JP2001014077A - グラフィカルユーザインタフェース - Google Patents
グラフィカルユーザインタフェースInfo
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Abstract
図ることができるグラフィカルユーザインタフェースを
提供する。 【解決手段】 表示手段を有する複数のクライアント装
置にそれぞれ配置され、画像表示データを有し、画面表
示を制御するための表示オブジェクト1と、複数のクラ
イアント装置とネットワークを介して相互に接続される
サーバ装置に配置され、表示オブジェクト1で使用され
る物理的なデータを有し、表示オブジェクト1と対応付
けられたデータオブジェクト2とを備え、クライアント
装置の表示オブジェクト1は、対応するデータオブジェ
クト2の物理的なデータに基づいて、画像表示データに
基づく画像を表示手段に表示させるようにしたものであ
る。
Description
明、受配電または家電などの各種機器の操作器における
グラフィカルユーザインタフェース(以下、GUIとい
う)に関するものである。
機器の運転制御を行うビル設備システム用操作器や民生
機器用操作器などのローコスト操作器に対する操作性の
改善を目的として、パソコンまたはワークステーション
などで主流になっているGUIの操作方式を導入しよう
とする動きが活発化している。
フトウェア再利用による生産性の向上を目的として、オ
ブジェクト指向技術を用いてGUIが実装されて実現さ
れることが多い。このGUIの実装は、一般的に画面表
示制御機能、表示イメージデータおよび表示対象となる
機器の運転情報などの諸データ情報を一体のオブジェク
トとして構成することにより行われている。なお、オブ
ジェクトとは、データ、またはデータとそのデータの操
作を一体化したプログラムをいう。
等は、画像表示データを含む各種データと、そのボタン
およびスイッチ等への操作に対する各処理を実現するプ
ログラムとを単位とした表示オブジェクトという概念で
構成される。
作器稼働中に画面上のボタン、スイッチ等を移動したり
大きさを変更できる等、表示オブジェクトを画面上で自
由に配置することを可能にした操作器が登場してきてい
る。すなわち、これらの自由度を利用して各表示オブジ
ェクトの配置/大きさを変え、実際の機器のレイアウト
にあわせた疑似的な鳥瞰図風に操作ボタンを配置するこ
とで、操作対象機器と操作器上の操作ボタンとの対応付
けを容易にしてその操作性を向上させている。
画面を、ここではレイアウト画面と呼ぶ)は、ビル等の
照明や、空調等の操作器においてその要求が顕著で、例
えば、ビルの実態配置を直観的に把握できる見取り図面
面上に、各機器操作に対応する表示オブジェクトを任意
に配置できるようにしたレイアウト画面機能を求める声
は大きい。
表示画像の移動・大きさの変更の際、ほぼ自由な座標値
を取ることが可能なため、複数の表示・操作部品の画像
表示を並べて表示する際などに各部品を整列したり、大
きさをそろえたりすることがかえって難しくなってい
た。これらの課題を解決するために、先に本発明者らは
特開平9−292963号公報に示すように、表示オブ
ジェクトにその配置を容易化するようなルールを組み込
んだインテリジェントなソフトウェア部品を実現するこ
とにより、より操作性を改善したGUIを提供してい
る。
ドウ、ボタン、アイコンなどの操作画面のさまざまな構
成要素となる表示イメージデータや操作に対する応答を
表すサウンドデータなど、多量のデータを扱う必要があ
ることから、多量のメモリおよび高速動作可能な高性能
なCPUが必要とされる。これが操作器のコストを引き
上げ、GUI操作方式の操作器が広く普及することに対
する阻害要因となっていた。
し重視して必要とされるデータの共用化を最大限図り、
メモリ使用効率を向上させることを目的に、先に、本発
明者らはユーザの操作を検出し画面表示を制御する表示
オブジェクトと、各表示オブジェクトで使用されるデー
タを表示オブジェクトから分離してデータオブジェクト
として独立する構成方式のGUI実装方式を特開平9−
319538号公報として提案した。
により、最小限のコストで操作性に優れたGUI方式の
操作器を実現することが可能となり、それ故、このよう
な操作器の導入が簡単に行われるようになってきてい
る。しかしながら、GUI操作方式の操作器の導入が容
易化されたことにより、同一の空間に設置された機器を
対象として操作器を複数台設置するケースが増加し、こ
れにより新たな問題が発生してきた。それは、同一空間
に対する操作器間のレイアウト画面をいかに同期させる
かといった問題である。
処理により、ユーザの操作性が低下することを防止しな
ければならない。
を提供した場合においては、上記操作器が各フロア単位
の出入口毎あるいはフロアを分割しているテナント単位
に設置されることが多く、このような場合、各操作器上
のレイアウト画面を揃えることが必須である。先に提案
されているGUI操作方式を採用した操作器では、各操
作器毎にレイアウト画面を作成する場合、特別な操作器
等を必要とせず操作器単体で簡単に行えるようになって
いるが、複数台の操作器に対してレイアウト画面を複製
する場合には、各操作器毎にそのレイアウト画面作成面
操作を繰り返し行うか、画面を複製するための専用のメ
ンテナンスツール等を用いて、その表示画面の設定を転
送するか等の手段により行う必要があった。
の変更等のイベントに対応して年に2〜3回程度レイア
ウト変更の必要性が生じる。また、大規模なビルにおい
ては、操作器の設置台数が100台に近いレベルまで増
大することから、各操作器のレイアウト画面の同期作業
は膨大なものになる。これらのレイアウト画面変更作業
は、実際に操作器が設置されている場所で行う必要があ
るため、作業員を設置場所へ派遣するが、操作器は部屋
の内側に設置されていることが多いことから、特にテナ
ントビル等においては管理上の制約から各テナントヘの
入室が制限されたり、レイアウト変更等のメンテナンス
