JP2001015589A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001015589A
JP2001015589A JP11185049A JP18504999A JP2001015589A JP 2001015589 A JP2001015589 A JP 2001015589A JP 11185049 A JP11185049 A JP 11185049A JP 18504999 A JP18504999 A JP 18504999A JP 2001015589 A JP2001015589 A JP 2001015589A
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Takeshi Ishikawa
武志 石川
Hiroyuki Ban
伴  博行
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Denso Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路間におけるノイズの伝搬を抑制し、IC
チップから外部へ漏れるノイズを低減すること。 【解決手段】 SOI基板において、チャージポンプ回
路32を構成する各素子は、それぞれトレンチ25によ
って絶縁分離された島状領域26に形成されており、さ
らにチャージポンプ回路32の形成領域全体を包囲する
ようにトレンチ34が形成される。島状領域26と26
との間、島状領域26とトレンチ34との間、トレンチ
34の包囲領域外には、グランド電位に設定した容量結
合防止用の島状領域35が形成される。チャージポンプ
回路32の形成領域で生じたノイズの伝搬はトレンチ3
4によって阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁分離構造を有
する半導体装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の半導体装置に
おける素子配置の一例および模式的な縦断面構造をそれ
ぞれ図7および図8に示す。この図8において、ベース
基板となるシリコン基板1の主表面には絶縁膜としての
シリコン酸化膜2が形成され、その上に貼り合わせなど
の技術を用いてN層とN層とからなるシリコン層3
が形成されている。そして、そのシリコン層3の表面か
ら前記絶縁膜2に達する絶縁物領域4(以下、トレンチ
4と称す)を形成することで、互いに絶縁分離された複
数の素子形成用の島状領域5、5、…が区画形成されて
いる。このトレンチ4は、分離溝の内壁面にシリコン酸
化膜6を形成した後その分離溝に多結晶シリコン7を充
填することにより形成されている。それぞれの島状領域
5には、拡散によってPベース領域8、Nエミッタ
領域9、Nコレクタ領域10が形成され、さらにベー
ス(B)、エミッタ(E)、コレクタ(C)の各電極が
形成されてNPN型のバイポーラトランジスタが形成さ
れている。島状領域5には、他にPNP型のバイポーラ
トランジスタやMOSトランジスタなどが形成される場
合もある。
【0003】また、素子形成用の島状領域5と5との
間、島状領域5と5′との間(図7参照)、島状領域
5′と5′との間(図7参照)などには、素子間の容量
結合を防止するための島状領域11が形成されている。
この島状領域11には、Nコンタクト領域12が形成
されており、そのNコンタクト領域12は電極13を
介してグランドに接続されている。この島状領域11を
設けると、隣接する島状領域5、5間などの容量結合を
低減でき、素子間におけるノイズの伝搬を抑制すること
ができる。
【0004】さて、これら素子形成用の島状領域5、
5′は、図7に示すように島状領域11を介した状態で
区画形成されており、これら一群の島状領域5、5、…
または5′、5′、…に形成された素子によって、チャ
ージポンプ回路14またはバンドギャップ回路15など
が形成されている。
【0005】こうして形成された回路のうち特にチャー
ジポンプ回路14あるいは図示しない発振回路などは、
動作することでその素子部分に急峻な電圧変化や電流変
化が生じ易く、その結果、当該島状領域5に大きな電位
変動が発生する。この電位変動は、上述した素子間の容
量結合によってICチップ内を伝搬し、さらに、リード
端子(図示せず)を介してICチップの外部へノイズと
して漏出する。このノイズは、例えばラジオノイズとな
って悪影響を及ぼす。また、この電位変動は、ICチッ
プ内においても、バンドギャップ回路15のような高精
度且つ低雑音が要求される回路動作に悪影響を及ぼし、
