JP2001019622A - 毛髪保護化粧料 - Google Patents

毛髪保護化粧料

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JP2001019622A
JP2001019622A JP11190482A JP19048299A JP2001019622A JP 2001019622 A JP2001019622 A JP 2001019622A JP 11190482 A JP11190482 A JP 11190482A JP 19048299 A JP19048299 A JP 19048299A JP 2001019622 A JP2001019622 A JP 2001019622A
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hair
acid
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cosmetic
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JP11190482A
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Chikahito Kasukawa
千佳人 粕川
Tomohiro Suzuki
智博 鈴木
Motoharu Hayashida
元治 林田
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DOWA YAKUSHOU KK
Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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DOWA YAKUSHOU KK
Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 下記一般式(I)で示されるアミノエタ
ン化合物を有効成分として含有することを特徴とする毛
髪保護化粧料。 NH2CH2CH2SO2X (I) (式中、XはM、SM、あるいはOMを表わし、Mは水
素、アルカリ(土類)金属を表わす。ただし、XがOH
の場合を除く。) 【効果】 プールや水道水中の塩素に起因する毛髪のト
ラブルを予防及び/又は回復することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪保護化粧料に関
する。更に詳細には、プール及び水道水中の塩素によっ
て損傷を受けた毛髪のキューティクルを回復させ、髪が
ぱさぱさ、ごわごわになるのを防ぐために使用する毛髪
保護化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】パーマやブラッシングによって損傷を受
けた毛髪のキューティクルを回復させるために使用する
毛髪保護化粧料は既に市販されている。また、プール及
び水道水中の塩素濃度を適性基準濃度に保つ薬剤及び機
器が市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年病原性大腸菌O−
157の問題が深刻化しており、プール等では塩素系消
毒剤の濃度を高め、強い塩素殺菌を行っている。ところ
が、たとえ規制基準濃度に保たれた水でも、塩素系消毒
剤を使用して殺菌した水には残留塩素が含まれており、
プールや入浴等により長時間毛髪が塩素に曝されること
によって、残留塩素が毛髪の表面を覆う蛋白質(キュー
ティクル)を酸化し、髪がぱさぱさ、ごわごわになると
いった深刻な問題が指摘されていた。
【0004】しかし、プール及び水道水中の塩素によっ
て損傷を受けた毛髪のキューティクルを回復させ、髪が
ぱさぱさ、ごわごわになるのを防ぐことを意図した毛髪
保護化粧料は未だ開発されていない。塩素の大量使用
は、大腸菌、病原性大腸菌O−157の発生等に対処す
るためのものであって、比較的最近に開始されたもので
あり、したがって塩素の大量使用に伴う毛髪のトラブル
も最近特にクローズアップされるようになったものであ
る。このように塩素に起因するこのトラブルは、従来は
発生も少なくあまり問題となっていなかったので、格別
の対策はとられていなかった。しかしながら、近年にな
ってこのトラブルは多発し、しかも重度の症例も発生す
