JP2001023377A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001023377A
JP2001023377A JP11188476A JP18847699A JP2001023377A JP 2001023377 A JP2001023377 A JP 2001023377A JP 11188476 A JP11188476 A JP 11188476A JP 18847699 A JP18847699 A JP 18847699A JP 2001023377 A JP2001023377 A JP 2001023377A
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Isao Naritake
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    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
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Abstract

(57)【要約】 【課題】副ビット線、主ビット線よりなる階層ビット線
方式の多値のダイナミック型半導体記憶装置おいて、多
値書き込みレベルをばらつきなく正確に生成することを
可能とする半導体記憶装置の提供。 【解決手段】主センスアンプに多値レベル分の異なる電
位を複数の電源線に供給する主センスアンプ駆動回路を
備え、主センスアンプが、主ビット線対プリチャージ回
路と、主ビット線対から上位ビットを読み出し保持する
上位ビット読み出し保持回路と、主ビット線対から下位
ビットを読み出し保持する下位ビット読み出し回路と、
保持された上位、下位ビットの状態に応じて、主センス
アンプ駆動回路から供給される複数の電源線の電位を選
択して増幅して主ビット線対に供給する主ビット線増幅
回路とを備え、メモリセルからのデータの読み出しの際
の再書き込みレベルが、主センスアンプの主ビット線増
幅回路から直接主ビット線対に供給され書込スイッチに
より主ビット線に接続される副ビット線対を介してメモ
リセルに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に、1つのメモリセルに複数ビット情報を記憶
するダイナミック型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のダイナミック型半導体記憶装置
においては、メモリセルへの書き込みは、ビット線の容
量結合により、多値レベルを生成している。
【0003】この種の従来のダイナミック型半導体記憶
装置として、本願発明者による特開平9−320280
号公報に提案される4値のダイナミック型半導体記憶装
置の構成を図5に示す。図5において、1はダイナミッ
ク型半導体記憶装置のメモリセル、2は蓄積容量、3は
トランスファゲート、4は蓄積ノード、5は副センスア
ンプである。ビット線は、相補型の主ビット線と副ビッ
ト線とに階層化されており、1組の主ビット線には、図
示されない1つの主センスアンプ及び複数の副センスア
ンプに接続されている。
【0004】副センスアンプ5の副ビット線と主ビット
線との間に、フィードバック用キャパシタ12、13を
それぞれ設け、選択されたメモリセルから副ビット線に
読み出された差電位が、主ビット線に伝達され、不図示
の主センスアンプにより増幅され、まず上位ビットの読
出しが行われると同時に、このフィードバック用キャパ
シタを通して、主ビット線のデータが、副ビット線にフ
ィードバックされる。その後、再度、副ビット線から主
ビット線への読出し動作を行うことにより、下位ビット
の読出しを行うことができる。
【0005】また、副ビット線の間に、この副ビット線
を2つに切り離すトランスファゲートを有し、副ビット
線のトランスファゲートのそれぞれの側に別々の電圧を
書込み、その後に、このトランスファゲートを活性化さ
せて、電荷の配分によって4つの電圧状態をつくり、メ
モリセルに4つの状態を書き込む。
【0006】メモリセルは、1つの蓄積容量に2ビット
の情報を蓄えるため、メモリセルが情報を保持している
ときの蓄積ノード4の電圧は、電源電圧Vcc、2/3
Vcc、1/3Vcc、GND(接地電位)の4種類あ
る。これらの4つの状態は、2ビットの2進数“1
1”、“10”、“01”、“00”にそれぞれ対応す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の多値の
ダイナミック型半導体記憶装置においては、書き込みレ
ベルを副ビット線の容量分割によって生成しているた
め、製造によるビット線容量のばらつき、選択されたメ
モリセル部の寄生容量、センスアンプ部の容量等によ
り、書き込みレベルを正確に設定することが困難であ
る、という問題点を有している。
【0008】すなわち、製造ばらつきによるビット線容
量の変動等により、書き込みレベルが変動し、動作マー
ジンを悪化させる。
【0009】また、上記した従来の多値のダイナミック
型半導体記憶装置においては、2つの部分のビット線に
異なるレベルの書き込みを行ってから、両者をバランス
することにより4つのレベルを生成しているため、バラ
ンスするための時間が必要となる。
【0010】さらに、2つのレベルをバランスするため
に、副ビット線の間に、この副ビット線を2つに切り離
すトランスファゲートが必要とされており、チップ面積
の縮小を困難としている。
