JP2001016395A - ソフトウェア間のインターフェース方法 - Google Patents

ソフトウェア間のインターフェース方法

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JP2001016395A
JP2001016395A JP11182150A JP18215099A JP2001016395A JP 2001016395 A JP2001016395 A JP 2001016395A JP 11182150 A JP11182150 A JP 11182150A JP 18215099 A JP18215099 A JP 18215099A JP 2001016395 A JP2001016395 A JP 2001016395A
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Yoshinori Yoshimura
美紀 芳村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフト開発者の負担を軽減し、開発効率を上
げ、アプリケーションソフトとサービスソフトとの相互
依存性を小さくして汎用性を持たせ、機種依存性を排除
してマルチファンクション対応とする。 【解決手段】 コピーアプリケーションは、ユーザドキ
ュメントを作成し、原稿の検出時に2頁分のユーザ頁を
生成し、原稿読取りと印刷処理仕様とを関連付け、ユー
ザドキュメントにつなげる。アプリケーションは、追加
した1頁目を処理可能とし、次原稿を検出すると2頁目
も処理可能状態とする。サービスソフトウェアは、ユー
ザ頁の追加通知を受けると、ユーザ頁状態を参照。1頁
目は処理可能で、原稿読取り後に生産完了状態とする。
印刷するサービスソフトウェアは、ユーザ頁状態を参照
し、生産完了なら1頁目を印刷。印刷完了後、処理完了
状態に設定。コピーアプリケーションは、完了状態に応
じて利用者に表示し、次の原稿の受付準備をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージ入出力装
置によるドキュメントを操作するアプリケーションソフ
トウェアと、そのアプリケーションソフトウェアに対し
てサービスを提供するサービスソフトウェアとの間のイ
ンターフェースを行うソフトウェア間のインターフェー
ス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、OA(オフィス・オートメー
ション)機器として、複写機、ファクシミリ、プリン
タ、イメージスキャナ等のようなイメージデータを入出
力するイメージ入出力装置が用いられている。また、こ
れらの機器において各機能を利用者に提供する場合は、
利用者に対して機能を提示するための「アプリケーショ
ンソフトウェア」、スキャナやプロッタなどのデバイス
を制御するための「サービスソフトウェア」、もしく
は、それらサービス機能を含むOS(オペレーティング
・システム)などが組み込まれていた。この従来のアプ
リケーションソフトウェアは、紙や電子ドキュメントな
どを対象としている。
【0003】そして、上記した複写機、ファクシミリ、
プリンタ、イメージスキャナ等のイメージ入出力装置
は、それ自体独立して機能するスタンド・アロンである
ため、それぞれ一対一接続で利用されてきたが、近年で
は、複数のイメージ入出力装置をネットワーク環境に接
続して使用するという利用方法が増えつつある。
【0004】また、このようにイメージ入出力装置をネ
ットワークに接続して利用する場合、それら装置を販売
するベンダもネットワークに接続したサービスセンター
を設けて、遠隔操作により各ユーザ装置の動作状況や利
用状況等を把握するというサービスの提供なども行われ
ている。
【0005】この種のネットワークやインターフェース
に関する文献としては、例えば、特表平8−51189
0号公報に開示されている「オブジェクト指向印刷イン
ターフェースを持つオペレーティングシステム」、ある
いは、特開平10−254761号公報に開示されてい
る「共用メモリ・コンピュータ・ネットワーク」などが
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、「アプリケーションソフトウェ
ア」と「サービスソフトウェア」とのインターフェース
が機能を中心にして設計されていたため、「サービスソ
フトウェア」を共通化することは困難であるという問題
点があった。
【0007】また、サービスソフトウェアによる処理
は、随時追加されるのが普通であり、追加される予定が
