JP2001020344A - レバーハンドルアダプターおよびレバーハンドル - Google Patents

レバーハンドルアダプターおよびレバーハンドル

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JP2001020344A
JP2001020344A JP11191149A JP19114999A JP2001020344A JP 2001020344 A JP2001020344 A JP 2001020344A JP 11191149 A JP11191149 A JP 11191149A JP 19114999 A JP19114999 A JP 19114999A JP 2001020344 A JP2001020344 A JP 2001020344A
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lever handle
handle
lever
water
low tank
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Masakatsu Kamisaka
上坂正勝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は水タンクの水の排出を制御する手動
の排出操作を簡単にかつ確実に行わしめるもので、特
に、水洗トイレに使用されるロータンクのレバーハンド
ルにおいて、レバーハンドルをロータンクの外側で操作
できるように既存の設備に取り付けるかもしくはレバー
自体を取り替えて目的を達しようとするものである。 【構成】ロータンクの水の排出を制御する手動のレバー
ハンドルと着脱自在に構成される本体部と、レバーハン
ドルへの固定部材と、本体部と一体もしくは組み立て可
能に構成される操作ハンドル部と、回動制御部で構成さ
れることにより、ロータンクの奥行きよりも外に操作ハ
ンドルを出し、その操作ハンドルの操作で手動の排出操
作を簡単にかつ確実に行わしめるもので、既存のレバー
ハンドルに取り付けるかもしくはレバーハンドル自体を
取り替えて使用するレバーハンドルアダプターまたはレ
バーハンドル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水タンクの水の排出を制
御する手段において、水タンクの奥行き幅よりも外に位
置するように操作ハンドルを出し、その操作ハンドルの
操作で手動の排出操作を簡単にかつ確実に行わしめるも
ので、既存のレバーハンドルに取り付けるかもしくはレ
バーハンドル自体を取り替えて使用するレバーハンドル
アダプターまたはレバーハンドルに関する。特に、水洗
トイレに使用されるロータンクのレバーハンドルにおい
て、レバーハンドルをロータンクの外側で操作できるよ
うにすることにより、身体の不自由な人でも簡単に水の
排出操作ができるもので、既存の設備に取り付けるかも
しくはレバー自体を取り替えて目的を達しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水洗トイレの水を貯留しておく
ロータンクに備えられる水の排出操作を手動で行うレバ
ーハンドルはロータンクの側壁に取り付けられ、ロータ
ンクを貫設するレバーハンドルの軸部材を回動させて、
ロータンク内の排水弁を開弁するように構成されてい
る。排水弁の閉止は、水面の低下によって自動的に排水
口を閉鎖するようフロートが付いた弁で構成されること
によって実現されている。従って手動操作が必要なのは
開弁操作のみであるが、従来技術にレバーハンドルの回
転軸の駆動方式として二つあり、一つは電磁アクチュエ
ータを外部からの電気信号に基づいて動作させる電動
式、もう一つは手動式である。電動式はリモコンで操作
可能なため、操作しやすく、しかも衛生的なため採用さ
れるが水による腐食防止対策や漏電防止などの安全対策
が施されるために高価な設備であるとともに、停電時の
対策に苦慮する。手動式は最も採用が多く家庭や、公共
施設などの設備として利用されていおり、水の排出操作
を行うレバーハンドルは機種によって様々な場所に取り
付けられている。
【0003】ロータンクの前面に取り付けられたものは
場所もわかりやすいが、最近は側面に取り付けられる設
備が多く、レバーハンドルの位置確認には視覚確認が必
要である。また狭いトイレではレバーハンドルに手を伸
ばさなければならなく、手の不自由な人には操作しにく
い位置関係となる。また、古い設備では開弁動作は上手
く動作するが、閉止動作においてレバーハンドルが完全
