JP2001016804A - 2線式配線器具 - Google Patents

2線式配線器具

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JP2001016804A JP17912099A JP17912099A JP2001016804A JP 2001016804 A JP2001016804 A JP 2001016804A JP 17912099 A JP17912099 A JP 17912099A JP 17912099 A JP17912099 A JP 17912099A JP 2001016804 A JP2001016804 A JP 2001016804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷の種類に依らず、操作手段に対して常に安
定した電圧供給を行う。 【解決手段】スイッチ要素制御部12eは、ゼロクロス
検出部17のゼロクロス検出信号Vzの立ち上がりに同
期して第1のスイッチ要素12aをオンするとともに充
電制限時間t1の時限動作を開始し、整流器11の脈流
出力によって蓄電素子12dを充電する。負荷2のイン
ピーダンスが商用電源1から供給される交流電圧の極性
によって変化するために整流器11から出力される脈流
出力が変動又は半波おきにレベル差が生じて、蓄電素子
12dの充電電圧Vcが電圧検出回路12cのしきい値
電圧Vthに達しない場合であっても、商用電源1の半周
期よりも長くない充電制限時間t1の時限終了時に蓄電
素子12dの電荷を放電させることにより、簡単な構成
でありながら、商用電源1の半周期毎に蓄電素子12d
の充放電を確実に行い、操作部13に対して安定した電
源供給が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2線式配線器具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図10に示すような、人が近
づくと自動的に負荷開閉部43をオンすることにより負
荷に相当する照明器具2に商用電源1を供給して点灯す
るとともに、人が遠ざかると自動的に負荷開閉部43を
オフすることにより照明器具2に商用電源1の供給を遮
断して消灯するようにした、照明器具の自動点灯制御に
用いる人体検出機能付負荷開閉装置40がある。この人
体検出機能付負荷開閉装置40は、電源部41と、操作
部42と、負荷開閉部43とを備える。操作部42は、
負荷開閉部43を駆動操作する部分であり、開閉制御部
42aと、赤外線センサ部42bと、明るさセンサ部4
2cとを含んで構成される。
【0003】電源部41は、商用電源1から電源供給さ
れて、操作部42(すなわち開閉制御部42a、赤外線
センサ部42bおよび明るさセンサ部42c)に対し、
常に電源供給する。操作部42(すなわち開閉制御部4
2a、赤外線センサ部42bおよび明るさセンサ部42
c)は、電源部41からの電源供給を常に受けて動作し
ている。
【0004】赤外線センサ部42bは、電源部41から
の電源供給を常に受けて動作しており、所定の感知領域
(図示せず)を有し、この感知領域内を通過する人体の
放射する赤外線を検出して人体検出信号を開閉制御部4
2aへ出力するものであり、図11に示すように、光学
系42b1 と、焦電素子42b2 と、増幅回路42b 3
と、フィルタ回路42b4 と、比較回路42b5 と、出
力回路42b6 とを備える。光学系42b1 は、ポリエ
チレン樹脂にて形成した集光レンズや反射鏡などにて構
成する。焦電素子42b2 は、光学系42b1 の集光す
る赤外線の変化に応じた電圧を出力する。増幅回路42
3 は、焦電素子42b2 の出力する電圧を増幅して出
力する。フィルタ回路42b4 は、増幅回路42b3
出力からノイズ成分を除去して、所定周波数帯域成分の
みを出力する。比較回路42b5は、フィルタ回路42
4 からの出力を所定の閾値と比較し、フィルタ回路4
2b4 からの出力が所定の閾値より大きいときに、出力
回路42b6 に信号を出力する。出力回路42b6 は、
比較回路42b5 からの信号を受けると、人体検出信号
を開閉制御部42aへ出力する。
【0005】明るさセンサ部42cは、電源部41から
の電源供給を常に受けて動作しており、周囲の明るさで
ある周囲照度を常に検出していて、予め定められる所定
照度値よりも周囲照度の方が暗い場合に、予め定められ
る所定照度値よりも周囲照度の方が暗い旨を告げる暗信
号を、開閉制御部42aへ出力する。
【0006】開閉制御部42aは、電源部41からの電
源供給を常に受けて動作しており、前記暗信号と前記人
体検出信号との論理積(AND)を以て、負荷開閉部4
3に対してオンを指示し、負荷開閉部43のオンを所定
時間継続した上で、再び負荷開閉部43に対してオフを
指示する。
【0007】従って、上述のような人体検出機能付負荷
開閉装置40にあっては、商用電源1→負荷開閉部43
→負荷2の閉回路の他に、商用電源1→電源部41→操
作部42の閉回路を確保しなければならず、4個の電線
接続端子を備える必要があり、人体検出機能付負荷開閉
装置40の設置に際して、配線の増加を招くという問題
点があった。
【0008】そこで、上記のような問題点を解決するた
めに、2個の電線接続端子を備えるのみで、上述の人体
検出機能付負荷開閉装置40における電源部41と操作
部42と負荷開閉部43とを内蔵できる、特開平1−1
33535号公報に示される2線式配線器具が知られて
いる。
【0009】この特開平1−133535号公報に示さ
れる2線式配線器具は図12に示すようなリモコンアダ