分かっているものもあるが、その処理が継続するかどう
かは処理の追加があって初めて分かるため、対応が送れ
てしまうという問題点があった。
【0008】さらに、このような従来の方式では、単一
機能を扱うスタンドアロンの装置の場合には充分である
が、複数の機能を単一の装置で扱うような複雑なシステ
ム、あるいは、ネットワーク分散環境下において複数の
装置を使って複数の機能を実現するマルチユーザ・マル
チファンクションなどでは、サービスをアプリケーショ
ンソフトウェアが占有するようなスタンドアロン的な動
作を基本とし、アプリケーションを切り替える方法を取
らざるを得なかった。しかしこれでは、デバイス資源を
充分に活用してマルチユーザ・マルチファンクションを
実現しているとは言えず、利用者にとっても非常に効率
の悪いシステムになるという問題点があった。
【0009】一方、ソフトウェア開発者から見ると、機
能に着目したインターフェースの場合は、サービスソフ
トウェアが個々のアプリケーションの機能を理解するこ
とが必要となり、そのアプリケーションに新しい機能が
追加されれば、サービスソフトウェアにも機能を追加し
なければならない関係にあることから、サービスソフト
ウェアが拡張性と再利用性に乏しいものになるという問
題点があった。
【0010】また、上記した特表平8−511890号
公報は、印刷するための情報を備えることについての記
述はあるが、ページ状態が変化することや、その状態に
応じた処理についての記述はなく、さらに特開平10−
254761号公報は、上記問題点を解決するものでは
ない。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、ソフトウェア開発者の負担を軽減し、開発効率を
上げると共に、アプリケーションソフトウェアとサービ
スソフトウェアとの間の相互依存性を小さくして汎用性
を持たせ、機種依存性をアプリケーションから排除し、
快適な環境下でのマルチユーザ・マルチファンクション
対応が可能なソフトウェア間のインターフェース方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、イメージ入出力装置に
よるドキュメントを操作するアプリケーションソフトウ
ェアと、そのアプリケーションソフトウェアに対してサ
ービスを提供するサービスソフトウェアとの間のインタ
ーフェースを行うソフトウェア間のインターフェース方
法において、前記アプリケーションソフトウェアは、ユ
ーザドキュメントを要求の単位としてサービスソフトウ
ェアに処理を依頼し、処理依頼されたユーザドキュメン
トに対して処理すべきユーザページを追加または削除す
る際に、前記ユーザページは、前記サービスソフトウェ
アが処理を行うために必要な処理仕様と一対一で対応し
ているものである。
【0013】これによれば、アプリケーションソフトウ
ェアがユーザドキュメントを要求の単位としてサービス
ソフトウェアに処理を依頼し、その処理を依頼されたユ
ーザドキュメントに対して処理すべきユーザページを追
加または削除する際に、ユーザページは、サービスソフ
トウェアが処理するために必要な処理仕様と一対一で対
応している。このため、全体としてより柔軟性を持つ機
能を実現することができる。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のソフトウェア間のインターフェース方法におい
て、前記サービスソフトウェアが、前記ユーザページの
状態変化に応じて処理を実施するようにしたものであ
る。
【0015】これによれば、サービスソフトウェアがユ
ーザページの状態変化に応じて処理を実施するようにし
たため、パフォーマンス性が上がり、インターフェース
を統一することができる。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載のソフトウェア間のインターフェース方法におい
て、前記サービスソフトウェアが、前記ユーザページの
状態変化に応じて処理を実施することにより、ユーザペ
ージ自身の状態変化を引き起こすようにしたものであ
る。
【0017】これによれば、サービスソフトウェアがユ
ーザページの状態変化に応じて処理を実施して、ユーザ
ページ自身の状態変化を引き起こすようにしたため、パ
フォーマンス性が上がり、インターフェースを統一する
ことができる。
【0018】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載のソフトウェア間のインターフェース方法におい
て、前記ユーザページの状態は、複数のサービスソフト
