JP2001021213A - 給湯設備 - Google Patents

給湯設備

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JP2001021213A
JP2001021213A JP19571299A JP19571299A JP2001021213A JP 2001021213 A JP2001021213 A JP 2001021213A JP 19571299 A JP19571299 A JP 19571299A JP 19571299 A JP19571299 A JP 19571299A JP 2001021213 A JP2001021213 A JP 2001021213A
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豊 吉田
Makoto Sano
真 佐野
Yoshinori Okada
美紀 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽熱温水器の機能を十分に活用することが
でき、かつ、各戸におけるコストの低減を図ることがで
きる集合住宅に適応可能な給湯設備を提供する点にあ
る。 【解決手段】 太陽熱温水器2と、その太陽熱温水器2
から供給される湯水および給水される水を加熱して給湯
する給湯器3とが設けられた給湯設備であって、給湯器
3が複数設けられ、それら複数の給湯器3が太陽熱温水
器2を共用するように、太陽熱温水器2が複数の給湯器
3に湯水を供給するように設けられている給湯設備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽熱温水器と、
その太陽熱温水器から供給される湯水および給水される
水を加熱して給湯する給湯器とが設けられた給湯設備に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような給湯設備は、通常、一戸建
て住宅に用いられ、太陽熱温水器からの湯水をひとつの
給湯器に供給して、その給湯器から給湯するように、太
陽熱温水器と給湯器とが一対一の対応をとっている。そ
して、太陽熱温水器にて回収される熱量は、気候や天候
などに大きく左右されるので、太陽熱温水器にて回収さ
れる熱量が使用する熱量に対して不足するときには、給
湯器にて加熱するようにして、太陽熱温水器にて回収さ
れる熱量が使用する熱量に対して余剰のときには、給水
される水を混合するようにして、所要の熱量を得るよう
にしているものが知られている(例えば、特開平7−1
13547号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の給湯設備を集合
住宅に単に適応すると、太陽熱温水器と各戸の給湯器と
が一対一の対応をとる形態、つまり、各戸に太陽熱温水
器を各別に設ける形態となる。しかしながら、各戸に太
陽熱温水器を設けるものでは、各戸に太陽熱温水器を設
置するためのコストがかかるとともに、旅行などによっ
て給湯器を使用することのない戸があると、その戸にお
ける太陽熱温水器にて回収された温水の熱量が使用され
ることなく放熱されるだけで、太陽熱温水器の機能を十
分に活用することができないものとなる。
【0004】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、太陽熱温水器の機能を十分に活
用することができ、かつ、各戸におけるコストの低減を
図ることができる集合住宅に適応可能な給湯設備を提供
する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、太陽熱温水器と、
その太陽熱温水器から供給される湯水および給水される
水を加熱して給湯する給湯器とが設けられた給湯設備に
おいて、給湯器が複数設けられ、それら複数の給湯器が
太陽熱温水器を共用するように、太陽熱温水器が複数の
給湯器に湯水を供給するように設けられている。つま
り、例えば、集合住宅に適応したときに、給湯器を備え
る各戸に太陽熱温水器を設けるのではなく、各戸が備え
る給湯器に太陽熱温水器からの温水を供給させるように
して、各戸が太陽熱温水器を共用するようにできるか
ら、太陽熱温水器を設置するための各戸におけるコスト
の低減を図ることができるとともに、太陽熱温水器にお
ける温水を、複数の給湯器に必ずしも分配供給するので
はなく、例えば、旅行等で一時的に温水を使用しない戸
があれば、その分の温水をその他の給湯器に供給させる
ようにして、太陽熱温水器の機能を十分に活用すること
も可能となるのであり、もちろん、各戸で共用する太陽
熱温水器における熱量回収能力を集合住宅の全戸数に応
じて適宜変更することによって、太陽熱温水器の機能を
最大限に活用することも可能となるのであり、もって、
集合住宅に適応して有効に使用できる給湯設備を提供で
きた。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、太陽熱温
水器から複数の給湯器への湯水供給を管理する運転制御
手段が、複数の給湯器それぞれからの温水要求情報に基
づいて、複数の給湯器への湯水供給を制御するように構
成されている。つまり、例えば集合住宅に適応したとき
に、各戸における温水要求の状況に合わせて太陽熱温水
器における温水を各戸に供給させるようにすることがで
きるものとなるから、例えば、複数の給湯器のうちで、
太陽熱温水器における温水の使用要求がある給湯器のみ
に、太陽熱温水器からの温水を同量ずつ分配供給させる
ようにして、太陽熱温水器の温水を各戸が自由に使用で
きるようにした場合における、各戸の温水使用量に不平
等な差が発生する虞を無くして、太陽熱温水器における
温水を温水要求のある各戸に極力平等に供給することが
可能になる等、各戸への温水供給を一層良好に行うこと
が可能となる。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、運転制御
手段が、太陽熱温水器における温水の熱量保有情報と温
水要求情報とに基づいて、複数の給湯器への湯水供給を
制御するように構成されている。つまり、太陽熱温水器
における温水を、複数の給湯器それぞれからの温水要求
情報のみに基づいて、複数の給湯器に湯水を供給する
と、太陽熱温水器における熱量が温水要求情報を満たす
だけの熱量まで回収されていないときでも、その温水要
求情報のある給湯器に湯水が単に供給されることにな
り、湯水を要求する給湯器のうちには、充分に温度上昇