プタ50である。このリモコンアダプタ50は、2個の
電線接続端子T1,T2を備えるとともに、内部に、電
源部51と操作部52と負荷開閉部53と補助回路54
とを備える。操作部52は、開閉制御部52aとリモコ
ン信号受信部52bとを含んで構成される。
【0010】図12に示すリモコンアダプタ50にあっ
ては、補助回路54は、負荷開閉部53に対して並列を
なす状態で負荷2を含む回路に接続し、且つ負荷開閉部
53がオフのときに負荷電圧を負荷2の駆動に至らない
レベルに低減できるインピーダンスを備える。また、電
源部51は、負荷開閉部53と補助回路54とのそれぞ
れに対して直列をなす状態で負荷2を含む回路に接続
し、負荷開閉部53のオン/オフに係わりなく、操作部
52(開閉制御部52aおよびリモコン信号受信部52
b)に電源供給する。
【0011】しかしながら、前述の従来の2線式配線器
具にあっては、負荷開閉部53のオン/オフに係わらず
に常に電源部51を機能するために、電源部51を、負
荷2を含む回路に直列に挿入している。しかも、このよ
うに接続する電源部51から常に安定に定電圧を出力す
るために、定電圧ダイオードなどの定電圧素子を利用し
ているものの、負荷2が負荷開閉部53のオフのときに
駆動しないように、負荷開閉部53に並列に接続する補
助回路54のインピーダンスを大きくしてあるがため
に、負荷開閉部53のオン/オフによって、電源部51
を通して流れる電流は大幅に異なる。
【0012】このことは、電源部51の出力電圧が不安
定になるとともに、負荷の投入(負荷開閉部53のオ
ン)時の突入電流に耐え得るようにするために、大電流
容量の素子を用いなければならず、発熱対策も必要とな
り、大型化とコスト高とを招く。また、近年省エネを背
景に普及してきているインバータ式蛍光灯照明器具は、
従来の白熱灯照明器具や銅鉄タイプの安定器を用いた蛍
光灯照明器具に比べて、負荷の投入時に非常に大きな突
入電流が流れ、電源部51の定電圧ダイオードなどの素
子が容易に破壊され、その破壊防止のための回路構成が
非常に複雑になるという問題点があった。
【0013】そこで、上記のような問題点を解決するた
めに、本発明者らは、負荷のインピーダンスの変化や負
荷開閉部のオン/オフ状態に関わりなく操作部へ安定し
て電源供給できる2線式配線器具を既に提案している
(特開平11−55877号公報参照)。この公報に開
示された2線式配線器具は、図13に示すような人体検
出機能付負荷開閉装置60である。この人体検出機能付
負荷開閉装置60は、2個の電線接続端子T1,T2を
備えるもので、整流回路部61と、電源部62と、補助
電源回路63と、操作部64と、負荷開閉部65とを内
部に備える。操作部64は、開閉制御部64aと赤外線
センサ部64bと明るさセンサ部64cとを含んで構成
される。
【0014】また、図14に示す2線式配線器具は、図
13に示す人体検出機能付負荷開閉装置60の補助電源
回路63がない場合で、新たに電源供給手段66を備え
たものである。
【0015】図13に示す人体検出機能付負荷開閉装置
60にあっては、電源部62は負荷開閉部65に対して
並列に接続し、且つ負荷開閉部65がオフ状態のときに
負荷電圧を負荷2が駆動するに至らないレベルに低減で
きるインピーダンスを備える。また、補助電源回路63
は、負荷2のインピーダンス変化や負荷開閉部65のオ
ン/オフ状態に関わりなく操作部64へ安定して供給す
る。また、図14に示す人体検出激能付負荷開閉装置6
0にあっては、電源供給手段66は負荷開閉部65が長
時間にわたって連続的にオン状態とすることを可能とす
るものである。
【0016】しかしながら、前述の従来の2線式配線器
具にあっては、電源部62は負荷開閉部65に対して並
列に接続し、且つ負荷開閉部65がオフ状態のときに負
荷電圧を負荷2が駆動するに至らないレベルに低減でき
るインピーダンスに設定され、また、操作部64への入
力電圧を低電圧化するために直列に高抵抗(1MΩ程
度)が接続されている。さらに電源部62を介して操作
部64へ供給可能な回路電流は前記負荷2にも流れてお
り、待機時にその電流値はグロースタータ式の低力率型
蛍光灯のグロースタータを放電させないために、グロー
スタータの放電開始電圧時(AC65V程度)に流れる
電流値未満に抑えなければならず、回路電流を150〜
180μA程度の範囲内に抑える必要があり、その結
果、操作部64の消費電流は前記回路電流150〜18
0μA程度の範囲内でしか設定できず、操作部64に使
用可能な回路が限定されてしまうという問題点がある。
【0017】そこで、上記のような問題点を解決するた
めに、本発明者らは、操作部で必要な電流を定常電流と
して商用電源−電源部−操作部の直列回路に流すことな
く、操作部で必要な電力を供給可能な電源部を備えた2
線式配線器具を提案している。この2線式配線器具は、
図15に示すような人体検出搬能付負荷開閉装置10で
あって、電源部12双び整流器11を介して負荷2に直
列に接続された商用電源1に接続され、人体の有無を検
出し、駆動回路16を駆動するための検出信号を出力す
る操作部13と、この駆動回路16により開閉され、負
荷2の駆動制御を行うスイッチング素子を有する負荷開
閉部15と、負荷2の駆動時に操作部13に電圧を供給
する電圧供給回路14と、整流器11の脈流出力電圧の
立ち上がりを検出するゼロクロス検出部17とを有し、
電源部12が、整流器11の脈流出力端と接続され、操
作部13側の線路に直列に介在された第1のスイッチ要
素12aと、この第1のスイッチ要素12aの他方側に
電流制限素子12hと、電流制限素子12hの他方側に
電荷の充電機能を有する蓄電素子12dと、第1のスイ
