JP2001020240A - 除雪機 - Google Patents

除雪機

Info

Publication number
JP2001020240A
JP2001020240A JP11195164A JP19516499A JP2001020240A JP 2001020240 A JP2001020240 A JP 2001020240A JP 11195164 A JP11195164 A JP 11195164A JP 19516499 A JP19516499 A JP 19516499A JP 2001020240 A JP2001020240 A JP 2001020240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
side support
auger
support plates
snow removing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11195164A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Hamawaki
吉乃夫 浜脇
Tetsuya Osaki
哲也 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP11195164A priority Critical patent/JP2001020240A/ja
Publication of JP2001020240A publication Critical patent/JP2001020240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の除雪機においては、オ−ガ側方の雪壁
を削り取るのに別装置を装備し、該別装置の伝動部がオ
−ガ側方で除雪の障害となっていたので、オ−ガ両端の
サイドディスク又は片削りディスクを工夫し除雪幅を拡
大した作業性のよい除雪機を提供するものである。 【解決手段】 本発明はオ−ガ軸の回転方向に対してサ
イドディスクの回転方向を前進方向に向かって、逆ハの
字で末広がり状に回転させて、左右サイド支持板の外幅
以上に除雪幅を拡大し、除雪機に前進抵抗が掛からない
様にして雪壁を削取る様に構成した。又、着脱自在の片
削りディスクを装着し雪壁を削取り道路幅を広げる場合
の作業性の向上を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体の前部に集雪
用のオ−ガ部を有する除雪機において、該オ−ガ部の側
方の雪壁を削り取る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、機体の前部に集雪オ−
ガを有する除雪機において、オ−ガ部の両側方の雪壁を
削取るのに、前記オ−ガ部の両側部に回転雪掻装置を突
設したものが公知となっている。(例えば実公昭41−
21548号公報を参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の雪
を掻寄せるオ−ガは氷結状に固まった雪を除雪する際、
両側方の雪壁を削取るのに、前記オ−ガ部の両側部に別
装置を装備し、該別装置の伝動部が配設されるのが一般
的であるが、該伝動部を構成する伝動ケ−スの幅員相当
の凍雪が残雪となり、該凍雪状残雪は除雪機の前進を妨
害し作業が出来なくなる等の問題が潜在し、その改善が
必要となっている。
【0004】本発明は従来技術においての前記課題を解
決する為になされたもので、氷結状に固まった雪を除雪
する際、オ−ガの除雪幅に左右両端のサイドディスクに
よる除雪幅を加算した構造によって、左右サイド支持板
の外幅以上の最大除雪幅を確保して、前記左右サイド支
持板側部の前進抵抗を完全に除去し、除雪作業を円滑に
する除雪機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】機体の前部に除雪部を連
設し、該除雪部の最前部に集雪オ−ガを配設し、該オ−
ガの左右両端側にサイドディスクが装備されている除雪
機において、該左右サイドディスクの回転方向をオ−ガ
軸の回転方向に対して偏芯角を有せしめ、前進方向に対
して逆ハの字で末広がり状に回転させる様に構成した事
で、前進方向に対して除雪部の左右サイド支持板の外幅
以上に除雪して、機体に前進抵抗が掛からない様にする
事で、除雪作業を良好にし円滑にする様に構成した。
【0006】機体の前部に除雪部を連設し、該除雪部の
