JP2001033925A - 感材処理装置の補充タンク用浮蓋および浮玉 - Google Patents

感材処理装置の補充タンク用浮蓋および浮玉

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JP2001033925A
JP2001033925A JP11208868A JP20886899A JP2001033925A JP 2001033925 A JP2001033925 A JP 2001033925A JP 11208868 A JP11208868 A JP 11208868A JP 20886899 A JP20886899 A JP 20886899A JP 2001033925 A JP2001033925 A JP 2001033925A
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replenishing tank
drum
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color
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Masayuki Muraoka
雅幸 村岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外見から容易に判別できる感材処理装置の処
理液の補充タンク用浮蓋および補充タンク用浮玉を提供
することを課題とする。 【解決手段】 材処理装置の処理液の補充タンク内に設
けられ、処理液の酸化や蒸発等を防止する浮蓋103お
よび浮玉であって、処理液の種類毎に色分けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感材処理装置の処
理液の補充タンク内に設けられ、前記処理液の酸化、蒸
発等を防止する補充タンク用浮蓋および浮玉に関する。
【0002】
【従来の技術】感材処理装置の現像部で使用される処理
液、すなわち、現像液、定着液、安定液は、所定の頻度
で補充される。
【0003】補充される処理液は、それぞれ補充タンク
に貯留され、ポンプにより液送されるようになってい
る。一方、処理液は酸化しやすく、空気との接触面積に
応じて水分が蒸発してしまうので、図9(a)に示すよう
に、空気との接触面積をできるだけ少なくするように、
補充タンク1000内に貯留された処理液1003に浮
蓋1005を浮かせたり、図9(b)に示すように、浮玉
1007を浮かせたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す浮蓋100
5や浮玉1007は、同色、同形状であり、浮蓋100
5や浮玉1007を補充タンク1000から取り出して
しまうと、外見からは見分けがつかなくなる。
【0005】このため補充タンクや浮蓋、浮玉の清掃を
行った場合、異なる補充タンク用の浮蓋を用いたり、異
なる処理液タンク用の浮玉が混入したりする場合があっ
た。この場合、浮蓋や浮玉に残留している処理液の成分
が混ざり、処理液の性能が劣化する問題点がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、外見から容易に判別できる感材処理
装置の処理液の補充タンク用浮蓋および補充タンク用浮
玉を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、感材処理装置の処理液の補充タンク
内に設けられる補充タンク用浮蓋であって、処理液の種
類毎に色分けしたこと特徴とする感材処理装置の補充タ
ンク用浮蓋である。
【0008】処理液の種類毎に色分けしたことにより、
どの処理液用の浮蓋かを外見から容易に判別できる。請
求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、浮
蓋全体の色が異なっていることを特徴とする感材処理装
置の補充タンク用浮蓋である。
【0009】浮蓋全体の色が異なっていることにより、
どの処理液用の浮蓋かを外見から容易に判別できる。請
求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、マ