るようになり、いわば新しいタイプのトラブルというこ
ととなり、有効な解決策はなく、その解決策が求められ
るようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した技
術の現状に鑑みてなされたものであって、塩素に起因す
る毛髪のトラブルへの対処という従来あまり問題視され
なかったいわば新しい技術課題を新たに設定し、この技
術課題を解決する目的でなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために各方面から検討した結果、下記一般式
(I)で示される化合物が広く毛髪の保護作用を有し、
特にプールや水道水等に含まれる塩素によって損傷を受
けた毛髪のキューティクルを回復させ、毛髪がぱさぱさ
及び/又はごわごわになるのを防止する作用を有し、し
っとりした毛髪にすることができるという従来未知にし
て有用な新知見を得、しかも製剤性及び安全性にもすぐ
れている点も確認した。
【0007】NH2CH2CH2SO2X (I) (式中、XはM、SM、あるいはOMを表わし、Mは水
素、アルカリ金属、アルカリ土類金属を表わす。ただ
し、XがOHの場合を除く。)
【0008】本発明は、これらの有用新知見に基づき、
更に研究の結果、遂に完成されたものであって、一般式
(I)で示される化合物を有効成分として、使用する点
を特徴とするものである。以下、本発明について説明す
る。
【0009】本発明に係る化粧料の有効成分である一般
式(I)で示される化合物は、ウシの胆汁等に含まれる
天然物であるタウリン(2−アミノエタンスルホン酸:
X=OH)の類縁化合物であって、安全性について格別
の問題点は認められていない既知化合物である。例え
ば、ヒポタウリン(2−アミノエタンスルフィン酸:X
=H)はタウリンのプレカーサーとして知られ、また、
チオタウリン(2−アミノエタンチオスルホン酸:X=
SH)、タウリン金属塩、ヒポタウリン金属塩、チオタ
ウリン金属塩も一般式(I)の化合物のひとつとして例
示され、本発明においては、これらの化合物が1又は2
以上併用される。なお式中、Mは、K、Na等のアルカ
リ金属、Mg、Ca、Ba等のアルカリ土類金属を表わ
す。
【0010】本発明において有効成分として使用する一
般式(I)の化合物の毛髪保護作用のメカニズムの詳細
は、今後の研究にまたねばならないが、現在のところ次
のように考えられている。
【0011】先ず、毛髪の感触低下、毛髪の損傷、退
色、脱色の原因は、次のように考えられる。一般にプー
ルや水道の水は塩素や次亜塩素酸ナトリウムによって消
毒される。ここで塩素(Cl)と次亜塩素酸ナトリウ
ム(NaOCl)は水中で次のように解離している。
【0012】
【化1】
【0013】塩素は酸化反応性が強く、上記のようにし
て発生した酸素イオン(O)が健康毛髪中のシスチン結
合(−S−S−)を酸化し、異常酸化物であるシステイ
ン酸(−SOH HOS−)を生成することによ
り、これが毛髪の感触低下(ぱさぱさ、ごわごわ)、退
色、脱色等毛髪の損傷の原因となる。
【0014】
【化2】
【0015】これに対して、一般式(I)で示されるア
ミノエタン化合物の還元性は、次式で示すとおりであ
る。すなわち、例えば一般式(I)の化合物(ヒポタウ
リン:X=H)は、酸素イオンと反応してタウリン(一
般式(I)においてX=OH)を生成する。
【0016】
【化3】
【0017】上記のように、水中での塩素の解離によっ
て生成した酸素イオンは、アミノエタン化合物と反応す
るために、シスチン結合と反応して異常酸化物であるシ
ステイン酸の生成が阻害され、よって毛髪の損傷が防止
される。換言すれば、アミノエタン化合物は先まわりし
て酸素イオンと反応し、システイン酸の生成をブロック
するものと考えられる。
【0018】本発明に係る毛髪保護化粧料を調製するに
当り、有効成分である一般式(I)で示される化合物の
配合量は、毛髪保護化粧料全体の0.0001W/W%
〜1.0W/W%とするのが好ましい。0.0001W
/W%未満では充分な効果が認められず、また、1.0
W/W%を越える量配合しても効果上格別の差異は認め
られない。本発明の毛髪保護化粧料は、シャンプー、リ
ンス等の洗い流すタイプの化粧料にも適用できるが、プ
ールや水道水等に含まれる塩素による毛髪の損傷防止を
考慮した場合、ヘアローション、整髪料等の洗い流さな
