JP2001021064A - 設備配管の更新工法 - Google Patents

設備配管の更新工法

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JP2001021064A
JP2001021064A JP11193884A JP19388499A JP2001021064A JP 2001021064 A JP2001021064 A JP 2001021064A JP 11193884 A JP11193884 A JP 11193884A JP 19388499 A JP19388499 A JP 19388499A JP 2001021064 A JP2001021064 A JP 2001021064A
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JP
Japan
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pipe
equipment
new
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renewing
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JP11193884A
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English (en)
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Hideaki Sekiguchi
秀昭 関口
Akira Nagato
明 長門
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築関連部分の工事を最小限に抑制し、設備
配管の更新を短工期、低コストで実施できるとともに、
既存の駆体や防水等の損傷、壁面,床面の仕上げ材の部
分復旧による色違いの発生等の問題を解消し、しかも付
帯工事、作業を極力少なくして、居ながら施工すること
が可能な設備配管の更新工法を提供する。 【解決手段】 少なくとも一部が壁面2又は床スラブ1
1内に埋め込まれて配設されている設備配管を新たな配
管7、8に更新する設備配管の更新工法において、上記
壁面2内に埋め込まれて配設されている既設の設備配管
9の少なくとも一部をそのまま残存させ、同既設配管9
を保護用管としてその内部に更新用の新設配管8を通し
て配設することによって設備配管を更新する設備配管の
更新工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内に配設され
た給水管、給湯管、排水管、ガス管、冷水管、温水管、
空気管、その他特殊ガス管等の各種設備配管が劣化した
際に、それら設備配管を新たな配管に更新する設備配管
の更新工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建物のリニューアルが増加してお
り、その大規模化に伴って工期、工費ともに増大化する
傾向にある。特に、設備配管が劣化している場合にその
更新工事が必要であるが、設備配管の更新工事を計画に
当たっては、設備配管のみならず、建築の仕上げ材や場
合によっては一部駆体までもが関連することがあるた
め、設備配管の更新工事よりも建築関連部分の方が、工
期、工費ともに大きくなることが多々あった。
【0003】中でも住宅の場合において、台所、浴室、
洗面所等の水場まわりの更新工事を行うに際しては、
床、壁、戸棚類等、周辺の建築仕上げ材を更新せざるを
得ないケースが多くなる。図2はその一例を示す断面図
で、11は床スラブを示し、そのスラブ下空間12内に
配設された給水用の配管13から分岐し、蛇口14の配
設位置まで床スラブ11を貫通するとともに、垂直の壁
15内に埋め込まれて配設されている立ち上げ垂直配管
16を有する設備配管の場合、図示のA範囲において、
壁15を構成するタイル、石等の仕上げ材17を撤去す
るとともに、軽量鉄骨下地、コンクリートブロック、補
強コンクリート等の下地材18を斫った上で、配管13
及び立ち上げ垂直状の配管16を更新した後、下地材1
8の斫った部分を穴埋めし、仕上げ材17を復旧する必
要があった。
【0004】従って、従来の設備配管の更新工法による
と、どうしても建築関連部分の方の大がかりな改修工事
は避けられず、その分だけ工期、工費が嵩むことになる
とともに、仕上げ材が部分的に復旧されることになるた
め、当該部分に色違いが生じ外観意匠を損なうことは不
可避であった。また、住宅の場合には、土、日、休日が
なく、居ながらの工事を要求されることになるため、什
器や備品類の移動、移設は極力抑制しなければならない
が、従来の工法では限界があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、建築関連部分の工事を最小限に抑制し、設備配管の
