JP2001020723A - Nox浄化方法 - Google Patents

Nox浄化方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇温域で有効なNOXの浄化作用を示す浄化
方法を提案することを課題とする。 【解決手段】貴金属とNOX吸着境界温度が貴金属のN
X浄化活性を示す温度域を超えないNOX吸着能を有す
る成分を含有する触媒を用い、排ガスが酸素過剰の雰囲
気下で昇温時に触媒が作動する浄化方法であって、浄化
する排ガスの温度が昇温時であることを検出する排ガス
昇温検出工程と、前記排ガス昇温検出工程で排ガスの温
度が昇温時と検出された時に前記排ガスに間歇的に還元
剤を添加する工程と、からなることを特徴とするNOX
浄化方法。この浄化方法は、排ガスの昇温域でNOX
有効な浄化作用を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NOX浄化方法に
関し、自動車などの排ガス中のNOXを効率よく浄化す
ることに係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保全の立場から、自動車への
燃費低減の要求が高まっている。そこで、ガソリンリー
ンバーン車やディ−ゼル車により対応することが検討さ
れているが、酸素過剰下でのNOX浄化が大きな課題と
なっている。
【0003】例えばWO93/07363(特再平5−
807363)には、リーンバーンエンジンにおけるN
X浄化を向上させる手法が開示されている。これは、
酸素過剰下でNOXを吸着し、ストイキ〜リッチで吸着
NOXを還元することにより、高いNOX浄化能を発揮す
るものである。
【0004】上記の特許では吸着NOXには高温かつリ
ッチ条件が必須である。したがってディゼールエンジン
のように、排ガスが常に酸素過剰でありリッチ雰囲気に
できない場合には、NOX還元が充分行われずNOX浄化
活性が低下してしまう。
【0005】上記で開示された浄化触媒は、酸素過剰雰
囲気でNOXを酸化ランタン、アルカリ土類金属酸化
物、アルカリ金属酸化物に吸着させ、脱離したNOX
ストイキ〜リッチ条件下で白金により還元させる触媒で
あって、高いNOX浄化能を発揮するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記で開示されている
NOX浄化用触媒は、ストイキ〜リッチで運転されない
(つまり酸素過剰雰囲気下で運転される)ディーゼルエ
ンジンなどでは、高いNOX浄化活性能が得られないと
いう不具合を有している。
【0007】すなわち、上記で開示されているNOX
化用触媒の作用は、酸化ランタン、アルカリ土類金属酸
化物、アルカリ金属酸化物に強く吸着したNOXを脱離
させ、この脱離時に、リッチ条件においてNOXを還元
させるものである。そして、このNOXの還元を十分に
おこなわせ、高いNOX浄化活性能を得るためには、高
温(>350℃)で、しかもリッチ条件を必須要件とす
るものである。
【0008】したがって、ディーゼルエンジンなどのよ
うに、常に酸素過剰雰囲気でしかも低温(<350℃)
の排ガス雰囲気では,NOXが十分還元されず、浄化活
性が低下してしまうという不具合を有している。
【0009】本発明は、上記不具合を解消したNOX
化方法を提供することを課題とし、特に酸素過剰雰囲気
下で、しかも低温(<350℃)の排ガスであっても,
NO Xを十分に還元でき、排ガス中のNOXを効率よく除
去できるNOX浄化方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のNOX浄化方法
は、貴金属とNOX吸着境界温度が貴金属のNOX浄化活
性を示す温度域を超えないNOX吸着能を有する成分を
含有する触媒を用い、排ガスが酸素過剰の雰囲気下で昇
温時に触媒が作動する浄化方法であって、浄化する排ガ
スの温度が昇温時であることを検出する排ガス昇温検出
工程と、前記排ガス昇温検出工程で排ガスの温度が昇温
時と検出された時に前記排ガスに間歇的に還元剤を添加
する工程と、からなることを特徴とする。
【0011】前記NOX吸着能を有する成分のNOXの吸
脱着境界温度が300℃以下であり前記貴金属のNOX
浄化活性を示す温度域が150〜300℃であることが
望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るNOX浄化方法は、
貴金属とNOX吸着境界温度が貴金属のNOX浄化活性を
示す温度域を超えないNOX吸着能を有する成分を含有
する触媒を用い、排ガスが酸素過剰の雰囲気下で昇温時
に好適に適用できる。
【0013】すなわち、浄化する排ガスの温度が昇温時