されていない湯水が供給される虞があるが、複数の給湯
器それぞれからの温水要求情報に加えて、太陽熱温水器
における温水の熱量保有情報をも加味した状態で、太陽
熱温水器における温水を複数の給湯器に供給するように
するから、例えば、太陽熱温水器における熱量が、温水
要求情報を満たすだけの熱量まで回収されていないとき
には、その温水要求情報のある給湯器への湯水の供給を
抑制するようにして、各給湯器に温水要求情報が満たさ
れていない湯水が供給されるのを防止することができる
等、各給湯器への湯水供給を一層良好に行えるものとな
る。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、複数の給
湯器それぞれが、供給される湯水にて浴槽への湯張り運
転を実行するように構成され、運転制御手段が、熱量保
有情報としての、太陽熱温水器における温水の温度情
報、複数の給湯器それぞれからの温水要求情報、およ
び、複数の給湯器に対して温水を供給する優先順位情報
に基づいて、温水の温度が設定供給温度になるに伴っ
て、温水要求がある給湯器のうちで、優先順位が高い給
湯器ほど先に温水を供給する状態で、順次温水を供給す
るように構成されている。つまり、太陽熱温水器におけ
る温水の温度が設定供給温度になるたびに、温水要求が
ある給湯器のうちで、優先順位が高い給湯器ほど先に温
水を供給する状態で、順次温水を供給するので、太陽熱
温水器にて繰り返し温水に熱量を回収することができる
とともに、太陽熱温水器における温水の温度を設定供給
温度未満にすることができる。したがって、太陽熱温水
器にて繰り返し温水に回収される熱量を活用することが
できるとともに、太陽熱温水器における湯水の温度が低
いほど太陽熱温水器の集熱効率が高いことを利用して、
太陽熱温水器の集熱効率を高くすることができ、太陽熱
温水器の機能を効率よく活用することができる。
【0009】請求項5に記載の発明によれば、給湯器
が、追焚き運転可能に構成されて、設定入浴開始時刻に
浴槽の湯水の温度が設定温度になるように追焚き運転を
実行するように構成されている。つまり、設定入浴開始
時刻には、浴槽の湯水の温度を設定温度にするために、
放熱された熱量を追焚きすることができるので、太陽熱
温水器の機能を活用しながら、所望の湯張りを行うこと
ができる。
【0010】請求項6に記載の発明によれば、運転制御
手段が、外部からの気象予測情報および温水要求情報に
基づいて、太陽熱温水器がその日に温水に回収する熱量
に比べて、温水要求がある給湯器の全てに設定供給温度
の温水を供給するのに必要とする温水の熱量が小さいと
きには、温水の温度が設定供給温度に達しても温水供給
開始を遅延させるように構成されている。したがって、
温水要求がある給湯器の全てに設定供給温度の温水を供
給しても、太陽熱温水器にてその日に温水に回収する熱
量に余裕があるときには、水の温度が設定供給温度に達
しても温水供給開始を遅延させて、浴槽への湯張りを開
始する時刻を極力設定入浴時間に近づけて、浴槽に供給
された温水の放熱量を極力少なくすることができる。
【0011】請求項7に記載の発明によれば、運転制御
手段が、外部からの気象予測情報および温水要求情報に
基づいて、太陽熱温水器がその日に温水に回収する熱量
に比べて、温水要求がある給湯器の全てに設定供給温度
の温水を供給するのに必要とする温水の熱量が大きいこ
とを判別し、かつ、温水の温度に比べて給水される水の
温度が低いときには、温水の温度が設定供給温度未満で
も設定時刻になると温水供給を開始するように構成さ
れ、給湯器が、供給される温水を設定供給温度に加熱し
ながら湯張り運転を実行するように構成されている。つ
まり、太陽熱温水器における温水の温度が給水温度より
も高いときには、太陽熱温水器にて温水に熱量が回収さ
れているので、太陽熱温水器における温水の温度が設定
供給温度以上になるか否かにかかわらず、設定時刻にな
ると湯張りを開始することによって、太陽熱温水器にて
温水に回収されている少しの熱量でも活用することがで
きる。したがって、太陽熱温水器における温水の温度が
設定供給温度未満であると給水される水を給湯器にて加
熱して湯張りを行うものと比べて、複数の給湯器におけ
る燃料ガスなどの消費量を少なくすることができ、給湯
設備全体としてのエネルギー消費量を低減することがで
きる。
【0012】請求項8に記載の発明によれば、運転制御
手段が、複数の給湯器のそれぞれについての温水供給量
の積算量を管理して、その積算量が少ない給湯器ほど優
先順位情報を高くするように構成されている。つまり、
湯水供給量の積算量が少ない給湯器ほど優先順位情報を
高くすることによって、複数の給湯器のそれぞれの湯水
供給量を平均化することができるので、集合住宅に適応
したときに、各戸で太陽熱温水器から供給される湯水の
湯水供給量を平均化することができる。
【0013】請求項9に記載の発明によれば、運転制御
手段が、複数の給湯器のそれぞれについての加熱作動が
正常であるか否かを管理して、加熱作動を正常に実行で
きない給湯器の優先順位情報を高くするように構成され
ている。つまり、複数の給湯器のそれぞれについての加
熱作動が正常であるか否かにかかわらず、優先順位を設
定するようにするものでは、加熱作動を正常に実行でき
ない給湯器に対応する浴槽で入浴ができなくなる虞があ
るが、太陽熱温水器の温水を加熱作動を正常に実行でき
ない給湯器に優先して供給することによって、加熱作動
を正常に実行できない給湯器に対応する浴槽でも入浴を
行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明にかかる給湯設備を集合住
宅に適応した例を図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕この給湯設備は、図1に示すように、
複数枚のソーラーパネル1を備えた太陽熱温水器2およ
び複数の給湯器3から構成され、それら複数の給湯器3
が太陽熱温水器2を共用するように、太陽熱温水器2が
複数の給湯器3に太陽熱温水路26を通して湯水を供給
するように設けられ、太陽熱温水器2から複数の給湯器
3への湯水供給を管理する運転制御手段としての太陽熱
温水管理装置4が設けられている。
【0015】前記太陽熱温水器2は、集合住宅の屋上な
どに設置され、3枚のソーラーパネル1と、太陽熱温水
器2における温水の熱量保有情報を太陽熱温水管理装置
4に通信するソーラー用通信装置6とから構成され、ソ
ーラーパネル1のそれぞれには、太陽熱にて加熱された
