JP2001022300A - 自発光型表示板 - Google Patents

自発光型表示板

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JP2001022300A
JP2001022300A JP19535199A JP19535199A JP2001022300A JP 2001022300 A JP2001022300 A JP 2001022300A JP 19535199 A JP19535199 A JP 19535199A JP 19535199 A JP19535199 A JP 19535199A JP 2001022300 A JP2001022300 A JP 2001022300A
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light emitting
emitting diode
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Eiji Nakanishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一性に優れ、高輝度発光可能な自発光型表
示板を提供することである。 【解決手段】 第1の主面と第2の主面とを有する略平
板状の導光板103と、該導光板103の側端部に設け
られた発光ダイオード101を有し、該発光ダイオード
101から放出された光を導光板103の端面から入射
させ、前記第2の主面側に設けられたディスプレイとし
て表示させたい意匠形状の反射部108によって反射さ
せると共に、該第2の主面と対向する第1の主面側に設
けられ、前記意匠形状に設けた表示部104から放出さ
せる自発光型表示板であって、前記発光ダイオード10
1は発光素子と、該発光素子からの発光波長により励起
されて蛍光を発する蛍光物質を有すると共に、前記第2
の主面に設けられた反射部108は、前記第1の主面側
に設けられた表示部104よりも、大きく形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用メーターパ
ネルや各種標識や案内板など種々の情報を表示可能な自
発光表示板に係わり、特に、LEDチップ及び蛍光物質
を有する発光ダイオードを用いた自発光型表示板に関す
る。
【0002】
【従来技術】自動車用メーターパネルなどの表示板には
冷陰極管からの光を導光板を介して発光させている。こ
のような表示板の模式的構成例を図3及び図4に示す。
図3及び図4には、自動車用メーターパネルとして白色
顔料が添加された樹脂筐体305上に導光板303が配
置されている。導光板303の側端面には光源となる冷
陰極管301が配置されている。導光板303上にはメ
ーターパネルの目盛や数字などディスプレイとして表示
させたい意匠の形状に設けた意匠パネル302が配置さ
れる。このようなメーターパネルの冷陰極管301を発
光させると、冷陰極管301から放出された光は集光板
311により集光され導光板303内に導入される。導
光板303から漏れ出た光は、導光板の周りに配置され
た白色樹脂筐体305で反射される。また、意匠パネル
302の裏面側によっても反射され導光板303内で繰
り返し反射される。導光板303に閉じ込められた光の
一部は、導光板303上に配置された意匠パネル302
の表示部304のみから外部に放出される。これにより
所望の意匠を発光させることができる。このような冷陰
極管を用いた表示板は高輝度に白色など発光させること
ができる。
【0003】しかし、環境問題が叫ばれる現在、水銀を
使用する冷陰極管301は使用を抑制することが好まし
い。また、近年の自動車等には種々の電子機器が搭載さ
れている。他方、冷陰極管301を発光させるためには
インバータなどにより交流電流に変換する必要がある。
この場合、インバータはノイズを発生させる場合があ
り、電子機器の誤作動が問題となる。そのためノイズを
低減させるため電磁波対策を行うなど種々の機構が必要
となる。
【0004】このような冷陰極管を用いた表示板に変わ
るものとしてLEDチップを利用した自発光型表示板が
挙げられる。LEDチップは低消費電力であり、直流駆
動するためインバータなどが不必要であると共に水銀を
用いないで構成することができる。一方、LEDチップ
は半導体の特性上単色性ピーク波長を発光する。そのた
