JP2001031187A - ブリッジ防止型ホッパ装置 - Google Patents
ブリッジ防止型ホッパ装置Info
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- JP2001031187A JP2001031187A JP11203996A JP20399699A JP2001031187A JP 2001031187 A JP2001031187 A JP 2001031187A JP 11203996 A JP11203996 A JP 11203996A JP 20399699 A JP20399699 A JP 20399699A JP 2001031187 A JP2001031187 A JP 2001031187A
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- Japan
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- dry sludge
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- discharged
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造で貯留物を円滑に排出することがで
きるホッパ装置を提供する。 【解決手段】本発明のホッパ装置10は、ホッパ本体1
2の内部に一対の可撓性を有するシート部材14、14
が配設されている。一対のシート部材14は、投入口3
2を挟むように配設され、上端が梁28に支持されると
ともに、撓むことにより下端がホッパ本体12の内壁に
当接する。
きるホッパ装置を提供する。 【解決手段】本発明のホッパ装置10は、ホッパ本体1
2の内部に一対の可撓性を有するシート部材14、14
が配設されている。一対のシート部材14は、投入口3
2を挟むように配設され、上端が梁28に支持されると
ともに、撓むことにより下端がホッパ本体12の内壁に
当接する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブリッジ防止型ホッ
パ装置に係り、特に汚水処理施設等で形成された乾燥汚
泥を一時的に貯留するブリッジ防止型ホッパ装置に関す
る。
パ装置に係り、特に汚水処理施設等で形成された乾燥汚
泥を一時的に貯留するブリッジ防止型ホッパ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】汚水処理や排水処理において発生した余
剰汚泥は、貯留されて濃縮された後、脱水機で脱水され
る。そして、脱水されて形成された乾燥汚泥は、ホッパ
装置に一時的に貯留される。ホッパ装置のホッパ本体は
通常、上部より下部の方が狭い、いわゆる漏斗型に形成
されており、下端の排出口を開閉できるように構成され
ている。そして、ホッパ本体の上部から乾燥汚泥を供給
し、この乾燥汚泥が一杯になると、前記排出口を開いて
乾燥汚泥を排出口から排出している。
剰汚泥は、貯留されて濃縮された後、脱水機で脱水され
る。そして、脱水されて形成された乾燥汚泥は、ホッパ
装置に一時的に貯留される。ホッパ装置のホッパ本体は
通常、上部より下部の方が狭い、いわゆる漏斗型に形成
されており、下端の排出口を開閉できるように構成され
ている。そして、ホッパ本体の上部から乾燥汚泥を供給
し、この乾燥汚泥が一杯になると、前記排出口を開いて
乾燥汚泥を排出口から排出している。
【0003】ところで、乾燥汚泥は、脱水した後も湿潤
状態にあり、この乾燥汚泥をホッパ装置に貯留すると、
乾燥汚泥がホッパ本体の内壁に付着したり、乾燥汚泥同
士が付着したりし、ホッパ本体内の下部にいわゆるブリ
ッジ(乾燥汚泥がホッパの内壁面間に橋状に掛け渡され
たもの)を形成することがある。ブリッジが形成される
と、排出口から乾燥汚泥を排出することができない。そ
こで、特開平9−253476号公報に開示されたホッ
パ装置は、ホッパ本体内の下部に設けたスクリューフィ
ーダーを回転させるとともに、ホッパ本体内に設けた振
動板を振動させて前記ブリッジの発生を防止している。
また、実開平5−65894号公報に開示されたホッパ
装置は、ホッパ本体内に設けたゴム製のダイヤフラムを
振動させて前記ブリッジの発生を防止している。
状態にあり、この乾燥汚泥をホッパ装置に貯留すると、
乾燥汚泥がホッパ本体の内壁に付着したり、乾燥汚泥同
士が付着したりし、ホッパ本体内の下部にいわゆるブリ
ッジ(乾燥汚泥がホッパの内壁面間に橋状に掛け渡され
たもの)を形成することがある。ブリッジが形成される
と、排出口から乾燥汚泥を排出することができない。そ
こで、特開平9−253476号公報に開示されたホッ
パ装置は、ホッパ本体内の下部に設けたスクリューフィ
ーダーを回転させるとともに、ホッパ本体内に設けた振
動板を振動させて前記ブリッジの発生を防止している。
また、実開平5−65894号公報に開示されたホッパ
装置は、ホッパ本体内に設けたゴム製のダイヤフラムを