【0011】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、多値書き込みレ
ベルをばらつきなく正確に生成することを可能とするダ
イナミック型半導体記憶装置を提供することにある。
【0012】また本発明の他の目的は、書き込み速度を
高速化するダイナミック型半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、階層ビット線構成の多値のダイナミック型半導体
記憶装置において、主センスアンプから多値のレベルを
直接メモリセルに書き込む手段を備える。より詳細に
は、本発明は、副ビット線及び主ビット線よりなる階層
ビット線方式の多値のダイナミック型半導体記憶装置に
おいて、メモリセルへの4値の再書き込みレベルを、前
記主ビット線に接続する主センスアンプで生成し、前記
主ビット線及び副ビット線を介してメモリセルに書き込
むように構成されてなるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、メモリセルに接続された副ビット線対、及び、主ビ
ット線対よりなる階層ビット線方式の多値のダイナミッ
ク型半導体記憶装置おいて、主センスアンプに多値レベ
ル分の異なる電位を、複数の電源線(図2のMV3、M
V2、MV1、MV1)から供給する主センスアンプ駆
動回路(MSA駆動回路)を備え、主センスアンプ(M
SA)は、主ビット線対(GBL、/GBL)をプリチ
ャージする回路(103)と、主ビット線対から上位ビ
ットを読み出して保持する上位ビット読み出し保持回路
(104)と、主ビット線対から下位ビットを読み出し
て保持する下位ビット読み出し保持回路(105)と、
前記保持された上位、下位ビットの状態(図2のノード
MLM、/MLM、MLL、/MLLの状態)に応じ
て、複数の電源線(MV3、MV2、MV1、MV1)
を選択してその電位を増幅し主ビット線対に供給する主
ビット線増幅回路(106)と、を備え、メモリセル
(図1の101)からのデータの読み出しの際の再書き
込みレベルが、主センスアンプの主ビット線増幅回路
(106)から、読み出し値に対応する電位が直接主ビ
ット線対に供給され、書込スイッチ(WS)により前記
主ビット線対に接続される副ビット線対(BL、/B
L)を介してメモリセル(101)に書き込まれる。な
お/GBL、/BLは主ビット線GBL、副ビット線B
Lの相補(逆相)信号を示している。
【0015】図2を参照すると、上位ビット読み出し保
持回路(104)は、上位ビット増幅用電源線(MP
M、MNM)間に並列に接続された第1、第2のCMO
Sインバータ(トランシスタM32とM34、M33と
M35)の入力端と出力端を互いに接続してなるフリッ
プフロップと、正相主ビット線(GBL)と第1のCM
OSインバータの入力端、逆相主ビット線(/GBL)
と第2のCMOSインバータの入力端に接続され、上位
ビット用トランスファゲート制御信号(MTGM)でオ
ン・オフ制御される第1、第2のトランスファゲート
(M30、M31)を備えて構成される。
【0016】また、下位ビット読み出し保持回路(10
5)は、下位ビット増幅用電源線(MPL、MNL)間
に並列に接続された第3、第4のCMOSインバータ
(M42とM44、M43とM45)の入力端と出力端
を互いに接続してなるフリップフロップと、正相主ビッ
ト線(GBL)と第3のCMOSインバータの入力端と
の間、逆相主ビット線(/GBL)と第4のCMOSイ
ンバータの入力端との間に接続され、下位ビット用トラ
ンスファゲート制御信号(MTGL)でオン・オフ制御
される第3、第4のトランスファゲート(M40、M4
1)を備えて構される。
【0017】さらに主ビット線増幅回路(106)は、
複数の電源線(MV3、MV2、MV1、MV0)と正
相主ビット線(GBL)、複数の電源線と逆相主ビット
線(/GBL)との間に接続される第1、第2のスイッ
チ群(M50〜M55、M60〜M65)を備え、前記
上位ビット読み出し保持回路(104)の保持状態(M
LM、/MLM)、前記下位ビット読み出し保持回路
(105)の保持状態(MLL、/MLL)で前記スイ
ッチ群をオン・オフする。
【0018】また図1を参照すると、副ビット線対(B
L、/BL)に対して一つ設けられる副センスアンプ
(SSA)は、副ビット線対をプリチャージする回路
(M9、M10、M11)と、読み出しスイッチ(R
S)がオンのときオンするスイッチ(M3、M4)、及
び前記副ビット線対(BL、/BL)がゲートに接続さ
れるトランジスタ(M2、M1)を介して前記主ビット
線対をグランド電位に接続し、書き込みスイッチ(R
S)がオンのとき、主ビット線対(GBL、/GBL)
と副ビット線対(BL、/BL)を接続するスイッチ
(M7、M8)と、を備え、正相の主ビット線(GB
L)と逆相の副ビット線(/BL)との間に、容量(C
1)と、キャパシタ制御信号(CSP)でオン・オフ制
御されるスイッチ(M5)とが直列に接続され、逆相の
主ビット線(/GBL)と正相の副ビット線(BL)と
の間に、容量(C2)と、キャパシタ制御信号(CP
S)でオン・オフ制御されるスイッチ(M6)とが直列
に接続されている。
【0019】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1は、本発明の一実施例をなすダ
イナミック型半導体記憶装置の副センスアンプ回路10
2の構成を示す図である。
【0020】複数のメモリセルが接続された相補型の副
ビット線対BL、/BLに対して、1つの副センスアン
プ(SSA)102が設けられる。副ビット線対BL、