ークを設け、前記マークの色が異なっていることを特徴
とする感材処理装置の補充タンク用浮蓋である。
【0010】マークを設け、前記マークの色が異なって
いることにより、どの処理液用の浮蓋かを外見から容易
に判別できる。請求項4記載の発明は、感材処理装置の
処理液の補充タンク内に設けられる補充タンク用浮蓋で
あって、処理液の種類毎に異なる形状であることを特徴
とする感材処理装置の補充タンク用浮蓋である。
【0011】処理液の種類毎に異なる形状であることに
より、どの処理液用の浮蓋かを外見から容易に判別でき
る。尚、本発明の場合、浮蓋の誤セットを防止する観
点、処理液の酸化や蒸発等を防止する観点により、補充
タンクの形状も浮蓋の形状に合った形状であることが望
ましい。
【0012】請求項5記載の発明は、感材処理装置の処
理液の補充タンク内に設けられる補充タンク用浮蓋であ
って、処理液の種類毎に異なる形状のマークを設けたこ
とを特徴とする感材処理装置の補充タンク用浮蓋であ
る。
【0013】処理液の種類毎に異なる形状のマークを設
けたことにより、どの処理液用の浮玉かを外見から容易
に判別できる。請求項6記載の発明は、感材処理装置の
処理液の補充タンク内に設けられる補充タンク用浮玉で
あって、処理液の種類毎に色分けしたことを特徴とする
感材処理装置の補充タンク用浮玉。
【0014】処理液の種類毎に色分けしたことにより、
どの処理液用の浮玉かを外見から容易に判別できる。請
求項7記載の発明は、感材処理装置の処理液の補充タン
ク内に設けられる補充タンク用浮玉であって、処理液の
種類毎に異なる形状としたことを特徴とする感材処理装
置の補充タンク用浮玉である。
【0015】処理液の種類毎に異なる形状としたことに
より、どの処理液用の浮玉かを外見から容易に判別でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、本発明は以下に説明される実施の形
態に限られるものではない。また、以下の説明で用語の
意義を説明している記載があるが、あくまで実施の形態
における用語の意義を説明するものであり、本発明の用
語の意義はこの記載に限られない。
【0017】(全体構成)最初に、図7および図8を用
いて、感材処理装置が設けられた画像記録装置の全体構
成を説明する。
【0018】本実施形態の画像記録装置は、印刷物の仕
上がりを事前に確認する校正物を得るためのカラープル
ーフをデジタル画像信号から得る装置である。具体的に
は、カラー印刷物を作成するに当たって、デジタル画像
信号から印刷版を作成する前に、デジタル画像信号から
このデジタル画像信号から作成された印刷版で印刷され
て得られる画像をシミュレーションするカラープルーフ
を作成し、デジタル画像信号が示す画像にレイアウト、
色、文字等の誤りがあるか否かなどの誤りの有無を検査
し、印刷物の仕上がりを事前に確認するために、カラー
プルーフを作成する装置である。
【0019】また、本実施形態の画像記録装置では、感
光材料としてロール状のハロゲン化銀カラー写真感光材
料をセットして、露光部で、シート状に切断した後、前
述のデジタル画像信号に応じてレーザ光で露光し、その
後、感材処理装置である現像処理部で現像処理して、カ
ラープルーフを作成する。
【0020】図7は画像記録装置の内部構成を示す概略
図である。画像記録装置は、感光材料上に画像を露光す
るための露光部3と、露光された感光材料を現像処理す
るための感材処理装置としての現像処理部4とを有す
る。
【0021】露光部3の内部は、概略、下記構成を備え
る。ロールセット部10は、ロール状の+感光材料Pの
ロール(図参照)を収納したマガジン18を装填する部
分であり、装置本体の上部に設けてある。また、マガジ
ン18の装填は、給紙カバー19を開閉して行う。本実
施形態のロールセット部10は、感光材料Pのロールを
収納したマガジン18を装填する部分であるが、感光材
料のロールを直接セットできるものであってもよい。
【0022】そして、ロールセット部10にセットされ
るマガジン18は、感光材料Pの感光面を外側にして巻
いているロールを収容したマガジンである。なお、ロー
ルセット部10が、感光材料のロールを直接セットでき
るものである場合、感光材料Pの感光面を外側にして巻