ッチ要素12aと蓄電素子12dの接続点よりも操作部
13側の線路に直列に介在された第2のスイッチ要素1
2bと、蓄電素子12dの電圧値を監視し、この電圧値
が予め設定された電圧値に達したかどうかを検出する電
圧検出回路12cと、この電圧検出回路12cの検出信
号を受けて、第1及び第2のスイッチ要素12a,12
bのオンオフ状態を切換可能なスイッチ要素制御部12
eとを備え、スイッチ要素制御部12eは、蓄電素子1
2dの電圧値が予め設定された電圧値以下のとき、第1
のスイッチ要素12aをオン状態、かつ第2のスイッチ
要素12bをオフ状態とし、また、蓄電素子12dの電
圧値が予め設定された電圧値を越えたとき、第1のスイ
ッチ要素12aをオフ状態、かつ第2のスイッチ要素1
2bをオン状態とするものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の2線式配線器具にあっては、照明負荷が電子スター
タ式蛍光灯のように半波ごとに回路インピーダンスが異
なるものである場合、蓄電素子12dに充電可能な電圧
値が半波ごとに異なり、全波とも放電させる必要がある
場合、予め設定する充電電圧を低い側の半波の電圧に設
定する必要があり、信号処理系用の電圧・電流が確保で
きないという問題がある。
【0019】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、負荷の種類に依ら
ず、操作手段に対して常に安定した電圧供給が行える2
線式配線器具を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、商用電源と負荷が直列に接続さ
れる一対の接続端子と、接続端子間を略短絡状態とする
か否かにより商用電源から負荷への電源供給を制御して
負荷をオン・オフする負荷制御手段と、負荷制御手段を
操作する操作手段と、負荷オン時に商用電源からの電源
供給を受けて操作手段の動作電源を作成する第1の電源
作成手段と、商用電源により接続端子間に印加される交
流電圧を全波整流する整流手段と、少なくとも負荷オフ
時に整流手段の脈流出力により操作手段の動作電源を作
成する第2の電源作成手段とを備えた2線式配線器具に
おいて、第2の電源作成手段は、整流手段の脈流出力に
よって充電される蓄電素子と、整流手段から蓄電素子へ
の充電経路を開閉する第1のスイッチ要素と、蓄電素子
の放電経路を開閉する第2のスイッチ要素と、蓄電素子
の充電電圧が所定のしきい値電圧を超えているか否かを
検出する電圧検出部と、脈流出力のゼロクロスを検出す
るゼロクロス検出部と、電圧検出部及びゼロクロス検出
部の検出結果に基づいて第1及び第2のスイッチ要素を
オンオフ制御するスイッチ要素制御部とを具備して蓄電
素子から放電される電荷により操作手段の動作電源を作
成して成り、スイッチ要素制御部は、ゼロクロス検出部
にて脈流出力の立ち上がりが検出された時点で第1のス
イッチ要素をオンし且つ第2のスイッチ要素をオフする
とともに商用電源の半周期よりも長くない所定の充電制
限時間の時限を開始し、電圧検出部によって蓄電素子の
充電電圧がしきい値を超えていることが検出された時
点、あるいは充電制限時間の時限が終了した時点の何れ
か早い時点で第1のスイッチ要素をオフし且つ第2のス
イッチ要素をオンすることを特徴とし、負荷のインピー
ダンスが商用電源から供給される交流電圧の極性によっ
て変化するために整流手段から出力される脈流出力が変
動又は半波おきにレベル差が生じて、蓄電素子の充電電
圧が電圧検出部のしきい値電圧に達しない場合であって
も、商用電源の半周期よりも長くない充電制限時間の時
限終了時に蓄電素子の電荷を放電させているから、簡単
な構成でありながら、商用電源の半周期毎に蓄電素子の
充放電を確実に行い、操作部に対して安定した電源供給
が行える。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、蓄電素子の充電電荷が充電経路側に逆流するのを防
止する逆流防止素子を第1のスイッチ要素と蓄電素子と
の間の充電経路に挿入したことを特徴とし、請求項1の
発明の作用に加えて、充電制限時間が脈流出力の立ち上
がり時点から脈流出力がピーク値に達するまでの時間よ
りも長く設定される場合であっても、一旦蓄電素子に充
電された電荷が充電経路側に逆流することがなく、脈流
出力のピーク値近傍の充電電圧を確保することが可能と
なり、操作部に対してさらに安定した電源供給が行え
る。
【0022】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、充電制限時間を5ミリ秒以上且つ8.3ミリ秒未満
に設定したことを特徴とし、請求項2の発明の作用に加
えて、商用電源の電源周波数の違いに関わらず、脈流出
力のほぼピーク値近傍の充電電圧を確保することが可能
となり、操作部に対してさらに安定した電源供給が行え
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、従来例で説明したような人
体検出機能付負荷開閉装置を例に本発明の実施形態を詳
細に説明する。但し、本発明はこれに限定する趣旨では
なく、商用電源と負荷に直列に接続されて商用電源から
負荷への電源供給を制御する2線式配線器具全般につい
て本発明の技術思想を適用することができる。
【0024】(実施形態1)図1に本実施形態における
人体検出機能付負荷開閉装置(以下、「負荷開閉装置」
と略す)Aのブロック図を示す。この負荷開閉装置A
は、交流100Vの商用電源1と照明器具のような負荷
2が直列に接続される一対の接続端子T1,T2と、接
続端子T1,T2間を略短絡状態とするか否かにより商
