JP2001015295A - X線発生装置 - Google Patents

X線発生装置

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JP2001015295A
JP2001015295A JP11186053A JP18605399A JP2001015295A JP 2001015295 A JP2001015295 A JP 2001015295A JP 11186053 A JP11186053 A JP 11186053A JP 18605399 A JP18605399 A JP 18605399A JP 2001015295 A JP2001015295 A JP 2001015295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、X線管の胴部がモールド部内に納
められたものであっても、X線管の最適動作温度の維持
を確実ならしめるようにしたX線発生装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明によるX線発生装置1は、X線管
3のターゲット5は胴部7に収容されており、この胴部
7は、モールド部17内に格納させるので、外気の熱変
動の影響を受け難く、高温ではあるが、熱的には安定し
た状態が保たれる。これに対して、電子銃4側は、外気
の熱変動の影響を受ける結果、熱的に安定させる必要が
ある。そこで、ファンによる不安定な送風冷却ではな
く、筺体Sの電子銃4側の部分において、その周囲に冷
却配管30を配置させ、その配管30内を冷媒が流動す
るようにし、電子銃4側の温度を素早く安定させること
を実現させた。つまり、この発明は、電子銃4側におい
て、外気に触れている部分の熱的安定化を図り、配管3
0内での冷媒量や流速の調整によって、X線管3の最適
動作温度を維持させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線発生装置に係
り、特に、マイクロフォーカスX線源として利用するた
めのX線発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術として、特
開平6−162974号公報,特開平6−84490号
公報,特開平6−36720号公報及び特開平5−29
0768号公報がある。これら公報に記載されたX線発
生装置には、X線管から発生した高熱を外部に放出させ
て、安定した動作特性を維持するための手段が開示され
ている。具体的には、ターゲット支持体内に冷却通路を
形成し、この通路内に冷却水を通すことで、熱の発生源
となるターゲットを冷却させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のX線発生装置には、次のような課題が存在して
いる。すなわち、ターゲット支持体を冷却する構造を採
用しているため、モールドタイプのX線管には、適用し
難く、ターゲット支持体を包み込むようなモールド成形
をした場合には、冷却パイプとターゲット支持体との接
触を維持させ難く、所望の冷却効率を得にくいといった
問題点があった。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、X線管の胴部がモールド部内に納
められたものであっても、X線管の最適動作温度の維持
を確実ならしめるようにしたX線発生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
X線発生装置は、筺体内の電子銃から発射させた電子を
ターゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線
を、X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX
線管と、ターゲットを内部に収容するX線管の胴部を包
囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、電子銃
を内部に収容させる筺体の電子銃側の部分においてその
周囲に配置させた電子銃冷却用の第1の冷却配管とを備
えたことを特徴とする。
【0006】このX線発生装置においては、X線管のタ
ーゲットは胴部に収容されており、この胴部は、高圧に
帯電するので電気的シール性を配慮して電気絶縁性のモ
ールド部内に格納される。また、電子銃側の筺体部分
は、グランド電位を維持させ、モールド部から露出する
ように配置させている。この場合、胴部は、モールド部
内に格納させるので、外気の熱変動の影響を受け難く、
高温ではあるが、熱的には安定した状態が保たれる。こ
れに対して、電子銃側は、外気の熱変動の影響を受ける
結果、熱的に安定させる必要がある。そこで、ファンに
よる不安定な送風冷却ではなく、筺体の電子銃側の部分
において、その周囲に冷却配管を配置させ、その配管内
を冷媒が流動するようにし、電子銃側の温度を素早く安
定させることを実現させた。つまり、この発明は、電子
銃側において、外気に触れている部分の熱的安定化を図
り、配管内での冷媒量や流速の調整によって、X線管の
最適動作温度を維持させるようにしたものである。
【0007】請求項2記載のX線発生装置において、モ
ールド部の端部に配置した金属製の前面パネルと、モー
ルド部とX線管の筺体と前面パネルとにより形成した電
気絶縁オイル収容部と、X線管の筺体に形成させると共