温水の温度を検出するソーラーサーミスタ7が2つずつ
設けられている。また、ソーラーパネル1から複数の給
湯器3に供給された湯水量を給水路10を通して補給す
るとともに、複数の給湯器3に給水路10を通して給水
する貯水槽5が設けられ、この貯水槽5には、その貯水
槽5内の水の温度を検出する貯水温サーミスタ8が設け
られている。
【0016】前記複数の給湯器3のそれぞれは、太陽熱
温水管理装置4と通信可能な給湯用コントローラ9によ
り運転が制御され、給水される水を給湯栓11aやシャ
ワー11bなどに給湯する一般給湯運転、給水される水
または太陽熱温水器2から供給される湯水にて浴槽12
へ湯張りする湯張り運転、および、設定入浴開始時刻に
なると湯張り温度が設定温度になるように追焚きする追
焚き運転のそれぞれの運転を実行するように構成されて
いる。
【0017】そして、前記太陽熱温水管理装置4は、図
2に示すように、外部情報を入手可能なパソコンなどで
構成され、複数の給湯器3にそれぞれ設けられているリ
モコンRにて設定される予約湯張りの有無、予約湯張り
設定量、予約湯張り設定温度、および、予約湯張り時刻
を、複数の給湯器3のそれぞれからの温水要求情報とし
て、その温水要求情報を給湯用コントローラ9との間で
通信可能に、かつ、ソーラーパネル1のそれぞれに2つ
ずつ設けられているソーラーサーミスタ7の検出温度
を、太陽熱温水器における温水の熱量保有情報として、
ソーラー用通信装置6との間で通信可能に構成されてい
る。また、太陽熱温水管理装置4は、複数の給湯器3の
それぞれからの温水要求情報、太陽熱温水器2における
温水の熱量保有情報、および、複数の給湯器3に対して
温水を供給する優先順位情報に基づいて、温水温度が設
定供給温度になるに伴って、温水要求がある給湯器3の
うちで、優先順位が高い給湯器3ほど先に温水を供給す
る状態で、順次温水を供給するように構成されている。
【0018】つまり、太陽熱温水管理装置4は、複数の
給湯器3のそれぞれにおける予約湯張りの有無、予約湯
張り設定量、予約湯張り設定温度、および、予約湯張り
時刻をすべての給湯器3から受信して、すべての給湯器
3の湯張りに関する予約状況を管理する。そして、すべ
てのソーラーサーミスタ7の検出温度をソーラー用通信
装置6から受信して、そのすべての検出温度を平均して
太陽熱温水器2における温水温度を演算し、その温水温
度が設定供給温度になるに伴って、予約湯張りがある給
湯器3のうちで、優先順位の高い給湯器3の給湯用コン
トローラ9から順に温水供給許可信号を送信するように
している。
【0019】具体的に説明すると、温水温度が設定供給
温度になると、太陽熱温水器2における温水の保有熱量
Qsを下記〔数1〕に基づいて演算し、優先順位に基づ
いてn番目の給湯器3の要求熱量Qkを下記〔数2〕に
基づいて演算する。そして、保有熱量Qsが要求熱量Q
k以上であると、太陽熱温水器2における温水を優先順
位がn番目の給湯器3に供給するように、その優先順位
がn番目の給湯器3における給湯用コントローラ9に温
水供給許可信号を送信する。
【0020】
【数1】Qs=Vs×(Th−Tc)
【0021】
【数2】Qk=Vk×(Ts−Tc)
【0022】なお、Vsはソーラーパネルの温水容量、
Thはすべてのソーラーサーミスタ7による平均温度、
すなわち温水温度、Tcは貯水温サーミスタ8による検
出温度、すなわち給水温度、Vkはn番目の給湯器3に
おける予約湯張り設定量、Tsはn番目の給湯器3にお
ける予約湯張り設定温度を示している。つまり、温水温
度が設定供給温度になると、太陽熱温水器2における温
水の保有熱量Qsにてn番目の給湯器3の要求熱量Qk
を満たせるだけ、複数の給湯器3に太陽熱温水器2にお
ける温水を供給するようにしている。
【0023】また、太陽熱温水管理装置4は、優先順位
情報を管理するように構成され、複数の給湯器3のそれ
ぞれについて温水供給量の積算量および加熱作動が正常
であるか否かを管理して、その積算量が少ない給湯器3
ほど優先順位を高くするように、かつ、加熱作動を正常
に実行できない給湯器の優先順位を高くするように構成
されている。
【0024】このようにして、太陽熱温水器2における
温水の温度が設定供給温度になるたびに、温水要求があ
る給湯器3のうちで、優先順位が高い給湯器3ほど先に
温水を供給する状態で、順次温水を供給するので、太陽
熱温水器2にて繰り返し温水に熱量を回収することがで
きるとともに、太陽熱温水器2における温水の温度が設
定供給温度未満にすることができる。したがって、太陽
熱温水器2にて繰り返し温水に回収される熱量を活用す
ることができるとともに、太陽熱温水器2における温水
の温度が設定供給温度未満にして、太陽熱温水器2の集
熱効率を高くすることができ、太陽熱温水器2を効率よ
く活用することができる。
【0025】また、太陽熱温水管理装置4は、前記温水
温度が設定供給温度に達しないときでも、ソーラーパネ
ル1にて吸熱可能な限界時刻すなわち吸熱可能限界時刻
になると、前記温水温度が貯水温サーミスタ8による検
出温度よりも高いか否かを判別する。そして、前記温水
温度が貯水温サーミスタ8による検出温度よりも高いと
きには、ソーラーパネル1にて加熱されている温水の全
量を複数の給湯器2に供給するように、優先順位の高い
給湯器3の給湯用コントローラ9から順に温水供給許可
信号を送信するようにしている。そして、この場合に
は、温水供給許可信号を受信している給湯器3におい
て、太陽熱温水器2における温水にて予約湯張り設定量
の湯張りが行われないときには、貯水槽5から給水され
る水を加熱して予約湯張り設定量の湯張りを行うように
している。なお、吸熱可能な限界時刻については、外部
からの気象予測や季節など各種の情報に基づいて設定さ
れるものであり、適宜変更が可能である。
【0026】したがって、太陽熱温水器2にて温水に十
分な熱量が回収できないときでも、太陽熱温水器2にて
温水に少しでも熱量が回収されたときには、その熱量を
有効に活用するように複数の給湯器3に供給することが
でき、より一層効率よく活用することができる。
【0027】この実施形態では、5つの給湯器3を設け
るようにしているが、この5つの給湯器3は同じ構成で
あるので、そのひとつの給湯器3について説明を加え
る。この給湯器3は、図3〜6に示すように、貯水槽5
から給水される水が給水路10を通して供給されて加熱
され、または、太陽熱温水器3から供給される湯水が太
陽熱温水路26を通して供給されて加熱され、加熱後の
湯水を給湯路11または浴槽12に供給する給湯用熱交
