JP2001013464A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001013464A
JP2001013464A JP11180232A JP18023299A JP2001013464A JP 2001013464 A JP2001013464 A JP 2001013464A JP 11180232 A JP11180232 A JP 11180232A JP 18023299 A JP18023299 A JP 18023299A JP 2001013464 A JP2001013464 A JP 2001013464A
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slm
pal
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image processing
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Yasunori Igasaki
泰則 伊ケ崎
Narihiro Yoshida
成浩 吉田
Haruyoshi Toyoda
晴義 豊田
Yuji Kobayashi
祐二 小林
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Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像の高速処理が行え、安定した処理結
果が得られる画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 液晶を光変調材料に用いた光書き込み型
のPAL−SLM8と、PAL−SLM8の書き込み側
に設置され少なくとも一つのFLC−SLM5と、PA
L−SLM8側の読み出し側に設置されるレーザ光源2
とを備えた画像処理装置であって、PAL−SLM8の
交流駆動タイミングとFLC−SLM5の表示切替タイ
ミングとの同期をとる同期手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報である入力
画像の画像処理を行う画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、高速に画像の切り替えを行える画
像表示装置の開発が進められている。例えば、ホロプレ
ックス社の光メモリや強誘電性液晶を光変調材料に用い
たDisplay Tech社の電気アドレス型FLC−SLMなど
である。Display Tech社のFLC−SLMは、メモリ上
に蓄えた二値画像を最大2500Hzのスピードで切り
替えて表示することが可能である。
【0003】また、本件出願人も、高速応答可能な光書
き込み型の液晶空間光変調器であるPAL−SLMの開
発を行っており、π変調時の変調時間で立ち上がり1m
s、立ち下がり5ms以下の応答速度のものを実現して
いる。
【0004】このような高速応答の光書き込み型の空間
光変調器と高速画像表示装置とを組み合わせることによ
り、例えばインコヒーレント−コヒーレント変換、強度
−位相情報変換、波長変換、光増幅などの処理をkHz
オーダーの高速で行うことが可能となる。
【0005】その一つの例として、光合同フーリエ変換
相関器などが挙げられる。光合同フーリエ変換相関器
(光JTC)のメリットは二つの画像の相関演算を高速
に行えることにある。実際に、この光合同フーリエ変換
相関器を用いた指紋照合装置の開発が進められている。
光JTCは、本来光を用いているため、高速処理が可能
となるはずであるが、画像表示装置での画像切替速度が
通常ビデオレートであるため、そのビデオレートを超え
る処理が実現していないのが現状である。
【0006】しかし、図13に示すように、高速画像表
示装置101と高速応答の光書き込み型空間光変調器1
02との組み合わせて光JTCを構成することにより、
入力画像と参照画像との間の相関演算を高速に処理する
ことができる。なお、図13中の103は入力画像表示
