JP2001029671A - 知育玩具 - Google Patents

知育玩具

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JP2001029671A
JP2001029671A JP11205473A JP20547399A JP2001029671A JP 2001029671 A JP2001029671 A JP 2001029671A JP 11205473 A JP11205473 A JP 11205473A JP 20547399 A JP20547399 A JP 20547399A JP 2001029671 A JP2001029671 A JP 2001029671A
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JP
Japan
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numerals
hole
characters
numbers
Prior art date
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Pending
Application number
JP11205473A
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English (en)
Inventor
Masanori Takeda
昌典 武田
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Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 触覚、視覚及び聴覚の全てを利用して楽しみ
ながら短期間で文字や数字を覚えることができる実用性
の高い知育玩具を提供する。 【解決手段】 数字又は文字を付した複数の造形体6
と、外面に前記造形体6を挿入する孔3を設けた本体2
とからなり、前記孔3に造形体6を挿入すると数字又は
文字の音声を発する知育玩具1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は知育玩具に関する。
更に詳細には、数字や文字を視覚、触覚及び聴覚の複合
により効果的に覚えることのできる知育玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数字を覚えるための知育玩具とし
ては、棒体に複数のリング部材を挿通した数え玩具が開
示されている(実会平2−20600号公報)。前記し
た数え玩具はリング部材を移動させて数を覚えるもので
あり、主に触覚を利用した知育玩具である。しかしなが
ら、前記数え玩具は遊戯が単調であり、幼児の文字や数
字の記憶には繰り返しの遊戯が必要であるため、数字を
記憶する前に飽きてしまう欠点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来の知育玩具の不具合を解消しようとするものであっ
て、即ち、触覚の他、視覚及び聴覚を効果的に利用して
文字や数字を楽しみながら短期間で覚えることのできる
知育玩具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、数字又は文字
を付した複数の造形体と、外面に前記造形体を挿入する
孔を設けた本体とからなり、前記本体の孔に造形体を挿
入した際、数字又は文字の音声を発生させる手段を設け
てなる知育玩具を要件とする。更には、前記本体は、内
部に前記孔と連通する空間を有してなること、前記本体
外面に数字又は文字を付した複数のボタンを設けてな
り、前記ボタンを押した際、前記数字又は文字に対応す
る音声を発すること等を要件とする。
【0005】前記造形体の形状は、球形状、円盤形状、
立方体形状、直方体形状、円錐形状、角錘形状の他、食
べ物を模した形状等が挙げられ、特に限定されるもので
はない。造形体には数字又は文字を付してなるが、造形
体表面に文字や数字を付したシールを貼着したり、造形
体表面に文字や数字の凹凸を設けたもの、或いは、透明
性を有する造形体であれば文字や数字を記した小片を内
在させることもできる。前記造形体の材質としては、ゴ
ム又はプラスチックが好適に用いられるが、その他、ガ
ラス、陶磁器、木材、石材等を用いることもできる。前
記した造形体を用いることにより、使用者が視覚的に文
字や数字を覚えることができる。
【0006】前記本体の形状は、前記造形体と同様の球
形状、円盤形状、立方体形状、直方体形状、円錐形状、
角錘形状の他、乗物、人形、動植物、建造物等の形状で
あってもよい。前記本体の材質としては、造形体と同様
の材質を用いることができる。前記本体は外面に孔を設
けてなり、且つ、前記孔は造形体が挿通可能な大きさを
有する。前記孔の近傍には、造形体の挿通によって所望
の音声を発するための検知手段を設けてなる。前記検知
手段としては、造形体の接触により検知する手段、光
(光センサー)により検知する手段、磁気により検知す
る手段、重量により検知する手段、形状を検知する手
段、或いはこれらを組み合わせた手段等が挙げられる。
前記検知手段が造形体の挿通を検知すると、スピーカー
から音声が発せられる。前記電子音を発するスピーカー
は、従来より汎用のスピーカーが用いられる。前記スピ
ーカーから数字又は文字の電子音を発生させるための電
子音を制御する回路基板は、少なくとも回路全体の制御
を行なう部分と、制御の手順を記憶する部分と、電子音
