JP2001026149A - 印刷装置および印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷装置および印刷装置の制御方法

Info

Publication number
JP2001026149A
JP2001026149A JP11199842A JP19984299A JP2001026149A JP 2001026149 A JP2001026149 A JP 2001026149A JP 11199842 A JP11199842 A JP 11199842A JP 19984299 A JP19984299 A JP 19984299A JP 2001026149 A JP2001026149 A JP 2001026149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
unit
printing apparatus
reached
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11199842A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takano
潤一 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11199842A priority Critical patent/JP2001026149A/ja
Publication of JP2001026149A publication Critical patent/JP2001026149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷中に実行される可能性がある補正処理を
印刷待機中に予め実行して、印刷中の補正処理実行によ
るスループットダウンを防止すること。 【解決手段】 状態に応じて所定の補正処理を行う印刷
装置本体1において、CPU2が外部からのデータ入力
がなされていない時間を計測し、該計測した時間がNV
−RAM8に記憶される設定時間TSに達したかどうか
を判定し、該計測した時間が設定時間TSに達した場合
に、印刷装置本体1の状態によらず、所定の処理を実行
させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリブレーショ
ン処理を実行可能な印刷装置および印刷装置の制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置では、環境の変化や、印
刷装置を構成する各パーツの消耗により、形成される可
視像の変化及び劣化に対応するため、可視像を形成する
エンジン部の補正処理、即ち、キャリブレーションと呼
ばれるプロセスを実行していた。キャリブレーションは
エンジン部で形成される画像の枚数が数十枚になる毎に
1回行われる。また、キャリブレーションの処理時間は
約1分である。なお、キャリブレーションを実行する間
隔(印刷枚数)は、キャリブレーションを実行する度に
増加し、上限枚数まで徐々に広がっていく。この処理
は、近年のプリンタ装置の高解像度化およびカラー化に
よりますます不可欠なものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の印刷装置では、キャリブレーションを実行するタイミ
ングは規定枚数印刷後であり、また、どれだけ時間が経
っていても前回の印刷までの印刷枚数からカウントが始
まる為、印刷ジョブの実行指示がされた時の印刷枚数の
カウント値によっては、印刷開始後すぐにキャリブレー
ションが行われ、印刷ジョブが待機状態となってしま
い、スループットが落ちてしまうという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の第1の目的は、外部からのデ
ータ入力がなされていない時間を計測し、該計測した時
間が設定された時間に達したかどうかを判定し、前記計
時手段で計測した時間が設定された時間に達したと判定
された場合に、前記所定の補正処理を実行させることに
より、印刷がなされていない間に時間のかかる補正処理
を行うことができる印刷装置および印刷装置の制御方法
を提供することである。
【0005】また、本発明の第2の目的は、印刷装置の
状態に応じて所定の補正処理を実行する印刷装置におい
て、外部からのデータ入力がなされていない時間を計測
し、該計測した時間が設定された時間に達したかどうか
を判定し、前記計時手段で計測した時間が設定された時
間に達したと判定された場合に、前記印刷装置の状態に
よらず、前記所定の処理を実行させることにより、印刷
中に実行される可能性がある補正処理を印刷待機中に予
め実行して、印刷中の補正処理実行によるスループット
ダウンを防止できる印刷装置および印刷装置の制御方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の補正処理(キャリブレーション)を実行可能
な印刷装置であって、外部からのデータ入力がなされて
いない時間を計測する計時手段(図示しないタイマ等を
用いて計時する図1に示すCPU2)と、前記計時手段
で計測した時間が設定された時間(図1に示すNV−R
AM8の領域8aに格納される設定時間TS)に達した
かどうかを判定する時間判定手段(図1に示すCPU
2)と、前記時間判定手段により前記計時手段で計測し
た時間が設定された時間に達したと判定された場合に、
前記所定の補正処理を実行させる制御手段(図1に示す
CPU2)とを有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、印刷装置の状
態に応じて所定の補正処理(キャリブレーション)を実
行する印刷装置であって、外部からのデータ入力がなさ
れていない時間を計測する計時手段(図示しないタイマ
を用いて計時するCPU2)と、前記計時手段で計測し
た時間が設定された時間(図1に示すNV−RAM8の
領域8aに格納される設定時間TS)に達したかどうか
を判定する時間判定手段(図1に示すCPU2)と、前
記時間判定手段により前記計時手段で計測した時間が設
定された時間に達したと判定された場合に、前記印刷装
置の状態によらず、前記所定の処理を実行させる制御手
段(図1に示すCPU2)とを有するものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、計測手段(図
1に示すCPU2)で計測される印刷実行量が所定量に
達する毎に所定の補正処理を実行する印刷装置であっ
て、外部からのデータ入力がなされていない時間を計測
する計時手段(図示しないタイマを用いて計時するCP
U2)と、前記計時手段で計測した時間が設定された時
間(図1に示すNV−RAM8の領域8aに格納される
設定時間TS)に達したかどうかを判定する時間判定手
段(図1に示すCPU2)と、前記時間判定手段により
前記計時手段で計測された時間が設定された時間に達し
たと判定された場合に、前記計測手段で計測された印刷
実行量によらず、前記所定の補正処理を実行させる制御
手段(図1に示すCPU2)とを有するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記時間判定手段により前記計時手段で計測された
時間が設定された時間に達したと判定された場合に、前
記所定の補正処理を実行させるとともに、前記計測手段
をリセットするものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、外部からのデ
ータ入力がなされていない連続する時間内に前記所定の
補正処理を実行したかどうかを示す情報(フラグF)を
記憶する記憶手段(図1に示すRAM4の領域4c)を
有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される情報
が実行済みを示している場合は、外部からのデータ入力
がなされていない連続する時間内での前記所定の補正処
理を実行させないものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記所定の補
正処理の実行回数を計数する計数手段(図1に示す領域
4dに格納される実行回数Cにより計数するCPU2)
を有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される情
報が実行済みを示していない場合または前記計数手段で
計数された実行回数が所定回数(図1に示すROM3の
領域3aに格納される最大回数K)以下である場合は、
前記時間判定手段により前記計時手段で計測した時間が
前記設定された時間に達したと判定されたときに、前記