/BLと平行に、副ビット線対とは異なる配線層で形成
された、主ビット線(グローバルビットライン)対GB
L、/GBLは、複数の副センスアンプSSAで共有さ
れ、不図示の1つの主センスアンプMSAに接続され
る。
【0021】主ビット線GBLは、トランジスタM3及
びM2を介して、GND線に接続される。
【0022】トランジスタM3のゲートは読み出しスイ
ッチRSに接続され、トランジスタM2のゲートは副ビ
ット線/BLに接続されている。
【0023】同様に、主ビット線/GBLは、トランジ
スタM4及びM1を介してGND線に接続され、トラン
ジスタM4のゲートは読み出しスイッチRSに接続さ
れ、トランジスタM1のゲートは副ビット線BLに接続
されている。
【0024】選択されたワード線WLiがHighレベ
ルに立ち上がると、該ワード線がゲートに接続されたメ
モリセルに蓄えられたデータが、副ビット線BL、/B
L間の微小電位差として読み出される。
【0025】読み出しスイッチRSがHighレベルに
立ち上がると、1/2Vccレベルにプリチャージされ
た主ビット線対GBL、/GBLは、そのときの副ビッ
ト線の電位状態に応じて、プリチャージされた電荷がG
NDに引き抜かれる。すなわち、副ビット線対BL、/
BL間の微小電位差が、主ビット線対GBL、/GBL
間の微小電位差として主ビット線対に転送される。
【0026】また、主ビット線GBLは、トランジスタ
M5及びキャパシタC1を介して副ビット線/BLに接
続され、同様に、主ビット線/GBLはトランジスタM
6及びキャパシタC2を介して副ビット線BLに接続さ
れる。
【0027】キャパシタ制御信号CPSがHighレベ
ルのとき、主ビット線対GBL、/GBLの電位差が主
センスアンプMSAにより増幅されると、その電位の変
化がキャパシタC1及びC2を介して、副ビット線/B
L、BLの電位に影響を与える。
【0028】これにより、上位ビットMSBの読み出し
結果から、下位ビットLSBの読み出しのための、副ビ
ット線のリファレンスレベルが生成される。
【0029】また、主ビット線GBLは、トランジスタ
M7を介して副ビット線BLに、また主ビット線/GB
Lは、トランジスタM8を介して副ビット線/BLにそ
れぞれ接続される。
【0030】トランジスタM7及びトランジスタM8の
ゲートは、書き込みスイッチWSに接続される。
【0031】主ビット線対GBL、/GBL間の電位が
主センスアンプMSAにより増幅され、書き込みスイッ
チWSがHighレベルに立ち上がると、書き込みデー
タである主ビット線対GBL、/GBLの電位は、副ビ
ット線対BL、/BLに転送される。
【0032】副ビット線対BL、/BL間に挿入され、
ゲートが副ビット線プリチャージ制御信号PBLに接続
されるトランジスタM9と、副ビット線対BL、/BL
間に直列に接続され、接続点が1/2Vccに接続さ
れ、ゲートが副ビット線プリチャージ制御信号PBLに
接続されるトランジスタM10及びM11で構成される
回路は、副ビット線対BL、/BLをプリチャージする
ための回路であり、副ビット線プリチャージ制御信号P
BLがHighレベルのとき、副ビット線対BL、/B
Lは1/2Vccレベルにプリチャージされる。
【0033】図2は、本発明の一実施例をなすダイナミ
ック型半導体記憶装置の主センスアンプ回路の構成を示
す図である。
【0034】1対の主ビット線対GBL、/GBLに対
して1つ主センスアンプMSAが設けられる。
【0035】図2を参照すると、トランジスタM20、
M21,M22は、主ビット線GBL、/GBLをプリ
チャージするための主ビット線プリチャージ回路103
を構成している。トランジスタM20は、主ビット線対
GBL、/GBL間に挿入されゲートが主ビット線プリ
チャージ制御信号PGBに接続され、トランジスタM2
1及びM22は、主ビット線対GBL、/GBL間に直
列に接続され、接続点が1/2Vccに接続され、ゲー
トが主ビット線プリチャージ制御信号PGBに接続され
る。主ビット線プリチャージ制御信号PGBがHigh
レベルに立ち上がっているとき、主ビット線GBL、/
GBLは1/2Vccレベルにプリチャージされる。
【0036】トランジスタM30〜M35で構成される
回路は、メモリセルに記憶された複数ビットの上位ビッ
トMSBの読み出し回路104である。上位ビットMS
Bの読み出し回路104は、ソースが電源線MPMに接
続されたPチャネルMOSトランジスタM32、M33
と、ドレインがトランジスタM32、M33のドレイン
に接続され、ソースが電源線MNMに接続されたNチャ
ネルMOSトランジスタM34、M35と、ゲートがM
TGMに接続され主ビット線GBLと、トランジスタM
32、M34の接続点の間に接続されたトランスファゲ
ートとして機能するNチャネルMOSトランジスタM3
0と、ゲートがMTGMに接続され主ビット線/GBL
と、トランジスタM33、M35の接続点の間に接続さ
れたトランスファゲートとして機能するNチャネルMO
SトランジスタM31と、を備え、トランジスタM3
2、34のゲートは共通接続され、トランジスタM3
3、M35のドレインの接続点に接続され、トランジス
タM33、35のゲートは共通接続され、トランジスタ
M32、M34のドレインの接続点に接続される。
【0037】主ビット線GBL、/GBLに転送された
読み出し電位差は、上位ビット用トランスファゲート制
御信号MTGMがHighレベルに立ち上がると、トラ
ンジスタM32、M34の接続点ノード、トランジスタ
M33、M35の接続点ノードであるノードMLM、/
MLMにそれぞれ転送される。
