わせ可能
な複数のサービスをまとめた複合サービスを各サービス
のアドレスに対応付けて保持する。これによって、要求
に対して候補となる複数のサービスからなる連携パター
ンを一元的に提供することができ、処理が迅速化され
る。
【0035】更に、本発明の請求項12に係るワークプ
ロセス管理装置では、サービス処理内容指定手段は提供
するサービスについての制約値も指定し、ワークプロセ
ス実行制御手段は次に実行するサービスを選択するに際
して候補サービスに対して与えられた制約の集合和をユ
ーザに提示し、当該提示された制約に対しての選択基準
の入力をユーザから受け付けて、当該基準を満たすサー
ビスを候補サービスの中から特定する。これによって、
サービスの納期やコストなどと言った制約に基づいて、
ユーザの意思を反映させたワークプロセスを実行するこ
とができる。
【0036】更に、本発明の請求項13に係るワークプ
ロセス管理装置では、サービス処理内容指定手段は提供
するサービスについての制約値も指定し、サービス検索
手段はユーザ処理要求入力手段によって指定された制約
基準を満たすサービスをネットワーク上から検索する。
これによって、ワークプロセス実行制御手段が制御する
サービスの候補を、予め、サービスの納期やコストなど
と言った制約に基づいて、ユーザの意思を反映させたワ
ークプロセスを実行することができる。
【0037】更に、本発明の請求項14に係るワークプ
ロセス管理装置では、サービス処理内容指定手段はサー
ビス提供者間の静的な依存関係に関する入力を受け付
け、サービス処理内容記述保持手段は受け付けたサービ
ス間の静的な依存関係を保持し、サービス間依存関係検
出設定手段は静的な依存関係を解析してサービス間に処
理手順を設定する。これによって、サービス提供者間で
の合意に基づいて、サービス間に静的な仕事の授受を設
定することができ、効率的なワークプロセスの実行を行
うことができる。
【0038】更に、本発明の請求項15に係るワークプ
ロセス管理装置では、サービス処理内容指定手段はサー
ビス処理内容記述保持手段による保持を禁止してサービ
スの処理内容の記述を受け付け可能であり、サービス間
依存関係検出設定手段はサービス処理内容記述保持手段
での保持を禁止されたサービスを用いて試行的に他のサ
ービス間との依存関係を解析し、ワークプロセス実行制
御手段はサービス間依存関係検出設定手段で試行的に解
析されたサービス間の依存関係をワークプロセスとして
表示する。これによって、サービス提供者がネットワー
ク上にサービスを公開する前に、提供しようとするサー
ビスと他のサービスとの間に形成される価値連鎖を試行
的に知ることができ、提供サービスの必要性の評価がで
きる環境が提供される。
【0039】更に、本発明の請求項16に係るワークプ
ロセス管理装置では、ユーザ処理要求入力手段により指
定された処理要求をユーザ処理要求保持手段が蓄積し、
ユーザ処理要求保持手段に蓄積されている処理要求に
基づいて、ユーザ処理要求分析表示手段が処理要求の傾
向及び実際に提供できたサービスと提供することができ
なかったサービスとの差分をサービス提供者に提示す
る。これによって、サービス提供者がニーズの高いサー
ビスを知ることができ、より充実したワーププロセス環
境を形成することができる。
【0040】更に、本発明の請求項17に係るワークプ
ロセス管理装置では、サービス処理内容記述保持手段は
ユーザからの各処理要求に対して当該サービスの次工程
として実行されたサービスの記述を保持し、ワークプロ
セス実行制御手段は当該サービスの次工程の候補サービ
スを提示するとともに当該次工程の候補サービスの過去
の実行頻度を表示する。これによって、ユーザには次工
程のサービスを選択するための判断情報が提供される。
【0041】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施例に係る
ワークプロセス管理装置の構成を示してあり、本例で
は、図4に示すようにクライアントコンピュータやサー
バコンピュータをネットワークで接続したシステムとし
て実現される。図1に示すように、ワークプロセス管理
装置は、サービス処理内容指定手段1、サービス処理内
容記述保持手段2、サービス処理内容記述公開手段3、
サービス間依存関係検出設定手段4、ユーザ処理要求入
力手段5、サービス検索手段6、ワークプロセス実行制
御手段7、サービス索引登録手段8、サービス索引保持
手段9、サービス索引アクセス手段10、ユーザ処理要
求保持手段11、ユーザ処理要求分析表示手段12を有
している。
【0042】サービス処理内容指定手段1は、サービス
提供者がネットワーク上に提供するサービスの処理内容
を予め定められた共通の形式で受け付ける処理を行い、
更に、図2(b)に示したような入出力関係のサービス
では、サービスの処理内容として当該サービスと他のサ
ービスとの間で交換する操作対象の記述も受け付け、更
に、図2(b)に示したようなタスク・サブタスク関係
のサービスでは、サービスの処理内容として操作名と当
該操作の対象の操作対象名との記述を受け付ける。ま
た、サービス処理内容指定手段1は、操作及び操作対象
の名前を共通させる類語辞書を有し、提供サービスの処
理内容を共通の表現に従って指定することを可能にして
いる。また、サービス処理内容指定手段1は、操作対象
名に対して属性名とその属性値を複数設定可能であり、
サービスの操作対象について詳細な基準を受け付けるこ
とができる。
【0043】なお、サービス処理内容指定手段1は後述
するように他にも種々の機能を有しており、このような
サービス処理内容指定手段1によって受け付けた処理内
容の記述はサービス処理内容記述保持手段2によって保
持される。サービス処理内容記述公開手段3は、サービ
ス処理内容記述保持手段2が保持するサービスの処理内
容の記述をネットワーク上で一意のアドレスに対応付け
て公開する。
【0044】サービス間依存関係検出設定手段4は、サ
ービス処理内容記述公開手段3によってネットワーク上
に公開されたサービス処理内容記述から、各サービス間
での処理が関係付けられるか否かの依存関係を解析して
各サービス間に処理手順を設定する。更に、サービス間
依存関係検出設定手段4は、図2(b)に示したような
入出力関係のサービスでは、サービス間で操作対象が共
通する依存関係を解析して組み合わせ可能なサービス間
に処理手順を設定し、更に、図2(b)に示したような
タスク・サブタスク関係のサービスでは、操作名と操作