所定の補正処理を実行させるものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記制御手段
は、前記計数手段で計数された実行回数が所定回数以下
である場合は、前記計時手段で計測される時間が設定さ
れた時間に達する度に、前記所定の補正処理を実行させ
るものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、印刷実行量を
計測する計測手段(図1に示すエンジン部9での印刷枚
数を計測するCPU2)と、前記計測手段で計測される
印刷実行量が所定量に達したかどうかを判定する実行量
判定手段(図1に示すCPU2)と、外部からのデータ
入力がなされていない時間を計測する計時手段(図示し
ないタイマ等を用いて計時する図1に示すCPU2)
と、前記計時手段で計測される時間が設定された時間
(図1に示すNV−RAM8の領域8aに格納される設
定時間TS)に達したかどうかを判定する時間判定手段
(図1に示すCPU2)と、前記実行量判定手段または
前記時間判定手段の判定結果に応じて所定の補正処理
(キャリブレーション)を実行させる制御手段(図1に
示すCPU2)とを有するものである。
【0014】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、前記実行量判定手段により前記計測手段で計測され
る印刷実行量が所定量に達したと判定された場合または
前記時間判定手段により前記計時手段で計測される時間
が設定された時間に達したと判定された場合に、前記所
定の補正処理を実行させるものである。
【0015】本発明に係る第10の発明は、前記制御手
段は、前記実行量判定手段により前記計測手段で計測さ
れる印刷実行量が所定量に達したと判定された場合また
は前記時間判定手段により前記計時手段で計測される時
間が設定された時間に達したと判定された場合に、前記
所定の補正処理を実行させるとともに、前記計測手段を
リセットするものである。
【0016】本発明に係る第11の発明は、前記制御手
段は、前記実行量判定手段により前記計測手段で計測さ
れる印刷実行量が所定量に達したと判定された場合また
は前記時間判定手段により前記計時手段で計測される時
間が設定された時間に達したと判定された場合に、前記
所定の補正処理を実行させるとともに、前記計測手段に
より計測された印刷実行量をクリアするものである。
【0017】本発明に係る第12の発明は、前記所定の
補正処理の実行回数を計数する計数手段(図1に示すR
AM4の領域4dに格納される実行回数Cにより計数す
るCPU2)と、前記計数手段で計数される実行回数が
所定回数(図1に示すROM3の領域3aに格納される
最大回数K)以下であるかどうかを判定する回数判定手
段(図1に示すCPU2)とを有し、前記制御手段は、
前記時間判定手段または前記実行量判定手段または回数
判定手段の判定結果に応じて所定の補正処理を実行させ
るものである。
【0018】本発明に係る第13の発明は、外部からの
データ入力がなされていない連続する時間内に前記所定
の補正処理を実行したかどうかを示す情報(フラグF)
を記憶する記憶手段(図1に示すRAM4の領域4a)
を有し、前記制御手段は、前記時間判定手段または前記
実行量判定手段の判定結果または前記記憶手段に記憶さ
れる情報に応じて所定の補正処理を実行させるものであ
る。
【0019】本発明に係る第14の発明は、外部からの
データ入力がなされていない連続する時間内に前記所定
の補正処理を実行したかどうかを示す情報(フラグF)
を記憶する記憶手段(図1に示すRAM4の領域4a)
を有し、前記制御手段は、前記時間判定手段または前記
実行量判定手段または前記回数判定手段の判定結果また
は前記記憶手段に記憶される情報に応じて前記所定の補
正処理を実行させるものである。
【0020】本発明に係る第15の発明は、前記印刷実
行量は、印刷枚数である。
【0021】本発明に係る第16の発明は、前記所定量
は、前記補正処理の実行回数に応じたものである。
【0022】本発明に係る第17の発明は、前記計時手
段は、通信手段(図1に示す通信制御部5)において外
部装置から印刷データを受信していない時間を計測する
ものである。
【0023】本発明に係る第18の発明は、前記計時手
段は、操作手段(図2に示す操作部226)から設定デ
ータが入力されていない時間を計測するものである。
【0024】本発明に係る第19の発明は、前記計時手
段は、操作手段の入力部(図1に示す操作パネル7,図
示しないタッチパネル)が操作されていない時間を計測
するものである。
【0025】本発明に係る第20の発明は、前記計時手
段は、通信手段で外部装置から印刷データを受信してな
く、かつ操作手段から設定データが入力されていない時
間を計測するものである。
【0026】本発明に係る第21の発明は、前記計時手
段は、通信手段で外部装置から印刷データを受信してな
く、かつ操作手段の入力部が操作されていない時間を計
測するものである。
【0027】本発明に係る第22の発明は、前記計時手
段は、通信手段で外部装置から印刷データを受信してな
く、かつ前記印刷装置のカバーが開閉されていない時間
を計測するものである。
【0028】本発明に係る第23の発明は、前記計時手
段は、通信手段で外部装置から印刷データを受信してな
く、かつ操作手段から設定データが入力されてなく、か
つ前記印刷装置のカバーが開閉されていない時間を計測
するものである。
【0029】本発明に係る第24の発明は、前記計時手
段は、通信手段で外部装置から印刷データを受信してな
く、かつ操作手段の入力部が操作されてなく、かつ前記
印刷装置のカバーが開閉されていない時間を計測するも
のである。
【0030】本発明に係る第25の発明は、前記所定の
補正処理は、印刷手段で印刷される画像の品質を向上さ
せるための補正処理である。
【0031】本発明に係る第26の発明は、前記所定の
補正処理は、印刷手段で印刷される画像の濃度補正処理
である。
【0032】本発明に係る第27の発明は、前記所定の
補正処理は、印刷手段で印刷される画像のずれ補正処理
である。
【0033】本発明に係る第28の発明は、所定の補正
処理(キャリブレーション)を実行可能な印刷装置の制
御方法であって、外部からのデータ入力がなされていな
い時間を計測する計時工程(図5に示すフローチャート
のステップ(S102)〜(S105))と、前記計時
工程で計測した時間が設定された時間に達したかどうか
を判定する時間判定工程(図5に示すフローチャートの
ステップ(S105))と、前記時間判定工程により前
記計時工程で計測した時間が設定された時間に達したと
判定された場合に、前記所定の補正処理を実行させる実
行工程(図5に示すフローチャートのステップ(S10
6))とを有するものである。
【0034】本発明に係る第29の発明は、印刷装置の
状態に応じて所定の補正処理(キャリブレーション)を
実行する印刷装置の制御方法であって、外部からのデー
タ入力がなされていない時間を計測する計時工程(図5
に示すフローチャートのステップ(S102)〜(S1
05))と、前記計時工程で計測した時間が設定された
時間に達したかどうかを判定する時間判定工程(図5に
示すフローチャートのステップ(S105))と、前記
時間判定工程により前記計時工程で計測した時間が設定
された時間に達したと判定された場合に、前記印刷装置
の状態によらず、前記所定の処理を実行させる実行工程
(図5に示すフローチャートのステップ(S106))
とを有するものである。
【0035】本発明に係る第30の発明は、計測手段で
計測される印刷実行量が所定量に達する毎に所定の補正
処理(キャリブレーション)を実行する印刷装置の制御
方法であって、外部からのデータ入力がなされていない
時間を計測する計時工程(図5に示すフローチャートの
ステップ(S102)〜(S105))と、前記計時工
程で計測した時間が設定された時間に達したかどうかを
判定する時間判定工程(図5に示すフローチャートのス
テップ(S105))と、前記時間判定工程により前記
計時工程で計測された時間が設定された時間に達したと
判定された場合に、前記計測手段で計測された印刷実行
量によらず、前記所定の補正処理を実行させる実行工程
(図5に示すフローチャートのステップ(S106))
とを有するものである。
【0036】本発明に係る第31の発明は、前記実行工
程は、前記時間判定工程により前記計時工程で計測され
た時間が設定された時間に達したと判定された場合に、
前記所定の補正処理を実行させるとともに、前記計測手
段をリセットする(図6に示すフローチャートのステッ
プ(S206))ものである。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る印刷装置の実施形態例について詳細に説明する。