めLEDの単色光のみでは視認性が悪く瞬時に表示情報
を把握しなければならないメーターパネルには向きがた
い。また、LEDチップからの単色性ピーク波長とLE
Dチップからの光によって励起され蛍光を発する蛍光物
質との組み合わせにより白色光を発光する蛍光体付き発
光ダイオードがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷陰極
管を利用した表示装置の光源を単に蛍光体付き発光ダイ
オードに置き換えると、意匠パネルの表示部から放出さ
れる光の輝度が低くなる場合がある。これは、LEDチ
ップからの光の一部が蛍光体を励起するために用いられ
てしまうためである。更に、導光板内に入射した光は、
反射部で繰り返し反射される際に一部が吸収されてしま
うので、更に輝度が下がる。輝度を上げるためには、光
を効率よく表示部から放出させればよいので、例えば表
示部に合わせて導光板の形状も種々の凹凸形状にする方
法が考えられるが、この方法では導光板の厚みが6mm
以上などと極めて厚みの厚いメーターパネルになってし
まい実用的でない。あるいは、使用するLEDの数を増
やして入射する光そのものを多くすることも考えられる
が、この方法では低消費電力のLEDを使用する意味が
ない。更に、蛍光体はLEDチップよりも劣化しやすい
ので、高電圧や高電流等の方法で輝度を上げることは、
蛍光体に過大な負荷を与えて劣化を促進することにな
り、表示板の寿命を短くしてしまう。したがって、本発
明は上記問題点を解決して、蛍光体付き発光ダイオード
を用いて高輝度発光可能な自発光型表示板を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は蛍光体を利用し
た発光ダイオードからの光を導光板を利用した特定構造
の表示板とすることにより色むらがなく、且つ効率よく
発光できることを見出し本発明を成すに至った。
【0007】すなわち、本発明の自発光型表示板は、第
1の主面と第2の主面とを有する略平板状の導光板と、
該導光板の側端部に設けられた発光ダイオードを有し、
該発光ダイオードから放出された光を導光板の端面から
入射させ、前記第2の主面側に設けられたディスプレイ
として表示させたい意匠形状の反射部によって反射させ
ると共に、該第2の主面と対向する第1の主面側に設け
られ、前記意匠形状に設けた表示部から放出させる自発
光型表示板である。特に発光ダイオードは発光素子と、
該発光素子からの発光波長により励起されて蛍光を発す
る蛍光物質を有し、又、第2の主面に設けられた反射部
は、第1の主面側に設けられた表示部よりも、大きく形
成されている自発光型表示板である。
【0008】本発明の請求項2に記載の自発光型表示板
は、反射部が光拡散剤が含有された樹脂層を有する。こ
れにより、より光利用効率の優れた自発光型表示板とす
ることができる。
【0009】本発明の請求項3に記載の自発光端表示板
は、発光ダイオードは少なくとも発光層が窒化物半導体
であるLEDチップからの可視光と、該LEDチップか
らの可視光により励起され蛍光を発するセリウムで付活
されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光
体からの混色光を発光する自発光型表示板である。
【0010】本発明の請求項4に記載の自発光型表示板
は、第2の主面に設けられた反射部が、第1の主面側に
意匠形状に設けられた表示部外周の外側0.3〜3.0
mmの位置と対向する位置に、反射部の外周がくるよう
に形成されている自発光型表示板である。反射部と表示
部の大きさを特定の関係にすることによって、視認され
る発光色のムラを抑え、かつ光を効率よく表示させるこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は導光板を構成する主面の
全面で発光ダイオードからの光を反射させるのではな
く、発光観測させる所望の意匠部に対応した部分で視認
側に反射させるものである。反射部を主面の全面ではな
く部分にすることによって、光利用効率が高くなるとと
もに、発光ダイオードから放出された光は導光板内で繰
り返し全反射される割合が増えるため、発光ダイオード
から放出される光自体の混色性が高まって導光板外部に
均一光が取り出されると考えられる。以下、各構成につ
いて詳述する。
【0012】(発光ダイオード101)発光ダイオード
は発光素子であるLEDチップと、発光素子からの発光