振動させて前記ブリッジの発生を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平9−253476号公報のホッパ装置や実開平5−
65894号公報のホッパ装置は、振動装置や攪拌装置
等が必要となるため、コストが高いという欠点がある。
また、攪拌や振動させたことによって乾燥汚泥が圧迫さ
れて圧密化するため、乾燥汚泥の流動性が悪化し、かえ
って乾燥汚泥を円滑に排出できないという欠点がある。
開平9−253476号公報のホッパ装置や実開平5−
65894号公報のホッパ装置は、振動装置や攪拌装置
等が必要となるため、コストが高いという欠点がある。
また、攪拌や振動させたことによって乾燥汚泥が圧迫さ
れて圧密化するため、乾燥汚泥の流動性が悪化し、かえ
って乾燥汚泥を円滑に排出できないという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構造で貯留物を円滑に排出することがで
きるブリッジ防止型ホッパ装置を提供することを目的と
する。
もので、簡単な構造で貯留物を円滑に排出することがで
きるブリッジ防止型ホッパ装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】請求項1記載の発明は前記
目的を達成するために、下部が上部よりも狭い漏斗型に
形成され、上端に貯留物の投入口が形成されるとともに
下端に開閉可能な貯留物の排出口が形成されたホッパ本
体と、前記ホッパ本体内の上部に吊設され、前記投入口
を挟むように配設された一対の可撓性を有するシート部
材と、を備えたことを特徴とする。
目的を達成するために、下部が上部よりも狭い漏斗型に
形成され、上端に貯留物の投入口が形成されるとともに
下端に開閉可能な貯留物の排出口が形成されたホッパ本
体と、前記ホッパ本体内の上部に吊設され、前記投入口
を挟むように配設された一対の可撓性を有するシート部
材と、を備えたことを特徴とする。
【0007】本発明は、下部が上部よりも狭いというホ
ッパ本体の形状上、貯留物を円滑に排出するために必要
なホッパ本体内壁の排出角度を十分に確保できないとい
う問題を簡単な構成で解決したものである。
ッパ本体の形状上、貯留物を円滑に排出するために必要
なホッパ本体内壁の排出角度を十分に確保できないとい
う問題を簡単な構成で解決したものである。
【0008】請求項1記載の発明によれば、可撓性を有
する一対のシート部材を投入口を挟むように吊設したの
で、投入口から貯留物を投入していくと、一対のシート
部材は、堆積した貯留物に押圧されてその下端が互いに
離れる方向に撓む。この状態で貯留物をさらに投入して
いくと、貯留物は先ず一対のシート部材間に堆積し、そ
して、シート部材の上端を越えてシート部材の外側にも
堆積し、ホッパ本体の内部全体に貯留される。
する一対のシート部材を投入口を挟むように吊設したの
で、投入口から貯留物を投入していくと、一対のシート
部材は、堆積した貯留物に押圧されてその下端が互いに
離れる方向に撓む。この状態で貯留物をさらに投入して
いくと、貯留物は先ず一対のシート部材間に堆積し、そ
して、シート部材の上端を越えてシート部材の外側にも
堆積し、ホッパ本体の内部全体に貯留される。
【0009】したがって、一対のシート部材間に貯留さ
れる貯留物でみると、ホッパ本体に内壁に代わって、一
対のシート部材が見かけ上の内壁になるので、貯留物が
排出される排出角度が大きくなり、一対のシート部材間
の貯留物は円滑に排出される。また、一対のシート部材
間に堆積された貯留物が排出されたことにより、シート
部材が元の懸吊状態に戻るので、シート部材の外側に堆
積された貯留物も円滑に排出される。
れる貯留物でみると、ホッパ本体に内壁に代わって、一
対のシート部材が見かけ上の内壁になるので、貯留物が
排出される排出角度が大きくなり、一対のシート部材間
の貯留物は円滑に排出される。また、一対のシート部材
間に堆積された貯留物が排出されたことにより、シート
部材が元の懸吊状態に戻るので、シート部材の外側に堆
積された貯留物も円滑に排出される。
【0010】請求項3記載の発明によれば、前記シート
部材を振動装置によって振動させるので、貯留物がシー
ト部材に付着することなく排出される。
部材を振動装置によって振動させるので、貯留物がシー
ト部材に付着することなく排出される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係るブリッジ防止型ホッパ装置の好ましい実施の形態に
ついて詳説する。
係るブリッジ防止型ホッパ装置の好ましい実施の形態に
ついて詳説する。
【0012】図1は、本実施の形態のホッパ装置10を
示す斜視図であり、図2は、図1の縦断面図である。
示す斜視図であり、図2は、図1の縦断面図である。
【0013】これらの図に示すように、ホッパ装置10
は、漏斗型の容器であるホッパ本体12を有しており、
このホッパ本体12は、断面積の大きい四角柱状に形成
された上部12aと、逆さに配置された四角錐台形状の
