JP2001031302A - フィルム収納シート搬送機構 - Google Patents

フィルム収納シート搬送機構

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JP2001031302A
JP2001031302A JP11207026A JP20702699A JP2001031302A JP 2001031302 A JP2001031302 A JP 2001031302A JP 11207026 A JP11207026 A JP 11207026A JP 20702699 A JP20702699 A JP 20702699A JP 2001031302 A JP2001031302 A JP 2001031302A
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JP
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roller
negative
sheet
weight
film
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JP11207026A
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Shigeharu Yamamoto
茂晴 山本
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネガシート(フィルム収納シート)の蛇行の
問題を解決し、メンテナンスなどの作業性を改善したフ
ィルム収納シート搬送機構を提供すること。 【解決手段】 ネガシートを挟持して搬送するフィルム
収納シート搬送機構であって、モータからの動力が伝達
される駆動ローラ30と、この駆動ローラ30の上側に
配置され自重により駆動ローラ30に圧着される圧着ロ
ーラ31とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム収納シー
トを挟持して搬送するフィルム収納シート搬送機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】フィルム収納シートの1例としてよく知
られているネガシートは、現像済みのネガフィルムを6
コマまたは4コマに切断したネガピースの状態で収納す
るために用いられている。そして、ネガシートにネガピ
ースを収納させるための装置が用いられており、この装
置はロール状に巻かれたネガシートをフィルム収納シー
ト搬送機構により所定の場所まで搬送させ、この所定の
場所にてネガピースを挿入させ、1オーダー分のネガピ
ースの挿入が終わるとネガシートを切断し、これを折り
たたんだ状態にして袋詰し顧客に返却する。
【0003】ここで、上記フィルム収納シート搬送機構
について説明すると、駆動ローラと、駆動ローラに対し
て圧着する方向に作用する圧着ローラとでネガシートを
挟持した状態で搬送する。ネガシートを確実に搬送する
ためには、適切な圧着力を付与する必要がある。そのた
めに、圧着ローラの搬送幅方向の両端に一対の圧着力付
与用のバネを設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両端の
バネのバネ圧に差があると、ネガシートを搬送させる際
に蛇行が生じる問題があった。そのためには、バネ圧の
調整機構が必要となってくるがコスト上昇の要因となっ
ていた。また、メンテナンスを行うために圧着ローラを
取り外す必要があるが、両端にバネを設けていると圧着
ローラの取り外しがやりにくいためメンテナンス作業性
がよくなかった。また、ロール状ネガシートの先頭を駆
動ローラと圧着ローラの間に挿入させようとした場合
に、圧着ローラには常時圧着力が付与されているから、
ネガシートをセットするための作業性がよくなかった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ネガシート(フィルム収納シート)
の蛇行の問題を解決し、メンテナンスなどの作業性を改
善したフィルム収納シート搬送機構を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係るフィルム収納シート搬送機構は、駆動源か
らの動力が伝達される駆動ローラと、この駆動ローラの
上側に配置され自重により前記駆動ローラに圧着される
