JP2001014007A - ネットワーク分散デバイス管理装置 - Google Patents

ネットワーク分散デバイス管理装置

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JP2001014007A
JP2001014007A JP11180384A JP18038499A JP2001014007A JP 2001014007 A JP2001014007 A JP 2001014007A JP 11180384 A JP11180384 A JP 11180384A JP 18038499 A JP18038499 A JP 18038499A JP 2001014007 A JP2001014007 A JP 2001014007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフィールド分散制御システムでは、プ
ログラミングの際に各機能がフィールド側にあるのかあ
るいはシステム側にあるのかを意識して記述しなければ
ならず、効率よく作業を行うことができないなどの課題
があった。 【解決手段】 プログラム上の抽象化シンボル17と実
際のフィールドデバイスとを、そのフィールドデバイス
を他のフィールドデバイスと区別することができる特定
情報22,23などに基づいて対応づけるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフィールド計装機
器などの多種多様なフィールドデバイスを多種多様なネ
ットワークで接続したフィールド分散制御システムにお
いて、システム設計(計測制御プログラムの作成)から
フィールド構築設定並びに保守・運用までを効率的に行
うことを可能ならしめるために上記ネットワークに接続
されるネットワーク分散デバイス管理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図17は特開平10−177401号公
報に開示された従来のフィールド分散制御システムの構
成を示すブロック図である。図において、37,38は
それぞれ計測センサ、39,40はそれぞれ計測センサ
37,38毎に設けられたフィールドデバイス、41は
これら複数のフィールドデバイス39,40同士を接続
するネットワーク、42はこのネットワーク41に接続
されたインタフェース機器、43はこのインタフェース
機器42を介してネットワーク41に接続された分散型
制御システムである。また、44はフィールドデバイス
39にて実現可能なアナログ入力機能ブロック、45は
フィールドデバイス40にて実現可能なアナログ出力機
能ブロック、46はフィールドデバイス40にて実現可
能なPID演算処理を行うPID機能ブロックである。
【0003】次に動作について説明する。このような従
来のフィールド分散制御システムでは、各計測センサ3
7,38はそれぞれの計測対象物の計測を行う一方で、
各フィールドデバイス39,40はそれぞれの計測セン
サ37,38の計測値を保持出力するとともに制御プロ
グラムを構成する機能ブロックとして動作し、これによ
り制御プログラムに従った分散制御を実現する。
【0004】また、分散型制御システム43は各フィー
ルドデバイス39,40に対して制御プログラムに基づ
く設定を行うためなどに用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィールド分散
制御システムは以上のように構成されているので、シス
テム設計(計測制御プログラムの作成)を行う場合で
も、実際にフィールドの構築設定を行う場合でも、保守
・運用を行う場合でも、それを効率的に行うことができ
ないなどの課題があった。
【0006】具体的に説明すると、システム設計(計測
制御プログラムの作成)を行う場合、プログラム作成者
は、機能ブロックを組み合わせてプログラミングを行う
ことになる。図18は従来のフィールド分散制御システ
ムにおける制御プログラムの一例を示す説明図である。
同図において、47は分散型制御システムにて実現可能
な第二PID機能ブロック、48,49はそれぞれ分散
型制御システム43とフィールドデバイス39,40と
のインタフェースを定義する結合子である。
【0007】そして、同図に示すように、設計(プログ
ラミング)の段階においても専用の結合子48,49を
用いて、分散制御システム43内の機能に対応する機能
ブロック47と、フィールドデバイス39,40の機能
に対応する機能ブロック44,・・・,46とをどこで
結合するのか、そのポイントを明示する必要がある。従
って、プログラム作成者はこのような設計段階において
も、記述しようとしている機能ブロックが分散制御シス
テム43内の機能に対応するものであるのか、あるい
は、フィールドデバイス39,40の機能に対応するも
のであるのかを常に意識してプログラミングを行わなけ
ればならない。その結果、同図に示すようにそれが機能
ブロックレベルのプログラミングであったとしても制御
系の設計(プログラミング)の段階においては必ず、各
機能ブロック44,・・・,46に対応する実際のフィ
ールドデバイス39,40の仕様(機能、構成、動作、
種類等)を意識しつつ記述しなければならず、一度に多
くの仕様レベルについて考慮しなければならず、プログ
ラミングの効率をあげることができない。
【0008】また、実際にフィールドの構築設定を行う
際に、および、保守・運用を行う際に、各フィールドデ
バイス39,40が所定の位置に正しく配設されている
か否かを確認するためには、その1つ1つのフィールド
デバイス39,40について人手により確認作業を行わ
なければならず、この作業を効率的に実施しようとして
も莫大な時間がかかってしまう。
【0009】そして、このようなフィールド分散制御シ
ステムでは数千から数万のフィールドデバイスを使用す
るような場合もあり、特にこのような大規模なフィール
ド分散制御システムではこれらの作業効率の低さを解消
することが強く望まれることになる。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、多種多様なフィールドデバイスが
ネットワークで接続されたフィールド分散制御システム
において、システム設計(計測制御プログラムの作成)
からフィールド構築設定並びに保守・運用までを効率的
に行うことを可能ならしめるためのネットワーク分散デ
バイス管理装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るネットワ
ーク分散デバイス管理装置は、ネットワークを介して接
続される複数のフィールドデバイスに関して、各フィー
ルドデバイスを他のフィールドデバイスから識別するた
めのデバイス識別情報を保持するデバイス情報管理部
と、上記デバイス識別情報に基づいて制御プログラムを
構成する各抽象化シンボルに1乃至複数のフィールドデ