に停止位置まで戻らず弁が完全閉鎖できずに水が流れ続
けるという問題が発生したりする。つまり水の停止動作
はロータンク内の開閉弁の自動動作で行われるが、あく
までも水の浮力を利用した動作のため、レバーハンドル
が閉止位置に戻らず中途半端な位置で停止していたりす
ると、レバーハンドルと直結されている開閉弁が完全に
閉鎖位置に戻らないという場合があり、レバーハンドル
の操作は経費節減の上からも完全であることが望ましい
ものである。
【0004】特開平9−279657号「水洗レバー」
は、水タンクに開設された貫通孔を軸受部とした回転軸
を電磁アクチュエータによって回動させて、同水タンク
内の洗浄水を便器へ排水する水洗レバーに関するもので
電気式の一例である。この発明はレバーの軸受部と前記
回転軸との隙間に侵入した洗浄水を誘導し、同隙間から
排出するための案内路を備えるもので、毛細管現象が発
生しても電動便器洗浄ユニット等の電磁アクチュエータ
への水分による腐食などによる悪影響を防止可能であ
り、しかも組み立て、および部品管理面でも良好な水洗
レバーを提供することを目的としている。このように電
気式のレバーにすると、水の跳ね返りや水分蒸発、結露
などによる水分が原因となる部品類の腐食やカビの発生
を防止するための手段と構成が完全でないと、動作不良
や漏電などの事故原因となるため安全対策が重視され、
構成が複雑になって高価な設備にならざるを得ない。加
えて停電時には利用できないトイレになるので、停電時
にも手動で操作できるよう考慮した設備にするとさらに
構造は複雑化する。同様の問題が他の電気式設備の提案
にも存在し、家庭や公共施設ではあまり採用されないの
が現状である。ちなみに他の電気式設備の提案として特
開平7−11684号「便器水洗装置」や特開平6−3
30547号「自動水洗装置」などがあげられる。
【0005】また、特開平7−18715号「水洗便器
の排水レバー用回動軸の遠隔回動装置」は、水洗便器の
ロータンクの排水レバーハンドル取付用の回動軸に取付
け、水洗便器の便座に腰掛けた状態でも別個に操作しや
すい位置に取り付けられた操作器の操作で排水レバー取
付用の回動軸を回動させてタンク内の排水弁を作動させ
て排水ができるようにしたもので、 ロータンクとは別
個の遠隔位置に取り付け可能な手動で回動させて回動を
解くと元位置に自動復帰するハンドルを有する操作器
と、水洗便器のロータンクに添着させて排水レバーハン
ドル取付用の回動軸を回動さすための追従回動輪を有す
るレバーハンドル回動軸取付具と、操作器とレバーハン
ドル回動軸取付具とにワイヤーを有する牽引ワイヤーを
懸架係着し、操作器のハンドルの回動で牽引ワイヤーに
よりレバーハンドル回動軸取付具の追従回動輪が追従し
て回動し、ハンドルの回動を解くと自動的に元位置に復
帰するようにしたものである。この発明では、遠隔位置
で操作できるというメリットがあるが、ワイヤーを利用
して回動動作力を伝えるため、ワイヤーの遊びや、動力
の円滑伝達に工夫が必要である。つまりロータンクのレ
バーハンドルを操作するよりも大きな力や回動距離が長
くなるようでは発明の目的は達し得ていないものとな
る。また、操作器の取り付けは構成上簡単とは言えず、
一般人が安価に簡単に取り付けられるものではないため
専門技術者に依頼することとなり、高価な出費を誘発す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水洗トイレ
のロータンクの排水レバーハンドルを操作しやすくする
もので、特別な技術なしで既存設備に取り付けられる
か、もしくはもともと操作しやすいレバーハンドルにす
ることを目的とするものである。既存設備でも対応でき
るよう既存のレバーハンドルに取り付けられる構成のア
ダプターとして操作ハンドルをロータンクより外側に延
長するか、最初から取り付けるかもしくは取り替えられ
る構成のレバーハンドル自体にロータンクより外側に延
長する操作ハンドルを有するもので、電気式のように高
価ではなく、かつ確実な操作が可能となるように構成す
ることを目的とするものである。さらには、設備の老朽
化によるレバーハンドルの駆動を補助して確実な排水停
止を行わしめるとともに、レバーハンドルの位置を明確
にして操作しにくい環境でも操作が容易になることによ
り、高齢化や障害による身体の不自由な人のトイレの使
用を補助することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】水タンクの水の排出を制
御する手動のレバーハンドルと嵌合するよう凹部を設け