ウェアが参照することで、ユーザページに関する処理を
複数のサービスソフトウェアが分担して行えるようにし
たものである。
【0019】これによれば、ユーザページの状態を複数
のサービスソフトウェアが参照して、ユーザページに関
する処理を複数のサービスソフトウェアが分担して行え
るようにしたため、ネットワーク分散環境下において
は、プリンタやスキャナなど単一機能しか持たないマシ
ンを組み合わせて、マルチユーザ・マルチファンクショ
ンを実現することができる。また、参照型とすることに
より、サービスソフトウェアの状況によって、より早く
処理を実施することができる。さらに、このインターフ
ェース方法を採用することにより、組み込まれているソ
フトウェアを容易に切り出すことができる。
【0020】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載のソフトウェア間のインターフェース方法におい
て、前記アプリケーションソフトウェアは、前記ユーザ
ページの状態を監視することで、サービスソフトウェア
による処理状況を知るようにしたものである。
【0021】これによれば、アプリケーションソフトウ
ェアがユーザページの状態を監視することにより、サー
ビスソフトウェアによる処理状況を知るようにしたた
め、アプリケーションソフトウェアとサービスソフトウ
ェアとが直接お互いを知ることなく処理することができ
るため、相互依存性が小さくなって、互いに汎用性を持
たせることができる。
【0022】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
〜5のいずれか一つに記載のソフトウェア間のインター
フェース方法において、前記ドキュメントには、紙及び
電子ドキュメントが含まれているものである。
【0023】これによれば、ドキュメントには紙や電子
ドキュメントが含まれるため、種々のイメージ入出力装
置に対して適用することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、クライアントやサ
ーバがネットワークを介して接続されたシステム環境を
示す図である。図1において、ユーザ環境10内には、
イメージ入出力装置としてのサーバA10a、サーバB
10b、スキャナ10c、及びクライアントとしてのP
C(パーソナル・コンピュータ)12がネットワーク2
0を介して接続されている。ここでは、サーバA10a
に複写機、サーバB10bにプリンタを用いた場合を示
している。
【0025】また、図1では、さらに上記イメージ入出
力装置を販売するベンダがサービスセンター30を設
け、ネットワーク20を介して各イメージ入出力装置と
接続されている。このサービスセンター30は、PC3
0aとソフト部品30bとを用い、ネットワーク20を
使った遠隔操作により各ユーザ装置の動作状況や利用状
況等を把握するサービスを行っている。
【0026】図2は、図1のイメージ入出力装置とPC
及びその何れかに含まれるブローカのハードウェア構成
図である。図2のイメージ入出力装置10a〜10c
は、ROM101、RAM102、NVRAM103、
モデム104、パネル制御部105、操作パネル10
6、エンジン制御部107、スキャン/プリントエンジ
ン108、ディスクドライバ109、記憶装置110、
通信制御部111、CPU112、及びバス113など
により構成されている。
【0027】なお、ROM101は、プログラムコー
ド、フォント、及びその他の静的なデータを格納してお
くメモリである。また、RAM102は、各種パラメー
タやイメージデータ等を一時的に記憶するワークエリア
であり、NVRAM103は、不揮発性のデータを格納
しておくメモリである。
【0028】また、モデム104は、電話回線などの公
衆回線と接続され、変調復調処理を行って外部機器との
間で通信を行うものである。操作パネル106は、ユー
ザがイメージ入出力装置を操作する場合のインターフェ
ースであり、パネル制御部105によって制御される。
スキャン/プリントエンジン108は、イメージデータ
の入出力ユニットであり、スキャナ、ファクシミリ、複
写機などでは紙原稿からイメージデータを読み取った
り、プリンタ、ファクシミリ、複写機などではイメージ
データに基づいて転写紙への印刷を実行する。このスキ
ャン/プリントエンジン108は、エンジン制御部10
7によって制御される。
【0029】さらに、記憶装置110は、大量のイメー
ジデータなどを蓄積したり、データベースの記憶場所と
して利用される。この記憶装置110は、ディスクドラ
