JP2001033011A - 触媒燃焼器 - Google Patents
触媒燃焼器Info
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Abstract
できる触媒燃焼器を提供する。 【解決手段】入口241と出口242とを有し内部流路
が複数のハニカム状流路とされた燃焼触媒部24と、燃
焼触媒部の入口側に設けられた加熱部22とを備えた触
媒燃焼器20であり、燃焼触媒部の入口側の流路を画す
る入口隔壁243と、燃焼触媒部の出口側の流路を画す
る出口隔壁244と、入口隔壁および出口隔壁により燃
焼触媒部の内部に形成された少なくとも3つの流路S
1,S2,S3と、燃焼触媒部の入口側に設けられ入口
側流路の一部を開閉する入口制御弁245と、燃焼触媒
部の出口側に設けられ出口側流路の一部を開閉する出口
制御弁と246を備える。
Description
に用いられる触媒燃焼器に関し、特に短時間で活性温度
まで昇温できる触媒燃焼器に関する。
一対の電極の陰極側に水素含有ガスを供給するととも
に、陽極側に酸素含有ガスを供給することにより、両電
極で起きる電気化学反応を利用して起電力を得る燃料電
池が知られている。こうした燃料電池には、通常、酸素
含有ガスとして空気が用いられ、水素含有ガスとして炭
化水素(たとえば、メタノール)を水蒸気改質すること
により生成される二酸化炭素と水素との混合ガスが用い
られる。
ールの水蒸気改質反応では、液体であるメタノールと水
とをそのまま燃料改質器内へ供給するのではなく、これ
らを予め気化させた状態で供給する必要があるため、既
述の燃料電池を有する燃料電池システム内にはメタノー
ルおよび水を気化させるための蒸発器(熱交換器)が設
けられている。
動した際に即座に昇温できるものではなく、気化温度に
達するまでにはある程度の暖機運転を必要とする。すな
わち、改質器内に供給すべきメタノールガスおよび水蒸
気は、システムを起動してから少しの時間をおいて生成
される。したがって、燃料電池システムの起動時間の短
縮化を図るために、蒸発器を急速に昇温させることが望
まれている。
の水蒸気改質反応は、メタノールガスおよび水蒸気の供
給を受けて、メタノールガスの分解反応(CH3 OH
→CO+2H2 −90.0kJ/mol)と、一酸化炭素の
変成反応(CO+H2 O→CO2 +H2 +40.
5kJ/mol)とを同時進行させて、全体反応(CH3OH
+H2 O→3H2 +CO2 −49.5kJ/mol)と
しては二酸化炭素と水素との混合ガスである水素含有ガ
スが生成されるものであるが、この反応は全体として吸
熱反応であるため、システム起動時には可能な限り急速
に燃料改質器を昇温させる必要があり、またこの吸熱反
応を連続して進行させるためには、燃料改質器を連続し
て加熱しておく必要がある。したがって、燃料電池シス
テムを起動した時に燃料改質器を急速に昇温でき、しか
も連続して燃料改質器を加熱できる装置を別途用意して
おくことも望まれている。
るものとして、たとえば特開平7−78623号公報に
開示された起動時の昇温方法が知られている。これは、
不活性ガスを燃料電池の陰極側で循環させながら起動用
加熱器により間接的に加熱し、この加熱された不活性ガ
スの一部を燃料改質器の燃焼触媒に導いて触媒燃焼が可
能な温度まで加熱し、次いで燃料改質器および燃料電池
を介して燃料ガスを燃料改質器の燃焼室に供給し、かつ
燃料電池を介して空気を燃料改質器の燃焼室に供給し、
改質室にて改質反応が可能な温度まで燃焼室を昇温させ
るものである。
報記載の技術では、不活性ガスを間接的に加熱して燃料
改質器を昇温させるので、急速に改質器を昇温させるこ
とが困難であり、燃料電池システムの起動時間を短縮化
するにも限界があった。
鑑みてなされたものであり、燃料電池システムに用いら
れる蒸発器や燃料改質器などの種々の機器を急速に昇温
させることが可能で、全体としての燃料電池システムの
起動時間を短縮することができる触媒燃焼器を提供する
ことを目的とする。
するために、請求項1記載の触媒燃焼器は、入口と出口
とを有し内部流路が複数のハニカム状流路とされた燃焼
触媒部と、前記燃焼触媒部の入口側に設けられた加熱部
とを備えた触媒燃焼器において、前記燃焼触媒部の入口
側の流路を画する入口隔壁と、前記燃焼触媒部の出口側
の流路を画する出口隔壁と、前記入口隔壁および出口隔
壁により前記燃焼触媒部の内部に形成された少なくとも
3つの流路と、前記燃焼触媒部の入口側に設けられ前記
入口側流路の一部を開閉する入口制御弁と、前記燃焼触
媒部の出口側に設けられ前記出口側流路の一部を開閉す
る出口制御弁と、を備えたことを特徴とする。
うに、前記入口制御弁が第2の流路および第3の流路を
閉塞するとともに、前記出口制御弁が第1の流路を閉塞
する始動モードを有することが好ましく、また請求項3
記載の触媒燃焼器のように、前記入口制御弁および出口
制御弁が、第1の流路、第2の流路および第3の流路を
開放する定常運転モードを有することが好ましい。
動モードにおいては、ハニカム状の燃焼触媒部の入口の
うちの第2および第3の流路を入口制御弁により閉塞