いているロールをセットするものであることが好まし
い。
【0023】感光材料Pを収納するマガジンのロールセ
ット部10の鉛直下方に、ローラ対21および所定長に
感光材料を切断するためのカッタ22とが設けられてい
る。また、ローラ対21は、マガジンが装填された時、
装填されたマガジン18の引き出し口に近接する位置に
配設してある。
【0024】スクイズローラ23は、ローラ対21の鉛
直下方に設けられており、主走査部に設けてあるドラム
30に対して接離可能である。マガジン18の引き出し
口からスクイズローラ23に至るまでの感光材料の搬送
路は、略垂直下方に延びている。そして、スクイズロー
ラ23は、感光材料Pをドラム30に供給する際に、ド
ラム30へ押圧され、供給された感光材料Pをドラム3
0の外周面に密着させる。その間に、感光材料Pが所定
長さ給送された所で、スクイズローラ23が停止し、カ
ッタ22により感光材料Pを所定長さのシート状に切断
する。その後、スクイズローラ23が回転駆動して、感
光材料Pをドラム30の外周面上に密着させる。
【0025】なお、給紙時のドラム30の周速は、2m
/秒以下(特に1m/秒以下)が好ましい。これによ
り、安定してドラム30へ給送でき、ドラム30への密
着性が高くなり、吸引による保持性が良くなる。また、
給紙時のドラム30の周速は、2cm/秒以上(特に5
cm/秒以上)が好ましい。これにより、給送時間を短
縮化でき、画像記録時間、画像記録時間間隔を短縮でき
る。本実施形態の装置では、0.1m/秒である。
【0026】また、このスクイズローラ23の表面基体
は、本実施形態の装置では、ゴム製であるがこれに限ら
れず、ドラム30への感光材料Pの密着性の観点から弾
性体であることが好ましい。これにより、スクイズロー
ラ23の表面基体の弾性変形により、感光材料Pがドラ
ムに十分に密着する。
【0027】ドラム30は、スクイズローラ23により
回転可能であり、感光材料Pが給送されると、スクイズ
ローラ23により回転されながら、感光材料Pを外周面
上に空気吸引により固定する。そして、感光材料Pをド
ラム30の外周面上に固定し終わると、スクイズローラ
23は、ドラム30から離脱する。そして、スクイズロ
ーラ23がドラム30から離脱すると、ドラム30の回
転駆動機構により、密着動作時の回転速度より高い回転
速度でドラム30を回転させて、記録時に感光材料Pを
主走査するように、外周面上に感光材料Pを固定しなが
ら高速回転する。
【0028】なお、画像記録時のドラム30の周速は、
3m/秒以上(特に5m/秒以上、更に10m/秒以
上)であることが好ましい。これにより、画像記録時間
を短縮化できる。また、画像記録時のドラム30の周速
は、70m/秒以下(特に50m/秒以下)であること
が好ましい。これにより、ドラム30の周速が安定し、
周速の安定化までの時間が短くなり、装置コストが低く
なり、安全になる。なお、本実施形態の装置では、画像
記録時のドラム30の周速は、約30(m/秒)であ
る。
【0029】光学部400は、ドラム30に対向して配
置されており、副走査機構300によりドラム30の回
転軸と平行に移動する。また、光学部400は、デジタ
ル信号を受けてドラム30上の感光材料Pにレーザビー
ムによる画像の書き込みを行う。
【0030】そして、外周面上に感光材料Pを固定した
ドラム30を回転させることを主走査、光学部400を
ドラム30の回転軸と平行な方向に移動させることを副
走査として、デジタル画像信号に応じて露光し、網点画
像の潜像を感光材料Pに記録する。
【0031】排紙部50は、ドラム30に当接離脱可能
な剥離ガイド51を有する。剥離ガイド51は、通常、
ドラム30から離脱しており、画像書き込みが終了しド
ラム30が停止すると、剥離ガイド51がドラム30に
当接し、スクイズローラ23がドラム30へ押圧され、
スクイズローラ23が回転駆動して、ドラム30を回転
させ、剥離ガイド51が感光材料Pをドラム30から剥
離する。
【0032】なお、感光材料をドラム30から剥離する
ときのドラム30の周速は、安定した剥離や感光材料先
端の折れの防止の観点から、2m/秒以下であることが
好ましく、また、剥離の効率の観点から、0.01m/
秒以上であることが好ましい。本実施形態の装置では、