波長により励起されて蛍光を発する蛍光物質を具備する
ものである。従って、発光ダイオードは樹脂レンズなど
を持った砲弾型発光ダイオードやチップタイプLEDな
ど種々の構成とすることができる。
【0013】発光素子からの光及び蛍光物質からの光が
共に可視光であれば、発光素子からの比較的鋭い発光ピ
ークを持つ単色性ピーク波長と、蛍光物質からの比較的
ブロードな発光波長が混色された混色光を発光する発光
ダイオードとすることができる。特に、複数の蛍光物質
を有し、蛍光物質から放出される光が互いにRGB成分
を含む場合や、発光素子からの発光波長と蛍光物質から
の発光波長が互いに補色関係にあれば、白色系の光を発
光することができる。
【0014】具体的には、発光層に窒化物半導体(Al
xInyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を
用いたLEDチップから放出された青色光と、これによ
って励起され黄色の蛍光が発光可能なセリウムで付活さ
れたイットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光
体、例えば(YxGd1-x3(AlyGa1-y512:C
e蛍光体(但し、0≦x≦1、0≦y≦1)などからの
混色光により白色系などの発光色を発光させる白色発光
ダイオードが挙げられる。この発光ダイオードは、LE
Dチップからの単色性ピーク波長と蛍光体からのブロー
ドな発光との混色光が観測される。この他に、ペリレン
系誘導体を用いて、短波長の可視光である青色光や紫外
線により励起され、赤色が発光可能な蛍光染料及び緑色
が発光可能な蛍光染料を蛍光物質として利用することで
白色発光可能な発光ダイオードとすることもできる。
【0015】発光ダイオードは、例えばLEDチップか
らの発光波長及び蛍光物質からの光を効率よく外部に取
り出すため、反射壁として働く凹部内にLEDチップを
配置させると共に凹部内に蛍光物質を含有させた構成と
することができる。同様に、LEDチップの一部に蛍光
物質を層状に形成させた構成とすることもできる。何れ
にしても、蛍光物質の量が発光色に大きく寄与すると共
にその制御が難しく混色性が低下し色むらを生ずる場合
がある。
【0016】本発明においては、反射部は第2の主面全
面ではなく、第1の主面に意匠形状に設けられた表示部
に対向した位置に形成されている。そのため、導光板内
で繰り返し全反射される光の割合が増えるため反射部か
ら色ずれのより少ない発光を得ることができる。なお、
発光ダイオードは導光板と光学的に接続可能なものであ
り導光板に光を効率よく照射させ得るものが好ましい。
【0017】(発光素子)発光素子としては、種々のも
のを利用することができるがLEDチップからの発光波
長を蛍光物質により長波長に変換させる場合は効率よ
く、且つリニアリティー良く発光させることができる。
そのため、LEDチップは紫外線や可視光の短波長側で
発光可能なものが好ましく、比較的バンドギャップの大
きい半導体を利用することが好ましい。このような半導
体としては、ボロンナイトライド、ガリウムナイトライ
ドや炭化珪素などが挙げられる。このような半導体はM
OCVD法、HDVPE法や液相成長法などにより形成
させることができる。半導体の構造としてはpn接合、
ショトキー接合やMIS接合などが挙げられる。また、
活性層は単一量子井戸構造や多重量子井戸構造とするこ
ともできる。具体的LEDチップの層構成として窒化物
半導体の例を挙げる。
【0018】サファイア基板上に順次、バッファ層とし
て厚さ150ÅのGaN、1.5μmのアンドープのG
aN、n型コンタクト層として厚さ2.3μmでSiド
ープのn型GaN、次に、アンドープGaN層とSiド
ープのGaN層を20周期で成膜させた構成とする。な
お、超格子を構成する窒化物半導体層の不純物濃度が互
いに異なる変調ドープとしてある。
【0019】変調ドープした超格子の層上には活性層と
して厚さ250ÅのGaNと厚さ30ÅのInGaNを
6周期繰り返した多重量子井戸構造であり、両端がGa
Nである活性層を構成する。活性層上には、p型クラッ
ド層として厚さ40ÅでMgドープのAlGaNと厚さ
25ÅでMgドープのInGaNを5回繰り返した超格
子p型クラッド層、最後にp型コンタクト層としてMg
ドープのGaNとすることができる。p及びn型コンタ
クト層を露出させた後、各コンタクト上にそれぞれ電極