対象名に基づいたタスクとサブタスクとの関係を依存関
係として解析して組み合わせ可能なサービス間に処理手
順を設定する。更に、サービス処理内容指定手段1によ
って、操作対象名に対して属性名とその属性値が設定さ
れる場合には、サービス間依存関係検出設定手段4は属
性の整合性も解析して各サービス間に処理手順を設定す
る。なお、サービス間依存関係検出設定手段4は後述す
るように他にも種々な機能を有している。
【0045】ユーザ処理要求入力手段5は予め定められ
た共通の形式によって指定されるユーザからの処理要求
入力を受け付け、サービス検索手段6は、ユーザ処理要
求入力手段5によって指定された処理要求及び当該処理
要求の実行過程で生じる処理要求を満足するサービスを
ネットワーク上から検索し、また、サービス検索手段6
は、処理要求を満足するサービスが複数検索された場合
に当該サービスをユーザに提示してユーザにより選択さ
れたサービスを検索結果とする。
【0046】ワークプロセス実行制御手段7は、ユーザ
処理要求入力手段5によって入力されたユーザからの処
理要求に対してサービス検索手段6を用いて順次ブレー
クダウンしながらサービスを受けて行くことを制御す
る。更に、ワークプロセス実行制御手段7は、ユーザが
受ける一連のサービスに関する実行履歴と現在の実行状
態を表現するデータをユーザに提示し、サービス間に制
御を渡してワークプロセスの実行を進めて行く処理や、
実行中のサービスに対してサービス間依存関係検出設定
手段4によって設定された次候補のサービスをユーザに
提示し、ユーザによる選択指示に従ったサービスに制御
を渡してワークプロセスの実行を進めて行く処理も行
う。
【0047】サービス索引登録手段8は処理内容記述に
対応付けてサービスアドレスを登録する処理を行い、サ
ービス索引保持手段9は同種の処理内容記述のサービス
のアドレスを当該サービスの処理内容記述に対応付けて
保持し、サービス索引アクセス手段10はサービス索引
保持手段9に登録されたサービスアドレスを指定された
処理内容記述に基づいて検索する処理を行う。このよう
にサービス索引が準備されているときには、サービス処
理内容指定手段1は、登録時にサービス索引登録手段8
によってサービス索引保持手段9に提供するサービスの
アドレスを登録する処理も行い、サービス間依存関係検
出設定手段4はサービス索引アクセス手段10を通じて
サービスのアドレスを取得して依存関係にあるサービス
間に処理手順を設定する処理も行う。
【0048】また、複数のサービスを複合化して扱う機
能も有しており、サービス処理内容指定手段1はサービ
スの処理内容として当該サービスと他のサービスとの間
で交換する操作対象を記述し、サービス間依存関係検出
設定手段4はサービス間で操作対象が共通する依存関係
を解析して組み合わせ可能なサービス間に処理手順を設
定し、サービス索引保持手段9はこの組み合わせ可能な
複数のサービスをまとめた複合サービスを各サービスの
アドレスに対応付けて保持する。
【0049】また、サービス処理内容指定手段1は納期
などの提供するサービスについての制約値も指定する機
能を有しており、この制約値の指定によって、ワークプ
ロセス実行制御手段7は次に実行するサービスを選択す
るに際して、候補サービスに対して与えられた制約の集
合和をユーザに提示し、当該提示された制約に対しての
選択基準の入力をユーザから受け付けて、当該基準を満
たすサービスを候補サービスの中から特定する機能を実
行する。また、このように制約値の指定がなされた場合
には、ワークプロセス実行制御手段7による上記の処理
に代えて、サービス検索手段6がユーザ処理要求入力手
段5によって指定された制約基準を満たすサービスをネ
ットワーク上から検索する機能も有している。
【0050】また、サービス処理内容指定手段1はサー
ビス提供者間の静的な依存関係に関する入力を受け付け
る機能も有し、サービス処理内容記述保持手段2は受け
付けたサービス間の静的な依存関係を保持し、サービス
間依存関係検出設定手段4は静的な依存関係を解析して
サービス間に処理手順を設定する機能も有している。
【0051】また、サービス処理内容指定手段1はサー
ビス処理内容記述保持手段2による保持を禁止してサー
ビスの処理内容の記述を受け付ける機能も有しており、
サービス間依存関係検出設定手段4はサービス処理内容
記述保持手段での保持を禁止されたサービスを用いて試
行的に他のサービス間との依存関係を解析する機能を有
し、ワークプロセス実行制御手段7はサービス間依存関
係検出設定手段4で試行的に解析されたサービス間の依
存関係をワークプロセスとして表示する機能も有してい
る。
【0052】なお、ユーザ処理要求保持手段11はユー
ザ処理要求入力手段5により指定された処理要求を蓄積
し、ユーザ処理要求分析表示手段12はユーザ処理要求
保持手段11に蓄積されている処理要求に基づいて、処
理要求の傾向、及び、実際に提供できたサービスと提供
することができなかったサービスとの差分をサービス提
供者に提示する。
【0053】これらの機能手段から成るワークプロセス
管理装置は、本例では、図4に示すようにクライアント
コンピュータやサーバコンピュータを広域ネットワーク
で接続したシステムとして実現され、上記の各機能手段
はクライアントコンピュータとサーバコンピュータとに
分散して備えられる。図4において、「サービスサー
バ」や「サービスディレクトリ」は、サーバとして機能
するコンピュータであり、これらのサーバはWebブラ
ウザを備えたクライアント側のコンピュータからネット
ワークを通して制御される。各サーバには、サーバを制
御するインタフェースを提供するためのHTMLファイ
ルが用意されており、httpサーバを介してこのHTML
ファイルにアクセスすることにより、任意のクライアン
トのWebブラウザ上からサーバを制御する。
【0054】また、各クライアントのWebブラウザ、
および、各サーバでは、JavaVM(Java仮想マ
シン)が動作し、これら仮想マシンが提供する遠隔呼び
出し機構Java RMI(Remote Method Invocatio
n)によって、サーバとクライアント間で相互に手続き
を呼び出しながら処理を進めることができる。なお、サ
ーバ側のプログラムは、Java VM上で常時動作し
ており、クライアントからの要求の受信を待機してい
る。また、サービスサーバはユーザがサービスを提供す
るネットワーク上に複数存在するサーバであり、図5に