イバ109によって駆動制御される。
【0030】通信制御部111は、イーサーネット等の
ネットワーク20に接続され、外部の機器との通信を可
能にする。CPU112は、バス113を介してイメー
ジ入出力装置全体の制御を司るものである。
【0031】図2に示したブローカ14は、ネットワー
ク20に接続されているイメージ入出力装置10a〜1
0cに必要な機能情報や管理情報を維持し、クライアン
ト(PC12)とサーバ(イメージ入出力装置10a〜
10c)との接続を確立する役目を請け負うミドルウェ
アである。ここで、ブローカ14内には、通信制御部1
41、データベース142、CPU143、ROM14
4、RAM145、及びバス146が備えられている。
図2におけるブローカ14は、説明を分かり易くするた
めPC12あるいはイメージ入出力装置10a〜10c
とは別に描いたが、PC12あるいはイメージ入出力装
置10a〜10cのどちら側に存在していてもよい。
【0032】図3は、装置内部の組み込みソフトウェア
の構造を示す図である。本実施の形態のソフトウェア
は、大きく分けると、アプリケーション層40、カーネ
ル層50、ドライバ層60、及びハードウェア層70の
4層構造から成っている。
【0033】〔アプリケーション層〕アプリケーション
層40は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、イメージ
スキャナなどのイメージ入出力装置のアプリケーション
を形成するレイヤである。ドキュメントマネージャ40
1は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、イメージスキ
ャナなどの各イメージ入出力装置のシナリオに沿ってド
キュメントをハンドリングするアプリケーションソフト
ウェアを管理する中心となる機能ブロックである。
【0034】サービスマネージャ402は、ドキュメン
トをハンドリングする際に共通に必要となるサービスソ
フトウェアを管理する機能ブロック図であり、各種サー
ビスの管理・実行を行う。なお、本発明の特徴は、上記
したドキュメントマネージャ401(アプリケーション
ソフトウェア)とサービスマネージャ402(サービス
ソフトウェア)と間のインターフェース方法を対象とし
た点にある。
【0035】デバイスマネージャ403は、スキャナ、
プロッタ、画像バスといった物理デバイスの動作を決定
する機能ブロックであり、各種デバイスの管理、実行を
行うものである。
【0036】オペレーションマネージャ404は、イメ
ージ入出力装置10a〜10cに付属している操作パネ
ル106を制御するものであり、ボタンの表示、ボタン
オペレーションのノーティファイ、アラートの通知など
を行うものである。
【0037】データベースマネージャ405は、フォン
ト、定形フォーム、ファクシミリ受信履歴、イメージ入
出力装置の利用履歴などの永続データの維持管理を行う
ものである。
【0038】プログラムファクトリ406は、ソフトウ
ェア部品からプログラム実行のための初期化を行う。す
なわち、静的に存在するソフトウェア部品をRAM上へ
展開し(オブジェクト指向プログラミングにおけるイン
スタンスの生成)、何らかのメッセージを受け取ること
(オブジェクト指向プログラミングにおけるメソッドコ
ール)により動作可能な状態にしておくものである。
【0039】〔カーネル層〕カーネル層50は、通常の
オペレーティング・システムのカーネルとして組み込ま
れ、各種デバイスを抽象化してアプリケーションに対し
てサービスを提供するものであり、上記アプリケーショ
ン層40はカーネル層50に対してシステムコールする
ことにより動作する。このカーネル層50には、仮想メ
モリ501、実行プロセス502、ファイルシステム5
03、ソケット504、及び実行管理部506とモード
管理部507を含む仮想マシン505などの機能ブロッ
クを有している。
【0040】〔ドライバ層〕ドライバ層60は、各種ハ
ードウェアを駆動するための制御を実行するものであ
る。このドライバ層60には、メモリ管理ドライバ60
1、プロセス管理ドライバ602、ファイル管理ドライ
バ603、ネットワークドライバ604、一体型コピー
ドライバ605、ブロッキングデバイスドライバ60
6、及びページデバイスドライバ607などの機能ブロ
ックを有している。
【0041】本発明の対象である、スキャナ部を制御す
るソフトウェア部品は、このドライバ層60に組み込ま
れているものである。
【0042】〔ハードウェア層〕ハードウェア層70
は、イメージ入出力装置10a〜10c内に存在する制
御可能なリソースの集合であり、例えば、ROM70
1、RAM702、記憶装置/NVRAM703、ネッ
トワークインターフェース704、スキャナ705、画
像バス706、及びプロッタ707などが含まれてい
る。
【0043】次に、動作について説明する。本実施の形
態では、イメージ入出力装置としてサーバA(複写機)
10aを用いて、3枚の片面原稿を両面コピーする際
に、3部ソートするという条件下でコピー動作を行う場
合を例にとることにする。コピー動作は、利用者がサー
バA(複写機)10aに原稿をセットし、スタートキー
を押下した時に開始される。また、コピー動作の条件入
力は、利用者が操作パネル106を用いて行う。
【0044】コピーアプリケーションは、利用者から与
えられた条件から、ユーザドキュメントを作成して、一
枚の原稿を検出した時点で、2ページ分(両面コピー
分)のユーザページを生成し、原稿の読み取り動作と印
刷の処理仕様とを関連付けて、ユーザドキュメントにつ
なげるようにする。これにより、アプリケーションは、
追加した1ページ目を処理可能にすると共に、次の原稿
を検出すると、2ページ目も処理可能な状態に変更す
る。
【0045】原稿の読み取りを行うサービスソフトウェ
アは、ユーザページが追加された通知を受け取ると、ユ
ーザページの状態を参照するようにする。ここで、1ペ
ージ目の状態は、処理可能となっているので、原稿の読
み取りが行われる。1ページ目の読み取りが終了する
と、終了したページの状態を生産完了の状態にセットす
る。
【0046】印刷を行うサービスソフトウェアは、ユー
ザページの状態を参照して、生産完了ならば1ページ目
を印刷する(マシンによっては、両面用の2ページが生
産完了になる必要があるものもあるが、その場合は、2
ページ目が生産完了となった時点で印刷動作を開始す
る)。このようにして、印刷が完了すると、ページの状
態を処理完了の状態に設定する。
【0047】コピーアプリケーションは、生産完了や処
理完了などの状態に応じて、利用者に分かり易いように
表示を行ったり、次の原稿が受け付けられるように準備
したりする。
【0048】以上説明したように、本実施の形態のソフ
トウェア間のインターフェース方法によれば、ソフトウ
ェア部品の構成を制御対象と制御方法とに分離すること
により、再利用率が上がってメンテナンスがし易くなる
ので、ソフトウェアの開発者の負担が軽減されて、開発
効率を上げることができる。
【0049】また、本実施の形態によれば、ユーザペー
ジの状態を参照しながら、それぞれのサービスソフトウ
ェアが処理することにより、アプリケーションソフトウ
ェアとサービスソフトウェアの依存性を無くすことが可
能となり、さまざまなアプリケーションによるサービス
を利用することができる。その上、アプリケーションソ
フトウェア側からも、ユーザページの状態を参照して動
作することにより、アプリケーションソフトウェアから
機種依存性を排除することができる。
【0050】さらに、ユーザページの状態に応じてサー
ビスソフトウェアを動作させることにより、アプリケー
ションソフトウェアがサービスを占有するのではなく、
サービスソフトウェアがユーザドキュメントのページ処
理をスケジューリングしながら実行することができるた
め、快適な環境下においてマルチユーザ・マルチファン
クション対応を行うことができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、全体としてより柔軟性を持つ機能を実現
することができる。
【0052】請求項2及び3に記載の発明によれば、パ
フォーマンス性が上がり、インターフェースを統一する
ことができる。
【0053】請求項4に記載の発明によれば、ネットワ
ーク分散環境下においては、プリンタやスキャナなど単
一機能しか持たないマシンを組み合わせて、マルチユー
ザ・マルチファンクションを実現することができる。ま
た、参照型とすることでサービスソフトウェアの状況に
より、早く処理を実施することができる。さらに、この
インターフェース方法を採用することにより、組み込ま
れているソフトウェアを容易に切り出すことができる。
【0054】請求項5に記載の発明によれば、アプリケ
ーションソフトウェアとサービスソフトウェアとの相互
依存性が小さくなって、互いに汎用性を持たせることが
できる。
【0055】請求項6に記載の発明によれば、種々のイ
メージ入出力装置に対して適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クライアントやサーバがネットワークを介して
接続されたシステム環境を示す図である。
【図2】図1のイメージ入出力装置とPC及びその何れ
かに含まれるブローカのハードウェア構成図である。
【図3】装置内部の組み込みソフトウェアの構造を示す
図である。
【符号の説明】
10 ユーザ環境 10a サーバA(イメージ入出力装置) 10b サーバB(イメージ入出力装置) 10c スキャナ(イメージ入出力装置) 12 PC 20 ネットワーク 30 サービスセンター 30a PC 30b ソフト部品 40 アプリケーション層 401 ドキュメントマネージャ 402 サービスマネージャ 50 カーネル層 60 ドライバ層 70 ハードウェア層 101 ROM 102 RAM 103 NVRAM 104 モデム 105 パネル制御部 106 操作パネル 107 エンジン制御部 108 スキャン/プリントエンジン 109 ディスクドライバ 110 記憶装置 111 通信制御部 112 CPU 113 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージ入出力装置によるドキュメント
    を操作するアプリケーションソフトウェアと、そのアプ
    リケーションソフトウェアに対してサービスを提供する
    サービスソフトウェアとの間のインターフェースを行う
    ソフトウェア間のインターフェース方法において、 前記アプリケーションソフトウェアは、ユーザドキュメ
    ントを要求の単位としてサービスソフトウェアに処理を
    依頼し、 処理依頼されたユーザドキュメントに対して処理すべき
    ユーザページを追加または削除する際に、 前記ユーザページは、前記サービスソフトウェアが処理
    を行うために必要な処理仕様と一対一で対応しているこ
    とを特徴とするソフトウェア間のインターフェース方
    法。
  2. 【請求項2】 前記サービスソフトウェアは、前記ユー
    ザページの状態変化に応じて処理を実施するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア間のイ
    ンターフェース方法。
  3. 【請求項3】 前記サービスソフトウェアが、前記ユー
    ザページの状態変化に応じて処理を実施することによ
    り、ユーザページ自身の状態変化を引き起こすようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア間の
    インターフェース方法。
  4. 【請求項4】 前記ユーザページの状態は、複数のサー
    ビスソフトウェアが参照することで、ユーザページに関
    する処理を複数のサービスソフトウェアが分担して行え
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のソフト
    ウェア間のインターフェース方法。
  5. 【請求項5】 前記アプリケーションソフトウェアは、
    前記ユーザページの状態を監視することで、サービスソ
    フトウェアによる処理状況を知るようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のソフトウェア間のインターフェ
    ース方法。
  6. 【請求項6】 前記ドキュメントには、紙及び電子ドキ
    ュメントが含まれていることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれが一つに記載のソフトウェア間のインターフェ
    ース方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194744A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Sysmex Corp 測定装置用データ処理装置、及びアプリケーションプログラム
US7355739B2 (en) 2001-09-14 2008-04-08 Ricoh Company, Ltd. Image forming device having a memory assignment unit

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US7355739B2 (en) 2001-09-14 2008-04-08 Ricoh Company, Ltd. Image forming device having a memory assignment unit
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