中間部12bと、断面積の小さい四角柱状に形成された
下部12cとから構成される。下部12cの下端には排
出口20が形成され、この排出口20に開閉機構16が
設けられている。
は、漏斗型の容器であるホッパ本体12を有しており、
このホッパ本体12は、断面積の大きい四角柱状に形成
された上部12aと、逆さに配置された四角錐台形状の
中間部12bと、断面積の小さい四角柱状に形成された
下部12cとから構成される。下部12cの下端には排
出口20が形成され、この排出口20に開閉機構16が
設けられている。
【0014】開閉機構16は、シリンダ22と、シリン
ダ22のロッド24に取り付けられた蓋26とから構成
され、ロッド24を伸縮させることにより蓋26、26
が矢印30方向にスライドして排出口20を開閉する。
ダ22のロッド24に取り付けられた蓋26とから構成
され、ロッド24を伸縮させることにより蓋26、26
が矢印30方向にスライドして排出口20を開閉する。
【0015】ホッパ本体12の上端の中央部には、投入
口32が取り付けられており、この投入口32から乾燥
汚泥18(図4参照)が投入される。
口32が取り付けられており、この投入口32から乾燥
汚泥18(図4参照)が投入される。
【0016】また、ホッパ本体12の内部には、上部1
2aに一対の梁28、28が架設され、この梁28、2
8に一対のシート部材14、14が吊設されている。一
対のシート部材14、14は、投入口32を挟むように
対向して配置されており、そのシート部材14、14同
士の間隔は、前記下部12cの対向する内壁間よりも狭
い間隔に設定される。さらに、シート部材14は、ステ
ンレスの薄板によって図3に示す形状に形成され、十分
に可撓性を有するように構成される。このシート部材1
4は、撓むことによりその下端がホッパ本体12の下部
12cの内壁に当接し、ホッパ本体12の内部を中央部
12dと周辺部12eとに仕切ることができる。
2aに一対の梁28、28が架設され、この梁28、2
8に一対のシート部材14、14が吊設されている。一
対のシート部材14、14は、投入口32を挟むように
対向して配置されており、そのシート部材14、14同
士の間隔は、前記下部12cの対向する内壁間よりも狭
い間隔に設定される。さらに、シート部材14は、ステ
ンレスの薄板によって図3に示す形状に形成され、十分
に可撓性を有するように構成される。このシート部材1
4は、撓むことによりその下端がホッパ本体12の下部
12cの内壁に当接し、ホッパ本体12の内部を中央部
12dと周辺部12eとに仕切ることができる。
【0017】次に上記の如く構成されたホッパ装置10
の作用について図4に基づいて説明する。
の作用について図4に基づいて説明する。
【0018】乾燥汚泥18は、まず、図4(a)に示す
ように、投入口32からホッパ本体12の中央部12d
に供給される。このとき、シート部材14、14は、自
重により垂下した状態であり、中央部12dと周辺部1
2eは、下方において連通している。この状態で乾燥汚
泥18を供給していくと、乾燥汚泥18は、中央部12
dの下部に堆積されてシート部材14を外側に押圧す
る。これにより、図4(b)に示すように、シート部材
14が撓んでその下端がホッパ本体12の内壁に当接
し、ホッパ本体12の内部が、中央部12dと周辺部1
2eに仕切られる。したがって、投入口32から投入さ
れた乾燥汚泥18は、まず、シート部材14によって仕
切られた中央部12dに貯留される。
ように、投入口32からホッパ本体12の中央部12d
に供給される。このとき、シート部材14、14は、自
重により垂下した状態であり、中央部12dと周辺部1
2eは、下方において連通している。この状態で乾燥汚
泥18を供給していくと、乾燥汚泥18は、中央部12
dの下部に堆積されてシート部材14を外側に押圧す
る。これにより、図4(b)に示すように、シート部材
14が撓んでその下端がホッパ本体12の内壁に当接
し、ホッパ本体12の内部が、中央部12dと周辺部1
2eに仕切られる。したがって、投入口32から投入さ
れた乾燥汚泥18は、まず、シート部材14によって仕
切られた中央部12dに貯留される。
【0019】乾燥汚泥18をさらに投入していくと、図
4(c)に示すように、中央部12dは乾燥汚泥18で
一杯になり、そして、中央部12dに入らなくなった乾
燥汚泥18は、図4(d)に示すように、シート部材1
4の上端を越えて周辺部12eにこぼれ落ちて堆積す
る。
4(c)に示すように、中央部12dは乾燥汚泥18で
一杯になり、そして、中央部12dに入らなくなった乾
燥汚泥18は、図4(d)に示すように、シート部材1
4の上端を越えて周辺部12eにこぼれ落ちて堆積す
る。
【0020】次に乾燥汚泥18を排出口20から排出す
る場合であるが、まず、開閉機構16によって蓋26を
開き、図4(e)に示すように、排出口20を開いた状
態にする。これにより、中央部12dに貯留された乾燥
汚泥18が排出口20を介して排出される。このとき、
中央部12dに堆積された乾燥汚泥18は、シート部材