るか、レバーハンドルを挟むように固定する挟み部を有
した着脱自在に装着される本体部と、該本体部とレバー
ハンドルを固定するネジやバネやまたは接着材などを利
用した固定部材と、レバーハンドルの垂直方向に対して
直角もしくは直角線に対して45度以内の範囲で該本体
部に一体もしくは組み立て可能に構成される操作ハンド
ル部と、該本体部の一部もしくは操作ハンドルの一部に
一体もしくは組み立て可能に構成されるバネもしくは重
り、磁石などの回動制御部とで構成されるレバーハンド
ルアダプターである。または、レバーハンドルが取り付
けられる水タンクの垂直方向に対して直角もしくは直角
線に対して45度以内の範囲で該レバーハンドルに一体
もしくは組み立て可能に構成される操作ハンドル部と、
レバーハンドルもしくは操作ハンドル部と一体もしくは
組み立て可能に構成される回動制御部で構成されるレバ
ーハンドルである。
【0008】本発明におけるレバーハンドルの垂直方向
とはレバーハンドルの長手方向であり、水洗弁を閉止す
る位置関係にあることを示し、レバーハンドルの垂直方
向に対して直角もしくは直角線に対して45度以内の範
囲とは既存のレバーハンドルにおいて排水弁を開放動作
させる方向を示している。簡単には水平方向を指してい
る。また、45度以内とは直角線上を中心としてその両
側もしくは上下に45度づつの範囲を指している。組み
立て可能とはそれぞれを別の部品材として構成し、各部
品材が嵌合やネジ止め、ピン、接着などの方法で目的の
形に組み立てできるように構成することを指している。
レバーハンドルアダプターの場合、既存のレバーハンド
ルの形状に合わせてアダプター側の取り付け構造が変化
するため、あらかじめ大きく製造しておいて補助に寸法
を調整する緩衝材などを別個取り付けるよう構成しても
よい。操作ハンドル部の操作ヘッド部分が少なくともロ
ータンクの外側になるよう操作ハンドルの長さを決定す
るものであるが、その長さは調整できるよう伸縮可能に
構成することも本発明の範囲である。また、その形状は
図示されている棒状に限定されるものではなく、円筒で
も角状でもかまわないし、レバーハンドル部から一体に
構成される大きな円盤状でもかまわない。操作ヘッドな
どは動物などのキャラクター形状に構成すれば親しみや
すいアダプターになるものである。
【0009】バネもしくは重り、磁石などの回動制御部
は図1のごとくロータンクへのタンク固定部材を有する
ものでも、図2のごとくタンク固定部材を有しないもの
でもかまわない。ちなみにタンク固定部材は図1で12
吸盤の固定をもって説明したが、接着する構成にしても
かまわない。また磁石を利用するなどのようにどちらか
を磁石として、どちらかを磁石の磁力に吸引される金属
材を部分的に装着しておくこともできる。なおさらに回
動動作上にレールや車を設けることも本発明の範囲であ
り、回動制御部の構成を操作ハンドルと一体的に構成す
ることも本発明の範囲である。また、本発明のレバーハ
ンドルを構成する上において操作時に音がでるよう構成
すればより確実な操作が実現できるとともに、環境の改
善に役立つものである。音が出る具体的方法は既知の方
法で行えばよいもので特に記載しないが、操作ハンドル
の傾きなどを検出して音発生が機能すれば操作の不確実
性を解消できるものである。水栓のレバー補助アダプタ
ーは従来にも存在するが、本発明のアダプターは重力の
利用もしくは機械的力学機構によってレバーを水栓停止
位置に確実に戻すことができるという機能により手動操
作を簡略化させている。
【0010】
【作用】本発明のレバーハンドルアダプターは既存の水
洗トイレのロータンクのレバーハンドルに簡単に取り付
けられるもので、ロータンクの側面にある排水弁操作レ
バーハンドルをロータンク側面より外側の位置で操作で
きるように操作ハンドルを延長したものである。アダプ
ターでないレバーハンドルとして構成する場合は、操作
ハンドルがレバーハンドル自体と一体的もしくは組み立
て可能に構成される。この操作ハンドルがロータンクよ
り外側に位置するよう出ていることにより、操作ハンド
ルの位置確認と操作確認が簡単になるとともに、レバー
ハンドルが壁との間において狭くなっていてもレバー操
作が可能になる。さらに本発明のレバーハンドルアダプ
ターやレバーハンドルの一部に取り付けられる回動制御
部の機能により、排水弁の開放操作をしたあとレバーハ
ンドルが確実に排水弁を閉止できる位置に戻ることがで
き、うっかりした操作忘れや、レバーの回動軸の老朽化
による動作不良などで起きる漏水を防止することができ
る。また、従来のロータンクのレバーハンドルは弁開放