圧着ローラとを備えたことを特徴とするものである。
【0007】この構成によると、圧着ローラは、その自
重により駆動ローラに対して圧着される。つまり、圧着
力を付与するためのバネは設ける必要がない。また、自
重による場合は、圧着ローラの両端で圧着力に差が生じ
るということもない。したがって、フィルム収納シート
を搬送させる場合に蛇行の問題が発生しない。また、メ
ンテナンスのために圧着ローラを取り外すような場合
も、バネが設けられていないから取り外しも従来に比べ
ると簡単になる。その結果、フィルム収納シートの蛇行
の問題を解決し、メンテナンスなどの作業性を改善した
フィルム収納シート搬送機構を提供することができた。
【0008】本発明の好適な実施形態として、前記圧着
ローラの両端部に軸受部材が設けられ、この軸受部材に
前記圧着ローラを取り付けるためのガイド孔が形成され
ると共に、このガイド孔が前記圧着ローラの軸受部とし
ても機能するものがあげられる。
【0009】この構成によると、軸受部材に圧着ローラ
を取り付けるにはガイド孔に沿って取り付ければよい。
また、このガイド孔は軸受部としても機能するから、ガ
イド孔を形成するためのガイド部材と軸受部として機能
する軸受部材とを別々に設ける必要がないという利点が
ある。
【0010】本発明の別の好適な実施形態として、前記
軸受部材には、前記圧着ローラを前記駆動ローラに対し
て非圧着状態に保持しておくための退避孔が形成されて
いるものがある。
【0011】駆動ローラと圧着ローラとの間にフィルム
収納シートを挿入しようとする場合は、圧着ローラを少
し持ち上げて挿入するための空間を形成させる必要があ
るが、オペレータが圧着ローラを持ち上げながらフィル
ム収納シートを挿入する作業を行うのは作業性が悪い。
そこで、軸受部材に退避孔を設けてここに圧着ローラを
非圧着状態で保持させる。その結果、フィルム収納シー
トの挿入作業性を改善することができた。
【0012】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記退避孔は前記ガイド孔と連通した状態で形成される
ものがあげられる。この構成によると、圧着状態にある
圧着ローラをガイド孔に沿って移動させて退避孔に保持
させることができる。したがって、フィルム収納シート
を挿入する作業性がより改善されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明に係るネガシート搬送
機構(フィルム収納シート搬送機構に相当する。)が用
いられているフィルムエンベロッパー装置の側面図であ
る。図2は平面構造を示し、図3はネガシート搬送ロー
ラ近傍の部分正面構造を示す。このフィルムエンベロッ
パー装置は、通常、現像されたネガフィルムの画像を印
画紙に焼付け、銀塩プリントを作成するプロセッサー
(図示略)に隣接して配置・使用される。このフィルム
エンベロッパー装置は、長尺のネガフィルムFを、6コ
マあるいは4コマのネガピースPに切断するカッター部
Cと、このカッター部Cで切断し終えたネガピースP
を、多数のポケットを備えたネガシート1に挿入するエ
ンベロッパ部Eとから構成されている。
【0014】カッター部Cは、長尺状のネガフィルムF
を支持するために略水平に配置された無色透明なビュア
ー板5と、このビュアー板5上のネガフィルムFを切断
するカッター6等を備える。カッター6は、ビュアー板
5の下流側端部の上流側に配置された下刃7と切断ライ
ン8を挟んで下刃7に対して、揺動式のネガカットレバ
ー9を介して手動操作により操作される。つまり、ネガ
カットレバー9のホームポジションから下方へ押し下げ
る手動操作により、揺動操作して長尺のネガフィルムF
をネガピースPに切断する。そして、下刃7と上刃10
との境界線、ビュアー板5の下流側端部は、切断ライン
8と一致する。
【0015】ビュアー板5の下流側に貫通孔領域が形成
されていて、ここにネガフィルムFを搬送するフィルム
送りローラ11,12が取り付けられている。これらフ
ィルム送りローラ11,12はゴム製の外周部を備える
と共に、外周部どうしはビュアー板5の上面5aに載置
されて送られるネガフィルムFと同レベルに密着可能に
なっている。そして、フィルム送りローラ11,12の
一方は、モータ(図示略)により駆動される(他方は従
動する)。
【0016】ネガフィルムFをネガピースPに切断する
ために、作業者が前記ネガカットレバー9をホームポジ
