JP2001017931A - 油膜の除去法 - Google Patents
油膜の除去法Info
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- JP2001017931A JP2001017931A JP11224419A JP22441999A JP2001017931A JP 2001017931 A JP2001017931 A JP 2001017931A JP 11224419 A JP11224419 A JP 11224419A JP 22441999 A JP22441999 A JP 22441999A JP 2001017931 A JP2001017931 A JP 2001017931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、油膜の除去は、水又は溶剤による洗浄で
あった。このため、この廃棄物は水質又は大気を汚染し
て、地球環境に悪影響を及ぼす現代である。 【解決の手段】発明は、水又は溶剤による洗浄という手
段を取らず、パルプパウダー又は珪藻土又は活性炭をの
ように多孔質で、吸着力をもつ粉体を油膜を除去しよう
とする物体にふりかけ、十分に油膜を吸着した粉体を高
圧空気で吹き落とすことにより油膜を除去する。このこ
とにより、溶剤による大気汚染を防ぎ、水洗いによる水
質汚濁の問題も解決する。
あった。このため、この廃棄物は水質又は大気を汚染し
て、地球環境に悪影響を及ぼす現代である。 【解決の手段】発明は、水又は溶剤による洗浄という手
段を取らず、パルプパウダー又は珪藻土又は活性炭をの
ように多孔質で、吸着力をもつ粉体を油膜を除去しよう
とする物体にふりかけ、十分に油膜を吸着した粉体を高
圧空気で吹き落とすことにより油膜を除去する。このこ
とにより、溶剤による大気汚染を防ぎ、水洗いによる水
質汚濁の問題も解決する。
Description
【0001】機械部品やレストランの食器など、あらゆ
る業界で油膜を除去する仕事は多い。従来これらの仕事
は、水または溶剤を使って簡単に処理されて来た。しか
し、最近、環境の問題として、溶剤はもちろんのこと、
水洗いにも山積する問題は多い。発明は、これらの問題
を解決するためにもので、油膜を硅藻土や、活性炭また
はパルプパウダーに吸い取り、これを高圧空気で吹き落
とす事で油膜を除去するもので、環境汚染を回避する手
段である。
る業界で油膜を除去する仕事は多い。従来これらの仕事
は、水または溶剤を使って簡単に処理されて来た。しか
し、最近、環境の問題として、溶剤はもちろんのこと、
水洗いにも山積する問題は多い。発明は、これらの問題
を解決するためにもので、油膜を硅藻土や、活性炭また
はパルプパウダーに吸い取り、これを高圧空気で吹き落
とす事で油膜を除去するもので、環境汚染を回避する手
段である。
【0002】発明は、環境汚染に関するのである。
【0003】従来、油膜の除去は、洗浄という手段をと
って来た。このため、排水と言う問題が伴った。溶剤も
洗浄の一手段であったが、溶剤が気化するという問題が
伴うためオゾン層への、影響までも至ったのである。
って来た。このため、排水と言う問題が伴った。溶剤も
洗浄の一手段であったが、溶剤が気化するという問題が
伴うためオゾン層への、影響までも至ったのである。
【0004】発明は、従来の行われている水または液体
を使用する油膜の除去を考えに入れないことである。砂
漠の国では、砂で食器を清掃し、大自然の熱で殺菌す
る。発明は、これに習ってパルプパウダーや硅藻土、活
性炭のように砂より多孔質で、吸着性の高い物質に油膜
を吸着させ、これを高圧空気または蒸気で吹き落とす事
で油膜を除去する方法により、水質汚濁や大気汚染の問
題を解決することを課題とする。
を使用する油膜の除去を考えに入れないことである。砂
漠の国では、砂で食器を清掃し、大自然の熱で殺菌す
る。発明は、これに習ってパルプパウダーや硅藻土、活
性炭のように砂より多孔質で、吸着性の高い物質に油膜
を吸着させ、これを高圧空気または蒸気で吹き落とす事
で油膜を除去する方法により、水質汚濁や大気汚染の問
題を解決することを課題とする。
【0005】まず、油膜を除去する物品が、順序よくそ
れぞれの目的手段に向かって移動するための網箱を作
る。第一段階 油膜除去室は、物品の油膜を吸い取る吸
着材に、油膜を希薄にして吸着しやすくするための熱風