最前部に集雪オ−ガを配設し、該集雪オ−ガの左右両端
側にサイドディスクが装備されている除雪機において、
該左右サイドディスクの末広がり状の回転軌跡で、最外
側位置が左右各々サイド支持板の外方に位置する様に、
サイド支持板とサイドディスクとの相対位置を構成した
事で、前記サイド支持板と雪側壁との隙間を確保する事
ができ、操向クラッチ操作による操向性を容易にし、除
雪作業性の向上を図った。
【0007】機体の前部に除雪部を連設し、該除雪部の
最前部に集雪オ−ガを配設し、該集雪オ−ガの左右両端
側にサイドディスクが装備されている除雪機において、
前進方向に対して逆ハの字で末広がり状に回転する前記
左右サイドディスクに、一個以上の破雪爪を添設したこ
とで、前記オ−ガとサイドディスク間に滞留する雪片を
撥ね出し、破雪と集雪作用を凍雪状或いは高積雪状でも
容易にし、除雪作業を円滑ならしめる。
【0008】機体の前部に除雪部を連設し、該除雪部の
最前部に集雪オ−ガを配設した除雪機において、オ−ガ
軸に左右サイド支持板の内側で受動ボスを軸着し、この
受動ボスを左右サイド支持板の外側まで延出し、該延出
部に雪壁を削取る片削りディスクを固着した事で、オ−
ガ側方に伝動部を配設する必要がなく、伝動ケ−ス幅の
凍雪状残雪層を残す事なく、除雪機の前進を妨害しない
ので良好な除雪作業をする事が出来る。
【0009】機体の前部に除雪部を連設し、該除雪部の
最前部に集雪オ−ガを配設した除雪機において、オ−ガ
軸に左右サイド支持板の内側で受動ボスを軸着し、この
受動ボスを左右サイド支持板の外側まで延出し、該延出
部に雪壁を削取る片削りディスクを固着し、前記の左右
各サイド支持板の外方より、着脱自在なる様に構成した
事で、高積雪時の雪壁除雪作業と通常の除雪作業とに応
じて、容易に片削りディスクの着脱が可能となり作業性
の向上を図る事が出来る。
【0010】機体の前部に除雪部を連設し、該除雪部の
最前部に集雪オ−ガを配設した除雪機において、オ−ガ
軸に左右サイド支持板の内側で受動ボスを軸着し、この
受動ボスを左右サイド支持板の外側まで延出し、該延出
部に固着した片削りディスクに一個以上の片削刃を装着
し、その装着角度を変更自在に構成した事で、雪質に応
じて喰込性の調節が可能で良好な除雪作業を実施する事
が出来る。
【0011】機体の前部に除雪部を連設し、該除雪部の
最前部に集雪オ−ガを配設した除雪機において、オ−ガ
軸に左右サイド支持板の内側で受動ボスを軸着し、この
受動ボスを左右サイド支持板の外側まで延出し、該延出
部に固着した片削りディスクに一個以上の片削刃を装着
し、その片削刃が雪質や積雪状態に応じて、各種断面形
状の片削刃と交換可能なるよう着脱自在に構成した事
で、高積雪状態の道路側壁を広げたり、又雪質に応じて
除雪幅を自由に変更したり、作業内容に適応した片削刃
を選択することが出来、除雪作業の能率向上を図ること
が出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係わるオ−
ガ両側のサイドディスク平面視断面図で、本発明の要部
であるオ−ガ部と両側のサイドディスクの構成を平面視
したものである。図2は同じく本発明の要部に係わる別
案のオ−ガ両側のサイドディスク平面視断面図である。
図3は本発明の実施例である除雪機の全体側面図で、図
4は同じく本発明の実施例である除雪機の全体平面図で
ある。図5は本発明の要部に係わる除雪部の正面図で、
図6は同じく本発明の要部に係わるオ−ガ部と片削りデ
ィスク側面図で、片削りディスクの構成を側面視したも
のである。
【0013】まず、実施例としての歩行型除雪機の全体
構成について、図3及び図4を参照して説明すると、機
体(A)は機体カバ−(1)によって覆われ、該機体カ
バ−(1)内にエンジン(E)を内蔵して、上部にはボ
ンネット(2)を配設し、該ボンネット(2)の前部か
ら排気マフラ−(3)を突出させている。前記エンジン
(E)の後方にバッテリ−(B)を設置している。ま
た、機体(A)の前部には除雪部(D)が連設され、該
除雪部(D)は最前部に集雪用のオ−ガ(26)部を配
設し、該オ−ガ(26)を覆うオ−ガケ−ス(8)を配
し、該オ−ガケ−ス(8)の後方にはブロアを内設する
ブロアカバ−(6)を連設して該ブロアカバ−(6)の
上部より上方に排雪シュ−ト(7)を突設している。該
ブロアカバ−(6)の下端には除雪高さ調整板(10)
を配設している。
【0014】排雪シュ−ト(7)の基部は旋回回動可能
に構成され、モ−タ−(M)によって後部の運転操作部
(C)のスイッチ(49)操作で任意の角度に旋回でき