【0038】〔第1実施形態〕図1は、本実施形態を示
す印刷装置の制御構成を説明するブロック図である。
【0039】図1において、1は印刷装置本体で、フル
カラー(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の画
像を印刷可能なものであり、以下の構成を含んでいる。
225は制御部である。2はCPUであり、例えばマイ
クロクンピュータ等であり、ROM3等に格納されてい
るプログラムに従ってCPUバス2aを介して印刷装置
本体1全体の制御を司る。3aはキャリブレーションの
発生間隔(枚数)が最大になるまでの回数である最大回
数Kを格納する領域である。
【0040】4はRAMで、CPU2のワークエリア等
として使用される。なお、RAM4はその内部に、図示
しないホストコンピュータから通信制御部5を介して送
信された印刷データを格納する図示しないバッファを有
する。4aは変数である開始時刻T0を格納する領域で
ある。4bは変数であるキャリブレーションの実行時刻
Xを格納する領域である。4cはキャリブレーションを
実行したかどうかを示すフラグである変数Fを格納する
領域である。4dは変数である印刷待機中に実行された
キャリブレーションの実行回数Cを格納する領域であ
る。また、通信制御部5はホストコンピュータとの通信
制御を司る。8はNV−RAMで、設定時間TSを格納
する領域8aが確保される。
【0041】6はLCD表示装置およびLEDランプ
(LCD/LED)であり、ユーザに印刷装置本体1の
状態等を通知したり、印刷装置本体1に対する設定状況
等を表示する。7は操作パネルで、印刷装置本体1の印
刷環境の設定(設定データ)等を入力することができ
る。9はエンジン部で、後述する図2に示す各部201
〜222等を有する。
【0042】図2は、本実施形態を示す印刷装置の物理
的な構成を説明する側断面図である。
【0043】図2において、201は感光ドラム,20
2はローラ帯電器(一次帯電器)である。203は支持
体で、感光ドラム201の左側に配置され、複数個の現
像器204a〜204dを回転可能に担持する。また、
205は転写ドラムで、感光ドラム1の右側に配置さ
れ、転写紙(不図示)を保持し、且つ感光ドラム201
上の像を該転写紙上に転移させる機能を有する。感光ド
ラム201および転写ドラム205,現像器204a〜
204dは、不図示のモータ等の駆動部によって図中矢
印方向に回転駆動される。印刷装置本体1内の上方に
は、露光装置を構成するレーザダイオード207,高速
モータ208によって回転駆動される多面鏡209,レ
ンズ210及び折り返しミラー211が配置される。
【0044】以下、印刷装置本体1における印刷動作に
ついて説明する。
【0045】まず、制御部225からイエロー(Y)成
分の画像に従った信号が入力されると、レーザドライバ
222はレーザダイオード207を発光させる。レーザ
ダイオード207からの光は光路212を通って感光ド
ラム1に照射される。感光ドラム201はローラ電器2
02にて一様に帯電されており、照射された光情報に応
じて潜像が形成される。更に感光ドラム1が矢印方向に
回転すると、この潜像は現像器204aによってYトナ
ーで可視化される。また、感光ドラム201上の画像と
同期して、転写紙カセット213内からピックアップロ
ーラ214によって転写紙(不図示)が供給されると、
該転写紙はグリッパ215によって保持され、続いて吸
着ローラ216及び転写紙を支持して搬送する転写ドラ
ム205との間に電圧印加を行うことにより、該転写紙
は転写ドラム205上に静電吸着される。その後、感光
ドラム201上のトナー像は転写ドラム205表面に吸
着される転写紙上に転写される。
【0046】以上の工程をマゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(Bk)について順次行うことによっ
て、転写紙には複数色のトナー像が転写される。該転写
紙は分離爪217によって転写ドラム205から剥がさ
れ、更に定着装置218によってトナー像が転写紙に溶
融固着されることによって、永久可視化されたカラー画
像が得られる。
【0047】一方、感光ドラム201上に残留したトナ
ーはファーブラシ,ブレード装置等のクリーニング装置
206によって清掃される。また、転写ドラム205上
のトナーもファーブラシ,ウェーブ等の転写ドラムクリ
ーニング装置219によって清掃され、その後転写ドラ
ム205上の残留電荷は除電ローラ220によって除電
される。
【0048】また、221は濃度センサであり、転写ド
ラム205表面に転写された画像の濃度を測定すること
ができる。濃度センサ221は、後述する図3に示す構
成を備えており、パッチ(印刷濃度を測定するための濃
度検出パターン等)からの反射光を受光してパッチの濃
度を測定できる。
【0049】225は制御部で、図1に示した構成を備
え、通常の画像形成モード(以下「通常モード」とい
う)時に、不図示の外部装置から入力された画像信号に
対して、中間調処理を含む適切な画像処理を施し、色成
分毎にレーザドライバ222に出力する。また、226
は操作部であり、図1に示したLCD/LED6,各種
キーを有する操作パネル7等を備え、ユーザからのコマ
ンド入力や印刷装置本体1の状態の報知等を行う。
【0050】以上のような構成により、印刷装置本体1
は濃度のキャリブレーションを行っている。
【0051】図3は、図2に示した濃度センサ221の
詳細構成を説明する図である。
【0052】図3において、AはLED等の発光素子、
Bはフォトダイオード、CdS等の受光素子、Cはホル
ダである。発光素子Aにより転写ドラム205上のパッ
チXに対して光を照射し、その反射光を受光素子Bで読
み取ることにより、パッチXの濃度を測定する。
【0053】以下、図4,図5等を参照しながら、本実
施形態を示す印刷装置の動作について説明する。
【0054】図4は、図1に示したLCD/LED6の
LCDにおけるキャリブレーション実行までの待機時間
を設定しているときの表示例を説明する図である。
【0055】ユーザは操作パネル7を押下することによ
り、「これだけの待ち時間、データが送信されなかった
ら、あらかじめキャリブレーションを実行しておいて欲
しい。」という任意の時間を設定するのである。設定さ
れた待機時間(設定時間TS)は図1に示したNV−R
AM8の領域8aに代入され、保持される。図4ではユ
ーザにより30分が設定された場合を示している。
【0056】待ち時間の設定を行いオンラインに移行す
ると、図1に示したRAM4の領域4aに格納される開
始時刻T0に現在時刻が代入され、待ち時間の計測が開
始される。他に、待ち時間の計測が開始されるタイミン
グとしては電源投入時及び印刷ジョブ終了時及びパネル
操作によるオンライン復帰後が挙げられる。
【0057】以下、図5のフローチャート等を参照し
て、本実施形態を示す印刷装置本体1にデータが送信さ
れていない、即ちデータ受付状態(待機中)に実行され
るキャリブレーション処理のフローチャートを説明す
る。
【0058】図5は、本実施形態を示す印刷装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図1に示したROM3に格納される制御プロ
グラムに基づいてCPU2により実行される処理手順に
対応する。なお、(S101)〜(S107)は各ステ
ップを示す。
【0059】まず、図1に示したRAM4の領域4cに
格納される変数Fに「0」を代入している(S10
1)。変数Fはキャリブレーションを実行したことを判
別するフラグであり、実行した場合は「1」が代入され
る。つぎに、図示しないホストコンピュータ等からデー
タを受信したか判別し(S102)、受信したのであれ
ば本処理を終了し、通常の印刷処理へ移行する。
【0060】一方、ステップ(S102)でデータを受
け付けなかった場合はステップ(S103)へ進み、領
域4cに格納される変数Fが「0」であるかを判別し、
変数Fが「0」以外である場合(F=1である場合)は
ステップ(S102)へ戻る。一方、ステップ(S10
3)で変数Fが「0」であった場合はキャリブレーショ
ンを実行していないことを示し、ステップ(S104)
へと進む。
【0061】ステップ(S104)では図1に示したR
AM4の領域4aに格納される開始時刻T0とNV−R
AM8の領域8aに格納される設定時間TSとを足して
領域4bに格納される実行時刻Xに代入している。つぎ
に、ステップ(S105)では実行時刻Xと現在の時刻
とを比較し、現在時刻が実行時刻Xに達した時、即ち
「一定時間、誰も印刷装置本体1にデータを送っていな
い状態」であるので、ステップ(S106)へ進み、自
動的にキャリブレーションを実行する。ステップ(S1
06)のキャリブレーションにより、エンジン側のキャ