バイスを対応づけ、その対応づけを示すリンク情報を出
力するリンク設定部と、このリンク情報に基づいて上記
制御プログラムにおける抽象化シンボルとフィールドデ
バイスとの対応関係情報を保持するリンク情報管理部
と、上記対応関係情報および各抽象化シンボルの上記制
御プログラム上での規定に基づいて各フィールドデバイ
スに対して設定を行うデバイス設定部とを備えるもので
ある。
【0012】この発明に係るネットワーク分散デバイス
管理装置は、各フィールドデバイスが予めそれぞれに固
有のデバイス識別情報を保持し、デバイス情報管理部
が、各フィールドデバイスのデバイス識別情報をネット
ワークを介して収集し、これを保持するものである。
【0013】この発明に係るネットワーク分散デバイス
管理装置は、デバイス情報管理部がフィールドデバイス
の参入離脱を監視し、その監視結果に基づいて各フィー
ルドデバイスのデバイス識別情報を更新するものであ
る。
【0014】この発明に係るネットワーク分散デバイス
管理装置は、リンク設定部が、デバイス情報管理部にお
けるデバイス識別情報の更新処理に応じて各抽象化シン
ボルと各フィールドデバイスとの対応づけを更新し、デ
バイス設定部が、この更新された対応づけに基づいて関
連するフィールドデバイスに対して新たな設定を行うも
のである。
【0015】この発明に係るネットワーク分散デバイス
管理装置は、リンク設定部が、各抽象化シンボルを各フ
ィールドデバイスが単体で実現する単機能ブロックとそ
れに対する入出力ブロックとの結合に分解するととも
に、各抽象化シンボルに対してフィールドデバイスを特
定するためのデバイス特定情報を対応づけ、このデバイ
ス特定情報と各フィールドデバイスのデバイス識別情報
との対応関係に基づいて各抽象化シンボルに対して1乃
至複数のフィールドデバイスを対応づけるものである。
【0016】この発明に係るネットワーク分散デバイス
管理装置は、デバイス特定情報およびデバイス識別情報
が、制御プログラムが実施されるプラントにおける配設
位置を特定するための情報を含むものである。
【0017】この発明に係るネットワーク分散デバイス
管理装置は、リンク情報管理部が、抽象化シンボルとフ
ィールドデバイスとの対応関係情報とともに各フィール
ドデバイスの機能設定および入出力設定情報を保持する
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるフ
ィールド分散制御システムの構成を示すブロック図であ
る。図において、1はプラント内に配設されたパイプ、
2はこのパイプ1内の流量を測定する流量計、3はこの
パイプ1内の流量を制御するバルブ、4はこの流量計2
に固有のデバイス情報を保持するとともに設定に応じて
流量計2を制御する流量計用フィールドデバイス(フィ
ールドデバイス)、5はこのバルブ3に固有のデバイス
情報を保持するとともに設定に応じてバルブ3を制御す
るバルブ用フィールドデバイス(フィールドデバイ
ス)、6は自身に固有のデバイス情報を保持するととも
に設定に応じてPID演算処理を行うPID用フィール
ドデバイス(フィールドデバイス)、7はこれら複数の
フィールドデバイス4,5,・・・,6同士を接続する
ネットワーク、8はこのネットワーク7に接続されたネ
ットワーク分散デバイス管理装置である。
【0019】ネットワーク分散デバイス管理装置8にお
いて、9は管理装置本体、10はネットワーク7に接続
され、各フィールドデバイス4,5,・・・,6のデバ
イス識別情報をネットワーク7を介して収集し、これを
保持するデバイス情報管理部、11はこのデバイス識別
情報に基づいて制御プログラムを構成する各抽象化シン
ボルに対して1乃至複数のフィールドデバイスを対応づ
け、その対応づけを示すリンク情報を出力するデバイス
オブジェクト設定部(リンク設定部)、12はリンク情
報に基づいて上記制御プログラムにおける抽象化シンボ
ルとフィールドデバイスとの対応関係情報を保持するデ
バイスオブジェクト管理部(リンク情報管理部)、13
は上記対応関係情報および各抽象化シンボルの上記制御
プログラム上での規定に基づいて各フィールドデバイス
4,5,・・・,6に対して設定を行うデバイス設定
部、14は管理装置本体9に対して各種の設定情報など
を入力するための入力部である。
【0020】なお、上記制御プログラムは、ファンクシ
ョンブロックダイアグラム等の抽象化シンボルで制御ル
ープを構成するものである。
【0021】次に動作について説明する。まず、デバイ
ス情報管理部10がネットワーク7に対してデバイス識
別情報を収集するための信号を出力して、当該ネットワ
ーク7上に接続された各フィールドデバイス4,5,・
・・,6の識別名や機能に関するデバイス識別情報を収
集する。図2はこの発明の実施の形態1によるフィール
ド分散制御システムにおいてデバイス情報管理部10が
ネットワーク7を介して収集して保持するデバイス識別
情報テーブルの説明図である。当該テーブルにおいて、
第1列は各フィールドデバイス4,5,・・・,6に固
有の識別名のリスト、第2列は同行のフィールドデバイ
ス4,5,・・・,6が単独で実現することができる機
能のリストであり、各行に各フィールドデバイス4,
5,・・・,6のデバイス識別情報が格納される。そし
て、デバイス情報管理部10は、各フィールドデバイス
4,5,・・・,6のデバイス識別情報を上記各行に対
応させて順次追加格納する。なお、同テーブルの例で
は、第一行目に流量計用フィールドデバイス4のデバイ
ス識別情報が、第二行目にバルブ用フィールドデバイス
5のデバイス識別情報が格納されており、また、「A
I」は流量計2の検出流量が入力される抽象化シンボル
においてアナログ検出信号が入力される機能として用い
ることができるアナログ入力機能ブロック、「判定器」
はバルブ3を制御するための信号の判定生成処理に用い
ることができる判定機能ブロック、「AO」はバルブ3
を制御するための信号を出力するためのアナログ出力機
能ブロックである。
【0022】なお、各フィールドデバイス4,5,・・
・,6から収集される各種のデバイス識別情報は、それ
ぞれのフィールドデバイス4,5,・・・,6の出荷時
や現地取り付け時においてインストールされるようにす
ればよい。また、各機能ブロックはIEC1131−3
やIEC61499などで定義された機能ブロックを用
いれば汎用的なものとすることができる。
【0023】また、予め各フィールドデバイス4,5,
・・・,6のデバイス情報をこのデバイス情報管理部1
0に持たせつつこのような情報収集を行い、各フィール
ドデバイス4,5,・・・,6に関するこれらの情報同
士を比較することで、各フィールドデバイス4,5,・
・・,6が正しく接続されているか否かを判断すること
もできる。
【0024】このようなデバイス情報管理部10のデバ
イス識別情報の収集が終了すると、デバイスオブジェク