を形成させることでLEDチップを構成することができ
る。
【0020】(蛍光物質)蛍光物質を利用して比較的簡
単な構成で高輝度発光させるためには、発光素子の発光
する単色性のピーク波長は400nm以上530nm以
下が好ましい。具体的な蛍光物質としては、無機物質と
してRe3(Al,Ga)512:Ce(但し、Reは、
Y、Gd、Smから選択される少なくとも一種)や有機
物質としてペリレン系誘導体などを好適に挙げることが
できる。発光層に窒化物半導体を用いたLEDチップか
ら発光した光と、蛍光体から発光する光が互いに補色関
係などにある場合、白色系の発光色表示を行うことがで
きる。特に、蛍光体のボディーカラーが黄色に着色して
いればLEDチップからの青色発光を効率よく吸収する
ことができる。同様に、発光ダイオードから放出される
光のうち、R(赤色)G(緑色)B(青色)などの各発
光スペクトルを調整する目的で他の蛍光色を発光可能な
蛍光体を含有等させ所望の発光色とすることもできる。
【0021】蛍光体のうちセリウムで付活されたイット
リウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体は、ガーネ
ット構造のため、熱、光及び水分に強く、励起スペクト
ルのピークが450nm付近にさせることができる。ま
た、発光ピークも530nm付近にあり700nmまで
裾を引くブロードな発光スペクトルを持つ。しかも、組
成のAlの一部をGaで置換することで発光波長が短波
長側にシフトし、また組成のYの一部をGdで置換する
ことで、発光波長が長波長側へシフトする。このように
組成を変化することで発光色を連続的に調節することが
可能である。したがって、長波長側の強度がGdの組成
比で連続的に変えられるなど窒化物半導体の青色系発光
を白色系発光に変換する発光ダイオードとしての理想条
件を備えている。
【0022】このようなセリウムで付活されたイットリ
ウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体は、Y、G
d、Ce、Al及びGaの原料として酸化物、又は高温
で容易に酸化物になる化合物を使用し、それらを化学量
論比で十分に混合して原料を得る。又は、Y、Gd、C
eの希土類元素を化学量論比で酸に溶解した溶解液を蓚
酸で共沈したものを焼成して得られる共沈酸化物と、酸
化アルミニウム、酸化ガリウムとを混合して混合原料を
得る。これにフラックスとしてフッ化アンモニウム等の
フッ化物を適量混合して坩堝に詰め、空気中1350〜
1450°Cの温度範囲で2〜5時間焼成して焼成品を
得、次に焼成品を水中でボールミルして、洗浄、分離、
乾燥、最後に篩を通すことで得ることができる。
【0023】蛍光体は上述の異なる発光色を発光する2
種類以上の蛍光体を用いるほか、同種系の発光色を発光
する2種類以上の蛍光体を用いることもできる。即ち、
Re 3(Al,Ga)512:Ceフォトルミネセンス蛍
光体を例に挙げると、Al、Ga、Y及びGdの含有量
が異なる2種類以上のRE3(Al,Ga)512:Ce
蛍光体を混合させてRGBの波長成分を増やすことがで
きる。
【0024】(導光板103)導光板はマクロ的には点
光源とみなされる発光ダイオードから放出された光を導
入させて、内部で導波させると共に所望の意匠形状に好
適に発光させることができるものである。目的に応じて
矩形、楕円、円形等の種々の形状のパネルとすることが
でき、例えば、車載用などスペース的に制限の多いメー
ターパネルに合わせて種々の形状とすることができる。
厚みも常に均一にする必要はなく、発光ダイオードから
離れるにつれ厚くすることもできるし、逆に薄くするこ
ともできる。導光板の厚みを発光ダイオードから離れる
につれ徐々に薄くすることで、均一光を放出させること
ができる。
【0025】また、導光板は光利用効率を向上させるた
めに発光ダイオードと接続される端面及び発光観測され
る第1の主面表面及びそれに対向する第2の主面を除き
チタン酸バリウムや酸化アルミニウム等の拡散剤を含有
する樹脂やアルミニウム、銀など金属や合金から構成す
ることができる反射材で被覆することが好ましい。導光
板は全反射、反射及び拡散などを利用することにより、
導光板上の主面において必要な箇所のみ所望の光を放出
することができる。そのため光透過率の高い材料を用い
ることが好ましい。導光板は突起部を形成させた後、切
