JP2001025689A - 二液混合噴霧方法とその装置 - Google Patents

二液混合噴霧方法とその装置

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JP2001025689A
JP2001025689A JP11199487A JP19948799A JP2001025689A JP 2001025689 A JP2001025689 A JP 2001025689A JP 11199487 A JP11199487 A JP 11199487A JP 19948799 A JP19948799 A JP 19948799A JP 2001025689 A JP2001025689 A JP 2001025689A
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liquids
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mixing
injection
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JP11199487A
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English (en)
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Yoshimasa Seki
善正 関
Kameyoshi Mimori
亀好 三森
Kenji Amari
賢二 天利
Norimasa Serizawa
教正 芹澤
Hiroshi Okajima
弘 岡島
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OUGIYA TORYO KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
OUGIYA TORYO KK
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め混合すると噴射に差し支える二液の混合噴
霧方法とその装置。 【解決手段】第1液と第2液を混合することなく個々に
異なる噴射ノズル5、15から噴射し、噴射した二液を
空中で衝突させて混合することを特徴とし、必要に応じ
て、同時に噴気ノズル35、40から噴射した噴気を伴
って空中で混合し拡散することを特徴とする二液混合噴
霧方法とその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1液と第2液を
混合することなく個々に異なる噴射ノズルから噴射し、
空中で混合することを特徴とする二液混合噴霧方法とそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8−155386号公報に
記載のように、二液を噴射ノズルの手前まで混合するこ
となく導き、そこで混合してから一液として吐出ガンか
ら噴射する二液混合噴霧方法とその装置は知られてい
る。この公報記載の発明の場合、二液は塗料と希釈溶剤
からなり、塗料及び希釈溶剤の供給比を変更することに
より、同一の吐出ガンを使用して、タイムラグなく連続
的に粘度、比重及び濃度の異なる種々の塗装を行うこと
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、二液が、塗
料と硬化剤、混合して接着力を発揮する二液混合接着剤
等のように、噴射ノズルの直前位置においてさえ、予め
混合すると円滑な噴射に差し支える二液には、前記従来
の技術は使用することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第1
液と第2液を混合することなく個々に異なる噴射ノズル
から噴射し、噴射した二液を空中で混合することを特徴
とする二液混合噴霧方法とその装置を提供しようとする
ものである。上記の本発明によれば、たとえ二液が、塗
料と硬化剤、混合して接着力を発揮する二液混合接着剤
等のように、予め混合して噴射することができない二液
であったとしても、個々に異なる噴射ノズルを有するエ
アレスガン等により二液を噴射して、空中で混合するこ
とができ、また、二液の供給比、濃度、比重、粘度、供
給圧力等を調整することによって、混合性、仕上がり肌
(微粒化)、噴霧パターン幅、塗着性等を適宜に調整
し、目的に適った二液混合噴霧ができることとなる。
【0005】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、噴射した二液を同時に噴気ノズル
から噴射した噴気を伴って空中で混合することを特徴と
する二液混合噴霧方法とその装置を提供しようとするも
のである。本発明は、前記の如く、エアレスガン等によ
り二液を噴射して空中で混合することもできるが、二液
を同時に噴気ノズルから噴射した噴気を伴って空中で混
合することにより、噴気により微粒化を促進し混合性を
安定化することができ、季節の変化に対応して噴気の吐
出量を調整して微粒化を適正に調整し安定した仕上がり
肌に仕上げることができ、また、噴気を調整してパター
ン幅を調整することができる。
