JP2001020118A - 使い捨て着用物品 - Google Patents
使い捨て着用物品Info
- Publication number
- JP2001020118A JP2001020118A JP11198152A JP19815299A JP2001020118A JP 2001020118 A JP2001020118 A JP 2001020118A JP 11198152 A JP11198152 A JP 11198152A JP 19815299 A JP19815299 A JP 19815299A JP 2001020118 A JP2001020118 A JP 2001020118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welded
- edge
- wearing article
- edge parts
- overlapped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 38
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 19
- 230000000712 assembly Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000429 assembly Methods 0.000 abstract description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 5
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 18
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- -1 polypropylene core Polymers 0.000 description 4
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 3
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 2
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000004750 melt-blown nonwoven Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D27/00—Details of garments or of their making
- A41D27/24—Hems; Seams
- A41D27/245—Hems; Seams made by welding or gluing
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/12—Surgeons' or patients' gowns or dresses
- A41D13/1209—Surgeons' gowns or dresses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/12—Surgeons' or patients' gowns or dresses
- A41D13/1236—Patients' garments
- A41D13/1245—Patients' garments for the upper part of the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D27/00—Details of garments or of their making
- A41D27/02—Linings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0037—Other properties
- B29K2995/0065—Permeability to gases
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0037—Other properties
- B29K2995/0068—Permeability to liquids; Adsorption
- B29K2995/0069—Permeability to liquids; Adsorption non-permeable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/48—Wearing apparel
- B29L2031/4842—Outerwear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 合掌状に重ね合わせて溶着したシート状繊維