作業の実施時間が制限されたり等の制約事項が多く、レ
イアウト変更に伴うメンテナンス作業がより煩雑なもの
になっている。
れたものであり、レイアウト画面のメンテナンス作業の
軽減、ユーザの操作性の向上を図ることができるグラフ
ィカルユーザインタフェースを提供することを目的とす
る。
ルユーザインタフェースは、表示手段を有する複数のク
ライアント装置にそれぞれ配置され、画像表示データを
有し、画面表示を制御するための表示オブジェクトと、
複数のクライアント装置とネットワークを介して相互に
接続されるサーバ装置に配置され、表示オブジェクトで
使用される物理的なデータを有し、表示オブジェクトと
対応付けられたデータオブジェクトとを備え、クライア
ント装置の表示オブジェクトは、対応するデータオブジ
ェクトの物理的なデータに基づいて、画像表示データに
基づく画像を表示手段に表示させるものである。
ンタフェースは、物理的なデータは表示画像データの表
示位置および表示画像サイズを含み、また、表示オブジ
ェクトは、表示手段に表示させる画像の表示位置および
表示画像サイズをユーザ操作により任意に変更できるメ
ソッドを有し、データオブジェクトは、ユーザ操作によ
り表示オブジェクトによる画像の表示位置および表示画
像サイズが変更されると、変更後の表示位置および表示
画像サイズで物理的データを更新するものである。
ンタフェースにおける表示オブジェクトは、さらに、制
御対象となる機器の運転状態情報を有し、表示手段に表
示される画像は、機器に対応し、かつ機器の運転状態が
特定される画像であるものである。
インタフェースにおける表示オブジェクトは、制御対象
となる機器の数に応じてクライアント装置に複数配置さ
れるものである。
ンタフェースは、表示オブジェクトとデータオブジェク
トとの間で授受される複数の物理的データの送受信を、
サーバ装置とクライアント装置との間で同時に一括して
行うものである。
インタフェースは、表示オブジェクトとデータオブジェ
クトとの間で授受される物理的データの送受信を、サー
バ装置とクライアント装置との間のバックグランド動作
として行うものである。
ンタフェースは、サーバ装置に配置され、表示にかかる
物理的なデータを管理するデータオブジェクトと、表示
手段を有し、サーバ装置にネットワークを介して接続さ
れるクライアント装置に配置され、データオブジェクト
に対応する表示オブジェクトを生成し、表示オブジェク
トによる画像の表示手段上のレイアウトを管理するレイ
アウト管理オブジェクトとを備え、レイアウト管理オブ
ジェクトは、予め設定されたレイアウトに画像が配置さ
れるように、データオブジェクトの物理的なデータを自
動的に算出するメソッドを有し、表示オブジェクトはメ
ソッドにより算出された物理的データをデータオブジェ
クトに登録すると共に、物理的データに基づいて表示手
段に画像を表示するものである。
ンタフェースは、レイアウトが異なるレイアウト管理オ
ブジェクトを複数備え、利用者に選択されたレイアウト
管理オブジェクトに基づいてレイアウトが構成されるも
のである。
インタフェースにおいて、表示オブジェクト及びレイア
ウト管理オブジェクトは、複数のクライアント装置に配
置されており、物理的なデータは画像の表示位置および
表示画像サイズを含み、また、表示オブジェクトは、表
示手段に表示させる画像の表示位置および表示画像サイ
ズをユーザ操作により任意に変更できるメソッドを有
し、データオブジェクトは、ユーザ操作により表示オブ
ジェクトによる画像の表示位置および表示画像サイズが
変更されると、変更後の表示位置および表示画像サイズ
で自身の物理的データを更新するものである。
実施の形態1の表示オブジェクトおよびデータオブジェ
クトの構成を示す図である。図において1は表示オブジ
ェクト、2はデータオブジェクトである。なお、その構
成は図3において説明する。
方式によるグラフィカルユーザインタフェースを実装し
たシステムの構成を示す図である。図2において、3は
表示手段3aを有するGUI操作器(クライアント装
置)、4はサーバ装置、5はクライアント装置3とサー
バ装置4間でデータの授受を行うためのネットワーク
で、ここでは同一空間内に設けられたローカルネットワ
ークとする。なお、この実施の形態では、図2に示すよ
うに複数のクライアント装置3がサーバ装置4にネット
ワークを介して接続されてシステムを構成している。ま
た、初期状態では、サーバ装置4にデータオブジェクト
2が、クライアント装置3に表示オブジェクト1がそれ
ぞれ複数配置されているものとする。
力方式は、表示手段3aによるタッチパネル方式、マウ
ス等(図示せず)の入力デバイス等を利用する方式を想
定する。いずれの入力方式においても、表示手段3aに
現れるボタン等の各表示部品をダイレクトに操作するこ
とにより、座標位置の変更、表示サイズの変更ができる
ものとする。
レイアウト画面の一例を示す図である。 6はGUIに
よって監視・操作される対象機器に対応するよう設けら
れ、該機器に対するスイッチ動作を行うボタンスイッ
チ、7はテキストの表示を行うテキスト表示部品、8は
画面のスクロールを行うスクロールボタン、9はGUI
操作器3におけるレイアウト画面Aを、より地図として
みやすくするために自由に追加可能なランドマーク用の
アイコンで、これらボタンスイッチ6、テキスト表示部
品7、スクロールボタン8、アイコン9は、データオブ
ジェクト2に基づき表示手段3a上に表示された表示オ
ブジェクト1である。すなわち表示オブジェクト1と
は、このようにボタンやアイコン等のGUI表示要素と
それに対応するソフトウェア(プログラム)とを併せて
部品化したものである。
テキスト表示部品7、スクロールボタン8及びアイコン
9で構成され、ボタンスイッチ6は、制御対象となる機
器の数に応じて複数配置される。オブジェクト指向によ
るGUIは、このようにオブジェクトと呼ばれるソフト
ウェア部品を組み合わせることにより構成される。
ついて図1に示す凡例で説明する。オブジェクトは、オ