リブレーション発生までの印刷カウント(印刷枚数カウ
ント)がクリアされる。ステップ(S107)では図1
に示したRAM4の領域4cに格納される変数Fに
「1」を代入して待機中に2度キャリブレーションが発
生しないようにし、ステップ(S102)へ戻る。ま
た、ステップ(S105)で現在時刻が実行時刻Xより
小さい場合は、ステップ(S102)へ戻る。
【0062】このように、本実施形態では、CPU2が
通信制御部5で印刷データを受信していない時間を計測
し、該計測した時間が操作パネル7からユーザの設定し
た時間に達したかを判定し、計測した時間が設定された
時間に達成したと判定された場合に、直ちにキャリブレ
ーションを実行させることにより、印刷実行中のキャリ
ブレーション処理発生によるスループットダウンを極力
押さえることが可能となり、緊急度の高い印刷ジョブに
おいてもストレスなく高画質な印刷物を得ることができ
る。
【0063】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
待機状態で実行するキャリブレーションは1回のみであ
ったが、ホストコンピュータ等からデータが送信されな
ければ複数回行うように構成してもよい。以下、その実
施形態について詳細に説明する。
【0064】なお、本実施形態を示す印刷装置も上記第
1実施形態で示した印刷装置と同様の構成を備えてい
る。
【0065】以下、図6のフローチャート等を参照し
て、本実施形態を示す印刷装置本体1にデータが送信さ
れていない、即ちデータ受付状態(待機中)に実行され
るキャリブレーション処理のフローチャートを説明す
る。
【0066】図6は、本実施形態で示す印刷装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図1に示したROM3に格納される制御プロ
グラムに基づいてCPU2により実行される処理手順に
対応する。なお、(S201)〜(S208)は各ステ
ップを示す。
【0067】図5のフローチャートに示した処理と同様
に、図6のフローチャートに示した処理に入る前に、領
域4a,8aに格納される開始時刻T0,設定時間TS
に各値が代入されていることとする。また、図1のRO
M3の領域3aにはキャリブレーションの発生間隔(枚
数)が最大になるまでの回数Kが入っている。また、図
1に示したRAM4の領域4dの実行回数Cには電源投
入時、「0」が入っていることとする。
【0068】まず、図1に示したRAM4の領域4cの
変数Fに「0」を代入している(S201)。変数Fは
キャリブレーションを実行したことを判別するフラグで
あり、実行した場合は「1」が代入される。つぎに、図
示しないホストコンピュータからデータを受信したか判
別し(S202)、受信したのであれば本処理を終了
し、通常の印刷処理へ移行する。
【0069】一方、ステップ(S202)でデータを受
け付けなかった場合はステップ(S203)へ進み、領
域4cに格納される変数Fが「0」であるか、もしくは
図1に示したRAM4の領域4dに格納される実行回数
CがROM3の領域3aに格納される最大回数Kに達し
ていないかを判別する。ステップ(S203)の判別式
が真であるなら「今回の待機状態では1回もキャリブレ
ーションを実行していない」もしくは「電源を投入して
から行ったキャリブレーションの回数が、発生間隔を最
大にする回数に達していない」ことを表すのでステップ
(S204)へ進み、判別式が偽であるならステップ
(S202)へ戻る。
【0070】ステップ(S204)では図1に示したR
AM4の領域4aに格納される開始時刻T0とNV−R
AM8の領域8aに格納される設定時間TSとを足して
領域4bに格納される実行時刻Xに代入している。つぎ
に、ステップ(S205)では実行時刻Xと現在の時刻
とを比較し、現在時刻が実行時刻Xに達した時、即ち
「一定時間、誰も印刷装置本体1にデータを送っていな
い状態」であるので、ステップ(S206)へ進み、自
動的にキャリブレーンョンを実行する。ステップ(S2
06)のキャリブレーションにより、エンジン側のキャ
リブレーション発生までの印刷カウント(印刷枚数カウ
ント)がクリアされる。つぎに、図1に示したRAM4
の領域4cに格納される変数Fに「1」を代入して(S
207)、キャリブレーションの発生回数である図1に
示したRAM4の領域4dに格納される実行回数Cにイ
ンクリメントを行い(S208)、ステップ(S20
2)へ戻る。また、ステップ(S205)で現在時刻が
実行時刻Xより小さい場合は、ステップ(S202)へ
戻る。
【0071】このように、本実施形態では、データ受信
待ちのキャリブレーション実行は必ずしも1回だけでな
く、CPU2がキャリブレーションの発生回数をカウン
トし、キャリブレーションの発生回数が最大数に達した
かを判定することができる。
【0072】なお、ステップ(S208)の後に、実行
時刻Xにキャリブレーション処理が終了した時刻に設定
時間TSを加えた時間を代入するようにしてもよい。そ
のようにすることにより、実行回数Cが最大回数Kにな
るまで設定された時間毎にキャリブレーション処理を実
行させることができる。
【0073】〔第3実施形態〕前述した第1,第2実施
形態では、印刷データを受信したタイミング(S10
2,S202)で待機状態を解除したが、操作パネル7
のボタンの押下によって図5,図6に示した処理を終了
させるように構成してもよい。これはパネル操作後、印
刷データを送信される可能性が大きいからである。
【0074】このように、本実施形態では、時間計測は
必ずしもデータを受信していない時間を計るだけでな
く、操作パネル部がボタンを押下されていない時間を計
ることができる。
【0075】〔第4実施形態〕前述した各実施形態で
は、印刷データを受信したとき、または操作パネル7が
操作された後に待機状態を解除したが、印刷装置本体1
の図示しないカバーが開閉されることによって処理を終
了するように構成してもよい。これは従来の印刷装置の
エンジンの仕様として、カバーの開閉によりキャリブレ
ーションを実行することが多い為である。
【0076】このように、本実施形態では、時間計測は
必ずしもデータを受信していない時間を計るだけでな
く、本体のカバーが開閉されていない時間を計ることが
できる。
【0077】よって、上記各実施形態で示した印刷装置
は、例えば任意の印刷の印刷処理が終了してからユーザ
が設定した時間が経過するまでホストコンピュータ等か
らデータが送信されない場合に、自動的にキャリブレー
ションを実行させることができ、印刷実行中にキャリブ
レーションが実行されてしまうことを防止して、スルー
プットダウンを防止できる。
【0078】また、上記各実施形態で示した技術を、印
刷装置の状態(例えば温度,湿度等の装置内環境状態
等)が所定の状態(たとえば所定の温度,所定の湿度)
になった場合に、キャリブレーション処理を実行する印
刷装置に適用するように構成してもよい。
【0079】さらに、上記各実施形態では、印刷枚数を
カウントし、印刷枚数が所定枚数になったときにキャリ
ブレーション処理を実行する場合を説明しているが、印
刷装置での印刷量を測定するように構成してもよい。
【0080】なお、上記各実施形態では、キャリブレー
ション処理として濃度補正処理を一例に用いて説明して
いるが、他のキャリブレーション処理、例えば複数色で
画像を印刷する印刷装置における画像ずれ(色ずれ)補
正処理等に本発明または上記各実施形態で示した技術を
適用するようにしてもよい。
【0081】また、上記各実施形態を組合せて実施する
ように構成してもよい。
【0082】さらに、上記各実施形態では、印刷装置本
体1を一例に挙げて説明しているが、種々の印刷装置、
例えば電子写真装置,デジタル複写機,モノクロ複写
機,カラー複写機,レーザビームプリンタ,カラーレー
ザプリンタ,ファクシミリ装置,コピー機能および/ま
たはプリント機能および/またはファクシミリ機能等を
備える複合複写機等、および種々の印刷装置を制御する
制御装置,情報処理装置,データ処理装置等に対し本発
明または各実施形態で示した技術を適用するように構成
してもよい。
【0083】また、本発明または各実施形態で示した技
術を、複数の機器から構成されるシステム、例えば情報
処理システム,印刷システム,画像処理システム,画像
形成システム,制御システム,印刷制御システム,画像
処理制御システム,画像形成制御システム等に適用して
も、1つの機器からなる装置,例えば情報処理装置,印
刷装置,画像処理装置,画像形成装置,制御装置,印刷
制御装置,画像処理制御装置,画像形成制御装置等に適
用してもよい。
【0084】以下、図7に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷装置で読み出し可能なデータ処理プロ
グラムの構成について説明する。
【0085】図7は、本発明に係る印刷装置で読み出し
可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体の
メモリマップを説明する図である。
【0086】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0087】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0088】本実施形態における図5,図6に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群が出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0089】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0090】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の補正処理を実行可能な印刷装置
であって、外部からのデータ入力がなされていない時間
を計測する計時手段と、前記計時手段で計測した時間が
設定された時間に達したかどうかを判定する時間判定手
段と、前記時間判定手段により前記計時手段で計測した
時間が設定された時間に達したと判定された場合に、前
記所定の補正処理を実行させる制御手段とを有するの
で、外部からデータが入力されていない時間が設定され
た時間以上になった場合に、自動的に補正処理を行させ
ることができる。
【0095】第2の発明によれば、印刷装置の状態に応
じて所定の補正処理を実行する印刷装置であって、外部
からのデータ入力がなされていない時間を計測する計時
手段と、前記計時手段で計測した時間が設定された時間
に達したかどうかを判定する時間判定手段と、前記時間
判定手段により前記計時手段で計測した時間が設定され
た時間に達したと判定された場合に、前記印刷装置の状
態によらず、前記所定の補正処理を実行させる制御手段
とを有するので、印刷待機時間が所定時間以上になった
場合に、他の条件にかかわらず自動的に補正処理を行う
ことができ、印刷中に実行される可能性が高い補正処理
を印刷前の空き時間に実行させて、スループットダウン
を防止できる。
【0096】第3の発明によれば、計測手段で計測され
る印刷実行量が所定量に達する毎に所定の補正処理を実
行する印刷装置であって、外部からのデータ入力がなさ
れていない時間を計測する計時手段と、前記計時手段で
計測した時間が設定された時間に達したかどうかを判定
する時間判定手段と、前記時間判定手段により前記計時
手段で計測された時間が設定された時間に達したと判定
された場合に、前記計測手段で計測された印刷実行量に
よらず、前記所定の補正処理を実行させる制御手段とを
有するので、データが入力されていない時間が所定時間
以上になった場合に、印刷量に関わらず自動的に補正処
理を行わせることができる。
【0097】第4の発明によれば、前記制御手段は、前
記時間判定手段により前記計時手段で計測された時間が
設定された時間に達したと判定された場合に、前記所定
の補正処理を実行させるとともに、前記計測手段をリセ
ットするので、データが入力されていない時間が所定時
間以上になった場合に、印刷量に関わらず自動的に補正
処理ができ、さらには印刷中の補正処理実行を少なくし
てスループットダウンを防止できる。
【0098】第5の発明によれば、外部からのデータ入
力がなされていない連続する時間内に前記所定の補正処
理を実行したかどうかを示す情報を記憶する記憶手段を
有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される情報
が実行済みを示している場合は、外部からのデータ入力
がなされていない連続する時間内での前記所定の補正処
理を実行させないので、データ待ち時間内で1回の補正
処理を行わせることができる。
【0099】第6の発明によれば、前記所定の補正処理
の実行回数を計数する計数手段を有し、前記制御手段
は、前記記憶手段に記憶される情報が実行済みを示して
いない場合または前記計数手段で計数された実行回数が
所定回数以下である場合は、前記時間判定手段により前
記計時手段で計測した時間が前記設定された時間に達し
たと判定されたときに、前記所定の補正処理を実行させ
るので、データ待ち時間内で少なくとも1回の補正処理
を行わせることができる。
【0100】第7の発明によれば、前記制御手段は、前
記計数手段で計数された実行回数が所定回数以下である
場合は、前記計時手段で計測される時間が設定された時
間に達する度に、前記所定の補正処理を実行させるの
で、データ待ち時間内で複数回の補正処理を行わせるこ
とができる。
【0101】第8の発明によれば、印刷実行量を計測す
る計測手段と、前記計測手段で計測される印刷実行量が
所定量に達したかどうかを判定する実行量判定手段と、
外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
計時手段と、前記計時手段で計測される時間が設定され
た時間に達したかどうかを判定する時間判定手段と、前
記実行量判定手段または前記時間判定手段の判定結果に
応じて所定の補正処理を実行させる制御手段とを有する
ので、印刷状況に応じた適切な時に補正処理を行わせる
ことができる。
【0102】第9の発明によれば、前記制御手段は、前
記実行量判定手段により前記計測手段で計測される印刷
実行量が所定量に達したと判定された場合または前記時
間判定手段により前記計時手段で計測される時間が設定
された時間に達したと判定された場合に、前記所定の補
正処理を実行させるので、補正処理により補正する対象
が経過時間および印刷量に応じてずれるものであって
も、確実に補正できる。
【0103】第10の発明によれば、前記制御手段は、
前記実行量判定手段により前記計測手段で計測される印
刷実行量が所定量に達したと判定された場合または前記
時間判定手段により前記計時手段で計測される時間が設
定された時間に達したと判定された場合に、前記所定の
補正処理を実行させるとともに、前記計測手段をリセッ
トするので、補正処理実行間隔を短くすることなく、デ
ータ待ち時間に補正処理を行うことができる。
【0104】第11の発明によれば、前記制御手段は、
前記実行量判定手段により前記計測手段で計測される印
刷実行量が所定量に達したと判定された場合または前記
時間判定手段により前記計時手段で計測される時間が設
定された時間に達したと判定された場合に、前記所定の
補正処理を実行させるとともに、前記計測手段により計
測された印刷実行量をクリアするので、補正処理実行間
隔を短くすることなく、データ待ち時間に補正処理を行
うことができる。
【0105】第12の発明によれば、前記所定の補正処
理の実行回数を計数する計数手段と、前記計数手段で計
数される実行回数が所定回数以下であるかどうかを判定
する回数判定手段とを有し、前記制御手段は、前記時間
判定手段または前記実行量判定手段または回数判定手段
の判定結果に応じて所定の補正処理を実行させるので、
印刷装置が必要とする時に補正処理を実行できるととも
に、データ待ち時間にも補正処理を実行させることがで
きる。
【0106】第13の発明によれば、外部からのデータ
入力がなされていない連続する時間内に前記所定の補正
処理を実行したかどうかを示す情報を記憶する記憶手段
を有し、前記制御手段は、前記時間判定手段または前記
実行量判定手段の判定結果または前記記憶手段に記憶さ
れる情報に応じて所定の補正処理を実行させるので、適
切かつ必要なときに補正処理を実行させることができ
る。
【0107】第14の発明によれば、外部からのデータ
入力がなされていない連続する時間内に前記所定の補正
処理を実行したかどうかを示す情報を記憶する記憶手段
を有し、前記制御手段は、前記時間判定手段または前記
実行量判定手段または前記回数判定手段の判定結果また
は前記記憶手段に記憶される情報に応じて前記所定の補
正処理を実行させるので、適切かつ必要なときに補正処
理を実行させることができる。
【0108】第15の発明によれば、前記印刷実行量
は、印刷枚数であるので、計測される印刷枚数に関わら
ず補正処理を実行させることができ、スループットダウ
ンを防止できる。
【0109】第16の発明によれば、前記所定量は、前
記補正処理の実行回数に応じたものであるので、データ
待ち時間に補正処理を実行させるとともに適切な間隔で
補正処理を実行させることができる。
【0110】第17の発明によれば、前記計時手段は、
通信手段において外部装置から印刷データを受信してい
ない時間を計測するので、受信待ち時間が設定された時
間に達した場合に、自動的に補正処理を実行させること
ができる。