を循環させる。第2段階 次に、充分に乾燥した硅藻土
などの吸着材をスプリングスクリューなどで必要量送入
し、これを高圧ファンなどで爆粉化し、循環させ、物品
に万遍なく振りかける。第3段階 以上の工程を完了し
た網箱と物品は、充分な吸着材との吸着時間をおいた後
に高圧空気で油膜吸着材を吹き落とし、油膜の除去を完
了する。
れぞれの目的手段に向かって移動するための網箱を作
る。第一段階 油膜除去室は、物品の油膜を吸い取る吸
着材に、油膜を希薄にして吸着しやすくするための熱風
を循環させる。第2段階 次に、充分に乾燥した硅藻土
などの吸着材をスプリングスクリューなどで必要量送入
し、これを高圧ファンなどで爆粉化し、循環させ、物品
に万遍なく振りかける。第3段階 以上の工程を完了し
た網箱と物品は、充分な吸着材との吸着時間をおいた後
に高圧空気で油膜吸着材を吹き落とし、油膜の除去を完
了する。
【0006】発明は、あらゆる食器又は物品の表面に付
着する油膜を除去するにあたり、水洗いではなく、多孔
質の粉体を物品に振りかけ、これに物品の油膜を吸着さ
せ、高圧空気で吹き落とすと言う油膜の除去方法であ
る。食器など小規模なものはバッチ的に一室で行い、工
作部品など大量の目的には、連続的ラインで油膜の除去
を行う基本的手段と方法である。
着する油膜を除去するにあたり、水洗いではなく、多孔
質の粉体を物品に振りかけ、これに物品の油膜を吸着さ
せ、高圧空気で吹き落とすと言う油膜の除去方法であ
る。食器など小規模なものはバッチ的に一室で行い、工
作部品など大量の目的には、連続的ラインで油膜の除去
を行う基本的手段と方法である。
【0007】(イ)本体密閉室の構成 密閉された本体には、油膜の除去を行うべき物品の出
し入れと、これを密閉する蓋が取り付けられる。
し入れと、これを密閉する蓋が取り付けられる。
【0008】(ロ)綿密な処理構造 密閉室には、油膜の除去を目的とする物品が間隔よく整
理収納される網籠が入れられ、これを受けて静かに回
転するターンテーブルに乗せられる。
理収納される網籠が入れられ、これを受けて静かに回
転するターンテーブルに乗せられる。
【0009】(ハ)粉体吹き付けの方法 本体の上部と下部を循環するファンと送空管に対し、
粉体を定量送入する送入機フィーダーが取り付けら
れ、この空気の流れに乗せて粉体は送入される。
粉体を定量送入する送入機フィーダーが取り付けら
れ、この空気の流れに乗せて粉体は送入される。
【0010】(ニ)循環する空気の温調処置 本体の上部と下部を循環したり、この空気を加熱するこ
ともでき、油膜を除去する物品の油を希薄にすることが
できるファンとラインである。
ともでき、油膜を除去する物品の油を希薄にすることが
できるファンとラインである。
【0011】(ホ)油分を吸着した後の吹き落とし手段 油膜に対し吹きかけた粉体に、充分に油が吸着したと
き、これを吹き落とすブロワーと圧縮空気を吹きつけ
るための圧力管とノズルである。
き、これを吹き落とすブロワーと圧縮空気を吹きつけ
るための圧力管とノズルである。
【0012】(ヘ)廃塵の処置 油を吸着し、吹き落とされた廃塵をファンで吸い取っ
て▲10▼サイクロンに送り、廃塵は遠心サイクロンで
処理される。
て▲10▼サイクロンに送り、廃塵は遠心サイクロンで
処理される。
【0013】発明は以上説明の通り、密閉室内を回転す
る網籠内に、整理収納された油膜の除去を目的とする物
品に対し、油膜を希薄にし、これに油膜吸着用の粉体を
吹きかけ、充分に油を吸着した吸着物を、高圧空気で吹
き落とし、この廃塵を回収して廃棄処理する事により、
水または溶剤を使用する事なく、油膜の除去を行うこと
ができる。
る網籠内に、整理収納された油膜の除去を目的とする物
品に対し、油膜を希薄にし、これに油膜吸着用の粉体を
吹きかけ、充分に油を吸着した吸着物を、高圧空気で吹
き落とし、この廃塵を回収して廃棄処理する事により、
水または溶剤を使用する事なく、油膜の除去を行うこと
ができる。
【図1】発明の横断面図である。
【符号の説明】 1.本体及び蓋 6.空気循環用フ
ァン及び加熱器 2.物品入れ網籠 7.ブロワー 3.粉体送入機フィーダー 8.圧縮空気ライ
ン及びノズル 4.空気循環用ファン 9.粉体廃棄用タ
ーボファン 5.ターンテーブル及びモーター 10.サイクロン
ァン及び加熱器 2.物品入れ網籠 7.ブロワー 3.粉体送入機フィーダー 8.圧縮空気ライ
ン及びノズル 4.空気循環用ファン 9.粉体廃棄用タ
ーボファン 5.ターンテーブル及びモーター 10.サイクロン
Claims (3)
- 【請求項1】油膜を除去しようとする物体に対し、パル
プパウダーや、多孔質の硅藻土、活性炭などのような油
の吸着性をもつ粉体を振りかけ、この粉体に油膜を吸着
させ、次に充分油膜を吸着した粉体に高圧空気を吹きか
け、吹き落とす事により、油膜を除去する方法。 - 【請求項2】油膜を除去しようとする物品に対し、これ
を吸い取って除去する粉体の散乱を防ぎ、充分に吸着さ
せるための室内において、効果を綿密にするため物品を
入れた網籠を静かに回転させることができる手段と方
法。 - 【請求項3】粉体を利用して油膜を除去する密閉室にお
いて、この室内の空気をファンで循環させ、この空気の
流れをヒーターで加熱したり、この空気の流れに乗せ
て、硅藻土などの吸着材をフィーダーで送入して、万遍
なく物品に吹きかけ付着させる手段と、油膜が吸着した
吸着材をエアーで吹き落とした際、これをターボファン
で吸い取って、サイクロンに送り吸着廃材を処理するこ
とのできる手段と方法である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224419A JP2001017931A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 油膜の除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224419A JP2001017931A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 油膜の除去法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001017931A true JP2001017931A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16813494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11224419A Pending JP2001017931A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 油膜の除去法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001017931A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007152327A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Shibuya Machinery Co Ltd | 洗浄装置におけるワーク保持装置 |
CN110965512A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-04-07 | 曾涵宇 | 一种防窝沟清除的机械加工场地地面油污清洁设备 |
-
1999
- 1999-07-02 JP JP11224419A patent/JP2001017931A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007152327A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Shibuya Machinery Co Ltd | 洗浄装置におけるワーク保持装置 |
JP4726619B2 (ja) * | 2005-12-08 | 2011-07-20 | シブヤマシナリー株式会社 | 洗浄装置におけるワーク保持装置 |
CN110965512A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-04-07 | 曾涵宇 | 一种防窝沟清除的机械加工场地地面油污清洁设备 |
CN110965512B (zh) * | 2019-10-24 | 2021-09-28 | 刘琼 | 一种防窝沟清除的机械加工场地地面油污清洁设备 |
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