感光材料をドラム30から剥離するときのドラム30の
周速度は、約0.05〜0.1m/秒である。
【0033】感光材料Pを剥離し終わると、剥離ガイド
51はドラム30から離脱する。そして、排紙部50
は、剥離した感光材料Pを現像処理部4に送る。現像処
理部4は、発色現像処理部42、漂白定着処理部43、
安定化処理部44、乾燥部45及び排紙トレイ46を備
える。化学カブリ型ダイレクトポジ感光材料を用いる場
合、発色現像処理、漂白定着処理、安定化処理、乾燥の
順に処理をし、排紙トレイ46に現像処理した感光材料
Pを排出する。
【0034】また、露光部3側から送り込まれてくる画
像書き込み終了後の感光材料に一様な露光を行う第2露
光部41が設けられており、内部潜像型ダイレクトポジ
感光材料を用いる場合、第2露光部41は発色現像処理
液中に感光材料Pがある状態で露光するものであり、図
における第2露光部41および発色現像処理部42は実
質1つの処理槽からなっていて、その内の浅い処理糟の
部分を第2露光部41としている。
【0035】現像処理部4内には、発色現像処理部4
2、漂白定着処理部43、安定化処理部44で使用され
る処理液、すなわち、現像液L1、定着液L2、安定液
L3を補充する処理液補充部7が設けられている。
【0036】処理液補充部7は、現像液L1が貯留され
る現像液補充タンク71と、定着液L2が貯留される定
着液補充タンク72と、安定液L3が貯留される安定液
補充タンク73と、各補充タンクから処理液を発色現像
処理部42、漂白定着処理部43、安定化処理部44へ
液送するポンプ81、82、83を有している。
【0037】そして、現像処理部4が所定の面積以上の
感光材料を処理したならば、ポンプ81、82、83が
駆動され、発色現像処理部42、漂白定着処理部43、
安定化処理部44へ現像液L1、定着液L2、安定液L
3が補充されるようになっている。
【0038】次に、ドラム30および光学部400の周
辺を示す平面図である図8に基づいて、ドラム30およ
び光学部400の周辺を説明する。ドラム30には、そ
の回転軸の両端に軸部31、32が設けられており、ド
ラム30の軸部31、32は、軸受けを介して支持台3
4に回転可能に軸支してある。ドラム30を回転軸を中
心に回転させる回転駆動機構は、ドラム30の一方の軸
部32に設けられた駆動プーリ35と、駆動プーリ35
とベルト36を介して動力的に連結されている出力プー
リ38と、出力プーリ38を回転させるドラム回転モー
タM6と、ベルト36とを具備し、ドラム回転モータM
6が出力プーリ38を回転させ、駆動力をベルト36を
介して駆動プーリ35に伝達してドラム30を回転駆動
している。また、ドラム回転モータM6は励磁を解除で
きるモータである。なお、モータは通常励磁されている
ため、他の機構によりモータ軸を回転させようとすると
抵抗がある。しかし、ドラム回転モータM6は、励磁を
解除することにより、他の機構によりドラム30を回転
させる際に抵抗にならないようにできる。
【0039】ドラム30の一方の軸上であって、駆動プ
ーリ35を配設して有る位置よりも更に外側には、ロー
タリーエンコーダ37を付設してあり、これから出力さ
れるパルス信号を書き込み制御に用いる。そして、ドラ
ムの他方の軸部31は、吸引ブロワ39に連結してあ
る。
【0040】ドラム30は、アルミニウム製の中空体で
形成されており、かつ、ドラム30の外周面から内部に
貫通する多数の吸引孔を有する構成にあるので、吸引ブ
ロワ39の作動によりドラム30の内部が減圧され、感
光材料Pをドラム30の表面上に空気吸引により固定で
きる。
【0041】ドラム30の直径は、作成されるカラープ
ルーフの有用性・カールや露光精度などの観点から10
cm以上であることが好ましく、装置コスト・装置サイ
ズ・必要な露光精度を得るための製造性・熱膨張の悪影
響の少なさなどの観点から1m以下(特に50cm以
下、更に40cm以下)が好ましい。なお、本実施形態
の装置では29cmである。
【0042】また、ドラム30の幅(ドラム30の外周
面の回転軸方向の長さ)は、作成されるカラープルーフ
の有用性などの観点から30cm以上(特に50cm以
上)であることが好ましく、装置コスト・装置サイズ・
必要な露光精度を得るための製造性などの観点から1.