に前面パネルの外表面に接触固定させるフランジ部とを
備えると好ましい。このような構成を採用した場合、モ
ールド部とX線管の間に充填させたオイルは、ターゲッ
トの影響により高温になるが、モールド部の端面に配置
させた金属製の前面パネルがオイルに接触するので、前
面パネルによる放熱を促進させることが可能になってい
る。
【0008】請求項3記載のX線発生装置において、第
1の冷却配管は、パイプとして形成し、熱伝導性の有る
接着剤を介して筺体に固定させると好ましい。このよう
に、冷却配管としてパイプを利用すると、パイプの表面
を筺体に接触固定させ難いこともあるので、熱伝導性の
接着剤を、筺体とパイプとの間や隣接するパイプ間に充
填させることができ、電子銃側でのパイプの這い回しを
確実なものとし、しかも、接着剤によって冷却面積の拡
大化も図られる。
【0009】請求項4記載のX線発生装置において、前
面パネルの外表面に接触させて前面パネル冷却用の第2
の冷却配管を配置させると好ましい。このように、第2
の冷却配管を前面パネルに配置させることで、前面パネ
ルによる放熱を促進させることができ、オイルを冷却す
ることによって、ターゲットの間接的な冷却が可能とな
る。
【0010】請求項5記載のX線発生装置において、第
2の冷却配管は、パイプとして形成し、熱伝導性の有る
接着剤を介して前面パネルに固定させると好ましい。こ
のように、冷却配管としてパイプを利用すると、パイプ
の表面を金属製の前面パネルに接触固定させ難いことも
あるので、熱伝導性の接着剤を、前面パネルとパイプと
の間や隣接するパイプ間に充填させることができ、前面
パネル側でのパイプの這い回しを確実なものとし、しか
も、接着剤によって冷却面積の拡大化も図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるX
線発生装置の好適な一実施形態について詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明に係るX線発生装置を示す
斜視図である。同図に示すX線発生装置1は、金属製の
ケース2内にX線管3を収容すると共に、高電圧発生装
置を内蔵しないタイプのものであり、コンパクト化及び
軽量化を達成させている。すなわち、高熱発生源である
トランスや高圧発生回路や制御回路などが内蔵された高
電圧変換ユニット(図示せず)とX線発生装置1とを切
り離した構成にすることで、軽量コンパクト化と同時に
メンテナンスも容易となり、X線管3を試料に近接させ
た場合でも、試料に対する熱の影響を少なくすることが
でき、極めて利便性が向上する。
【0013】図2に示すように、ケース2内に収容され
るX線管3は、非破壊検査等に利用されるマイクロフォ
ーカスX線管として構成され、X線管3には、サイドウ
ィンドタイプのものとエンドウィンドタイプのものとが
あるが、これはエンドウィンドタイプである。このX線
管3は、電子を放出する電子銃4と、電子の衝突により
X線を発生させるターゲット5とを主たる構成部品とし
て、筺体S内に収容させている。
【0014】この筺体Sは複数の部分に分割され、横方
向に延びてターゲット5を収容するガラス製の胴部7
と、電子銃4を収容する金属製の電子銃収容部8と、胴
部7と電子銃収容部8とを連結させる金属製のヘッド部
9とからなる。すなわち、電子銃収容部8は、電子銃4
側で筺体Sの一部をなし、ヘッド部9及び胴部7は、タ
ーゲット5側で筺体Sの一部をなし、各部材7,8,9
は相互に接続固定されて一つの筺体Sを構成する。
【0015】また、電子銃収容部8の頂部には、セラミ
ックス製のステム11が嵌め込まれており、ヘッド部9
の端面には、ターゲット5に対面するようにX線出射窓
14が形成されている。電子銃4は、ヒーター電極15
a,カソード15b,グリッド電極15c,フォーカス
電極15dからなり、電子銃収容部8内で支柱15eを
介して固定されている。また、ターゲット5の先端は約
25°で斜めにカットされ、ターゲット部材5bがロウ
付けされている。
【0016】そこで、ヒーター電極15aでカソード電
極15bが加熱されると、一定の温度でカソード電極1
5bから電子が放出される。放出した電子は、グリッド
電極15cで加速され、フォーカス電極15dで収束さ
れて、ターゲット5に衝突する。そして、この衝突によ
って、電子はX線と熱とに変換され、発生したX線は、
X線出射窓14を介して外部に放出される。
【0017】このようなX線管3の胴部7は、図3に示
すように、電気絶縁性の樹脂モールド材で成形した直方
体のモールド部17内に収容され、このモールド部17
の両端には金属(真鍮にニッケル,クロム又は銅等がメ
ッキされたもの)製の前面パネル18及び背面パネル1
9が固着されている。前面パネル18は、接着剤等によ
ってモールド部17との一体化が図られ、背面パネル1
9は、モールド成形時に型枠として利用され、モールド
部17と一体成形させている。また、モールド部17に
は、X線管3の胴部7を前面パネル18側から差し込む
ための開口20が形成されている。
【0018】更に、この開口20内にX線管3の胴部7
を差し込んでX線管3を前面パネル18に固定した際、
モールド部17の内壁面と前面パネル18の内壁面と胴
部7の外壁面とで、所望の電気絶縁オイル収容部21が
形成される。この収容部21内には電気絶縁オイル22
が充填され、このオイル22によって、ターゲット5の
高電圧がモールド部17を介し外部に伝わらないように
している。