ト設定部11が当該デバイス識別情報テーブルを取得す
るとともに入力部14を用いたフィールドデバイス4,
5,・・・,6のデバイス識別情報の追加設定を行う。
図3はこの発明の実施の形態1によるフィールド分散制
御システムにおいてデバイスオブジェクト設定部11に
おいて生成される追加後デバイス識別情報テーブルの説
明図である。当該テーブルにおいて、第3列は「流量計
に接続」、「バルブに接続」といったような各フィール
ドデバイス4,5,・・・,6の構成情報のリスト、第
4列は「パイプの流量を測定」、「パイプの流量を調
節」といったような各フィールドデバイス4,5,・・
・,6の配設位置や動作内容のリストである。これらの
情報により各フィールドデバイス4,5,・・・,6を
工場などの設備において一意に特定することが可能とな
る。
【0025】なお、このような各フィールドデバイス
4,5,・・・,6を特定するために使用される配設位
置などの情報は、例えば現地工場の建物A内の配管aの
流量制御のために配管aに設置している流量計とバルブ
とを使用するような場合には、当該現地工場の設備管理
台帳や設備配置図、工場図面などを利用して得ることが
できる。そして、その流量計やバルブのフィールドデバ
イスがどこに配置されているのかを示す位置情報、つま
り「建物A内の配管a」といった位置情報を制御プログ
ラムのそれぞれの抽象化シンボルに対応させて付加すれ
ばよい。
【0026】また、フィールドデバイス4,5,・・
・,6のそれぞれを一意に特定するために使用すること
ができるデバイス情報としては他に、例えばアナログ入
力、出力の最大値や最小値、フィールドデバイスの製作
メーカ名、型名、識別番号、設置日時、設置者、機種名
等のデバイスの仕様を定義した機能情報、アナログ入力
をディジタル変換して出力する等のフィールドデバイス
の動作を定義した動作情報、フィールドデバイスが測定
あるいは制御している対象などに関する構成情報などが
ある。
【0027】デバイスオブジェクト設定部11はこのよ
うな追加後デバイス識別情報テーブルの生成処理が終了
すると、今度はこのデバイス識別情報に基づいて制御プ
ログラムを構成する各抽象化シンボルへのフィールドデ
バイス4,5,・・・,6の対応づけ処理(マッピン
グ)を行い、この対応付けをデバイスオブジェクト管理
部12へ出力する。図4はこの発明の実施の形態1によ
るフィールド分散制御システムにおいてデバイスオブジ
ェクト設定部11の対応づけ処理工程を示す説明図であ
る。図において、15は制御プログラムにおけるパイプ
1の流量制御ステップ、16はそのパイプ1の流量検出
を行う流量計2を示す流量計抽象化シンボル(抽象化シ
ンボル)、17は流量計抽象化シンボル16からの流量
出力に基づいて流量指令を出力する流量自動調節抽象化
シンボル(抽象化シンボル)、18はそのパイプ1の流
量制御を行うバルブ3を示すバルブ抽象化シンボル(抽
象化シンボル)、19はフィールドデバイス4,5,・
・・,6が単独で実現することができるレベルの抽象化
シンボルであるアナログ入力ブロック(入出力ブロッ
ク)、20はフィールドデバイス4,5,・・・,6が
単独で実現することができるレベルの抽象化シンボルで
ある判定器ブロック(単機能ブロック)、21はフィー
ルドデバイス4,5,・・・,6が単独で実現すること
ができるレベルの抽象化シンボルであるアナログ出力ブ
ロック(入出力ブロック)、22は流量計抽象化シンボ
ル16に割り付けられ、「パイプ1の流量を測定」とい
ったようにその配設位置や動作内容を特定するためのデ
バイス特定情報、23はバルブ抽象化シンボル18に割
り付けられ、「パイプ1の流量を調節」といったように
その配設位置や動作内容を特定するためのデバイス特定
情報、24はデバイスオブジェクト設定部11の出力に
応じてデバイスオブジェクト管理部12において保持さ
れる、抽象化シンボルとフィールドデバイス4,5,・
・・,6との対応関係情報テーブルである。
【0028】そして、この例のように、パイプ1の流量
制御ステップ15が入力されるとデバイスオブジェクト
設定部11はまず、流量自動調節抽象化シンボル17な
どの高次の抽象化シンボルをフィールドデバイス4,
5,・・・,6が単独で実現することができるレベルの
単機能ブロックとそれに対する入出力ブロックとの結合
に分解するとともに(同図(b))、流量計抽象化シン
ボル16やバルブ抽象化シンボル18などのフィールド
機器に対応づけられるフィールド機器抽象化シンボルに
対してデバイス特定情報を割り付ける(同図(c))。
次に、このデバイス特定情報と上記追加後デバイス識別
情報テーブルの第3列や第4列の情報とを検索処理など
を用いて比較対比し、一致するものがある場合には更に
それら2つの間における機能ブロックの列(同図
(c))と追加後デバイス識別情報テーブルの第2列と
を比較し、それぞれの単機能ブロックに対応するものが
ある場合にはそれらの機能ブロックとフィールドデバイ
ス4,5,・・・,6との対応関係を各抽象化シンボル
毎の対応付けとして出力する。なお、このような対応関
係は、フィールドデバイス4,5,・・・,6の構成情
報や機能情報と、制御プログラムの流量自動調節抽象化
シンボル17の各ブロック19,20,21との比較に
より判定することができる。例えばフィールドデバイス
4,5,・・・,6の構成情報および機能情報からバル
ブ用フィールドデバイス5は判定機能ブロックおよびア
ナログ出力機能ブロックを備えていることが判るので、
これに流量自動調節抽象化シンボル17の判定器ブロッ
ク20およびアナログ出力ブロック21をマッピングす
ればよい。その結果、同図(d)に示すように、デバイ
スオブジェクト管理部12の対応関係情報テーブルに
は、抽象化シンボルと1乃至複数のフィールドデバイス
4,5,・・・,6の機能との対応関係情報が制御プロ
グラムにおける各抽象化シンボル毎に順次追加保持され
ることになる。
【0029】なお、上記流量自動調節抽象化シンボル1
7などの高次の抽象化シンボルの複数の各ブロック1
9,20,21の結合への分解は、この高次の抽象化シ
ンボルをフィールドデバイス4,5,・・・,6が単独
で実現可能なレベルである単機能ブロックの組み合せと
してその対応関係を予め定義したり、制御プログラムに
おいてその前後に接続される抽象化シンボル16,18
の入出力特性などに応じて適宜定義すればよい。また、
この定義においては、その入力が流量であるとか、その
出力がバルブの開閉量であるといった入出力情報も同時
に定義することになる。
【0030】このようなデバイスオブジェクト設定部1
1の割付処理が終了すると、デバイス設定部13による
各フィールドデバイス4,5,・・・,6への設定処理
が実施されることになる。具体的には、デバイスオブジ
ェクト管理部12の対応関係情報テーブルおよびデバイ
ス情報管理部10のデバイス識別情報テーブルに関する