装置、104はレンズ、105は光検出器、106は光
源、107は偏光ビームスプリッタ、108はハーフミ
ラー、109はミラーである。このような光JTCにお
いて、予めメモリに記憶された参照画像を高速画像表示
装置に表示させ、通常のビデオ入力LCDを入力画像表
示装置として用いることによって、一つの入力画像と多
数の参照画像を高速に比較するシステムが構築される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本件出願人
が開発したPAL−SLMもそうであるが、現在光書き
込み型の空間光変調器では、液晶が光変調材料に用いら
れるものが多い。このように、高速画像表示装置と高速
応答の光書き込み型液晶空間光変調器を組合わせて用い
た場合に問題となるのが、液晶部分の時間的な揺らぎに
よる出力光の変動である。通常、液晶デバイスは、液晶
材料の劣化を防ぐため、AC駆動される。PAL−SL
Mの場合も、変調材料にネマチック液晶を用いているた
め、例外ではなく、AC駆動させるのが通常である。駆
動周波数は、主に空間光変調器の感度特性及び解像度特
性に影響を及ぼす。PAL−SLMにおいては、駆動周
波数が高いほど解像度特性が改善されるが、1kHzよ
り高い領域では駆動周波数が高くなるに連れて感度が低
下する。このため、解像度特性・感度特性の双方におい
て良好な特性が得られる1kHzでの駆動が通常となっ
ている。
【0008】液晶分子は、この駆動電圧の極性の切り替
わりに応じて振動を起こすわけであるが、高速タイプで
ない立ち上がり30ms立ち下がり40ms程度の通常
のPAL−SLMにおいては、液晶分子の応答が遅く1
kHzの駆動に液晶分子の動きが追随しないため、液晶
分子の揺らぎによる出力光の変動は非常に小さく、あま
り問題にならない。一方、高速タイプのPAL−SLM
においては、高速に液晶分子が反応するため、1kHz
の駆動に液晶分子の動きが追随して液晶分子が大きく揺
らぎ出力光の変動が大きなものとなる。図14にPAL
−SLMの出力変動の様子を示す。図14中の横軸は時
間(2ms/div.)であり、縦軸は電圧である。図
14の出力波形Aは、PAL−SLMに書き込み光とし
てレーザ光を入力し、PAL−SLMを強度変調モード
で使用し、PAL−SLMの出力光をフォトディテクタ
で検出したものである。波形Bは、レーザ光を出射する
LDの駆動パルス波形である。図14において、LDの
駆動がされると、PAL−SLMの出力光強度が大きく
なり、LDの駆動の停止によりPAL−SLMの出力光
強度が小さくなっている。このとき、PAL−SLMの
出力光強度は、駆動周波数である1kHzに応答してお
り、その1kHzで出力が変動しながら減衰することが
観測された。
【0009】このような出力の変動は、空間光変調器の
出力光を高速にサンプリングし信号処理を行う場合に、
非常に大きな問題となる。すなわち、同一の信号を入力
した場合でも、空間光変調器の出力光の変動がサンプリ
ングに対して一種のランダムな挙動を示し、サンプリン
グを行うごとに異なる出力となり、安定した信号処理が
行えなくなってしまう。
【0010】このような事態の対策として、出力光の変
動の原因となる駆動周波数をより高くして、出力光の変
動を低減することも考えられる。しかしながら、そのよ
うにすると、空間光変調器の特性に影響を与え、その諸
特性の低下を招き、出力信号の低下を引き起こすことが
考えられる。
【0011】一方、入力画像の画像処理を行うものとし
て、特開平4−323623号公報に記載されるよう
に、光パターン認識装置が知られている。この光パター
ン認識装置は、電気書き込み型空間光変調器と光書き込
み型強誘電性液晶ライトバルブを用いて画像処理を行う
ものであり、書き込み光の入射、電気書き込み型空間光
変調器の動作、読み出し光の入射及び光書き込み型強誘
電性液晶ライトバルブの動作を同期させて、高速処理を
行おうとするものである。このような動作等について同
期をとることは、メモリ性を有する液晶を用いた液晶ラ
イトバルブにおいて一般的な手法である。これに対し、