【0006】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、異なる噴射ノズルから噴射した二
液を同時に噴射した第1系統の噴気で収束せしめてから
拡散し、収束位置の二液に第2系統の噴気を噴射して更
に二液を空中で混合して拡散することを特徴とする二液
混合噴霧方法とその装置を提供しようとするものであ
る。上記本発明に係る二液混合噴霧方法とその装置によ
れば、個々に噴射した二液を第1系統の噴気で一度収束
して混合を促し、第2系統の噴気で混合した二液を拡散
することができるから、噴気による微粒化の促進、混合
性の安定化、季節の変化への対応性、パターン調整等を
よりきめ細かく行うことができる。
【0007】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、第1液を中央のノズルから拡散す
る方向に噴射し、第2液をその周囲のノズルから収束す
る方向に噴射して二液を空中で混合することを特徴とす
る二液混合噴霧方法とその装置を提供しようとするもの
である。上記の本発明の二液混合噴霧方法とその装置に
よれば、中央から周囲に拡散する第1液と、その周囲の
収束する方向に噴射する第2液が共軸的関係で噴射する
ことによって、円滑に効率よい混合性と拡散性を得るこ
とができる。
【0008】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、第1液を中央のノズルから、第2
液をその周囲のノズルから、更にその周囲から第1系統
の噴気を噴射して二液を収束せしめてから拡散し、収束
位置の二液に更に第2系統の噴気を噴射して二液を空中
で混合して拡散することを特徴とする二液混合噴霧方法
とその装置を提供しようとするものである。第1、第2
の二液及び第1、第2の二系統の噴気が共軸的な関係で
噴射することにより、噴気による微粒化の促進、混合性
の安定化、季節の変化への対応性、パターン調整等をよ
り円滑にきめ細かく行うことができる。
【0009】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、第1液又は第2液の噴射ノズルに
至る噴射液供給路にオリフィスを設けて噴射圧を安定化
することを特徴とする二液混合噴霧方法とその装置を提
供しようとするものである。噴射液供給路にオリフィス
を設けることによって、特に吐出量が少ない場合に、噴
射圧を安定化することができ、混合性の安定化、パター
ン調整等をより容易により円滑に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図示する一実施例を参照して
本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1及び図2に
おいて、10はスプレーガン本体で、その先端中心部2
0に第1液の導液路1、その周囲に共軸関係で同心円的
に第2液の導液路2が設けてある。導液路1の先端部に
は、スペーサ3、絞り部材4を介して第1液のエアレス
式の噴射ノズル5が設けてある。噴射ノズル5には噴射
圧安定用のオリフィス6を介して、ドーム形状の先端部
に末広状に拡開する噴液口7が設けてある。噴液口7の
形状としては、噴射液を広角に薄膜状に噴射するよう
に、円錐状、楕円錐状、多角錐状等の他に、断面V字状
の拡開扇形状等の適宜な形状を採用することができる。
【0011】また、噴射ノズル5は、第1液を薄膜逆円
錐状等に拡開して噴射する形態であればよいから、例え
ば、噴射液をデフレクタで放射状に拡散する形態、螺旋
状の噴射液拡散部材により薄膜状に拡散する形態等の従
来公知の噴射液拡散部材を使用した噴射ノズルを採用す
ることも可能である。第2液の導液路2には、内側噴液
ノズル部材8の基部内周が嵌合しており、内側噴液ノズ
ル部材8の中空状の先端円錐台状部9が第1液の噴射ノ
ズル5の周囲に嵌着して、その外周壁が第2液の噴射ノ
ズル15の内壁を形成するように構成してある。内側噴
射ノズル部材8の基部外周には、第2液の導通を導液路
2の外周壁部との間で絞る絞りフランジ部11と、導液
路2の開口端部に嵌合して第2液を連通路12を介して
ノズル先端に導入する連通フランジ部13が設けてあ
る。
【0012】内側噴射ノズル部材8の外側には、外側噴
射ノズル部材14がスプレーガン本体10の先端中心部
20の外周に設けた雄ネジ部16に基部内周の雌ネジ部
17が螺合して固定してあり、その先端円錐台状部18
の内壁が内側噴射ノズル部材8の先端円錐台状部9の外
壁に相対して、第2液の噴射ノズル15を構成してい
る。また、外側噴射ノズル部材14の肩部21は、連通
路12の外側で連通フランジ部13に当接して内側噴射
ノズル部材8をスプレーガン本体10の先端中心部20
に固定している。19は外側噴射ノズル部材14の肩部
21とスプレーガン本体10の先端中心部20との間に
設けたシール部材である。
【0013】第2液の噴射ノズル15は、第1液が薄膜
円錐状に拡散するのを周囲から押さえるように、第2液
を図1において収束位置Oで示すようなノズルに近い位
置で薄膜逆円錐状に一旦収束する傾向に噴射し、第1液
と第2液の衝突によって両液が微粒化し混合して、その
前方に薄膜円錐状噴霧として拡散するように構成してあ
る。図示の実施例の場合、第1液と第2液の吐出量の割
合は、噴射ノズル5、15の噴射口の大きさの比率から