情報が入力され、これら2つのテーブルに基づいて機能
ブロック同士が一致するフィールドデバイス4,5,・
・・,6へ対応関係情報テーブルに基づく動作設定およ
び入出力設定を行う。これにより、各フィールドデバイ
ス4,5,・・・,6は上記制御プログラム上での規定
に基づいた入力に応じて動作し、制御プログラム上での
規定に基づいた出力先へ制御情報を出力する。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ネットワーク7を介して接続される複数のフィール
ドデバイス4,5,・・・,6に関して、各フィールド
デバイス4,5,・・・,6を他のフィールドデバイス
から識別するためのデバイス識別情報を保持するデバイ
ス情報管理部10と、上記デバイス識別情報に基づいて
制御プログラムを構成する各抽象化シンボル16〜18
に1乃至複数のフィールドデバイス4,5,・・・,6
を対応づけ、その対応づけを示すリンク情報を出力する
デバイスオブジェクト設定部11と、このリンク情報に
基づいて上記制御プログラムにおける抽象化シンボル1
6〜18とフィールドデバイス4,5,・・・,6との
対応関係情報を保持するデバイスオブジェクト管理部1
2と、上記対応関係情報および各抽象化シンボル16,
17,18の上記制御プログラム上での規定に基づいて
各フィールドデバイス4,5,・・・,6に対して設定
を行うデバイス設定部13とを備えるので、抽象化シン
ボル16,17,18の組み合せとして記述された制御
プログラムに基づいて各フィールドデバイス4,5,・
・・,6の設定情報を生成し、これを各フィールドデバ
イス4,5,・・・,6に設定することができる。
【0032】従って、システム設計(計測制御プログラ
ムの作成)を行う場合、プログラム作成者は、抽象化シ
ンボルを組み合わせてプログラミングを行う際に、記述
しようとしている抽象化シンボルがネットワーク分散デ
バイス管理装置8などにおいて実現される機能に対応す
るものであるのか、あるいは、フィールドデバイス4,
5,・・・,6の機能に対応するものであるのかを意識
することなくプログラミングを行うことができ、効率良
くプログラミングを行うことができる効果がある。つま
り、このプログラミング段階において、どのネットワー
ク7を使用しているとか、バルブ3はどこのメーカ製で
あるのかなどを考慮する必要がなくなる効果がある。
【0033】この実施の形態1によれば、デバイスオブ
ジェクト設定部11が、抽象化シンボル16〜18を各
フィールドデバイス4,5,・・・,6が単体で実現す
る単機能ブロック20とそれに対する入出力ブロック1
9,21との結合に分解し、各ブロック19,20,2
1に対してフィールドデバイス4,5,・・・,6を特
定するためのデバイス特定情報を対応づけ、このデバイ
ス特定情報と各フィールドデバイス4,5,・・・,6
のデバイス識別情報との対応関係に基づいて抽象化シン
ボル16〜18に対して1乃至複数のフィールドデバイ
ス4,5を対応づけるので、プログラミング作成者は抽
象化シンボルとして各ブロック19,20,21を複合
化させた抽象化シンボル16〜18を定義して使用する
ことができ、理解しやすい記述にて記述されたプログラ
ミングを行うことができる効果がある。
【0034】例えば、工場Aの配管aに設置されている
流量計とバルブとでその配管aの流量を制御するような
場合と、工場Bの配管bに設置されている流量計とバル
ブとでその配管bの流量を制御するような場合とを想定
する。そして、この実施の形態1では「流量計の出力を
自動流量調節器に入力し、この自動流量調節器からバル
ブの開閉量を求める」制御プログラムを作成するので、
それらの流量計やバルブの仕様、管理方法が異なる場合
であっても、あるいは、異なるネットワークに接続され
ている場合であっても、それらの違いに左右されること
無く2つの場合に共通の同一の制御プログラムを利用す
ることができる(プログラムの再利用)。
【0035】この実施の形態1によれば、デバイス特定
情報およびデバイス識別情報が、制御プログラムが実施
されるプラントにおける配設位置を特定するための情報
を含むので、これに基づいて各抽象化シンボル16,1
7,18とフィールドデバイス4,5,・・・,6とを
確実に対応づけることができる効果がある。
【0036】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるフィールド分散制御システムの構成を示すブ
ロック図である。図において、25は流量計2に固有の
デバイス情報として固有の識別名や機能情報とともに構
成情報および動作情報をも保持し、設定に応じて流量計
2を制御する流量計用フィールドデバイス(フィールド
デバイス)、26はバルブ3に固有のデバイス情報とし
て固有の識別名や機能情報とともに構成情報および動作
情報をも保持し、設定に応じてバルブ3を制御するバル
ブ用フィールドデバイス(フィールドデバイス)、27
は自身に固有のデバイス情報として固有の識別名や機能
情報とともに構成情報および動作情報をも保持し、設定
に応じてPID演算処理を行うPID用フィールドデバ
イス(フィールドデバイス)、28はネットワーク7に
接続され、各フィールドデバイス25,26,・・・,
27のデバイス識別情報をネットワーク7を介して収集
し、これを保持するデバイス情報管理部である。これ以
外の構成は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0037】次に動作について説明する。デバイス情報
管理部28がネットワーク7に対してデバイス識別情報
を収集するための信号を出力して、当該ネットワーク7
上に接続された各フィールドデバイス25,26,・・
・,27の識別名、機能情報、構成情報および動作情報
を収集する。そして、デバイス情報管理部28はこの動
作により図3と同様のデバイス識別情報テーブルを保持
する。
【0038】このようなデバイス情報管理部28におけ
る収集動作が終了すると、デバイスオブジェクト設定部
11はこのデバイス識別情報に基づいて制御プログラム
を構成する各抽象化シンボルへのフィールドデバイス2
5,26,・・・,27の対応づけ処理を行い、この対
応付けをデバイスオブジェクト管理部12へ出力する。
これ以降の動作は実施の形態1と同様であり説明を省略
する。
【0039】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、各フィールドデバイス25,26,・・・,27が
予めそれぞれに固有のデバイス識別情報を保持し、デバ
イス情報管理部28が、各フィールドデバイス25,2
6,・・・,27のデバイス識別情報をネットワーク7
を介して収集し、これを保持するので、実際のネットワ
ーク7上の複数のフィールドデバイス25,26,・・
・,27の存在を確認し、正しく複数のフィールドデバ
イス25,26,・・・,27が揃っていることを確認