例えば生成された基準電圧にノイズ成分が重畳したりす
る。
【0006】上述した従来構成においては、それぞれの
素子がトレンチ4、4′によって絶縁分離され、さらに
素子間および回路間に島状領域11が設けられているも
のの、発生する電位変動(ノイズ)が大きい場合にはそ
れを十分に抑制しきれなかった。この場合、チャージポ
ンプ回路14などの電位変動を生じ易い回路群とバンド
ギャップ回路15などの低ノイズが要求される回路群と
を分離して配置することも考えられる。しかし、ある程
度の分離はできても完全に分離することは回路配置の都
合上難しく、また、分離配置によりチップ面積が増大す
るなどの不都合が生じてしまう。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、絶縁分離構造を有して形成された半導
体装置において、回路間におけるノイズの伝搬を抑制で
きるとともに、ICチップから外部へ漏れるノイズを低
減できる半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために請求項1に記載した手段を採用できる。この手段
によれば、半導体層に形成された素子形成用島状領域が
互いに素子分離用絶縁物領域によって絶縁分離されるこ
とに加え、所定の回路を構成する素子形成用島状領域群
と他の素子形成用島状領域との間が回路分離用絶縁物領
域によって絶縁分離されているので、これら所定回路の
素子形成用島状領域群と他の素子形成用島状領域との間
の結合が小さくなって、素子形成用島状領域群で発生し
た電位変動が他の回路や他の素子にノイズとして伝搬す
ることを抑えることができる。これにより、当該半導体
装置が搭載されたICチップから外部へ漏れるノイズも
低減する。この場合、回路分離用絶縁物領域を2重、3
重、…に設けると、その抑制効果がより大きくなる。
【0009】請求項2に記載した手段によれば、回路分
離用絶縁物領域は所定の回路を構成する素子形成用島状
領域群を包囲するように形成されているので、この素子
形成用島状領域群に対しあらゆる方向に位置している素
子や回路に対してノイズの伝搬効果が現れる。これによ
り、回路配置上の自由度が増す。また、ICチップから
外部へ漏れるノイズも一層低減する。
【0010】請求項3に記載した手段によれば、素子形
成用島状領域群と回路分離用絶縁物領域との間の半導体
層に、導電性の良い結合防止用島状領域を設けたので、
素子形成用島状領域群で生じた電位変動(ノイズ)は、
結合防止用島状領域を通過して回路分離用絶縁物領域に
達するまでの間に一層減衰する。
【0011】請求項4に記載した手段によれば、素子形
成用島状領域群に対して回路分離用絶縁物領域を介して
存在する半導体層に、導電性の良い結合防止用島状領域
を設けたので、素子形成用島状領域群で生じた電位変動
(ノイズ)は、回路分離用絶縁物領域を越えて他の素子
形成用島状領域に達するまでの間に一層減衰する。
【0012】請求項5に記載した手段によれば、2重以
上に形成された回路分離用絶縁物領域の相互間に、導電
性の良い結合防止用島状領域を設けたので、素子形成用
島状領域群で生じた電位変動(ノイズ)は、この結合防
止用島状領域を通過する間に一層減衰する。
【0013】請求項6に記載した手段によれば、結合防
止用島状領域が一定電位に設定されているので、電位変
動に起因するノイズがこの結合防止用島状領域に侵入す
ると電位変動が抑えられる。これによりノイズの伝搬が
一層低減する。
【0014】請求項7に記載した手段によれば、チャー
ジポンプ回路あるいは発振回路などの電位変動の大きい
回路が形成された素子形成用島状領域群と他の素子形成
用島状領域との間に回路分離用絶縁物領域を設けたの
で、他の回路例えばバンドギャップ回路のような精度を
要する回路への影響を低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について図1および図2を参照しなが
ら説明する。図2は、SOI(Silicon On Insulator)
基板上に形成された集積回路の所定の回路部分を模式的
な縦断面構造で示したものである。この図2において、
SOI基板21は、シリコン基板22(本発明でいう支
持基板に相当)の主表面上にシリコン酸化膜23(本発
明でいう絶縁膜に相当)を介して単結晶のシリコン層2
4(本発明でいう半導体層に相当)を設けた構造となっ
ている。このSOI基板21は、鏡面研磨されたN
リコン基板の主表面にN型の不純物を拡散してN層2
4aを所定深さまで形成したりあるいはエピタキシャル
法などによりN 層24aを所定厚さに形成し、P型の