示すような構造の「サービス」に関するデータを保持・
管理する。なお、図5はタスク・サブタスクの関係のサ
ービスのデータ構造(処理内容記述)を示しており、サ
ービスは、それが存在するネットワーク上のアドレス、
サービスの実行に必要なサブタスクに関する操作名やア
ドレス等の情報、サブタスクの操作対象に関する情報、
サービスについての制約に関する情報が処理内容として
記述されている。
【0055】ここで、各サービスの処理内容を記述する
際に用いられる操作名は、文献[T.W.Malone, K.Crowsto
n, J.Lee, B.Pentland "Tools for inventing organiza
tions: Toward a handbook of organizational process
es", In Proceedings of the2nd IEEE Workshop on Ena
bling Technologies Infrastructure for Collaborativ
e Enterprises, pp.20-22, 1993]で示されている、ワー
クプロセスを構成する活動の基本的な述語である、“生
成”、“削除”、“変換”、“合成”、“分解”、“保
存”、“決定”、“管理”という8つの名前を用いて記
述される。
【0056】「サービスサーバ」を操作するためのユー
ザインタフェースは、各サービスサーバの操作インタフ
ェースを提供するHTMLファイルを「Webブラウ
ザ」上でアクセスし、これに伴なってロードされた「サ
ービス提供インタフェースアプレット」がJava V
M上で実行されることによって提供される。また、サー
ビス提供者は、サービス提供の窓口となるホームページ
に対応するHTMLファイル「サービス提供用HTML
ファイル」を「サービスサーバ」上に持っている。
【0057】「サービスディレクトリ」は、ネットワー
ク上に登録されたサービスを管理するための図6に示す
ような構造のデータを保持・管理し、ネットワーク上で
提供されるサービスの索引である。なお、サービスの処
理内容の登録・参照は、「サービスサーバ」からの要求
を受け取ることによって実行され、各サービスの処理内
容は「サービス索引データベース」に保存される。ま
た、「サービスディレクトリ」は、サービスを記述する
ために必要とされる操作対象名、制約名のシソーラスを
管理する機能も備えており、この情報は「シソーラスデ
ータベース」に保存される。
【0058】「サービスディレクトリ」を操作するため
のユーザインタフェースは、各サービスディレクトリの
操作インタフェースを提供するHTMLファイルをWe
bブラウザ上でアクセスし、これに伴なってロードされ
た「サービスディレクトリインタフェースアプレット」
がJava VM上で実行されることによって提供され
る。「サービスディレクトリ」は、ネットワーク上に複
数存在することが可能であり、「サービスディレクト
リ」間は、RMIの機構を用いて相互にデータを参照す
る。
【0059】ワークプロセスを実行するユーザは、各自
のクライアントのWebブラウザを通じて、「サービス
ディレクトリ」からワークプロセス実行用のインタフェ
ースを記述したHTMLにアクセスする。これにより、
「ワークプロセス実行アプレット」がロードされ、ワー
クプロセスを実行することができる。なお、各ユーザの
ローカルディスクには、ワークプロセスの実行状態を管
理するための図7に示すような構造の「実行状態管理デ
ータ」がファイルとして保存され、各ワークプロセスの
実行履歴が関係付けて記録される。
【0060】次に、ワークプロセス管理装置において、
サービスの登録・削除・変更を行う場合の動作について
説明する。まず、Webブラウザを介して、サービス提
供者が管理する「サービスサーバ」に対して、サービス
サーバの操作インタフェースを提供するHTMLファイ
ルにアクセスすると、「サービス提供インタフェースア
プレット」がロードされ、図8に示すような概観のユー
ザインタフェース「サービス提供インタフェース」が画
面表示される。なお、「サービスリスト」には、当該サ
ービスサーバが管理しているサービスの一覧が表示され
る。
【0061】そして、「サービス提供インタフェース」
上の「サービスリスト」のポップアップメニューから
「登録」を選択すると、図8に示すような概観の新規サ
ービス登録用のウィンドウ「サービス登録ウィンドウ」
がオープンする。この「サービス登録ウィンドウ」の
「サービス名」、「サービス提供窓口URL」では、登
録するサービスの名前と、サービスを提供するためにサ
ービス提供者が用意しているサービス窓口となるホーム
ページのURLをそれぞれ指定する。ここで指定された
サービス名とサービス提供窓口URLは、それぞれ、図
5に示したデータの当該「サービス」の「サービス名」
と「アドレス」に設定される。
【0062】「サービス登録ウィンドウ」の「操作名メ
ニューリスト」から操作名を選択すると、各操作名に応
じて操作対象指定用のパネルが「操作対象指定パネル」
に表示される。なお、操作対象の指定パターンは、図9
(a)〜(h)に示すように、各操作に応じた操作対象
の入出力によって異なる。ここで、「操作対象指定パネ
ル」でリスト表示される操作対象は、「サービスディレ
クトリ」に対して“操作対象名一覧要求”を発行して得
られた名前の集合として表示される。
【0063】図8に示す「サービス登録ウィンドウ」の
「サブタスクリスト」では、各サービス提供者が、サー
ビス提供のために必要とする他のサービス(サブタスク
に相当)を登録する。この「サブタスクリスト」上のポ
ップアップメニューから「追加」を選択すると、図10
に示すようなウィンドウ「サブタスク登録ウィンドウ」
が表示される。なお、同ポップアップメニューでいずれ
かのサブタスクが選択されている状態で「修正」を選択
した場合には、既に登録されている内容が取り出されて
表示されている状態で、以下に述べる新規登録の場合と
同じ処理がおこなわれる。また、同ポップアップメニュ
ーで「削除」を選択した場合には、当該選択されている
サブタスクが、図8に示す「サブタスク削除確認ダイア
ログ」を通じてユーザに対して確認した上で、図5に示
す「サービス」の「サブタスク」から削除される。
【0064】「サブタスク登録ウィンドウ」の「操作名
メニューリスト」で操作名を選択すると、各操作名に応
じた操作対象指定用のパネルが、「操作対象指定パネ
