JP2001024586A - 光分岐装置 - Google Patents

光分岐装置

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JP2001024586A
JP2001024586A JP11190240A JP19024099A JP2001024586A JP 2001024586 A JP2001024586 A JP 2001024586A JP 11190240 A JP11190240 A JP 11190240A JP 19024099 A JP19024099 A JP 19024099A JP 2001024586 A JP2001024586 A JP 2001024586A
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gain
optical
wavelength
branching device
signal light
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JP11190240A
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English (en)
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Yukio Doge
幸雄 道下
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/0213Groups of channels or wave bands arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0221Power control, e.g. to keep the total optical power constant
    • H04J14/02216Power control, e.g. to keep the total optical power constant by gain equalization

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光分岐路を含む光伝送路では、各分岐路の状況
が異なっている場合、従来のように画一的に光増幅器毎
に同じ光利得等化器を設置するのでは適切なシステム設
計ができない場合がある。 【解決手段】光分岐装置に所定の特性の光利得等価器を
配置すると、各光分岐路の状況に応じた適切なシステム
設計が可能となる。光利得等価器は分岐前方、分岐後
方、又は両方に1以上配置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光分岐装置に関し、
特に利得等化器を備えた光分岐装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、大容量通信の技術として波長多重
伝送(WDM伝送)の実用化が始まっている。ここで
は、複数の異なる波長の信号光を波長多重し1本の光フ
ァイバを伝送させる。特に長距離伝送を行う場合、光伝
送路には光ファイバ増幅器が所定の間隔で配置される。
【0003】しかし、この光ファイバ増幅器は波長依存
性があるため、波長多重信号光が多くの光ファイバ増幅
器により増幅されていくと、各信号光の強度が互いに大
きく異なってくる。このため受信SN比が劣化する。こ
のため送信側から信号光を送出する際、予め信号光の間
で強度に差を付けることが考えられる。しかし、特定の
信号光の強度をあまり大きくすると信号光の非線形劣化
が生じ、伝送特性が低下する。
【0004】そこで、光伝送路に配置される光ファイバ
増幅器にはその波長依存性を補償する光利得等化器が配
置される。光利得等化器は、各光ファイバ増幅器毎に配
置される場合、あるいは所定数の光ファイバ増幅器ごと
に1台配置される場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光伝送路が分
岐され、それぞれの分岐路が異なる条件を備えている場
合、従来のように光ファイバ増幅器に画一的に光利得等
化器を配置しても、かならずしも利得等化が適切に行え
ず、最適なシステム設計が行えない場合がある。
【0006】本発明は、これらの点に鑑み、光ファイバ
増幅器が配置され、かつ光分岐路を備えた光伝送システ
ムにおいて、光ファイバ増幅器の波長依存性を補償しシ
ステム全体の構築を容易に行うことのできる構成を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、波長多重信号
光を分岐する光分岐装置であって、信号光の波長の利得
を調整する利得等化器が配置されている。利得等化器は
入力する各信号光の利得を平坦にする特性を備えること
ができる。利得等化器は分岐前方に少なくとも1以上、
または分岐後方に少なくとも1以上配置することができ
る。また分岐前方及び分岐後方にそれぞれ少なくとも1
以上設置することができる。また本発明の光伝送路は信
号光の波長の利得を調整する利得等化器が配置された光
分岐装置を備えている。
【0008】上述のように、光分岐装置に光利得等化器
を設置することによって、各分岐路において各信号光の
利得調整が容易となり、システム全体の構築を容易に行
うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は各波長の信号光の利得差を
うち消す利得等価器2の特性と、利得等価器の入力前後
の信号光の利得を示す。各波長ごとに利得差(レベル
差)がある信号光が利得等価器に入力されるとき、利得
差を補償する損失特性を持つ利得等価器2により、利得
差のない平坦な特性が得られる。
【0010】図2は光分岐装置1の分岐路側にそれぞれ