更新を短工期、低コストで実施することができる設備配
管の更新工法を提供することにある。また、本発明のも
う一つの課題は、建築関連部分の工事を最小限に抑える
ことで、既存の駆体や防水等の損傷、壁面又は床面仕上
げ材の部分復旧による色違いの発生等の問題を解消する
ことができる設備配管の更新工法を提供することにあ
る。本発明の更なる課題は、付帯の工事、作業を極力少
なくすることにより、居ながら施工することが可能な特
に住宅の設備配管の更新工事に適用して好適な設備配管
の更新工法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明にかかる設備配管の更新工法は、少なくと
も一部が壁面又は床面内に埋め込まれて配設されている
設備配管を新たな配管に更新する設備配管の更新工法に
おいて、上記壁面又は床面内に埋め込まれて配設されて
いる既設の設備配管の少なくとも一部をそのまま残存さ
せ、同既設配管を保護用管としてその内部に更新用の新
設配管を通して配設することによって設備配管を更新す
ることを特徴とするものであり、壁面又は床面内に埋め
込まれて配設されている設備配管をそのまま残存させ、
その内部を通して更新用の新設配管を配設するようにし
ているため、配管が埋め込まれている壁面又は床面部分
を全面撤去する必要がなく、壁面,床面の撤去工事を最
小限に抑えて設備配管の更新工事を行うことができるよ
うになる。
【0007】また、本発明にかかる設備配管の更新工法
は、上記の設備配管の更新工法において、上記の新設配
管として可撓性配管を用いてなることを特徴とするもの
であり、新設配管として可撓性配管を用いることによっ
て、既設の配管内に更新用の新設配管を容易に挿入で
き、工事の容易化を図ることができる。
【0008】更に、本発明にかかる設備配管の更新工法
は、スラブ下空間内に配設されている配管と、同配管に
接続されるとともに、壁面内に埋め込まれて所定位置ま
で立ち上げ配設されている配管とを有してなる設備配管
を新たな配管に更新する設備配管の更新工法において、
上記配管上端の配管出口位置に対応する壁面部分の仕上
げ材及び下地材のみを撤去し、当該撤去部分を利用して
既設の配管を残存させたまま更新用の新設配管をその内
部を通して配設し、同新設配管の下端を上記スラブ下空
間内に更新配設された新設配管に接続することによって
設備配管を更新することを特徴とするものであり、スラ
ブ下空間内に配設された配管と壁面内に埋め込まれて所
定位置まで立ち上げ配設されている配管とを有する設備
配管を更新するに際しても、配管上端の配管出口位置に
対応する壁面部分のみを部分的に撤去するだけで、壁面
内に埋め込まれている配管を残存させ、その内部に更新
用の新設配管を通して配設することにより、壁面内に埋
め込まれている配管部分を含めて全ての設備配管を新た
な配管に更新することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態にかかる
設備配管の更新工法を説明する給水配管の一部を示す断
面図である。図1中において、1は建物を構成するスラ
ブ、2は垂直状に立設された壁であり、この壁2はタイ
ル、石等からなる仕上げ材3と、軽量鉄骨下地、コンク
リートブロック、補強コンクリート等からなる下地材4
とによって構成されている。
【0010】ここでの設備配管は、壁2の所定高さ位置
に配設されている蛇口5に対して給水する給水配管の場
合を例示しており、スラブ1のスラブ下空間6内に配設
されている配管7と、同配管7から分岐して壁2内に埋
め込まれて蛇口5位置まで立ち上げ配設されている垂直
配管8とを有している。かかる設備配管を更新するに際
しては、先ず、蛇口5を取り外し、蛇口位置に対応する
部分Bの壁2を構成する仕上げ材3及び下地材4のみを
部分的に撤去する。
【0011】この撤去した部分を利用することにより、
垂直状に立設されている既設の配管9をそのまま残存さ
せ、同配管9を保護用管としてその内部に新設の樹脂管
等の可撓性配管からなる垂直配管8を通して配設し、配
管を更新する。但し、既設の配管9が保護用管として利
用可能であるか否かはその都度調査する必要がある。こ
のようにして垂直配管8を新設の配管に更新することが
でき、その下端をスラブ下空間6内に配設された新設の
配管7に接続することによって、全ての設備配管を更新
することができる。
【0012】また、更新した垂直配管8の上端に水栓ボ
ックス10を接続して撤去した下地材4中に埋設し、こ
の水栓ボックス10に蛇口5を接続した後、撤去した下
地材部分を穴埋めし、その上に仕上げ材3を復旧するこ
とによって、設備配管を埋め込んでいる垂直壁2の対応
部分の改修工事を最小限に抑えながら設備配管を更新す
ることができる。
【0013】しかして、上記の実施形態のように壁面に
設備配管が埋め込まれて配設されている部分について
は、埋め込まれている既設の設備配管をそのまま保護用
管として残存させ、その内部に新設の設備配管を通して