【0038】その後、上位ビット用トランスファゲート
制御信号MTGMをLowレベルに立ち下げ、上位ビッ
ト増幅用電源線MPM、MNMを、Vcc及びGNDレ
ベルに活性化させると、ノードMLM、/MLMはVc
c及びGNDレベルに増幅される。これらは、データバ
ス、出力バッファ等を経由して、チップ外部に読み出さ
れる。
【0039】トランジスタM40〜M45で構成される
回路は、下位ビットLSBの読み出し回路105であ
る。
【0040】下位ビットLSBの読み出し回路は、ソー
スが電源線MPLに接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタM42、M43と、ドレインがトランジスタM4
2、M43のドレインに接続され、ソースが電源線MN
Lに接続されたNチャネルMOSトランジスタM44、
M45と、ゲートがMTGLに接続され主ビット線GB
Lと、トランジスタM42、M44の接続点の間に接続
されたトランスファゲートとして機能するNチャネルM
OSトランジスタM40と、ゲートがMTGLに接続さ
れ主ビット線/GBLと、トランジスタM43、M45
の接続点の間に接続されたトランスファゲートとして機
能するNチャネルMOSトランジスタM41と、を備
え、トランジスタM42、44のゲートは共通接続さ
れ、トランジスタM43、M45のドレインの接続点に
接続され、トランジスタM43、45のゲートは、トラ
ンジスタM42、M44のドレインの接続点に接続され
る。
【0041】主ビット線GBL、/GBLに転送された
読み出し電位差は、下位ビット用トランスファゲート制
御信号MTGLがHighレベルに立ち上がると、トラ
ンジスタM42、M44の接続点ノード、トランジスタ
M43、M45の接続点ノードであるノードMLL、/
MLLにそれぞれ転送される。
【0042】その後、下位ビット用トランスファゲート
制御信号MTGLをLowレベルに立ち下げ、下位ビッ
ト増幅用電源線MPL、MNLをVcc及びGNDレベ
ルに活性化させると、ノードMLL、/MLLは、Vc
c及びGNDレベルに増幅される。これらは、データバ
ス、出力バッファ等を経由して、チップ外部に読み出さ
れる。
【0043】トランジスタM50〜M55、及びM60
〜M65で構成される回路は、主ビット線増幅回路10
6である。PチャネルMOSトランジスタM50は、ソ
ースがMV3に接続され、ゲートが、/MLLに接続さ
れ、PチャネルMOSトランジスタM51は、ソースが
MV2に接続され、ゲートがMLLに接続され、Pチャ
ネルMOSトランジスタM52は、ソースがトランジス
タM50、M51のドレインの共通接続点に接続され、
ゲートが/MLMに接続され、NチャネルMOSトラン
ジスタM53は、ドレインがトランジスタM52のドレ
インに接続され、ゲートが/MLMに接続され、Nチャ
ネルMOSトランジスタM54は、ドレインがトランジ
スタM53のソースに接続され、ゲートがMLLに接続
され、ソースがMV1に接続され、NチャネルMOSト
ランジスタM55は、ドレインがトランジスタM53の
ソースに接続され、ゲートが/MLLに接続され、ソー
スがMV0に接続され、トランジスタM52とM53の
接続点に主ビット線GBLが接続されている。
【0044】PチャネルMOSトランジスタM60は、
ソースがMV3に接続され、ゲートが、/MLLに接続
され、PチャネルMOSトランジスタM61は、ソース
がMV2に接続され、ゲートがMLLに接続され、Pチ
ャネルMOSトランジスタM62は、ソースがトランジ
スタM50、M51のドレインの共通接続点に接続さ
れ、ゲートが/MLMに接続され、NチャネルMOSト
ランジスタM63は、ドレインがトランジスタM62の
ドレインに接続され、ゲートが/MLMに接続され、N
チャネルMOSトランジスタM64は、ドレインがトラ
ンジスタM53のソースに接続され、ゲートがMLLに
接続され、ソースがMV1に接続され、NチャネルMO
SトランジスタM65は、ドレインがトランジスタM6
3のソースに接続され、ゲートが/MLLに接続され、
ソースがMV0に接続され、トランジスタM62とM6
3の接続点に/GBLが接続されている。
【0045】主ビット線増幅回路106の電源線MV
0、MV1、MV2、及びMV3は、いずれもスタンバ
イ時には1/2Vccレベルとなっている。
【0046】主ビット線増幅回路106が活性化される
とき、これらMV0、MV1、MV2、及びMV3は、
それぞれ、GND、1/3Vcc、2/3Vcc、及び
Vccレベルに活性化される。
【0047】従って、主ビット線GBL、/GBLは、
書き込み時に、ノードMLL、/MLL、MLM、及び
/MLMの状態に応じて、GND、1/3Vcc、2/
3Vcc、及び、Vccのうちのいずれかのレベルに増
幅される。
【0048】図3は、本発明の一実施例のダイナミック
型半導体記憶装置の主センスアンプ(MSA)駆動回路
107を示す図である。
【0049】図3を参照すると、MSA駆動回路107
は、複数の主センスアンプMSAに対して1つ設けら
れ、ソースをVccに接続しゲートにV03Eをインバ
ータINV1で反転した信号を入力とするPチャネルM
OSトランジスタM73と、ドレインをトランジスタM
73のドレインに接続し、ゲートにV03Eをインバー
タINV1で反転した信号を入力とするNチャネルMO
SトランジスタM72と、ドレインをトランジスタM7
2のソースに接続しゲートにV03Eを入力としソース
をGNDに接続したNチャネルMOSトランジスタM7
4と、1/2VccとトランジスタM73とトランジス
タM72の接続点、1/2VccとトランジスタM72