【0111】第18の発明によれば、前記計時手段は、
操作手段から設定データが入力されていない時間を計測
するので、操作部から設定入力がなされていない時間が
設定された時間に達した場合に、自動的に補正処理を実
行させることができる。
【0112】第19の発明によれば、前記計時手段は、
操作手段の入力部が操作されていない時間を計測するの
で、操作パネルが操作されていない時間が設定された時
間に達した場合に、自動的に補正処理を実行させること
ができる。
【0113】第20の発明によれば、前記計時手段は、
通信手段で外部装置から印刷データを受信してなく、か
つ操作手段から設定データが入力されていない時間を計
測するので、データ入力可能な各部でデータが入力され
ていない時間が設定された時間に達した場合に、自動的
に補正処理を実行させることができる。
【0114】第21の発明によれば、前記計時手段は、
通信手段で外部装置から印刷データを受信してなく、か
つ操作手段の入力部が操作されていない時間を計測する
ので、データ入力可能な各部でデータが入力されていな
い時間が設定された時間に達した場合に、自動的に補正
処理を実行させることができる。
【0115】第22の発明によれば、前記計時手段は、
通信手段で外部装置から印刷データを受信してなく、か
つ前記印刷装置のカバーが開閉されていない時間を計測
するので、カバーが開閉されることなく受信待ち時間が
設定された時間に達した場合に、自動的に補正処理を実
行させることができる。
【0116】第23の発明によれば、前記計時手段は、
通信手段で外部装置から印刷データを受信してなく、か
つ操作手段から設定データが入力されてなく、かつ前記
印刷装置のカバーが開閉されていない時間を計測するの
で、データ入力可能な各部でデータが入力されてなく、
かつカバーが開閉されていない時間が設定された時間に
達した場合に、自動的に補正処理を実行させることがで
きる。
【0117】第24の発明によれば、前記計時手段は、
通信手段で外部装置から印刷データを受信してなく、か
つ操作手段の入力部が操作されてなく、かつ前記印刷装
置のカバーが開閉されていない時間を計測するので、デ
ータ入力可能な各部でデータが入力されてなく、かつカ
バーが開閉されていない時間が設定された時間に達した
場合に、自動的に補正処理を実行させることができる。
【0118】第25の発明によれば、前記所定の補正処
理は、印刷手段で印刷される画像の品質を向上させるた
めの補正処理であるので、必要かつ適切なタイミングで
補正処理を実行させることができ、スループットダウン
を防止しながら印刷される画像の画質を常に高く維持で
きる。
【0119】第26の発明によれば、前記所定の補正処
理は、印刷手段で印刷される画像の濃度補正処理である
ので、必要かつ適切なタイミングで濃度補正処理を実行
させることができ、スループットダウンを防止しながら
印刷される画像の濃度を最適に維持できる。
【0120】第27の発明によれば、前記所定の補正処
理は、印刷手段で印刷される画像のずれ補正処理である
ので、必要かつ適切なタイミングでずれ補正処理を実行
させることができ、スループットダウンを防止しながら
印刷される画像のずれを補正できる。
【0121】第28の発明によれば、所定の補正処理を
実行可能な印刷装置の制御方法であって、外部からのデ
ータ入力がなされていない時間を計測する計時工程と、
前記計時工程で計測した時間が設定された時間に達した
かどうかを判定する時間判定工程と、前記時間判定工程
により前記計時工程で計測した時間が設定された時間に
達したと判定された場合に、前記所定の補正処理を実行
させる実行工程とを有するので、外部からデータが入力
されていない時間が設定された時間以上になった場合
に、自動的に補正処理を行させることができる。
【0122】第29の発明によれば、印刷装置の状態に
応じて所定の補正処理を実行する印刷装置の制御方法で
あって、外部からのデータ入力がなされていない時間を
計測する計時工程と、前記計時工程で計測した時間が設
定された時間に達したかどうかを判定する時間判定工程
と、前記時間判定工程により前記計時工程で計測した時
間が設定された時間に達したと判定された場合に、前記
印刷装置の状態によらず、前記所定の処理を実行させる
実行工程とを有するので、印刷待機時間が所定時間以上
になった場合に、他の条件にかかわらず自動的に補正処
理を行うことができ、印刷中に実行される可能性が高い
補正処理を印刷前の空き時間に実行させて、スループッ
トダウンを防止できる。
【0123】第30の発明によれば、計測手段で計測さ
れる印刷実行量が所定量に達する毎に所定の補正処理を
実行する印刷装置の制御方法であって、外部からのデー
タ入力がなされていない時間を計測する計時工程と、前
記計時工程で計測した時間が設定された時間に達したか
どうかを判定する時間判定工程と、前記時間判定工程に
より前記計時工程で計測された時間が設定された時間に
達したと判定された場合に、前記計測手段で計測された
印刷実行量によらず、前記所定の補正処理を実行させる
実行工程とを有するので、データが入力されていない時
間が所定時間以上になった場合に、印刷量に関わらず自
動的に補正処理を行わせることができる。
【0124】第31の発明によれば、前記実行工程は、
前記時間判定工程により前記計時工程で計測された時間
が設定された時間に達したと判定された場合に、前記所
定の補正処理を実行させるとともに、前記計測手段をリ
セットするので、データが入力されていない時間が所定
時間以上になった場合に、印刷量に関わらず自動的に補
正処理ができ、さらには印刷中の補正処理実行を少なく
してスループットダウンを防止できる。
【0125】したがって、外部からデータが入力されて
いない時間が設定された時間以上になった場合に自動的
に補正処理を行させること、また、印刷中に実行される
可能性がある補正処理を印刷待機中に予め実行して、印
刷中の補正処理実行によるスループットダウンを防止で
きる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す印刷装置の制御構成を説明す
るブロック図である。
【図2】本実施形態を示す印刷装置の物理的な構成を説
明する側断面図である。
【図3】図2に示した濃度センサの詳細構成を説明する
図である。
【図4】図1に示したLCD/LEDのLCDにおける
キャリブレーション実行までの待機時間を設定している
ときの表示例を説明する図である。
【図5】本実施形態を示す印刷装置における第1のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図6】本実施形態で示す印刷装置における第2のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図7】本発明に係る印刷装置で読み出し可能な各種デ
ータ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップ
を説明する図である。
【符号の説明】
1 印刷装置本体 2 CPU 2a CPUバス 3 ROM 4 RAM 5 通信制御部 6 LED/LCD 7 操作パネル 8 NV−RAM 9 エンジン部

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の補正処理を実行可能な印刷装置で
    あって、 外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
    計時手段と、 前記計時手段で計測した時間が設定された時間に達した
    かどうかを判定する時間判定手段と、 前記時間判定手段により前記計時手段で計測した時間が
    設定された時間に達したと判定された場合に、前記所定
    の補正処理を実行させる制御手段と、を有することを特
    徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 印刷装置の状態に応じて所定の補正処理
    を実行する印刷装置であって、 外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
    計時手段と、 前記計時手段で計測した時間が設定された時間に達した
    かどうかを判定する時間判定手段と、 前記時間判定手段により前記計時手段で計測した時間が
    設定された時間に達したと判定された場合に、前記印刷
    装置の状態によらず、前記所定の補正処理を実行させる
    制御手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 計測手段で計測される印刷実行量が所定
    量に達する毎に所定の補正処理を実行する印刷装置であ