る。該排雪シュ−ト(7)の先端には上下に回動して投
雪角度を調節するシュ−トキャップ(7a)を設けてい
る。機体(A)の後部には運転操作部(C)を配設し
て、該運転操作部(C)には操作パネル(5)やハンド
ル(4)等を配置している。操作パネル(5)には走行
クラッチレバ−(43)、除雪クラッチレバ−(4
4)、アクセルレバ−(45)、走行変速レバ−(4
6)、左右サイドクラッチレバ−(47L)・(47
R)、シュ−ト旋回スイッチ(49)等が設けられてい
る。
【0015】また、エンジン(E)の下方にはHST式
変速装置(H)及び伝動装置(T)が配設されて、該伝
動装置(T)から左右のファイナルケ−ス(19)(1
9)を介して、クロ−ラフレ−ム(12)に枢支された
駆動スプロケット軸(11)(11)と連動して、該駆
動スプロケット軸(11)(11)に軸着した駆動スプ
ロケット(13)(13)を駆動している。また、クロ
−ラフレ−ム(12)後方にはアイドラ軸の支持軸(1
4)の左右端に軸着した従動アイドラ(15)(15)
を配設し、左右各々の駆動スプロケット(13)と従動
アイドラ(15)とをそれぞれクロ−ラ(16)(1
6)で巻回し、クロ−ラ式走行装置(S)を形成してい
るのである。
【0016】また、前記機体カバ−(1)内に配設され
たエンジン(E)から前方に突出した出力軸に駆動プ−
リ(23)を軸着し、該駆動プ−リ(23)の構成を後
方を走行駆動プ−リ(23a)、前部を除雪駆動プ−リ
(23b)として二連プ−リを形成して、前記エンジン
(E)の下方に配設したHST式変速装置(H)の入力
軸であるポンプ軸を前方に突出させ、該ポンプ軸に軸着
したHST入力プ−リ(24)と前記走行駆動プ−リ
(23a)とをベルトを介して連動連結して駆動力を該
HST入力プ−リ(24)に伝えている。また、同様に
前記除雪駆動プ−リ(23b)はブロアカバ−(6)か
ら後方に突出したオ−ガ入力軸に軸着したオ−ガプ−リ
(25)とベルトによって連結され、オ−ガ(26)及
びブロアを駆動している。
【0017】前記HST入力プ−リ(24)に伝えられ
た駆動力は、油圧ポンプを駆動し、油圧モ−タの出力軸
であるモ−タ軸から該HST式変速装置(H)の後部に
配設した伝動装置(T)に伝達されて、該伝動装置
(T)には副変速装置やサイドクラッチ装置が収納さ
れ、前記ファイナルケ−ス(19)を介して駆動スプロ
ケット(13)を駆動している。
【0018】そして、前記走行クラッチレバ−(43)
及び除雪クラッチレバ−(44)は図3及び図4に示す
ように、その後端のグリップ部がル−プ状に構成したハ
ンドル(4)の形状に合わせて構成され、走行クラッチ
レバ−(43)または除雪クラッチレバ−(44)を
「入」側に回動すると、それぞれが丁度ハンドル(4)
の上に重なり、両方を一度に握る事が出来る様にしてあ
る。
【0019】また、走行クラッチレバ−(43)は、ロ
ッドを介して前記走行駆動プ−リ(23a)とHST入
力プ−リ(24)の間に配置したベルトテンションクラ
ッチと連結し、加えてリンク等を介してブレ−キと連結
している。よって、走行クラッチレバ−(43)を
「入」側へ回動するとベルトテンションクラッチが接続
し、エンジン(E)からの動力がHST式変速装置
(H)に伝えられて走行駆動でき、同時にブレ−キは解
除される。また、走行クラッチレバ−(43)を「切」
側に回動すると、ベルトテンションクラッチは断絶し動
力は走行装置へ伝達されず、ブレ−キで制動される。
【0020】さらに、除雪クラッチレバ−(44)もロ
ッドを介して、前記除雪駆動プ−リ(23b)とオ−ガ
プ−リ(25)の間に配置したベルトテンションクラッ
チと連結され、除雪クラッチレバ−(44)を「入」側
に回動すると、ベルトテンションクラッチが接続し、エ
ンジン(E)からの動力がブロア及びオ−ガ(26)に
動力を伝え、又除雪クラッチレバ−(44)を「切」側
へ回動すると、ベルトテンションクラッチは断絶し動力
が伝達されなくなる。但し、前記走行クラッチレバ−
(43)及び除雪クラッチレバ−(44)のロットはそ
れぞれ下方にバネによって、「切」側に引っ張られ、
「入」側へ回動しても手を放すと「切」側へ回動するよ
うにしている。
【0021】上記駆動系によって各部が作動するが、こ
こで除雪部の構成を詳述する。図5に示す様にオ−ガ
(26)は左右巻き方向を対向させた2体の螺旋体を基
本構成として、該螺旋体の外周縁に同ピッチで突出した
切込刃(26a)を複数個一体的に形成してある。該オ
−ガ(26)の左右両端側にサイドディスク(26b)