し、第1の流路のみを局所的に開放する。そして、加熱
器により加熱した酸素含有ガス(空気)をこの開口され
た第1の流路から燃焼触媒部内に導入して、燃焼触媒部
の一部(第1の流路)を加熱して活性可能な温度にまで
昇温させる。
口側から出口側に向けて流下した加熱ガスは、燃焼触媒
部の出口側において出口隔壁及び出口制御弁により流路
が制限されるため、燃焼触媒部内の第2の流路を出口側
から入口側に向けて逆流する。さらに、燃焼触媒部の入
口側では、入口隔壁および入口制御弁により流路が制限
されるため、この加熱ガスは、燃焼触媒部内の第3の流
路を入口側から出口側に向かって流下したのち排出され
る。
かつ均一に昇温することになる。加熱ガスにメタノール
ガスなどの燃焼用ガスを混合させたメタノール混合気を
供給する際にも同様なルートで流通するので、同様に燃
焼触媒部を短時間で全体的かつ均一に昇温し、さらにメ
タノール混合気の流路(通過長)が、燃焼触媒部の長さ
よりも実質的に長くなって通過触媒量を多くできるた
め、未燃メタノールの低減を図ることができる。
いが、請求項4記載の触媒燃焼器では、前記第1の流
路、前記第2の流路および前記第3の流路は、その断面
積が等しいか又はこの順に徐々に大きくなるように形成
されていることを特徴とする(図4参照)。
路、第2の流路および第3の流路の断面積を同等あるい
は徐々に大きくしているので、この順序でガスが流下す
る際に各流路の流通抵抗を同等またはそれ以下にでき、
加熱空気およびメタノール混合気の流通を速やかに行う
ことができる。
いが、請求項5記載の触媒燃焼器では、前記入口隔壁お
よび前記出口隔壁のそれぞれは、前記入口隔壁の内径よ
りも前記出口隔壁の内径が大きい円筒状に形成され、前
記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前記入口隔壁
の外側を閉塞するとともに、前記出口制御弁は前記出口
隔壁の内側を閉塞することを特徴とする(第1実施形
態、図2および図3参照)。
内径を小さくすることで第1の流路を小径の円形状とし
ているため、燃焼触媒部を短時間で全体的かつ均一に昇
温できることに加え、加熱器を小型化及び小消費電力化
することができる。
いが、請求項6記載の触媒燃焼器では、前記入口隔壁お
よび前記出口隔壁のそれぞれは、前記入口隔壁の内径よ
りも前記出口隔壁の内径が小さい円筒状に形成され、前
記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前記入口隔壁
の内側を閉塞するとともに、前記出口制御弁は前記出口
隔壁の外側を閉塞することを特徴とする(第2実施形
態、図5および図6参照)。
が燃焼触媒部の外周部となり、第3の流路が燃焼触媒部
の中心部となるため、従来放熱領域あった外周部を保温
することができる。その結果、燃焼触媒部の中心領域か
らの放熱が低減されるので、燃焼触媒部をより短時間で
昇温でき、全体的かつ均一に昇温することができる。
いが、請求項7記載の触媒燃焼器では、前記入口隔壁お
よび前記出口隔壁のそれぞれは、前記入口隔壁の設置間
隔よりも前記出口隔壁の設置間隔が広い2枚の板状に形
成され、前記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前
記入口隔壁の外側を閉塞するとともに、前記出口制御弁
は前記出口隔壁の内側を閉塞することを特徴とする(第
3実施形態、図7および図8参照)。
よび出口隔壁のそれぞれが2枚の板材で構成され、第1
の流路が燃焼触媒部の中心部に開口するため、加熱器を
小型化および小消費電力化できるとともに、比較的簡素
な構成で燃焼触媒部を短時間で全体的かつ均一的に昇温
することができる。
いが、請求項8記載の触媒燃焼器では、前記入口隔壁お
よび前記出口隔壁のそれぞれは、前記入口隔壁の設置間
隔よりも前記出口隔壁の設置間隔が狭い2枚の板状に形
成され、前記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前
記入口隔壁の内側を閉塞するとともに、前記出口制御弁
は前記出口隔壁の外側を閉塞することを特徴とする(第
4実施形態、図9および図10参照)。
よび出口隔壁のそれぞれが2枚の板材で構成され、第1
の流路が燃焼触媒部の外周部に開口するため、従来放熱
部であった外周部を保温できることにより、燃焼触媒部
の中心部からの放熱が低減され、その結果、より短時間
で昇温させることができ、しかも比較的簡素な構成で燃
焼触媒部を全体的かつ均一的に昇温することができる。
いが、請求項9記載の触媒燃焼器では、前記入口隔壁お
よび前記出口隔壁のそれぞれは、前記燃焼触媒部の中心
から互いに対称なオフセット位置に設けられた1枚の板
状に形成され、前記始動モードにおいて、前記入口制御
弁および前記出口制御弁のそれぞれは入口および出口の
開口面積が広い領域を閉塞することを特徴とする(第5
実施形態、図11および図12)。
よび出口隔壁のそれぞれが1枚の板材で構成されている
ので、入口制御弁および出口制御弁を同一形状で構成す
ることができ、比較的簡素な構成で、燃焼触媒部を短時