ションから下方へ押し下げる方向に揺動操作してネガピ
ースPに切断した後、ネガカットレバー9をホームポジ
ションから上方へ押し上げる操作をすると、ネガカット
レバー9が上方位置にあることを検知するセンサー(図
示略)から信号が発せられる。この信号に基づいて、フ
ィルム送りローラ11,12の一方に作用するモータが
作動して、フィルム送りローラ11,12の回転作用に
より、これらフィルム送りローラ11,12に挟持され
たネガピースPはカッター部Cの隣に配置されたネガシ
ート1のネガポケット内に送給され挿入されるようにな
っている。前記センサーの検知した信号によるモータの
駆動は、図外のコントローラにより指示される。
【0017】切断されたネガピースPの残り長さが短く
なって、フィルム送りローラ11,12の回転操作だけ
では、ネガピースPがネガシート1のネガポケット内に
送給できない場合、つまり切断ライン8よりも上流側に
ネガフィルムFの後端が残った場合、これをネガシート
1のネガポケット内に送給して挿入するため、平行リン
ク機構からなるインサータ装置13が設けられている。
このインサータ装置13は、図3に示すように、2本の
リンク部材13a,13bを備えると共に、ビュアー板
5の上面5aより下方位置にある待機姿勢(図3
(a))と、この位置からネガフィルムFの供給方向下
流側に位置する作用姿勢(図3(b))との間で往復移
動可能な押し込み片14を有する。この押し込み片14
は、通常、自重または付勢バネ(図示略)などの作用に
より、待機姿勢にあり、ハンドル15を矢印A方向に手
動で移動させることにより、上記作用姿勢に切り換わ
る。押し込み片14を、待機姿勢から作用姿勢に切り換
える際に、押し込み片14の下流側先端がビュアー板5
の上面5aに形成されている貫通孔から上方に突出して
ネガフィルムFをネガシート1のネガポケット内に押し
込むようになっている。ハンドル15は軸芯X周りに揺
動可能に支持されており、ハンドル15をA方向に移動
させると、ハンドル15の根本部に固定されている円盤
状部材16の操作ピン16aがリンク部材13bを、図
3の右方向に押し付けることにより、押し込み片14を
作用姿勢に切り換えるのである。
【0018】ビュアー板5の上面5aをネガフィルムF
が、その中央部が膨らんだ状態(カールした状態)で切
断位置に送られる場合があるが、そのような形状をして
いると切断されたネガピースPをネガシート1のネガポ
ケット内に挿入し難い。そこで、図2に示すように、ゴ
ム製の押さえローラ17をネガフィルムFの直上に配置
することが望ましい。押さえローラ17をこのように配
置しておくと、ネガフィルムFの形状を平坦に矯正で
き、切断されたネガピースPも平坦姿勢になり、ネガピ
ースPを確実にネガシート1のネガポケット内に挿入で
きる。
【0019】一方、ネガシート1は、装置内部のネガシ
ートストッカー2にロール状に巻回されて配置されてお
り、使用される場合には、ネガシート搬送機構Nを構成
する上下一対の駆動ローラ30及びウェイトローラ31
(圧着ローラに相当する。)に挟持されて順次上方に引
き上げられ、前記ビュアー板5の上面5aの下流側位置
に配置されるようになっている。引き上げられたネガシ
ート1に多数設けられているネガポケット内に、所定長
さに切断されたネガピースPが順次挿入される。その場
合、引き出されたネガシート1のネガポケットにおける
ネガピース挿入口を広げるため、図2、3に示すよう
に、受口部材18が取り付けられている。そして、1オ
ーダ(1本のフィルム単位:12コマ、24コマ、36
コマ等)分のネガピースPを挿入し終えると、ネガポケ
ット内へのネガピースPの挿入を中止し、ネガシート1
は図2にカバー部のみを示す回転カッター4で切断され
た後、矢印Bの方向に送られる。尚、図1の図番20は
回転カッター4を手動で操作する操作レバーである。
【0020】<ネガシート搬送機構>次に、ネガシート
搬送機構Nについて説明する。図2、図3に加えて、ウ
ェイトローラ31を取り外した状態の斜視図である図4
と、ウェイトローラ31の軸受機構を示す図5も用いて
説明する。
【0021】ネガシート搬送機構Nは、ネガシート1を
挟持した状態で搬送するために、ネガシート1の下側に
配置される駆動ローラ30と、上側に配置されるウェイ
トローラ31とを備えている。駆動ローラ30は、第1
フレーム部材32に設けられた軸受33により、その両
端部を支持されており不図示のモータ(駆動源に相当す