であることを検出する排ガス昇温検出工程と、前記排ガ
ス昇温検出工程で排ガスの温度が昇温時と検出された時
に前記排ガスに間歇的に還元剤を添加する工程と、から
なる。
【0014】排ガス昇温検出工程では、浄化する排ガス
の温度が昇温時であるがどうかを検出する。例えば、制
御部に接続した温度センサを排ガス通路に配置して温度
センサにより排ガスが昇温状態にあるかどうかを判定す
る。また、前記の温度センサの代わりにアクセルの踏み
込み量を検出し、踏み込み量が時間と共に増加すること
で排ガスの昇温を検出してもよい。
【0015】還元剤を添加する工程では、検出された排
ガス温度が昇温状態であると判断された場合に、排ガス
中に還元剤を間歇的に添加して排ガス組成を間歇的に変
化させて触媒に接触させる。
【0016】触媒上では排ガス中のNOXがNOX吸着能
を有する成分に吸着され、間歇的に還元剤が添加された
排ガスの還元組成により吸着されたNOXが吸着剤から
脱離すると共に貴金属により浄化される。浄化反応を効
率的に行うためには、NOX吸着能を有する成分のNOX
の吸着・脱離境界温度が、貴金属によるNOX浄化活性
温度域を超えないことが必要である。さらに、触媒の浄
化雰囲気を還元性とすることで、NOXの吸着・脱離・
浄化反応を活発に行わせて浄化することができる。
【0017】還元剤の添加は、前記排ガス昇温検出工程
で検出された温度に基づき制御ユニットからの信号によ
り還元剤インジェクターを通して間歇的に連続しておこ
なうことができる。
【0018】添加する還元剤として燃料などの炭化水素
を周期的に添加して使用できる。また、他の変形例とし
て還元剤のインジェクターの代わりにエンジンの燃料噴
射弁を制御して燃料を還元剤として添加することもでき
る。
【0019】排ガス中のNOX浄化のメカニズムは以下
のように考えられる。
【0020】すなわち、図1に示すように浄化触媒のN
X吸脱着特性は、図1の実線のベースエミッションに
示すように横軸に沿って温度が上昇すると(右側に移動
する)、先ずNOXの吸着域となり、さらに温度が上昇
すると吸着・脱離境界点Aを経てNOXの脱離域とな
る。この脱離域が貴金属のNOX浄化活性温度域の範囲
であれば脱離したNOXは還元浄化される。
【0021】上記の吸着・脱離境界点A以下の温度域、
すなわち昇温状態であれば、還元剤が間歇的に添加され
ると触媒の作動浄化雰囲気が変動して、図1aの破線に
示すようにNOXの脱離が可能となり、NOXの脱離温度
が貴金属のNOX浄化活性温度域の範囲であれば脱離し
たNOXは還元浄化される。したがって、排ガスの昇温
時に触媒上での浄化雰囲気を間歇的に還元剤を含むよう
に変動させることでNOXの浄化量が増大し、浄化雰囲
気を変動させない場合に比べNOXの浄化効率が一段と
向上する。
【0022】ここでいう還元剤は、例えば所定温度で気
体状となる炭化水素あるいは炭化水素燃料(CO、H2
および含酸素有機物等)を使用することができる。
【0023】本発明で使用する触媒は、貴金属とNOX
吸着能を有する成分とを含むものが利用できる。
【0024】貴金属としては白金、パラジウム、ロジウ
ム、イリジウム、ルテニウムなどを利用することができ
る。ただし、使用する金属の種類によってNOX浄化活
性温度域が異なり、例えば白金触媒では150〜300
℃、パラジウムでは200〜450℃、ロジウムでは2
50〜550℃、イリジウムでは300〜600℃、ル
テニウムでは350〜650℃であることから、これと
組み合わせて使用するNOX吸着能を有する成分は、前
記した特定条件を満たすものを使用することが必要であ
る。
【0025】貴金属の担持量としては、使用する貴金属
の種類によって異なるが、一般に担体100g当たり
0.1〜20gが望ましい。担持量が0.1gより少な
いと、NOX浄化活性が十分でなく、一方、20gより
多いと、活性はそれほど向上せず、経済的に効率が悪い
ので、いずれも好ましくない。より好ましくは1〜5g
である。
【0026】NOX吸着能を有する成分としては、NOX
吸着成分と無機金属酸化物担体との組み合わせを含む。
この両者の組み合わせにより、NOX吸着・脱離境界温
度が変化する。そのため、貴金属のNOX浄化活性温度
域を超えないように選ぶことが必要である。
【0027】例えば、貴金属として白金を、無機金属酸
化物担体として酸化珪素を使用する場合、前記の条件を
満たすためには、NOX吸着成分としては、Nd、C
e、Y、Mg、Zr、Al、Ta、La、Tiなどが利
用できる。
【0028】ただし、前記したように、NOX吸着成分
と無機金属酸化物担体の組み合わせによりNOX吸着・
脱離境界温度が変化するため、例えば、ゼオライトのよ
うな酸性の強い担体とアルカリ金属のように塩基性の強