間で全体的かつ均一的に昇温することができる。
いが、請求項10記載の触媒燃焼器では、前記入口隔壁
および前記出口隔壁のそれぞれは、互いに異なる方向に
延在する1枚の板状に形成され、前記始動モードにおい
て、前記入口制御弁および前記出口制御弁のぞれぞれは
入口および出口の片側の領域を閉塞することを特徴とす
る(第6実施形態、図13乃至図15)。
および出口隔壁をそれぞれ1枚の板材で構成し、かつ取
付方向を互いに異ならせることにより、第1の流路を第
2の流路に通じる部位と出口に開口する部位とに分けて
形成することができる。
に循環させる一方で、加熱ガスの残部をそのまま出口に
排出することで、燃焼触媒部の後流側に設置される、た
とえば蒸発器等の機器を昇温させて、燃料改質システム
の始動を短時間で行うことができる。
熱ガスやメタノールガスなどの燃焼用ガスを混合させた
メタノール混合気を供給する際に、燃焼触媒部を短時間
で全体的かつ均一に昇温することができる。また、メタ
ノール混合気の流路(通過長)が、燃焼触媒部の長さよ
りも実質的に長くなって通過触媒量を多くできるため、
未燃メタノールの低減を図ることができる。
ば、各流路の流通抵抗を同等またはそれ以下にでき、加
熱空気およびメタノール混合気の流通を速やかに行うこ
とができる。
触媒部を短時間で全体的かつ均一に昇温できることに加
え、加熱器を小型化及び小消費電力化することができ
る。
の中心領域からの放熱が低減されるので、燃焼触媒部を
より短時間で昇温でき、全体的かつ均一に昇温すること
ができる。
型化および小消費電力化できるとともに、比較的簡素な
構成で燃焼触媒部を短時間で全体的かつ均一的に昇温す
ることができる。
の中心部からの放熱が低減されるので、より短時間で昇
温させることができ、しかも比較的簡素な構成で燃焼触
媒部を全体的かつ均一的に昇温することができる。
制御弁および出口制御弁を同一形状で構成することがで
き、比較的簡素な構成で、燃焼触媒部を短時間で全体的
かつ均一的に昇温することができる。
の一部を第2の流路に循環させる一方で、加熱ガスの残
部をそのまま出口に排出することができるので、燃焼触
媒部の後流側に設置される、たとえば蒸発器等の機器を
昇温させて、燃料改質システムの始動を短時間で行うこ
とができる。
基づいて説明する。第1実施形態 まず、本発明の触媒燃焼器が適用される燃料電池システ
ムの概要を説明する。図1は本発明の触媒燃焼器が適用
される燃料電池システムの一例を示すブロック図であ
る。
に示すように、電気化学反応により起電力を得る燃料電
池4と、圧縮空気(酸素含有ガス)を供給するコンプレ
ッサ6と、改質反応により水素含有ガスを生成する改質
器8と、メタノールを貯留するメタノールタンク14
と、水を貯留する水タンク15と、触媒燃焼器20とを
有する。
44,46が設けられており、その陽極46側には配管
10を介してコンプレッサ6からの圧縮空気が供給さ
れ、陰極44側には配管12を介して改質器8からの水
素含有ガスが供給される。
れを2kg/cm2 程度まで圧縮して燃料電池4に供
給するが、その型式は特に限定されない。なお、燃料電
池4に供給される空気は80〜85°Cの温度が好まし
いが、コンプレッサ6で圧縮された空気は約170°C
となっているので、これを上記温度範囲まで冷却するた
めにコンプレッサ6と燃料電池4との間の配管10中に
図示省略するインタークーラを設けることが好ましい。
インタークーラとしては、水冷式や空冷式などが例示さ
れる。
料)と水蒸気と空気(酸素含有ガス)とを混合して、メ
タノールの水蒸気改質反応と酸化反応とによって水素リ
ッチガスとするものであるが、本実施形態では水蒸気反
応(吸熱反応)で必要とされる熱量を、酸化反応(発熱
反応)により生じた熱量で賄うことで、別途の加熱器を
省略あるいは小能力化できる、いわゆるオートサーマル
型改質器が採用されている。ただし、水蒸気改質反応の
みによって水素リッチガスを生成する水蒸気改質型改質
器であっても良い。
ルタンク14に収容され、メタノールポンプ16によっ
て、後述する触媒燃焼器20の下流側に接続された熱交
換部26へ送られ、ここで気化される。また、水蒸気
は、水タンク15に収納された水が、水ポンプ17によ
って熱交換部26に送られ、ここで気化されて水蒸気と
される。これらメタノールガスと水蒸気との混合燃料ガ
スは、改質器8の入口82に送られ、空気はコンプレッ
サ6から配管11を介して供給される。なお、図中の符
号「84」は改質器8の出口である。
反応においては、メタノールおよび水蒸気の供給を受け
て、下記式に示すメタノールの分解反応と一酸化炭素の
変成反応とを同時進行させて水素と二酸化炭素とを含有
する改質ガスを生成する。
気の供給を受けて下記式に示す酸化反応により水素と二
酸化炭素を含有する改質ガスを生成する。
2 +CO2 +189.5(kJ/mol) なお、改質器8から燃料電池4の陰極44側へ供給され
る水素含有ガス中に一酸化炭素が含まれていると燃料電
池4が被毒するため、改質器8と燃料電池4との間の配
管12中に、図示省略してある一酸化炭素の含有量を低