とトランジスタM74の接続点の間に接続されゲートに
V03EをインバータINV1で反転した信号を入力と
するNチャネルMOSトランジスタM70、M71とを
備え、ソースを2/3Vccに接続しゲートにV12E
をインバータINV2で反転した信号を入力とするPチ
ャネルMOSトランジスタM83と、ドレインをトラン
ジスタM83のドレインを接続し、ゲートにV12Eを
インバータINV2で反転した信号を入力とするNチャ
ネルMOSトランジスタM82と、ドレインをNチャネ
ルMOSトランジスタM82のソースに接続しゲートに
V12Eを入力としソースを1/3Vccに接続したN
チャネルMOSトランジスタM84と、1/2Vccと
トランジスタM83とトランジスタM82の接続点、1
/2VccとトランジスタM82とトランジスタM84
の接続点の間に接続されゲートにV12Eをインバータ
INV2で反転した信号を入力とするNチャネルMOS
トランジスタM80、M81とを備え、トランジスタM
73とトランジスタM72の接続点、トランジスタM7
2とトランジスタM74の接続点、トランジスタM83
とトランジスタM82の接続点、トランジスタM82と
トランジスタM84の接続点は、それぞれ主ビット線増
幅回路106の電源線MV3、MV0、MV2、MV1
に接続される。
【0050】制御信号V03E、及びV12Eはスタン
バイ時Lowレベルであり、トランジスタM70、M7
1、M72、及びM80、M81、M82はオンし、ト
ランジスタM73、M74、M83、及びM84はオフ
するため、主ビット線増幅回路106の電源線MV0〜
MV3は、いずれも1/2Vccレベルとなっている。
【0051】制御信号V03EがHighレベルに立ち
上がると、トランジスタM70〜M72はオフし、トラ
ンジスタM73、M74がオンするため、主ビット線増
幅回路の電源線MV0はGNDレベル、MV3はVcc
レベルにそれぞれ活性化され、主センスアンプMSAに
供給される。
【0052】また、制御信号V12EがHighレベル
に立ち上がると、トランジスタM80〜M82はオフ
し、トランジスタM83、M84がオンするため、主ビ
ット線増幅回路の電源線MV1は1/3Vccレベル、
MV2は2/3Vccレベルにそれぞれ活性化され、主
センスアンプMSAに供給される。
【0053】本発明の一実施例の動作について説明す
る。本発明のダイナミック型半導体記憶装置は、ダイナ
ミック型のメモリセルに4つの電位、すなわち、Vc
c、2/3Vcc、1/3Vcc、及びGNDレベルを
記憶し、また、この4つの状態を読み出して、2ビット
分の情報“11”、“10”、“01”、及び“00”
として外部に出力することが可能である。
【0054】図4は、本発明の一実施例のダイナミック
型半導体記憶装置の読み出しサイクルの動作を説明する
ためのタイミング図である。
【0055】副ビット線プリチャージ制御信号PBLが
立ち下がり、時刻t1においてワード線WLiがHig
hに立ち上がると、メモリセルに保持されていたデータ
が微小電位差として1/2Vccレベルにプリチャージ
された副ビット線対BL、/BLに読み出される。
【0056】このとき、メモリセルに、例えば情報“1
0”、すなわち2/3Vccレベルが保持されていたと
きに、副ビット線BLが変動する微小電位差をΔVとす
ると、メモリセルに情報“11”、すなわちVccレベ
ルが保持されていたときに副ビット線BLが変動する微
小電位差は3ΔVとなる。
【0057】同様に、メモリセルに“01”、“00”
が保持されていたときの副ビット線BLの変動量は、そ
れぞれ、−ΔV、−3ΔVとなる。
【0058】その後、時刻t2において、読み出しスイ
ッチRSがHighレベルに立ち上がると、読み出しス
イッチRSをゲート入力とするトランジスタM3、M4
(図1参照)がオンし、トランジスタM1、M2を介し
て、1/2Vccにプリチャージされた主ビット線GB
L、/GBLの電位が引き下げられる。
【0059】このとき、副ビット線BLと/BLとでは
電位が異なるため、副ビット線BLと/BLをゲート電
位として入力するトランジスタM1、M2により、主ビ
ット線GBLと/GBLの電位の引き下げられるレベル
が異なる。これにより、副ビット線BL、/BLのデー
タが主ビット線GBL、/GBLに転送される。
【0060】このとき、図2を参照すると、主センスア
ンプ(MSA)内のトランスファゲート制御信号MTG
L、及びMTGMはHighレベルとなっているため、
ノードMLL及びMLMは主ビット線GBLと、ノード
/MLL及び/MLMは、主ビット線/GBLと同様に
電位が変化する。
【0061】次に、時刻t3において、主センスアンプ
(MSA)内のトランスファゲート制御信号MTGL及
びMTGMをLowレベルに立ち下げ、主センスアンプ
内の増幅用電源線MPL及びMPMをVccレベルに、
MNL及びMNMをGNDレベルに活性化させると、ノ
ードMLL、/MLL、MLM、及び/MLMはVcc
及びGNDレベルに増幅される。
【0062】例えば、メモリセルに情報“10”、すな
わち2/3Vccレベルが保持されていたとき、主ビッ
ト線GBLの電位は/GBLの電位より高いので、ノー
ドMLL及びMLMはVccレベル、ノード/MLL及
び/MLMはGNDレベルにそれぞれ増幅される。
【0063】ノードMLM及び/MLMのデータは、上
位ビットMSBのデータ”1”として外部に読み出され
る。
【0064】同時に、主ビット線増幅回路の電源線MV
0及びMV3がGND及びVccレベルに活性化され
る。
【0065】このとき、メモリセルに情報“11”また