ル」に表示される。なお、操作対象名の集合は、「サー
ビスディレクトリ」に“操作対象名一覧要求”を発行す
ることによって得られる。ここで指定された操作名と操
作対象集合が、図5に示す当該「サービス」の「サブタ
スク」の「操作名」と「操作対象」に設定される。
【0065】「サブタスク登録ウィンドウ」では、「固
定サブタスク設定ボタン」を押すことによって、特定サ
ービス(提携関係などの静的な依存関係を予め結んでい
るようなサービス)との間に静的なサブタスク関係を設
定することができる。このボタンを押すと、「サービス
ディレクトリ」に問い合わせがおこなわれ、当該指定さ
れた操作名と操作対象に対応したサービスが取り出さ
れ、図10に示すような、「固定サブタスク登録ウィン
ドウ」の「サブタスクリスト」に表示される。「固定サ
ブタスク登録ウィンドウ」の「サブタスクリスト」上で
任意のサービスを選択すると、当該サービスに関する情
報が「サービスプロファイル」部に表示される。「サブ
タスクリスト」でサービスが選択された状態で「登録ボ
タン」が押されると、図5に示した「サービス」の「サ
ブタスク」の「アドレス」に、ここで指定されたサービ
スのURLが「固定フラグ」に、後述する当該サービス
の登録時に“True”が設定される。
【0066】「サブタスク登録ウィンドウ」で「登録」
ボタンを押すと、指定された操作名、操作対象集合が、
図5に示した該当「サービス」の「サブタスク」の「操
作名」、「操作対象」に設定され、そのサブタスクが
「サービス」の「サブタスク」に登録される。なお、上
記「固定サブタスク登録ウィンドウ」で特定のサービス
を指定しなかった場合、「サービス」の「サブタスク」
の「アドレス」には“NULL(空)”が、「固定フラ
グ」には”False”がそれぞれ設定される。ここで
のサブタスクの登録結果は、「サービス登録ウィンド
ウ」の「サブタスクリスト」の表示に反映される。
【0067】図8に示す「サービス登録ウィンドウ」の
「制約リスト」には、当該サービスを起動する上での制
約を登録する。「制約リスト」上のポップアップメニュ
ーで「登録」を選択すると、図8に示すような概観の
「制約登録ウィンドウ」がオープンする。なお、「制約
リスト」上のポップアップメニューでいずれかの制約が
選択されている状態で「修正」を選択すると、以下に記
述する「登録」を選択した場合と同様の「制約登録ウィ
ンドウ」がオープンして、既に登録されている制約の内
容を変更することができる。また、「制約リスト」上の
ポップアップメニューでいずれかの制約が選択されてい
る状態で「削除」を選択すると、図8に示すような概観
のダイアログが表示され、削除の確認がおこなわれた
後、当該制約のエントリが、図5に示す当該「サービ
ス」の「制約」から削除される。
【0068】「制約登録ウィンドウ」では、制約名と値
を指定する。制約名は、「サービスディレクトリ」に対
して“制約名一覧要求”を発行することによって得られ
た制約名が、メニューリストの形で表示され、この中か
ら選択することによって指定する。また、制約値には、
文字列、または数値で表現される任意の値を指定する。
ここで指定された制約名と値は、図5に示す当該「サー
ビス」の「制約」の「制約名」、「値」に設定される。
【0069】「サービス登録ウィンドウ」内の「テスト
ボタン」を押すと、図8に示すような「サービスシミュ
レーションウィンドウ」が表示され、現在選択したサー
ビスを起点として、「サービスサーバ」にサブタスクを
問い合わせて、対話的にサブタスクへのブレークダウン
しながらワークプロセスの実行をシミュレーションでき
る。ここでは、トリーのノードに選択されたサービスが
表示され、ノードをクリックすることによって、そのサ
ービスに設定されたサブタスクの候補サービスが「サー
ビスサーバ」への問い合わせにより取り出されて表示さ
れる。表示されている候補サービスの中からいずれかの
サービスを選択し、ポップアップメニューにより「選
択」を選ぶと、選択したサービスがノードとして表示さ
れ、ブレークダウン可能な状態になる。
【0070】「サービス登録ウィンドウ」の「登録ボタ
ン」を押すと、上記の処理で指定されてきた当該サービ
スに関する各種の情報がJavaのObject Se
rialization機構によって永続データ化さ
れ、図4に示した「サービスサーバ」の「サービスプロ
ファイルデータベース」に登録されると共に、当該サー
ビスに関する“サービス登録要求”が「サービスディレ
クトリ」に発行され、「サービスディレクトリ」上に登
録される。また、これと同時に、各サービスの各「サブ
タスク」に関しては、「固定サービス」が指定されてい
ない場合、「サービスディレクトリ」に対して“サービ
ス一覧要求”を発行して得られた候補サービスの一覧が
設定される。なお、このような処理は図11のフローチ
ャートに示す手順で行われる。
【0071】図8に示す「サービス提供インタフェー
ス」上の「サービスリスト」でいずれかのサービスが選
択されている状態で、ポップアップメニューから「修
正」を選択すると、前述の「サービス登録ウィンドウ」
に、既に登録されている当該サービスの情報が表示・選
択されている状態でオープンする。そして、上述の新規
登録の場合と同様に修正内容を指定して、「登録ボタ
ン」を押すことによって“サービス修正要求”が「サー
ビスディレクトリ」に発行されると共に、当該サービス
サーバが管理する当該サーバに関するデータの内容が更
新される。
【0072】また、「サービス提供インタフェース」上
の「サービスリスト」でいずれかのサービスが選択され
ている状態で、ポップアップメニューから「削除」を選
択すると、図8のような外観の「サービス削除確認ウィ
ンドウ」が表示され、ここで「はい」が選択されると、
「サービスディレクトリ」に当該サービスに関する“サ
ービス削除要求”が発行され、当該サービスは「サービ
スサーバ」上から削除される。
【0073】次に、ワークプロセスを可視化して選択実
行する動作を説明する。まず、 Webブラウザを介し
て、「サービスディレクトリ」に対して、ワークプロセ
ス実行インタフェースを提供するHTMLファイルにア
クセスすると、「ワークプロセス実行アプレット」がロ
ードされ、図12に示すような概観のユーザインタフェ
ース「ワークプロセス実行インタフェース」が表示され
る。
【0074】「ワークプロセス実行インタフェース」の
「操作名メニューリスト」から操作名を選択すると、各
操作名に応じた操作対象指定用のパネルが、「操作対象