を記憶する部分とからなり、電子音を記憶する部分から
順次読み出された音声データを音声信号に変換して出力
し、スピーカーに伝える。又、前記回路基板は音声記憶
回路を着脱自在にすることもでき、前記音声記憶回路を
取り替えることによって、文字又は数字のいずれか所望
の電子音を出力させることができ、より応用性の高い玩
具を得ることができる。なお、前記数字とは日本語読み
の数字の他、英語読みの数字であってもよいし、文字と
は日本語の他、アルファベットであってもよい。
【0007】前記電源は、乾電池が好適に用いられ、一
次電池或いは二次電池のいずれであってもよい。又、太
陽電池を内蔵して、光源から電気を得たり、モーターを
内蔵し、前記モーターを手動により回転させて電気を得
ることもできる。
【0008】前記スピーカー、電子音を制御する回路基
板、及び、電源は、それぞれが電気的に接続されてな
り、必要によりスイッチを介在してなる。前記スイッチ
は、電源を接続又は切断するスイッチの他、音量を調節
するスイッチ、電子音を制御する回路基板に異なる種別
の電子音が記憶されている場合は、前記電子音を選択す
るスイッチを設けることもできる。
【0009】前記孔から挿通された造形体は再び外部に
排出される構成の他、本体に設けた内部空間に集積され
る構成が挙げられ、前記内部空間を設けることにより、
不使用時の造形体の保管に優れると共に、持ち運びを容
易なものとすることができる。この場合、造形体は本体
に別途設けた開口部から取り出して再度使用されるが、
前記開口部には開閉又は着脱自在の蓋体又は扉体を設け
ることが好ましい。
【0010】前記知育玩具は、屋内或いは屋外でも使用
することができるが、少なくとも音声を発生させる回路
部分に防水性を施すことにより、風呂場等の水を使用す
る場所で用いることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の知育玩具の具体的な実施
形態としては、例えば、数字をカウントする玩具、文字
やアルファベットを発音する知育玩具が挙げられる。
【0012】
【実施例】実施例1(図1乃至4参照) 本体2は、半円形状の正面部21、半円形状の背面部2
2、ドーム形状の側面部23、及び、底面部24からな
り、内部に空間を有する。本体2上部には前記空間と連
通する孔3、「0〜10」の数字をカウントする表示部
4、電源スイッチ5を設けてなり、前記孔3内部には造
形体6の接触により回路基板に電気的信号を送るセンサ
ー、及び、表示部4と機械的に連結した接触型のセンサ
ーを設けてなる。なお、前記回路基板は乾電池を収容し
た電源及びスピーカーと導電性コードにより接続されて
なり、前記回路基板、電源及びスピーカーは本体2内部
に収容されてなる。
【0013】正面部21には、内部空間と連通する開口
部を有し、前記開口部には鍵の差し込み口を有する扉部
7を設けてなる。更に、前記扉部7の近傍には、前記差
し込み口に挿入して扉部7の開閉を行なう鍵8を設けて
なり、前記鍵8は紐により本体2と連結されてなる。ま
た、前記紐は三角形の押圧部9を押圧することにより本
体2内に収容される。
【0014】背面部22には、逆U字状の溝10を設
け、前記溝10には10個の円盤形状のかぞえ玉11を
溝10に沿って移動可能に取り付ける。前記溝10の頂
部には、かぞえ玉が通過する際、接触を感知するセンサ
ーを設け、背面22の中央部に設けた「0〜10」の数
字をカウントするカウンター12と機械的に連結されて
なる。なお、前記センサーには、かぞえ玉の増加(右方
向にかぞえ玉を移動させることによりカウンターの数字
が増加する)と減少(左方向にかぞえ玉を移動させるこ
とによりカウンターの数字が減少する)を感知する機能
と、かぞえ玉を一個ずつ通過される規制手段を有して、
一度に二個以上のかぞえ玉が通過しない機能を有する。
【0015】側面部23には、「1〜10」の数字を付
したボタン13を有するボード14を取り付けてなり、
前記「1〜10」の数字を付したボタン13を押圧する
ことにより、それに対応した音声がスピーカーから発せ
られる。前記ボード14の側部には模擬電話機15を着
脱自在に構成してなる。更に側面部23の他方には、前
記内部空間と連通する星型、三角形、ハート型、鳥型、
花型、及び、長方形の抜き孔16を設けてなる。
【0016】前記のように構成された知育玩具1は、
「1〜10」の凹凸による数字を付したコイン形状の造
形体6のうち、「1」の数字を付した造形体6を孔3に
挿通すると、造形体6の通過をセンサーが感知して表示
部4の数字が「0」から「1」に変化すると共に、「い
ち」という音声が発せられる。順次「2」から「10」
の数字を付した造形体6を挿通することにより表示部4
の数字が増加すると共に「に」から「じゅう」という音
声を発する。なお、遊戯を終えたり、途中で中止した場
合、再び始めからやり直すために表示部4の数字を
「0」に戻し、音声のリセットを行なうためのリセット
ボタン17を孔3の近傍に設けてなる。更に、前記知育
玩具1を持ち運び容易なものとするために本体2上部に
把手18を設けてなる。
【0017】前記孔3から挿通された造形体6は本体2
内の空間に蓄積され、取り出す際は鍵8を用いて扉部7
を開ける。前記鍵8は引っ張ることにより紐が伸び、扉
部7を開けた後は押圧部9を押圧することにより紐が本
体2内に収容されて鍵8が再び元の位置に戻る。
【0018】また、側面部23の他方に設けた星型、三
角形、ハート型、鳥型、花型、長方形の抜き孔16に前
記孔と同形状のブロック片19を挿通する遊戯を行なう