更新工事を行うようにすることによって、以下のような
多くの利点を得ることができる。 (1)建物の建築仕上げ面の損傷を必要最小限に抑え、
工事を簡素にして設備配管の更新工事を実施することが
できる。 (2)既存の建物駆体、防水等を損傷することなく、設
備配管の更新工事を行うことができる。
【0014】(3)上記(1)、(2)により、設備配
管の更新工事の短工期化を図ることができると共に、建
築仕上げ工事を必要最小限に抑制できる分、工費を低減
することができる。 (4)部分的な設備配管の更新工事や居ながらの更新工
事ができるようになるとともに、什器や備品等を移動、
移設しないまま工事を行うことができる。 (5)建築仕上げ面の損傷を必要最小限に抑えることが
できるため、仕上げ面の色違い等による意匠の損傷を防
止することができる。 (6)既設配管を新設配管の保護用管として有効活用で
きるため、新設配管の耐久性を高めることができる。
【0015】なお、上記の実施形態では、給水配管の場
合を例にして説明したが、これに限定されるものではな
く、以下の表1示す工種及び管種のような各種の設備配
管の更新工事に適用することができる。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明に
かかる設備配管の更新工法によると、壁面又は床面に埋
め込まれている設備配管をそのまま残し、それを保護用
管としてその内部を通して新設配管を配設するようにし
ているため、建築関連部分の工事を必要最小限に抑制し
て設備配管の更新することができる。従って、工事を簡
略化し、短工期、低コストで設備配管の更新工事を実施
することができる。
【0018】また、壁面、床面の仕上げ材や既存の駆
体、防水等の損傷を少なくすることができるため、改修
工事を最少とし、仕上げ材の色違い等による意匠の損傷
を防止することができるとともに、既設配管を有効利用
して新設配管の耐久性を向上させることができる。更
に、付帯の工事や什器、備品類の移動、移設等作業を極
力少なくすることができるため、特に住宅の設備配管の
更新工事に際しても居ながら施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる設備配管の更新工法
を説明する給水配管の一部を示す断面図である。
【図2】従来工法による設備配管の更新工法を説明する
断面図である。
【符号の説明】
1…スラブ、2…壁、3…仕上げ材、4…下地材、5…
蛇口、6…スラブ下空間、7…新設の配管、8…新設の
垂直配管、9…既設配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が壁面又は床面内に埋め
    込まれて配設されている設備配管を新たな配管に更新す
    る設備配管の更新工法において、 上記壁面又は床面内に埋め込まれて配設されている既設
    の設備配管の少なくとも一部をそのまま残存させ、同既
    設配管を保護用管としてその内部に更新用の新設配管を
    通して配設することによって設備配管を更新することを
    特徴とする設備配管の更新工法。
  2. 【請求項2】 上記の新設配管として可撓性配管を用い
    てなることを特徴とする請求項1に記載の設備配管の更
    新工法。
  3. 【請求項3】 スラブ下空間内に配設されている配管
    と、同配管に接続されるとともに、壁面内に埋め込まれ
    て所定位置まで立ち上げ配設されている配管とを有して
    なる設備配管を新たな配管に更新する設備配管の更新工
    法において、 上記配管上端の配管出口位置に対応する壁面部分の仕上
    げ材及び下地材のみを撤去し、当該撤去部分を利用して
    既設の配管を残存させたまま更新用の新設配管をその内
    部を通して配設し、同新設配管の下端を上記スラブ下空
    間内に更新配設された新設配管に接続することによって
    設備配管を更新することを特徴とする設備配管の更新工
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9464725B2 (en) 2011-04-15 2016-10-11 Eltek S.P.A. Anti-flooding safety device for household appliances, in particular washing machines

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US9464725B2 (en) 2011-04-15 2016-10-11 Eltek S.P.A. Anti-flooding safety device for household appliances, in particular washing machines

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041026