用電源1から負荷2への電源供給を制御して負荷2を開
閉(オン・オフ)する負荷制御手段と、負荷制御手段を
操作する操作部13と、負荷2のオン時に商用電源1か
らの電源供給を受けて操作部13の動作電源を作成する
第1の電源作成手段と、商用電源1により接続端子T
1,T2間に印加される交流電圧を全波整流する整流器
(ダイオードブリッジ)11と、少なくとも負荷2のオ
フ時に整流器11の脈流出力により操作部13の動作電
源を作成する第2の電源作成手段とを備える。
【0025】負荷制御手段は、接続端子T1,T2間に
挿入されるトライアック等の半導体スイッチング素子を
備えた負荷開閉部15と、操作部13の出力信号Voと
ゼロクロス検出部17の検出信号Vzの論理積に基づい
て負荷開閉部15の半導体スイッチング素子をオン・オ
フ駆動する駆動回路部16とで構成される。なお、接続
端子T1,T2間には負荷開閉部15と並列に整流器1
1の交流入力端が接続されている。
【0026】また第1の電源作成手段は、例えば1次側
が接続端子T1と負荷開閉部15との間に挿入されたカ
レントトランスの2次側出力を整流するなどして直流電
圧を取り出す電圧供給回路14と、3端子レギュレータ
等で構成され電圧供給回路14から供給される直流電圧
を安定化する定電圧回路12gとから成り、負荷2のオ
ン時に負荷開閉部15を介して接続端子T1,T2間に
流れる電流から電圧供給回路14で取り出される直流電
圧を定電圧回路12gで安定化し、動作電源として操作
部13に供給するものである。
【0027】第2の電源作成手段は、ゼロクロス検出部
17及び電源部12で構成され、整流器11の脈流電圧
からリップルを除去して平滑するとともに所定のレベル
の直流電圧に変換するものである。ゼロクロス検出部1
7は、例えば、整流器11の脈流電圧を分圧抵抗により
分圧した電圧をコンパレータにおいて0V近傍に設定さ
れた基準電圧Vrと比較し、基準電圧Vrよりも高い場
合にHレベル、基準電圧Vrよりも低い場合にLレベル
となる検出信号Vzを出力するものである。また電源部
12は、整流器11の脈流出力端間に接続され整流器1
1の脈流出力によって充電される蓄電素子(電解コンデ
ンサ)12dと、整流器11から蓄電素子12dへの充
電経路を開閉する第1のスイッチ要素12aと、蓄電素
子12dの放電経路を開閉する第2のスイッチ要素12
bと、蓄電素子12dの充電電圧Vcが所定のしきい値
電圧Vthを超えているか否かを検出して電圧検出信号V
dを出力する電圧検出部12cと、電圧検出部12cの
電圧検出信号Vd及びゼロクロス検出部17の検出信号
Vzに基づいて第1及び第2のスイッチ要素12a,1
2bをオンオフ制御するスイッチ要素制御部12eと、
第1のスイッチ要素12aと蓄電素子12dとの間に挿
入された抵抗等から成る電流制限用素子12hと、第2
のスイッチ要素12bと定電圧回路12gの間に挿入さ
れる電圧変換回路12fとを具備する。
【0028】ここで、蓄電素子12dの容量値は、負荷
2をグロースタータ方式の蛍光灯照明器具としたときに
この照明器具に内蔵されている雑音防止用コンデンサの
容量値(約0.006〜0.01μF)と略同一の値に
設定される。これにより、グロースタータの両端に印加
される電圧をその放電開始電圧未満に抑えることができ
る。また、蓄電素子12dの充電電圧Vcは、操作部1
3で必要とする電力を、(蓄電素子12dの容量値)×
Vc2/2として十分確保可能な電圧値に設定される。
なお、充電電圧Vcに達するまでに流れる充電電流によ
ってグロースタータが放電を開始しないように電流制限
用素子(抵抗)12hの抵抗値並びに充電電圧Vcを設
定する必要がある。
【0029】また、電圧変換回路12fは、第2のスイ
ッチ要素12bの一端にカソードが接続されるとともに
整流器11の低電位側の脈流出力端にアノードが接続さ
れるダイオードD1と、一端がダイオードD1のカソー
ドに接続されるとともに他端が定電圧回路12gの入力
端に接続されたコイルL1と、定電圧回路12gの入力
端と整流器11の低電位側の脈流出力端の間に接続され
たコンデンサC1とで構成され、蓄電素子12dに充電
されているエネルギ(=(蓄電素子12dの容量値)×
Vc2/2)が放電される際に定電圧回路12gの入力
電圧範囲の低電圧に変換するとともに、次回の放電が行
われるまでの間、定電圧回路12gに供給可能な電力を
蓄えるものである。すなわち、第2のスイッチ要素12
bがオンすると、蓄電素子12dから放電される電荷が
コイルL1を介して瞬時にコンデンサC1に充電され、
例えば蓄電素子12dの容量値を0.01μF、充電電
圧Vcを60V、コイルL1のインダクタンスを20m
H、コンデンサC1の容量値を22μF、操作部13の
入力インピーダンスを10kΩとすれば、コンデンサC
1の充電電圧として約3.5V程度が得られ、定電圧回
路12gを介して操作部13へは平均約350μAの電
流を供給することができる。
【0030】一方、操作部13は、人体から放射される
熱線を検出する焦電型赤外線センサを備える赤外線セン
サ部13bと、周囲の明るさを検出する明るさセンサ部
13cと、赤外線センサ部13bと明るさセンサ部13
cとの出力の組み合わせによって負荷開閉部15の開閉
を判断する判断処理部13aとにより構成され、負荷2
のオン・オフに関わらず、常に動作電源が供給されて動
作状態にある。なお、判断処理部13aは、例えば電源
部12のスイッチ要素制御部12eとともに制御用IC
により実現される。
【0031】赤外線センサ部13bは、焦電型赤外線セ
ンサ(以下、赤外線センサと称する)を備え、検知エリ
ア内における人の存否に応じた人体検出信号(検知エリ
