JP2001028277A - ケーブル結線用コンタクト - Google Patents

ケーブル結線用コンタクト

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JP2001028277A
JP2001028277A JP11200149A JP20014999A JP2001028277A JP 2001028277 A JP2001028277 A JP 2001028277A JP 11200149 A JP11200149 A JP 11200149A JP 20014999 A JP20014999 A JP 20014999A JP 2001028277 A JP2001028277 A JP 2001028277A
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contact
sandwiching
gap
sides
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JP11200149A
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Kenichi Hatakeyama
健一 畠山
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NEC Tohoku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケーブルを結線して使用するコンタクトにおい
て、径の異なるケーブルに対してもケーブルとコネクタ
間に同じような接触特性を確保できるケーブル結線用コ
ンタクトを提供する。 【解決手段】コンタクト10の結線部11が上方向にコ
の字形に成形され、更に向かい合ったコの字形の二辺よ
り梁状の弾性片12が向かい合って延び、ケーブルを挟
み込む間隙13をつくる。結線しようとする二種類のケ
ーブル径に対応して弾性片12の間隙13の間隔に途中
から段差を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一種類のコンタク
トで径の異なる複数のケーブルの結線に対応できるケー
ブル結線用コンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一種類のコンタクトで径の異なる
二種類又はそれ以上のケーブルの結線に対応させようと
する場合、図6に示すコンタクト30のように、U形ス
リット33の間隙幅をケーブル径に応じて階段的に変化
させ、大径のケーブルでは、図7(A)に示すように、
大径のケーブル14を矢印G方向に押し込んで、U形ス
リット33の間隙幅の広い範囲Hを押し込み位置とし、
小径のケーブルでは、図7(B)に示すように、小径の
ケーブル15を矢印I方向に押し込んで、U形スリット
33の間隙幅の狭い範囲Jを押し込み位置としていた。
【0003】また、異なる従来例としては、図8に示す
コンタクト40のように、U形スリット43の間隙幅を
連続的に変化させても同様の効果が得られ、大径のケー
ブルでは、図9(A)に示すように、大径のケーブル1
4を矢印K方向に押し込んで、間隙の広い上方部を押し
込み位置とし、小径のケーブル15では図9(B)に示
すように、小径のケーブル15を矢印L方向に押し込ん
で、間隙の狭い下方部を押し込み位置にしていた。
【0004】ケーブルの押し込み位置でのU形スリット
の間隙幅が各ケーブル径より小さく設定されており、押
し込むことによってそのU形スリットの幅が拡がるよう
に弾性変形する。ケーブル保持の接触力はその反力によ
って得られる。ケーブルの径に係わらず同じ大きさの接
触力が確保できることが望ましいが、従来のコンタクト
で使われているU形スリットの構造では、下記に述べる
ような弾性力学的な関係があるため、押し込む位置の異
なる、径の異なるケーブルにおいて、同一の接触力を得
ることは難しい。
【0005】図10および図11は、一般的なU形スリ
ットのモデル(図10(A)及び図11(A))での、
ケーブルの押し込み位置Lに対する、接触力F、U形ス
リットの片側の変位量v、スチフネスSおよび最大応力