いタイプの化粧料への配合がより好ましい。これは洗い
流さないタイプの化粧料の方が、本発明の有効成分であ
る一般式(I)で示される化合物が効率的に塩素による
毛髪の酸化を防止できるからである。
【0019】本発明に係る毛髪保護化粧料を調製するに
は、上記有効成分のほか、常用される原料成分を適宜使
用し、常法にしたがって処理すればよい。例えば、原料
成分としては、通常、毛髪、頭部、皮膚外用剤に適用さ
れる炭化水素類、ロウ類、油脂類、エステル類、高級脂
肪酸類、高級アルコール類、界面活性剤、保湿剤、香
料、色素、防腐剤、抗酸化剤、紫外線防止剤、pH調整
剤、水溶性高分子、皮膜形成剤および本発明の目的に合
った植物抽出物、薬効成分などが適宜選択され、配合、
調製される。更に公知公用の育毛、養毛成分、フケやカ
ユミ改善成分と併用することもできる。
【0020】また、本発明の毛髪保護化粧料は、種々の
剤型で使用でき、それには例えばヘアローション及びヘ
アトニック、ヘアクリーム、ポマード、ヘアジェル、ヘ
アミスト、ヘアフォーム、ヘアリキッド、ヘアワックス
等の整髪料のほか、シャンプー、リンス、ヘアコンディ
ショナーとしてもよい。
【0021】使用法は、通常の毛髪保護化粧料の場合と
異なるものではなくて、使用する薬効成分にもよるけれ
ども、通常の場合、頭髪に1日当り2〜3回適量適用す
ればよいし、通常の毛髪化粧料と全く同様に使用しても
何ら差し支えがない。また、格別の副作用や毒性も認め
られないので、多量適用しても何ら差し支えがない。
【0022】以下、本発明の試験例、実施例について述
べる。
【0023】(試験例1:塩素による毛髪のダメージの
評価)塩素による毛髪のダメージの評価を本発明による
実施例1と比較例について行い、下記の結果を得た。
【0024】(1)試験方法 1ppmのさらし粉水溶液100mLに、長さ10c
m、重さ7gの毛束2本を浸透し、片方には本発明のヘ
アローション(実施例1)0.1gを塗布し、もう片方
は実施例1で2−アミノエタンスルフィン酸を除いて調
製したヘアローション(比較例)を同様にして塗布して
10分間40℃の恒温槽にて乾燥させた。その後同じ工
程を12回繰り返した。
【0025】(2)結果 本発明のヘアローション(実施例1)を塗布した毛束
は、12回繰り返した後も、毛髪のキューティクルに異
常は見られなかった。これに対し比較例のヘアローショ
ンを塗布した毛束は、6回後に髪がきしみ始め、12回
後には毛髪のキューティクルが剥がれ、髪がギザギザに
なった。
【0026】(試験例2:毛髪のクシ通り試験)毛髪の
クシ通り性の評価を本発明による実施例1と比較例につ
いて行い、下記の結果を得た。
【0027】(1)試験方法 1ppmのさらし粉水溶液(通常のプールの適性基準塩
素濃度)に試験例1と同様の毛束を25℃にて1時間浸
透させ、その後水道水にて30秒水洗いした後、軽く水
を切り、片方には本発明のヘアローション(実施例1)
0.1gを塗布し、もう片方は実施例1で2−アミノエ
タンスルフィン酸を除いて調製したヘアローション(比
較例)を同様に塗布した。次に両毛束をドライヤーにて
乾燥させ、これをクシ通り試験機にかけ、毛束の抵抗値
(g)を測定した。また上記操作は、繰り返し行い、測
定は、1回、3回、5回、10回の4回行った。
【0028】(2)結果 得られた結果を下記表1に示す。その結果から明らかな
ように、本発明のヘアローション(実施例1)を塗布し
た毛束は、毛髪とブラシの摩擦抵抗に大きな変動が見ら
れないが、比較例のヘアローションを塗布した毛束はキ
ューティクルが剥がれ、摩擦抵抗が増大しクシ通りが悪
くなっているのがわかる。
【0029】 (表1):毛髪とブラシの摩擦抵抗(単位:g) 1回 3回 5回 10回 本発明のヘアローション 8.7 9.1 7.8 7.5 (実施例1) 比較例 18.2 20.4 35.3 50.1
【0030】(試験例3:引っ張り特性試験)毛髪の引
っ張り特性(破断強度)の試験を、本発明による実施例
1と比較例について行い、下記の結果を得た。 (1)試験方法 試験例2にて10回測定を行った毛束を、レオメーター
にて毎分2cmの速度で引っ張り、破断強度(g)を測
定した。
【0031】(2)結果 得られた破断強度の測定結果は、本発明のヘアローショ
ン(実施例1)で処理した毛束は110.4gであるの
に対し、比較例のヘアローションを塗布した毛束は8