が装備され、該左右サイドディスク(26b)の回転方
向をオ−ガ軸(26g)の回転方向に対して偏位角を有
せしめ、前進方向に対して逆ハの字で末広がり状に回転
させる様に構成され、該構成が本発明の要部とするとこ
ろである。
【0022】ここで、本発明の要部について図1を参照
し詳述する。オ−ガ軸(26g)の左右両側にスプライ
ン部を削成し、該スプライン部にサイドディスク駆動ギ
ヤ(26j)を嵌合装着し、またサイドディスク(26
b)にはサイドディスクボス(26k)を締結し、該サ
イドディスクボス(26k)には内歯が削成されてい
て、該内歯が前記サイドディスク駆動ギヤ(26j)と
噛合して、前記オ−ガ軸(26g)を介してオ−ガ(2
6)とサイドディスク(26b)は同調して回転する様
になっている。
【0023】更に、図1の図示で前記オ−ガ軸(26
g)の両端はボ−ルベアリングを介してオ−ガ軸支持ケ
−ス(26m)で支承され、該オ−ガ軸支持ケ−ス(2
6m)は軸受部の円筒内側にはオ−ガ軸(26g)を軸
支する内ボ−ルベアリングを嵌挿し、円筒外側にはサイ
ドディスクボス(26k)を支承する外ボ−ルベアリン
グを嵌挿し、内外ボ−ルベアリングは互いに非平行にし
て偏芯角を有し、軸芯の方向が内ボ−ルベアリングが水
平方向であるのに対して、外ボ−ルベアリングは除雪部
の内方向に上り傾斜をなし、サイドディスク(26b)
の回転方向をオ−ガ軸(26g)の回転方向に対して偏
芯角を有せしめ、前進方向に対し逆ハの字で末広がり状
に回転させる構成を成している。更に、サイドディスク
(26b)はセットボルト(26n)を介してオ−ガ軸
(26g)に装着されている。
【0024】前記サイドディスク(26b)の末広がり
状の回転軌跡で、最外側位置が左右各サイド支持板(2
6e)より外方に位置する様に、サイド支持板(26
e)とサイドディスク(26b)との相対位置を構成
し、更にサイドディスク(26b)の内側周縁に所定間
隔で一個以上の破雪爪(26p)を添設して、回転軌跡
の中で前記オ−ガ(26)と一部重合しながら同調回転
をする様な相互の構成となっている。
【0025】また、別案として図2に示した様に、前記
サイドディスクボス(26k)にはベベルギヤを削成
し、前記サイドディスク駆動ギヤ(26j)にもベベル
ギヤを削成して、互いに噛合させると偏芯角をより大き
くする事が可能で、雪側壁の処理幅を拡大する事が出来
る。尚、前記同様に逆ハの字で末広がり状に回転する左
右サイドディスク(26b)に、一個以上の破雪爪(2
6p)を添設した構成とする。
【0026】なお、図5及び図6に図示した如く、オ−
ガ軸(26g)に左右サイド支持板(26e)の内側で
受動ボス(27d)を軸着して、この受動ボス(27
d)を左右サイド支持板(26e)の外側まで延出し、
該延出部に雪壁を削取る片削りディスク(27)が固着
されているが、該片削りディスク(27)の構成はディ
スク板(27a)に取付孔と角度調節用の円弧状長孔を
穿孔し、該穿孔に片削刃(27b)を装着角度調節自在
にボルトで取り付けてある。
【0027】更に、図5と図6に図示した如く、前記片
削りディスク(27)は仕組みでオ−ガ部の外側から着
脱可能な様にセットボルト(27c)で固着されてい
る。尚、ディスク板(27a)と受動ボス(27d)は
固着し一体的に構成され、前記の片削刃(27b)はデ
ィスク板(27a)に一個以上のものが所定角度で締結
されている。雪質に適合した形状の片削刃(27b)を
選択し装着する事が出来る。又、片削刃(27b)を必
要としない標準作業時は取り外す事が出来るので、標準
仕様に対して別仕様として使用の便宜を図る事が出来
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記述されるような効果を奏する。機体
(A)の前部に除雪部(D)を連設し、該除雪部(D)
の最前部に集雪オ−ガ(26)を配設し、この集雪オ−
ガ(26)の左右両端側にサイドディスク(26b)が
装備されている除雪機において、該左右サイドディスク
(26b)の回転方向をオ−ガ軸(26g)の回転方向
に対して偏芯角を有せしめ、前進方向に対して逆ハの字
で末広がり状に回転させる様に構成したので、前進方向
に対してオ−ガ側部を左右サイド支持板(26e)全幅
以上に除雪して、機体に前進抵抗が掛からない様にする
事ができ、除雪作業を良好にし円滑にすることができ
る。
【0029】機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
設し、この集雪オ−ガ(26)の左右両端側にサイドデ