メモリ性を有しない液晶を用いたPAL−SLMを用い
た画像処理装置においては、必ずしもそのような手法を
採る必然性がない。また、上述の公報においては、液晶
分子の揺らぎによる液晶ライトバルブの出力変動を何ら
問題としておらず、これでは入力画像の高速処理を行う
とともに安定した処理結果を得ることができない。
【0012】そこで、本発明は、このような問題点を解
決するためになされたものであって、入力画像の高速処
理が行え、安定した処理結果が得られる画像処理装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
画像処理装置は、液晶を光変調材料に用いた光書き込み
型の空間光変調手段と、空間光変調手段の書き込み側に
設置された少なくとも一つの二次元画像表示手段と、空
間光変調手段の読み出し側に設置される光源とを備えた
画像処理装置において、空間光変調手段の交流駆動タイ
ミングと二次元画像表示手段の表示切替タイミングとの
同期をとる同期手段を備えたことを特徴とする。
【0014】また本発明に係る画像処理装置は、前述の
同期手段が、空間光変調手段の交流駆動と二次元画像表
示手段の表示切替との動作タイミングを一定時間異なら
せて同期をとることを特徴とする。
【0015】また本発明に係る画像処理装置は、前述の
空間光変調手段が、メモリー性を有しない液晶を光変調
材料に用いた光書き込み型の空間光変調器であることを
特徴とする。
【0016】更に本発明に係る画像処理装置は、前述の
空間光変調手段が、ネマチック液晶を光変調材料に用い
た光書き込み型の空間光変調器であることを特徴とす
る。
【0017】これらの発明によれば、空間光変調手段の
交流駆動と二次元画像表示手段の表示切替とのタイミン
グが同期することにより、空間光変調手段から読み出さ
れる画像信号の強度が高いものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の実施形態について説明する。尚、各図において同一要
素には同一符号を付して説明を省略する。また、図面の
寸法比率は説明のものと必ずしも一致していない。
【0019】(第一実施形態)図1に本実施形態に係る
画像処理装置の構成概略図を示す。本実施形態に係る画
像処理装置1は、指紋照合装置に適用したものである。
図1に示すように、画像処理装置1には、レーザ光源2
が設けられている。レーザ光源2は、被照合対象となる
参照画像を読み出すための光源として機能する。レーザ
光源2のレーザ光射出方向には、第一偏光ビームスプリ
ッタ3が配置されている。第一偏光ビームスプリッタ3
によりレーザ光源2から出射されたレーザ光が偏光状態
で分割され、一つの偏光は第一偏光ビームスプリッタ3
を透過し、それに垂直な偏光は第一偏光ビームスプリッ
タ3で反射される。なお、レーザ光源2と第一偏光ビー
ムスプリッタ3との間に、レーザ光を平行光とするコリ
メータレンズを配置する場合もある。
【0020】第一偏光ビームスプリッタ3の反射光の進
行方向には、第二偏光ビームスプリッタ4が配置されて
いる。第二偏光ビームスプリッタ4により、第一偏光ビ
ームスプリッタ3側から入射されるレーザ光が反射さ
れ、FLC−SLM(Ferro electric Liquid Crystal
− Spatial Light Modulator:強誘電性液晶空間光変調
器)5に入射される。FLC−SLM5は、電気アドレ
ス型の空間光変調器であり、被照合対象となる参照画像
を表示する参照画像表示手段として機能する。また、F
LC−SLM5は、反射型の空間光変調器であり、第二
偏光ビームスプリッタ4で反射されたレーザ光をその表
面に入射させ、その表面から参照画像の読み出しを行
う。
【0021】FLC−SLM5の表面側には、第二偏光
ビームスプリッタ4、LCD6が配設されている。LC
D6は、照合画像を表示する照合画像表示手段である。
また、LCD6の背後には、第一レンズ7、PAL−S
LM(Parallel Aligned nematic Liquid crystal − S
patial Light Modulator:平行配向ネマティック液晶空