ブジェクトの名称、このオブジェクトが管理するデータ
(プロパティ)及びメソッドで構成され、メソッドと
は、このオブジェクトに対するメッセージに対応した操
作応答を行うプログラムに相当するものである。
ジェクト2の構成について図1に基づいて説明する。表
示オブジェクト1は、オブジェクトID、運転状態(現
在値=「ON|OFF」)及び表示手段3a上に表示さ
れる画像の画像表示データを管理データとして保持し、
表示座標及び表示サイズを任意に変更できるメソッドを
有し、ユーザの操作の検出の機能及び画面表示を制御す
る機能を備えている。なお、この運転状態とは、クライ
アント装置3によって監視・操作される対象機器、すな
わち表示オブジェクト1に対応する機器(例えばボタン
オブジェクト6の場合、照明や空調に相当する)のON
又はOFFである。画像表示データは、表示オブジェク
ト1の機能シンボルの画像(具体的には図3に示すよう
なアイコン9やスクロールボタン8の画像)に基づく画
像データであって、ボタンオブジェクト6の場合、機器
の運転状態に応じた2種の画像データを有している。デ
ータオブジェクト2は、オブジェクトID、表示座標値
及び表示サイズを管理データとして保持し、該管理デー
タの表示座標値及び表示サイズの読み出し及び書き込み
(Read/Write)を行うメソッドを有してい
る。
れたGUIのオブジェクトは、例えば表示の制御を行う
部分と表示のデータとが一体化されているなど、各オブ
ジェクトにおいてそのオブジェクトに対応した各種デー
タが全て付随する形となっていた。それに対し、本発明
の一実施の形態に係るGUIにおいては、図1に示すよ
うに、表示オブジェクト1で使用される物理的なデー
タ、すなわち表示座標値及び管理データを、表示オブジ
ェクト1から分離して独立させたデータオブジェクト2
に設け、表示オブジェクト1で共通的に利用するように
し、相互をオブジェクトIDで対応付けるようにした。
ジェクトに対する操作応答(メソッド)や表示状態(管
理データ)を管理しているが、画面上のどの位置に表示
するかという表示座標や、どんな大きさで表示するかと
いう表示サイズに関する情報については管理しておら
ず、それらの情報(表示座標や表示サイズ)が必要な際
には、オブジェクトIDで対応付けられたデータオブジ
ェクト2から取得するようになっている。
タオブジェクト2間の情報の授受を示すイベントトレー
ス図である。
を説明する。なお、ここでは、GUI操作器におけるG
UIによる初期画面として、例えば図3(a)に示すレ
イアウト画面が表示されるものとする。ユーザ操作によ
りクライアント装置3が起動されると、表示手段3aに
は例えばブランク画面が表示され、そして、そのブラン
ク画面がタッチされる等のユーザによる操作入力がある
と、レイアウト画面Aを構成する一連の表示オブジェク
ト1群(「1F照明」、「2F照明」、「1F空調」、
「2F空調」のボタンスイッチ6、「Title」のテ
キスト表示部品7、スクロールボタン8、アイコン9)
が起動し、各表示オブジェクト1は、サーバ装置4上に
配置されたデータオブジェクト2に対し、ネットワーク
5を介して表示座標と表示サイズを要求する。このとき
のシーケンスを図4に基づいて説明する。
置4のデータオブジェクト2に対し、オブジェクトID
を含み、表示座標値を要求するメッセージを送信する
(S1)。このメッセージは、サーバ装置4でオブジェ
クトIDにより識別され、該当のデータオブジェクトに
配信される。
2は、受信したメッセージに従って、自己の管理する表
示座標とオブジェクトIDとからなる応答メッセージを
生成し、ネットワーク5上に応答する(S2)。
ライアント装置3に受信され、応答メッセージ中のオブ
ジェクトIDに基づいて、対応する表示オブジェクト1
に配信される。表示オブジェクト1は、その応答メッセ
ージを受信すると、次に、オブジェクトIDを含み、表
示サイズを要求するメッセージをサーバ装置4に送信し
(S3)、該メッセージは、サーバ装置4でオブジェク
トIDにより識別され、対応するデータオブジェクト2
に配信される。そして、データオブジェクト2からネッ
トワーク5を介してクライアント装置3に表示サイズ及
びオブジェクトIDからなる応答メッセージが送信され
(S4)、該応答メッセージは、応答メッセージ中のオ
ブジェクトIDに基づいて、対応する表示オブジェクト
1に配信される。
ッセージから、表示座標と表示サイズを取り出し、その
値に従ってクライアント装置3の表示手段3a上に自己
のイメージを表示する。
ンスイッチ6、テキスト表示部品7、スクロールボタン
8、アイコン9)が、それぞれ上記手順(図4参照)に
従って自律的に表示を行うことにより、クライアント装
置3の表示手段3aに、図3(a)のようなレイアウト
画面Aが表示される。
面Aを構成する表示オブジェクト1のそれぞれは、どの
クライアント装置3で使用(配置)されるときも、同一
のオブジェクトIDを持つことを前提とすると、ネット
ワーク5で接続された複数のクライアント装置3のうち
のいずれのクライアント装置3にある表示オブジェクト
1も、同じ表示座標、表示サイズをサーバ装置4上のデ
ータオブジェクト2から供給されることとなるため、ど
のクライアント装置3上にも同一のレイアウト画面Aを
表示することが可能となる。
に、レイアウト画面Aを変更する場合に関して説明す
る。なお、画面のレイアウト変更は、タッチパネルやマ
ウス等の入力デバイスを用いて各ボタンスイッチ6を移
動したり、リサイズしたりすることにより行い、相互の
ボタンの相対的な位置関係から、地図風の画面を作成す
る方法を前提として説明する。
「2F 空調」のボタンスイッチ6が図3(b)のよう
にレイアウト変更されると、該ボタンスイッチ6の表示
オブジェクト1は、ユーザ操作の検出の機能によりこの
ユーザ操作を検出し、その操作情報、すなわち変更後の
自己の表示座標及び表示サイズを、ネットワーク5を介
してサーバ装置4上に配置されたデータオブジェクト2
に配信する。このときのシーケンスを図5に基づいて説
明する。