14が見かけ上の内壁になるので、従来装置の場合より
も乾燥汚泥の排出角度が大きい。即ち、シート部材14
のない従来装置の場合、ホッパ本体12の中間部12b
が内壁なので排出角度が小さく、乾燥汚泥18の付着力
が大きい場合には排出角度が不足して乾燥汚泥18がブ
リッジを形成する。これに対し、本実施の形態は、シー
ト部材14が見かけ上の内壁となるので排出角度が大き
く、中央部12dの乾燥汚泥18は、ブリッジを形成す
ることなく円滑に排出される。
る場合であるが、まず、開閉機構16によって蓋26を
開き、図4(e)に示すように、排出口20を開いた状
態にする。これにより、中央部12dに貯留された乾燥
汚泥18が排出口20を介して排出される。このとき、
中央部12dに堆積された乾燥汚泥18は、シート部材
14が見かけ上の内壁になるので、従来装置の場合より
も乾燥汚泥の排出角度が大きい。即ち、シート部材14
のない従来装置の場合、ホッパ本体12の中間部12b
が内壁なので排出角度が小さく、乾燥汚泥18の付着力
が大きい場合には排出角度が不足して乾燥汚泥18がブ
リッジを形成する。これに対し、本実施の形態は、シー
ト部材14が見かけ上の内壁となるので排出角度が大き
く、中央部12dの乾燥汚泥18は、ブリッジを形成す
ることなく円滑に排出される。
【0021】中央部12dの乾燥汚泥18が排出される
につれて、シート部材14は、周辺部12eに貯留され
た乾燥汚泥18によって中央側に押し戻され、中央側に
撓み始める。そして、遂には自重により元の位置に復帰
し、周辺部12eと中央部12dとが再びシート部材1
4の下方において連通した状態になる。これにより、周
辺部12eの乾燥汚泥18が円滑に排出される。
につれて、シート部材14は、周辺部12eに貯留され
た乾燥汚泥18によって中央側に押し戻され、中央側に
撓み始める。そして、遂には自重により元の位置に復帰
し、周辺部12eと中央部12dとが再びシート部材1
4の下方において連通した状態になる。これにより、周
辺部12eの乾燥汚泥18が円滑に排出される。
【0022】このように、本実施の形態のホッパ装置1
0は、シート部材14が見かけ上の内壁となるので、乾
燥汚泥18は、ブリッジを形成することなく円滑に排出
される。
0は、シート部材14が見かけ上の内壁となるので、乾
燥汚泥18は、ブリッジを形成することなく円滑に排出
される。
【0023】また、ホッパ装置10は、シート部材14
が乾燥汚泥18に押圧されて撓むとともに、自重により
弾性復帰するので、駆動装置を別途用意する必要がな
く、低コストで乾燥汚泥の排出性能を向上させることが
できる。
が乾燥汚泥18に押圧されて撓むとともに、自重により
弾性復帰するので、駆動装置を別途用意する必要がな
く、低コストで乾燥汚泥の排出性能を向上させることが
できる。
【0024】なお、上述した実施の形態は、ホッパ本体
12に乾燥汚泥18を貯留する例で説明したがこれに限
定するものではなく、例えば、粉体又は粉粒体を貯留す
るホッパ装置としてもよい。
12に乾燥汚泥18を貯留する例で説明したがこれに限
定するものではなく、例えば、粉体又は粉粒体を貯留す
るホッパ装置としてもよい。
【0025】また、本実施の形態では、一対のシート部
材14、14を設けたが、もっと多くのシート部材を設
けてもよく、例えば、上述した形状のホッパ本体12の
場合、ホッパ本体12の各側壁にそれぞれ下端が当接す
るような4枚のシート部材を設けてもよい。
材14、14を設けたが、もっと多くのシート部材を設
けてもよく、例えば、上述した形状のホッパ本体12の
場合、ホッパ本体12の各側壁にそれぞれ下端が当接す
るような4枚のシート部材を設けてもよい。
【0026】また、前記ホッパ本体12の形状は、上述
した実施の形態に限定するものではなく、上部よりも下
部の方が狭いホッパ本体12であれば、本実施の形態の
ようにシート部材14を配設することによって乾燥汚泥
18の排出性能を大幅に向上させることができる。
した実施の形態に限定するものではなく、上部よりも下
部の方が狭いホッパ本体12であれば、本実施の形態の
ようにシート部材14を配設することによって乾燥汚泥
18の排出性能を大幅に向上させることができる。
【0027】また、本実施の形態では、シート部材14
をステンレス板を用いて形成したがこれに限定するもの
ではなく、可撓性を有するものであればよい。また、可
撓性を有するシート部材の代わりに上端が回動自在に支
持された平板を設けてもよい。さらに、シート部材14
を振動させてシート部材14に乾燥汚泥18が付着する
ことを防止してもよい。この場合、シート部材14を支
持する梁28を上下に振動させる振動装置を設けると、
乾燥汚泥18を圧密化することなく円滑に排出すること
ができる。
をステンレス板を用いて形成したがこれに限定するもの
ではなく、可撓性を有するものであればよい。また、可
撓性を有するシート部材の代わりに上端が回動自在に支
持された平板を設けてもよい。さらに、シート部材14
を振動させてシート部材14に乾燥汚泥18が付着する