指定パネル」に表示される。なお、操作対象の指定パタ
ーンは、各操作ごとに異なる。ここで、「操作対象指定
パネル」で表示される操作対象は、「サービスディレク
トリ」に対して“操作対象名一覧要求”を発行して得ら
れた名前の集合として表示される。この「操作対象指定
パネル」で操作対象を指定すると、当該「サービスディ
レクトリ」に“サービス検索要求”が発行され、「ワー
クプロセス実行インタフェース」の「ワークプロセスダ
イアグラム」にワークプロセスの実行の起点となるサー
ビスを表すノードと、「候補サービスリスト」に候補サ
ービスの一覧が表示される。
【0075】「ワークプロセス実行インタフェース」の
「ワークプロセスダイアグラム」には、ワークプロセス
の実行履歴、現時点で実行中のサービス、まだ実行して
いないサービスのサブタスクがトリー状に表示される。
なお、ここで、各サービスの実行状態は、表示されるサ
ービス名の色によって区別して表示される。また、まだ
実行していないサービスのサブタスクは、サービスを特
定することによって対話的にブレークダウンすることが
可能であり、「ワークプロセスダイアグラム」上で、
“未ブレークダウン状態(‘+’記号が表示されてい
る)”のノードを選択すると、各「サービスサーバ」に
対して、“サブタスク一覧要求”が発行され、当該サー
ビスのサブタスクとして指定されているサービス処理内
容記述、または静的に決定されているサブタスクが、図
5に示した当該「サービス」の「サブタスク」から取り
出され、過去の実行回数と共に「候補サービスリスト」
に表示される。
【0076】「候補サービスリスト」上に一覧されたサ
ービスを選択すると、「制約リスト」にそのサービスに
関する制約が値と共に一覧される。「候補サービスリス
ト」上で、ポップアップメニューから「条件検索」を選
択すると、図12に示すような概観の「条件検索ウィン
ドウ」が表示される。「条件検索ウィンドウ」の「制約
リスト」には、「候補サービスリスト」に表示されてい
るサービスに与えられた制約名の集合和が一覧されてい
る。「制約リスト」上でいずれかのエントリを選択して
ポップアップメニューから「条件設定」を選択すると、
図12に示すような「条件設定ウィンドウ」が表示され
る。
【0077】ここで、指定した制約に関する値を設定す
ると、その結果が、「制約リスト」の表示に反映され
る。この操作を繰り返すことによって、「個補サービス
リスト」上に表示するサービスが満たすべき制約条件を
指定することを完了し、「条件検索ウィンドウ」を完了
すると、ここで指定された条件と、図7に示す各「サー
ビス」の「制約」で指定された制約が照合され、指定さ
れた条件を満足するサービスのみが「候補サービスリス
ト」に表示される。なお、「条件検索」の結果が表示さ
れている状態は、「候補サービスリスト」上のポップア
ップメニューから「条件検索解除」を指定することによ
って解除され、検索前に表示されていた状態に戻すこと
ができる。
【0078】「候補サービスリスト」上に表示されてい
る候補サービスのいずれかを選択し、ポップアップメニ
ューから「実行予約」を選択すると、図7に示す当該サ
ービスに対応した「実行状態管理データ」の「次サービ
ス」に当該選択されたサービスに関するエントリが追加
され、当該「サービス実行状態」の「状態」に「実行待
ち」が設定される。これと同時に、「ワークプロセスダ
イアグラム」中での当該サービス記述のノードが実行予
約されたサービスによって置き換え表示される。
【0079】「ワークプロセスダイアグラム」上に表示
されているサービスの内の「終了」状態にあるサービス
の直後にある「実行待ち」状態のサービスを選択して、
ポップアップメニューから「実行」を選択すると、当該
ワークプロセスの実行状態を管理するための図7に示す
「実行状態管理データ」の「状態」に“実行中”がセッ
トされ、当該ユーザのマシンのローカルディスク上に保
存される。なお、保存されるデータはJavaのObj
ect Serialization機構を使って永続
データ化され、基点となるサービスの実行を指示した際
に、図12のような概観の「実行状態管理データ保存ウ
ィンドウ」を通じて指定された場所にファイルとして保
存される。また、これと同時に、図5に示した当該「サ
ービス」の「アドレス」に格納されたサービス提供のた
めに用意されているホームページがオープンする。
【0080】「ワークプロセスダイアグラム」上に表示
されているサービスの内の「実行中」状態にあるサービ
スを選択し、ポップアップメニューから「終了」を選択
すると、当該「サービス実行状態」の「状態」に“終
了”がセットされ、その内容が保存される。また、これ
と同時に、当該実行が終了したサービスの上位サービス
の「サービスサーバ」に対して、実行回数を計数するた
めの当該終了したサブタスクの情報を含んだ“サブタス
ク終了”の処理が発行される。
【0081】次に、サービス提供者側でのサービス実行
に伴なう処理動作を説明する。「サービスサーバ」は、
「ワークプロセス実行アプレット」からRMIにより呼
び出される各種の要求を受け取ると、以下のように、各
要求に応じた処理を起動する。まず、「ワークプロセス
実行アプレット」からの“サブタスク検索要求”に対し
て、図5に示す当該「サービス」の「サブタスク」に格
納された各サブタスクの「操作名」、「操作対象」、
「実行頻度」、「アドレス」、「静的フラグ」を返す。
【0082】そして、「ワークプロセス実行アプレッ
ト」からの“制約一覧要求”に対して、図5に示す当該
「サービス」の「制約」に格納されている制約の集合を
返す。そして、「ワークプロセス実行アプレット」から
の“サブタスク終了”に対して、各サービスは、送られ
てきたサブタスクの情報をもとに、そのサブタスクに関
する実行カウンタである、図5に示す当該「サービス」
の「サブタスク」の「実行頻度」を1つ増加させる。
【0083】次に、サービスディレクトリにおけるサー
ビスの登録とコーディネーションの動作について説明す
る。「サービスディレクトリ」は、「サービスサーバ」
からRMIにより呼び出される各種要求を受け取ると、
以下のように、各要求に応じた処理を行う。なお、処理
結果として返す必要のあるデータは、JavaのObj
ect Serialization機構を用いてネッ
トワーク上で交換可能なデータに変換して返す。
【0084】「サービスサーバ」から“サービス登録要
求”を受け取ると、同要求と共に送られてきたアドレス