は“10”が保持されていたとすると、ノードMLL及
びMLMはVccレベル、ノード/MLL及び/MLM
はGNDレベルとなっているので、主ビット線増幅回路
106内のトランジスタM50、M52、M54、M6
1、M63、及びM65はオンし、トランジスタM5
1、M53、M55、M60、M62、及びM64はオ
フする。
【0066】従って、主ビット線GBLはVccレベル
に、/GBLはGNDレベルにそれぞれ増幅される。
【0067】メモリセルに情報“01”または“00”
が保持されていたとき、ノードMLL及びMLMはGN
Dレベル、ノード/MLL及び/MLMはVccレベル
となり、主ビット線GBLはGNDレベル、/GBLは
Vccレベルにそれぞれ増幅される。
【0068】以上のように、主ビット線GBL、/GB
Lは、主ビット線増幅回路106により、1/2Vcc
のプリチャージレベルからVcc及びGNDレベルに増
幅される。
【0069】このとき、図1の副センスアンプ102内
のキャパシタ制御信号CPSは、Highレベルとなっ
ているため、主ビット線GBL、/GBLの電位の変動
は、キャパシタC1、C2を介して副ビット線BL、/
BLの電位を変動させる。
【0070】主ビット線対GBL、/GBLが1/2V
ccだけ変動したときに、副ビット線対/BL、BLが
ΔVだけ変動するように、キャパシタC1及びC2の容
量値を調整することにより、例えば前記のようにメモリ
セルに情報"10”が保持されていたとすると、主ビッ
ト線による影響を受ける前の副ビット線BLのレベル
が、副ビット線/BLのレベルよりΔVだけ高かったの
が、主ビット線による影響を受けた後、逆にΔVだけ低
くなる。
【0071】一方、メモリセルに情報“11”が保持さ
れていたとすると、主ビット線による影響を受ける前の
副ビット線BLのレベルが副ビット線/BLのレベルよ
り3ΔVだけ高かったのが、主ビット線による影響を受
けた後、依然としてΔVだけ高くなっている。
【0072】主ビット線が十分に増幅された後、時刻t
4において、キャパシタ制御信号CPSはLowレベル
に立ち下がり、これ以降、副ビット線BL、/BLは主
ビット線の電位変動の影響を受けなくなる。
【0073】続いて、時刻t5において、主ビット線増
幅回路106の電源線MV0及びMV3を1/2Vcc
レベルに戻し、主ビット線プリチャージ制御信号PGB
をHighレベルに立ち上げ、主ビット線を1/2Vc
cレベルにプリチャージする。
【0074】次に、時刻t6において、再び読み出しス
イッチRSをHighレベルに立ち上げると、トランジ
スタM1〜M4がオンし、1/2Vccにプリチャージ
された主ビット線GBL、/GBLの電位が引き下げら
れる。
【0075】このとき副ビット線から主ビット線に転送
されるデータは、上位ビットMSBのデータを主ビット
線GBL、/GBL上で増幅した結果を、キャパシタC
1、C2を介して副ビット線BL、/BLの電位に影響
を与えた後のデータ、すなわち、下位ビットLSBのデ
ータとなる。
【0076】メモリセルに情報“10”が保持されてい
たとき、上位ビットの増幅時に副ビット線BL、/BL
の電位が逆転しているので、今度は主ビット線/GBL
の電位がGBLの電位より高くなる。
【0077】また、このとき主センスアンプ内のトラン
スファゲート制御信号MTGLはHレベルとなっている
ので、主ビット線GBL、/GBLの電位はノードML
L、/MLLにそのまま伝達される。
【0078】しかし、主センスアンプ(MSA)内のト
ランスファゲート制御信号MTGMはLowレベルとな
っているので、ノードMLM、/MLMの電位は変化し
ない。
【0079】従って、ノードMLM、/MLMは上位ビ
ットMSBの読み出しデータを保持している。
【0080】次に、時刻t7において、主センスアンプ
内のトランスファゲート制御信号MTGLをLowレベ
ルに立ち下げ、主センスアンプ内の増幅用電源線MPL
をVccレベルに、MNLをGNDレベルに活性化させ
ると、ノードMLL及び/MLLはVcc及びGNDレ
ベルに増幅される。
【0081】例えば、メモリセルに情報“10”、すな
わち2/3Vccレベルが保持されていたとき、今度は
主ビット線/GBLの電位がGBLの電位より高いの
で、ノードMLLはGNDレベル、ノード/MLLはV
ccレベルにそれぞれ増幅される。ノードMLL及び/
MLLのデータは、下位ビットLSBのデータ”0”と
して外部に読み出される。
【0082】同時に、主ビット線増幅回路106の電源
線MV0、MV1、MV2、及びMV3がGND、1/
3Vcc、2/3Vcc、及びVccレベルに活性化さ
れる。
【0083】このとき、メモリセルから読み出され、ノ
ードMLM、/MLM、MLL、及び/MLLに保持さ
れた上位、下位2ビットの4つの状態に応じて、主ビッ
ト線GBL、/GBLが異なる4つの電位に増幅され
る。
【0084】読み出された情報が“11”のとき、ノー
ドMLM及びMLLがHレベル、ノード/MLM及び/
MLLがLレベルとなっているので、トランジスタM5
0、M52、M54、M61、M63、及びM65がオ
ンし、トランジスタM51、M53、M55、M60、
M62、M64がオフし、主ビット線GBLはVccレ
ベルに、主ビット線/GBLはGNDレベルにそれぞれ
増幅される。
【0085】読み出された情報が“10”のとき、ノー
ドMLM及び/MLLがHレベル、ノード/MLM及び
MLLがLレベルとなっているので、トランジスタM5
1、M52、M55、M60、M63、及びM64がオ
ンし、トランジスタM50、M53、M54、M61、