減させる一酸化炭素低減装置を設けておくことが好まし
い。この一酸化炭素低減装置は、改質器8で得られた改
質ガス中の未反応の一酸化炭素と水とを、同じ変成反応
(CO+H2 O→CO2 +H2 )により水素と二
酸化炭素とに変成して水素含有量の多い水素含有ガスを
生成するシフト器や、さらにこのシフト器を通過した改
質ガスに含まれた一酸化炭素を選択酸化して(CO+1
/2O2 →CO2 )、二酸化炭素とする選択酸化器
などが含まれる。
る。第1実施形態 図2および図3は本発明の触媒燃焼器の第1実施形態を
示す断面図、同図(B)は同図(A)のB−B線に沿う
断面図、同図(C)は同図(A)のC−C線に沿う断面
図である。なお、図2は始動モードの状態を示し、図3
は定常運転モードを示す。また、図4は燃焼触媒部の第
1乃至第3の流路の断面積の関係の一例を示す斜視図で
ある。
サ6および配管13を通じて導入される空気を加熱する
ための、たとえば電気ヒータなどにより構成される加熱
部22と、この加熱部22の下流側に接続されたミキサ
ー28と、このミキサー28の下流側に接続された燃焼
触媒部24とを有している。
からの空気の他に、図1に示すメタノールタンク14か
らのメタノールが、配管35およびメタノール気化器3
2を介して燃焼用燃料として供給される。
に燃料電池4から排出される酸化排ガスおよび水素含有
排ガスが、配管31,33を介して導入されて混合され
たのち、燃焼触媒部24にて燃焼される。
ハニカム型燃焼触媒器であって、全体が円筒状に形成さ
れ、入口241および出口242との間のセルが多数の
ハニカム状流路とされている。このハニカム状流路の内
面に触媒が塗布されている。
触媒部24の入口241側には、燃焼触媒部24本体と
同心円状の入口隔壁243が取り付けられ、出口242
側には、同じく燃焼触媒部24本体と同心円状であって
入口隔壁243の内径よりも大きい内径の出口隔壁24
4が取り付けられている。これら、入口隔壁243およ
び出口隔壁244は、触媒燃焼器20を通過するガスの
流通抵抗とならない程度の薄板で構成することが望まし
い。
より画された外側の流路を開閉するための入口制御弁2
45と、出口隔壁244により画された内側の流路を開
閉するための出口制御弁246とが設けられている。こ
れら入口制御弁245および出口制御弁246は、それ
ぞれアクチュエータ247により開閉動作されるように
なっている。なお、図2は入口制御弁245および出口
制御弁246が閉じた状態を示し、図3は両制御弁24
5,246が開いた状態を示す。
1〜S3は、図4に示すように、それぞれの断面積が等
しいか、あるいはこの順序で大きくなるように形成され
ている。
の始動時においては、図2に示すように入口制御弁24
および出口制御弁246の何れも閉とし、入口隔壁24
5の外側を閉塞するとともに、出口隔壁244の内側を
閉塞する。
気を導入すると、この空気は、入口隔壁245の内側か
ら燃焼触媒部24内のハニカム状セルに導入され、下流
へと流れる。この流路を第1の流路S1と称する。
壁244の内側が出口制御弁246で閉塞されているの
で、第1の流路S1を流れてきた空気は、出口隔壁24
4の内側と第1の流路S1の外側のセルとで画されるハ
ニカム状セルを通って、燃焼触媒部24の下流から上流
側へ逆流する。この流路を第2の流路S2と称する。
入口制御弁245により入口隔壁243の外側が閉塞さ
れているため、第2の流路S2を逆流してきた空気は、
入口隔壁243の外側と第2の流路S2の外側のセルと
で構成されるハニカム状セルを上流から下流へ通過した
のち排出される。この流路を第3の流路S3と称する。
も燃焼触媒部24の第1の流路S1が活性可能な温度ま
で昇温した時点で、メタノール混合気を同様の順路で流
通させ、これにより、メタノール混合気を燃焼させて燃
焼触媒部24全体を昇温する。
いて、加熱器22により加熱された空気を第1の流路S
1にのみ導入し、この第1の流路S1のセルを加熱して
活性可能な温度まで昇温させるので、流通させる空気量
を低減することができ、加熱器22の小型化および小消
費電力化を図ることができる。さらに、加熱空気は、第
1の流路S1→第2の流路S2→第3の流路S3という
ように、燃焼触媒部24の内部を循環するので、燃焼触
媒部24の昇温に際し加熱空気の熱量を有効に活用する
ことができる。
せる際には、少なくとも第1の流路S1のセルは活性可
能な温度にまで昇温しているので、メタノールは燃焼
し、これにより発生する熱によって下流のセルや周囲の
セルを急速に昇温することができる。しかも、メタノー
ル混合気も燃焼触媒部24を第1の流路S1→第2の流
路S2→第3の流路S3というように循環するので、た
とえば第1の流路S1で燃焼しなかった未燃メタノール
も、第2の流路S2または第3の流路S3で燃焼させる
ことができ、未燃メタノールの排出量を低減することが
できる。
までガスが流下する際に、本実施形態ではこれらの流路
S1〜S3の流路断面積が図4に示す関係とされている
ので、流路に沿った流通抵抗が増加することがなく、円
滑に流通することになる。
すように入口制御弁24および出口制御弁246の何れ