集合体どうしの縁部が、柔軟な肌触りと通気性とを有す
ることに加え、液体の浸透を阻止できる使い捨て着用物
品。 【解決手段】 使い捨て着用物品に使用されたシート状
繊維集合体7,8どうしの縁部7A,7Bが重なり合
い、縁部7A,8Aが延びる方向へ間欠的に並び縁部7
A,8Aの縁15,16を含む接合部位6において溶着
する。
集合体どうしの縁部が、柔軟な肌触りと通気性とを有す
ることに加え、液体の浸透を阻止できる使い捨て着用物
品。 【解決手段】 使い捨て着用物品に使用されたシート状
繊維集合体7,8どうしの縁部7A,7Bが重なり合
い、縁部7A,8Aが延びる方向へ間欠的に並び縁部7
A,8Aの縁15,16を含む接合部位6において溶着
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不織布が使用さ
れている使い捨て着用物品に関する。
れている使い捨て着用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性合成繊維の不織布からな
る着用物品において、不織布どうしの縁部を互いに合掌
状に重ね合わせ、その重ね合わせた部分を溶着して不織
布どうしを接合することがある。溶着するには不織布の
縁部に沿って連続的に延びる溶着線を形成する場合や、
縁部に沿って間欠的にドット状の溶着部を形成する場合
などがある。
る着用物品において、不織布どうしの縁部を互いに合掌
状に重ね合わせ、その重ね合わせた部分を溶着して不織
布どうしを接合することがある。溶着するには不織布の
縁部に沿って連続的に延びる溶着線を形成する場合や、
縁部に沿って間欠的にドット状の溶着部を形成する場合
などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のうち、
連続した溶着線によって不織布どうしを接合する技術で
は、溶着線の部分で不織布がフィルム状になって剛性が
高くなり、不織布に固有の柔軟な肌触りを失うことがあ
る。また、間欠的な溶着部によって不織布どうしを接合
する技術では、不織布の肌触りを損なうことが少ないも
のの、溶着部と溶着部との間では着用物品の外側から内
側へ液体が浸透し易いということがある。使い捨て着用
物品が手術用ガウンであれば、血液やその他の体液がガ
ウンの内側へ浸透しかねない。
連続した溶着線によって不織布どうしを接合する技術で
は、溶着線の部分で不織布がフィルム状になって剛性が
高くなり、不織布に固有の柔軟な肌触りを失うことがあ
る。また、間欠的な溶着部によって不織布どうしを接合
する技術では、不織布の肌触りを損なうことが少ないも
のの、溶着部と溶着部との間では着用物品の外側から内
側へ液体が浸透し易いということがある。使い捨て着用
物品が手術用ガウンであれば、血液やその他の体液がガ
ウンの内側へ浸透しかねない。
【0004】そこで、この発明は、不織布のようなシー
ト状の繊維集合体どうしを溶着して使用する使い捨て着
用物品において、その溶着によって繊維集合体の肌触り
と通気性とを損なうことがないようにすることと、溶着
部と溶着部との間からの体液等の浸透がないようにする
こととを課題にしている。
ト状の繊維集合体どうしを溶着して使用する使い捨て着
用物品において、その溶着によって繊維集合体の肌触り
と通気性とを損なうことがないようにすることと、溶着
部と溶着部との間からの体液等の浸透がないようにする
こととを課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
この発明が対象とするのは、シート状をなす繊維集合体
どうしの縁部を互いに合掌状に重ね合わせ、その重ね合
わせた部分を溶着することによって前記不織布どうしが
接合している構造を含む使い捨て着用物品であり、この
発明が特徴とするところは、前記着用物品において、前
記重ね合わせた部分は、前記縁部の延びる方向へ間欠的
に並び前記縁部の縁をも含んでいる接合部位において溶
着していること、にある。
この発明が対象とするのは、シート状をなす繊維集合体
どうしの縁部を互いに合掌状に重ね合わせ、その重ね合
わせた部分を溶着することによって前記不織布どうしが
接合している構造を含む使い捨て着用物品であり、この
発明が特徴とするところは、前記着用物品において、前
記重ね合わせた部分は、前記縁部の延びる方向へ間欠的
に並び前記縁部の縁をも含んでいる接合部位において溶
着していること、にある。
【0006】かかる発明には、次のような実施態様例が
ある。 (1)前記重ね合わせた部分は、前記縁部の延びる方向
と直交する方向においても間欠的に接合している。 (2)前記繊維集合体それぞれが上下層と中間層とから
なる3層構造を有し、前記3層のうちの少なくとも前記
上下層が不織布で形成されている。
