JP2001024367A - 発熱部品の放熱構造 - Google Patents

発熱部品の放熱構造

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JP2001024367A
JP2001024367A JP11189854A JP18985499A JP2001024367A JP 2001024367 A JP2001024367 A JP 2001024367A JP 11189854 A JP11189854 A JP 11189854A JP 18985499 A JP18985499 A JP 18985499A JP 2001024367 A JP2001024367 A JP 2001024367A
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JP
Japan
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heat
cylindrical member
heat transfer
generating component
transfer member
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Pending
Application number
JP11189854A
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English (en)
Inventor
Takeshi Genchi
武士 源地
Masataka Nakazawa
正隆 中沢
Takeyuki Imai
健之 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒部材の内部への発熱部品の挿入を容易に
し、しかも、発熱部品と円筒部材との間隙を小さくす
る。 【解決手段】 平板部3aに発熱部品2を搭載し、平板
部3aと一体に弧状板部3bを有する伝熱部材3を円筒
部材1に挿入し、弧状板部3bを円筒部材1に弾性的に
接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は発熱部品の放熱構
造に関し、さらに詳細にいえば、円筒部材の内部に収容
した発熱部品の発熱を伝熱部材を介して円筒部材に伝熱
するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、円筒部材の内部に収容した発
熱部品の発熱を伝熱部材を介して円筒部材に伝熱するた
めの構造として、特開平10−246819号公報に示
す構造が提案されている。
【0003】この構造は、円筒部材(耐圧筐体)の内部
に収容した円柱状の内部ユニットの外周面に密着して設
けられた金属円筒部の外周面に複数の金属ばねを設け、
金属ばねの端部または曲面部を円筒部材に接触させるよ
うにしている。
【0004】したがって、この構造を採用することによ
り、内部ユニットの発熱を円筒部材に伝熱することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平10−
246819号公報に記載された構造を採用した場合に
は、金属円筒部および金属ばねが装着された内部ユニッ
トを円筒部材に挿入するために必要なクリアランスを得
ることが困難であるとともに、挿入時における金属ばね
と円筒部材内面との間の抵抗が大きく、この結果、内部
ユニットの装着が著しく困難になってしまうという不都
合がある。
【0006】また、金属ばねが存在することにより必要
とされる空間の割合が大きくなり、この結果、内部ユニ
ットと円筒部材との間隙が必然的に大きくなってしまう
という不都合もある。
【0007】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、円筒部材の内部への発熱部品の挿入を容易
にし、しかも、発熱部品と円筒部材との間隙を小さくす
ることができる発熱部品の放熱構造を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発熱部品の放
熱構造は、円筒部材の内部に収容した発熱部品の発熱を
伝熱部材を介して円筒部材に伝熱するための構造であっ
て、上記伝熱部材は、発熱部品を当接させる平板部と円
筒部材の内面に弾性的に接する弧状板部とを有している
ものである。
【0009】
【作用】請求項1の発熱部品の放熱構造であれば、円筒
部材の内部に収容した発熱部品の発熱を伝熱部材を介し
て円筒部材に伝熱するための構造であって、上記伝熱部
材は、発熱部品を当接させる平板部と円筒部材の内面に
弾性的に接する弧状板部とを有しているのであるから、
伝熱部材の平板部に発熱部材を当接させ、伝熱部材の弧
状板部を円筒部材の内面に接触させることにより、良好
な放熱を達成することができる。
【0010】そして、弧状板部を弾性変形させることに
より簡単に円筒部材の内部への装着を達成することがで
きるとともに、発熱部品と円筒部材との間隙を可能な限
り小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の発熱部品の放熱構造の実施の態様を詳細に説明す
る。
【0012】図1はこの発明の発熱部品の放熱構造の一
実施態様を示す縦断面図である。
【0013】この放熱構造は、円筒部材1と、発熱部品
2と、伝熱部材3とを有している。
【0014】上記伝熱部材3は、図2に示すように、金
属製の板材(リン青銅、ベリリウム銅、アルミ合金、黄
銅など、熱伝導性、ばね性が良好な金属性の板材)から
なり、一部を平板部3aとしているとともに、残部を弧
状板部3bとしている。そして、弧状板部3bの外周面
に、高熱伝導性樹脂またはゲルからなるシート状の伝熱
層3c{例えば、熱伝導性シリコンラバーなどが例示で
き、高い熱伝導性、良好な弾性(密着性)を有するもの
が採用可能である}を設けている。また、上記弧状板部
3bは、円筒部材1の所望の角度範囲にわたってその内
面に沿うように長さおよび曲率が設定されていればよい
が、180°以上の角度範囲にわたってその内面に沿う
ように長さおよび曲率が設定されていることが好まし