ア内で人が動いている場合にHレベル、人が居ない又は
動いていない場合にLレベルとなる信号)Vsを出力す
るものであるが、従来技術で説明した赤外線センサ部4
2bと同一の構成を有することから詳しい説明は省略す
る。
【0032】一方、明るさセンサ部13cはCdSある
いはフォトダイオードよりなる明るさセンサを備え、周
囲の明るさに対応した明るさセンサの出力値を所定のし
きい値と比較し、周囲の明るさがしきい値に対応した所
定レベルよりも明るい場合にLレベル、暗い場合にHレ
ベルとなる明るさ検出信号Vaを出力するものである。
判断処理部13aでは、人体検出信号Vsと明るさ検出
信号Vaの論理積に応じた出力信号Voを駆動回路部1
6に出力している。具体的には、明るさセンサ部13c
からの明るさ検出信号VaがLレベルのとき(周囲の明
るさが所定レベルよりも明るいとき)には、赤外線セン
サ部13bからの人体検出信号Vsにかかわらず、つま
り検知エリア内に人が検知されるか否かにかかわらず出
力信号VoをLレベルとし、負荷2をオフ状態(消灯状
態)に保たせる。また、明るさセンサ部13cからの明
るさ検出信号VaがHレベルのとき(周囲の明るさが所
定レベルよりも暗いとき)には、赤外線センサ部13b
で人が検知されるか否かに応じて、すなわち人体検出信
号VsがHレベルのときに出力信号VoをHレベルとし
て駆動回路部16によって負荷開閉部15をオン駆動し
て負荷2をオン(点灯)させる。また判断処理部13a
は、人体検出信号VsがLレベルとなった時点から所定
の動作保持時間(例えば、1分間程度)taの時限を開
始し、動作保持時間taの時限終了まで出力信号Voを
Hレベルに維持している。要するに、周囲が明るいとき
には一般には負荷2を点灯させる必要がないから、赤外
線センサ部13bによる人の検知の有無にかかわらず負
荷2を消灯させておくのである。
【0033】次に、図2及び図3のタイムチャートを参
照して、負荷2のオフ時に操作部13へ動作電源を供給
する電源部12の動作を説明する。なお、図2は、負荷
2が白熱灯照明器具のように商用電源1の半周期毎でイ
ンピーダンスが異ならないような場合、図3は、負荷2
が電子スタータ式蛍光灯照明器具のように商用電源1の
半周期毎でインピーダンスが異なるような場合をそれぞ
れ示している。
【0034】まず、商用電源1の半周期毎でインピーダ
ンスが異ならない負荷2であって、図2に示すように整
流器11の脈流電圧が半波(半周期)毎で殆ど変動しな
い場合について説明する。
【0035】スイッチ要素制御部12eでは、第1及び
第2のスイッチ要素12a,12bをオフしている状態
から、ゼロクロス検出部17のゼロクロス検出信号Vz
の立ち上がりに同期して第1のスイッチ要素12aをオ
ンするとともに所定の充電制限時間t1の時限動作を開
始し、整流器11の脈流出力によって蓄電素子12dを
充電する。ここで、蓄電素子12dに流れる充電電流の
レベルは、電流制限素子12hによって、負荷2がオ
ン、すなわちグロースタータ式の蛍光灯照明器具の場合
にグロースタータが放電を起こさないようなレベルに抑
えられている。そして、蓄電素子12dの両端電圧(充
電電圧)Vcがしきい値電圧Vthを超えて電圧検出信号
VdがLレベルからHレベルに立ち上がると、第1のス
イッチ要素12aをオフし、さらに第1のスイッチ要素
12aをオフしてから所定のデッドタイムt2が経過し
た後に第2のスイッチ要素12bをオンして蓄電素子1
2dの充電電荷を電圧変換回路12fへ放電する。ここ
で、上記デッドタイムt2は、第1及び第2のスイッチ
要素12a、12bが同時にオンすることで整流器11
の脈流出力が直接電圧変換部12fに入力されないよう
にするために設けられている。また、しきい値電圧Vth
は、蓄電素子12dの充電電圧Vcが定電圧回路12g
を正常に動作し得る電圧レベルとなるように適当な値に
設定される。
【0036】そして、スイッチ要素制御部12eでは、
ゼロクロス検出信号Vzの立ち下がりに同期して第2の
スイッチ要素2bをオフし、その間に蓄電素子12dか
ら放電されたエネルギで定電圧回路12gを動作させ、
以後、商用電源1の半周期毎(脈流出力の半波毎)に上
記動作を行うことで蓄電素子12dの充放電を繰り返し
て操作部13に安定した動作電源を供給することができ
る。
【0037】次に、商用電源1の半周期毎でインピーダ
ンスが異なる負荷2であって、図3に示すように整流器
11の脈流電圧が、電源電圧の正の半周期に比較して負
の半周期で小さくなり、半波(半周期)毎で変動する場
合について説明する。
【0038】スイッチ要素制御部12eでは、第1及び
第2のスイッチ要素12a,12bをオフしている状態
から、ゼロクロス検出部17のゼロクロス検出信号Vz
の立ち上がりに同期して第1のスイッチ要素12aをオ
ンするとともに所定の充電制限時間t1の時限動作を開
始し、整流器11の脈流出力によって蓄電素子12dを
充電する。そして、電源電圧の正の半周期においては、
蓄電素子12dの両端電圧(充電電圧)Vcがしきい値
電圧Vthを超えて電圧検出信号VdがLレベルからHレ
ベルに立ち上がると、第1のスイッチ要素12aをオフ
し、さらに第1のスイッチ要素12aをオフしてから所
定のデッドタイムt2が経過した後に第2のスイッチ要
素12bをオンして蓄電素子12dの充電電荷を電圧変
換回路12fへ放電する。スイッチ要素制御部12eで
は、ゼロクロス検出信号Vzの立ち下がりに同期して第
2のスイッチ要素2bをオフし、その間に蓄電素子12
dから放電されたエネルギで定電圧回路12gを動作さ
せる。
【0039】一方、電源電圧の負の半周期では脈流出力