ことを防止してもよい。この場合、シート部材14を支
持する梁28を上下に振動させる振動装置を設けると、
乾燥汚泥18を圧密化することなく円滑に排出すること
ができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のブリッジ
防止型ホッパ装置によれば、可撓性を有する一対のシー
ト部材を投入口を挟むように吊設し、この一対のシート
部材によって見かけ上の内壁を形成したので、貯留物は
ブリッジを形成することなく円滑に排出される。
防止型ホッパ装置によれば、可撓性を有する一対のシー
ト部材を投入口を挟むように吊設し、この一対のシート
部材によって見かけ上の内壁を形成したので、貯留物は
ブリッジを形成することなく円滑に排出される。
【図1】本実施の形態のホッパ装置を示す斜視図
【図2】図1のホッパ装置の側面断面図
【図3】シート部材の形状を示す側面図
【図4】本実施の形態のホッパ装置の作用を示す説明図
10…ホッパ装置、12…ホッパ本体、14…シート部
材、18…乾燥汚泥、20…排出口、32…投入口
材、18…乾燥汚泥、20…排出口、32…投入口
Claims (3)
- 【請求項1】下部が上部よりも狭い漏斗型に形成され、
上端に貯留物の投入口が形成されるとともに下端に開閉
可能な貯留物の排出口が形成されたホッパ本体と、 前記ホッパ本体内の上部に吊設され、前記投入口を挟む
ように配設された一対の可撓性を有するシート部材と、 を備えたことを特徴とするブリッジ防止型ホッパ装置。 - 【請求項2】前記シート部材は、撓むことによりその下
端が前記ホッパ本体の内壁下部に当接することを特徴と
する請求項1記載のブリッジ防止型ホッパ装置。 - 【請求項3】前記シート部材を振動させる振動装置が設
けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のブリッ
ジ防止型ホッパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11203996A JP2001031187A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | ブリッジ防止型ホッパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11203996A JP2001031187A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | ブリッジ防止型ホッパ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001031187A true JP2001031187A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16483059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11203996A Pending JP2001031187A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | ブリッジ防止型ホッパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001031187A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057339A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Nikko Co Ltd | 骨材貯蔵用ホッパ及びそのアーチング除去方法 |
CN105416896A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-03-23 | 青岛港国际股份有限公司 | 一种防堵料料斗 |
JP6120344B1 (ja) * | 2016-09-14 | 2017-04-26 | 毅之 丹羽 | 粉粒体貯蔵槽及び粉粒体貯蔵プラント |
-
1999
- 1999-07-19 JP JP11203996A patent/JP2001031187A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057339A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Nikko Co Ltd | 骨材貯蔵用ホッパ及びそのアーチング除去方法 |
CN105416896A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-03-23 | 青岛港国际股份有限公司 | 一种防堵料料斗 |
JP6120344B1 (ja) * | 2016-09-14 | 2017-04-26 | 毅之 丹羽 | 粉粒体貯蔵槽及び粉粒体貯蔵プラント |
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