動作が手前に引き上げると水量大で、反対側の奥側に押
し込み回動させると水量小で、水量小の場合は手をさら
に奥方向に操作する必要があったが、本発明の操作ハン
ドルは上下動作の操作に変換されるため、上に操作すれ
ば水量大、下に操作すれば水量小となりすべて操作ヘッ
ドが見える範囲で操作でき操作が簡単になる。操作ハン
ドルをある程度長く配置すれば手が不自由でも、腕など
で操作できるようになり、高齢者や身体の不自由な人も
操作できかつ確実な操作ができるため、トイレの利用に
おける不安をなくすとともに、介助の役目を果たす。
【実施例】
【0011】本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明のレバーハンドルアダプターの分解構成図
を示すもので、(9)レバーハンドルに(1)本体部が
嵌合させられ、(9)レバーハンドルと(1)本体部が
(2)固定部材で固定される。この(2)固定部材はネ
ジで図示しているが、ピンでもバネでも他の緩衝材や接
着材でもかまわないものである。目的は(1)本体部と
(9)レバーハンドルが一体的に動作するよう固定でき
ればよいものである。(1)本体部には一体的もしくは
嵌合などで固定される(3)操作ハンドル部が構成さ
れ、(3)操作ハンドルは(10)ロータンクの側面の
外側まで延長されるが、その長さは調節可能に(3)操
作ハンドルを構成してもかまわない。具体的には(1)
本体部の嵌合において(3)操作ハンドルをネジなどで
位置固定するものでもよいし、(3)操作ハンドル自体
が伸縮式のつり竿のように2段や3段に伸縮できるよう
構成してもよい。(4)操作ヘッドは(3)操作ハンド
ルの端部に設けられるもので見やすくするものである
が、無くてもかまわないし、これをキャラクター形状に
してもかまわない。(5)回動制御部は(3)操作ハン
ドルを操作したあと(9)レバーハンドルが元の位置に
確実に戻るよう機能するもので、図1では(6)バネの
上部が(1)本体部の下部の穴に組み込まれ、(6)バ
ネの下部は(10)ロータンクの適当な位置に(12)
吸盤などで固定される(7)タンク固定部材の穴に組み
込んで(1)本体部に操作力が加わらないときはバネの
力により弁閉止の正確な姿勢を保つよう構成されてい
る。(6)バネの上部が取り付けられる位置は図では別
個の取り付け穴が(1)本体部に設けられているが、
(3)操作ハンドルの一部に取り付けられるものでもか
まわない。この機能は、バネばかりでなく重りや磁石な
どによっても実現できるので図2に(5)回動制御部の
別の実施例として重りを取り付けた例を示している。重
りの場合は(7)タンク固定部材が必要無いものであ
る。また、バネは弾性力を利用するものなので、コイル
バネ以外に板バネでもよし、バネ以外にゴムなどの弾性
材料を利用してもよいし、掃除機のコードや巻尺などに
利用されている巻取り式のヒモなどを利用する構造体に
してもよい。
【0012】図2は本発明のレバーハンドルアダプター
の断面を示しており、(9)レバーハンドルが(1)本
体部の凹部に嵌合し、(8)固定ネジで固定されている
ものである。(8)固定ネジの位置は固定できる位置な
らどこでもかまわないが、上が一番取り付けやすい。ま
た(9)レバーハンドルが(1)本体部の凹部に嵌合さ
せるにあたって嵌め合い状態を改善するため隙間を埋め
る緩衝材を別個に設けて埋め込んでもかまわない。ま
た、(9)レバーハンドルは既存設備に各種の形状のも
のが存在するため、これを調整する緩衝材や、別個の調
節用のアダプターを用いてもかまわない。(5)回動制
御部は、前記のごとくバネなどの弾力を利用するもので
はなく、重力を利用する(11)重りで図示している。
この重りは固定しているように図示しているが、鎖など
で別個に取り付け可能なものでもかまわない。望ましく
は鎖、ヒモ、リンクなどで別個に取り付け可能にするも
のの方が重力位置エネルギーを、回転動作の戻しという
運動エネルギーに変換しやすく、本体構造もコンパクト
にできる。図3は一般的な水洗ロータンクを示すもの
で、水洗用の水は(10)ロータンクに貯留され、
(9)レバーハンドルの操作によって弁を開閉される。
(9)レバーハンドルは図3の前面側すなわち前に引き
上げると水量大で作動し、後面側すなわち奥側に押し込
むように回転動作させると水量小で作動する。なお、本
発明を実施する上でそれぞれを別の部品材として構成
し、各部品材が嵌合やネジ止め、ピン、接着などの方法
で目的の形に組み立てできるように構成すること、およ
びレバーハンドルアダプターの場合、既存のレバーハン
ドルの形状に合わせてアダプター側の取り付け構造が変
化するため、あらかじめ大きく製造しておいて補助に寸
法を調整する緩衝材などを別個取り付けるよう構成する
こと、ならびに操作ハンドルの長さを調整する方法につ
いては、説明のごとく既知の方法で構成できることであ
るので図示説明は得にしない。また、請求項2に記載の
レバーハンドルについては、図1、図2における本体部
がレバーハンドルに構成され、ロータンクの回動軸に直
接組み込める構造であればよいので、特に図による説明
はしない。
【0013】
【発明の効果】本発明のレバーハンドルアダプターは既
存の水洗トイレのロータンクのレバーハンドルに簡単に
取り付けられるもので、設備の変更を必要とすることな
く安価にレバーハンドルの操作を改善するものである。
また、レバーハンドル自体を本発明のごとく最初から構
成しておけばレバーハンドルの操作を安価に改善したも
のとなる。このレバーハンドルの操作ハンドルがロータ
ンクより外側に位置するよう出ていることにより、覗き
こまなくても操作ハンドルの位置確認と操作確認が簡単
にできるようになるとともに、狭いトイレなどにおいて
レバーハンドルが壁との間が狭くなっていてもレバー操
作が可能になる。さらに回動制御部の機能により、排水
弁の開放操作をしたあとレバーハンドルが確実に排水弁
を閉止できる位置に戻ることができ、うっかりした操作
忘れや、レバーの回動軸の老朽化による動作不良などで
起きる漏水を防止することができて、水の節約や効率的
資源の利用に寄与する。また、本発明の操作ハンドルは
上下動作の操作に変換されるため、上に操作すれば水量
大、下に操作すれば水量小となりすべて操作ヘッドが見
える範囲で操作でき操作が簡単になることから子供でも
安心して操作できるし、また視力低下した場合にも操作
ヘッドの位置が見やすく確認しやすいとともに、手で触
って確認することも可能なので操作が確実となる。操作
ハンドルをある程度長く配置すれば手が不自由でも、腕
などで操作できるようになり、高齢者や身体の不自由な
人も操作できかつ確実な操作ができるため、トイレの利
用における不安をなくすとともに、介助の役目を果た
す。さらに操作ヘッドを動物やマンガのキャラクターに
すれば、子供のトイレ利用教育に寄与するとともに、ト
イレを楽しくするグッズとなり暗いイメージの改善に寄
与する。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレバーハンドルアダプターの分解構成
図を示す。
【図2】本発明のレバーハンドルアダプターの断面の例
を示す。
【図3】一般的な水洗ロータンクを示す。
【0015】
【符号の説明】
(1)本体部、(2)固定部材、(3)操作ハンドル、
(4)操作ヘッド、(5)回動制御部、(6)バネ、
(7)タンク固定部材、(8)固定ネジ、(9)レバー
ハンドル、(10)ロータンク、(11)重り、(1
2)吸盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水タンクの水の排出を制御する手動のレバ
    ーハンドルに着脱自在に装着される本体部と、該本体部
    とレバーハンドルを固定する固定部材と、レバーハンド
    ルの垂直方向に対して直角もしくは直角線上に対して4
    5度以内の範囲で該本体部に一体もしくは組み立て可能
    に構成される操作ハンドル部と、該本体部の一部もしく
    は操作ハンドル部と一体もしくは組み立て可能に構成さ
    れる回動制御部で構成されるレバーハンドルアダプタ
    ー。
  2. 【請求項2】レバーハンドルが取り付けられる水タンク
    の垂直方向に対して直角もしくは直角線上に対して45
    度以内の範囲で該レバーハンドルに一体もしくは組み立
    て可能に構成される操作ハンドル部と、操作ハンドル部
    とは別の位置に該レバーハンドルもしくは操作ハンドル
    部と一体もしくは組み立て可能に構成される回動制御部
    で構成されるレバーハンドル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015145301A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 アイシン精機株式会社 収納袋及び被収納物の取出し装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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