い成分とを組み合わせたNO X吸着成分であっても、前
記した条件を満たす限り使用できる。
【0029】NOX吸着成分の担持量としては、使用す
るNOX成分および担体の種類によって異なるが、一般
に、担体100g当たり0.05〜1.0モルが好まし
い。担持量が0.05モルより少ないと、NOXの吸着
量が少なくなり好ましくない。逆に1.0モルより多い
と担体の細穴を閉塞して表面積が減少し活性が低下する
こととなるので好ましくない。より好ましくは0.1〜
0.5モルである。
【0030】なお、NOX吸着成分は、金属酸化物とし
て、または、金属単体として担持させることができる。
その他、金属塩、例えば炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩などの
化合物として使用することができる。
【0031】本発明で用いるNOX吸着能を有する成分
のNOX吸着・脱離境界温度は、図1のA点で温度であ
り使用する上記化合物によって異なる。
【0032】貴金属とNOX吸着能を有する成分との前
記の条件を満たす組み合わせを、表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】上記の組み合わせにおいて、特に貴金属と
して白金を使用し、NOX吸着能を有する成分として、
Ce、Mg、Nd、Zr、La、Y、Al、Taまたは
Ti成分を用い、この両者をシリカ担体(酸性担体)に
担持させた触媒が望ましい。これにより、酸素過剰雰囲
気で運転されるディーゼルエンジンの排ガス中のNO X
を効率よく浄化することができる。
【0035】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。
【0036】(実施例1)シリカ粉末100部に硝酸セ
リウム63部水240部を加え100℃で12時間加熱
してセリウムをシリカ粉末に吸着させた後、600℃で
3時間焼成して、シリカ粉末にセリウム酸化物を担持さ
せた。
【0037】次にCeを担持したシリカ担体に貴金属と
して白金を担体120g当たり2g担持して触媒を作製
した。
【0038】(実施例2)NOX吸着成分としてMgを
担持した以外は実施例1と同じ操作で作製した。
【0039】(実施例3)NOX吸着成分としてZrを
担持した以外は実施例1と同じ操作で作製した。
【0040】(比較例1)実施例1と同じ触媒で作動雰
囲気をプロピレン濃度を一定として評価した。平均濃度
は実施例1と同じである。
【0041】(比較例2)実施例2と同じ触媒で作動雰
囲気をプロピレン濃度を一定として評価した。平均濃度
は実施例2と同じである。
【0042】(比較例3)実施例3と同じ触媒で作動雰
囲気をプロピレン濃度を一定として評価した。平均濃度
は実施例3と同じである。
【0043】(比較例4)シリカ担体に貴金属として白
金を担体120g当たり2g担持した触媒を用いた。
【0044】(比較例5)NOXの吸着成分としてBa
を担持したものを用いた他は実施例1と同じ条件で作製
した。
【0045】(触媒のNOX吸脱着特性評価) 温度条件:昇温100〜500℃、30℃/min 入りガス(排ガス組成):NO:50ppm、H2O:2
%、CO2:10%、O2:7.5%、N2:残部 排ガスを触媒層に導入する空間速度は、SV=10,0
00/hrで、触媒の試料形態として触媒粉末を840
〜1680μmのペレットに成形し、NOX吸脱着特性
の評価を行った。
【0046】評価結果を図2に示した。NOX吸着・脱
離境界温度は、図2の◆で示した温度である。
【0047】図2に上記の実施例1、実施例2、実施例
3、比較例4、比較例5の触媒のNOX吸着・脱離境界
温度を示した。実施例はNOX吸着・脱離境界温度が1
50〜300℃の範囲にあるが、比較例4は、NOX
着成分を含まないためNOXの脱離はない。比較例5の
Baを吸着成分として用いた場合は吸着・脱離境界温度
が350℃となっている。なお、白金のNOX浄化温度
は150〜300℃の範囲である。
【0048】(NOX浄化特性評価)上記で作製した各
触媒を図4に示すエンジンの排ガス通路に設置しコント
ロールユニットに接続した還元剤添加インジェクターと
温度センサを配置して浄化性能を評価した。
【0049】温度条件:昇温100〜600℃、100
℃/min 入りガス(排ガス組成):NO:230ppm、プロピ
レン:1000ppmC、CO:150ppm、H
2O:5%、炭酸ガス:6.7%、酸素:10%、窒
素:バランス、SV=10,000/hr なお、還元剤の添加は、入りガス(排ガス組成)作動雰
囲気のプロピレンの濃度を間歇的に変動させた。すなわ
ち、1.5秒間プロピレン濃度を0ppm、その後1.