る。)により回転駆動される。図3に示すように、駆動
ローラ30は、大径部30aと小径部30bとを備えて
いる。また、小径部30bの上側には、第1フレーム部
材32により巻き込み防止ガイド32aを形成させてお
り、ネガシート1の搬送中にネガシート1が小径部30
bの部分(溝のようになっている)に巻き込まれていく
のを防止している。
【0022】駆動ローラ30の好ましい材質について説
明する。駆動ローラ30の外周部はクロロプレンゴムか
らなる基地の内部に20〜100μm径の硬質粒子であ
るSiC(炭化珪素)粒子を混在させて構成されてい
る。ネガシート搬送機構Nによりネガシート1を搬送す
る際、SiC粒子がネガシート1の表面に適度に食い込
み、これが高い摩擦係数を実現してネガシート1を、滑
りを生じることなく確実に搬送することになる。このS
iC粒子は基地であるクロロプレンゴム内部に三次元的
に分散されているので、基地のクロロプレンゴム製ロー
ラが磨耗して、当初の基地表面に分散しているSiC粒
子が、使用が進行するに従い剥落していったとしても、
内部に分散しているSiC粒子が最表面に出現し、ロー
ラ表面に高摩擦処理がなされていることになって、ロー
ラ表面を高い磨耗係数に維持できることになる。
【0023】ウェイトローラ31は、駆動ローラ30と
は異なりフラットローラであり、好ましくはステンレス
鋼(SUS304等)製のような金属棒状材により形成
される。ウェイトローラ31には、その両端部に設けら
れた支持部31aと、ネガシート1を圧着する大径部3
1bと、大径部31bと支持部31aとの中間に設けら
れた小径部31cとが形成されている。小径部31c
は、ウェイトローラ31の長手方向の一方の側にのみ形
成される。ネガシート1を圧着する部分を大径部31b
のみのフラット部分で構成することにより、ネガシート
1を搬送する際にネガシート1にしわが寄ったりするこ
となく、スムーズに搬送させることができる。
【0024】第1軸受部材34は、好ましくは合成樹脂
により形成され、ネジ38により第2フレーム部材36
に固定される。第1軸受部材34には、縦方向に伸びた
ガイド孔34aと、ウェイトローラ31を非圧着状態に
退避させておくための退避孔34bと、ウェイトローラ
31を第1軸受部材34から脱着するための脱着孔34
cとが形成されている。これら、ガイド孔34a、退避
孔34b、脱着孔34cは連通した状態で形成されてい
る。孔は貫通していても良いし、貫通していなくてもよ
い。
【0025】第2軸受部材35は、第1軸受部材34と
同様に形成されるものであり、ガイド孔35aと、退避
孔35bと、脱着孔35cとを備えている。第2軸受部
材35もネジ(不図示)により第3フレーム部材37に
対して固定される。第1軸受部材34と異なっているの
は、第2軸受部材35の脱着孔35cのほうが第1軸受
部材34の脱着孔34cよりも大きくなるように設定さ
れている点である。
【0026】ネガシート搬送機構Nの下流側にはネガシ
ート1の上面を押さえるための押さえレール39が設け
られている。押さえレール39の両端部は、第2、第3
フレーム部材36,37により支持されており、不図示
のばねによりネガシート1を押さえつける方向に付勢さ
れている。
【0027】ネガシート1の搬送幅方向をガイドするた
めに、第1ガイド部材40と第2ガイド部材41(これ
らはガイド機構に相当する。)とが第1フレーム部材3
2に対してネジにより取り付けられている。ネガシート
1の幅方向のもう一方のガイドは受口部材18により行
われる。ここで、ネガシート1には6コマのネガピース
Pを収納するものと、4コマのネガピースPを収納する
ものの2種類がある。図示されているのは、6コマのネ
ガピースPを収納する場合であるが、4コマのネガピー
スPを収納するネガシート1をガイドする場合には、第
1ガイド部材40と第2ガイド部材41を図4の破線で
示す位置に取り付けるようにすればよい。ウェイトロー
ラ31と干渉しないように、第1、第2ガイド部材4
0,41を1つのガイド部材として構成せずに、2つの
ガイド部材に分けて構成しているのである。
【0028】次に、軸受部材34,35に関して詳細に
図5により説明する。この図5では図示の便宜上、第2
軸受部材35の方のみが示されている。ネガシート1を
搬送させる時は、ウェイトローラ31が駆動ローラ30
に対して圧着する方向に作用させておく必要がある。こ
れを図5(a)に示す。ウェイトローラ31の圧着力