り出しにより形成させることもできるし金型で個々の形
状や大きさに直接形成させることもできる。このような
導光板の具体的材料としてはアクリル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂等の透光性樹脂や硝子など種々のものが挙げ
られる。
【0026】(意匠パネル102)意匠パネルは導光板
からの発光が観測される第1の主面側に設けられてお
り、所望の形状の表示部を設けてある。表示部は光を放
出させることが可能なように、切り抜いたり、あるいは
透光性の部材を用いて形成させても良い。導光板に入射
した光は、直接あるいは反射を繰り返して導光板の第2
の主面側に形成された意匠反射部で反射され、表示部か
ら放出される。意匠パネルの導光板側(裏面)は反射性
の高い金属等で形成された鏡面であることが好ましい。
これは光の吸収を抑制し、より効率よく反射させて輝度
の低下を抑制するとともに、発光素子からの発光と蛍光
物質からの発光の混色度を高めて発光観測面から視認さ
れる発光色の均一性をよくするためである。また、発光
観測面側(表面)は黒色顔料を含有させた暗色系の樹脂
で着色することが好ましい。これは表示部から発せられ
る光のコントラストを良くし、視認し易くするためであ
る。
【0027】(反射部104)反射部とは発光ダイオー
ドから導光板内に入射した光を導光板の第1の主面側に
向けて反射させる部位のことである。具体的には、導光
板の第1の主面と対向する第2の主面上に、反射性の金
属や拡散剤が含有された樹脂などを印刷等の方法により
形成させた部位のことである。反射部は、遮光性が高
く、発光ダイオードから放出される光を効率よく反射可
能な材質であれば、種々のものを利用することができ、
例えば、酸化チタンや、チタン酸バリウムや酸化アルミ
ニウムなどの拡散剤を含有した樹脂等があげられる。
又、反射部の大きさは、第1の主面側に設けられた表示
部よりわずかに大きく形成することが好ましい。
【0028】反射部と表示部の大きさが同じであった場
合、視認される光に色むらが生じることがある。たとえ
ば、発光素子としてGaNを、蛍光物質として(Y、G
d) 3Al512:Ce蛍光体(以下、YAG蛍光体)を
用いた白色発光ダイオードを光源として用いた場合、図
5(b)のように表示部だけが青っぽくなった、色調の
不均一な発光が観測されることがある。これは、同じ反
射部でも平端部とエッジ部では光の反射に対して異なる
性質を示すためであり、あるいは又、発光素子(Ga
N)から発せられる光と蛍光物質(YAG)から発せら
れる光の性質が異なるためであると考えることができ
る。何れにせよ、反射部のエッジ部に発光ダイオードか
ら発せられる白色光が当たると、GaNからの青色発光
成分が強く反射され、結果として、意匠パネルの表示部
のエッジだけが青く光るという問題を引き起こすのであ
る。
【0029】そこで、図5(a)のように反射部の大き
さが表示部よりも大きくなるようにした場合、反射部の
エッジ部に当たった白色光から、青色発光成分が反射さ
れても、意匠パネル裏面で導光板内部に向けて再反射さ
せることができる。つまり、エッジ部で反射された青色
発光が、直接表示部から放出されるのを抑制することが
できるのである。これにより、色ムラを抑えることがで
きる。
【0030】従って、無駄な反射を抑えて、均一な発光
色を得るためには、反射部は第1の主面側に意匠形状に
設けられた表示部よりも大きく形成することが好まし
い。しかし、大きければ良いというわけではない。例え
ば、反射部が導光板の第2の主面全体に設けられている
場合、光は反射部によって繰り返し反射されるうちに吸
収され、発光輝度が下がる。実際に視認されるのは意匠
パネルの表示部から放出される光のみなので、表示部に
対向する位置に反射に必要な最小限の大きさの反射部を
形成することで、無駄な吸収を抑えることができる。色
ムラを抑え、かつ輝度を高くするためには、反射部は表
示部よりわずかに大きければよい。どれくらい大きくす
れば良いのかは用いる導光板の厚さにもよるが、例えば
厚さ2〜3mmの導光板の場合は、表示部外周の外側
0.3〜3.0mmの位置と対向する位置に、反射部の
外周がくるように形成することが好ましい。反射部と表
示部の外周間の距離が0.3mmよりも小さいと、青色
発光成分を再反射させる効果が少ない、つまり色ムラを
抑える効果が少なく、又、3.0mmより大きいと、無