(URL)を、指定された操作名、操作対象名集合に対
応付けて、図6に示す当該「処理内容記述」の「サービ
ス」に追加する。なお、ここで、インデックスとして利
用される操作名、操作対象集合は、「操作名」と「操作
対象」に設定される。また、既存の「処理内容記述」に
該当する「操作名」と「操作対象」の組み合わせパター
ンが存在しない場合に、新たに「処理内容記述」が生成
される。
【0085】図13に示すコーディネーションのアルゴ
リズムにしたがって、入出力関係に基づいて複合サービ
スをコーディネートし、その結果をインデックスに登録
する。なお、ここでの変換規則は表1に示すように定義
されており、各操作の出力となる操作対象と入力となる
操作対象が照合され、出力と入力が同じ操作対象のサー
ビス対は、一連のサービスとして解釈され、図6に示す
当該「サービスディレクトリ」の「処理内容記述」にお
いて「複合サービス」として登録される。
【0086】
【表1】
【0087】また、「サービスサーバ」から“サービス
変更要求”を受け取ると、既に保存されているサービス
の内容のエントリを削除し、この要求と共に送られてき
たアドレス(URL)を、操作名、操作対象名に対応付
けて、図6に示す「処理内容記述」の「サービス」に保
存する。また、「サービスサーバ」から“サービス削除
要求”を受け取ると、当該要求で指定されたサービス
を、図6に示す当該「処理内容記述」の「サービス」か
ら削除する処理を行う。
【0088】また、「サービスサーバ」から“サービス
一覧要求”を受け取ると、同要求と共に送られてきた操
作名と操作対象集合をもとに、図6に示す「処理内容イ
ンデックス」内の「処理内容記述」を検索し、照合した
「処理内容記述」の「サービス」が保持しているサービ
スの一覧を取り出す処理を行う。更に、図6に示す当該
「サービスディレクトリ」の「参照ディレクトリ」に指
定されている参照関係が設定されている他の「サービス
ディレクトリ」に対して“サービス一覧要求”を発行
し、その結果、得られた検索を上記検索結果とマージし
て返す処理を行う。なお、「サービスディレクトリ」間
での検索処理は図14に示すアルゴリズムでなされる。
【0089】また、「サービスサーバ」から“操作対象
名一覧要求”を受け取ると、図6に示す当該「サービス
ディレクトリ」の「全操作対象」に格納されている操作
名の集合を返す処理を行う。また、「サービスサーバ」
から“制約名一覧要求”を受け取ると、図6に示す当該
「サービスディレクトリ」の「全制約」に格納されてい
る制約名の集合を返す処理を行う。
【0090】次に、サービスディレクトリへの操作対象
及び制約名の登録動作について説明する。Webブラウ
ザを介して、「サービスディレクトリ」に対して、サー
ビスディレクトリを管理するためのインタフェースを提
供するHTMLファイルにアクセスすると、「サービス
ディレクトリインタフェースアプレット」がロードさ
れ、図15に示すような概観の「サービスディレクトリ
インタフェース」が表示される。このインタフェースを
通じて、登録されているサービスの一覧、ユーザからの
要求一覧、操作対象名、制約名の管理をおこなうことが
できる。
【0091】「サービスディレクトリインタフェース」
の「サービス一覧」には、登録されているサービスの一
覧がそれぞれの処理内容別に表示される。「サービスデ
ィレクトリインタフェース」の「サービス要求一覧」に
は、過去にサービスディレクトリが検索要求を受け付け
たサービス処理内容とそれらに関する頻度が表示され
る。「サービスディレクトリインタフェース」の「操作
対象名リスト」には登録されている操作対象名が一覧さ
れ、「制約名リスト」には登録されている制約名が表示
される。
【0092】ここで、「操作対象名リスト」のポップア
ップメニューで「登録」を選択すると、図15に示す
「操作対象名登録ウィンドウ」がオープンする。そし
て、操作対象名を登録すると、図5が示す当該「サービ
スディレクトリ」の「全操作対象」の「操作対象名集
合」に追加される。また、ポップアップメニューで「削
除」を選択すると、図15に示す「操作対象名削除確認
ダイアログ」で確認した後に、図6に示す当該「サービ
スディレクトリ」の「全操作対象」の「操作対象名集
合」から該当操作対象名集合が削除される。
【0093】また、「制約名リスト」のポップアップメ
ニューで「登録」を選択すると、図15に示す「制約名
登録ウィンドウ」がオープンする。そして、制約名を登
録すると、図6が示す当該「サービスディレクトリ」の
「全制約」の「制約名集合」に追加される。また、ポッ
プアップメニューで「削除」を選択すると、図15に示
す「制約名削除確認ダイアログ」で確認した後に、図6
に示す当該「サービスディレクトリ」の「全制約」の
「制約名集合」から該当操作対象名集合が削除される。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
サービス間であらかじめ整合性を図ることなく非同期的
かつ段階的に新たなサービスを追加して行くことができ
る。このため、インターネット等の広域ネットワーク環
境下での組織間ワークプロセス管理における利用に適し
たワークプロセス管理装置を提供することができる。ま
た、本発明によると、新たなサービスの追加により、他
のサービスとの間の新たな連携関係が設定されてユーザ
に提示される。これにより、ユーザはサービス間に形成
される新たな価値連鎖を発見することができ、より適し
たサービスの提供を受けることができる。
【0095】また、本発明によると、ワークプロセスは
個々のサービスが保持する他のサービスとの関係に基づ
いて実行されるため、実行管理の計算処理が分散される
とともに、系全体としての信頼性が向上する。また、本
発明によると、ユーザからの要求を蓄積しておき、サー
ビス提供者がサービスを新たに開設する際に参考にする
ことができるため、動的に変化するニーズに対応してサ
ービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るワークプロセス管理
装置の機能構成を示す図である。
【図2】 ワークプロセスの表現モデルを説明する図で
ある。
【図3】 ワークプロセスの管理方式を説明する図であ
る。
【図4】 本発明の一実施例に係るワークプロセス管理
装置をネットワーク環境で構成した一例を示す図であ
る。
【図5】 サービスのデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図6】 サービスディレクトリのデータ構造の一例を