シリコン基板22の一方の主表面に鏡面研磨を施した後
熱酸化によりシリコン酸化膜23を形成し、これら両基
板を貼り合わせて上記Nシリコン基板側を研磨するな
どして製造されている。
【0016】シリコン層24には、その表面からシリコ
ン酸化膜23に達するトレンチ25(本発明における素
子分離用絶縁物領域に相当)を形成することで、互いに
絶縁分離された複数の素子形成用の島状領域26、2
6、…が区画形成されている。このトレンチ25は、シ
リコン層24に周知のドライエッチングなどの方法によ
り分離溝を形成し、その分離溝の内壁面に絶縁膜として
のシリコン酸化膜27を形成した後、多結晶シリコン2
8により埋め戻すことにより形成されている。
【0017】この島状領域26の表層部の所定領域に
は、例えば、イオン注入および拡散によってPベース
領域29、Nエミッタ領域30、Nコレクタ領域3
1が形成され、もってNPN型のバイポーラトランジス
タが形成されている。また、図示しないが、PNP型の
バイポーラトランジスタ、Pチャネル型またはNチャネ
ル型のMOSトランジスタ、抵抗などの素子を形成する
ようにしても良い。
【0018】図1は、SOI基板21に形成された素子
などの平面配置図を示している。この図1において、島
状領域26、26、…内に形成されたトランジスタなど
の各素子は一群として例えばチャージポンプ回路32を
構成しており、また、そのチャージポンプ回路32の形
成領域から離れた所定領域には、別の島状領域26′、
26′、…内に形成された素子によって例えばバンドギ
ャップ回路33が構成されている。そして、チャージポ
ンプ回路32を構成する一群の島状領域26、26、…
の周囲には、その回路形成領域全体を閉ループ状に包囲
して他の領域から絶縁分離するための回路分離用のトレ
ンチ34(本発明でいう回路分離用絶縁物領域に相当)
が形成されている。
【0019】このトレンチ34は、図2に示すように、
上述したトレンチ25と同様な構造を有している。ま
た、図1および図2において、島状領域26と26との
間、島状領域26とトレンチ34との間、一群の島状領
域26、26、…に対してトレンチ34を介して存在す
る領域(トレンチ34による包囲領域外)、つまりSO
I基板21において島状領域26、26′やトレンチ2
5、25′、34などが形成されていない領域のシリコ
ン層24には、素子間の容量結合を防止するための島状
領域35(本発明でいう導電性の良い結合防止用島状領
域に相当)が設けられている。この島状領域35の表面
の所定領域には所定電位を与えるためのN コンタクト
領域36が形成されている。
【0020】なお、シリコン層24の上面全体には保護
膜としてのシリコン酸化膜が形成されており、そのシリ
コン酸化膜の一部を開口させて、アルミニウム膜をパタ
ーニングして形成したベース電極37、エミッタ電極3
8、コレクタ電極39、および電極40が設けられてい
る。この電極40およびシリコン基板22は、グランド
電位に設定されている。
【0021】以上のような構成によって、素子が形成さ
れる島状領域26、26′が素子分離用のトレンチ2
5、25′により他の素子形成領域から絶縁分離される
とともに、電位変動を生じやすいチャージポンプ回路3
2などの回路形成領域が回路分離用のトレンチ34によ
り他の回路形成領域から絶縁分離された二重のトレンチ
分離構造を有する半導体装置が形成されることになる。
【0022】さて、チャージポンプ回路32が動作する
と、その島状領域26に形成されたトランジスタや配線
パターンなどにおいて急峻な電圧変化や電流変化が生
じ、これによりその島状領域26の電位が変動し易くな
る。島状領域26は、トレンチ25およびシリコン酸化
膜23によって、他の素子形成領域およびシリコン基板
22から絶縁分離されているが、これらの分離部には結
合容量が存在する。従って、島状領域26で生じた電位
変動は、この結合容量を介してシリコン層24またはシ
リコン基板22を伝搬し、他の素子や他の回路の電位を
変動させることになる。この電位変動は、他の回路の動
作信号にノイズとして重畳したり、ICチップのリード
端子を介して外部にラジオノイズとして漏出したりす
る。特に、基準電圧を生成する前記バンドギャップ回路
33は、ノイズの影響を受け易い回路である。
【0023】この点に関し、上述した本実施形態の構成
では、チャージポンプ回路32を回路分離用のトレンチ
34により包囲しているので、チャージポンプ回路32
の動作によってその回路形成領域で生じる電位変動が、
トレンチ34を介してその包囲領域外へと伝搬しにくく
なっている。しかも、トレンチ34はチャージポンプ回