駄な反射が増えて輝度の低下を招くので好ましくない。
【0031】(反射材105、107)導光板に導入し
た発光ダイオードからの光は、導光板内で反射を繰り返
すうちに一部は導光板外に放出される。反射材はこの光
を吸収せずに再反射するための部位であり、第1の主面
の意匠表示部、第2の主面の反射部を除く部分、及び端
面に好適に設けることができる。又、導光板の端部では
導波してきた光が外部に漏れ出易いため発光観測面側の
一部まで被覆することもできる。材質としては、遮光性
が高く、発光ダイオードから放出される光に対して効率
よく反射可能なものであれば種々のものを利用すること
ができ、反射部と同様の材質のものやアルミニウム箔な
どの金属や合金からなるシート状や板状、又はテープ状
等のものを用いることができる。以下、本発明の具体的
実施例に基づいて詳述する。
【0032】
【実施例】(実施例1)本発明の表示板例として車載用
メーターが挙げられる。このような車載用メーターの具
体的構造を図1及び図2に示す。図1は車載用メーター
の正面図を示し、図2は図1のXX断面を示す。図2
中、予め厚さ約1mm、縦横50mm×50mmの意匠
パネルを白色顔料を含有させたアクリル樹脂により形成
させ、発光観測面となる面には、黒色顔料を含有させた
樹脂で着色する。この意匠パネルに所望の形状の意匠表
示部を形成させる。
【0033】厚さ約2mmの導光板をアクリル樹脂によ
り形成させる。導光板の第2の主面上に、第1の主面側
に設置する意匠パネルの表示部の外周の外側0.5mm
の位置と対向する位置に、反射部の外周がくるように反
射部を印刷により形成させる。印刷時には、酸化チタン
(平均粒径約0.3μm)とアクリル樹脂を7:3で混
合させた光拡散インクを用いた。さらに、光拡散インク
を硬化させ、その上にマスクを利用してアルミニウムを
真空蒸着法を利用して蒸着させ反射部を構成させる。反
射部となる断面は、導光板上に形成された反射材料、反
射材入り樹脂上に形成された金属層が形成されている。
他方、導光板にメーターの目盛などを表示する反射部以
外は導光板表面が全反射可能な平滑面を持っている。ま
た、導光板の厚み方向における端面は発光ダイオードと
光学的に接続される端面を除いて反射材としてアルミニ
ウム薄膜で被覆してある。
【0034】次に導光板の反射部を発光させるための白
色発光ダイオードを導光板の短辺となる側面に左右各1
0個づつ配置させる。白色発光ダイオードは、発光層に
窒化物半導体を利用し青色単色性ピーク波長が発光可能
なLEDチップを用いてある。LEDチップはサファイ
ア基板上に窒化ガリウムを低温で成膜させたバッファ
層、n型電極が形成されるSiドープ窒化ガリウムをア
ンドープ窒化ガリウムで挟んだn型コンタクト層、窒化
インジウムガリウムを量子効果が生ずるとされる3nm
とさせた発光層、Mgドープ窒化アルミニウムガリウム
であるp型クラッド層、Mgドープ窒化ガリウムである
p型コンタクト層をMOCVD法を用いて積層させた構
造となっている。各コンタクト層上には金やアルミニウ
ムなどにより電極を形成させてある。
【0035】LEDチップはマウントリードのカップ内
にエポキシ樹脂によりダイボンド固定されると共に各コ
ンタクト層上に設けた電極と金線を利用してマウントリ
ード及びインナーリードとをそれぞれワイヤボンド接続
させてある。リード電極に電流を流すことによりLED
チップから青色(発光波長470nm)の単色性ピーク
波長が観測される。マウントリードのカップ内にはLE
Dチップからの青色光により励起され黄色光が発光可能
な蛍光体としてセリウムで付活されたイットリウム・ア
ルミニウム・ガーネット系蛍光体((Y0.8Gd0.23
Al512:Ce)をエポキシ樹脂中に混合させて配置
させた。LEDチップ、蛍光体、ワイヤ及びマウントリ
ードとインナーリードの一部をエポキシ樹脂をモールド
部材として被覆させ白色発光可能な発光ダイオードを形
成させてある。白色発光ダイオードを上述の如く透光性
粘着テープで導光板の端面に接続させる。透光性粘着テ
ープが接触した面以外は反射性の高いチタン酸バリウム
含有のアクリル樹脂で被覆してある。
【0036】各白色発光ダイオードを直列に接続させ5
V、20mAで20個点灯させた。反射部で構成させた
メーターの目盛に相当する意匠部の輝度を測定させたと
ころ900cd/m2であった。意匠表示部における色
むらは観測されなかった。
【0037】(実施例2)導光板として厚さ3mmのア