【0019】そして、モールド部17とX線管3の間に
充填させたオイル22は、ターゲット5の影響により高
温になる。しかし、モールド部17の端面に配置させた
金属製の前面パネル18をオイル22に接触させるよう
にしたことで、金属製の前面パネル18によるオイル2
2の放熱効果が高められる。更に、モールド部17の放
熱効果を向上させるために、モールド部17の上面に当
接させるようにして上板26を配置させている。背面パ
ネル19も同様の放熱効果を有することは言うまでもな
い。
【0020】なお、X線管3は、ヘッド部9に設けたフ
ランジ部23を、前面パネル18に当接させるようにネ
ジ25を介して固定され(図2参照)、オイル22は、
X線管3を前面パネル18に固定した後に、所定の箇所
から充填される。また、背面パネル19には、別体の高
電圧変換ユニットから延びるプラグPを差し込むための
コネクタ部24がナット27によって内側から締め付け
るように固定され、コネクタ部24は、連結部28を介
してターゲット5の後端部5aに接続されている。
【0021】ここで、X線管3のターゲット5は胴部7
に収容され、この胴部7は、高圧に帯電するので電気的
シールを配慮して電気絶縁性のモールド部17内に格納
される。また、電子銃4側の電子銃収容部8は、グラン
ド電位になっており、モールド部17から露出させてい
る。この場合、胴部7は、モールド部17内に格納させ
るので、外気の熱変動の影響を受け難く、高温ではある
が、熱的には安定した状態が保たれる。これに対して、
電子銃4側は、モールド部17から発散される熱の影響
を受ける。その結果、X線管3においては、モールド部
17から露出した部分を熱的に安定させる必要がある。
【0022】そこで、図1,図3及び図4に示すよう
に、電子銃4を包囲する電子銃収容部8の表面に接触さ
せるように、第1の冷却配管の一例をなす銅製の冷却パ
イプ30を螺旋状に這い回し、この冷却パイプ30内に
冷媒(例えば、水や油など)を流動させる。
【0023】例えば、冷却パイプ30の一端は、ジョイ
ント部31を介してビニールパイプ32に接続され、冷
却パイプ30の他端は、ジョイント部33を介してビニ
ールパイプ34に接続されている。また、ケース2の背
面側には、上側に冷媒流入用のパイプエンド35が固定
され、下側に冷媒流出用のパイプエンド36が固定さ
れ、それぞれのパイプエンド35,36は、T字状に構
成され、ケース2の外で一口であるが、ケース2内で二
股に分岐させている。そこで、上側のパイプエンド35
に一方のビニールパイプ32の端部を固定させ、下側の
パイプエンド36に他方のビニールパイプ34を固定さ
せる。
【0024】その結果、図示しない冷媒ポンプからの循
環供給や水道管からの直接供給によって、上側のパイプ
エンド35を介して流入した冷媒は、冷却パイプ30内
を流動しながら、電子銃4側の電子銃収容部8を冷却
し、パイプエンド36を介して外部に排出される。この
ように、電子銃4の周囲を、冷媒が流動することによっ
て、電子銃4側の温度を素早く安定させることができ
る。そして、冷媒の温度を管理しながら、冷却パイプ3
0内での冷媒量や流速を、ポンプ制御をもって調節する
ことにより、X線管3の最適動作温度を確実に維持させ
る。
【0025】同様に、前面パネル18の外表面に接触さ
せるように、第2の冷却配管の一例をなす銅製の冷却パ
イプ40を這い回し、この冷却パイプ40内に冷媒(例
えば、水や油等)を流動させる。この這い回しの一例と
して、ヘッド部9の左右において、冷却パイプ40を、
ヘッド部9に添わせながらU字状に折り曲げて反転させ
ており、左右をつなぐように、冷却パイプ40は、フラ
ンジ部23の周面に添わせるようにして前面パネル18
に接触させている。
【0026】このように這い回された冷却パイプ40の
一端は、ジョイント部41を介してビニールパイプ42
に接続され、冷却パイプ40の他端は、ジョイント部4
3を介してビニールパイプ44に接続されている。そし
て、上側のパイプエンド35に一方のビニールパイプ4
2の端部を固定させ、下側のパイプエンド36に他方の
ビニールパイプ44を固定させる。
【0027】その結果、上側のパイプエンド35を介し
て流入した冷媒は、冷却パイプ40内を流動しながら、
前面パネル18及びヘッド部9を冷却し、パイプエンド
36を介して外部に排出される。このように、前面パネ
ル18を冷却することは、前面パネル18による放熱を
促進させることができ、オイル22を冷却することによ
って、ターゲット5の間接的な冷却も可能にしている。
【0028】また、図2〜図4に示すように、螺旋状の
冷却パイプ30を包み込むように、伝熱性の接着剤Rを
電子銃収容部8に塗布させてもよい。これは、冷却パイ
プ30の表面を電子銃収容部8に接触固定させ難いこと
もあるから、熱伝導性の良好な接着剤Rを電子銃収容部
8と冷却パイプ30との間や隣接する冷却パイプ30間
に充填させている。従って、電子銃4側での冷却パイプ
30の這い回しを確実なものとし、しかも、接着剤Rに
よって冷却面積の拡大化も図られている。
【0029】同様に、冷却パイプ40を包み込むよう
に、伝熱性の接着剤Rをヘッド部9に塗布させてもよ
い。これは、冷却パイプ40の表面を金属製の前面パネ
ル18に接触固定させ難いこともあるから、熱伝導性の
良好な接着剤Rを前面パネル18と冷却パイプ40との
間や隣接する冷却パイプ40間に充填させている。従っ
て、前面パネル18側での冷却パイプ40の這い回しを