間光変調器)8が順次配設されている。第一レンズ7
は、LCD6を透過する参照画像の画像信号とLCD6
に表示される照合画像の画像信号とをフーリエ変換する
第一フーリエ変換手段として機能する。
【0022】PAL−SLM8は、第一レンズ7の焦点
位置に配置されており、参照画像と照合画像をフーリエ
変換した画像信号を入力して、読み出し光の入力に応じ
てその画像信号を出力するものである。
【0023】一方、第一偏光ビームスプリッタ3の透過
光の進行方向には、ミラー9が配置されている。このミ
ラー9により、第一偏光ビームスプリッタ3を透過した
レーザ光がミラー9に反射され、PAL−SLM8の背
後に導かれる。PAL−SLM8の背後には、ハーフミ
ラー10が配置されている。ハーフミラー10は、ミラ
ー9で反射されてくるレーザ光をPAL−SLM8の背
面に向けて反射し、PAL−SLM8から読み出される
画像信号を透過させる。
【0024】また、ハーフミラー10を透過する画像信
号の進行方向には第二レンズ11が配置されている。第
二レンズ11は、PAL−SLM8から読み出される画
像信号をフーリエ変換する第二フーリエ変換手段として
機能する。更に、第二レンズ11の背後には、フォトダ
イオード12が配置されている。フォトダイオード12
は、第二レンズ11でフーリエ変換された画像信号を検
出する光検出手段である。このフォトダイオード12に
は、ピンホール13を介して画像信号を入力される。
【0025】一方、LCD6には、CCDカメラ14が
接続されている。CCDカメラ14は、指紋を撮像し照
合画像としてLCD6に出力する照合画像入力手段であ
る。CCDカメラ14の撮像は、プリズム15上に置か
れた指16の指紋を所定の光学系17を通じてCCDカ
メラ14に入射して行われる。
【0026】画像処理装置1には、同期信号発生器20
が設けられている。同期信号発生器20は、FLC−S
LM5に順次切替表示される参照画像の切替タイミング
とPAL−SLM8の交流駆動電圧の電圧切替タイミン
グとの同期をとる同期信号を発生するものであり、同期
手段として機能するものである。この同期信号発生器2
0は、駆動制御器25と駆動制御器28に同一の同期信
号を出力する。
【0027】駆動制御器25は、FLC−SLM5の駆
動制御を行うものであり、FLC−SLM5に表示すべ
き参照画像の画像データを記憶しており、FLC−SL
M5に参照画像の画像データを順次出力する。駆動制御
器28は、PAL−SLM8の駆動制御を行うものであ
り、PAL−SLM8に印加する交流電圧を出力する。
【0028】これらの駆動制御器25、28のいずれか
一方又はその双方には、同期信号を受けた後、一定時間
遅延させて作動を行う遅延機能が設けられている。例え
ば、駆動制御器25の場合、同期信号を受けた後の一定
時間後に参照画像の画像データを切り替える機能が設け
られる。また、駆動制御器28の場合、同期信号を受け
た後の一定時間後にPAL−SLM8に印加する交流電
圧を反転させる機能又は同期信号に対し一定の位相差を
有する交流電圧を生じさせその交流電圧をPAL−SL
M8に印加する機能が設けられる。
【0029】次に、画像処理装置1の動作について説明
する。
【0030】図1に示すように、プリズム15上に指1
6を置くと、その指16の指紋がプリズム15、光学系
17を通じてCCDカメラ14に撮影される。CCDカ
メラ14にて指紋の画像が電気的な画像情報に変換され
る。そして、CCDカメラ14から指紋の画像データ信
号がLCD6に出力され、LCD6に照合画像として指
16の指紋の画像が表示される。
【0031】一方、同期信号発生器20からの同期信号
を受けて駆動制御器25及び駆動制御器28が作動す
る。すなわち、同期信号に従って駆動制御器25が作動
し、駆動制御器25からFLC−SLM5に参照画像の
画像データが順次出力される。また、同期信号に従って
駆動制御器28が作動し、駆動制御器28からPAL−
SLM8に交流電圧が印加される。
【0032】このような状態にて、レーザ光源2からレ
ーザ光が出射されると、レーザ光は、第一偏光ビームス