換器13と、浴槽12内の湯水を加熱して追焚きする追
焚用熱交換器14とを備えている。これら給湯用熱交換
器13と追焚用熱交換器14は、単一のガスバーナ15
で加熱するように構成されている。
【0028】前記給湯用熱交換器13と追焚用熱交換器
14を加熱するガスバーナ15には、多段式のバーナ
で、一般家庭用の燃料ガスを供給するガス供給路16が
3系統に分岐して接続され、それぞれのガス供給路16
にガスの供給を断続する切替え電磁弁17が設けられ、
分岐箇所よりも上流側のガス供給路16に、燃料ガス供
給量を調整する電磁式のガス比例弁18、燃料ガスの供
給を断続する断続弁19などが設けられている。そし
て、ガスバーナ15に燃焼用空気を供給する燃焼用ファ
ン20も設けられ、ガスバーナ15の近くには、ガスバ
ーナ15に対する点火動作を実行する点火用のイグナイ
タ21、ガスバーナ15に着火されたか否かを検出する
フレームロッド22などが設けられている。
【0029】前記給水路10には、給水温度を検出する
給水サーミスタ23と給水量を検出する水量センサ24
とが設けられ、給水サーミスタ23と水量センサ24よ
り下流側の給水路10と給湯路11とが、給湯用熱交換
器13を迂回するように給水バイパス路25を介して接
続されている。そして、給水バイパス路25と給水路1
0との接続箇所よりも下流側の給水路10には、太陽熱
温水器2からの湯水を供給する太陽熱温水路26が接続
され、この太陽熱温水路26には、太陽熱温水器2から
供給される湯水の温度を検出する太陽熱温水サーミスタ
27と、太陽熱温水器2から供給される湯水量を検出す
る太陽熱温水量センサ28とが設けられている。
【0030】また、給水路10と太陽熱温水路26との
接続箇所には、給水路10からの水を給湯用熱交換器1
3に供給する状態と太陽熱温水器2から供給される湯水
を給湯用熱交換器13に供給する状態とに切換え自在な
供給切換弁29が設けられている。さらに、給湯路11
には、上流側から順に、給湯用熱交換器13からの湯水
の温度を検出する給湯サーミスタ30と、給湯用熱交換
器13からの湯量と給水バイパス路25からの水量との
混合比を調整するミキシング弁31と、ミキシング弁3
1により混合された後の湯水の温度を検出する出湯サー
ミスタ32と、湯水の量を調整する水比例弁33と、一
般給湯の割込みを検出する割込み水量センサ34とが設
けられている。また、ミキシング弁31は、給水バイパ
ス路25と給湯路11との接続箇所に設けられ、水比例
弁33と割込み水量センサ34の間の給湯路11には、
給湯路11からの湯水を浴槽12に供給するための風呂
用の湯水供給路35が分岐接続されている。
【0031】前記追焚用熱交換器14には、浴槽12か
らの浴槽用戻り路36と浴槽用往き路37が接続され、
浴槽用戻り路36と浴槽用往き路37とは風呂アダプタ
38を介して浴槽12に接続されている。そして、浴槽
用戻り路36に設けられた追焚用循環ポンプ39を駆動
することにより、浴槽12内の湯水を浴槽用戻り路36
と浴槽用往き路37を介して循環しながら、浴槽12内
の湯水を追焚きするように構成されている。
【0032】前記浴槽用戻り路36には、上流側から順
に、圧力を検出することによって浴槽12内の水位を検
出する水位センサ40と、浴槽用の戻りサーミスタ41
と、浴槽用戻り路36を開閉する電磁式の風呂2方弁4
2と、湯水循環用の追焚用循環ポンプ39と、水流スイ
ッチ43とが設けられ、浴槽用往き路37には、浴槽用
の往きサ−ミスタ44が設けられている。
【0033】前記風呂用の湯水供給路35は、追焚用循
環ポンプ39と風呂2方弁42との間の浴槽用戻り路3
6に接続され、この湯水供給路35には、上流側から湯
水供給路35を開閉する湯張り電磁弁45と、湯張り逆
止弁46とが設けられている。また、湯張り電磁弁45
と湯張り逆止弁46との間の湯水供給路35には、その
湯水供給路35に連通する空気層形成用ホッパ47が介
装されている。この空気層形成用ホッパ47には、湯水
を排水する排水路48と、その排水路48を開閉する電
磁式の排水弁49とが設けられ、排水路48の端部が浴
槽用戻り路36に接続されている。
【0034】前記給湯用コントローラ9は、マイクロコ
ンピュータを備え、リモコンRに通信可能に構成され、
このリモコンRでは、予約湯張りの有無、予約湯張り設
定量、予約湯張り温度、予約湯張り時刻、給湯のための
設定温度などを設定可能に構成されている。そして、給
湯用コントローラ9は、リモコンRにて設定された給湯
設定温度などの設定情報、および、太陽熱温水管理装置
4からの温水供給許可信号に基づいて、一般給湯運転、
湯張り運転、および、追焚き運転を実行するように構成
されている。
【0035】一般給湯運転においては、給湯栓11aを
開いて水量センサ24による検出水量が所定量以上にな
ると、燃焼用ファン20を駆動した後、切替え電磁弁1
7を適宜切替えて断続弁19を開弁して、ガス比例弁1
8の開度を調整してイグナイタ21によりガスバ−ナ1
5に点火する。そして、ガスバーナ15に着火される
と、リモコンRによる設定温度、給水サーミスタ23に
よる検出水温、水量センサ24による検出水量などに基
づいて、切替え電磁弁17が切替えられるとともに、ガ
ス比例弁18の開度が調整され、かつ、ミキシング弁3
1の開度も調整されて給湯温度が設定温度になるよう
に、いわゆるフィードフォワード制御が実行される。
【0036】また、このフィードフォワード制御ととも
に、リモコンRによる設定給湯温度と出湯サーミスタ3
2による検出湯温との偏差に基づいて、ガス比例弁18
の開度を微調整する、いわゆるフィードバック制御が実
行されて、設定温度の湯を給湯路12から供給する。そ
して、給湯栓11aを閉じて水量センサ24が所定量の
通水を検出しなくなると、断続弁19とガス比例弁18
を閉弁してガスバーナ15の燃焼を停止し、一定時間経
過後に燃焼用ファン20も停止して一般給湯運転を終了
する。
【0037】また、湯張り運転について説明すると、太
陽熱温水管理装置4から温水許可信号を受信しているか
否か、太陽熱温水器2における温水温度情報、および、
給湯器3のそれぞれにおけるガスバーナ15の能力に基
づいて、4つの動作うちのひとつを実行するようにして
いる。以下、その4つの動作のそれぞれについて説明す
る。
【0038】まず、一つ目の動作としては、太陽熱温水
管理装置4からの温水供給許可信号を受信しているとき
に、太陽熱温水サーミスタ27による検出温度が予約湯
張り設定温度よりも高いときには、図3に示すように、