9.8gであり、本発明のヘアローション(実施例1)
を塗布した毛束に比べて、明らかに破断強度が低い(切
れやすい髪質になっている)ことが証明された。
【0032】(試験例4:官能評価)プールの水中の塩
素による毛髪の損傷について、毛髪の感触による官能評
価を、本発明による実施例1と比較例について行い、下
記の結果を得た。 (1)試験方法 毎日プールを2時間使用する健康毛髪を有する10人の
モニターに、本発明のヘアローション(実施例1)とブ
ランクとして実施例1で2−アミノエタンスルフィン酸
を除いて調製したヘアローション(比較例)をハーフヘ
ッドにてプール使用後1か月間毎日使用してもらい、毛
髪の感触を評価した。評価項目は、(A)毛髪の指通
り、(B)髪のまとまり、(C)髪のぱさぱさ、ごわご
わ感とし、5段階評価した。 (2)結果 得られた官能評価の結果を下記表2に示した。その結果
から明らかなように、本発明のローション(実施例1)
は、ブランクと比較して、いずれの評価項目においても
有意な差を示した。
【0033】 (表2):官能評価(5段階評価) ──────────────────────────────────── 毛 髪 の 指 通 り とても良い 良い 普通 悪い とても悪い 本発明のヘア 7 2 1 0 0 ローション 実施例1の 比較例 0 0 3 7 1 ──────────────────────────────────── 毛 髪 の ま と ま り とても良い 良い 普通 悪い とても悪い 本発明のヘア 3 5 2 0 0 ローション 実施例1の 比較例 0 1 6 3 0 ──────────────────────────────────── 髪のばさばさ、ごわごわ感 とても良い 良い 普通 悪い とても悪い 本発明のヘア 0 4 4 2 0 ローション 実施例1の 比較例 0 1 4 5 0 ────────────────────────────────────
【0034】以下、本発明の実施例について述べる。
【0035】
【実施例1】:ヘアローション 重量% 1 2−アミノエタンスルフィン酸 0.05 2 1,3−ブチレングリコール 8.0 3 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.) 0.5 4 加水分解ケラチン液 1.0 5 アロエ抽出液 1.0 6 クエン酸 0.01 7 パラオキシ安息香酸エステル 0.1 8 精製水 残 余 (製法) 精製水に2−アミノエタンスルフィン酸、
1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油(50E.O.)、加水分解ケラチン液、アロ
エ抽出液、クエン酸、パラオキシ安息香酸エステルを溶
解して得る。
【0036】
【実施例2】:ヘアトニック 重量% 1 2−アミノエタンチオスルホン酸 0.2 2 l−メントール 0.2 3 D−パンテティン−S−スルホン酸カルシウム 1.0 4 グリチルリチン酸ジカリウム 0.01 5 ヒドロキシエチルセルロース 0.5 6 エタノール 40.0 7 パラオキシ安息香酸エステル 0.1 8 精製水 残 余 (製法) 精製水に2−アミノエタンチオスルホン酸、
l−メントール、D−パンテティン−S−スルホン酸カ
ルシウム、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒドロキシエ
チルセルロース、エタノール、パラオキシ安息香酸エス
テルを溶解して得る。
【0037】
【実施例3】:ヘアトニック 重量% 1 2−アミノエタンチオスルホン酸(Na塩) 0.01 2 2−アミノエタンスルフィン酸 0.1 3 D−パントラクトン 0.1 4 センブリ抽出液 0.5 5 水溶性プラセンタエキス 1.0 6 dl−α−トコフェロール 0.2 7 エタノール 40.0 8 モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 9 パラオキシ安息香酸エステル 1.0 10 精製水 残 余 (製法) 精製水に2−アミノエタンチオスルホン酸
(Na塩)、2−アミノエタンスルフィン酸、D−パン
トラクトン、センブリ抽出液、水溶性プラセンタエキ
ス、dl−α−トコフェロール、エタノール、モノラウ
リン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.