ィスク(26b)が装備されている除雪機において、こ
のサイドディスク(26b)の末広がり状の回転軌跡
で、最外側位置が左右各サイド支持板(26e)の外方
に位置する様に、該左右サイド支持板(26e)とサイ
ドディスク(26b)との相対位置を構成したので、前
記左右各サイド支持板(26e)と雪側壁との隙間を確
保する事ができ、操向クラッチ操作による操向性を容易
にし、除雪作業性の向上が図れる。
【0030】機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
設し、この集雪オ−ガ(26)の左右両端側にサイドデ
ィスク(26b)が装備されている除雪機において、前
進方向に対して逆ハの字で末広がり状に回転する前記の
左右サイドディスク(26b)に、一個以上の破雪爪
(26p)を添設した構成にしたので、前記集雪オ−ガ
(26)とサイドディスク(26b)間に滞留する雪片
を撥ね出し、破雪と集雪作用を凍雪状或いは高積雪状で
も容易にし、除雪作業を円滑ならしめる。
【0031】機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27e)を軸着
し、この受動ボス(27e)を左右サイド支持板(26
e)の外側まで延出し、該延出部に雪壁を削取る片削り
ディスク(27)を固着したので、オ−ガ側方に伝動部
を配設する必要がなく、伝動ケ−ス幅の凍雪状残雪層を
残す事なく、除雪機の前進を妨害しないので良好な除雪
作業をする事が出来る。
【0032】機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27e)を軸着
し、この受動ボス(27e)を左右サイド支持板(26
e)の外側まで延出し、該延出部に固着した片削りディ
スク(27)を左右サイド支持板(26e)の外方よ
り、着脱自在なる様に構成したので、高積雪時の雪壁除
雪作業と通常の除雪作業とに応じて、容易に片削りディ
スク(27)の着脱が可能となり作業性の向上を図る事
が出来る。
【0033】機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27e)を軸着
し、この受動ボス(27e)を左右サイド支持板(26
e)の外側まで延出し、該延出部に固着した片削りディ
スク(27)に一個以上の片削刃(27a)を装着し、
その装着角度を変更自在に構成したので、雪質に応じて
喰込性の調節が可能で良好な除雪作業を実施する事が出
来る。
【0034】機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27e)を軸着
し、この受動ボス(27e)を左右サイド支持板(26
e)の外側まで延出し、該延出部に固着した片削りディ
スク(27)に一個以上の片削刃(27a)を装着し、
その片削刃(27a)が雪質や積雪状態に応じて、各種
断面形状の片削刃(27a)と交換可能な着脱自在に構
成したので、高積雪状態の道路側壁を広げたり、又雪質
に応じて除雪幅を自由に変更したり、その作業内容に対
して適応した片削刃(27a)を選択することができ、
除雪作業の能率向上を図ることが出来る。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部であるオ−ガ両側のサイドディス
ク平面視断面図である。
【図2】本発明の要部で別案のオ−ガ両側のサイドディ
スク平面視断面図である。
【図3】本発明の実施例である除雪機の全体側面図であ
る。
【図4】本発明の実施例である除雪機の全体平面図であ
る。
【図5】本発明の要部に係わる除雪部の正面図である。
【図6】本発明の要部に係わるオ−ガ部と片削りディス
ク側面図である。
【符号の説明】
A 機体 D 除雪部 E エンジン H HST式変速装置 S 走行装置 T 伝動装置 7 排雪シュ−ト 8 オ−ガケ−ス 16 クロ−ラ 23 駆動プ−リ 23a 走行駆動プ−リ 23b 除雪駆動プ−リ 24 HST入力プ−リ 25 オ−ガプ−リ 26 オ−ガ 26b サイドディスク 26e サイド支持板 26g オ−ガ軸 26j サイドディスク駆動ギヤ 26k サイドディスクボス 26m オ−ガ軸支持ケ−ス 26p 破雪爪 27 片削りディスク 27a ディスク板 27b 片削刃 27c セットボルト 27d 受動ボス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
    し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