ある。 (1)前記重ね合わせた部分は、前記縁部の延びる方向
と直交する方向においても間欠的に接合している。 (2)前記繊維集合体それぞれが上下層と中間層とから
なる3層構造を有し、前記3層のうちの少なくとも前記
上下層が不織布で形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
係る使い捨ての着用物品の詳細を説明すると、以下のと
おりである。
係る使い捨ての着用物品の詳細を説明すると、以下のと
おりである。
【0008】図1は、着用物品の一例である使い捨て手
術用ガウン1の正面図である。ガウン1は、前身頃2
と、後身頃3と、一対の袖4とを有し、後身頃3が開閉
可能に第1後身頃3Aと第2後身頃3Bとに分割されて
いる。前後身頃2,3と袖4とは、熱可塑性合成繊維か
らなる不織布のような繊維集合体であるシートで形成さ
れ、シートどうしは、多数のドットで示される接合部位
6において溶着している。
術用ガウン1の正面図である。ガウン1は、前身頃2
と、後身頃3と、一対の袖4とを有し、後身頃3が開閉
可能に第1後身頃3Aと第2後身頃3Bとに分割されて
いる。前後身頃2,3と袖4とは、熱可塑性合成繊維か
らなる不織布のような繊維集合体であるシートで形成さ
れ、シートどうしは、多数のドットで示される接合部位
6において溶着している。
【0009】図2は、図1のII−II線で切断された
袖4の切断面を示す図である。袖4を形成しているシー
トは、第1複合不織布7と第2複合不織布8とであり、
これら両複合不織布7,8が縁部どうし7Aと8A,7
Bと8Bで重なり合い、接合部位6で互いに溶着して環
状の断面を形成している。第1、2複合不織布7,8は
同一構成のもので、内層11と、外層13と、中間層1
2とからなり、内層11と外層13とがポリプロピレン
を芯とし、ポリエチレンを鞘とする複合繊維からなるス
パンボンド不織布で形成され、中間層12がポリプロピ
レンのメルトブローン不織布で形成され、各不織布は1
3〜25g/m2の坪量を有する。内外層11,13と
中間層12とは、溶着して一体となり、3層構造の第
1、2複合不織布7,8を形成している。接合部位6で
は、互いの内層11における複合繊維のポリエチレンど
うしが溶着している。
袖4の切断面を示す図である。袖4を形成しているシー
トは、第1複合不織布7と第2複合不織布8とであり、
これら両複合不織布7,8が縁部どうし7Aと8A,7
Bと8Bで重なり合い、接合部位6で互いに溶着して環
状の断面を形成している。第1、2複合不織布7,8は
同一構成のもので、内層11と、外層13と、中間層1
2とからなり、内層11と外層13とがポリプロピレン
を芯とし、ポリエチレンを鞘とする複合繊維からなるス
パンボンド不織布で形成され、中間層12がポリプロピ
レンのメルトブローン不織布で形成され、各不織布は1
3〜25g/m2の坪量を有する。内外層11,13と
中間層12とは、溶着して一体となり、3層構造の第
1、2複合不織布7,8を形成している。接合部位6で
は、互いの内層11における複合繊維のポリエチレンど
うしが溶着している。
【0010】図3は、図1に仮想線で示す部分IIIの
拡大図である。第1、2複合不織布7,8が溶着する接
合部位6は円形であって、0.5〜3mmの径を有し、
第1、2複合不織布7,8の縁部7A,8Aが延びる方
向(図の横方向)と、その方向に直交して縁部7A,8
Aから内側へ向かう方向(図の縦方向)とに間欠的に形
成されている。また、接合部位6のうちの6Aでは、縁
部7Aと8Aとの縁どうし15と16とが溶着し、隣り
合う接合部位6Aと6Aとの間の部位Yでは、縁15と
16とが互いに重なり合うのみで溶着していない、それ
ゆえ、部位Yに肌が触れたときの感触は、第1、2複合
不織布7,8に触れたときと同様に柔軟である。隣り合
う接合部位6どうしの離間寸法dは、0.2〜5mm、
より好ましくは0.2〜2mm、さらに好ましくは0.
3〜0.7mmの範囲にあり、縁15,16からこれら
の内側へ向かって接合部位6が分布する幅Wは、2〜1
0mmの範囲にあることが望ましい。
拡大図である。第1、2複合不織布7,8が溶着する接
合部位6は円形であって、0.5〜3mmの径を有し、
第1、2複合不織布7,8の縁部7A,8Aが延びる方
向(図の横方向)と、その方向に直交して縁部7A,8
Aから内側へ向かう方向(図の縦方向)とに間欠的に形
成されている。また、接合部位6のうちの6Aでは、縁
部7Aと8Aとの縁どうし15と16とが溶着し、隣り
合う接合部位6Aと6Aとの間の部位Yでは、縁15と
16とが互いに重なり合うのみで溶着していない、それ
ゆえ、部位Yに肌が触れたときの感触は、第1、2複合
不織布7,8に触れたときと同様に柔軟である。隣り合
う接合部位6どうしの離間寸法dは、0.2〜5mm、
より好ましくは0.2〜2mm、さらに好ましくは0.