O.)、パラオキシ安息香酸エステルを溶解して得る。
【0038】
【実施例4】:シャンプー 重量% 1 2−アミノエタンスルホン酸 0.2 2 2−アミノエタンスルフィン酸(Na塩) 0.1 3 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5.0 4 ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム (3E.O.) 20.0 5 ハッカ油 0.05 6 グリセリン 0.5 7 ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.0 8 パラオキシ安息香酸エステル 0.1 9 香料 適 量 10 色素 0.0001 11 精製水 残 余 (製法) 精製水に2−アミノエタンスルホン酸、2−
アミノエタンスルフィン酸(Na塩)、ヤシ油脂肪酸ジ
エタノールアミド、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ハッカ油、グリセリ
ン、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合
体、パラオキシ安息香酸エステル、香料、色素を溶解し
て得る。
【0039】
【実施例5】:リンス 重量% 1 2−アミノエタンチオスルホン酸(Na塩) 0.1 2 2−アミノエタンスルフィン酸 0.1 3 メチルフェニルポリシロキサン 3.0 4 流動パラフィン 1.0 5 セチルアルコール 1.5 6 ステアリルアルコール 1.0 7 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.7 8 グリセリン 3.0 9 香料 0.1 10 色素 0.0005 11 パラオキシ安息香酸エステル 0.1 12 精製水 残 余 (製法) 精製水に2−アミノエタンチオスルホン酸
(Na塩)、2−アミノエタンスルフィン酸、メチルフ
ェニルポリシロキサン、流動パラフィン、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、塩化ステアリルトリメチ
ルアンモニウム、グリセリン、香料、色素、パラオキシ
安息香酸エステルを溶解して得る。
【0040】
【発明の効果】本発明によって、毛髪の保護が安全且つ
長期間に行われ、特に塩素に起因する毛髪の損傷を防
止、回復することができる。したがって、本発明によれ
ば、プールや水道水に含まれる塩素によって損傷を受け
た毛髪のキューティクルを回復させ、毛髪がぱさぱさ、
ごわごわになるというトラブルを防止、回復することが
でき、毛髪の良好な感触を保持することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 智博 東京都豊島区東池袋3−7−1 同和薬粧 株式会社研究所内 (72)発明者 林田 元治 東京都豊島区東池袋3−7−1 同和薬粧 株式会社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA072 AA112 AA122 AC022 AC072 AC102 AC122 AC302 AC342 AC432 AC442 AC642 AC692 AC761 AC782 AC792 AD162 AD282 AD442 AD532 AD662 CC32 CC33 CC37 CC38 CC39 EE29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で示されるアミノエタ
    ン化合物の1種又は2種以上を含有してなることを特徴
    とする毛髪保護化粧料。 NH2CH2CH2SO2X (I) (式中、XはM、SM、あるいはOMを表わし、Mは水
    素、アルカリ金属、アルカリ土類金属を表わす。ただ
    し、XがOHの場合を除く。)
  2. 【請求項2】 毛髪保護化粧料が、プールや水道水等に
    含まれる塩素によって損傷を受けた毛髪のキューティク
    ルを回復させ、髪がぱさぱさ、ごわごわになるのを防止
    又は回復することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    毛髪保護化粧料。
  3. 【請求項3】 毛髪保護化粧料が、ヘアローション、整
    髪料、シャンプー、リンスであることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪保護化粧料。
JP11190482A 1999-07-05 1999-07-05 毛髪保護化粧料 Pending JP2001019622A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002024189A1 (fr) * 2000-09-19 2002-03-28 Shiseido Company, Ltd. Activateur cellulaire
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