示す図である。
【図7】 実行管理データのデータ構造の一例を示す図
である。
【図8】 サービス提供ユーザインタフェースの概観を
示す図である。
【図9】 操作対象指定パネルにおける表示例を示す図
である。
【図10】 サブタスク登録ウィンドウの概観を示す図
である。
【図11】 サービス登録の処理アルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
【図12】 ワークプロセス実行インタフェースの概観
を示す図である。
【図13】 ワークプロセスコーディネーションアルゴ
リズムを示すフローチャートである。
【図14】 サービス記述の検索アルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
【図15】 サービスディレクトリインタフェースの概
観を示す図である。
【符号の説明】
1:サービス処理内容指定手段、 2:サービス処理内
容記述保持手段、3:サービス処理内容記述公開手段、
4:サービス間依存関係検出設定手段、5:ユーザ処
理要求入力手段、 6:サービス検索手段、7:ワーク
プロセス実行制御手段、 8:サービス索引登録手段、
9:サービス索引保持手段、 10:サービス索引アク
セス手段、11:ユーザ処理要求保持手段、 12:ユ
ーザ処理要求分析表示手段、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 敏哉 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 堀井 克倫 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB07 CC21 CC31 EE05 GG02 GG03 GG04 5B098 AA10 GA01 GC16

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 さまざまなサービスが提供されているネ
    ットワーク上で、一連の手順でサービスを受けながらユ
    ーザが目的とする作業を遂行して行くワークプロセス管
    理システムにおいて、 サービス提供者がネットワーク上に提供するサービスの
    処理内容を予め定められた共通の形式で受け付けるサー
    ビス処理内容指定手段と、 サービス処理内容指定手段によって受け付けた処理内容
    の記述を保持するサービス処理内容記述保持手段と、 サービス処理内容記述保持手段が保持するサービスの処
    理内容の記述をネットワーク上で一意のアドレスに対応
    付けて公開するサービス処理内容記述公開手段と、 サービス処理内容記述公開手段によってネットワーク上
    に公開されたサービス処理内容記述から、各サービス間
    での処理が関係付けられるか否かの依存関係を解析し
    て、各サービス間に処理手順を設定するサービス間依存
    関係検出設定手段と、を備え、 ネットワーク上に提供されたさまざまなサービスを目的
    の作業遂行のための手順に従って関係付けることを可能
    にしたことを特徴とするワークプロセス管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワークプロセス管理装
    置において、 予め定められた共通の形式によって指定されるユーザか
    らの処理要求入力を受け付けるユーザ処理要求入力手段
    と、 ユーザ処理要求入力手段によって指定された処理要求及
    び当該処理要求の実行過程で生じる処理要求を満足する
    サービスをネットワーク上から検索するサービス検索手
    段と、 ユーザ処理要求入力手段によって入力されたユーザから
    の処理要求に対してサービス検索手段を用いて順次ブレ
    ークダウンしながらサービスを受けて行くことを制御す
    るワークプロセス実行制御手段と、を備え、 ネットワーク上に提供されたさまざまなサービスの順次
    実行によってユーザからの処理要求を遂行することを特
    徴とするワークプロセス管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のワークプロセス管理装
    置において、 サービス検索手段は、処理要求を満足するサービスが複
    数検索された場合に当該サービスをユーザに提示してユ
    ーザにより選択されたサービスを検索結果とすることを
    特徴とするワークプロセス管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のワークプ
    ロセス管理装置において、 ワークプロセス実行制御手段は、ユーザが受ける一連の
    サービスに関する実行履歴と現在の実行状態を表現する
    データをユーザに提示し、サービス間に制御を渡してワ
    ークプロセスの実行を進めて行くことを特徴とするワー
    クプロセス管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に
    記載のワークプロセス管理装置において、 ワークプロセス実行制御手段は、実行中のサービスに対
    してサービス間依存関係検出設定手段によって設定され
    た次候補のサービスをユーザに提示し、ユーザによる選
    択指示に従ったサービスに制御を渡してワークプロセス
    の実行を進めて行くことを特徴とするワークプロセス管
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のワークプロセス管理装置において、 サービス処理内容指定手段は、サービスの処理内容とし
    て当該サービスと他のサービスとの間で交換する操作対
    象を記述し、 サービス間依存関係検出設定手段は、サービス間で操作
    対象が共通する依存関係を解析して組み合わせ可能なサ
    ービス間に処理手順を設定することを特徴とするワーク
    プロセス管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のワークプロセス管理装置において、 サービス処理内容指定手段は、サービスの処理内容とし
    て操作名と当該操作の対象の操作対象名とを記述し、 サービス間依存関係検出設定手段は、操作名と操作対象