の表示オブジェクト1は、サーバ装置4のデータオブジ
ェクト2に対し、変更後の自己の表示座標とオブジェク
トIDとを含み、表示座標の設定を要求するメッセージ
を送信する(S11)。サーバ装置4のデータオブジェ
クト2は、メッセージに含まれるオブジェクトIDに基
づいて自己が管理すべきデータかどうかを識別し、自己
が管理すべきデータであると判断した場合(すなわち、
オブジェクトIDが同一である場合)には、メッセージ
中の表示座標で自己の管理する管理データ(プロパテ
ィ)を書き換える。そして、書き換えが終了すると、表
示座標値の設定が終了した旨の応答メッセージを生成
し、ネットワーク5上に応答する(S12)。
アント装置3に受信され、応答メッセージ中のオブジェ
クトIDに基づいて、対応する表示オブジェクト1、す
なわち「2F 空調」のボタンスイッチ6の表示オブジ
ェクト1に配信される。
6の表示オブジェクト1は、サーバ装置4のデータオブ
ジェクト2に対し、変更後の自己の表示サイズとオブジ
ェクトIDを含み、表示サイズの設定を要求するメッセ
ージを送信し(S13)、サーバ装置4のデータオブジ
ェクト2で、同様にメッセージに含まれるオブジェクト
IDに基づいて自己が管理すべきデータかどうかが識別
され、自己が管理すべきデータであると判断された場合
(すなわち、オブジェクトIDが同一である場合)、メ
ッセージ中の表示座標で自己の管理する管理データ(プ
ロパティ)が書き換えられる。そして、書き換えが終了
すると、データオブジェクト2からネットワーク5を介
してクライアント装置3に表示サイズの設定が終了した
旨の応答メッセージが送信され(S12)、該応答メッ
セージは、応答メッセージ中のオブジェクトIDに基づ
いて、対応する表示オブジェクト1に配信される。
及び表示サイズでデータオブジェクト2のプロパティを
書き換えるので、書き換え後に他のクライアント装置3
から、あるいは同一のクライアント装置3で再度、レイ
アウト画面Aが呼び出された場合、前述の手順(図4参
照)に従い、データオブジェクト2の表示座標と表示サ
イズに基づき表示が行われ、表示手段3aにはレイアウ
ト変更が反映された画面が表示されることとなる。
クト間の情報(メッセージ)の授受時におけるバックグ
ラウンドの処理について説明する。図6は表示オブジェ
クトとデータオブジェクト間の情報授受時のバックグラ
ウンド処理の説明図であり、図5に示した表示オブジェ
クト1とデータオブジェクト2との間のメッセージの送
受信の一部を時間軸方向に拡大したものである。
メッセージの送信がバックグラウンドで行われる間に行
われる別の処理Pで、例えばユーザに新たな画面を提示
するなどの処理である。また、T1は表示オブジェクト
1からの表示座標値設定要求メッセージ(S31)が発
行された時間、T2は該メッセージがデータオブジェク
ト2に到達し、データオブジェクト2でメッセージ処理
が行われる時間である。
ト装置3の表示オブジェクト1により表示座標値、表示
サイズの要求メッセージを時間T1にデータオブジェク
ト2へ送信する(S20)。データオブジェクト2で
は、時間T2から受信したメッセージに従って、応答メ
ッセージ生成が行われる。ここで、表示オブジェクト2
における処理P11は、時間T2よりも前に実行され、
メッセージに対するデータオブジェクト2からの応答を
待たずして処理を進行させる。すなわち、オブジェクト
間のメッセージ送受信はバックグラウンドで処理され
る。
ト1が使用する表示座標、表示サイズの情報をデータオ
ブジェクト2として一元管理し、この情報を各クライア
ント側の表示オブジェクト1で共通的に利用するように
したので、従来のような個々のクライアント装置3での
設定操作が必要なくなり、メンテナンス作業の軽減を図
ることができる。
(図4参照)に従って自律的に表示を行うので、複数の
クライアント装置3におけるレイアウト画面Aの同期を
自動化することができる。
つのクライアント装置3においてレイアウト変更操作が
行われると、変更後の情報でデータオブジェクト2を更
新するので、ある1つのクライアント装置3で変更操作
を行うのみで他のクライアント装置3のレイアウトも変
更することができ、各クライアント装置3におけるレイ
アウト画面Aの変更及び管理を容易に行うことができ
る。
ライアント装置3においては、メンテナンス時にアクセ
スしやすいクライアント装置3にてレイアウト画面Aを
設定することにより、アクセスしにくいクライアント装
置3のレイアウト画面Aをも変更することが可能とな
り、メンテナンス性に優れたクライアント装置3を実現
することができる。
の処理をバックグラウンドで行い、処理P11におい
て、上述したように例えばユーザに新たな画面を提示す
るなどの処理を行えば、ユーザはデータ送受信の処理時
間を待たされることなく次の操作に移行することがで
き、操作性の向上を図ることができる。
を示したが、表示サイズ設定要求、表示座標値要求、表
示サイズ要求、あるいはそれらの応答などの他の処理に
ついても同様であり、操作性の向上を図ることができる
ことは言うまでもない。
表示オブジェクト1とデータオブジェクト2との間の情
報の授受は図4および図5に示されたようなシーケンス
で行っているが、表示オブジェクト1からの表示座標値
および表示サイズの各種要求を逐次送信し、その応答を
逐次受信する形態であるため、通信にかかるオーバヘッ
ドの影響が大きくなってしまい、クライアント装置3と
サーバ装置4の間の送受信の効率の低下を招き、結果と
してユーザの操作性の低下を招いてしまうことがある。
ータ量に関わらずほぼ一定であるため、一度に送受信す
るデータ量を増加させて送受信の回数を減少させること
により、単位時間あたりの送受信データ量は増加する。
信するデータ量を増加させ、送受信の回数を減少させる
ことによって、クライアント装置3とサーバ装置4の間
の送受信の効率の向上、ひいてはユーザの操作性の向上
を図るようにしたものである。
ェクト間の情報(メッセージ)の送受を示すイベントト