も開とし、入口隔壁245の外側を開放するとともに、
出口隔壁244の内側も開放する。これにより、加熱器
22により加熱されたメタノール混合ガスは、第1乃至
第3の流路S1〜S3の全てのハニカム状セルに導入さ
れ、そのまま出口へと流れる。
壁244はガスの流れと平行になり、しかも、入口制御
弁245および出口制御弁246は板状であるため、改
質器8の始動が終了して定常運転に移行した後において
も、入口制御弁245および出口制御弁246を開にし
てガスの流れと平行にすることにより、燃焼触媒部24
は入口241の全面が開口され、燃料電池4からのアノ
ード排ガスやカソード排ガスを有効に燃焼させることが
できる。
示す断面図、同図(B)は同図(A)のB−B線に沿う
断面図、同図(C)は同図(A)のC−C線に沿う断面
図である。なお、図5は始動モードの状態を示し、図6
は定常運転モードを示す。
同様に、燃焼触媒部24の入口241側には、燃焼触媒
部24本体と同心円状の入口隔壁243が取り付けら
れ、出口242側には、同じく燃焼触媒部24本体と同
心円状の出口隔壁244が取り付けられているが、出口
隔壁244の内径が入口隔壁243の内径よりも小さく
されている。また、入口隔壁243により画された内側
の流路を開閉するための入口制御弁245と、出口隔壁
244により画された外側の流路を開閉するための出口
制御弁246とが設けられている。
ては、図5に示すように入口制御弁24および出口制御
弁246の何れも閉とし、入口隔壁245の内側を閉塞
するとともに、出口隔壁244の外側を閉塞する。
気を導入すると、この空気は、入口隔壁245の外側か
ら燃焼触媒部24内のハニカム状セルに導入され、下流
へと流れる。この流路が第1の流路S1となる。
壁244の外側が出口制御弁246で閉塞されているの
で、第1の流路S1を流れてきた空気は、出口隔壁24
4の外側と第1の流路S1の内側のセルとで画されるハ
ニカム状セルを通って、燃焼触媒部24の下流から上流
側へ逆流する。この流路が第2の流路S2となる。
入口制御弁245により入口隔壁243の内側が閉塞さ
れているため、第2の流路S2を逆流してきた空気は、
入口隔壁243の内側と第2の流路S2の内側のセルと
で構成されるハニカム状セルを上流から下流へ通過した
のち排出される。この流路が第3の流路S3となる。
により、少なくとも燃焼触媒部24の第1の流路S1が
活性可能な温度まで昇温した時点で、メタノール混合気
を同様の順路で流通させ、これにより、メタノール混合
気を燃焼させて燃焼触媒部24全体を昇温する。
態の作用効果に加えて、入口隔壁243の内側を閉塞
し、かつ出口隔壁244の外側を閉塞することにより、
第1の流路S1が燃焼触媒部24の外周部に形成される
ので、燃焼触媒部24は外周部から昇温され、その結
果、中心部の放熱が低減することとなって、より短時間
で全体的かつ均一的に昇温させることができる。
示す断面図、同図(B)は同図(A)のB−B線に沿う
断面図、同図(C)は同図(A)のC−C線に沿う断面
図である。なお、図7は始動モードの状態を示し、図8
は定常運転モードを示す。
同様に、燃焼触媒部24の入口241側には入口隔壁2
43が取り付けられ、出口242側には出口隔壁244
が取り付けられているが、両隔壁243,244ともに
それぞれ2枚の板材で構成され、出口隔壁244の設置
幅が入口隔壁243の設置幅よりも大きくされている。
なお、入口隔壁243の板材の延在方向と出口隔壁24
4の板材の延在方向とは同一方向とされている。
の流路を開閉するための入口制御弁245と、出口隔壁
244により画された内側の流路を開閉するための出口
制御弁246とが設けられている。
ては、図7に示すように入口制御弁24および出口制御
弁246の何れも閉とし、入口隔壁245の外側を閉塞
するとともに、出口隔壁244の内側を閉塞する。
気を導入すると、この空気は、入口隔壁245の内側か
ら燃焼触媒部24内のハニカム状セルに導入され、下流
へと流れる。この流路が第1の流路S1となる。
壁244の内側が出口制御弁246で閉塞されているの
で、第1の流路S1を流れてきた空気は、出口隔壁24
4の内側と第1の流路S1の外側のセルとで画されるハ
ニカム状セルを通って、燃焼触媒部24の下流から上流
側へ逆流する。この流路が第2の流路S2となる。
入口制御弁245により入口隔壁243の外側が閉塞さ
れているため、第2の流路S2を逆流してきた空気は、
入口隔壁243の外側と第2の流路S2の外側のセルと
で構成されるハニカム状セルを上流から下流へ通過した
のち排出される。この流路が第3の流路S3となる。
も燃焼触媒部24の第1の流路S1が活性可能な温度ま
で昇温した時点で、メタノール混合気を同様の順路で流
通させ、これにより、メタノール混合気を燃焼させて燃
焼触媒部24全体を昇温する。
態の作用効果に加えて、同じ方向に設けられ、かつ設置
幅が入口隔壁243よりも出口隔壁244を広く設定し
て第1乃至第3の流路S1〜S3を形成しているので、
簡易な構成で燃焼触媒部24の中心部を昇温することが
でき、燃焼触媒部24を短時間で全体的かつ均一的に昇