    名に基づいたタスクとサブタスクとの関係を依存関係と
    して解析して組み合わせ可能なサービス間に処理手順を
    設定することを特徴とするワークプロセス管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のワークプロセス管理装
    置において、 サービス処理内容指定手段は、操作及び操作対象の名前
    を共通させる類語辞書を有し、提供サービスの処理内容
    を共通の表現に従って指定することを特徴とするワーク
    プロセス管理装置
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載のワークプ
    ロセス管理装置において、 サービス処理内容指定手段は操作対象名に対して属性名
    とその属性値を複数設定可能であり、 サービス間依存関係検出設定手段は属性の整合性も解析
    することを特徴とするワークプロセス管理装置
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか1項
    に記載のワークプロセス管理装置において、 同種の処理内容記述のサービスのアドレスを当該サービ
    スの処理内容記述に対応付けて保持するサービス索引保
    持手段と、 サービス索引保持手段に対して処理内容記述に対応付け
    てサービスアドレスを登録するサービス索引登録手段
    と、 サービス索引保持手段に登録されたサービスアドレスを
    指定された処理内容記述に基づいて検索するサービス索
    引アクセス手段と、を備え、 サービス処理内容指定手段は、登録時にサービス索引登
    録手段によってサービス索引保持手段に提供するサービ
    スのアドレスを登録し、 サービス間依存関係検出設定手段は、サービス索引アク
    セス手段を通じてサービスのアドレスを取得して依存関
    係にあるサービス間に処理手順を設定することを特徴と
    するワークプロセス管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のワークプロセス管
    理装置において、 サービス処理内容指定手段は、サービスの処理内容とし
    て当該サービスと他のサービスとの間で交換する操作対
    象を記述し、 サービス間依存関係検出設定手段は、サービス間で操作
    対象が共通する依存関係を解析して組み合わせ可能なサ
    ービス間に処理手順を設定し、 サービス索引保持手段は、上記の組み合わせ可能な複数
    のサービスをまとめた複合サービスを各サービスのアド
    レスに対応付けて保持することを特徴とするワークプロ
    セス管理装置。
  12. 【請求項12】 請求項2乃至請求項11のいずれか1
    項に記載のワークプロセス管理装置において、 サービス処理内容指定手段は、提供するサービスについ
    ての制約値も指定し、 ワークプロセス実行制御手段は、次に実行するサービス
    を選択するに際して、候補サービスに対して与えられた
    制約の集合和をユーザに提示し、当該提示された制約に
    対しての選択基準の入力をユーザから受け付けて、当該
    基準を満たすサービスを候補サービスの中から特定する
    ことを特徴とするワークプロセス管理装置。
  13. 【請求項13】 請求項2乃至請求項11のいずれか1
    項に記載のワークプロセス管理装置において、 サービス処理内容指定手段は、提供するサービスについ
    ての制約値も指定し、 サービス検索手段は、ユーザ処理要求入力手段によって
    指定された制約基準を満たすサービスをネットワーク上
    から検索することを特徴とするワークプロセス管理装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項13のいずれか1
    項に記載のワークプロセス管理装置において、 サービス処理内容指定手段はサービス提供者間の静的な
    依存関係に関する入力を受け付け、 サービス処理内容記述保持手段は受け付けたサービス間
    の静的な依存関係を保持し、 サービス間依存関係検出設定手段は静的な依存関係を解
    析してサービス間に処理手順を設定することを特徴とす
    るワークプロセス管理装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれか1
    項に記載のワークプロセス管理装置において、 サービス処理内容指定手段はサービス処理内容記述保持
    手段による保持を禁止してサービスの処理内容の記述を
    受け付け可能であり、 サービス間依存関係検出設定手段は、サービス処理内容
    記述保持手段での保持を禁止されたサービスを用いて試
    行的に他のサービス間との依存関係を解析し、 ワークプロセス実行制御手段は、サービス間依存関係検
    出設定手段で試行的に解析されたサービス間の依存関係
    をワークプロセスとして表示することを特徴とするワー
    クプロセス管理装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項15のいずれか1
    項に記載のワークプロセス管理装置において、 ユーザ処理要求入力手段により指定された処理要求を蓄
    積するユーザ処理要求保持手段と、 ユーザ処理要求保持手段に蓄積されている処理要求に基
    づいて、処理要求の傾向、及び、実際に提供できたサー
    ビスと提供することができなかったサービスとの差分を
    サービス提供者に提示するユーザ処理要求分析表示手段
    と、 を備えたことを特徴とするワークプロセス管理装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項16のいずれか1
    項に記載のワークプロセス管理装置において、 サービス処理内容記述保持手段は、ユーザからの各処理
    要求に対して、当該サービスの次工程として実行された
    サービスの記述を保持し、 ワークプロセス実行制御手段は、当該サービスの次工程
    の候補サービスを提示するとともに、当該次工程の候補
    サービスの過去の実行頻度を表示することを特徴とする
    ワークプロセス管理装置。
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