光利得等化器2が配置された構成を示す。この図の利得
等化器2は、各信号光経路毎に配置され、それぞれ同じ
利得等化特性を備えるが、それぞれの分岐路の条件によ
ってそれぞれ異なる利得等化特性を備える場合もあり、
ある経路に関しては等化器を配置しない場合もある。A
局より送信された波長多重光入力信号光は、光伝送路及
び光増幅器3を通り、分岐装置1に入力される。これら
の信号光は分岐装置1により分岐され、光伝送路及び光
増幅器3を通り、それぞれB局、C局に伝送される。一
般に光増幅器は、波長によって増幅度が異なる(波長依
存性がある)ため、信号光は中継器を通過すると各波長
ごとに利得差を生じる。光増幅器3に入力する前は各信
号光にレベルはほぼ一定である。しかし多段中継してい
くと光中継器の波長利得依存性のために波長ごとの利得
差が累積され、増幅率が低い波長の場合、光増幅器より
生じる自然放出光と信号光との比が少ない状態となり
(すなわち信号に対するノイズ量が大きくなり)エラー
が生じやすくなる。これら信号光が光利得等化器により
利得が等化されると、分岐路における各信号光のレベル
が一定になる。
【0011】図3は光利得等化器2が光分岐装置1の分
岐前方に配置された構成を示す。また図4、5は、2個
の光利得等化器2が光分岐装置1のそれぞれ分岐後方お
よび分岐前方に配置された構成を示す。このような2個
の光利得等化器2を配置する構成は、例えば波長多重さ
れる信号光が多く、信号光波長帯域が広がったとき、1
個の光利得等化器では対応できないときに所定数の信号
光は一方の光利得等化器で対応し、残りの信号光は他方
の光利得等化器で対応する。これら光利得等化器が対応
する波長帯域は互いに重ならない場合と一部重なる場合
がある。あるいは両方の光利得等化器の対応波長領域は
同じであるがそれぞれ異なる損失特性(利得等化特性)
を備えこれら特性が合成された特性が信号光の利得差を
補償する場合もある。
【0012】また図6のように、光分岐装置1のそれぞ
れ分岐後方および分岐前方に1個の光利得等化器を配置
した構成が可能である。
【0013】また光分岐装置に配置される光利得等化器
は完全に各信号光のレベルを同じにする場合の他に、光
分岐路の状況に応じて、各信号光間にレベル差を残すよ
うな特性である場合がある。光利得等化器が光分岐路側
に1つにのみ配置される場合もある。
【0014】上記波長多重される信号光は光利得等化器
の特性によりすべての伝送波長帯域に対して適応するこ
とが可能である。例えば伝送波長帯域1.55ミクロン
帯、各信号光の波長間隔0.8から1.0nm程度を用
いることができる。光分岐装置は通常の光ファイバカッ
プラなど公知の装置が利用できる。
【0015】なお前述の構成例を示す図では入射側の信
号光を8本の線で表し、分岐側をそれぞれ4本の線で表
しているが、これらは入射側に8波の信号光が入射し、
それぞれの分岐光も8波の信号光が分岐されていること
を意味する構成図である。
【0016】
【効果の説明】本発明の光分岐装置は光利得等化器を備
えるため、各信号光ごとに利得差がある波長多重信号光
の入力に対し、効果的にで利得等化することが可能とな
る。特に、分岐路を備えた光伝送路において、システム
上の中継区間距離の変化による中継器増幅特性を変化さ
せる場合、利得等化量が異なってしまうが、本分岐装置
を使用することで、最終的なシステム全体としての利得
等化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光利得等化器の機能を示す図。
【図2】本発明の光分岐装置の構成例と特性を示すブロ
ック図。
【図3】本発明の光分岐装置の構成例を示すブロック
図。
【図4】本発明の光分岐装置の構成例を示すブロック
図。
【図5】本発明の光分岐装置の構成例を示すブロック
図。
【図6】本発明の光分岐装置の構成例を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 光分岐装置 2 光利得等化器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長多重信号光を分岐する光分岐装置で
    あって、信号光の波長の利得を調整する利得等化器を配
    置したことを特徴とする光分岐装置。
  2. 【請求項2】 前記利得等化器は入力する各信号光のレ
    ベルを平坦にする特性を備える請求項1記載の光分岐装
    置。
  3. 【請求項3】 前記利得等化器は分岐前方に少なくとも
    1以上設置される請求項1または2に記載の光分岐装
    置。
  4. 【請求項4】 前記利得等化器は分岐後方に少なくとも
    1以上設置される請求項1または2に記載の光分岐装
    置。
  5. 【請求項5】 前記利得等化器は分岐前方及び分岐後方
    にそれぞれ少なくとも1以上設置される請求項1または
    2に記載の光分岐装置。
  6. 【請求項6】 複数の利得等化器が設置された場合、そ
    れぞれの利得等化器は利得を調整する波長帯域が相違す
    る請求項3、4または5に記載の光分岐装置。
  7. 【請求項7】 複数の利得等化器が設置された場合、そ
    れぞれの利得等化器は利得を調整する波長帯域の一部又
    は全部が重なる請求項3、4または5に記載の光分岐装
    置。
  8. 【請求項8】 前記利得等化器は分岐後方の一方の光分
    岐路側のみに配置される請求項4又は5に記載の光分岐
    装置。
  9. 【請求項9】 分岐路を備える波長多重信号光が伝搬す
    る光伝送路であって、波長多重信号光を分岐する光分岐
    装置に信号光の波長の利得を調整する利得等化器が配置
    されていることを特徴とする光伝送路。
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