と、前記ブロック片19も空間内に蓄積され、前記と同
様に扉部7を開けて取り出し、再び遊戯できる。
【0019】更に側面23に設けた「1〜10」の数字
を付したボタン13を押圧すると、それに対応した音声
がスピーカーから発せられ、また、背面22に設けたか
ぞえ玉11を移動されると「0〜10」の数字がカウン
トされるため、数字の教習をより容易なものとすること
ができる。
【0020】実施例2(図示せず) 半球形状の本体上部に外部と連通する孔、及び、電源ス
イッチを設け、前記孔の内部には造形体の接触により回
路基板に電気的信号を送るセンサーを設けてなる。な
お、前記回路基板は乾電池を収容した電源及びスピーカ
ーと導電性コードにより接続され、前記回路基板、電源
及びスピーカーは本体内部に収容されてなる。
【0021】前記本体の側面には、「A〜Z」のローマ
字を付したボタンを取り付けてなり、前記「A〜Z」の
ローマ字を付したボタンを押圧することにより、それと
対応した音声がスピーカーから発せられる。
【0022】前記のようにして構成された知育玩具1
は、「A〜Z」の凹凸による文字を付した球形状の造形
体のうち、「A」の数字を付した造形体を孔に挿通する
と、造形体の通過をセンサーが感知して「エー」の音声
が発せられる。順次「B」から「Z」の数字を付した造
形体を挿通することにより「ビー」から「ゼット」の音
声を発する。なお、遊戯を終えたり、途中で中止した場
合、再び始めからやり直すための音声のリセットを行な
うリセットボタンを孔の近傍に設けてなる。
【0023】また、前記孔から挿通された造形体は再び
外部に排出される。
【0024】更に側面に設けたボードの「A〜Z」の文
字を付したボタンを押圧すると、それに対応した音声が
スピーカーから発せられ、数字の教習をより容易なもの
とすることができる。
【0025】実施例3(図示せず) 三角錘形の本体の一面部には内部空間と連通する孔、
「0〜10」の数字をカウントする表示部、電源スイッ
チを設けてなり、前記孔の内面には造形体の接触により
回路基板に電気的信号を送るセンサー、及び、表示部と
機械的に連結した接触型のセンサーを設けてなる。な
お、前記回路基板は乾電池を収容した電源及びスピーカ
ーと導電性コードにより接続されてなり、前記回路基
板、電源及びスピーカーは本体内部に収容されてなる。
【0026】本体の他面部には、内部空間と連通する開
口部が設けられており、前記開口部には着脱自在の蓋を
設けてなる。
【0027】更に別の面部には、「1〜10」の数字を
付したボタンを取り付けてなり、前記「1〜10」の数
字を付したボタンを押圧することにより、それに対応し
た音声をスピーカーから発するよう構成されてなる。
【0028】前記のようにして構成された知育玩具は、
「1〜10」の数字が印刷されたシールを貼着したコイ
ン形状の造形体のうち、「1」の数字を付した造形体を
孔に挿通すると、造形体の通過をセンサーが感知して表
示部の数字が「0」から「1」に変わると共に、「い
ち」という音声が発せられる。順次「2」から「10」
の数字を付した造形体を挿通することにより表示部の数
字が増加すると共に「に」から「じゅう」という音声を
発する。なお、遊戯を終えたり、途中で中止した場合、
再び始めからやり直すための表示部の数字を「0」に戻
し、音声のリセットを行なうリセットボタンを孔の近傍
に設けてなる。
【0029】前記孔から挿通された造形体は本体内の空
間に蓄積され、取り出す際、蓋を外して取り出す。
【0030】更に他面部に設けた「1〜10」の数字を
付したボタンを押圧すると、それに対応した音声がスピ
ーカーから発せられ、数字の教習をより容易なものとす
ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、触覚、視覚及び聴覚の全てを
利用する遊戯が可能のため、幼児が楽しみながら短期間
で文字や数字を覚えることができ、実用性の高い知育玩
具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の知育玩具の斜視図である。
【図2】図1の知育玩具の上面図である。
【図3】図1の知育玩具の背面図である。
【図4】図1の知育玩具の側面図である。
【符号の説明】
1 知育玩具 2 本体 21 正面部 22 背面部 23 側面部 24 底面部 3 孔 4 表示部 5 電源スイッチ 6 造形体 7 扉部 8 鍵 9 押圧部 10 溝 11 かぞえ玉 12 カウンター 13 ボタン 14 ボード 15 模擬電話機 16 抜き孔 17 リセットボタン 18 把手 19 ブロック片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数字又は文字を付した複数の造形体と、
    外面に前記造形体を挿入する孔を設けた本体とからな
    り、前記本体の孔に造形体を挿入した際、数字又は文字
    の音声を発生させる手段を設けてなる知育玩具。
  2. 【請求項2】 前記本体は、内部に前記孔と連通する空
    間を有してなる請求項1記載の知育玩具。
  3. 【請求項3】 前記本体外面に数字又は文字を付した複
    数のボタンを設けてなり、前記ボタンを押した際、前記
    数字又は文字に対応する音声を発する請求項1記載の知
    育玩具。
JP11205473A 1999-07-21 1999-07-21 知育玩具 Pending JP2001029671A (ja)

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