3〜0.7mmの範囲にあり、縁15,16からこれら
の内側へ向かって接合部位6が分布する幅Wは、2〜1
0mmの範囲にあることが望ましい。
【0011】図4は、図3のIV−IV線矢視図であ
る。第1、2複合不織布7,8は、接合部位6で厚さ方
向へ圧縮され、溶着している。図の部位6では第1、2
複合不織布7,8の各層が識別できるように示されてい
るが、実際の複合シートでは一般に識別が困難である。
部位Yでは、第1、2複合不織布7,8が重なり合い、
内層11どうしが密着している。図示例の内層11は疎
水性の繊維で形成されており、この繊維が互いに密着す
ることによって、部位Yから血液等の液体が袖4へ浸透
することを防ぎ、かつ、袖4の内外間の通気性を確保す
ることができる。
る。第1、2複合不織布7,8は、接合部位6で厚さ方
向へ圧縮され、溶着している。図の部位6では第1、2
複合不織布7,8の各層が識別できるように示されてい
るが、実際の複合シートでは一般に識別が困難である。
部位Yでは、第1、2複合不織布7,8が重なり合い、
内層11どうしが密着している。図示例の内層11は疎
水性の繊維で形成されており、この繊維が互いに密着す
ることによって、部位Yから血液等の液体が袖4へ浸透
することを防ぎ、かつ、袖4の内外間の通気性を確保す
ることができる。
【0012】第1、2複合不織布7,8を図示例のよう
に接合して得られるこの発明の着用物品は、接合部位6
が間欠的に形成されることによって縁部7A,7B,8
A,8Bの肌触りが柔軟になるばかりでなく、第1、2
複合不織布7,8の縁15,16も肌触りが柔軟にな
る。不織布どうしをこのように合掌状に重ね合わせて接
合することは、着心地のよい着用物品を得るうえでの妨
げにならないから、この態様の接合を積極的に採用し
て、着用物品の生産速度を高めることが可能になる。か
かる接合の態様は、ガウン1の袖4以外の部分に適用す
ることも可能である。また、図示例のガウン1のみなら
ず、汚水や油滴が飛散するような現場の作業衣にこの接
合の態様を適用することも有益である。
に接合して得られるこの発明の着用物品は、接合部位6
が間欠的に形成されることによって縁部7A,7B,8
A,8Bの肌触りが柔軟になるばかりでなく、第1、2
複合不織布7,8の縁15,16も肌触りが柔軟にな
る。不織布どうしをこのように合掌状に重ね合わせて接
合することは、着心地のよい着用物品を得るうえでの妨
げにならないから、この態様の接合を積極的に採用し
て、着用物品の生産速度を高めることが可能になる。か
かる接合の態様は、ガウン1の袖4以外の部分に適用す
ることも可能である。また、図示例のガウン1のみなら
ず、汚水や油滴が飛散するような現場の作業衣にこの接
合の態様を適用することも有益である。
【0013】この発明に係る着用物品1は、3層構造の
第1、2複合不織布7,8で作る他に、2層または1層
構造の不織布で作ることもできる。不織布を形成する繊
維は、熱可塑性のものが好ましいが、不織布重量の20
%を上限としてそれ以外の繊維を混入させることも可能
である。
第1、2複合不織布7,8で作る他に、2層または1層
構造の不織布で作ることもできる。不織布を形成する繊
維は、熱可塑性のものが好ましいが、不織布重量の20
%を上限としてそれ以外の繊維を混入させることも可能
である。
【0014】
【発明の効果】不織布のごときシート状の繊維集合体を
使用したこの発明に係る着用物品は、合掌状に重なり合
う繊維集合体の縁部を間欠的に溶着することに加え、そ
の縁部の縁をも間欠的に溶着するから、縁部とその近傍
は肌触りが柔軟で通気性を有し、しかも液体の浸透を阻
止することができる。
使用したこの発明に係る着用物品は、合掌状に重なり合
う繊維集合体の縁部を間欠的に溶着することに加え、そ
の縁部の縁をも間欠的に溶着するから、縁部とその近傍
は肌触りが柔軟で通気性を有し、しかも液体の浸透を阻
止することができる。
【図1】着用物品(ガウン)の正面図。
【図2】図1のII−II線切断面を示す図。
【図3】図1の部分IIIの拡大図。
【図4】図3のIV−IV線矢視図。
1 着用物品(ガウン) 6,6A 接合部位 7 繊維集合体(第1複合不織布) 7A,7B 縁部 8 繊維集合体(第2複合不織布) 8A,8B 縁部 11 上層(内層) 12 中間層 13 下層(外層) 15 縁 16 縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 27/00 A41D 27/00 Z 31/02 31/02 D Fターム(参考) 3B011 AA01 AB06 AC18 3B035 AA01 AB15 AC09 AD06
Claims (3)
- 【請求項1】 シート状をなす繊維集合体どうしの縁部
を互いに合掌状に重ね合わせ、その重ね合わせた部分を
溶着することによって前記不織布どうしが接合している
構造を含む使い捨て着用物品において、 前記重ね合わせた部分は、前記縁部の延びる方向へ間欠
的に並び前記縁部の縁をも含んでいる接合部位において
溶着していることを特徴とする前記着用物品。 - 【請求項2】 前記重ね合わせた部分は、前記縁部の延
びる方向と直交する方向においても間欠的に接合してい
る請求項1記載の着用物品。 - 【請求項3】 前記繊維集合体それぞれが上下層と中間
層とからなる3層構造を有し、前記3層のうちの少なく
とも前記上下層が不織布で形成されている請求項1また
は2記載の着用物品。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198152A JP2001020118A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 使い捨て着用物品 |
PCT/JP2000/004662 WO2001003529A1 (fr) | 1999-07-12 | 2000-07-12 | Vetement jetable |