    設し、該集雪オ−ガ(26)の左右両端側にサイドディ
    スク(26b)が装備されている除雪機において、該左
    右サイドディスク(26b)の回転方向をオ−ガ軸(2
    6g)の回転方向に対して偏芯角を有せしめ、前進方向
    に対して逆ハの字で末広がり状に回転させる様に構成し
    た事を特徴とした除雪機。
  2. 【請求項2】 機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
    し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
    設し、該集雪オ−ガ(26)の左右両端側にサイドディ
    スク(26b)が装備されている除雪機において、該左
    右サイドディスク(26b)の末広がり状の回転軌跡
    で、最外側位置が左右各々サイド支持板(26e)の外
    方に位置する様に、該サイド支持板(26e)とサイド
    ディスク(26b)との相対位置を構成した事を特徴と
    した請求項1記載の除雪機。
  3. 【請求項3】 機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
    し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
    設し、該集雪オ−ガ(26)の左右両端側にサイドディ
    スク(26b)が装備されている除雪機において、前進
    方向に対して逆ハの字で末広がり状に回転する前記左右
    サイドディスク(26b)に、一個以上の破雪爪(26
    p)を添設した構成を特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の除雪機。
  4. 【請求項4】 機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
    し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
    設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
    ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27d)を軸着
    し、この受動ボス(27d)を左右サイド支持板(26
    e)の外側まで延出し、該延出部に雪壁を削取る片削り
    ディスク(27)を固着した事を特徴とした除雪機。
  5. 【請求項5】 機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
    し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
    設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
    ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27d)を軸着
    し、この受動3ス(27d)を左右サイド支持板(26
    e)の外側まで延出し、該延出部に片削りディスク(2
    7)を固着し、前記の左右各サイド支持板(26e)の
    外方より、着脱自在なる様に構成した事を特徴とした請
    求項4記載の除雪機。
  6. 【請求項6】 機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
    し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
    設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
    ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27d)を軸着
    し、この受動ボス(27d)を左右サイド支持板(26
    e)の外側まで延出し、該延出部に固着した片削りディ
    スク(27)に、一個以上の片削刃(27b)を装着
    し、その装着角度を変更自在に構成した事を特徴とした
    除雪機。
  7. 【請求項7】 機体(A)の前部に除雪部(D)を連設
    し、該除雪部(D)の最前部に集雪オ−ガ(26)を配
    設した除雪機において、オ−ガ軸(26g)に左右サイ