して、第1液より第2液が2乃至5倍程度に多い場合を
示し、第1液が硬化剤で第2液が塗料のように、第1液
が吐出量の少ない補助剤で第2液が吐出量の多い主剤等
の混合噴霧の場合に適しているが、噴射口の種類及び大
きさ、噴射液圧、噴射液の粘度、比重等を変更すること
により、種々の液体による種々の割合の混合拡散が可能
である。
【0014】また、第1液、第2液の導液路1、2に
は、それぞれスプレーガン本体10内の液供給路22、
23を介して、それぞれの加圧液供給源24、25から
圧力レギュレータ26、27及び開閉弁28、29を経
由してそれぞれ第1液、第2液の噴射液が供給されてい
る。30は、吐出量の少ない第1液の液供給路22内に
設けたオリフィスを示し、第1液の噴射ノズル5のオリ
フィス6と共働して噴射液圧を安定化し、噴射液の脈動
等を防止するものである。なお、このようなオリフィス
を第2液の液供給路にも必要に応じて設けることができ
ることは勿論である。
【0015】また、本発明は、スプレーガン本体10の
先端中心部20を覆う形で外側噴射ノズル部材14の外
周に、噴気ノズル部材31を前記第1液と第2液の噴射
ノズル5、15と共軸的関係でリテイニングナット32
によりスプレーガン本体10の先端部に一体に取り付け
てある。噴気ノズル部材31の内壁部は外側噴射ノズル
部材14の外周に第1系統の噴気の導気路33を形成し
ていると共に、外側噴射ノズル部材14の先端円錐台状
部18の外壁に相対して設けた先端円錐台状部34が第
1液及び第2液の噴射ノズル5、15と共軸的関係にお
いて第1系統の噴気の噴射ノズル35を構成している。
【0016】第1系統の噴気の導気路33には、スプレ
ーガン本体10内の噴気供給路46を介して、加圧気体
供給源49から圧力レギュレータ48及び開閉弁47を
経由して加圧噴気が供給されている。噴射ノズル35か
ら噴射された第1系統の噴気は、主噴気として、その内
側で個々に噴射された第1液と第2液を外周から包み込
むように、収束位置Oに向かう傾向で円錐状に噴出して
から逆円錐状に拡散し、その噴気流により二液が一度衝
突し収束して微粒化し混合するのを促し、噴気による微
粒化の促進、混合性の安定化、季節の変化への対応性、
パターン調整等を効率的に行うようにするものである。
【0017】更に、噴気ノズル部材31には、図1にお
いて、第1液、第2液及び第1系統の噴気の噴射ノズル
5、15、35の軸線を通る平面を対称面として上下対
称に互いに向かい合う2個1対の噴気筒36、37が突
設してあり、これら噴気筒36、37の筒内の通気路3
8、39の先端部には、ノズル軸線が噴射ノズル5、1
5、35の軸線の収束位置Oに交差する傾向に斜め前方
に向けて第2系統の噴気の噴気ノズル40が相対して設
けてある。通気路38、39は、図示の実施例の場合、
前記リテイニングナット32とスプレーガン本体10の
外周との間に設けた連通室41及びスプレーガン本体1
0内の噴気供給路42を介して、加圧気体供給源45か
ら圧力レギュレータ44及び開閉弁43を経由して加圧
噴気が供給されている。
【0018】その他、図において、50は噴気ノズル部
材31とスプレーガン本体10との位置決め部材であ
り、噴気ノズル部材31に嵌着した位置決め部材50を
連通室41内に突出するスプレーガン本体10のフラン
ジ状部51の位置決め孔52に嵌合することにより、噴
気ノズル部材31とスプレーガン本体10との接合位置
を確定することができるように構成してある。スプレー
ガン本体10のフランジ状部51は連通室41内におい
て供給される噴気の絞り安定化機能を有するものであ
る。また、外側噴射ノズル部材14の基部の外周フラン
ジ状部53も通気室33の噴気の絞り安定化機能を有す
る。
【0019】各噴気筒36、37の噴気ノズル40は、
実施例ではそれぞれ2カ所に設けてあるが、その大きさ
と個数は必要に応じて適宜に増減して設けることができ
る。また、噴気は一般には加圧空気であるが、混合すべ
き二液の性質、周囲の雰囲気によっては、不燃ガス等の
適宜な気体を使用することができることは勿論である。
図示の実施例の場合、噴気ノズル40は、噴射ノズル
5、15、35から軸線の収束位置Oで収束してから円
錐状に噴射する第1液、第2液の円錐状噴霧パターン
に、その噴気を180°方向外側から互いに向かい合っ
て衝突させて、円錐状噴霧パターンを押しつぶして扁平
化し長円錐状若しくは扇状噴霧パターンに変形して、幅
広い塗布面を確保しようとするものである。
【0020】上記実施例における第2系統の噴気は、そ
の内側の噴射ノズル5、15、35の噴霧パターンを円
錐状から扇状に変形制御することを主目的とするもので
あるから、噴射ノズル40は上記の構造に構成してある
が、その目的が二液の微粒化、混合化、噴霧パターンの
種々の変更、塗着性の向上等の他の目的を主とする場合
には、噴気ノズルの形状、配置、個数等を適宜に変更し
て実施することができることは勿論である。また、図示
の実施例において、スプレーガン本体10から噴気ノズ
ル部材31を取り外すことにより、二液混合噴霧用のエ
アレス式スプレーガンとして使用することができること
は勿論、図1の組立状態のままでも、第1、第2系統の
噴気用のノズル35、40に加圧噴気を送らなければ、
二液混合噴霧用のエアレス式スプレーガンとして使用す
ることができ、更に、第1、第2系統の噴気用のノズル