のピーク値が低いために充電電圧Vcがしきい値電圧V
thにまで到達しないが、スイッチ要素制御部12eがゼ
ロクロス検出信号Vzの立ち上がりに同期して所定の充
電制限時間t1の時限を行っており、この充電制限時間
t1の時限が終了した時点で第1のスイッチ要素12a
をオフし、さらに第1のスイッチ要素12aをオフして
から所定のデッドタイムt2が経過した後に第2のスイ
ッチ要素12bをオンする。そして、スイッチ要素制御
部12eがゼロクロス検出信号Vzの立ち下がりに同期
して第2のスイッチ要素2bをオフし、その間に蓄電素
子12dから放電されたエネルギで定電圧回路12gを
動作させる。
【0040】上述のように本実施形態によれば、負荷2
のインピーダンスが商用電源1から供給される交流電圧
の極性によって変化するために整流器11から出力され
る脈流出力が変動又は半波おきにレベル差が生じて、蓄
電素子12dの充電電圧Vcが電圧検出回路12cのし
きい値電圧Vthに達しない場合であっても、商用電源1
の半周期よりも長くない充電制限時間t1の時限終了時
に蓄電素子12dの電荷を放電させることにより、簡単
な構成でありながら、商用電源1の半周期毎に蓄電素子
12dの充放電を確実に行い、操作部13に対して安定
した電源供給が行えるものである。
【0041】最後に、本実施形態の負荷開閉装置Aの動
作を図4を参照して説明する。
【0042】まず、日中などの周囲が明るいときに負荷
開閉装置Aの電線接続端子T1,T2を負荷2及び商用
電源1に直列に接続すると、所定時間内(例えば5秒程
度)に操作部13及び電源部12が動作電圧に達するよ
うに、数秒間程度、負荷開閉部15をオン駆動して負荷
2を強制点灯させ、電圧供給回路14から定電圧回路1
2gに電圧供給する。定電圧回路12gの出力が安定す
ると、判断処理部13aが駆動回路部16を介して負荷
開閉部15をオフ駆動することで負荷2をオフし、電圧
供給回路14からの電圧供給を停止する。このとき、整
流器11の脈流出力が電源部12に入力される。電源部
12のスイッチ要素制御部12eが第1のスイッチ要素
12aと第2のスイッチ要素12bとを制御し、整流回
路部11の脈流電圧の半波毎に蓄電素子12dの充放電
を行い、電圧変換回路12fの出力が所定電圧に達する
ようになって定電圧回路12gから操作部13へ動作電
源が安定して供給されることになる。この間、定電圧回
路12gの出力電圧は電解コンデンサなどの蓄電素子に
より電圧供給するものとする。このように、負荷開閉装
置Aの電源部12は操作部13に電源供給を行うのであ
るが、電圧検出回路12c、スイッチ要素制御部12e
並びにゼロクロス検出部17に電源供給を行うように構
成する場合もある。
【0043】そして、周囲が明るいために明るさセンサ
部13cの明るさ検出信号VaがLレベルとなっている
間は、例え赤外線センサ部13bの人体検出信号Vsが
Hレベルとなっても2つの信号Vs,Vaの論理積であ
る判断処理部13aの出力信号がHレベルとならず、負
荷開閉部15はオフ状態のままとなる。
【0044】一方、夜になるなどして周囲が暗くなる
と、明るさセンサ部13cの明るさ検出信号VaがHレ
ベルとなり、その間に玄関先などに設けられた赤外線セ
ンサ部13bの検知エリア内に来訪者が進入すると、赤
外線センサ部13bの人体検出信号VsがHレベルとな
る。すると、判断処理部13aは2つの信号Va,Vs
の論理積である出力信号VoをLレベルからHレベルと
し、その時点から所定の動作保持時間(例えば1分問程
度)taの間だけ出力信号VoをHレベルに維持する。
ここで、整流回路部11の脈流電圧が基準電圧Vrに達
してゼロクロス検出部17からのゼロクロス検出信号V
zがHレベルとなると、駆動回路部16が操作部13の
出力信号Voとゼロクロス検出信号Vzとの論理積から
なる駆動信号をHレベルとし、負荷開閉部15をオン駆
動して負荷2をオン(点灯)する。なお、負荷開閉部1
5を構成するトライアックのような半導体スイッチング
素子は、商用電源1の電源電圧が所定レベルよりも低下
するとオン状態が維持されなくなるため、ゼロクロス検
出部17によって電源電圧のゼロクロスを検出する度に
駆動回路部16からの駆動信号をHレベルとしてトリガ
をかける必要があり、負荷開閉部15は負荷2をオンす
る際に連続的にオンになるのではなく略オンになるので
ある。そして、動作保持時間が経過したときに操作部1
3の出力信号VoがLレベルとなり、駆動回路部16か
らは次にゼロクロス検出信号VzがHレベルになったと
きに駆動信号が出力されず、負荷開閉部15がオフとな
って負荷2がオフ(消灯)する。
【0045】ところで、負荷開閉部15が略オン状態の
ときは、電源部12の入力電圧は殆ど零ボルトになり、
電源部12では操作部13に十分な電源供給を行えない
状態になるものの、このときには、商用電源1と負荷2
に直列に接続された電圧供給回路14が負荷2に流れる
電流(点灯電流)を用いて定電圧回路12gに電圧を供
給しているから、定電圧回路12gで安定化された電圧
が操作部13に供給されて、操作部13の判断処理部1
3a、赤外線センサ部13b及び明るさセンサ部13c
が常に停止することなく動作し続けることができる。
【0046】つまり、このように構成される本実施形態
の負荷開閉装置Aによれば、電源投入時には電圧供給回
路14から定電圧回路12gを介して操作部13に電源
供給を行うとともに、負荷開閉装置Aを速やかに動作可
能な状態にすることができる。また、上述のように負荷
2のインピーダンスが半波毎に異なる場合においては、
スイッチ要素制御部12eにより確実に半波おきに蓄電
素子12dの充放電を行って定電圧回路12gを介して