レース図である。図において、1a、1nは、それぞれ
表示オブジェクト、2a、2nは、それぞれ表示オブジ
ェクト1a、1nに対応するデータオブジェクトで、上
記実施の形態1と同様、複数の表示オブジェクト1a、
1bはクライアント装置に配置され、複数のデータオブ
ジェクト1a、1nはサーバ装置4に配置されている。
なお、ここでは説明の便宜上、表示オブジェクト及びデ
ータオブジェクトをそれぞれ2つずつ示しているが、画
面を構成する各表示部品毎に存在している。
施の形態2は実施の形態1と基本的には同様であるの
で、ここでは相違する部分を中心に説明する。クライア
ント装置3の起動時には、実施の形態1で説明したよう
に複数の表示オブジェクト、ここでは表示オブジェクト
1a、表示オブジェクト1nが、それぞれオブジェクト
IDを含み、表示座標値を要求するメッセージ、及びオ
ブジェクトIDを含み、表示サイズを要求するメッセー
ジを生成する。
ら表示オブジェクト1a及び表示オブジェクト1nで生
成された要求メッセージを同時に一括してサーバ装置4
に送信する。サーバ装置4に送信されたメッセージは、
サーバ装置4でオブジェクトIDにより識別され、該当
のデータオブジェクト2a、2nに配信される(S2
1、S22、S23、S24)。
ジェクト2a、2nは、それぞれ受信した各メッセージ
に従って、自己の管理する表示座標または表示サイズと
オブジェクトIDとからなる応答メッセージ生成し、サ
ーバ装置4はこれら複数のメッセージを同時に一括して
表示オブジェクト1a、1nへ送信する。各表示オブジ
ェクト1a、表示オブジェクト1nでは、同時に一括し
て応答メッセージを受信する(S25、S26、S2
7、S28)。
の図7に示すような方式をとり、一度に送受信するデー
タ量を増加させ、送受信の回数を減らすことによって、
通信にかかるオーバヘッドの影響を減少させることがで
き、送受信の効率を向上させ、ユーザの操作性の向上を
図ることができる。
示オブジェクトが単数の場合でも、その表示オブジェク
トからのデータオブジェクトへの複数の要求、およびデ
ータオブジェクトからの複数の応答を一括して送ること
によって、上記と同様の効果を得ることができる。
要求、応答について記述したが、表示座標値設定、表示
サイズ設定の要求、応答についても同様であり、例え
ば、複数の表示オブジェクトから複数の要求を行う場合
に、1つの要求に対する応答を待つことなく、まとめて
複数の要求を行うことができ、送受信の効率を向上さ
せ、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
ータ量、時間単位に関しては、要求、応答の発生頻度、
各々のデータサイズ、クライアント装置3とサーバ装置
4とを結ぶネットワークのトラフィック、ユーザに対す
る応答時間等、提供する操作性の質などによって決定す
べきことは言うまでもない。
ータオブジェクト2に表示座標値や表示サイズ等が設定
され、図3に示したような画面が既に構成されている状
態における、画面変更等に伴う複数のクライアント装置
の画面統一ついて説明したものであるが、本実施の形態
3は、データオブジェクト2にこれらデータが設定され
ていない初期状態において、所望のレイアウトを構成す
るための表示座標値及び表示サイズ等を自動的に算出す
るものである。
クトの構成を示す図で、特に表示画面上のレイアウトを
管理するレイアウト管理オブジェクトの構成を説明する
ための図である。
画像のレイアウトを管理するレイアウト管理オブジェク
トである。このレイアウト管理オブジェクト21は、表
示座標値や表示サイズを自動的に算出するもので、管理
データとしてオブジェクト群及びグルーピング情報を有
し、メソッドとしてオブジェクト群を取得する機能、取
得したオブジェクト群をグルーピングする機能、各表示
オブジェクト1を所定の位置に配置するための配置設定
機能及び機器データを取得する機能を有している。この
配置設定機能によって、レイアウトを構成する際の表示
座標値や表示サイズが算出される。このように構成され
たレイアウト管理オブジェクト21はクライアント装置
に配置されている。
ジェクト1が配置されているが、初期状態においては管
理データが設定されておらず、メソッドのみが設定され
ているひな形の状態で配置されている。
等に対応するデータオブジェクト2が複数配置されてお
り、各データオブジェクト2にはオブジェクトIDや運
転状態は設定されているが、表示座標値や表示サイズに
ついては設定されていない状態にある。
では図9に示したレイアウト画面Bを表示するものとす
る。クライアント装置3が起動されると、クライアント
装置3のレイアウト管理オブジェクト21は、サーバ装
置4から複数のデータオブジェクト2を入手して(オブ
ジェクト群取得)オブジェクト群に登録すると共に、取
得した個々のデータオブジェクト2に対応した表示オブ
ジェクト1を生成する。具体的には、前記ひな形にオブ
ジェクトID、画像表示データ、現在値を設定して各デ
ータオブジェクト2に対応する表示オブジェクト1を生
成する。
は、オブジェクト群に登録したデータオブジェクトのオ
ブジェクトIDに基づき、機器の種類毎にデータオブジ
ェクト2をグルーピングし(グルーピング)、グループ
毎にオブジェクトIDに基づく並び替えを行う。このオ
ブジェクトIDは、例えば「空調+ 001」、「空調+00
2」のように構成されており、これをグループ化して並
び替えを行うことにより、照明、空調、電力でそれぞれ
グループ化され、「空調+ 001」、「空調+ 002」「空
調+ 003」、・・・ 、「照明+ 001」、「照明+ 002」、
・・・ のように並び替えられる。
は、このようにして並べ替えられたデータオブジェクト
2に対応する表示オブジェクト1に対し、順に配置設定
を行う。この配置設定は、表示オブジェクト1に、オブ
ジェクトID、各表示オブジェクト1の画像表示データ
の縦横のサイズ及び表示座標値とを含むメッセージを表
示オブジェクトに送ることにより行われ、このメッセー