温することができる。
を示す断面図、同図(B)は同図(A)のB−B線に沿
う断面図、同図(C)は同図(A)のC−C線に沿う断
面図である。なお、図9は始動モードの状態を示し、図
10は定常運転モードを示す。
同様に、燃焼触媒部24の入口241側には、2枚の板
材からなる入口隔壁243が取り付けられ、出口242
側には、同じく2枚の板材からなる出口隔壁244が取
り付けられているが、出口隔壁244の設置幅が入口隔
壁243の設置幅よりも小さくされている。また、入口
隔壁243により画された内側の流路を開閉するための
入口制御弁245と、出口隔壁244により画された外
側の流路を開閉するための出口制御弁246とが設けら
れている。
ては、図9に示すように入口制御弁24および出口制御
弁246の何れも閉とし、入口隔壁245の内側を閉塞
するとともに、出口隔壁244の外側を閉塞する。
気を導入すると、この空気は、入口隔壁245の外側か
ら燃焼触媒部24内のハニカム状セルに導入され、下流
へと流れる。この流路が第1の流路S1となる。
壁244の外側が出口制御弁246で閉塞されているの
で、第1の流路S1を流れてきた空気は、出口隔壁24
4の外側と第1の流路S1の内側のセルとで画されるハ
ニカム状セルを通って、燃焼触媒部24の下流から上流
側へ逆流する。この流路が第2の流路S2となる。
入口制御弁245により入口隔壁243の内側が閉塞さ
れているため、第2の流路S2を逆流してきた空気は、
入口隔壁243の内側と第2の流路S2の内側のセルと
で構成されるハニカム状セルを上流から下流へ通過した
のち排出される。この流路が第3の流路S3となる。
により、少なくとも燃焼触媒部24の第1の流路S1が
活性可能な温度まで昇温した時点で、メタノール混合気
を同様の順路で流通させ、これにより、メタノール混合
気を燃焼させて燃焼触媒部24全体を昇温する。
態の作用効果に加えて、入口隔壁243の内側を閉塞
し、かつ出口隔壁244の外側を閉塞することにより、
第1の流路S1が燃焼触媒部24の外周部に形成される
ので、燃焼触媒部24は外周部から昇温され、その結
果、中心部の放熱が低減することとなって、より短時間
で全体的かつ均一的に昇温させることができる。
態を示す断面図、同図(B)は同図(A)のB−B線に
沿う断面図、同図(C)は同図(A)のC−C線に沿う
断面図である。なお、図11は始動モードの状態を示
し、図12は定常運転モードを示す。
施形態と同様に、燃焼触媒部24の入口241側には入
口隔壁243が取り付けられ、出口242側には出口隔
壁244が取り付けられているが、両隔壁243,24
4ともにそれぞれ1枚の板材で構成され、かつ燃焼触媒
部24の中心から互いに対称なオフセット位置に取り付
けられている。なお、入口隔壁243の板材の延在方向
と出口隔壁244の板材の延在方向とは同一方向とされ
ている。
のうちの断面積が大きい方の流路を開閉するための入口
制御弁245と、出口隔壁244により画された流路の
うちの断面積が大きい方の流路を開閉するための出口制
御弁246とが設けられている。
ては、図11に示すように入口制御弁24および出口制
御弁246の何れも閉とし、入口隔壁245の大断面積
の流路(図11(A)において下側)を閉塞するととも
に、出口隔壁244の大断面積の流路(図11(A)に
おいて上側)を閉塞する。
気を導入すると、この空気は、図11(A)において入
口隔壁245の下側から燃焼触媒部24内のハニカム状
セルに導入され、下流へと流れる。この流路が第1の流
路S1となる。
壁244の下側が出口制御弁246で閉塞されているの
で、第1の流路S1を流れてきた空気は、出口隔壁24
4の下側と第1の流路S1の上側のセルとで画されるハ
ニカム状セルを通って、燃焼触媒部24の下流から上流
側へ逆流する。この流路が第2の流路S2となる。
入口制御弁245により入口隔壁243の上側が閉塞さ
れているため、第2の流路S2を逆流してきた空気は、
入口隔壁243の上側と第2の流路S2の上側のセルと
で構成されるハニカム状セルを上流から下流へ通過した
のち排出される。この流路が第3の流路S3となる。な
お、ここでいう「上下」は、あくまで図11(A)にお
ける方向を意味する。
り、少なくとも燃焼触媒部24の第1の流路S1が活性
可能な温度まで昇温した時点で、メタノール混合気を同
様の順路で流通させ、これにより、メタノール混合気を
燃焼させて燃焼触媒部24全体を昇温する。
4実施形態の作用効果に加えて、同じ方向に設けられ、
互いに対称にオフセットされた位置に入口隔壁243お
よび出口隔壁244が設置されているので、入口制御弁
245および出口制御弁246を同一形状で形成するこ
とができ部品点数を減少させることができる。
態を示す断面図、同図(B)は同図(A)のB−B線に
沿う断面図、同図(C)は同図(A)のC−C線に沿う
断面図である。なお、図13は始動モードの状態を示
し、図14は定常運転モードを示す。また、図15はガ
スの流れを説明するための燃焼触媒部の透視図である。
同様に、燃焼触媒部24の入口241側には1枚の板材
からなる入口隔壁243が取り付けられ、出口242側