路32をその全周にわたって包囲しているので、チャー
ジポンプ回路32から見て全方向に対して電位変動の伝
搬が抑えられる。
【0024】従って、図1に示すように、回路配置の都
合上バンドギャップ回路33をチャージポンプ回路32
に接近して配置せざるを得ない場合であっても、バンド
ギャップ回路33を低ノイズの状態で動作させることが
でき、ノイズが小さく安定した基準電圧を得ることがで
きる。
【0025】また、チャージポンプ回路32を構成する
素子が形成された島状領域26、26相互間、この島状
領域26とトレンチ34との間、およびトレンチ34と
バンドギャップ回路33を構成する素子が形成された島
状領域26′との間には、グランド電位に設定されたシ
リコン層24(島状領域35)が存在しているので、チ
ャージポンプ回路32で生じた電位変動は一層伝搬しに
くくなっている。
【0026】その結果、集積回路内部のノイズが低減
し、回路の誤動作や精度低下を防止できる。また、当該
ICチップから外部へのノイズの漏出を抑制でき、ラジ
オノイズや他のICチップに侵入するノイズが減少す
る。さらに、従来ICチップ外部に設けていたノイズ対
策部品を減らしたり取り除くことが可能となる。
【0027】なお、ここでは、チャージポンプ回路32
をトレンチ34で囲むようにしたが、クロック発生回路
(発振回路)やその他の電圧変化や電流変化の大きい回
路が形成されている場合には、これらの回路も回路分離
用のトレンチ34で包囲する構成とする。これにより、
電位変動を生じ易い回路群と低ノイズが要求される回路
群とを分離配置しない場合であってもノイズの影響を低
減することができるので、集積回路の回路配置をする際
の自由度が増す。
【0028】(第2の実施形態)図3および図4には本
発明の第2の実施形態が示されており、以下これについ
て第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。この第2
の実施形態は、図3に示す素子の平面配置図から明らか
なように、チャージポンプ回路32やバンドギャップ回
路33などを構成する複数の島状領域26、26、…や
26′、26′、…がそれぞれ隣接した状態に形成され
ている点に特徴を有する。すなわち、集積回路の模式的
な縦断面構造を示す図4において、島状領域26と26
との間にはトレンチ25のみが存在し、容量結合防止用
の島状領域35は設けられていない。
【0029】上記構成によっても、チャージポンプ回路
32の形成領域はトレンチ34で包囲されているので第
1の実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
さらに、島状領域26、26、…や26′、26′、…
が隣接した状態に形成されているので、チャージポンプ
回路32やバンドギャップ回路33などのレイアウトサ
イズが小さくなり、チップ面積を縮小化することができ
る。
【0030】(第3の実施形態)図5および図6には本
発明の第3の実施形態が示されており、以下これについ
て第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。この第3
の実施形態は、図5に示す素子の平面配置図から明らか
なように、チャージポンプ回路32の周囲にトレンチ3
4を二重に形成した点に特徴を有する。
【0031】集積回路の模式的な縦断面構造を示す図6
において、二重に設けた各トレンチ34、34は同じ構
造を有しており、このトレンチ34と34との間には、
容量結合防止用の島状領域41(本発明でいう導電性の
良い結合防止用島状領域に相当)が設けられている。こ
の島状領域41にはコンタクト領域は形成されておら
ず、電気的にフローティング状態となっている。
【0032】上記構成によれば、チャージポンプ回路3
2の形成領域で生じた電位変動が、二重のトレンチ3
4、34を介してその他の回路形成領域へと伝搬される
ことになるので、第1の実施形態に比べ、他の回路形成
領域への伝搬ノイズあるいはICチップ外部の漏出する
ラジオノイズが一層低減する。
【0033】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記各実施形態に限定されるものではなく、次のように変
形または拡張が可能である。チャージポンプ回路32な
どの所定回路の全周を包囲するように回路分離用のトレ
ンチ34を形成したが、この所定回路に対して特にノイ
ズの伝搬防止を図りたい方向のシリコン層24に対して
のみ選択的にトレンチ34を形成しても良い。例えば、
前記所定回路がICチップ上の端部にレイアウトされて
いる場合、あるいはノイズ耐力の高い回路群と低い回路