AU60139/00A AU6013900A (en) | 1999-07-12 | 2000-07-12 | Disposable wearing article |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198152A JP2001020118A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 使い捨て着用物品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001020118A true JP2001020118A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16386337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11198152A Pending JP2001020118A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 使い捨て着用物品 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001020118A (ja) |
AU (1) | AU6013900A (ja) |
WO (1) | WO2001003529A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002220712A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-09 | Uni Charm Corp | 使い捨て手術用外衣 |
US6934969B2 (en) * | 2002-12-27 | 2005-08-30 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Anti-wicking protective workwear and methods of making and using same |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3026225A (en) * | 1957-09-09 | 1962-03-20 | Us Rubber Co | Waterproof garment and method of making |
JPS545121Y2 (ja) * | 1973-05-15 | 1979-03-06 | ||
US4938817A (en) * | 1988-12-30 | 1990-07-03 | Kappler Safety Group | Method of forming bonded seams of spunbonded polyolefin fabric and cleanroom garments including such seams |
US5003902A (en) * | 1989-10-13 | 1991-04-02 | Superior Surgical Manufacturing Co. Inc. | Seam having liquid proof threads stichably securing first and second liquid proof materials foldably enclosing a meltable adhesive polymer film and method of manufacture of same |
JPH0450304A (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-19 | Sanemu Package Kk | 衣服及び素材の接合方法 |
-
1999
- 1999-07-12 JP JP11198152A patent/JP2001020118A/ja active Pending
-
2000
- 2000-07-12 AU AU60139/00A patent/AU6013900A/en not_active Abandoned
- 2000-07-12 WO PCT/JP2000/004662 patent/WO2001003529A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU6013900A (en) | 2001-01-30 |
WO2001003529A1 (fr) | 2001-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4504977A (en) | Disposable zoned surgical gown | |
US4504978A (en) | Disposable surgical gown sleeve | |
EP1224876B1 (en) | Disposable surgical gown | |
KR100453788B1 (ko) | 일회용체액흡수성물품 | |
KR100778725B1 (ko) | 일회용 착용 물품 | |
KR100740961B1 (ko) | 일회용 팬티 | |
KR100798720B1 (ko) | 일회용 팬츠형 착용 물품 | |
JP6316375B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP5203158B2 (ja) | パンツ型着用物品 | |
JP3771416B2 (ja) | トランクス型の使い捨てパンツおよびその製造方法 | |
KR20080019004A (ko) | 일회용 팬츠형 착용 물품 | |
JP2017014659A (ja) | 使い捨てマスク | |
CA2342757A1 (en) | Disposable gown | |
JP5828505B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2016120031A (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP3492205B2 (ja) | パンツ型の使い捨ておむつ | |
JP5809941B2 (ja) | 使い捨ておむつの製造方法 | |
KR101180215B1 (ko) | 팬츠형 일회용 착용 물품 | |
KR20050012128A (ko) | 흡수성 물품 | |
KR20020025189A (ko) | 통기 액체 불투과성 복합 시트 | |
JP2001020118A (ja) | 使い捨て着用物品 | |
KR101247488B1 (ko) | 일회용 팬츠형 착용 물품 | |
KR100619555B1 (ko) | 일회용 의복에 표시 요소를 부착하는 방법 | |
JP2005007188A (ja) | 使い捨て生理用ショーツ | |
JP3908413B2 (ja) | 複合シート、およびこの複合シートを用いた使い捨て着用物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |