JP2001017852A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2001017852A
JP2001017852A JP11190749A JP19074999A JP2001017852A JP 2001017852 A JP2001017852 A JP 2001017852A JP 11190749 A JP11190749 A JP 11190749A JP 19074999 A JP19074999 A JP 19074999A JP 2001017852 A JP2001017852 A JP 2001017852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理装置の拡大化やコスト面に影響を与える
ことなく,処理ガスの被処理体への供給を自在に制御す
ることの可能な処理装置を提供する。 【解決手段】 複数のガス供給孔を備えたガス供給装置
により処理ガスを処理室10内に供給してウェハを処理
する処理装置において,ガス供給装置100は遮蔽板1
30に形成された隔壁130aにより区画される2のガ
ス拡散室150,160を備え,第1ガス拡散室150
に導入された処理ガスが隔壁130aに形成された孔1
30bを介して第2ガス拡散室160に導入されること
により,ガス拡散室間の差圧が形成される。この差圧を
調整することにより,処理ガスや被処理体の種類に応じ
た柔軟な処理ガスの制御が可能である。また,従来の装
置構成に遮蔽板を付加することのみで実現できるため,
装置構成の拡大化や製造コストの増大を招くことがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライエッチング技術においては,処理
ガスを処理室内に供給し,プラズマ放電などにより反応
活性種を生成させる。このため,処理室内の半導体ウェ
ハ(以下,単に「ウェハ」という)等の被処理体に対し
処理ガスを均一に供給する技術は重要である。被処理体
に対し処理ガスを均一に供給する技術の一例として,処
理ガスをシャワー化して処理室内に供給するシャワーヘ
ッド状のガス供給機構(以下,単に「シャワーヘッド」
という。)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,処理装置に
シャワーヘッドを備えて処理ガスをシャワー化させる場
合であっても,被処理体に処理ガスを均一に供給すると
いう点においては,以下の問題点があった。まず第一
に,処理ガスを処理室から外部へ排気する排気部付近で
は,処理ガスが希薄になりがちである。このため,シャ
ワーヘッドから処理ガスを均一に供給したとしても,被
処理体に対し処理ガスが均一に供給されないことが起こ
りうる。すなわち,従来のシャワーヘッドでは,シャワ
ーヘッドに導入される処理ガスを,単にシャワーヘッド
内部のガス拡散空間で拡散させて複数のガス供給孔から
処理室に供給する構造であったため,シャワーヘッドか
ら処理室内に均一に処理ガスを供給した場合であって
も,その処理ガスが被処理体に均一に供給されないとい
う問題点があった。
【0004】また第二に,処理ガスの使用量によって
は,シャワーヘッドに導入された処理ガスがシャワーヘ
ッド内で十分に拡散されることなく処理ガスの導入部付
近に集中してしまうことがある。かかる事態が生じる
と,処理ガスを均一に供給するというシャワーヘッド本
来の機能を果たせない。この問題を解消するために,シ
ャワーヘッド内に広いガス拡散空間を設けたり,処理ガ
スのバッファ機構を設けたりすることは,処理装置の拡
大化や製造コスト面で好ましくない。
【0005】本発明は,従来の処理装置が有する上記問
題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,処
理装置の拡大化やコスト面に影響を与えることなく,処
理ガスの被処理体への供給を自在に制御することの可能
な新規かつ改良された処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,請求項1によれば,複数のガス供給孔を備えたガス
供給装置により処理ガスを処理室内に供給して被処理体
を処理する処理装置において,ガス供給装置は1または
2以上の遮蔽板により区画される複数のガス拡散室を備
え,少なくとも2のガス拡散室間には差圧が形成され,
各ガス拡散室にはそれぞれガス供給孔が形成されている
ことを特徴とする処理装置が提供される。
【0007】かかる構成によれば,ガス供給装置は遮蔽
板により区画される複数のガス拡散室を備え,少なくと
も2のガス拡散室間には差圧が形成されるようにしたの
で,この差圧を調整することにより,処理ガスや被処理
体の種類に応じた柔軟な処理ガスの制御が可能である。
また,従来の装置構成に遮蔽板を付加することのみで実
現できるため,装置構成の拡大化や製造コストの増大を
招くことがない。
【0008】上述のガス拡散室間に差圧を形成する第1
の例としては,請求項2に記載のように,遮蔽板にはガ
ス流通孔が形成され,少なくとも一のガス拡散室に導入
された処理ガスがガス流通孔を介して他のガス拡散室に
導入されることにより,ガス拡散室間の差圧が形成され
るようにすることができる。ガス流通孔のコンダクタン
スを調整することにより容易に差圧を制御することが可
能である。
【0009】さらに,請求項3に記載のように,ガス流
通孔の孔径および/または孔数を変化させるガス流通孔
可変機構を備えることが好ましい。かかる構成によれ
ば,ガス流通孔のコンダクタンスを自在に制御すること
ができるので,処理ガスや被処理体の種類に応じて,あ
るいは,処理の段階ごとに,差圧を適宜変更することが
可能である。
【0010】また,ガス拡散室間に差圧を形成する第2
の例としては,請求項4に記載のように,ガス導入流量
の異なる少なくとも2のガス導入系を備え,ガス拡散室
にはそれぞれ異なる流量のガスがガス導入系を介して導
入されることにより,ガス拡散室間の差圧が形成される
ようにすることができる。ガス導入流量を変えることで
差圧を調整することができるので,処理ガスや被処理体
の種類に応じて,あるいは,処理の段階ごとに,差圧を
適宜変更することが可能である。また,複数の処理ガス
が用いられる処理にも有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる処理装置の好適な実施の形態について詳
細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質
的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一
の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0012】(第1の実施の形態)本実施の形態にかか
る処理装置10を,図1〜図3を参照しながら説明す
る。なお,図1は処理装置10の内部構成を示す説明図
であり,図2は処理装置10に用いられるガス供給手段
の一例たるシャワーヘッド100の断面図であり,図3
はシャワーヘッド100を構成する遮蔽板130の平面
図である。
【0013】処理装置10は,図1に示したように,処
理室11内に,互いに対向するシャワーヘッド(上部電
極)100及び載置台(下部電極)12から構成される
平行平板型のプラズマ発生装置を備えている。載置台1
2には,マッチング回路13を介して高周波電源14が
接続されている。ガス源15からの処理ガスは,流量制
御装置(マスフローコントローラ)16を介して処理ガ
ス導入通路(処理ガス導入系)140からシャワーヘッ
ド100へ導入される。処理に用いられた処理ガスは処
理室11から排気系19より排気される。このように,
処理装置10は,複数のガス供給孔を備えたシャワーヘ
ッド100により,処理ガスを処理室11内に供給し
て,載置台12上の被処理体の一例たるウェハWを処理
する装置である。そして,処理装置10は,このシャワ
ーヘッド100の構成に特徴を有する装置であるため,
シャワーヘッド100につき詳細に説明する。
【0014】(シャワーヘッド100)シャワーヘッド
100は,図2に示したように,略中央部に処理ガス導
入通路140が連通されている略円柱形の第1電極板1
10と,第1電極板110と所定間隔を隔てて対向する
位置に配され,複数のガス供給孔120hを備えた略円
柱形の第2電極板120と,第1電極板110と第2電
極板120との間に介挿された遮蔽板130とにより主
に構成されている。
【0015】(遮蔽板130)遮蔽板130は,図2に
示したように,半径Rの略円柱形をしており,底面及び
側面に囲まれた空間がガス拡散空間として形成されてい
る。このガス拡散空間は,半径r(rは遮蔽板130の
半径Rの2/3程度)の隔壁130aにより,2つのガ
ス拡散室に区画されている。すなわち,ガス拡散空間
は,隔壁130aの内側,すなわち,半径rの円状の部
分(第1ガス拡散室150)と,隔壁130aの外側,
すなわち,半径rと半径Rの同心円により囲まれる部分
(第2ガス拡散室160)の2つの部分に区画されてい
る。処理ガス導入通路140は,第1ガス拡散室150
に連通されている。この点についてはさらに後述する。
【0016】遮蔽板130の底面には,図3に示した例
では,放射状に複数のガス流通孔130hが貫通して形
成されている。このガス流通孔130hは第2電極板1
20のガス供給孔120hと連通している。処理ガス導
入通路140を介してガス拡散空間に導入された処理ガ
スは,遮蔽板130のガス流通孔130h,第2電極板
のガス供給孔120hを順次介して,処理室11内に供
給される。なお,ガス流通孔130hの配置は図3に示
した例に限定されず,処理ガスや被処理体の種類に応じ
て適当な配置とすることができる。
【0017】ガス拡散空間を区画する隔壁130aには
ガスを流通させるための孔130bが穿設されており,
処理ガス導入通路140を介して第1ガス拡散室150
に導入された処理ガスは,この隔壁130aの孔130
bを介して,第2ガス拡散室160へ拡散される。この
処理ガスの拡散によりガス拡散室間には差圧が形成され
る。そして,この隔壁130aの孔径および/または孔
数を調節し,そのコンダクタンスを調節することによ
り,第1ガス拡散室150と第2ガス拡散室160との
間の差圧を調節できる。この隔壁130aの孔径や孔数
はシミュレーションや経験等により予め設計の段階で適
宜設定される。
【0018】また,隔壁130aの孔径および/または
孔数を変化させるガス流通孔可変機構を備えるようにし
てもよい。かかるガス流通孔可変機構の一例としては,
隔壁を円周方向に複数形成し,これら複数の隔壁を相対
的に回転させて孔の位置合わせを行うことでコンダクタ
ンスを調節し,ガス拡散室間の差圧を変化させる機構が
考えられる。かかるガス流通孔可変機構を備えれば,処
理ごとに,あるいは処理の段階ごとに差圧を適宜変更さ
せることが可能である。
【0019】処理ガスは,第1ガス拡散室150及び第
2ガス拡散室160で拡散され,ガス拡散室間に所定の
差圧が形成された後,第2電極板120に穿設されたガ
ス供給孔120hによりそれぞれシャワー化され,処理
室11に供給される。
【0020】本実施の形態では,シャワーヘッド100
は,遮蔽板130の隔壁130aにより区画される2の
ガス拡散室150,160を備え,隔壁130aに穿設
された孔130bによりガス拡散室間には差圧が形成さ
れるようにしたので,処理ガスやウェハの種類に応じた
柔軟な処理ガスの制御が可能である。また,従来の装置
構成に遮蔽板130を付加することのみで実現できるた
め,装置構成の拡大化や製造コストの増大を招くことが
ない。
【0021】(第2の実施の形態)本実施の形態にかか
る処理装置20を,図4〜図6を参照しながら説明す
る。なお,図4は処理装置20の内部構成を示す説明図
であり,図5は処理装置20に用いられるガス供給手段
の一例たるシャワーヘッド200の断面図であり,図6
はシャワーヘッド200を構成する遮蔽板230の平面
図である。
【0022】処理装置20は,図4に示したように,処
理室21内に,互いに対向するシャワーヘッド(上部電
極)200及び載置台(下部電極)22から構成される
平行平板型のプラズマ発生装置を備えている。載置台2
2には,マッチング回路23を介して高周波電源24が
接続されている。ガス源25からの処理ガスは,流量制
御装置(マスフローコントローラ)26を介して第1処
理ガス導入通路(処理ガス導入系)240aからシャワ
ーヘッド200へ導入されるとともに,流量制御装置
(マスフローコントローラ)27を介して第2処理ガス
導入通路(処理ガス導入系)240bからシャワーヘッ
ド200へ導入される。処理に用いられた処理ガスは処
理室21から排気系29より排気される。なお,図中符
号28はコンダクタンスガスケットであり,流量制御装
置26,27及びコンダクタンスガスケット28により
2の処理ガス導入通路の流量比が決まる。ただし,流量
制御装置26,27及びコンダクタンスガスケット28
の配置については,図示した配置に限定されない。この
ように,処理装置20は,複数のガス供給孔を備えたシ
ャワーヘッド200により,処理ガスを処理室21内に
供給して,載置台22上の被処理体の一例たるウェハW
を処理する装置である。そして,処理装置20は,この
シャワーヘッド200の構成に特徴を有する装置である
ため,シャワーヘッド200につき詳細に説明する。
【0023】(シャワーヘッド200)上記第1の実施
の形態におけるシャワーヘッド100は,ガス拡散室を
区画する遮蔽板130に隔壁130aが形成され,第1
ガス拡散室150に導入された処理ガスが隔壁130a
に穿設された孔130bを介して第2ガス拡散室160
に導入されることにより,ガス拡散室間の差圧が形成さ
れていた。本実施の形態におけるシャワーヘッド200
は,ガス流量の異なる2の処理ガス導入系を備え,ガス
拡散室に異なる流量のガスがこのガス導入系を介して導
入されることにより,ガス拡散室間の差圧が形成される
場合の一例につき説明する。
【0024】シャワーヘッド200は,図4に示したよ
うに,略中央部及びエッジ部付近に処理ガス導入通路
(処理ガス導入系)240a,240bが連通されてい
る略円柱形の第1電極板210と,第1電極板210と
所定間隔を隔てて対向する位置に配され,複数のガス導
入孔220hを備えた略円柱形の第2電極板220と,
第2電極板210と第2電極板220との間に介挿され
た遮蔽板230とにより主に構成されている。
【0025】(遮蔽板230)遮蔽板230は,図5に
示したように,半径Rの略円柱から,半径r(rは遮蔽
板230の半径Rの約2/3程度)の略同心円柱をくり
抜いた略リング形状であり,底面及び側面に囲まれた空
間がガス拡散空間として形成されている。このガス拡散
空間は,半径rの隔壁230aの内側,すなわち,半径
rの円状の部分(第1ガス拡散室250)と,隔壁23
0aの外側の部分,すなわち,半径rと半径Rの同心円
により囲まれる部分(第2ガス拡散室260)の2つの
部分に区画されている。
【0026】略リング形状の底面には,図6に示した例
では,放射状に複数のガス流通孔230hが貫通して形
成されている。このガス流通孔230hは第2電極板2
20のガス流通孔220hと連通している。処理ガス導
入通路240a介して第1ガス拡散室250に導入され
た処理ガスは,直接第2電極板のガス流通孔220hを
介して処理室21内に供給される。また,処理ガス導入
通路240bを介して第2ガス拡散室260に導入され
た処理ガスは,遮蔽板230のガス流通孔230hと,
第2電極板220のガス流通孔220を順次介して,処
理室21内に供給される。なお,ガス流通孔230hの
配置は図6に示した例に限定されず,処理ガスや被処理
体の種類に応じて適当な配置とすることができる。
【0027】上述のように,上記第1の実施の形態にお
ける遮蔽板130では,内部に隔壁130aが設けられ
ることにより,遮蔽板130の内部が2のガス拡散室に
区画されていたが,本実施の形態では,遮蔽板230が
略リング形状であり,この略リング形状の内側の空間
と,遮蔽板230の内部とで,2のガス拡散室に区画さ
れている。そして,第1ガス拡散室250に連通される
第1処理ガス導入通路240aのガス流量と,第2ガス
拡散室260に連通される第2処理ガス導入通路240
bのガス流量を異なるものとすることにより,ガス拡散
室間の差圧が形成される。ガス流量はシミュレーション
や経験等により調節される。
【0028】処理ガスは,第1ガス拡散室250及び第
2ガス拡散室260で拡散され,ガス拡散室間に所定の
差圧が形成された後,第2電極板220に穿設されたガ
ス供給孔220hによりそれぞれシャワー化され,処理
室21に供給される。
【0029】本実施の形態では,ガス流量の異なる2の
処理ガス導入通路240a,240bを備え,ガス拡散
室250,260にはそれぞれ異なる流量のガスが処理
ガス導入通路240a,240bを介して導入されるこ
とにより,ガス拡散室間に差圧が形成されるようにする
ことができる。ガス導入流量を変えることで差圧を調節
することができるので,処理ガスやウェハの種類に応じ
て,あるいは,処理の段階ごとに,差圧を適宜変更する
ことが可能である。また,複数種類の処理ガスを導入し
て行われる処理にも有効である。
【0030】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる処理装置の好適な実施形態について説明したが,本
発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許
請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各
種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであ
り,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属す
るものと了解される。
【0031】例えば,上記実施の形態においては,1の
遮蔽板によりガス拡散空間を複数のガス拡散室に区画す
る場合について説明したが,本発明はこれに限定され
ず,遮蔽板を2以上備えるようにしてもよい。また,遮
蔽板の隔壁の形状を変えることにより,区画されるガス
拡散室の数・形状,ガス拡散室間の体積比等も適宜設計
可能である。
【0032】また,上記実施の形態においては,処理装
置は2のガス導入系を備えた場合の一例につき説明した
が,本発明はこれに限定されず,3以上のガス導入系を
備えるようにしてもよい。
【0033】また,第1の実施の形態においては,第1
ガス拡散室150に導入された処理ガスが遮蔽板130
の隔壁130aに穿設された孔130bを介して第2ガ
ス拡散室160に導入されることによりガス拡散室間の
差圧が形成される場合の一例につき説明したが,本発明
はこれに限定されない。第2ガス拡散室160に処理ガ
スを導入し,ガス流通孔130hを介して第1ガス拡散
室150に処理ガスが導入されることによりガス拡散室
間に差圧が形成されるようにしてもよい。
【0034】また,第1の実施の形態で用いた遮蔽板の
底面の形状を第2の実施の形態で用いてもよく,第2の
実施の形態で用いた遮蔽板の底面の形状を第1の実施の
形態で用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の処理装置
によれば,処理ガスや被処理体の種類に応じた柔軟な処
理ガスの制御が可能である。また,従来構成の拡大化や
製造コストの増大を招くことがない。
【0036】また特に請求項3,4に記載の処理装置に
よれば,ガス供給装置のガス流通孔のコンダクタンスを
設計後に制御することができるので,処理ガスや被処理
体の種類に応じて,あるいは,処理の段階ごとに差圧を
適宜変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理装置の内部構成の説明図である。
【図2】図1の処理装置に用いられるシャワーヘッドの
断面図である。
【図3】図2のシャワーヘッドに用いられる遮蔽板の平
面図である。
【図4】他の処理装置の内部構成の説明図である。
【図5】図4の処理装置に用いられるシャワーヘッドの
断面図である。
【図6】図5のシャワーヘッドに用いられる遮蔽板の平
面図である。
【符号の説明】
10,20 処理装置 11,21 処理室 12,22 載置台(下部電極) 13,23 マッチング回路 14,24 高周波電源 15,25 ガス源 16,26,27 流量制御装置(マスフローコントロ
ーラ) 28 コンダクタンスガスケット 100,200 シャワーヘッド(上部電極) 110,210 第1電極板 120,220 第2電極板 120h,220h ガス供給孔 130,230,130’ 遮蔽板 130a,230a 隔壁 130b 孔 130h,230h ガス流通孔 140 処理ガス導入通路(処理ガス導入系) 240a 第1処理ガス導入通路(処理ガス導入系) 240b 第2処理ガス導入通路(処理ガス導入系) 150,250 第1ガス拡散室 160,260 第2ガス拡散室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G068 AA02 AA06 AB01 AC04 AC05 AF01 4G075 AA22 AA24 BC06 BD14 CA65 DA02 5F004 AA01 BA04 BA06 BB13 BB28 BC03 CA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガス供給孔を備えたガス供給装置
    により処理ガスを処理室内に供給して被処理体を処理す
    る処理装置において:前記ガス供給装置は1または2以
    上の遮蔽板により区画される複数のガス拡散室を備え,
    少なくとも2の前記ガス拡散室間には差圧が形成され,
    前記各ガス拡散室にはそれぞれ前記ガス供給孔が形成さ
    れていることを特徴とする,処理装置。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板にはガス流通孔が形成され,
    少なくとも一の前記ガス拡散室に導入された処理ガスが
    前記ガス流通孔を介して他のガス拡散室に導入されるこ
    とにより,前記ガス拡散室間の差圧が形成されることを
    特徴とする,請求項1に記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス流通孔の孔径および/または孔
    数を変化させるガス流通孔可変機構を備えたことを特徴
    とする,請求項2に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 ガス導入流量の異なる少なくとも2のガ
    ス導入系を備え,前記ガス拡散室にはそれぞれ異なる流
    量のガスが前記ガス導入系を介して導入されることによ
    り,前記ガス拡散室間の差圧が形成されることを特徴と
    する,請求項1に記載の処理装置。
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