35、40のいずれかに加圧噴気を送らないで、使用す
ることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係る二液混合噴霧
方法とその装置によれば、第1液と第2液を混合するこ
となく個々に異なる噴射ノズルから噴射し、噴射した二
液を空中で衝突させ混合する構成を有することにより、
たとえ二液が、塗料と硬化剤、混合して接着力を発揮す
る二液混合接着剤等のように、予め混合して噴射するこ
とができない二液であったとしても、個々に異なる噴射
ノズルを有するエアレスガン等により二液を噴射して、
空中で混合することができる効果があり、二液の供給
比、供給圧力等を調整することによって、色合い、色
調、混合性、仕上がり肌(微粒化)、噴霧パターン幅、
塗着性等を適宜にタイムラグなく連続的に改善し調整す
ることができる。
【0022】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、噴射した二液を同時に噴気ノズル
から噴射した噴気で空中で混合する構成を有することに
より、前記の如く、エアレスガン等により二液を噴射し
て空中で混合することもできるが、二液を同時に噴気ノ
ズルから噴射した噴気を交えて空中で混合することによ
り、噴気により微粒化を促進し混合性を安定化すること
ができる効果があり、季節の変化に対応して吐出量及び
噴気を調整して微粒化を適正に調整して安定した仕上が
り肌に仕上げることができる効果があり、また、噴気を
調整してパターン幅を調整することができる効果があ
る。
【0023】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、異なる噴射ノズルから噴射した二
液を同時に噴射した第1系統の噴気で一旦収束せしめて
から拡散し、収束位置の二液に第2系統の噴気を噴射し
て二液を更に空中で混合して拡散する構成を有すること
により、個々に噴射した二液を第1系統の噴気で一度収
束して拡散することにより混合を促し、第2系統の噴気
で混合した二液の噴霧パターンを変更することができる
から、噴気による微粒化の促進、混合性の安定化、季節
の変化への対応性、パターン調整等をよりきめ細かく行
うことができる効果がある。
【0024】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、第1液を中央のノズルから拡散す
る方向に噴射し、第2液をその周囲のノズルから収束す
る方向に噴射して二液を空中で混合する構成を有するこ
とにより、円滑に効率よい混合性と拡散性を得ることが
できる。また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法とそ
の装置において、第1液を中央のノズルから、第2液を
その周囲のノズルから、更にその周囲から噴気を噴射し
て二液を空中で混合する構成を有することにより、中央
の第1液、その周囲の第2液、またその周囲の噴気が共
軸的関係で噴射することによって、円滑に適度の混合性
と拡散性を得ることができる効果がある。
【0025】また、本発明は、上記の二液混合噴霧方法
とその装置において、第1液を中央のノズルから、第2
液をその周囲のノズルから、更にその周囲から第1系統
の噴気を噴射して二液を一度収束せしめて拡散し、収束
位置の二液に第2系統の噴気を噴射して二液を更に空中
で混合して拡散する構成を有することにより、第1、第
2の二液と第1、第2の二系統の噴気が共軸的な関係で
噴射することから、噴気による微粒化の促進、混合性の
安定化、季節の変化への対応性、パターン調整等をより
円滑にきめ細かく行うことができる効果がある。また、
本発明は、上記の二液混合噴霧方法とその装置におい
て、第1液又は第2液の噴射ノズルに至る噴射液供給路
にオリフィスを設けて噴射圧を安定化する構成を有する
ことにより、特に吐出量が少ない場合に、噴射圧を安定
化することができ、混合性の安定化、パターン調整等を
より容易により円滑に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の要部の概略縦断側
面図である。
【図2】図2は、図1の概略正面図である。
【符号の説明】
1 第1液の導通路 2 第2液の導通路 3 スペーサ 4 絞り部材 5 第1液の噴射ノズル 6 オリフィス 7 噴液口 8 内側噴射ノズル部材 9 先端円錐台状部 10 スプレーガン本体 11 絞りフランジ部 12 連通路 13 連通フランジ部 14 外側噴射ノズル部材 15 第2液の噴射ノズル 16 雄ネジ部 17 雌ネジ部 18 先端円錐台状部 19 シール部材 20 先端中心部 21 肩部 22 第1液の液供給路 23 第2液の液供給路 24 第1液の加圧液供給源 25 第2液の加圧液供給源 26 第1液の圧力レギュレータ 27 第2液の圧力レギュレータ 28 第1液の開閉弁 29 第2液の開閉弁 30 オリフィス 31 噴気ノズル部材 32 リテイニングナット 33 第1系統の噴気の導気路 34 先端円錐台状部 35 第1系統の噴気の噴射ノズル 36、37 噴気筒 38、39 通気路 40 第2系統の噴気の噴気ノズル 41 連通室 42 第2系統の噴気供給路 43 開閉弁 44 圧力レギュレータ 45 第2系統の加圧気体供給源 46 第1系統の噴気供給路 47 開閉弁 48 圧力レギュレータ 49 第1系統の加圧気体供給源 50 位置決め部材 51 フランジ状部 52 位置決め孔 53 外周フランジ状部