ジに基づき表示が行われると、図9に示すようなレイア
ウト画面Bが構成される。
レイアウト管理オブジェクト21の配置設定機能により
算出されたものである。以下、その算出方法(配置法
則)について説明する。配置設定機能は、表示手段3a
上の表示範囲や各表示画像の縦横のサイズの情報を有し
ており、これらの情報に基づき、各表示オブジェクト1
の画像が図9に示すように左から順に整列して配置され
るように表示座標値を算出する。この算出は、並べ替え
られたオブジェクトID順に順次行われていき、算出さ
れた座標が表示範囲を超えた場合、次の表示位置が、行
を折り返したように最初の表示オブジェクト1(「空調
− 001」)の下方に位置するよう改めて表示座標値が算
出される。その後は、同様に左から右へと並べられるよ
うな座標値の算出が続けられる。これを表示すべき全オ
ブジェクト分繰り返すことにより、あたかも文章を改行
しながら表示する要領で、表示オブジェクト1の位置が
決められる。
わち表示座標がメッセージに含まれてレイアウト管理オ
ブジェクト21から表示オブジェクト1に送信され、こ
れを表示オブジェクト1が受け取り、表示オブジェクト
1はメッセージ内の表示座標及び表示サイズに基づいて
自己のイメージを表示する。また、表示オブジェクト1
は、メッセージ内の表示座標及び表示サイズをデータオ
ブジェクト2に登録する。
である。このレイアウト画面Cは、図9の表示オブジェ
クト1を、グループ毎に間を隔てて配置するようにした
もので、この場合の配置設定機能は、上述の算出方法
(配置法則)に加え、オブジェクトIDの機器情報が空
調から照明に変化した時点で、そのグループ先頭の「照
明+ 001」が「空調+ 006」の下方に上下方向の間隔を
空けて配置されるように表示座標値を算出するようにし
たものである。
及び行間隔があるのと同様に、表示オブジェクト間の縦
横の間隔をレイアウト管理オブジェクト21が設定し、
一層見やすい画面を自動的に生成することができる。
示手段3a上に所定のレイアウト画面を構成するための
表示座標及び表示サイズを自動的に算出するメソッドを
備えたレイアウト管理オブジェクト21を設けたので、
データオブジェクト2に表示座標値や表示サイズが設定
されていない初期状態であっても、適切なレイアウト画
面を利用者に呈示できる。
座標及び表示サイズを自動的に算出するようにしたの
で、利用者が所望のレイアウト画面を構成するために各
画像毎にその配置を考えながらこれらのデータをデータ
オブジェクト2に設定するといった手間も要さず、大変
便利である。
するレイアウトが異なるレイアウト管理オブジェクト2
1を複数、クライアント装置3に配置しておき、これを
利用者に選択させるようにすることで、利用者毎に、そ
の操作目的に応じたレイアウト画面を呈示することがで
き、これにより操作対象と画面上の対応画像との対応付
けが迅速に行え、操作性の向上を図ることができる。
修正を行うことができるのは図3(a)から(b)への
レイアウト変更を行う要領で述べた通りである。また修
正を行った配置情報をデータオブジェクト2に保存し
て、次回以降あるいは別の利用者が同じレイアウト画面
を利用できることは図5を用いて既に述べた通りであ
る。
状態において、クライアント装置3に予め表示オブジェ
クト1(ひな形を含む)を配置した場合を例に説明した
が、本発明はこの構成に限ったことではなく、例えばク
ライアント装置3の電源投入時に、サーバ装置4から表
示画面を構成する一連の表示オブジェクト1群(又はひ
な形)をダウンロードするようにしても良い。
としてローカルネットワークを想定して説明したが、ネ
ットワーク5の種類は特に限定されるものではなく、例
えばインターネット等のワイドネットワークでもよい。
この場合、上記と同一の効果が得られると共に、例えば
クライアント装置3の一つが、インターネット経由で遠
隔地にあるビルに設置された場合に、ビルの管理会社等
から、遠隔地にあるクライアント装置3におけるレイア
ウト画面Aをインターネットを通じてメンテナンスする
ことが可能となり、従来、ビルの運営管理上の面から煩
雑であった画面のメンテナンスを格段に容易化すること
ができ、ビルの運営管理上の合理化に対して、有効な解
決手段を提供することができる。
フェースは、表示手段を有する複数のクライアント装置
にそれぞれ配置され、画像表示データを有し、画面表示
を制御するための表示オブジェクトと、複数のクライア
ント装置とネットワークを介して相互に接続されるサー
バ装置に配置され、表示オブジェクトで使用される物理
的なデータを有し、表示オブジェクトと対応付けられた
データオブジェクトとを備え、クライアント装置の表示
オブジェクトは、対応するデータオブジェクトの物理的
なデータに基づいて、画像表示データに基づく画像を表
示手段に表示させるものであるので、複数のクライアン
ト装置における表示画面の同期を自動化することがで
き、また、従来のような個々のクライアント装置での設
定操作が必要なくなるので、メンテナンス作業の軽減を
図ることができる。これによりメンテナンス性に優れた
クライアント装置を実現することができる。
ンタフェースは、物理的なデータは表示画像データの表
示位置および表示画像サイズを含み、また、表示オブジ
ェクトは、表示手段に表示させる画像の表示位置および
表示画像サイズをユーザ操作により任意に変更できるメ
ソッドを有し、データオブジェクトは、ユーザ操作によ
り表示オブジェクトによる画像の表示位置および表示画
像サイズが変更されると、変更後の表示位置および表示
画像サイズで物理的データを更新するものであるので、
ある1つのクライアント装置で変更操作を行うのみで他
のクライアント装置のレイアウトも変更することがで
き、各クライアント装置における表示画面の変更及び管
理を容易に行うことができる。
ンタフェースにおける表示オブジェクトは、さらに、制
御対象となる機器の運転状態情報を有し、表示手段に表
示される画像は、機器に対応し、かつ機器の運転状態が
特定される画像であるものであるので、前記機器を備え