太陽熱温水器2から供給される湯水をガスバーナ15に
て加熱することなく、給水バイパス路25からの水を混
合して予約湯張り設定温度の湯を浴槽12に湯張りする
ようにしている。つまり、温水供給許可信号を受信する
と、供給切換弁29を太陽熱温水路26側に切り換え
て、湯張り電磁弁45を開弁させて、太陽熱温水サーミ
スタ27の検出温度および予約湯張り設定温度に基づい
てミキシング弁31の開度が調整され、予約湯張り設定
温度の湯を湯水供給路35を介して浴槽用戻り路36お
よび浴槽用往き路37の両路から浴槽12に湯張りす
る。そして、太陽熱温水量センサ28による積算量に基
づいて浴槽12に予約湯張り設定量の湯張りが行われる
と、供給切換弁29を給水路10側に切り換えて、湯張
り電磁弁45を閉弁して、湯張り運転を終了する。な
お、追焚用循環ポンプ39を作動させて風呂2方弁42
を切り換える動作を適宜行い、水位センサ40にて浴槽
12内に予約湯張り設定量湯張り湯張りされると、湯張
り運転を終了するようにしてもよい。
【0039】二つ目の動作としては、太陽熱温水管理装
置4からの温水供給許可信号を受信しているときに、太
陽熱温水サーミスタ27による検出温度が予約湯張り設
定温度よりも低く、かつ、太陽熱温水器2から供給され
る湯水をガスバーナ15の最小能力にて加熱したときに
加熱された湯水の温度が予約湯張り設定温度を越えると
きには、図4に示すように、太陽熱温水器2から供給さ
れる湯水をガスバーナ15にて加熱するとともに、給水
バイパス路25からの水を混合して予約湯張り設定温度
の湯を浴槽12に湯張りするようにしている。
【0040】つまり、温水供給許可信号を受信すると、
供給切換弁29を太陽熱温水路26側に切り換えて、湯
張り電磁弁45を開弁させて、燃焼用ファン20を駆動
した後、切替え電磁弁17を適宜切替えて断続弁19を
開弁して、ガス比例弁18の開度を調整してイグナイタ
21によりガスバ−ナ15に点火する。そして、ガスバ
ーナ15に着火されると、予約湯張り設定温度、太陽熱
温水サーミスタ27による検出水温、太陽熱温水量セン
サ28による検出水量などに基づいて、切替え電磁弁1
7が切替えられるとともに、ガス比例弁18の開度が調
整され、かつ、ミキシング弁31の開度も調整されて給
湯温度が予約湯張り設定温度になるように、いわゆるフ
ィードフォワード制御を実行する。
【0041】さらに、予約湯張り設定温度と出湯サーミ
スタ32による検出湯温との偏差に基づいて、ガス比例
弁18の開度を微調整する、いわゆるフィードバック制
御が実行されて、予約湯張り設定温度の湯を湯水供給路
35を介して浴槽用戻り路36および浴槽用往き路37
の両路から浴槽12に湯張りする。そして、太陽熱温水
量センサ28による積算量に基づいて浴槽12に予約湯
張り設定量の湯張りが行われると、供給切換弁29を給
水路10側に切り換えて、湯張り電磁弁45を閉弁し
て、湯張り運転を終了する。なお、追焚用循環ポンプ3
9を作動させて風呂2方弁42を切り換える動作を適宜
行い、水位センサ40にて浴槽12内に予約湯張り設定
量湯張り湯張りされると、湯張り運転を終了するように
してもよい。
【0042】三つ目の動作としては、太陽熱温水管理装
置4からの温水供給許可信号を受信しているときに、太
陽熱温水サーミスタ27による検出温度が予約湯張り設
定温度よりも低く、かつ、太陽熱温水サーミスタ27に
よる検出温度が貯水温サーミスタ8による検出温度より
も高いときには、図5に示すように、太陽熱温水器2か
ら供給される湯水をガスバーナ15にて加熱して予約湯
張り設定温度の湯を浴槽12に湯張りするようにしてい
る。
【0043】つまり、温水供給許可信号を受信すると、
供給切換弁29を太陽熱温水路26側に切り換えて、湯
張り電磁弁45を開弁させて、燃焼用ファン20を駆動
した後、切替え電磁弁17を適宜切替えて断続弁19を
開弁して、ガス比例弁18の開度を調整してイグナイタ
21によりガスバ−ナ15に点火する。そして、ガスバ
ーナ15に着火されると、予約湯張り設定温度、太陽熱
温水サーミスタ27による検出水温、太陽熱温水量セン
サ28による検出水量などに基づいて、切替え電磁弁1
7が切替えられるとともに、ガス比例弁18の開度が調
整され、給湯温度が予約湯張り設定温度になるように、
いわゆるフィードフォワード制御を実行する。
【0044】さらに、予約湯張り設定温度と出湯サーミ
スタ32による検出湯温との偏差に基づいて、ガス比例
弁18の開度を微調整する、いわゆるフィードバック制
御が実行されて、予約湯張り設定温度の湯を湯水供給路
35を介して浴槽用戻り路36および浴槽用往き路37
の両路から浴槽12に湯張りする。そして、太陽熱温水
量センサ28による積算量に基づいて浴槽12に予約湯
張り設定量の湯張りが行われると、供給切換弁29を給
水路10側に切り換えて、湯張り電磁弁45を閉弁し
て、湯張り運転を終了する。なお、追焚用循環ポンプ3
9を作動させて風呂2方弁42を切り換える動作を適宜
行い、水位センサ40にて浴槽12内に予約湯張り設定
量湯張り湯張りされると、湯張り運転を終了するように
してもよい。
【0045】四つ目の動作としては、太陽熱温水管理装
置4からの温水供給許可信号を受信していないときに
は、図6に示すように、給水される水をガスバーナ15
にて加熱するとともに、給水バイパス路25からの水を
混合して予約湯張り設定温度の湯を浴槽12に湯張りす
るようにしている。
【0046】つまり、予約湯張り設定時刻から設定時間
(例えば、1時間)前の設定時刻になると、供給切換弁
29を給水路10側に切り換えて、上述の一般給湯運転
と同様の動作を実行して、湯張り電磁弁45を開弁し
て、貯水槽1から給水路10を介して供給される水を給
湯用熱交換器13にて加熱しながら、この加熱した湯と
給水バイパス路25からの水とを混合して予約湯張り設
定温度の湯を湯水供給路35を介して浴槽用戻り路36
および浴槽用往き路37の両路から浴槽12に湯張りす
る。そして、追焚用循環ポンプ39を作動させて風呂2
方弁42を切り換える動作を適宜行い、水位センサ40
にて浴槽12内に予約湯張り設定量湯張り湯張りされる
と、湯張り電磁弁45を閉弁して湯張り運転を終了する
ようにしている。
【0047】このようにして、太陽熱温水管理装置4か
ら温水許可信号を受信しているか否か、太陽熱温水器2
における温水温度情報、および、給湯器3のそれぞれに
おけるガスバーナ15の能力に基づいて、4つの動作の
うちひとつの動作を実行して、湯張り運転が終了される
と、空気層形成用ホッパ47内の湯水を、一定時間だけ