確実なものとし、しかも、接着剤Rによって冷却面積の
拡大化も図られている。なお、ここで、利用される導電
性の接着剤Rとしては、金属粉を含有させた接着剤やシ
リコーン系の接着剤などがある。また、導電性の塗料で
あってもよい。
【0030】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではなく、例えば、第1の冷却配管としては、内部
に冷媒通路を蛇行させるように形成させた銅製のキャッ
プ状冷却部材であってもよい。このようなキャップ形状
は、冷却部材を電子銃収容部8に被せるように装着させ
ることを考慮したものである。また、第2の冷却配管と
しては、内部に冷媒通路をもった銅製の前面パネル18
であってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によるX線発生装置は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得る。すな
わち、筺体内の電子銃から発射させた電子をターゲット
に衝突させ、この衝突により発生したX線を、X線出射
窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管と、ター
ゲットを内部に収容するX線管の胴部を包囲し且つ格納
させる電気絶縁性のモールド部と、電子銃を内部に収容
させる筺体の電子銃側の部分においてその周囲に配置さ
せた電子銃冷却用の第1の冷却配管とを備えたことによ
り、X線管の胴部がモールド部内に納められたものであ
っても、X線管の最適動作温度の維持を確実にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線発生装置の一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図1のX線発生装置に適用させるX線管を示す
断面図である。
【図3】X線発生装置の断面図である。
【図4】X線発生装置の断面図である。
【符号の説明】
1…X線発生装置、3…X線管、4…電子銃、5…ター
ゲット、7…胴部、8…電子銃収容部、9…ヘッド部、
14…X線出射窓、17…モールド部、18…前面パネ
ル、21…電気絶縁オイル収容部、23…フランジ部、
30…冷却パイプ(第1の冷却配管)、40…冷却パイ
プ(第2の冷却配管)、S…筺体、R…接着剤。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体内の電子銃から発射させた電子をタ
    ーゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線を、
    X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管
    と、 前記ターゲットを内部に収容する前記X線管の胴部を包
    囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、 前記電子銃を内部に収容させる前記筺体の電子銃側の部
    分においてその周囲に配置させた電子銃冷却用の第1の
    冷却配管とを備えたことを特徴とするX線発生装置。
  2. 【請求項2】 前記モールド部の端部に配置した金属製
    の前面パネルと、前記モールド部と前記X線管の前記筺
    体と前記前面パネルとにより形成した電気絶縁オイル収
    容部と、 前記X線管の前記筺体に形成させると共に前記前面パネ
    ルの外表面に接触固定させるフランジ部とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のX線発生装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の冷却配管は、パイプとして形
    成し、熱伝導性の有る接着剤を介して前記筺体に固定さ
    せたことを特徴とする請求項1又は2記載のX線発生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記前面パネルの外表面に接触させて前
    面パネル冷却用の第2の冷却配管を配置させたことを特
    徴とする請求項2又は3記載のX線発生装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の冷却配管は、パイプとして形
    成し、熱伝導性の有る接着剤を介して前記前面パネルに
    固定させたことを特徴とする請求項4記載のX線発生装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066655A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Hamamatsu Photonics Kk X線源
KR101040536B1 (ko) * 2009-05-15 2011-06-16 경희대학교 산학협력단 나노구조 물질 기반 x-선관을 위한 게이트-집속전극 일체형 전극 구조
JP2011119084A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Life Technology Research Institute Inc X線発生装置及び携帯型非破壊検査装置

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