M62、M65がオフし、主ビット線GBLは2/3V
ccレベルに、主ビット線/GBLは1/3Vccレベ
ルにそれぞれ増幅される。
【0086】読み出された情報が“01”のとき、ノー
ド/MLM及びMLLがHレベル、ノードMLM及び/
MLLがLレベルとなっているので、トランジスタM5
0、M53、M54、M61、M62、及びM65がオ
ンし、トランジスタM51、M52、M55、M60、
M63、M64がオフし、主ビット線GBLは1/3V
ccレベルに、主ビット線/GBLは2/3Vccレベ
ルにそれぞれ増幅される。
【0087】読み出された情報が“00”のとき、ノー
ド/MLM及び/MLLがHレベル、ノードMLM及び
MLLがLレベルとなっているので、トランジスタM5
1、M53、M55、M60、M62、及びM64がオ
ンし、トランジスタM50、M52、M54、M61、
M63、M65がオフし、主ビット線GBLはGNDレ
ベルに、主ビット線/GBLはVccレベルにそれぞれ
増幅される。
【0088】次に、時刻t8において、書き込みスイッ
チWSがHレベルに立ち上がると、主ビット線GBLの
レベルはトランジスタM7を介して副ビット線BLに、
主ビット線/GBLのレベルはトランジスタM8を介し
て副ビット線/BLに、それぞれ転送される。副ビット
線BLに転送された、4つのうちの1つのレベルがメモ
リセルに書き込まれ、時刻t9においてワード線WLi
をLレベルに立ち下げることにより、メモリセルに保持
される。
【0089】書き込みサイクルにおいては、読み出しサ
イクルと同様のタイミングでメモリセルから主センスア
ンプMSAへの読み出し動作を行った後に、書き込むべ
きカラムアドレスに対応する主センスアンプMSAのノ
ードMLL、/MLL、MLM、及び/MLMの状態
を、外部からデータバス等を介して書き込みデータに書
き替えて、主ビット線GBL、/GBLを増幅すること
により副ビット線、メモリセルへの書き込み動作が行わ
れる。
【0090】上記した従来の半導体記憶装置のように、
書き込みレベルを副ビット線の容量分割によって生成す
る場合、製造によるビット線容量のばらつき、選択され
たメモリセル部の寄生容量、センスアンプ部の容量等に
より、書き込みレベルを正確に設定することが困難であ
った。
【0091】これに対して、本発明のように、書き込み
レベルを4つの電源線MV0、MV1、MV2、及びM
V3により生成することによって、書き込みレベルを正
確に、ばらつきなく生成することが可能となる。
【0092】また、上記した従来の半導体記憶装置で
は、2つの部分のビット線に異なるレベルの書き込みを
行ってから、両者をバランスすることにより4つのレベ
ルを生成するため、バランスするための時間が必要とな
るが、本発明によれば、直接4つのレベルを書き込むた
め、書き込み速度を高速化できる。
【0093】さらに、上記した従来の半導体記憶装置で
は、2つのレベルをバランスするためのトランスファゲ
ートが副ビット線上に必要とされているが、本発明で
は、これを不要とし、チップ面積の縮小を可能としてい
る。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多値書き込みレベルを複数の電源線により生成する構成
としたことにより、書き込みレベルを正確に、ばらつき
なく生成することができる、という効果を奏する。
【0095】本発明によれば、電源線から多値レベルを
直接メモリセルに書き込むため、書き込み速度を高速化
することができる、という効果を奏する。
【0096】さらに、本発明によれば、チップ面積の縮
小を可能とする、という効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における副センスアンプ部の
構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例における主センスアンプ部の
構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例における主センスアンプ駆動
回路の構成を示す図である。
【図4】従来のダイナミック型半導体記憶装置の構成を
示す図である。
【図5】従来のダイナミック型半導体記憶装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】
SSA 副センスアンプ MSA 主センスアンプ BL、/BL 副ビット線 GBL、/GBL 主ビット線 M1〜M8、M20〜M22、M30〜M35、M40
〜M45、M50〜M55、M60〜M65、M70〜
M74、M80〜M84 トランジスタ MV0〜MV3 電源線 1 メモリセル 2 蓄積容量 3 トランスファゲート 4 蓄積ノード 5 副センスアンプ 12、13 フィードバックキャパシタ 101 メモリセル 102 副センスアンプ 103 主ビット線プリチャージ回路 104 上位ビット読み出し保持回路 105 下位ビット読み出し保持装路 106 主ビット線増幅回路 107 MSA駆動回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階層ビット線構成の多値のダイナミック型
    半導体記憶装置において、 主センスアンプから多値のレベルを直接メモリセルに書
    き込むように構成されてなることを特徴とするダイナミ
    ック型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】副ビット線及び主ビット線よりなる階層ビ
    ット線構成の多値のダイナミック型半導体記憶装置おい