排水弁49を開弁し、浴槽用戻り路36に排出する。な
お、湯張り運転中に給湯栓11aを開くと、割込み水量
センサ34が水流を検出し、湯張り運転を停止して一般
給湯運転を実行する。つまり、一般給湯運転が優先して
実行され、給湯栓11aを閉じると、湯張り運転が再開
される。
【0048】前記追焚き運転においては、予約湯張り設
定時刻に浴槽12内の湯水の温度が予約設定温度になる
ように、追焚用循環ポンプ39を作動させて浴槽12内
の湯水を浴槽用戻り路36と浴槽用往き路37を通して
循環させながら、追焚用熱交換器14にて加熱するよう
にしている。つまり、追焚用循環ポンプ39の作動を開
始し、水流スイッチ43の水流検出に伴って、燃焼用フ
ァン20を駆動した後、切替え電磁弁17を適宜切替え
て断続弁19を開弁し、ガス比例弁18の開度を調整し
てイグナイタ21によりガスバーナ15に点火する。そ
して、往きサ−ミスタ44の検出湯温などに基づいて、
切替え電磁弁17を切替えるとともに、ガス比例弁18
の開度を調整し、追焚用熱交換器14により浴槽5内の
湯水を加熱する。その後、戻りサ−ミスタ44の検出湯
温が予約湯張り設定温度に達すると、ガス比例弁18と
断続弁17を閉弁させガスバ−ナ15の燃焼を停止させ
て、一定時間経過後に燃焼用ファン20も停止させる。
【0049】前記太陽熱温水管理装置4による複数の給
湯器3への湯水供給の管理について、図7に示す制御フ
ローチャートに基づいて説明する。まず、複数の給湯器
3のそれぞれにおける予約湯張りの有無、予約湯張り設
定量、予約湯張り設定温度、および、予約湯張り時刻を
すべての給湯器3における給湯用コントローラ9から受
信して、すべての給湯器3の湯張りに関する予約状況を
管理する(ステップ1)。そして、複数の給湯器3のそ
れぞれについての太陽熱温水器2からの温水供給量の積
算量に基づいて、その積算量が少ない給湯器3ほど優先
順位が高くなるように、かつ、加熱作動を正常に実行で
きない給湯器3の優先順位を高くするように優先順位を
設定する(ステップ2)。このようにして、湯水供給開
始時刻が経過するまでは、複数の給湯器3のそれぞれか
らの温水要求情報に基づいて、温水要求のある給湯器3
について優先順位を設定する(ステップ3)。
【0050】湯水供給開始時刻が経過すると、湯水供給
制御処理を実行して、nを1にして設定された優先順位
に基づいて優先順位の一番高い給湯器3が選択される状
態で、すべてのソーラーサーミスタ7における平均温
度、すなわち太陽熱温水器2における温水温度Thが供
給設定温度Tk以上であるか否かを判別する(ステップ
4,5)。そして、温水温度Thが供給設定温度Tk以
上であると、太陽熱温水器2における温水の保有熱量Q
sを上記〔数1〕に基づいて演算し、優先順位に基づい
て選択されている順位の給湯器3、すなわち優先順位が
n番目の給湯器3の要求熱量Qkを上記〔数2〕に基づ
いて演算する(ステップ6、7)。
【0051】このようにして演算された保有熱量Qsが
演算された要求熱量Qk以上であれば、保有熱量Qsを
保有熱量Qs−要求熱量Qkに書換えて、優先順位がn
番目の給湯器3の給湯用コントローラ9に温水供給許可
信号を送信する(ステップ8〜10)。そして、nをn
+1にして次の優先順位の給湯器3が選択されるように
して、n番目までの給湯器3の数が予約湯張りがある給
湯器3の台数Dに達するまで、保有熱量Qsが要求熱量
Qk以上であるか否かに基づいて優先順位がn番目の給
湯器3に温水供給許可信号を送信する動作を継続する
(ステップ11,12)。
【0052】また、温水温度Thが供給設定温度Tk未
満であっても、ソーラーパネル1にて吸熱可能な限界時
刻(日没時刻)になったときに、温水温度Thが給水温
度Tcよりも高いときには、優先順位がn番目の給湯器
3における給湯用コントローラ9に温水供給許可信号を
送信する(ステップ13〜15)。そして、nをn+1
にして次の優先順位の給湯器3が選択されるようにし
て、ソーラーパネル1の温水容量Vsが太陽熱温水器2
から複数の給湯器3に供給された積算供給量Vtよりも
少なくなるか、または、n番目までの給湯器3の数が予
約湯張りがある給湯器3の台数Dに達するまで、優先順
位がn番目の給湯器3における給湯用コントローラ9に
温水供給許可信号を送信する動作を継続する(ステップ
16〜18)。なお、この実施形態におけるステップ4
〜18における動作が湯水供給制御処理に相当する。
【0053】〔第2実形態〕この第2実施形態では、第
1実施形態における太陽熱温水管理装置4の制御動作に
ついての別実施形態である。なお、その他の構成につい
ては、第1実施形態と同様であるので、その詳細な説明
は省略する。つまり、太陽熱温水管理装置4は、外部か
らの気象予測情報および複数の給湯器3それぞれからの
温水要求情報に基づいて、太陽熱温水器2がその日に温
水に回収する熱量、すなわち回収予定熱量と、温水要求
がある給湯器3のすべてに設定供給温度の温水を供給す
るのに必要とする温水の熱量、すなわち必要熱量とを比
較する。そして、回収予定熱量が必要熱量よりも大きい
ときには、温水温度が設定供給温度に達しても温水供給
開始を遅延させ、回収予定熱量が必要熱量よりも小さ
く、かつ、温水温度が給水温度よりも高いときには、温
水温度が設定供給温度未満でもソーラーパネル1にて吸
熱可能な限界時刻(日没時刻)になると複数の給湯器3
への温水供給を開始するように構成されている。
【0054】この太陽熱温水管理装置4の制御動作を図
8に示す制御フローチャートに基づいて説明する。ま
ず、複数の給湯器3のそれぞれにおける予約湯張りの有
無、予約湯張り設定量、予約湯張り設定温度、および、
予約湯張り時刻をすべての給湯器3における給湯用コン
トローラ9から受信して、すべての給湯器3の湯張りに
関する予約状況を管理する(ステップ21)。そして、
複数の給湯器3のそれぞれについての太陽熱温水器2か
らの温水供給量の積算量に基づいて、その積算量が少な
い給湯器3ほど優先順位が高くなるように、かつ、加熱
作動を正常に実行できない給湯器3の優先順位を高くす
るように優先順位を設定する(ステップ22)。このよ
うにして、湯水供給開始時刻が経過するまでは、複数の
給湯器3のそれぞれからの温水要求情報に基づいて、温
水要求のある給湯器3について優先順位を設定する(ス
テップ23)。
【0055】湯水供給開始時刻が経過すると、外部から
の気象予測情報および複数の給湯器3それぞれからの温
水要求情報に基づいて、太陽熱温水器2がその日に温水