クリル樹脂を用い、導光板の第2の主面上に、第1の主
面側に設置する意匠パネルの表示部の外周の外側3.0
mmの位置と対向する位置に、反射部の外周がくるよう
に反射部を印刷により形成させる以外は、実施例1と同
様にして本発明の自発光型表示板を得た。各白色発光ダ
イオードを直列に接続させ5V、20mAで20個点灯
させた。反射部で構成させたメーターの目盛に相当する
意匠部の輝度を測定させたところ800cd/m2であ
った。意匠表示部における色むらは観測されなかった。
【0038】(比較例1)反射部の大きさを、表示部と
同じにする以外は実施例1と同様に表示板を作成した。
発光ダイオードを点灯させたところ同様に発光を確認す
ることができたものの、意匠表示部のエッジ部に青みが
かった発光が観測された。
【0039】
【発明の効果】本発明は、導光板は端部から導入された
発光ダイオードからの光を均一、かつ高輝度に導光板か
ら放出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表示板として車載用メーターの模式
的正面図を示す。
【図2】 図2は図1のXX断面における模式的断面図
を示す。
【図3】 本発明と比較のために示す車載メータの模式
的断面図である。
【図4】 図4は図3のXX断面における模式的断面図
を示す。
【図5】 (a)本発明のと比較のために示す反射部と
表示部の間の光の反射を説明するための模式断面図を示
す。 (b)本発明の反射部と表示部の間の光の反射を説明す
るための模式断面図を示す。
【符号の説明】
100・・・自発光型表示板 101・・・蛍光物質を有する発光ダイオード 102・・・意匠パネル 112・・・意匠パネル裏面の金属 122・・・意匠パネル表面の黒色に着色した樹脂層 103・・・導光板 104・・・意匠パネルに設けられた意匠表示部 105・・・反射材となる白色樹脂筐体 106・・・メータ軸を通す貫通孔 107・・・遮光性の反射材 108・・・反射部 118・・・光拡散剤含有の樹脂層 128・・・金属層 300・・・自動車メータパネル 301・・・冷陰極管 302・・・意匠パネル 312・・・意匠パネル裏面の金属 322・・・意匠パネル表面の黒色に着色した樹脂層 303・・・導光板 304・・・意匠パネルに設けられた意匠表示部 305・・・白色樹脂筐体 306・・・メータ軸を通す貫通孔 311・・・集光板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の主面と第2の主面とを有する略平
    板状の導光板と、該導光板の側端部に設けられた発光ダ
    イオードを有し、該発光ダイオードから放出された光を
    導光板の端面から入射させ、前記第2の主面側に設けら
    れたディスプレイとして表示させたい意匠形状の反射部
    によって反射させると共に、該第2の主面と対向する第
    1の主面側に設けられ、前記意匠形状に設けた表示部か
    ら放出させる自発光型表示板であって、 前記発光ダイオードは発光素子と、該発光素子からの発
    光波長により励起されて蛍光を発する蛍光物質を有する
    と共に、 前記第2の主面に設けられた反射部は、前記第1の主面
    側に設けられた表示部よりも、大きく形成されているこ
    とを特徴とする自発光型表示板。
  2. 【請求項2】 前記反射部は光拡散剤が含有された樹脂
    層を有する請求項1に記載の自発光型表示板。
  3. 【請求項3】 前記発光ダイオードは少なくとも発光層
    が窒化物半導体であるLEDチップからの可視光と、該
    LEDチップからの可視光により励起され蛍光を発する
    セリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガ
    ーネット系蛍光体からの混色光を発光する請求項1又は
    請求項2に記載の自発光型表示板。
  4. 【請求項4】 前記第2の主面に設けられた反射部は、
    前記第1の主面側に設けられた表示部外周の外側0.3
    〜3.0mmの位置に対向する位置に、該反射部の外周
    がくるように形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3に記載の自発光型表示板。
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