5m以下(特に1m以下)が好ましい。これにより、特
別な機械強度にしなくても良いので、低コストになり、
また、機械重量が大きくなく、設置場所が特別に限定さ
れないので、利便性の高い位置に設置できる。なお、本
実施形態の装置では約60cmである。
【0043】また、露光される感光材料Pのシート幅
(ドラム30の回転軸方向の感光材料Pの長さ)は、装
置コスト・装置サイズ・必要な露光精度を得るための製
造性などの観点から最大1.5m以下であることが好ま
しく、これにより、ドラム軸方向のサイズが小さくて済
み、ドラム自体、ドラム取り付け部、光学走査部に必要
な構造精度・強度を得るための重量が小さくでき、設置
場所を選ばなくて済む程度にできる。また、作成される
カラープルーフの有用性などの観点から最小25cm以
上(特に50cm以上)であることが好ましい。
【0044】また、露光される感光材料Pのシート長さ
(ドラム30の回転方向の感光材料Pの長さ)は、装置
コスト・装置サイズ・必要な露光精度を得るための製造
性などの観点から最大2m以下(特に1.5m以下)で
あることが好ましく、これにより、ドラム半径方向のサ
イズが小さくて済み、ドラムの熱膨張の影響が小さく、
加工精度を出しやすく、必要な構造精度・強度を得るた
めの重量が小さくでき、設置場所を選ばなくて済む程度
にできる。また、作成されるカラープルーフの有用性な
どの観点から最小25cm以上であることが好ましい。
【0045】そして、露光される感光材料Pのシートサ
イズは、作成されるカラープルーフの有用性などの観点
から0.06平方m以上(特に0.12平方m以上)が
好ましい。また、3平方m以下(特に2平方m以下)が
好ましく、これにより、装置サイズが小さくて済み、必
要な構造強度を得るための重量が設置場所を選ばなくて
済む程度にできる。
【0046】また、本実施形態の装置では、露光される
感光材料Pのシート幅及びシート長さは、57cm×3
5cm、57cm×70cm、57cm×85cmのサ
イズに対応し、57cm×35cmのサイズの場合は、
有効画像領域が55.5cm×33.7cmでA3サイ
ズの画像を再現でき、57cm×70cmの場合は、有
効画像領域が55.5cm×67.4cmでA2サイズ
の画像を再現でき、57cm×85cmのサイズの場合
は、有効画像領域が55.5cm×82.8cmでB2
サイズの画像を再現できる。
【0047】次に、光学部400を移動させて副走査さ
せる副走査機構300について図8により説明する。光
学部400は、金属ベルト340に固定してあり、ドラ
ム30の回転軸と平行に設けられた一対のガイドレール
341、342に案内されてドラム30の回転軸と平行
に移動出来る。金属ベルト340は一対のプーリ34
3、344に掛け渡され、一方のプーリ344は駆動モ
ータM7の回転軸345に直結されている。駆動モータ
M7が回転軸345を回転させると、回転軸345に固
定されたプーリ344が回転し、プーリ343とプーリ
344とに掛け渡された金属ベルト340が回動する。
そして、金属ベルト340に光学部400がドラム30
の回転軸と平行に移動する。
【0048】また、駆動モータM7は、光学部400を
往動させる時に、感光材料Pを露光するためにゆっくり
と回転駆動し、光学部400を復動させる時に、往動時
より回転速度を速くすることにより往動時より早い移動
速度で復帰させるために、高速回転駆動する。
【0049】光学部400は副走査基準位置で停止して
おり、ここから副走査を開始し、画像サイズに対応した
移動量で副走査が終了すると、副走査基準位置に復帰す
る。また、ドラム30の軸部32と同軸上にドラム30
の回転位置を検出するロータリエンコーダ37を取り付
けている。ロータリエンコーダ37は、パルス信号が出
力し、また感光材料Pの先端位置を検出する先端位置セ
ンサS9から感光材料Pの先端位置信号を出力し、これ