σmax の変化の関係(図10(B)及び図11(B))
を示したものである。
【0006】図10(B)は変位量vが押し込み位置に
関係なく―定となるように間隙幅を設定した場合の諸量
の関係を示す。スチフネスSはその理論式より押し込み
位置が根元に近づきlが小さくなるのに伴って3乗の割
合で高くなり、接触力Fは、変位量vが押し込み位置に
関係なく―定であるので、スチフネスの増大に伴って3
乗の割合で高くなる。そして、このときのU形スリット
の根元に発生する最大応力σmax は、その理論式より押
し込みの位置が根元に近づくのに伴って2乗の割合で高
くなる。
【0007】このような関係を有するU形スリットの設
計に際しては、押し込み位置が最も根元に近い位置での
応力を材料のばね限界値Kb 若しくは引張強度σB と設
定すればよいが、押し込み位置が最も根元から離れてい
る位置では接触力Fがきわめて小さい値となってしまう
という欠点がある。
【0008】一方、図11(B)は、一般的なU形スリ
ットにおいて、押し込み位置に影響されない―定の接触
力Fが得られるように、押し込み位置が根元に近づくの
に伴って大きく変化するスチフネスに対応して、変位量
vを3乗の割合で小さくなるように設計した場合であ
る。このように設計できれば、接触力Fは押し込み位置
に係わらず一定の大きさが確保でき、U形スリットの根
元に発生する最大応力σ max は、押し込み位置が根元に
近づくのに伴って比例的に小さくなる、という関係が得
られる。しかしながら、押し込み位置が根元に近づくの
に伴って変位量vを3乗の割合で小さく設定することは
設計的に不可能ではないがかなり困難を要する。
【0009】上記の難点は、従来のU形スリットの構造
に由来している。すなわち、従来の構造では、押し込み
位置に連動してスチフネスが大きく変化するためであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ケー
ブルを結線して使用するコネクタにおいて、径の異なる
ケーブルに対しても同じような接触特性を確保すること
ができるケーブル結線用コンタクトを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル結線用
コンタクトは、ケーブルを一対のコンタクトに挟み込ん
で接続する結線用コンタクトであって、前記コンタクト
と前記挟み込むケーブルとの間に生じる接触力が、前記
コンタクトに前記ケーブルを挟み込む位置に係わらず一
定であることを特徴とする。また、本発明のケーブル結
線用コンタクトは、ケーブルを一対のコンタクトに挟み
込んで接続し、かつ異なる芯線径に対応可能な結線用コ
ンタクトであって、前記コンタクトと前記挟み込むケー
ブルとの間に生じる接触力が、前記ケーブルの芯線径に
係わらず一定であることを特徴とする。また、本発明の
ケーブル結線用コンタクトは、ケーブルを一対のコンタ
クトに挟み込んで接続する結線用コンタクトであって、
前記コンタクトに前記ケーブルを挟み込むことによって
前記コンタクトに生ずる変位とスチフネスが前記コンタ
クトに前記ケーブルを挟み込む位置に係わらず一定であ
ることを特徴とする。また、本発明のケーブル結線用コ
ンタクトは、ケーブルを一対のコンタクトに挟み込んで
接続し、かつ異なる芯線径に対応可能な結線用コンタク
トであって、前記コンタクトに前記ケーブルを挟み込む
ことによって前記コンタクトに生ずる変位とスチフネス
が、前記ケーブルの芯線径に係わらず一定であることを
特徴とする。また、本発明のケーブル結線用コンタクト
は、ケーブルを挟み込んで接続するコンタクトが、T形
状の板材の水平に張り出した2つの辺部を板材の成す面
から垂直に折り曲げ、垂直に折り曲げられて向かい合っ
た2つの辺部を、折り曲げる前の前記板材の成す面内で
更に折り曲げ、前記2つの辺部の端部が前記ケーブルを
挟み込むための間隙を形づくっている構造であることを
特徴とする。また、本発明のケーブル結線用コンタクト
は、前記2つの辺部の端部が形成する前記ケーブルを挟
み込むための間隙が、複数のケーブル芯線径に対応した
間隙幅の異なる複数の段を形成していることを特徴とす
る。また、本発明のケーブル結線用コンタクトは、前記
2つの辺部の端部が形成する前記ケーブルを挟み込むた