フロントページの続き (72)発明者 三森 亀好 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 天利 賢二 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 芹澤 教正 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 岡島 弘 東京都新宿区上落合3−2−4 扇屋塗料 株式会社内 Fターム(参考) 4F033 QA01 QB03X QB16X QB18 QC06 QD02 QD15 QE05 QE09 QE20 QF07X

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1液と第2液を混合することなく個々に
    異なる噴射ノズルから噴射し、噴射した二液を空中で衝
    突させて混合することを特徴とする二液混合噴霧方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の二液混合噴霧方法におい
    て、噴射した二液を同時に噴気ノズルから噴射した噴気
    を伴って空中で混合することを特徴とする二液混合噴霧
    方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の二液混合噴霧方法におい
    て、異なる噴射ノズルから噴射した二液を同時に噴射し
    た第1系統の噴気で収束せしめてから拡散すると共に、
    収束位置の二液に第2系統の噴気を噴射して二液を更に
    空中で混合して拡散することを特徴とする二液混合噴霧
    方法。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3に記載の二液混合噴霧
    方法において、第1液を中央のノズルから拡散する方向
    に噴射し、第2液をその周囲のノズルから収束する方向
    に噴射して二液を空中で混合することを特徴とする二液
    混合噴霧方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の二液混合噴霧方法におい
    て、第1液を中央のノズルから、第2液をその周囲のノ
    ズルから、更にその周囲から第1系統の噴気を噴射して
    二液を収束せしめてから拡散し、収束位置の二液に第2
    系統の噴気を噴射して二液を更に空中で混合して拡散す
    ることを特徴とする二液混合噴霧方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の二液混
    合噴霧方法において、第1液又は第2液の噴射ノズルに
    至る噴射液供給路にオリフィスを設けて噴射圧を安定化
    することを特徴とする二液混合噴霧方法。
  7. 【請求項7】第1液の噴射ノズルと、第2液の噴射ノズ
    ルとを、それぞれ噴射した第1液と第2液が空中で交差
    するようにスプレーガン本体の先端部に設け、噴射した
    二液を空中で混合することを特徴とする二液混合噴霧装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の二液混合噴霧装置におい
    て、噴射した第1液及び第2液に、噴気が空中で交差す
    るように噴気の噴射ノズルをスプレーガン本体の先端部
    に設け、噴射した二液を同時に噴射した噴気を伴って空
    中で混合することを特徴とする二液混合噴霧装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の二液混合噴霧装置におい
    て、噴射位置と方向の異なる第1と第2の二系統の噴気
    噴射ノズルを設け、第1の噴気噴射ノズルは二液を収束
    せしめてから拡散し、第2の噴気噴射ノズルは収束位置
    の二液を混合して拡散することを特徴とする二液混合噴
    霧装置。
  10. 【請求項10】請求項7、8又は9に記載の二液混合噴
    霧装置において、第1液を拡散する方向に噴射する第1
    液の噴射ノズルを中央に設け、第2液を収束する方向に
    噴射する第2液の噴射ノズルをその周囲に設けたことを
    特徴とする二液混合噴霧装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の二液混合噴霧装置に
    おいて、第2液の噴射ノズルの周囲に二液を収束せしめ
    てから拡散する第1系統の噴気噴射ノズルを設けると共
    に、更にその周囲に収束位置の二液を空中で混合して拡
    散する第2系統の噴射ノズルを設けたことを特徴とする
    二液混合噴霧装置。
  12. 【請求項12】請求項7乃至11のいずれかに記載の二
    液混合噴霧装置において、第1液又は第2液の噴射ノズ
    ルに至る噴射液供給路に噴射圧を安定化するオリフィス
    を設けたことを特徴とする二液混合噴霧装置。
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