しつつ各フィールドデバイス25,26,・・・,27
に対する設定を行うことができる。
【0040】従って、従来のように1つ1つのフィール
ドデバイス25,26,・・・,27の接続を人手によ
り確認することなく、各フィールドデバイス25,2
6,・・・,27が所定の位置に正しく配設されている
か否かを確認することができ、フィールドの構築設定を
格段に効率よく実施することができる効果がある。そし
て、フィールドデバイス単位の管理も容易に実施するこ
とができる。
【0041】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるフィールド分散制御システムの構成を示すブ
ロック図である。図において、25’は内部に有するグ
ローバルポジショニングシステム(以下、GPSと記載
する)を使用して自身の緯度、経度、高さなどの三次元
的位置情報(GPS情報)を求め、流量計2に固有のデ
バイス情報として固有の識別名や機能情報、構成情報、
動作情報とともにGPS情報を保持し、設定に応じて流
量計2を制御する流量計用フィールドデバイス(フィー
ルドデバイス)、26’は内部に有するGPSを使用し
て自身の緯度、経度、高さなどの三次元的位置情報(G
PS情報)を求め、バルブ3に固有のデバイス情報とし
て固有の識別名や機能情報、構成情報、動作情報ととも
にGPS情報を保持し、設定に応じてバルブ3を制御す
るバルブ用フィールドデバイス(フィールドデバイ
ス)、27’は内部に有するGPSを使用して自身の緯
度、経度、高さなどの三次元的位置情報(GPS情報)
を求め、自身に固有のデバイス情報として固有の識別名
や機能情報、構成情報、動作情報とともにGPS情報を
保持し、設定に応じてPID演算処理を行うPID用フ
ィールドデバイス(フィールドデバイス)、28’はネ
ットワーク7に接続され、各フィールドデバイス2
5’,26’,・・・,27’のデバイス識別情報をネ
ットワーク7を介して収集し、これを保持するデバイス
情報管理部、11’はこのデバイス識別情報に基づいて
制御プログラムを構成する各抽象化シンボルに対して1
乃至複数のフィールドデバイスを対応づけ、その対応づ
けを示すリンク情報を出力するデバイスオブジェクト設
定部(リンク設定部)である。これ以外の構成は実施の
形態2と同様であり説明を省略する。
【0042】次に動作について説明する。ネットワーク
7に接続された各フィールドデバイス25’,26’,
・・・,27’はそれぞれのGPSを使用して自身の緯
度、経度、高さなどの三次元的位置情報(GPS情報)
を求め、これを自身に固有のデバイス情報として識別名
や機能情報、構成情報、動作情報とともに保持する。デ
バイス情報管理部28’がネットワーク7に対してデバ
イス識別情報を収集するための信号を出力して当該ネッ
トワーク7上に接続された各フィールドデバイス2
5’,26’,・・・,27’の識別名、機能情報、構
成情報、動作情報およびGPS情報を収集して保持す
る。
【0043】図7はこの発明の実施の形態3によるフィ
ールド分散制御システムにおいてGPS情報を含むデバ
イス識別情報テーブルの説明図である。当該テーブルに
おいて、第5列はフィールドデバイス25’,26’,
・・・,27’が設置されている場所を特定する緯度、
経度、高さなどの三次元的位置情報(GPS情報)であ
る。このGPS情報と当該現地工場の設備管理台帳や設
備配置図、工場図面などとを照合することにより、各フ
ィールドデバイス25’,26’,・・・,27’が当
該工場内の設備において正しい位置にあることを認識す
ることができ、各フィールドデバイス25’,26’,
・・・,27’を工場内の設備においてより精度良く一
意に特定することができる。
【0044】このようなデバイス情報管理部28’にお
ける収集動作が終了すると、デバイスオブジェクト設定
部11’はこのGPS情報を含むデバイス識別情報に基
づいて制御プログラムを構成する各抽象化シンボルへの
フィールドデバイス25’,26’,・・・,27’の
対応づけを行い、この対応づけをデバイスオブジェクト
管理部12へ出力する。これ以降の動作は実施の形態2
と同様であり説明を省略する。
【0045】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、各フィールドデバイス25’,26’,・・・,2
7’が内部に有するGPSにより自身の緯度、経度、高
さなどの三次元的位置情報(GPS情報)を求め、それ
ぞれに固有のデバイス識別譲歩の一部として保持し、デ
バイス情報管理部28’が各フィールドデバイス2
5’,26’,・・・,27’のGPS情報を含むデバ
イス識別情報をネットワーク7を介して収集し、これを
保持するので、実際のネットワーク7上の複数のフィー
ルドデバイス25’,26’,・・・,27’の存在を
認識し、正しく複数のフィールドデバイス25’,2
6’,・・・,27’が揃っていることを確認し、更に
複数のフィールドデバイス25’,26’,・・・,2
7’が当該現地工場内の設備において正しい位置にある
ことを確認しつつ各フィールドデバイス25’,2
6’,・・・,27’に対する設定を行うことができる
効果がある。
【0046】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4によるフィールド分散制御システムの構成を示すブ
ロック図である。図において、29はネットワーク7に
接続され、所定のスケジュールに従って各フィールドデ
バイス25,26,・・・,27のデバイス識別情報を
ネットワーク7を介して収集し、これをデバイス識別情
報テーブルとして保持するデバイス情報管理部、30は
このデバイス識別情報テーブルが更新される度にデバイ
ス識別情報に基づいて制御プログラムを構成する各抽象
化シンボルに1乃至複数のフィールドデバイス25,2
6,・・・,27を対応づけ、その対応づけを示すリン
ク情報を出力するデバイスオブジェクト設定部(リンク
設定部)、31はデバイス識別情報テーブルが更新され
る度に対応関係情報および各抽象化シンボルの上記制御
プログラム上での規定に基づいて各フィールドデバイス
25,26,・・・,27に対して設定を行うデバイス
設定部である。
【0047】図9から図11はそれぞれこの発明の実施
の形態4によるフィールド分散制御システムにおいてデ
バイス情報管理部29がネットワーク7を介して収集
し、保持するデバイス識別情報テーブルの説明図であ
る。詳しくは、図9はネットワーク7にフィールドデバ
イスが参入してきた場合、図10はネットワーク7から
フィールドデバイスが離脱した場合、図11は入力部1
4にてフィールドデバイスのデバイス情報の一部を変更
した場合の説明図である。これらのテーブルにおいて、
第5列は一旦検出がなされて登録保持されているフィー
ルドデバイスの最終デバイス情報収集時における状態の