    って、 外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
    計時手段と、 前記計時手段で計測した時間が設定された時間に達した
    かどうかを判定する時間判定手段と、 前記時間判定手段により前記計時手段で計測された時間
    が設定された時間に達したと判定された場合に、前記計
    測手段で計測された印刷実行量によらず、前記所定の補
    正処理を実行させる制御手段と、を有することを特徴と
    する印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記時間判定手段によ
    り前記計時手段で計測された時間が設定された時間に達
    したと判定された場合に、前記所定の補正処理を実行さ
    せるとともに、前記計測手段をリセットすることを特徴
    とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 外部からのデータ入力がなされていない
    連続する時間内に前記所定の補正処理を実行したかどう
    かを示す情報を記憶する記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される情報が実行
    済みを示している場合は、外部からのデータ入力がなさ
    れていない連続する時間内での前記所定の補正処理を実
    行させないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の補正処理の実行回数を計数す
    る計数手段を有し、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される情報が実行
    済みを示していない場合または前記計数手段で計数され
    た実行回数が所定回数以下である場合は、前記時間判定
    手段により前記計時手段で計測した時間が前記設定され
    た時間に達したと判定されたときに、前記所定の補正処
    理を実行させることを特徴とする請求項5記載の印刷装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記計数手段で計数さ
    れた実行回数が所定回数以下である場合は、前記計時手
    段で計測される時間が設定された時間に達する度に、前
    記所定の補正処理を実行させることを特徴とする請求項
    6記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 印刷実行量を計測する計測手段と、 前記計測手段で計測される印刷実行量が所定量に達した
    かどうかを判定する実行量判定手段と、 外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
    計時手段と、 前記計時手段で計測される時間が設定された時間に達し
    たかどうかを判定する時間判定手段と、 前記実行量判定手段または前記時間判定手段の判定結果
    に応じて所定の補正処理を実行させる制御手段と、を有
    することを特徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記実行量判定手段に
    より前記計測手段で計測される印刷実行量が所定量に達
    したと判定された場合または前記時間判定手段により前
    記計時手段で計測される時間が設定された時間に達した
    と判定された場合に、前記所定の補正処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項8記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記実行量判定手段
    により前記計測手段で計測される印刷実行量が所定量に
    達したと判定された場合または前記時間判定手段により
    前記計時手段で計測される時間が設定された時間に達し
    たと判定された場合に、前記所定の補正処理を実行させ
    るとともに、前記計測手段をリセットすることを特徴と
    する請求項8記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記実行量判定手段
    により前記計測手段で計測される印刷実行量が所定量に
    達したと判定された場合または前記時間判定手段により
    前記計時手段で計測される時間が設定された時間に達し
    たと判定された場合に、前記所定の補正処理を実行させ
    るとともに、前記計測手段により計測された印刷実行量
    をクリアすることを特徴とする請求項8記載の印刷装
    置。
  12. 【請求項12】 前記所定の補正処理の実行回数を計数
    する計数手段と、 前記計数手段で計数される実行回数が所定回数以下であ
    るかどうかを判定する回数判定手段とを有し、 前記制御手段は、前記時間判定手段または前記実行量判
    定手段または回数判定手段の判定結果に応じて所定の補
    正処理を実行させることを特徴とする請求項8記載の印
    刷装置。
  13. 【請求項13】 外部からのデータ入力がなされていな
    い連続する時間内に前記所定の補正処理を実行したかど
    うかを示す情報を記憶する記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記時間判定手段または前記実行量判
    定手段の判定結果または前記記憶手段に記憶される情報
    に応じて所定の補正処理を実行させることを特徴とする
    請求項8記載の印刷装置。
  14. 【請求項14】 外部からのデータ入力がなされていな
    い連続する時間内に前記所定の補正処理を実行したかど
    うかを示す情報を記憶する記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記時間判定手段または前記実行量判
    定手段または前記回数判定手段の判定結果または前記記
    憶手段に記憶される情報に応じて前記所定の補正処理を
    実行させることを特徴とする請求項12記載の印刷装
    置。
  15. 【請求項15】 前記印刷実行量は、印刷枚数であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の印刷装置。
  16. 【請求項16】 前記所定量は、前記補正処理の実行回
    数に応じたものであることを特徴とする請求項3または
    8記載の印刷装置。
  17. 【請求項17】 前記計時手段は、通信手段において外
    部装置から印刷データを受信していない時間を計測する
    ことを特徴とする請求項1,2,3または8のいずれか
    に記載の印刷装置。
  18. 【請求項18】 前記計時手段は、操作手段から設定デ
    ータが入力されていない時間を計測することを特徴とす
    る請求項1,2,3または8のいずれかに記載の印刷装
    置。
  19. 【請求項19】 前記計時手段は、操作手段の入力部が
    操作されていない時間を計測することを特徴とする請求
    項1,2,3または8のいずれかに記載の印刷装置。
  20. 【請求項20】 前記計時手段は、通信手段で外部装置
    から印刷データを受信してなく、かつ操作手段から設定
    データが入力されていない時間を計測することを特徴と
    する請求項1,2,3または8のいずれかに記載の印刷
    装置。
  21. 【請求項21】 前記計時手段は、通信手段で外部装置
    から印刷データを受信してなく、かつ操作手段の入力部
    が操作されていない時間を計測することを特徴とする請
    求項1,2,3または8のいずれかに記載の印刷装置。
  22. 【請求項22】 前記計時手段は、通信手段で外部装置
    から印刷データを受信してなく、かつ前記印刷装置のカ
    バーが開閉されていない時間を計測することを特徴とす
    る請求項1,2,3または8のいずれかに記載の印刷装
    置。
  23. 【請求項23】 前記計時手段は、通信手段で外部装置
    から印刷データを受信してなく、かつ操作手段から設定
    データが入力されてなく、かつ前記印刷装置のカバーが
    開閉されていない時間を計測することを特徴とする請求
    項1,2,3または8記載の印刷装置。
  24. 【請求項24】 前記計時手段は、通信手段で外部装置
    から印刷データを受信してなく、かつ操作手段の入力部
    が操作されてなく、かつ前記印刷装置のカバーが開閉さ
    れていない時間を計測することを特徴とする請求項1,
    2,3または8記載の印刷装置。
  25. 【請求項25】 前記所定の補正処理は、印刷手段で印