は、自身の自重により付与されるものであり、圧着力を
付与するためのばねは必要ない。また、ウェイトローラ
31の両端にある支持部31aは、ガイド孔34a,3
5aにより軸支される。このガイド孔34a,35aは
軸受部として機能するだけでなく、ウェイトローラ31
の取り付け・取り外しのためにも設けられており、メン
テナンスのためにウェイトローラ31を取り外す時は、
図5(a)の位置からウェイトローラ31をガイド孔3
4a,35aに沿って持ち上げていき、脱着孔34c,
35cを利用してはずすことができる。これを図5
(b)の31’で示す。第2軸受部材35の脱着孔35
cは少し大きくなっており、ここにウェイトローラ31
の小径部31cを通すことにより簡単にはずすことがで
きる。
【0029】次にネガシート1を駆動ローラ30、ウェ
イトローラ31の間に挟持させる時の手順を説明する。
ネガシート1へのネガフィルムFの挿入を行う場合に
は、ネガシート1の先端をローラ30,31間に挟持さ
せる必要があるが、ウェイトローラ31による圧着力が
作用している状態では、ネガシート1の先端をさし込み
にくいので、ウェイトローラ31を少し持ち上げた状態
にしなければならない。この場合、オペレータが手でウ
ェイトローラ31を持ち上げておくのは作業上非常にわ
ずらわしい。そこで、ウェイトローラ31をガイド孔3
4a,35aに沿って上方向に持ち上げ移動し、その
後、孔に沿って横移動させて、退避孔34b,35bの
ところにまで退避させる。これを図5(b)の31’’
に示す。退避孔34b,35bのところでウェイトロー
ラ31を支持させておくと、駆動ローラ30とウェイト
ローラ31の間に隙間が形成される。この隙間から、ネ
ガシート1をさし込むことができる。その後、ウェイト
ローラ31を元の位置に戻せばよい。ガイド孔34a,
35aと退避孔34b,35bとは連通した状態で形成
されているから、上記作業は簡単に行うことができる。
【0030】<別実施形態>フィルム収納シートとして
ネガフィルムを挿入するネガシートだけではなくポジフ
ィルムを挿入するポジシートの場合にも、本発明は応用
できる。本実施形態では、駆動ローラ30は、大径部3
0aと小径部30bとを有する段付きローラであるが、
これに限定されずフラットなローラにしてもよい。本実
施形態のフィルムエンベロッパー装置では、6コマネガ
ピース用と4コマネガピース用のネガシート1の両方に
対応できるが、いずれか一方のみの専用装置としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルムエンベロッパー装置の側面図
【図2】フィルムエンベロッパー装置の平面図
【図3】ネガシート搬送ローラ近傍の部分正面構造を示
す図
【図4】ネガシート搬送機構の詳細を示す斜視図
【図5】ウェイトローラの軸受部材の構成を示す図
【符号の説明】
1 ネガシート 30 駆動ローラ 31 ウェイトローラ(圧着ローラ) 34 第1軸受部材 35 第2軸受部材 34a,35a ガイド孔 34b,35b 退避孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム収納シートを挟持して搬送する
    フィルム収納シート搬送機構であって、 駆動源からの動力が伝達される駆動ローラと、 この駆動ローラの上側に配置され自重により前記駆動ロ
    ーラに圧着される圧着ローラとを備えたことを特徴とす
    るフィルム収納シート搬送機構。
  2. 【請求項2】 前記圧着ローラの両端部に軸受部材が設
    けられ、この軸受部材に前記圧着ローラを取り付けるた
    めのガイド孔が形成されると共に、このガイド孔が前記
    圧着ローラの軸受部としても機能することを特徴とする
    請求項1に記載のフィルム収納シート搬送機構。
  3. 【請求項3】 前記軸受部材には、前記圧着ローラを前
    記駆動ローラに対して非圧着状態に保持しておくための
    退避孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記
    載のフィルム収納シート搬送機構。
  4. 【請求項4】 前記退避孔は前記ガイド孔と連通した状
    態で形成されることを特徴とする請求項3に記載のフィ
    ルム収納シート搬送機構。
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