らの信号に基づき、書き込み制御及びドラム回転モータ
M6の回転制御を行う。ドラム回転モータM6は、サー
ボモータを用いドラム30を高速回転する。
【0050】そして、感光材料Pに記録される画像の画
像記録密度は、網点画像による階調の再現性などの観点
から主走査方向及び副走査方向共に600dpi以上
(特に1000dpi以上、更に1200dpi以上)
が好ましく、また、網点画像による階調の再現性の飽和
や画像記録速度や装置コストなどの観点から主走査方向
及び副走査方向共に1万dpi以下(特に5000dp
i以下)が好ましい。本実施形態の装置でこのようにし
て感光材料に記録される画像の画像記録密度は主走査方
向及び副走査方向共に2000dpiである。なお、言
うまでもないことであるが、主走査方向及び副走査方向
の画像記録密度は、主走査方向又は副走査方向1インチ
の長さの中に、画像記録される画素が幾つ並んでいるか
を示すdpiという単位で示される。
【0051】また、1つの網点は、100以上(特に2
00以上)の画素から記録されていることが、実際の印
刷の網点に近い再現になり好ましい。また、1つの網点
は、5000以下(特に2000以下)の画素から記録
されていることが画像データの取り扱いが容易で、高速
に画像データを処理でき好ましい。
【0052】本装置1の外部に設けられ、本装置1に接
続されているRIP200で、電子製版の元になる電子
製版用画像データからラスターイメージフォーマットの
Y,M,C,Kのデジタル網点画像データを、各色毎に
順番(面順次)に生成する。
【0053】そして、電子製版用画像データから印刷物
と同じスクリーン線数の網点の集合によって再現し、画
素ゲイン量を印刷物のそれと近似させて再現することが
好ましい。これにより、印刷網点画像を忠実に再現すで
きるだけでなく、電子製版用画像データのトラブルとし
てありがちなトーンジャンプ、モアレ、画像の欠陥を正
確に再現でき、校正できるメリットがある。もちろん、
概略の校正には、そこまでの忠実な再現は不要で、網点
画像であれば、概略の校正は可能である。
【0054】そして、RIP200は、生成されたデジ
タル網点画像データを各色毎に順番(面順次)に画像デ
ータI/F部500に送る。画像データI/F部500
は、RIP200により作成された各色(Y、M、C、
BK)のラスターイメージフォーマットの網点画像デー
タを走査線本数毎(1主走査分)の露光用フォーマット
に変換し、画像データI/F部500に付属する外部記
憶装置に記憶させる。そして、画像データI/F部50
0に付属する外部記憶装置に、走査線本数毎(1主走査
分)の露光用フォーマットに変換されたデジタル網点画
像データをY,M,C,K全色1枚分記憶させた後、画
像データI/F部500は、Y,M,C,Kの全データ
からなる画素データを走査線本数毎の露光用フォーマッ
トで読み出し、全色のデータを同時(点順次)に、画像
記録制御部100に送信する。
【0055】画像記録制御部100は、送信されたY,
M,C,Kの全データからなる画素データを走査線本数
毎の露光用フォーマットにした画像データに基づき、感
光材料Pに画像を露光するように制御する。
【0056】(処理液補充部7の第1の実施の形態例)
本実施の形態例では、現像液補充タンク71、定着液補
充タンク72、安定液補充タンク73の構造は、略同一
構造なので、安定液補充タンク73を用いて説明し、現
像液補充タンク71、定着液補充タンク72の説明は省
略する。
【0057】図1に示すように、安定液補充タンク73
内には、安定液L3が貯留され、更に、ポンプ83のサ
クションに接続された吸引パイプ93が安定液L3内に
挿入されている。
【0058】安定液L3上には、パイプ93が挿通する
切り欠き部103aが形成された浮蓋103が浮かさ
れ、安定液L3と空気との接触面積をできるだけ減らす
ようしている。
【0059】浮蓋103は、図1の切断線A-Aにおける