    ド支持板(26e)の内側で受動ボス(27d)を軸着
    し、この受動ボス(27d)を左右サイド支持板(26
    e)の外側まで延出し、該延出部に固着した片削りディ
    スク(27)に、一個以上の片削刃(27b)を装着
    し、その片削刃(27b)が雪質や積雪状態によって、
    各種断面形状の片削刃(27b)と交換可能な着脱自在
    に構成した事を特徴とした除雪機。
JP11195164A 1999-07-09 1999-07-09 除雪機 Pending JP2001020240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195164A JP2001020240A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 除雪機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195164A JP2001020240A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 除雪機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001020240A true JP2001020240A (ja) 2001-01-23

Family

ID=16336503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11195164A Pending JP2001020240A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 除雪機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001020240A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112921883A (zh) * 2021-01-29 2021-06-08 常熟理工学院 一种快速清除路面积雪的铲雪车
WO2023032212A1 (ja) * 2021-09-06 2023-03-09 本田技研工業株式会社 除雪機のオーガ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112921883A (zh) * 2021-01-29 2021-06-08 常熟理工学院 一种快速清除路面积雪的铲雪车
WO2023032212A1 (ja) * 2021-09-06 2023-03-09 本田技研工業株式会社 除雪機のオーガ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7305777B2 (en) Auger for snow throw machine
RU2600710C2 (ru) Трехступенчатый снегомет
JP3870386B2 (ja) 除雪機の氷状雪面破砕装置
JP2001020240A (ja) 除雪機
US7174660B2 (en) Snow removing machine
JP3990637B2 (ja) 除雪機
US20210095433A1 (en) Impeller for snowblower and combined snowblower and snowplow
US4541187A (en) Snowblower apparatus
JP4961017B2 (ja) オーガブレードおよびこれを備えた除雪機
JP2006257771A (ja) 除雪機
JP6128582B2 (ja) 歩行型ブレード除雪機
WO2020008494A1 (ja) 除雪機
JP2021167522A (ja) 歩行型除雪機
JP2006254808A (ja) 作業機
CN110792061A (zh) 一种小型除雪除冰车及其除雪除冰方法
JP2001020239A (ja) 除雪機
JP4266309B2 (ja) 除雪機
JPH0637060Y2 (ja) 除雪機
JP3941983B2 (ja) 除雪機のシュータ操作装置
JP2005226336A (ja) 除雪機のオーガー装置
JP4316244B2 (ja) 除雪機
JP2005226370A (ja) 除雪機
JP2004225317A (ja) 除雪機
JPH0542097Y2 (ja)
JP2004225320A (ja) 除雪機