に回収する熱量、すなわち回収予定熱量Qtと、温水要
求がある給湯器3のすべてに設定供給温度の温水を供給
するのに必要とする温水の熱量、すなわち必要熱量Qa
とを演算する(ステップ24,25)。そして、回収予
定熱量Qtと必要熱量Qaを比較して、回収予定熱量Q
tが必要熱量Qa以上であると、nを1にして設定され
た優先順位に基づいて優先順位の一番高い給湯器3が選
択される状態で、すべてのソーラーサーミスタ7におけ
る平均温度、すなわち太陽熱温水器2における温水温度
Thが供給設定温度Tk以上であるか否かを判別する
(ステップ26〜28)。そして、温水温度Thが供給
設定温度Tk以上であると、太陽熱温水器2における温
水の保有熱量Qsを上記〔数1〕に基づいて演算し、優
先順位に基づいて選択されている順位の給湯器3、すな
わち優先順位がn番目の給湯器3の要求熱量Qkを上記
〔数2〕に基づいて演算する(ステップ29,30)。
【0056】このようにして演算された保有熱量Qsが
演算された要求熱量Qk以上であれば、保有熱量Qsを
保有熱量Qs−要求熱量Qkに書換えて、遅延時間が経
過すると、優先順位がn番目の給湯器3の給湯用コント
ローラ9に温水供給許可信号を送信する(ステップ31
〜34)。そして、nをn+1にして次の優先順位の給
湯器3が選択されるようにして、n番目までの給湯器3
の数が予約湯張りがある給湯器3の台数Dに達するま
で、保有熱量Qsが要求熱量Qk以上であるか否かに基
づいて優先順位がn番目の給湯器3に温水供給許可信号
を送信する動作を継続する(ステップ35,36)。
【0057】また、回収予定熱量Qtが必要熱量Qa未
満であると、上記第1実施形態における湯水供給制御処
理を実行する(ステップ37)。つまり、nを1にして
設定された優先順位に基づいて優先順位の一番高い給湯
器3が選択される状態で、すべてのソーラーサーミスタ
7における平均温度、すなわち太陽熱温水器2における
温水温度Thが供給設定温度Tk以上であるか否かを判
別する。そして、温水温度Thが供給設定温度Tk以上
であると、太陽熱温水器2における温水の保有熱量Qs
を上記〔数1〕に基づいて演算し、優先順位に基づいて
選択されている順位の給湯器3、すなわち優先順位がn
番目の給湯器3の要求熱量Qkを上記〔数2〕に基づい
て演算する。
【0058】このようにして演算された保有熱量Qsが
演算された要求熱量Qk以上であれば、保有熱量Qsを
保有熱量Qs−要求熱量Qkに書換えて、優先順位がn
番目の給湯器3の給湯用コントローラ9に温水供給許可
信号を送信する。そして、nをn+1にして次の優先順
位の給湯器3が選択されるようにして、n番目までの給
湯器3の数が予約湯張りがある給湯器3の台数Dに達す
るまで、保有熱量Qsが要求熱量Qk以上であるか否か
に基づいて優先順位がn番目の給湯器3に温水供給許可
信号を送信する動作を継続する。
【0059】また、温水温度Thが供給設定温度Tk未
満であっても、ソーラーパネル1にて吸熱可能な限界時
刻(日没時刻)になったときに、温水温度Thが給水温
度Tcよりも高いときには、優先順位がn番目の給湯器
3における給湯用コントローラ9に温水供給許可信号を
送信する。そして、nをn+1にして次の優先順位の給
湯器3が選択されるようにして、ソーラーパネル1の温
水容量Vsが太陽熱温水器2から複数の給湯器3に供給
された積算供給量Vtよりも少なくなるか、または、n
番目までの給湯器3の数が予約湯張りがある給湯器3の
台数Dに達するまで、優先順位がn番目の給湯器3にお
ける給湯用コントローラ9に温水供給許可信号を送信す
る動作を継続する。
【0060】〔別実施形態〕 (1)上記第1および2実施形態では、太陽熱温水管理
装置4が、太陽熱温水器2における温水の熱量保有情
報、および、複数の給湯器3それぞれからの温水要求情
報に基づいて、複数の給湯器3への湯水供給を制御する
ようにしているが、太陽熱温水管理装置4における複数
の給湯器3への湯水供給の制御については各種の制御が
適応可能である。例えば、太陽熱温水管理装置4は、複
数の給湯器3それぞれからの温水要求情報のみに基づい
て、複数の給湯器3への湯水供給を制御するようにして
もよい。つまり、太陽熱温水管理装置4は、太陽熱温水
器2における温水の熱量が温水要求情報を満たすか否か
にかかわらず、温水要求がある給湯器3に湯水を供給す
るようにしてもよい。また、上述の構成に代えて、太陽
熱温水管理装置4は、設定時刻になるに伴って複数の給
湯器3に湯水を供給するようにしてもよい。
【0061】(2)上記第1および2実施形態では、太
陽熱温水管理装置4は、温水要求のある給湯器3のうち
優先順位の高い給湯器3から順に太陽熱温水器2におけ
る温水を供給するようにしているが、太陽熱温水管理装
置4は、温水要求のある給湯器3のそれぞれに太陽熱温
水器2における温水を同量ずつ供給するようにしてもよ
い。
【0062】(3)上記第1および2実施形態では、複
数の給湯器3のそれぞれに供給切換弁29を設けて、そ
の供給切換弁29を切換えることによって、太陽熱温水
器2における温水の複数の給湯器3への供給を断続する
ようにしているが、太陽熱温水器2における温水の複数
の給湯器3への供給経路中に断続弁を設けて、この断続
弁を開閉することによって、太陽熱温水器2における温
水の複数の給湯器3への供給を断続するようにしてもよ
い。
【0063】(4)上記第1および2実施形態では、複
数の給湯器3が同様の構成をしている例を示している
が、複数の給湯器3のそれぞれが異なる構成をしている
ものでもよい。また、上記実施形態では、複数の給湯器
3のぞれぞれが湯張り運転および追焚き運転可能に構成
されているが、一般給湯運転だけが可能な給湯器3でも
よく、給湯器3の形態については各種変更可能である。
つまり、本発明にかかる給湯設備は、あらたに専用の給
湯器を設けるのではなく、既設の給湯器を用いることが
できるものであり、ガス燃焼式給湯器や電気温水器など
各種の給湯器を適応することができる。
【0064】(5)上記第1および2実施形態では、太
陽熱温水管理装置4は、複数の給湯器3のそれぞれにつ
いて温水供給量の積算量および加熱作動が正常であるか
否かを管理して、その積算量および加熱作動が正常であ
るか否かに基づいて優先順位を設定するようにしている
が、温水供給量の積算量だけに基づいて、または、加熱
作動が正常であるか否かに基づいて、優先順位を設定す
るようにしてもよい。また、温水供給量の積算量および
加熱作動が正常であるか否か以外の各種の情報に基づい