操作部13へ必要な電力を供給することができる。
【0047】また、待機時においては、電源部12は蓄
電素子12dの充放電と電圧変換回路12fによる電圧
変換により、操作部13にグロースタータの放電開始時
の電流に相当するレベル、またはそれ以上のレベルの電
流を供給し、且つ負荷2がグロースタータ式の蛍光灯照
明器具の場合、グロースタータの端子電圧を放電開始電
圧未満に抑えることができる。つまり、待機時における
グロースタータの微放電を防止し、グロースタータの寿
命劣化を防止することが可能である。さらに、動作時に
おいては、電圧供給回路14を介して定電圧回路12g
と操作部13への電源供給と負荷2の点灯の両立が可能
となる。なお、負荷2が例えば蛍光灯照明器具から白熱
灯照明器具へ変更されるなどして負荷2のインピーダン
スが変化しても、他の照明器具のインピーダンスに比べ
て回路インピーダンスが十分に高いので、操作部13に
安定して電源供給できる。
【0048】(実施形態2)図5に本実施形態における
負荷開閉装置Aのブロック図を示す。なお、本実施形態
の基本構成並びに動作は実施形態1と共通するので、共
通する構成については同一の符号を付して説明を省略
し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明す
る。
【0049】本実施形態は、蓄電素子12dの充電電荷
が充電経路側に逆流するのを防止する逆流防止素子たる
ダイオード12iを第1のスイッチ要素12aと蓄電素
子12dとの間の充電経路に挿入した点に特徴があり、
ダイオード12iのアノードを電流制限素子12hの一
端に接続し、カソードを蓄電素子12dと第2のスイッ
チ要素12bとの接続点に接続してある。
【0050】実施形態1で説明したように、スイッチ要
素制御部12eは電圧検出回路12cの検出電圧Vdが
しきい値電圧Vthを超えるか、あるいは第1のスイッチ
要素12aをオンしてから所定の充電制御時間t1が経
過したときの何れか早い時点で第1のスイッチ要素12
aをオフし、その後に第2のスイッチ要素12bをオン
して充電素子12dの電荷を放電させる。ここで、実施
形態1においては、商用電源1の電源周波数が50Hz
の場合にゼロクロスから脈流電圧がピーク値に達するま
での時間(約5ms)に充電制限時間t1を設定してい
ると、商用電源1が60Hzの場合に、図6に示すよう
に脈流電圧がピーク値を過ぎた後で第1のスイッチ要素
12aがオンされて充電が終了するために充電電力をロ
スしてしまうことになる。
【0051】それに対して本実施形態では蓄電素子12
dの充電電荷の逆流を防止するダイオード12iを設け
ているので、上述のような状況においても、図7に示す
ように蓄電素子12dの充電電圧Vcが脈流電圧のピー
ク値を過ぎてから第1のスイッチ要素12aがオフする
までの間はピーク値のままで保持することができる。
【0052】而して、本実施形態においては、充電制限
時間t1が脈流出力の立ち上がり時点から脈流出力がピ
ーク値に達するまでの時間よりも長く設定される場合で
あっても、一旦蓄電素子12dに充電された電荷が充電
経路側に逆流することがなく、脈流出力のピーク値近傍
の充電電圧Vcを確保することが可能となり、操作部1
3に対してさらに安定した電源供給が行えるという利点
がある。
【0053】ところで、充電制限時間t1を、図8に示
すように商用電源1の電源周波数が50Hzである場合
の4分の1周期、つまりゼロクロスから半波のピークに
達するまでの時間(約5ms)以上であって、図9に示
すように商用電源1の電源周波数が60Hzである場合
の半周期(約8.3ms)よりも短い時間に設定すれ
ば、電源周波数が50Hz又は60Hzの何れの場合で
あっても常に脈流電圧のピーク値近傍の充電電圧Vcで
蓄電素子12dの充電を終了することが可能となり、操
作部13に対してさらに安定した電源供給が行えるとい
う利点がある。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、商用電源と負荷が直
列に接続される一対の接続端子と、接続端子間を略短絡
状態とするか否かにより商用電源から負荷への電源供給
を制御して負荷をオン・オフする負荷制御手段と、負荷
制御手段を操作する操作手段と、負荷オン時に商用電源
からの電源供給を受けて操作手段の動作電源を作成する
第1の電源作成手段と、商用電源により接続端子間に印
加される交流電圧を全波整流する整流手段と、少なくと
も負荷オフ時に整流手段の脈流出力により操作手段の動
作電源を作成する第2の電源作成手段とを備えた2線式
配線器具において、第2の電源作成手段は、整流手段の
脈流出力によって充電される蓄電素子と、整流手段から
蓄電素子への充電経路を開閉する第1のスイッチ要素
と、蓄電素子の放電経路を開閉する第2のスイッチ要素
と、蓄電素子の充電電圧が所定のしきい値電圧を超えて
いるか否かを検出する電圧検出部と、脈流出力のゼロク
ロスを検出するゼロクロス検出部と、電圧検出部及びゼ
ロクロス検出部の検出結果に基づいて第1及び第2のス
イッチ要素をオンオフ制御するスイッチ要素制御部とを
具備して蓄電素子から放電される電荷により操作手段の
動作電源を作成して成り、スイッチ要素制御部は、ゼロ
クロス検出部にて脈流出力の立ち上がりが検出された時
点で第1のスイッチ要素をオンし且つ第2のスイッチ要
素をオフするとともに商用電源の半周期よりも長くない
所定の充電制限時間の時限を開始し、電圧検出部によっ
て蓄電素子の充電電圧がしきい値を超えていることが検
出された時点、あるいは充電制限時間の時限が終了した
時点の何れか早い時点で第1のスイッチ要素をオフし且
つ第2のスイッチ要素をオンするので、負荷のインピー