    刷される画像の品質を向上させるための補正処理である
    ことを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載の印
    刷装置。
  26. 【請求項26】 前記所定の補正処理は、印刷手段で印
    刷される画像の濃度補正処理であることを特徴とする請
    求項1〜24のいずれかに記載の印刷装置。
  27. 【請求項27】 前記所定の補正処理は、印刷手段で印
    刷される画像のずれ補正処理であることを特徴とする請
    求項1〜24のいずれかに記載の印刷装置。
  28. 【請求項28】 所定の補正処理を実行可能な印刷装置
    の制御方法であって、 外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
    計時工程と、 前記計時工程で計測した時間が設定された時間に達した
    かどうかを判定する時間判定工程と、 前記時間判定工程により前記計時工程で計測した時間が
    設定された時間に達したと判定された場合に、前記所定
    の補正処理を実行させる実行工程と、を有することを特
    徴とする印刷装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 印刷装置の状態に応じて所定の補正処
    理を実行する印刷装置の制御方法であって、 外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
    計時工程と、 前記計時工程で計測した時間が設定された時間に達した
    かどうかを判定する時間判定工程と、 前記時間判定工程により前記計時工程で計測した時間が
    設定された時間に達したと判定された場合に、前記印刷
    装置の状態によらず、前記所定の処理を実行させる実行
    工程と、を有することを特徴とする印刷装置の制御方
    法。
  30. 【請求項30】 計測手段で計測される印刷実行量が所
    定量に達する毎に所定の補正処理を実行する印刷装置の
    制御方法であって、 外部からのデータ入力がなされていない時間を計測する
    計時工程と、 前記計時工程で計測した時間が設定された時間に達した
    かどうかを判定する時間判定工程と、 前記時間判定工程により前記計時工程で計測された時間
    が設定された時間に達したと判定された場合に、前記計
    測手段で計測された印刷実行量によらず、前記所定の補
    正処理を実行させる実行工程と、を有することを特徴と
    する印刷装置の制御方法。
  31. 【請求項31】 前記実行工程は、前記時間判定工程に
    より前記計時工程で計測された時間が設定された時間に
    達したと判定された場合に、前記所定の補正処理を実行
    させるとともに、前記計測手段をリセットすることを特
    徴とする請求項30記載の印刷装置の制御方法。
JP11199842A 1999-07-14 1999-07-14 印刷装置および印刷装置の制御方法 Pending JP2001026149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11199842A JP2001026149A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 印刷装置および印刷装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11199842A JP2001026149A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 印刷装置および印刷装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001026149A true JP2001026149A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16414566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11199842A Pending JP2001026149A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 印刷装置および印刷装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001026149A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116859A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116859A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7466464B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP3408119B2 (ja) 画像処理装置と方法、及び記録媒体
US7728994B2 (en) Image forming apparatus, control method therefor, control program and image forming system
US20060153588A1 (en) Image formation apparatus and image formation method
US7860413B2 (en) Image forming apparatus and method therefor as well as program and storage medium thereof
JP2009145399A (ja) 画像形成装置
WO2005069084A1 (ja) モノクロ印刷モードでの装着された現像剤の残量総量表示が可能な画像形成装置
JPH10244705A (ja) 印刷システム及び印刷制御方法及び装置
US20040184827A1 (en) Image forming apparatus, control method therefor, and program for implementing the control method
JP2008151855A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US6980750B2 (en) Color image forming apparatus with monochrome/color discriminating function
JP2004029876A (ja) 画像形成装置、情報処理システム、ファームウエアの書換方法、書換プログラムならびに記録媒体
US7821665B2 (en) Image forming device and firmware overwriting method
JP2001026149A (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法
JPH10105021A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置および画像形成装置の画像調整制御方法
JP2006308984A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
JPH10213938A (ja) カラー画像形成装置における色ずれ補正方法
US20060087685A1 (en) Image forming apparatus for reducing time of printing consecutive pages of data and image forming method thereof
JP2001285576A (ja) 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体
JP2022012704A (ja) 画像形成装置
JP2000184158A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2007322698A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、記録媒体、及び、画像形成装置の制御方法
JPH096191A (ja) 画像形成装置
JP2004354923A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2006267591A (ja) 印刷装置、濃度調整方法及びコンピュータプログラム