て優先順位を設定することも可能である。 (6)上記第1および2実施形態では、ソーラー用通信
装置6、複数の給湯器3のそれぞれの給湯用コントロー
ラ9、および、太陽熱温水管理装置4のそれぞれが、互
いに通信可能に構成されているが、このときの通信方法
は、例えば、電灯線を使用した通信ラインを用いるよう
にしたり、専用線を用いるようにしたり、あるいは、無
線を用いることが可能であり、適宜選択が可能である。
【0065】(7)上記第2実施形態では、太陽熱温水
管理装置4の制御動作を示す図8のフローチャートにお
いて、回収予定熱量Qtが必要熱量Qa未満であると、
上記第1実施形態における湯水供給制御処理を実行する
(ステップ37)ようにしているが、次のように動作を
実行してもよい。つまり、回収予定熱量Qtが必要熱量
Qa未満であると、予約湯張り設定時刻から設定時間
(例えば1時間)前の設定時刻になったときに、温水温
度Thが給水温度Tcよりも高いときには、予約湯張り
のある給湯器3のうちで予約湯張り設定時刻が早い給湯
器3における給湯用コントローラ9に温水供給許可信号
を送信する。そして、このような予約湯張り設定時刻が
早い給湯器3における給湯用コントローラ9への温水供
給許可信号の送信動作が、予約湯張りがある給湯器3の
すべてに温水供給許可信号が送信されて予約が完了する
まで継続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯設備の全体概略構成図
【図2】給湯設備における制御ブロック図
【図3】給湯器の全体概略構成図
【図4】給湯器の全体概略構成図
【図5】給湯器の全体概略構成図
【図6】給湯器の全体概略構成図
【図7】給湯設備の制御動作を示すフローチャート
【図8】別実施形態における給湯設備の制御動作を示す
フローチャート
【符号の説明】
2 太陽熱温水器 3 給湯器 4 運転制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 朋宏 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 小西 大輔 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 吉田 豊 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 佐野 真 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 岡田 美紀 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽熱温水器と、その太陽熱温水器から
    供給される湯水および給水される水を加熱して給湯する
    給湯器とが設けられた給湯設備であって、 前記給湯器が複数設けられ、それら複数の給湯器が前記
    太陽熱温水器を共用するように、前記太陽熱温水器が前
    記複数の給湯器に湯水を供給するように設けられている
    給湯設備。
  2. 【請求項2】 前記太陽熱温水器から前記複数の給湯器
    への湯水供給を管理する運転制御手段が、複数の給湯器
    それぞれからの温水要求情報に基づいて、前記複数の給
    湯器への湯水供給を制御するように構成されている請求
    項1に記載の給湯設備。
  3. 【請求項3】 前記運転制御手段が、前記太陽熱温水器
    における温水の熱量保有情報と前記温水要求情報とに基
    づいて、前記複数の給湯器への湯水供給を制御するよう
    に構成されている請求項2に記載の給湯設備。
  4. 【請求項4】 前記複数の給湯器それぞれが、供給され
    る前記湯水にて浴槽への湯張り運転を実行するように構
    成され、 前記運転制御手段が、前記熱量保有情報としての、前記
    太陽熱温水器における温水の温度情報、前記複数の給湯
    器それぞれからの温水要求情報、および、前記複数の給
    湯器に対して前記温水を供給する優先順位情報に基づい
    て、前記温水の温度が設定供給温度になるに伴って、前
    記温水要求がある給湯器のうちで、前記優先順位が高い
    給湯器ほど先に温水を供給する状態で、順次温水を供給
    するように構成されている請求項3に記載の給湯設備。
  5. 【請求項5】 前記給湯器が、追焚き運転可能に構成さ
    れて、設定入浴開始時刻に浴槽の湯水の温度が設定温度
    になるように追焚き運転を実行するように構成されてい
    る請求項4に記載の給湯設備。
  6. 【請求項6】 前記運転制御手段が、外部からの気象予
    測情報および前記温水要求情報に基づいて、前記太陽熱
    温水器がその日に温水に回収する熱量に比べて、温水要
    求がある給湯器のすべてに前記設定供給温度の温水を供
    給するのに必要とする温水の熱量が小さいときには、前
    記温水の温度が前記設定供給温度に達しても温水供給開
    始を遅延させるように構成されている請求項4または5
    に記載の給湯設備。
  7. 【請求項7】 前記運転制御手段が、外部からの気象予
    測情報および前記温水要求情報に基づいて、前記太陽熱
    温水器がその日に温水に回収する熱量に比べて、温水要
    求がある給湯器のすべてに前記設定供給温度の温水を供
    給するのに必要とする温水の熱量が大きいことを判別
    し、かつ、前記温水の温度に比べて前記給水される水の
    温度が低いときには、前記温水の温度が前記設定供給温
    度未満でも設定時刻になると温水供給を開始するように
    構成され、 前記給湯器が、供給される温水を前記設定供給温度に加
    熱しながら湯張り運転を実行するように構成されている
    請求項4〜6のいずれか1項に記載の給湯設備。
  8. 【請求項8】 前記運転制御手段が、前記複数の給湯器
    のそれぞれについての温水供給量の積算量を管理して、
    その積算量が少ない給湯器ほど前記優先順位情報を高く
    するように構成されている請求項4〜7のいずれか1項
    に記載の給湯設備。
  9. 【請求項9】 前記運転制御手段が、前記複数の給湯器
    のそれぞれについての加熱作動が正常であるか否かを管
    理して、加熱作動を正常に実行できない給湯器の優先順
    位を高くするように構成されている請求項4〜8のいず
    れか1項に記載の給湯設備。
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