ダンスが商用電源から供給される交流電圧の極性によっ
て変化するために整流手段から出力される脈流出力が変
動又は半波おきにレベル差が生じて、蓄電素子の充電電
圧が電圧検出部のしきい値電圧に達しない場合であって
も、商用電源の半周期よりも長くない充電制限時間の時
限終了時に蓄電素子の電荷を放電させ、簡単な構成であ
りながら、商用電源の半周期毎に蓄電素子の充放電を確
実に行い、操作部に対して安定した電源供給が行えると
いう効果がある。
【0055】請求項2の発明は、蓄電素子の充電電荷が
充電経路側に逆流するのを防止する逆流防止素子を第1
のスイッチ要素と蓄電素子との間の充電経路に挿入した
ので、請求項1の発明の効果に加えて、充電制限時間が
脈流出力の立ち上がり時点から脈流出力がピーク値に達
するまでの時間よりも長く設定される場合であっても、
一旦蓄電素子に充電された電荷が充電経路側に逆流する
ことがなく、脈流出力のピーク値近傍の充電電圧を確保
することが可能となり、操作部に対してさらに安定した
電源供給が行えるという効果がある。
【0056】請求項3の発明は、充電制限時間を5ミリ
秒以上且つ8.3ミリ秒未満に設定したので、請求項2
の発明の効果に加えて、商用電源の電源周波数の違いに
関わらず、脈流出力のほぼピーク値近傍の充電電圧を確
保することが可能となり、操作部に対してさらに安定し
た電源供給が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の動作説明用の波形図である。
【図3】同上の動作説明用の波形図である。
【図4】同上の動作説明用の波形図である。
【図5】実施形態2を示すブロック図である。
【図6】同上の動作説明用の波形図である。
【図7】同上の動作説明用の波形図である。
【図8】同上の動作説明用の波形図である。
【図9】同上の動作説明用の波形図である。
【図10】従来の4線式の配線器具の一例である人体検
出機能付負荷開閉装置を示すブロック図である。
【図11】同上における赤外線センサ部を示すブロック
図である。
【図12】従来の2線式配線器具の一例を示すブロック
図である。
【図13】従来の2線式配線器具の他の例を示すブロッ
ク図である。
【図14】従来の2線式配線器具のさらに他の例を示す
ブロック図である。
【図15】従来の2線式配線器具のさらにまた他の例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 負荷 A 人体検出機能付負荷開閉装置 11 整流器 12 電源部 12a 第1のスイッチ要素 12b 第2のスイッチ要素 12c 電圧検出回路 12d 蓄電素子 12e スイッチ要素制御部 13 操作部 14 電圧供給回路 15 負荷開閉部 16 駆動回路部 17 ゼロクロス検出部
フロントページの続き Fターム(参考) 5G034 AC20 AD01 AD11 AE01 5G064 AA02 AB05 AC13 CB12 DA09 5H410 CC03 DD03 EA05 EB01 EB38 FF03 FF12 FF22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と負荷が直列に接続される一対
    の接続端子と、接続端子間を略短絡状態とするか否かに
    より商用電源から負荷への電源供給を制御して負荷をオ
    ン・オフする負荷制御手段と、負荷制御手段を操作する
    操作手段と、負荷オン時に商用電源からの電源供給を受
    けて操作手段の動作電源を作成する第1の電源作成手段
    と、商用電源により接続端子間に印加される交流電圧を
    全波整流する整流手段と、少なくとも負荷オフ時に整流
    手段の脈流出力により操作手段の動作電源を作成する第
    2の電源作成手段とを備えた2線式配線器具において、
    第2の電源作成手段は、整流手段の脈流出力によって充
    電される蓄電素子と、整流手段から蓄電素子への充電経
    路を開閉する第1のスイッチ要素と、蓄電素子の放電経
    路を開閉する第2のスイッチ要素と、蓄電素子の充電電
    圧が所定のしきい値電圧を超えているか否かを検出する
    電圧検出部と、脈流出力のゼロクロスを検出するゼロク
    ロス検出部と、電圧検出部及びゼロクロス検出部の検出
    結果に基づいて第1及び第2のスイッチ要素をオンオフ
    制御するスイッチ要素制御部とを具備して蓄電素子から
    放電される電荷により操作手段の動作電源を作成して成
    り、スイッチ要素制御部は、ゼロクロス検出部にて脈流
    出力の立ち上がりが検出された時点で第1のスイッチ要
    素をオンし且つ第2のスイッチ要素をオフするとともに
    商用電源の半周期よりも長くない所定の充電制限時間の
    時限を開始し、電圧検出部によって蓄電素子の充電電圧
    がしきい値を超えていることが検出された時点、あるい
    は充電制限時間の時限が終了した時点の何れか早い時点
    で第1のスイッチ要素をオフし且つ第2のスイッチ要素
    をオンすることを特徴とする2線式配線器具。
  2. 【請求項2】 蓄電素子の充電電荷が充電経路側に逆流
    するのを防止する逆流防止素子を第1のスイッチ要素と
    蓄電素子との間の充電経路に挿入したことを特徴とする
    請求項1記載の2線式配線器具。
  3. 【請求項3】 充電制限時間を5ミリ秒以上且つ8.3
    ミリ秒未満に設定したことを特徴とする請求項2記載の
    2線式配線器具。
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