5秒間プロピレン濃度を2000ppmとする周期で繰
り返した。
【0050】上記の実施例、比較例の各触媒を用いてN
Xの浄化率を評価した結果を図3に示した。実施例1
〜3はNOXの浄化率が80%以上である。比較例1は
実施例1の触媒を用いて還元剤のプロピレン濃度を一定
にした場合であり実施例1の還元剤を間歇的に添加した
ものに比べて浄化率が10%以上低い。比較例2は実施
例2の触媒でこれも作動雰囲気を一定としたもので実施
例2に比べて浄化率が10%以上低い。比較例3も同様
に実施例3の触媒で作動雰囲気を一定としたもので実施
例3と比較して浄化率が10%以上低い。したがって、
排ガス中の還元剤の添加濃度を間歇的に変動させること
によりNOXの浄化効率が低温域でも向上することを示
している。
【0051】比較例4はNOX吸着成分を含まないシリ
カ担体に貴金属のみを担持したもので浄化率が70%
で、NOX吸着脱離を行わない場合は実施例より浄化率
が低い。また比較例5は、NOX吸着成分としてBaを
用いたもので、このBaは図2に示したようにNOX
吸着・脱離境界点温度が350℃であり貴金属のNOX
浄化活性温度域の300℃より高いため浄化性能が著し
く低いことを示している。
【0052】したがって、NOX吸着能を有する成分
は、NOXの吸着・脱離境界温度が前記貴金属によるN
X浄化活性温度域を超えない成分を用い、かつ触媒の
作動雰囲気、すなわち還元剤を間歇的に添加すること
で、NOXの浄化率が向上することが分かり本発明が有
用であることを示している。
【0053】
【発明の効果】本発明に係るNOX浄化方法は、浄化す
る排ガスの温度が昇温時であることを検出する排ガス昇
温検出工程と、前記排ガス昇温検出工程で排ガスの温度
が昇温時と検出された時に前記排ガスに間歇的に還元剤
を添加する工程と、からなる。そして触媒として貴金属
とNOX吸着境界温度が貴金属のNOX浄化活性を示す温
度域を超えないNOX吸着能を有する成分を含有するこ
とで、排ガスが酸素過剰の雰囲気下で昇温時に好適に適
用でき浄化効率を高めることができる。
【0054】このため、比較的低温の昇温域において、
NOXの浄化効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触媒のNOXの吸着脱離および浄化の
メカニズムを示す模式図であり、1aはその雰囲気変動
によるNOX浄化活性向上推定機構を示す模式図であ
る。
【図2】実施例および比較例の各触媒のNOX吸着・脱
離境界点温度をおよび組み合わせた貴金属の浄化温度域
を示すグラフである。
【図3】実施例および比較例の各触媒のNOX浄化率を
示す棒グラフである。
【図4】本発明の浄化方法の一例を説明する模式図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 雅史 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 3G091 AA02 AA12 AA17 AA18 AB05 AB06 AB09 BA14 CA17 CA21 CB01 EA07 EA17 FA04 GB05W GB06W GB10W GB16W

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貴金属とNOX吸着境界温度が貴金属のN
    X浄化活性を示す温度域を超えないNOX吸着能を有す
    る成分を含有する触媒を用い、排ガスが酸素過剰の雰囲
    気下で昇温時に触媒が作動する浄化方法であって、 浄化する排ガスの温度が昇温時であることを検出する排
    ガス昇温検出工程と、前記排ガス昇温検出工程で排ガス
    の温度が昇温時と検出された時に前記排ガスに間歇的に
    還元剤を添加する工程と、からなることを特徴とするN
    X浄化方法。
  2. 【請求項2】前記NOX吸着能を有する成分のNOXの吸
    脱着境界温度が300℃以下であり前記貴金属のNOX
    浄化活性を示す温度域が150〜300℃である請求項
    1に記載のNOX浄化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014513229A (ja) * 2011-03-21 2014-05-29 ボルボ テクノロジー コーポレイション 触媒コンバータに供給される還元剤に活性化材料が添加される排気ガス後処理システム

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JP2014513229A (ja) * 2011-03-21 2014-05-29 ボルボ テクノロジー コーポレイション 触媒コンバータに供給される還元剤に活性化材料が添加される排気ガス後処理システム
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