た設備管理用として、上述の効果を有するグラフィカル
ユーザインタフェースを得ることができる。
インタフェースにおける表示オブジェクトは、制御対象
となる機器の数に応じてクライアント装置に複数配置さ
れるものであるので、前記複数の機器を管理対象として
備えた設備管理用として、上述の効果を有するグラフィ
カルユーザインタフェースを得ることができる。
ンタフェースは、表示オブジェクトとデータオブジェク
トとの間で授受される複数の物理的データの送受信を、
サーバ装置とクライアント装置との間で同時に一括して
行うので、ユーザに対する処理応答時間を短縮でき、ユ
ーザの操作性の向上を図ることができる。
ンタフェースは、表示オブジェクトとデータオブジェク
トとの間で授受される物理的データの送受信を、サーバ
装置とクライアント装置との間のバックグランド動作と
して行うので、ユーザに対する処理応答時間を短縮で
き、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
ンタフェースは、サーバ装置に配置され、表示にかかる
物理的なデータを管理するデータオブジェクトと、表示
手段を有し、サーバ装置にネットワークを介して接続さ
れるクライアント装置に配置され、データオブジェクト
に対応する表示オブジェクトを生成し、表示オブジェク
トによる画像の表示手段上のレイアウトを管理するレイ
アウト管理オブジェクトとを備え、レイアウト管理オブ
ジェクトは、予め設定されたレイアウトに画像が配置さ
れるように、データオブジェクトの物理的なデータを自
動的に算出するメソッドを有し、表示オブジェクトはメ
ソッドにより算出された物理的データをデータオブジェ
クトに登録すると共に、物理的データに基づいて表示手
段に画像を表示するので、データオブジェクトに表示座
標値や表示サイズが設定されていない初期状態であって
も、レイアウト管理オブジェクトによって算出された値
に基づいて、適切なレイアウトの画面を利用者に呈示で
きる。
ンタフェースは、レイアウトが異なるレイアウト管理オ
ブジェクトを複数備え、利用者に選択されたレイアウト
管理オブジェクトに基づいてレイアウトが構成されるの
で、利用者毎に、その操作目的に応じたレイアウト画面
を呈示することが可能となり、これにより操作対象と画
面上の対応画像との対応付けの迅速化が期待でき、操作
性の向上を図ることができる。
インタフェースにおいて、表示オブジェクト及び前記レ
イアウト管理オブジェクトは、複数のクライアント装置
に配置されており、物理的なデータは画像の表示位置お
よび表示画像サイズを含み、また、表示オブジェクト
は、表示手段に表示させる画像の表示位置および表示画
像サイズをユーザ操作により任意に変更できるメソッド
を有し、データオブジェクトは、ユーザ操作により表示
オブジェクトによる画像の表示位置および表示画像サイ
ズが変更されると、変更後の表示位置および表示画像サ
イズで自身の物理的データを更新するので、データオブ
ジェクトに表示座標値や表示サイズが設定されていない
初期状態において、自動的に表示座標値や表示サイズを
設定してレイアウト画面を構成できる上、このようにし
て構成されたレイアウト画面表示後に、ある1つのクラ
イアント装置で変更操作が行われた場合、その変更を他
のクライアント装置にも反映させることができ、各クラ
イアント装置における表示画面の変更及び管理を容易に
行うことができる。
びデータオブジェクトの構成を示す図である。
インタフェースを実装したシステムの構成を示す図であ
る。
例を示す図である。
ト間の情報要求時の情報の授受を示すイベントトレース
図である。
ト間の情報設定時の情報の授受を示すイベントトレース
図である。
ト間の情報授受時のバックグラウンド処理の説明図であ
る。
データオブジェクト間の情報の授受を示すイベントトレ
ース図である。
管理するレイアウト管理オブジェクトの構成を示す図で
ある。
イアウト画面の一例を示す図である。
レイアウト画面のいま一つの例を示す図である。
データオブジェクト、3 クライアント装置、4 サー
バ装置、5 ネットワーク、11 処理P、21 レイ
アウト管理オブジェクト。
Claims (9)
- 【請求項1】 表示手段を有する複数のクライアント装
置にそれぞれ配置され、画像表示データを有し、画面表
示を制御するための表示オブジェクトと、 前記複数のクライアント装置とネットワークを介して相
互に接続されるサーバ装置に配置され、前記表示オブジ
ェクトで使用される物理的なデータを有し、前記表示オ
ブジェクトと対応付けられたデータオブジェクトとを備
え、 前記クライアント装置の表示オブジェクトは、対応する
データオブジェクトの前記物理的なデータに基づいて、
前記画像表示データに基づく画像を前記表示手段に表示
させることを特徴とするグラフィカルユーザインタフェ
ース。 - 【請求項2】 前記物理的なデータは前記表示画像デー
タの表示位置および表示画像サイズを含み、また、前記
表示オブジェクトは、前記表示手段に表示させる画像の
表示位置および表示画像サイズをユーザ操作により任意
に変更できるメソッドを有し、 前記データオブジェクトは、ユーザ操作により表示オブ
ジェクトによる画像の表示位置および表示画像サイズが
変更されると、変更後の表示位置および表示画像サイズ
で物理的データを更新することを特徴とする請求項1記
載のグラフィカルユーザインタフェース。 - 【請求項3】 前記表示オブジェクトは、さらに、制御
対象となる機器の運転状態情報を有し、前記表示手段に
表示される画像は、前記機器に対応し、かつ前記機器の
運転状態が特定される画像であることを特徴とする請求
項1又は2記載のグラフィカルユーザインタフェース。 - 【請求項4】 前記表示オブジェクトは、前記制御対象
となる機器の数に応じてクライアント装置に複数配置さ
れることを特徴とする請求項3記載のグラフィカルユー
ザインタフェース。 - 【請求項5】 前記表示オブジェクトと前記データオブ
ジェクトとの間で授受される複数の前記物理的データの