には1枚の板材からなる出口隔壁244が取り付けられ
ているが、両隔壁243,244ともに燃焼触媒部24
の中心位置に取り付けられ、かつ入口隔壁243の板材
の延在方向と出口隔壁244の板材の延在方向とが略直
交方向とされている。
のうちの一方の流路を開閉するための入口制御弁245
と、出口隔壁244により画された流路のうちの一方の
流路を開閉するための出口制御弁246とが設けられて
いる。
ては、図13に示すように入口制御弁24および出口制
御弁246の何れも閉とし、入口隔壁245の一方の流
路(図15において奥側)を閉塞するとともに、出口隔
壁244の一方の流路(図15において上側)を閉塞す
る。
気を導入すると、この空気は、図15において入口隔壁
245の手前側の上下から燃焼触媒部24内のハニカム
状セルに導入され、下流へと流れる。この流路が第1の
流路S1となる。
壁244の上側が出口制御弁246で閉塞されているの
で、第1の流路S1を流れてきた空気のうちの上側の第
1の流路S11を流れてきた空気は、出口隔壁244の
上側と第1の流路S1の奥側のセルとで画されるハニカ
ム状セルを通って、燃焼触媒部24の下流から上流側へ
逆流する。この流路が第2の流路S2となる。一方、第
1の流路S1を流れてきた空気のうちの下側の第1の流
路S12を流れてきた空気は、そのまま排気される。
入口制御弁245により入口隔壁243の奥側が閉塞さ
れているため、第2の流路S2を逆流してきた空気は、
入口隔壁243の奥側と第2の流路S2の下側セルとで
構成されるハニカム状セルを上流から下流へ通過したの
ち排出される。この流路が第3の流路S3となる。な
お、ここでいう「上下」および「奥、手前」は、あくま
で図15における方向を意味する。
り、少なくとも燃焼触媒部24の第1の流路S1が活性
可能な温度まで昇温した時点で、メタノール混合気を同
様の順路で流通させ、これにより、メタノール混合気を
燃焼させて燃焼触媒部24全体を昇温する。
4実施形態の作用効果に加えて、第1の流路S1のうち
の流路S12を流下した高温ガスが、そのまま排出され
るので、触媒燃焼器20の下流側に接続された蒸発部2
6(図1参照)も短時間に昇温させることができ、改質
器の始動時間をより短縮化できる。
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
テムの一例を示すブロック図である。
(始動モード)を示す断面図、(B)は図2(A)のB
−B線に沿う断面図、(C)は図2(A)のC−C線に
沿う断面図である。
(定常運転モード)を示す断面図、(B)は図3(A)
のB−B線に沿う断面図、(C)は図3(A)のC−C
線に沿う断面図である。
面積の関係の一例を示す斜視図である。
(始動モード)を示す断面図、(B)は図5(A)のB
−B線に沿う断面図、(C)は図5(A)のC−C線に
沿う断面図である。
(定常運転モード)を示す断面図、(B)は図6(A)
のB−B線に沿う断面図、(C)は図6(A)のC−C
線に沿う断面図である。
(始動モード)を示す断面図、(B)は図7(A)のB
−B線に沿う断面図、(C)は図7(A)のC−C線に
沿う断面図である。
(定常運転モード)を示す断面図、(B)は図8(A)
のB−B線に沿う断面図、(C)は図8(A)のC−C
線に沿う断面図である。
(始動モード)を示す断面図、(B)は図9(A)のB
−B線に沿う断面図、(C)は図9(A)のC−C線に
沿う断面図である。
(定常運転モード)を示す断面図、(B)は図10
(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は図10(A)
のC−C線に沿う断面図である。
(始動モード)を示す断面図、(B)は図11(A)の
B−B線に沿う断面図、(C)は図11(A)のC−C
線に沿う断面図である。
(定常運転モード)を示す断面図、(B)は図12
(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は図12(A)
のC−C線に沿う断面図である。
(始動モード)を示す断面図、(B)は図13(A)の
B−B線に沿う断面図、(C)は図13(A)のC−C
線に沿う断面図である。
(定常運転モード)を示す断面図、(B)は図14
(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は図14(A)
のC−C線に沿う断面図である。
るための燃焼触媒部の透視図である。
Claims (10)
- 【請求項1】入口と出口とを有し内部流路が複数のハニ
カム状流路とされた燃焼触媒部と、前記燃焼触媒部の入
口側に設けられた加熱部とを備えた触媒燃焼器におい
て、 前記燃焼触媒部の入口側の流路を画する入口隔壁と、 前記燃焼触媒部の出口側の流路を画する出口隔壁と、 前記入口隔壁および出口隔壁により前記燃焼触媒部の内
部に形成された少なくとも3つの流路と、 前記燃焼触媒部の入口側に設けられ前記入口側流路の一
部を開閉する入口制御弁と、 前記燃焼触媒部の出口側に設けられ前記出口側流路の一
部を開閉する出口制御弁と、を備えたことを特徴とする