断面を示す図2に示すように発泡PE等の比重の小さな材
質のプレート103cをPVC,PE等の樹脂フィルム
103bで覆い、周囲をシールしたものを用いた。
【0060】そして、現像液補充タンク71用の浮蓋1
01(図示せず)の全体の色、定着液補充タンク72用の
浮蓋102(図示せず)の全体の色、安定液補充タンク7
3用の浮蓋103の全体の色を変えている。
【0061】上記構成によれば、現像液補充タンク71
用の浮蓋101全体の色、定着液補充タンク72用の浮
蓋102の全体の色、安定液補充タンク73用の浮蓋1
03の全体の色を変えることで、どの処理液用の浮蓋か
を外見から容易に判別できる。
【0062】よって、清掃等のあとで、浮蓋を異なるタ
ンクへセットし、処理液が劣化することを防止できる。
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではな
い。上記実施の形態例では、処理液毎に浮蓋全体の色を
変えたが、浮蓋の一部の色を変えてもよい。
【0063】又、処理液毎に異なるマークや該当する処
理液のロゴを設けてもよいし、更に、そのマークやロゴ
の色を変えてもよい。更に、図3(a)〜(b)に示すよう
に、現像液用の浮蓋101′、定着液用の浮蓋10
2′、安定液用の浮蓋103′の形状を異ならせてもよ
い。
【0064】この場合、補充タンク71′、72′、7
3′の形状も浮蓋101′、102′、103′の形状
に合った形状であることも望ましい。このように、補充
タンク71′、72′、73′の形状も変えることによ
り、浮蓋の誤セットを防止できるとともに、処理液と空
気との接触面積が小さくなり、処理液の酸化や処理液の
水分の蒸発も防止できる。
【0065】(処理液補充部7の第2の実施の形態例)
本実施の形態例では、現像液補充タンク71、定着液補
充タンク72、安定液補充タンク73の構造は、略同一
構造なので、現像液補充タンク71を用いて説明し、定
着液補充タンク72、安定液補充タンク73の説明は省
略する。
【0066】図1に示すように、現像液補充タンク71
内には、現像液L1が貯留され、更に、ポンプ81のサ
クションに接続された吸引パイプ91が現像液L1内に
挿入されている。
【0067】図5に示すような、そろばん玉状の浮玉1
11が現像液L1の液面上に密集するように浮かんでい
る。本実施の形態例の浮玉111は樹脂の発泡成形品で
ある。
【0068】そして、現像液補充タンク71用の浮玉1
11の色、定着液補充タンク72用の浮玉112(図示
せず)の色、安定液補充タンク73用の浮玉113の色
を変えている。
【0069】上記構成によれば、現像液補充タンク71
用の浮玉111の色、定着液補充タンク72用の浮玉1
12の色、安定液補充タンク73用の浮玉113の色を
変えることで、どの処理液用の浮玉かを外見から容易に
判別できる。
【0070】よって、清掃等のあとで、浮玉を異なるタ
ンクへセットし、処理液が劣化することを防止できる。
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではな
い。上記実施の形態例では、処理液毎に浮玉の色を変え
たが、処理液毎に異なるマークや該当する処理液のロゴ
を設けてもよいし、更に、そのマークやロゴの色を変え
てもよい。
【0071】又、浮玉の形状も、図5に示すようなそろ
ばん玉形状に限定するものではない。例えば、球、円
板、立方体、直方体等であってもよい。浮玉の形状とし
ては、処理液が付着して劣化しないように、液面から突
出している部分が、円錐、または角錐状のものが好まし
い。
【0072】又、液面を隙間なく覆うように、液面と平
行な断面形状が多角形であることが好ましい。更に、図
6(a)〜(c)に示すように、現像液補充タンク71用の浮
玉111の形状、定着液補充タンク72用の浮玉112
の形状、安定液補充タンク73用の浮玉113の形状を
変えてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、請求
項1記載の発明によれば、処理液の種類毎に色分けした
ことにより、どの処理液用の浮蓋かを外見から容易に判
別できる。
【0074】請求項2記載の発明によれば、浮蓋全体の
色が異なっていることにより、どの処理液用の浮蓋かを
外見から容易に判別できる。請求項3記載の発明によれ
ば、マークを設け、前記マークの色が異なっていること
により、どの処理液用の浮蓋かを外見から容易に判別で
きる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、処理液の種
類毎に異なる形状であることにより、どの処理液用の浮
蓋かを外見から容易に判別できる。請求項5記載の発明
によれば、処理液の種類毎に異なる形状のマークを設け
たことにより、どの処理液用の浮玉かを外見から容易に
判別できる。
【0076】請求項6記載の発明によれば、処理液の種
類毎に色分けしたことにより、どの処理液用の浮玉かを
外見から容易に判別できる。請求項7記載の発明によれ
ば、処理液の種類毎に異なる形状としたことにより、ど
の処理液用の浮玉かを外見から容易に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例を説明する図である。
【図2】図1の切断線A-Aにおける断面を示す図であ
る。
【図3】他の実施の形態例を説明する図である。
【図4】第1の実施の形態例を説明する図である。
【図5】図4での浮玉の形状を示す図である。
【図6】他の実施の形態例を説明する図である。
【図7】画像記録装置の内部構成を示す概略図である。
【図8】図7のドラムおよび光学部の周辺を示す平面図
でである。
【図9】浮蓋、浮玉を説明する図である。
【符号の説明】
101,102,103 浮蓋 111,112,113 浮玉

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感材処理装置の処理液の補充タンク内に
    設けられる補充タンク用浮蓋であって、 処理液の種類毎に色分けしたこと特徴とする感材処理装
    置の補充タンク用浮蓋。
  2. 【請求項2】 浮蓋全体の色が異なっていることを特徴
    とする請求項1記載の感材処理装置の補充タンク用浮
    蓋。
  3. 【請求項3】 マークを設け、前記マークの色が異なっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の感材処理装置の
    補充タンク用浮蓋。
  4. 【請求項4】 感材処理装置の処理液の補充タンク内に
    設けられる補充タンク用浮蓋であって、 処理液の種類毎に異なる形状であることを特徴とする感
    材処理装置の補充タンク用浮蓋。
  5. 【請求項5】 感材処理装置の処理液の補充タンク内に
    設けられる補充タンク用浮蓋であって、 処理液の種類毎に異なる形状のマークを設けたことを特
    徴とする感材処理装置の補充タンク用浮蓋。
  6. 【請求項6】 感材処理装置の処理液の補充タンク内に
    設けられる補充タンク用浮玉であって、 処理液の種類毎に色分けしたことを特徴とする感材処理
    装置の補充タンク用浮玉。
  7. 【請求項7】 感材処理装置の処理液の補充タンク内に
    設けられる補充タンク用浮玉であって、 処理液の種類毎に異なる形状としたことを特徴とする感
    材処理装置の補充タンク用浮玉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035548A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Aramu Kk 液面被覆用フロート

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