めの間隙の間隙幅が、複数のケーブル芯線径に対応可能
なように連続的に変化していることを特徴とする。ま
た、本発明のケーブル結線用コンタクトは、ケーブルを
挟み込んで接続するコンタクトが、T形状の板材の水平
に張り出した2つの辺部を板材の成す面から垂直に折り
曲げ、垂直に折り曲げられて向かい合った2つの辺部の
うち、一方の辺部を折り曲げる前の前記板材の成す面内
で更に折り曲げ、前記板材の成す面内で更に折り曲げた
一方の辺部の端部と前記2つの辺部のうち折り曲げない
他方の辺部の面とが前記ケーブルを挟み込むための間隙
を形づくっている構造であることを特徴とする。また、
本発明のケーブル結線用コンタクトは、前記板材の成す
面内で更に折り曲げた一方の辺部の端部と前記2つの辺
部のうち折り曲げない他方の辺部の面とが形成する前記
ケーブルを挟み込むための間隙が、複数のケーブル芯線
径に対応した間隙幅の異なる複数の段を形成しているこ
とを特徴とする。また、本発明のケーブル結線用コンタ
クトは、前記板材の成す面内で更に折り曲げた一方の辺
部の端部と前記2つの辺部のうち折り曲げない他方の辺
部の面とが形成する前記ケーブルを挟み込むための間隙
の間隙幅が、複数のケーブル芯線径に対応可能なように
連続的に変化していることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のケーブル結線用コ
ンタクトの第一の実施の形態を示す図であり、コンタク
ト10の結線部11が上方向にコの字形に成形され、更
に向かい合ったコの字形の二辺より梁状の弾性片12が
向かい合って延び、ケーブルを挟み込む間隙13をつく
っている。
【0013】図1では、弾性片12の途中から段差を設
けることによって間隙13の間隔が二段となっており、
その二段からなる二種類の間隙13の幅の差は結線しよ
うとする二種類のケーブル径の差に対応している。
【0014】図1に示すコンタクト10に大小の径の各
ケーブルを結線する場合、大径のケーブル14では図2
(A)に示すように、ケーブル14を矢印Aの方向に押
し込んで間隙13の広い範囲Bを押し込み位置とし、小
径のケーブル15では図2(B)に示すように、ケーブ
ル15を矢印C方向に押し込んで間隙13の狭い範囲D
を押し込み位置にする。
【0015】各ケーブルの押し込み位置での間隙はケー
ブル径より小さく設定されており、押し込むことによっ
て弾性片12に設けられた間隙13が拡げられるように
弾性片12が弾性変形する。接触力はその反力によって
得られる。
【0016】本実施例のコンタクトは、弾性片12にお
けるスチフネスの変化する方向(弾性片の長さ方向)で
接触点がケーブル押し込み位置によらずほぼ一定であ
り、そのスチフネスの変化する方向が弾性片の幅方向で
の接触点の変化、すなわち押し込み位置の変化の方向と
直交しているため、押し込み位置の変化に対して弾性片
のスチフネスがほとんど変化せず、径の異なるケーブル
の結線に際し押し込み量の変更のみで同じ接触力を容易
に確保することができる。また、弾性片12のスチフネ
スがケーブル押し込み位置によらず一定であるのと同様
に、弾性片12に発生する最大応力もほとんど変化しな
いため、材料特性への配慮も少なくすることができる。
【0017】図3(B)は本発明の第一の実施の形態の
結線用コンタクトにおいて、図3(A)に示す間隙に段
差のない構造のモデルでの、接触力F、スリットの変位
量v、スチフネスSおよび最大応力σmax の変化の関係
を示したものである。
【0018】本実施の形態の構造のコンタクトでは、上
に述べたスチフネスの変化する方向(l方向)が弾性片
の幅方向での接触点の変化、すなわち押し込み位置の変
化の方向(h方向)と直交しているため、押し込み位置
の変化に対して弾性片のスチフネスSは、押し込み位置
hが変化しても―定であり、従って、接触力Fを一定に
確保するためには、弾性片の変位量vも―定に設定すれ
ばよく、そして、このときの弾性片に発生する最大応力
σmax もその理論式より―定となる。
【0019】このような特性の関係を有する結線用コン
タクトの設計は、各特性値が一定であるため極めて容易
である。
【0020】上記の第一の実施の形態では、大径と小径
の二種類のケーブルを例としたため間隙の幅を二段とし
ているが、適用しようとするケーブルが三種類であれば