触媒燃焼器。 - 【請求項2】前記入口制御弁が第2の流路および第3の
流路を閉塞するとともに、前記出口制御弁が第1の流路
を閉塞する始動モードを有することを特徴とする請求項
1記載の触媒燃焼器。 - 【請求項3】前記入口制御弁および出口制御弁が、第1
の流路、第2の流路および第3の流路を開放する定常運
転モードを有することを特徴とする請求項1または2記
載の触媒燃焼器。 - 【請求項4】前記第1の流路、前記第2の流路および前
記第3の流路は、その断面積が等しいか又はこの順に徐
々に大きくなるように形成されていることを特徴とする
請求項1〜3の何れかに記載の触媒燃焼器。 - 【請求項5】前記入口隔壁および前記出口隔壁のそれぞ
れは、前記入口隔壁の内径よりも前記出口隔壁の内径が
大きい円筒状に形成され、 前記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前記入口隔
壁の外側を閉塞するとともに、前記出口制御弁は前記出
口隔壁の内側を閉塞することを特徴とする請求項2〜4
の何れかに記載の触媒燃焼器。 - 【請求項6】前記入口隔壁および前記出口隔壁のそれぞ
れは、前記入口隔壁の内径よりも前記出口隔壁の内径が
小さい円筒状に形成され、 前記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前記入口隔
壁の内側を閉塞するとともに、前記出口制御弁は前記出
口隔壁の外側を閉塞することを特徴とする請求項2〜4
の何れかに記載の触媒燃焼器。 - 【請求項7】前記入口隔壁および前記出口隔壁のそれぞ
れは、前記入口隔壁の設置間隔よりも前記出口隔壁の設
置間隔が広い2枚の板状に形成され、 前記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前記入口隔
壁の外側を閉塞するとともに、前記出口制御弁は前記出
口隔壁の内側を閉塞することを特徴とする請求項2〜4
の何れかに記載の触媒燃焼器。 - 【請求項8】前記入口隔壁および前記出口隔壁のそれぞ
れは、前記入口隔壁の設置間隔よりも前記出口隔壁の設
置間隔が狭い2枚の板状に形成され、 前記始動モードにおいて、前記入口制御弁は前記入口隔
壁の内側を閉塞するとともに、前記出口制御弁は前記出
口隔壁の外側を閉塞することを特徴とする請求項2〜4
の何れかに記載の触媒燃焼器。 - 【請求項9】前記入口隔壁および前記出口隔壁のそれぞ
れは、前記燃焼触媒部の中心から互いに対称なオフセッ
ト位置に設けられた1枚の板状に形成され、 前記始動モードにおいて、前記入口制御弁および前記出
口制御弁のそれぞれは入口および出口の開口面積が広い
領域を閉塞することを特徴とする請求項2〜4の何れか
に記載の触媒燃焼器。 - 【請求項10】前記入口隔壁および前記出口隔壁のそれ
ぞれは、互いに異なる方向に延在する1枚の板状に形成
され、 前記始動モードにおいて、前記入口制御弁および前記出
口制御弁のぞれぞれは入口および出口の片側の領域を閉
塞することを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の
触媒燃焼器。
Priority Applications (1)
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JP20352999A JP3663983B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 触媒燃焼器 |
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JP20352999A JP3663983B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 触媒燃焼器 |
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JP2001033011A true JP2001033011A (ja) | 2001-02-09 |
JP3663983B2 JP3663983B2 (ja) | 2005-06-22 |
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Family Applications (1)
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JP20352999A Expired - Fee Related JP3663983B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 触媒燃焼器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-07-16 JP JP20352999A patent/JP3663983B2/ja not_active Expired - Fee Related
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