リストである。また、「参入」は同行に示されるフィー
ルドデバイスが可動可能状態にあることを意味し、「離
脱」は同行に示されるフィールドデバイスが可動不可能
状態にあることを意味する。なお、第1列から第4列ま
では図3の追加後デバイス識別情報テーブルの第1列か
ら第4列までと同様のリストであり説明を省略する。ま
た、これ以外の各部の構成は実施の形態2や実施の形態
1と同様であり説明を省略する。
【0048】次に動作について説明する。デバイス情報
管理部29は、所定のスケジュールに従って収集時刻が
くると、各フィールドデバイス25,26,・・・,2
7のデバイス識別情報をネットワーク7を介して収集
し、これをデバイス識別情報テーブルとして保持する。
【0049】図12から図13はこの発明の実施の形態
4において、デバイス情報収集に基づいてデバイス識別
情報テーブルが変化する場合の例を示す説明図である。
これらの図において、32は新たに検出された新規検出
フィールドデバイス(フィールドデバイス)、33は今
回検出されなかった離脱フィールドデバイス(フィール
ドデバイス)である。そして、図12に示すように新規
検出フィールドデバイス32が新たに検出されると、図
9に示すようにデバイス識別情報テーブルの最終行に当
該新規検出フィールドデバイス32の識別名、機能情
報、構成情報および動作情報が追加されるとともに、そ
の状態情報として「参入」が記載される。また、図13
に示すように離脱フィールドデバイス33が検出される
と、図10に示すように検出されなかったフィールドデ
バイス33の状態が「参入」から「離脱」に変更され
る。更に、図14に示すように入力部14を用いてデバ
イス識別情報テーブルの一部を更新すると(同図に示す
ようにバルブ用フィールドデバイス26の機能情報から
「AO」の機能を削除すると)、図11に示すように変
更されたバルブ用フィールドデバイス26の各種の情報
が変化する。なお、機能情報が追加削除されるような場
合には構成情報や動作情報の関連部分も同時に修正され
る。例えば、バルブ用フィールドデバイス26の機能情
報から「AO」の機能が削除されるような場合には、そ
の構成情報から「バルブに接続」が、動作情報から「パ
イプ1の流量調節」がそれぞれ削除される。
【0050】そして、このようにデバイス識別情報テー
ブルが更新されと、デバイスオブジェクト設定部30
は、更新されたデバイス識別情報に基づいて制御プログ
ラムを構成する各抽象化シンボルに1乃至複数のフィー
ルドデバイス25,26,・・・,27を対応づけ、そ
の対応づけを示すリンク情報を出力し、デバイス設定部
31は、この対応づけおよび各抽象化シンボルの上記制
御プログラム上での規定に基づいて各フィールドデバイ
ス25,26,・・・,27に対して設定を行う。これ
以外の動作は実施の形態2や実施の形態1と同様であり
説明を省略する。
【0051】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、デバイス情報管理部29がフィールドデバイス2
5,26,・・・,27の参入離脱を監視し、その監視
結果に基づいて各フィールドデバイス25,26,・・
・,27のデバイス識別情報を最新のものに更新するの
で、このデバイス情報管理部29のデバイス識別情報を
確認することで、フィールド分散制御システムの各フィ
ールドデバイス25,26,・・・,27が正しく運転
しているか否かを容易に確認することができる効果があ
る。
【0052】そして更に、デバイスオブジェクト設定部
30が、デバイス情報管理部29におけるデバイス識別
情報の更新処理に応じて各抽象化シンボルと各フィール
ドデバイス25,26,・・・,27との対応づけを更
新し、デバイス設定部31が、この更新された対応づけ
に基づいて関連するフィールドデバイス25,26,・
・・,27に対して新たな設定を行うので、保守・運用
を行う際に、各フィールドデバイス25,26,・・
・,27が所定の位置に正しく配設されているか否かを
確認することができる上に、システム変更や更新を行う
際に効率よく短時間でシステムの組み替えを行うことが
できる効果がある。
【0053】実施の形態5.図15はこの発明の実施の
形態5によるフィールド分散制御システムの構成を示す
ブロック図である。図において、34は抽象化シンボル
とフィールドデバイス25,26,・・・,27との対
応関係情報とともに各フィールドデバイス25,26,
・・・,27の機能設定および入出力設定情報を保持す
るデバイスオブジェクト管理部(リンク情報管理部)、
35はこのデバイスオブジェクト管理部34から出力さ
れる各フィールドデバイス25,26,・・・,27の
機能設定および入出力設定情報に基づいて設定を行うデ
バイス設定部である。
【0054】図16はこの発明の実施の形態5によるフ
ィールド分散制御システムにおいてデバイスオブジェク
ト設定部30の対応づけ処理工程を示す説明図である。
図において、36はデバイスオブジェクト設定部30の
出力に応じてデバイスオブジェクト管理部34において
保持され、抽象化シンボルとフィールドデバイス25,
26,・・・,27との対応関係情報および各フィール
ドデバイス25,26,・・・,27の機能設定および
入出力設定情報を示す総合情報テーブルである。そし
て、同図ではフィールドデバイス25,26,・・・,
27の機能設定および入出力設定情報として、図3と同
様の情報を各抽象化シンボルに対応づけて保持する。こ
れ以外の構成は実施の形態4と同様であり説明を省略す
る。
【0055】次に動作について説明する。デバイスオブ
ジェクト設定部30からリンク情報が出力されると、デ
バイスオブジェクト管理部34は抽象化シンボルとフィ
ールドデバイス25,26,・・・,27との対応関係
情報ならびに各フィールドデバイス25,26,・・
・,27の機能設定および入出力設定情報を総合情報テ
ーブルにて保持する。また、デバイス設定部35は、こ
の総合情報テーブルに保持された各フィールドデバイス
25,26,・・・,27の機能設定および入出力設定
情報に基づいて各フィールドデバイス25,26,・・
・,27に対する設定を行う。これ以外の動作は実施の
形態4と同様であり説明を省略する。
【0056】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、デバイスオブジェクト管理部34が、抽象化シンボ
ルとフィールドデバイス25,26,・・・,27との
対応関係情報とともに各フィールドデバイス25,2
6,・・・,27の機能設定および入出力設定情報を保
持するので、一旦設定されたこのデバイスオブジェクト
管理部34の情報を確認することで、フィールド分散制
御システムの各フィールドデバイス25,26,・・
・,27が正しく運転しているか否かを容易に確認する
ことができる効果がある。つまり、抽象化シンボル単位