群とが分離して配置されている場合には、このような構
造によってもノイズ低減効果が期待できる。
【0034】島状領域35はグランド電位に設定した
が、安定した電位であれば正負の電源電位などに設定し
ても良い。また、電位を設定せず、フローティングの状
態にしても良い。一方、島状領域41についても、グラ
ンド電位や正負の電源電位などに設定しても良い。
【0035】島状領域26にはバイポーラトランジスタ
が形成されるものとしたが、MOSトランジスタやダイ
オードなどが形成されていても良い。また、個々の素子
が別々の島状領域26に形成されている場合以外に、所
定の回路を構成している素子のうち複数の素子がまとま
って1つの島状領域26に形成されている場合であって
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す集積回路の要部
の素子配置図
【図2】集積回路の要部の模式的な縦断面図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図4】図2相当図
【図5】本発明の第3の実施形態を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】従来構成の集積回路における要部の素子配置図
【図8】図2相当図
【符号の説明】
22はシリコン基板(支持基板)、23はシリコン酸化
膜(絶縁膜)、24はシリコン層(半導体層)、25は
トレンチ(素子分離用絶縁物領域)、26は島状領域
(素子形成用島状領域)、32はチャージポンプ回路、
34はトレンチ(回路分離用絶縁物領域)、35、41
は島状領域(結合防止用島状領域)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F032 AA06 AA44 AA48 AC04 BA08 CA01 CA14 CA17 CA18 CA20 DA12 DA23 DA33 DA71 5F048 AA04 AB10 AC05 AC07 AC10 BA16 BG05 5F082 AA35 AA40 BA06 BC03 BC04 BC09 BC15 EA13 EA33 EA50 FA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板上に絶縁膜を介して設けられた
    半導体層に、その半導体層の表面から絶縁膜に達する素
    子分離用絶縁物領域によって絶縁分離された素子形成用
    島状領域が複数形成された半導体装置において、 前記素子形成用島状領域のうち所定の回路を構成する素
    子形成用島状領域群と他の素子形成用島状領域との間に
    前記半導体層の表面から前記絶縁膜に達する回路分離用
    絶縁物領域を形成したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記回路分離用絶縁物領域は、前記素子
    形成用島状領域群を包囲するように形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記素子形成用島状領域群と前記回路分
    離用絶縁物領域との間の前記半導体層に、導電性の良い
    結合防止用島状領域を設けたことを特徴とする請求項1
    または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記素子形成用島状領域群に対して前記
    回路分離用絶縁物領域を介して存在する前記半導体層
    に、導電性の良い結合防止用島状領域を設けたことを特
    徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 2重以上の前記回路分離用絶縁物領域が
    形成されている場合において、これら回路分離用絶縁物
    領域相互間の前記半導体層に、導電性の良い結合防止用
    島状領域を設けたことを特徴とする請求項1ないし4の
    何れかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記結合防止用島状領域は一定電位に設
    定されていることを特徴とする請求項3ないし5の何れ
    かに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の回路は、チャージポンプ回路
    あるいは発振回路であることを特徴とする請求項1ない
    し6の何れかに記載の半導体装置。
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