    て、 メモリセルへの多値の再書き込みレベルを、前記主ビッ
    ト線に接続する主センスアンプで生成し、前記主ビット
    線及び副ビット線を介してメモリセルに書き込むように
    構成されてなる、ことを特徴とするダイナミック型半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】メモリセルに接続された相補型の副ビット
    線対、及び、前記副ビット線対とスイッチを介して接続
    する相補型の主ビット線対よりなる階層ビット線構成と
    され、一つのメモリセルに複数ビットよりなる多値を記
    憶するダイナミック型半導体記憶装置において、 主センスアンプに多値レベル分の異なる電位を複数の電
    源線に供給する主センスアンプ駆動回路を備え、 前記主センスアンプが、 前記主ビット線対をプリチャージする回路と、 前記主ビット線対から多値データの上位ビットを読み出
    して保持する上位ビット読み出し保持回路と、 前記主ビット線対から前記多値データの下位ビットを読
    み出して保持する下位ビット読み出し回路と、 前記保持された上位、及び下位ビットの状態に応じて、
    前記主センスアンプ駆動回路から供給される複数の電源
    線の電位を選択して増幅して前記主ビット線対に供給す
    る主ビット線増幅回路と、 を備え、 前記メモリセルからのデータの読み出しの際の再書き込
    みレベルが、前記主センスアンプの前記主ビット線増幅
    回路から直接主ビット線対に供給され、書込スイッチに
    より前記主ビット線対に接続される副ビット線対を介し
    て前記メモリセルに書き込まれるように構成されてな
    る、ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記上位ビット読み出し保持回路が、上位
    ビット増幅用電源線間に並列に接続された第1、第2の
    CMOSインバータの入力端と出力端を互いに接続して
    なるフリップフロップと、 前記主ビット線対の正相主ビット線と前記第1のCMO
    Sインバータの入力端との間と、前記主ビット線対の逆
    相主ビット線と前記第2のCMOSインバータの入力端
    との間にそれぞれ接続され、上位ビット用トランスファ
    ゲート制御信号でオン・オフ制御される第1、第2のト
    ランスファゲートを備えてなる、ことを特徴とする請求
    項3記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記下位ビット読み出し保持回路が、下位
    ビット増幅用電源線間に並列に接続された第3、第4の
    CMOSインバータの入力端と出力端を互いに接続して
    なるフリップフロップと、 前記主ビット線対の正相主ビット線と前記第3のCMO
    Sインバータの入力端との間と、前記主ビット線対の逆
    相主ビット線と前記第4のCMOSインバータの入力端
    との間にそれぞれ接続され、下位ビット用トランスファ
    ゲート制御信号でオン・オフ制御される第3、第4のト
    ランスファゲートを備えてなる、ことを特徴とする請求
    項3記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記主ビット線増幅回路が、前記複数の電
    源線と前記主ビット線対の正相主ビット線、前記複数の
    電源線と前記主ビット線対の逆相主ビット線との間にそ
    れぞれ接続される第1、第2のスイッチ群を備え、前記
    上位ビット読み出し保持回路の保持状態、及び前記下位
    ビット読み出し保持回路の保持状態で、前記各スイッチ
    群がオン・オフ制御される、ことを特徴とする請求項3
    記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記副ビット線対に対して一つ設けられる
    副センスアンプが、 前記副ビット線対をプリチャージする回路と、 読み出しスイッチがオンのときオンするスイッチ、及び
    ゲートか前記副ビット線対にそれぞれ接続されたトラン
    ジスタを介して前記主ビット線対をグランド電位に接続
    する回路と、 書き込みスイッチがオンのとき、前記主ビット線対と前
    記副ビット線対を接続するスイッチと、 を備え、 正相の主ビット線と逆相の副ビット線との間に、容量
    と、キャパシタ制御信号でオン・オフ制御されるスイッ
    チとが直列に接続され、 逆相の主ビット線と正相の副ビット線との間に、容量
    と、キャパシタ制御信号でオン・オフされるスイッチと
    が直列に接続されている、ことを特徴とする請求項3記
    載のダイナミック型半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記多値が4値であることを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれか一に記載のダイナミック型半導
    体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10950295B2 (en) 2019-03-22 2021-03-16 Toshiba Memory Corporation Memory cell array having three-dimensional structure

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