送受信を、前記サーバ装置と前記クライアント装置との
間で同時に一括して行うことを特徴とする請求項1又は
2記載のグラフィカルユーザインタフェース。 - 【請求項6】 前記表示オブジェクトと前記データオブ
ジェクトとの間で授受される前記物理的データの送受信
を、前記サーバ装置と前記クライアント装置との間のバ
ックグランド動作として行うことを特徴とする請求項1
又は2記載のグラフィカルユーザインタフェース。 - 【請求項7】 サーバ装置に配置され、表示にかかる物
理的なデータを管理するデータオブジェクトと、 表示手段を有し、前記サーバ装置にネットワークを介し
て接続される前記クライアント装置に配置され、前記デ
ータオブジェクトに対応する表示オブジェクトを生成
し、該表示オブジェクトによる画像の表示手段上のレイ
アウトを管理するレイアウト管理オブジェクトとを備
え、 該レイアウト管理オブジェクトは、予め設定されたレイ
アウトに前記画像が配置されるように、データオブジェ
クトの物理的なデータを自動的に算出するメソッドを有
し、前記表示オブジェクトは前記メソッドにより算出さ
れた物理的データをデータオブジェクトに登録すると共
に、物理的データに基づいて前記表示手段に画像を表示
することを特徴とするグラフィカルユーザインタフェー
ス。 - 【請求項8】 前記レイアウトが異なるレイアウト管理
オブジェクトを複数備え、利用者に選択されたレイアウ
ト管理オブジェクトに基づいてレイアウトが構成される
ことを特徴とする特徴とする請求項7記載のグラフィカ
ルユーザインタフェース。 - 【請求項9】 前記表示オブジェクト及び前記レイアウ
ト管理オブジェクトは、複数のクライアント装置に配置
されており、前記物理的なデータは、前記画像の表示位
置および表示画像サイズを含み、また、前記表示オブジ
ェクトは、前記表示手段に表示させる画像の表示位置お
よび表示画像サイズをユーザ操作により任意に変更でき
るメソッドを有し、 前記データオブジェクトは、ユーザ操作により表示オブ
ジェクトによる画像の表示位置および表示画像サイズが
変更されると、変更後の表示位置および表示画像サイズ
で自身の物理的データを更新することを特徴とする請求
項7又は8記載のグラフィカルユーザインタフェース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35279899A JP2001014077A (ja) | 1998-12-15 | 1999-12-13 | グラフィカルユーザインタフェース |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35577698 | 1998-12-15 | ||
JP11-118493 | 1999-04-26 | ||
JP10-355776 | 1999-04-26 | ||
JP11849399 | 1999-04-26 | ||
JP35279899A JP2001014077A (ja) | 1998-12-15 | 1999-12-13 | グラフィカルユーザインタフェース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001014077A true JP2001014077A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=27313597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35279899A Pending JP2001014077A (ja) | 1998-12-15 | 1999-12-13 | グラフィカルユーザインタフェース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001014077A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2722742A4 (en) * | 2011-09-13 | 2015-06-17 | Sony Computer Entertainment Inc | INFORMATION PROCESSING DEVICE, INFORMATION PROCESSING METHOD, DATA STRUCTURE OF CONTENT FILE, GUI PLACEMENT SIMULATOR, AND GUI PLACEMENT SETTING ASSIST METHOD |
-
1999
- 1999-12-13 JP JP35279899A patent/JP2001014077A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2722742A4 (en) * | 2011-09-13 | 2015-06-17 | Sony Computer Entertainment Inc | INFORMATION PROCESSING DEVICE, INFORMATION PROCESSING METHOD, DATA STRUCTURE OF CONTENT FILE, GUI PLACEMENT SIMULATOR, AND GUI PLACEMENT SETTING ASSIST METHOD |
US9952755B2 (en) | 2011-09-13 | 2018-04-24 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Information processing device, information processing method, data structure of content file, GUI placement simulator, and GUI placement setting assisting method |
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