三段にすればよく、二段に限定されるものではない。
【0021】図4は、本発明のケーブル結線用コンタク
トの第二の実施の形態を示す図であり、弾性片22の途
中から若干の捻り加工が施されることによって間隙23
が連続的に変化するように構成されている。
【0022】図4に示すコンタクト20にケーブルを結
線する場合、大径のケーブルでは図5(A)に示すよう
に、大径のケーブル14を矢印E方向に押し込んで間隙
23の広い上方部を押し込み位置とし、小径のケーブル
では図5(B)に示すように、小径のケーブル15を矢
印F方向に押し込んで間隙23の狭い下方部を押し込み
位置にする。
【0023】このような構造に置いても、上記の原理、
すなわち、スチフネスの変化する方向が弾性片の幅方向
での接触点の変化、すなわち押し込み位置の変化の方向
と直交しているという原理が保たれているため、押し込
み位置の変化に対して弾性片のスチフネスSは、押し込
み位置hが変化しても―定であり、従って、接触力Fを
一定に確保するためには、弾性片の変位量vも―定に設
定すればよく、そして、このときの弾性片に発生する最
大応力σmax もその理論式より―定となる。
【0024】具体的な押し込み位置は、各ケーブルの径
と間隙から算出される弾性片22の所望の変位量が得ら
れる位置とする。
【0025】このような特性の関係を有する結線用コン
タクトの設計は、前記第一の実施の形態と同様極めて容
易である。
【0026】また、図示しないが、図1及び図4におい
て弾性片が対向していない形状、すなわちコの字形に成
形された一方の辺より一つの弾性片を延ばし、これと、
変形させないコの字形の他方の辺との間でケーブルを挟
み込んでも同様の効果が得られるのはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明のコンタクトは、押し込み位置の
変化に対して弾性片のスチフネスがほとんど変化しない
ため、径の異なるケーブルの結線に際し押し込み量の変
更のみで同じ接触力を容易に確保することができる。ま
た、弾性片のスチフネスと同様に弾性片に発生する最大
応力もほとんど変化しない。このため、材料特性への配
慮も少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のケーブル結線用コ
ンタクトの構造を示す図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態のケーブル結線用コ
ンタクトの(A)大径のケーブル結線時、(B)小径の
ケーブル結線時、のケーブル押し込み位置を示す図であ
る。
【図3】本発明の第一の実施の形態のケーブル結線用コ
ンタクトの効果を示す図であり、(A)は実施例の構造
を単純化した弾性力学計算モデル、(B)はこのモデル
での計算結果を示す。
【図4】本発明の第二の実施の形態のケーブル結線用コ
ンタクトの構造を示す図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態のケーブル結線用コ
ンタクトの(A)大径のケーブル結線時、(B)小径の
ケーブル結線時、のケーブル押し込み位置を示す図であ
る。
【図6】従来のケーブル結線用コンタクトの構造を示す
図である。
【図7】従来のケーブル結線用コンタクトの(A)大径
のケーブル結線時、(B)小径のケーブル結線時、のケ
ーブル押し込み位置を示す図である。
【図8】別なる従来のケーブル結線用コンタクトの構造
を示す図である。
【図9】別なる従来のケーブル結線用コンタクトの
(A)大径のケーブル結線時、(B)小径のケーブル結
線時、のケーブル押し込み位置を示す図である。
【図10】従来のケーブル結線用コンタクトの、(A)
は構造を単純化した弾性力学計算モデルを、(B)はそ
の計算結果を示す図であり、変位量vが押し込み位置L
に依存せず一定の場合を示す。
【図11】従来のケーブル結線用コンタクトの、(A)
は構造を単純化した弾性力学計算モデルを、(B)はそ
の計算結果を示す図であり、接触力Fが押し込み位置L
に依存せず一定の場合を示す。
【符号の説明】