にフィールドデバイス25,26,・・・,27を管理
することができる。
【0057】そして、たとえば、このような総合情報テ
ーブル36からフィールドデバイス25,26,・・
・,27を現場のどこに設置し(どのネットワーク7の
どこに接続し)、且つ何を測定制御するのかに関する情
報を生成した後、これを工場出荷前に各フィールドデバ
イス25,26,・・・,27に予め設定して当該現場
に設置し、この設置されたフィールドデバイス25,2
6,・・・,27の情報を収集することで、実際のネッ
トワーク7の配置と設計上のネットワークの配置との相
違を容易に照合することができ、複数のフィールドデバ
イス25,26,・・・,27が制御プログラムが実施
できるように正しく接続されているか否かを半自動化し
て容易且つ短時間に確認することができるようになる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ネッ
トワークを介して接続される複数のフィールドデバイス
に関して、各フィールドデバイスを他のフィールドデバ
イスから識別するためのデバイス識別情報を保持するデ
バイス情報管理部と、上記デバイス識別情報に基づいて
制御プログラムを構成する各抽象化シンボルに1乃至複
数のフィールドデバイスを対応づけ、その対応づけを示
すリンク情報を出力するリンク設定部と、このリンク情
報に基づいて上記制御プログラムにおける抽象化シンボ
ルとフィールドデバイスとの対応関係情報を保持するリ
ンク情報管理部と、上記対応関係情報および各抽象化シ
ンボルの上記制御プログラム上での規定に基づいて各フ
ィールドデバイスに対して設定を行うデバイス設定部と
を備えるので、抽象化シンボルの組み合せとして記述さ
れた制御プログラムに基づいて各フィールドデバイスの
設定情報を生成し、これを各フィールドデバイスに設定
することができる。
【0059】従って、システム設計(計測制御プログラ
ムの作成)を行う場合、プログラム作成者は、抽象化シ
ンボルを組み合わせてプログラミングを行う際に、記述
しようとしている抽象化シンボルが分散制御システム内
の機能に対応するものであるのか、あるいは、フィール
ドデバイスの機能に対応するものであるのかを意識する
ことなくプログラミングを行うことができ、効率良くプ
ログラミングを行うことができる効果がある。
【0060】この発明によれば、各フィールドデバイス
が予めそれぞれに固有のデバイス識別情報を保持し、デ
バイス情報管理部が、各フィールドデバイスのデバイス
識別情報をネットワークを介して収集し、これを保持す
るので、実際のネットワーク上の複数のフィールドデバ
イスの存在を確認し、正しく複数のフィールドデバイス
が揃っていることを確認しつつ各フィールドデバイスに
対する設定を行うことができる。従って、従来のように
1つ1つのフィールドデバイスの接続を人手により確認
することなく、各フィールドデバイスが所定の位置に正
しく配設されているか否かを確認することができ、フィ
ールドの構築設定を格段に効率よく実施することができ
る効果がある。
【0061】この発明によれば、デバイス情報管理部が
フィールドデバイスの参入離脱を監視し、その監視結果
に基づいて各フィールドデバイスのデバイス識別情報を
更新するので、このデバイス情報管理部のデバイス識別
情報を確認することで、フィールド分散制御システムの
各フィールドデバイスが正しく運転しているか否かを容
易に確認することができる効果がある。そして更に、リ
ンク設定部が、デバイス情報管理部におけるデバイス識
別情報の更新処理に応じて各抽象化シンボルと各フィー
ルドデバイスとの対応づけを更新し、デバイス設定部
が、この更新された対応づけに基づいて関連するフィー
ルドデバイスに対して新たな設定を行うようにすれば、
保守・運用を行う際に、各フィールドデバイスが所定の
位置に正しく配設されているか否かを確認することがで
きる上に、システム変更や更新を行う際に効率よく短時
間でシステムの組み替えを行うことができる効果があ
る。
【0062】この発明によれば、リンク設定部が、各抽
象化シンボルを各フィールドデバイスが単体で実現する
単機能ブロックとそれに対する入出力ブロックとの結合
に分解し、各単機能ブロックに対してフィールドデバイ
スを特定するためのデバイス特定情報を対応づけ、この
デバイス特定情報と各フィールドデバイスのデバイス識
別情報との対応関係に基づいて各抽象化シンボルに対し
て1乃至複数のフィールドデバイスを対応づけるので、
プログラミング作成者は各抽象化シンボルとして単機能
ブロックを複合化させた抽象化シンボルを定義して使用
することができ、理解しやすい記述にて記述されたプロ
グラミングを行うことができる効果がある。
【0063】この発明によれば、デバイス特定情報およ
びデバイス識別情報が、制御プログラムが実施されるプ
ラントにおける配設位置を特定するための情報を含むの
で、これに基づいて各抽象化シンボルを他の抽象化シン
ボルから一意に特定し、且つ、各フィールドデバイスを
他のフィールドデバイスから一意に特定し、更に、各抽
象化シンボルと各フィールドデバイスとを確実に対応づ
けることができる効果がある。
【0064】この発明によれば、リンク情報管理部が、
抽象化シンボルとフィールドデバイスとの対応関係情報
とともに各フィールドデバイスの機能設定および入出力
設定情報を保持するので、このリンク情報管理部の情報
を確認することで、フィールド分散制御システムの各フ
ィールドデバイスが正しく接続されているか否かを容易
に確認することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフィールド分
散制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるフィールド分
散制御システムにおいてデバイス情報管理部がネットワ
ークを介して収集して保持するデバイス識別情報テーブ
ルの説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるフィールド分
散制御システムにおいてデバイスオブジェクト設定部に
おいて生成される追加後デバイス識別情報テーブルの説
明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるフィールド分
散制御システムにおいてデバイスオブジェクト設定部の
対応づけ処理工程を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるフィールド分
散制御システムの構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるフィールド分
散制御システムの構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるフィールド分
散制御システムにおいてGPS情報を含むデバイス識別