く、この弧状板部3bのみによって円筒部材1の内部に
おける均一な熱的接触を達成することができる。
【0015】図3はこの発明の発熱部品の放熱構造の一
実施態様の分解斜視図である。
【0016】図3から明らかなように、円筒部材1に対
して外周面に止水用のOリング4aなどを装着してなる
ストッパー部材4を挿入し、次いで発熱部品2および部
品搭載ブロック5を平板部3aに搭載してなる伝熱部材
3をやや曲率を小さくした状態で挿入し、再び外周面に
止水用のOリング4aなどを装着してなるストッパー部
材4を挿入することにより、発熱部品2および部品搭載
ブロック5の装着を達成することができる。したがっ
て、伝熱部材3を挿入する場合の円筒部材内面との間の
抵抗を小さくすることができ、作業性を高めることがで
きる。
【0017】ただし、部品搭載ブロック5とストッパー
部材4とが一体化されていてもよく、あるいは機械的に
連結されていてもよい。
【0018】上記の伝熱構造を採用した場合には、発熱
部品2からの発熱を伝熱部材3を通して円筒部材1に伝
熱させ、良好な放熱を達成することができる。この場合
において、伝熱部材3と円筒部材1との接触面積が大き
いとともに、高い熱伝導性、良好な弾性(密着性)を有
する伝熱層を介在させているので、放熱効率を一層高め
ることができる。
【0019】また、この伝熱構造においては、伝熱部材
3の弧状板部の厚みよりも少し大きな間隙を円筒部材1
と発熱部品2との間に形成するだけで適用可能であるか
ら、円筒部材1を可能な限り細径化することができる。
【0020】図4はこの発明の発熱部品の放熱構造の他
の実施態様を示す縦断面図である。
【0021】この放熱構造が図1の放熱構造と異なる点
は、平板部3aと180°以上の角度範囲にわたってそ
の内面に沿うように長さが設定された弧状板部3bとか
らなる伝熱部材3を2つ用い、両伝熱部材3の平板部3
aを互いに対向させ、平板部3aどうしの間に発熱部品
2を設けた点のみである。
【0022】上記の伝熱構造を採用した場合には、発熱
部品2からの発熱を両伝熱部材3を通して円筒部材1に
伝熱させ、良好な放熱を達成することができる。したが
って、この伝熱構造は、上面および下面に発熱部を有す
る発熱部品2の放熱を行わせる場合に特に好適である。
この場合において、伝熱部材3と円筒部材1との接触面
積が大きいとともに、高い熱伝導性、良好な弾性(密着
性)を有する伝熱層を介在させているので、放熱効率を
一層高めることができる。
【0023】また、この伝熱構造を採用した場合には、
挿入時に、両伝熱部材3の弧状板部3bを曲率を小さく
すべく弾性変形させ、その後に復元させるので、発熱部
品2の位置、向きの予測を容易にすることができる。
【0024】また、この伝熱構造においても、伝熱部材
3の弧状板部の厚みよりも少し大きな間隙を円筒部材1
と発熱部品2との間に形成するだけで適用可能であるか
ら、円筒部材1を可能な限り細径化することができる。
【0025】なお、何れの実施態様においても、発熱部
品2のうち、発熱面、高温部などを直接に平板部3aに
対して熱的に結合させることにより、局所的な熱の放出
を達成することができる。さらに、弾性が有効に働く変
位量が大きいため、円筒部材1の内径のはめ合い精度を
低く設定することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は、伝熱部材の平板部に
発熱部材を支持し、伝熱部材の弧状板部を円筒部材の内
面に接触させることにより、良好な放熱を達成すること
ができ、また、弧状板部を弾性変形させることにより簡
単に円筒部材の内部への装着を達成することができると
ともに、発熱部品と円筒部材との間隙を可能な限り小さ
くすることができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の発熱部品の放熱構造の一実施態様を
示す縦断面図である。
【図2】伝熱部材の構成を示す縦断面図である。
【図3】この発明の発熱部品の放熱構造の一実施態様の
分解斜視図である。
【図4】この発明の発熱部品の放熱構造の他の実施態様
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 円筒部材 2 発熱部品 3 伝熱部材 3a 平板部 3b 弧状板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 正隆 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 今井 健之 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA03 AA11 AB01 EA03 FA04 FA05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部材(1)の内部に収容した発熱部
    品(2)の発熱を伝熱部材(3)を介して円筒部材
    (1)に伝熱するための構造であって、上記伝熱部材
    (3)は、発熱部品(2)を当接させる平板部(3a)
    と円筒部材(1)の内面に弾性的に接する弧状板部(3
    b)とを有していることを特徴とする発熱部品の放熱構
    造。
JP11189854A 1999-07-05 1999-07-05 発熱部品の放熱構造 Pending JP2001024367A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101034063B1 (ko) 2008-11-24 2011-05-12 현대자동차주식회사 필름커패시터
JP2018078231A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 Necプラットフォームズ株式会社 放熱構造及び電子装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101034063B1 (ko) 2008-11-24 2011-05-12 현대자동차주식회사 필름커패시터
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