10 コンタクト 11 結線部 12 弾性片 13 間隙 14 大径のケーブル 15 小径のケーブル 20 コンタクト 22 弾性片 23 間隙 30 コンタクト 33 U形スリット 40 コンタクト 43 U形スリット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを一対のコンタクトに挟み込ん
    で接続する結線用コンタクトであって、前記コンタクト
    と前記挟み込むケーブルとの間に生じる接触力が、前記
    コンタクトに前記ケーブルを挟み込む位置に係わらず一
    定であることを特徴とするケーブル結線用コンタクト。
  2. 【請求項2】 ケーブルを一対のコンタクトに挟み込ん
    で接続し、かつ異なる芯線径に対応可能な結線用コンタ
    クトであって、前記コンタクトと前記挟み込むケーブル
    との間に生じる接触力が、前記ケーブルの芯線径に係わ
    らず一定であることを特徴とするケーブル結線用コンタ
    クト。
  3. 【請求項3】 ケーブルを一対のコンタクトに挟み込ん
    で接続する結線用コンタクトであって、前記コンタクト
    に前記ケーブルを挟み込むことによって前記コンタクト
    に生ずる変位とスチフネスが前記コンタクトに前記ケー
    ブルを挟み込む位置に係わらず一定であることを特徴と
    するケーブル結線用コンタクト。
  4. 【請求項4】 ケーブルを一対のコンタクトに挟み込ん
    で接続し、かつ異なる芯線径に対応可能な結線用コンタ
    クトであって、前記コンタクトに前記ケーブルを挟み込
    むことによって前記コンタクトに生ずる変位とスチフネ
    スが、前記ケーブルの芯線径に係わらず一定であること
    を特徴とするケーブル結線用コンタクト。
  5. 【請求項5】 ケーブルを挟み込んで接続するコンタク
    トが、T形状の板材の水平に張り出した2つの辺部を板
    材の成す面から垂直に折り曲げ、垂直に折り曲げられて
    向かい合った2つの辺部を、折り曲げる前の前記板材の
    成す面内で更に折り曲げ、前記2つの辺部の端部が前記
    ケーブルを挟み込むための間隙を形づくっている構造で
    あることを特徴とするケーブル結線用コンタクト。
  6. 【請求項6】 前記2つの辺部の端部が形成する前記ケ
    ーブルを挟み込むための間隙が、複数のケーブル芯線径
    に対応した間隙幅の異なる複数の段を形成していること
    を特徴とする前記請求項5記載のケーブル結線用コンタ
    クト。
  7. 【請求項7】前記2つの辺部の端部が形成する前記ケー
    ブルを挟み込むための間隙の間隙幅が、複数のケーブル
    芯線径に対応可能なように連続的に変化していることを
    特徴とする前記請求項5記載のケーブル結線用コンタク
    ト。
  8. 【請求項8】 ケーブルを挟み込んで接続するコンタク
    トが、T形状の板材の水平に張り出した2つの辺部を板
    材の成す面から垂直に折り曲げ、垂直に折り曲げられて
    向かい合った2つの辺部のうち、一方の辺部を折り曲げ
    る前の前記板材の成す面内で更に折り曲げ、前記板材の
    成す面内で更に折り曲げた一方の辺部の端部と前記2つ
    の辺部のうち折り曲げない他方の辺部の面とが前記ケー
    ブルを挟み込むための間隙を形づくっている構造である
    ことを特徴とするケーブル結線用コンタクト。
  9. 【請求項9】 前記板材の成す面内で更に折り曲げた一
    方の辺部の端部と前記2つの辺部のうち折り曲げない他
    方の辺部の面とが形成する前記ケーブルを挟み込むため
    の間隙が、複数のケーブル芯線径に対応した間隙幅の異
    なる複数の段を形成していることを特徴とする前記請求
    項8記載のケーブル結線用コンタクト。
  10. 【請求項10】 前記板材の成す面内で更に折り曲げた
    一方の辺部の端部と前記2つの辺部のうち折り曲げない
    他方の辺部の面とが形成する前記ケーブルを挟み込むた
    めの間隙の間隙幅が、複数のケーブル芯線径に対応可能
    なように連続的に変化していることを特徴とする前記請
    求項8記載のケーブル結線用コンタクト。
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