情報テーブルの説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるフィールド分
散制御システムの構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるフィールド分
散制御システムにおいてデバイス情報管理部がネットワ
ークを介して収集し、保持するデバイス識別情報テーブ
ルの説明図である(参入の場合)。
【図10】 この発明の実施の形態4によるフィールド
分散制御システムにおいてデバイス情報管理部がネット
ワークを介して収集し、保持するデバイス識別情報テー
ブルの説明図である(離脱の場合)。
【図11】 この発明の実施の形態4によるフィールド
分散制御システムにおいてデバイス情報管理部がネット
ワークを介して収集し、保持するデバイス識別情報テー
ブルの説明図である(変更の場合)。
【図12】 この発明の実施の形態4において、デバイ
ス情報収集に基づいてデバイス識別情報テーブルが変化
する場合の例を示す説明図である(参入の場合)。
【図13】 この発明の実施の形態4において、デバイ
ス情報収集に基づいてデバイス識別情報テーブルが変化
する場合の例を示す説明図である(離脱の場合)。
【図14】 この発明の実施の形態4において、デバイ
ス情報収集に基づいてデバイス識別情報テーブルが変化
する場合の例を示す説明図である(変更の場合)。
【図15】 この発明の実施の形態5によるフィールド
分散制御システムの構成を示すブロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態5によるフィールド
分散制御システムにおいてデバイスオブジェクト設定部
の対応づけ処理工程を示す説明図である。
【図17】 従来のフィールド分散制御システムの構成
を示すブロック図である。
【図18】 従来のフィールド分散制御システムにおけ
る制御プログラムの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
4,25 流量計用フィールドデバイス(フィールドデ
バイス)、5,26バルブ用フィールドデバイス(フィ
ールドデバイス)、6,27 PID用フィールドデバ
イス(フィールドデバイス)、7 ネットワーク、1
0,28,29デバイス情報管理部、11,30 デバ
イスオブジェクト設定部(リンク設定部)、12,34
デバイスオブジェクト管理部(リンク情報管理部)、
13,31,35 デバイス設定部、16 流量計抽象
化シンボル(抽象化シンボル)、17 流量自動調節抽
象化シンボル(抽象化シンボル)、18 バルブ抽象化
シンボル(抽象化シンボル)、19 アナログ入力ブロ
ック(入出力ブロック)、20 判定器ブロック(単機
能ブロック)、21 アナログ出力ブロック(入出力ブ
ロック)、32 新規検出フィールドデバイス(フィー
ルドデバイス)、33 離脱フィールドデバイス(フィ
ールドデバイス)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神余 浩夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 牛島 正人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H220 BB17 CC09 CX09 EE10 EE15 HH01 HH10 JJ12 9A001 CC03 CC07 JJ61 KK37 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続される複数の
    フィールドデバイスに関して、各フィールドデバイスを
    他のフィールドデバイスから識別するためのデバイス識
    別情報を保持するデバイス情報管理部と、 上記デバイス識別情報に基づいて制御プログラムを構成
    する各抽象化シンボルに1乃至複数のフィールドデバイ
    スを対応づけ、その対応づけを示すリンク情報を出力す
    るリンク設定部と、 このリンク情報に基づいて上記制御プログラムにおける
    抽象化シンボルとフィールドデバイスとの対応関係情報
    を保持するリンク情報管理部と、 上記対応関係情報および各抽象化シンボルの上記制御プ
    ログラム上での規定に基づいて各フィールドデバイスに
    対して設定を行うデバイス設定部とを備えることを特徴
    とするネットワーク分散デバイス管理装置。
  2. 【請求項2】 各フィールドデバイスは予めそれぞれに
    固有のデバイス識別情報を保持し、デバイス情報管理部
    は、各フィールドデバイスのデバイス識別情報をネット
    ワークを介して収集し、これを保持することを特徴とす
    る請求項1記載のネットワーク分散デバイス管理装置。
  3. 【請求項3】 デバイス情報管理部はフィールドデバイ
    スの参入離脱を監視し、その監視結果に基づいて各フィ
    ールドデバイスのデバイス識別情報を更新することを特
    徴とする請求項2記載のネットワーク分散デバイス管理
    装置。
  4. 【請求項4】 リンク設定部は、デバイス情報管理部に
    おけるデバイス識別情報の更新処理に応じて各抽象化シ
    ンボルと各フィールドデバイスとの対応づけを更新し、
    デバイス設定部は、この更新された対応づけに基づいて
    関連するフィールドデバイスに対して新たな設定を行う
    ことを特徴とする請求項3記載のネットワーク分散デバ
    イス管理装置。
  5. 【請求項5】 リンク設定部は、各抽象化シンボルを各
    フィールドデバイスが単体で実現する単機能ブロックと
    それに対する入出力ブロックとの結合に分解するととも
    に、各抽象化シンボルに対してフィールドデバイスを特
    定するためのデバイス特定情報を対応づけ、このデバイ
    ス特定情報と各フィールドデバイスのデバイス識別情報
    との対応関係に基づいて各抽象化シンボルに対して1乃
    至複数のフィールドデバイスを対応づけることを特徴と
    する請求項1記載のネットワーク分散デバイス管理装
    置。
  6. 【請求項6】 デバイス特定情報およびデバイス識別情
    報は、制御プログラムが実施されるプラントにおける配
    設位置を特定するための情報を含むものであることを特
    徴とする請求項5記載のネットワーク分散デバイス管理
    装置。
  7. 【請求項7】 リンク情報管理部は、抽象化シンボルと
    フィールドデバイスとの対応関係情報とともに各フィー
    ルドデバイスの機能設定および入出力設定情報を保持す
    ることを特徴とする請求項1記載のネットワーク分散デ
    バイス管理装置。
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