プリッタ3で分割される。すなわち、レーザ光の一部は
第一偏光ビームスプリッタ3で反射され第二偏光ビーム
スプリッタ4に向けて伝搬する。一方、レーザ光の他の
一部は第一偏光ビームスプリッタ3を透過しミラー9に
向けて伝搬する。
【0033】そして、第二偏光ビームスプリッタ4に入
射したレーザ光は、第二偏光ビームスプリッタ4で反射
してFLC−SLM5に入射し、FLC−SLM5に表
示される参照画像の読み出し光として機能する。このレ
ーザ光の入射により、FLC−SLM5から参照画像が
読み出され、その参照画像の画像信号は、第二偏光ビー
ムスプリッタ4を透過しLCD6を透過して第一レンズ
7に入射する。その際、参照画像の画像信号と共に、L
CD6に表示された照合画像も画像信号として第一レン
ズ7に入射する。そして、参照画像と照合画像の画像信
号は、第一レンズ7にてフーリエ変換されてフーリエ変
換画像の画像信号とされ、PAL−SLM8に入射され
る。
【0034】一方、ミラー9に入射するレーザ光は、そ
のミラー9で反射されハーフミラー10を介してPAL
−SLM8の裏面側に入射し、PAL−SLM8のフー
リエ変換画像の読み出し光として機能する。このレーザ
光の入射により、PAL−SLM8からフーリエ変換画
像が読み出され、そのフーリエ変換画像の画像信号は、
ハーフミラー10を透過し、第二レンズ11に入射す
る。そして、フーリエ変換画像の画像信号は、第二レン
ズ11にて更にフーリエ変換されて相関画像の相関信号
とされ、ピンホール13を通じてフォトダイオード12
に入射される。
【0035】フォトダイオード12では、相関信号を受
けて相関画像の光強度、即ち照合画像と参照画像の相関
度に応じた信号が出力される。従って、フォトダイオー
ド12の出力状態に基づいて照合画像と参照画像の相関
度を検出し、照合画像の照合が可能となる。
【0036】次に、画像処理装置1の具体的な実施結果
について説明する。
【0037】図1の画像処理装置1において、FLC−
SLM5として、Display Tech社製の電気アドレス反射
型のものであって、変調材料がFLC、出力が二値(ポ
ジ画像、ネガ画像を交互に表示するもの)、画素数が2
56×256、画素ピッチが15μm、開口率が87
%、有効面積が3.84mm×3.84mm、設計波長
が680nm、最大スイッチング速度が2500Hzの
ものを使用した。
【0038】また、LCD6として、KOPIN社製のもの
であって、出力がグレースケール、画素数が320×2
40(入力VGA640×480の信号を圧縮表示)、
画素ピッチが15μm、有効面積が4.8mm×3.6
mmのものを使用した。
【0039】更に、PAL−SLM8として図2に示す
ものを使用した。図2に示すように、使用したPAL−
SLM8は、光アドレス部として光導電体であるアモル
ファスシリコン(a−Si)81を備えており、その入
力側に透明電極82、ガラス基板83、反射防止膜であ
るARコート84が順次設けられ、アモルファスシリコ
ン81の出力側に誘電体多層膜ミラー85、配向層8
6、平行配向のネマチック液晶層87、配向層88、透
明電極89、ガラス基板90、ARコート91が順次設
けられている。ネマチック液晶87は、光変調部として
機能するものであり、透明電極82、89と平行になる
ように配向されている。また、透明電極82、89は、
駆動制御器28に接続されており、駆動制御器28から
交流電圧の供給を受ける。
【0040】この図2に示すPAL−SLM8に書き込
み光31が入射されると、アモルファスシリコン81の
電気的インピーダンスが変化し、ネマチック液晶層87
の分圧が変化し、ネマチック液晶層87内の液晶分子の
傾きが変化する。このため、PAL−SLM8に読み出
し光32が入射されると、ネマチック液晶層87内の液
晶分子の変化が屈折率変化と等価的となり、書き込み光
31の画像情報に応じた位相変調画像33が出力され
る。今回用いたPAL−SLM8は、立ち上がり時間が
1ms以下の高速応答タイプのものである。
【0041】FLC−SLM5の参照画像の表示切替タ
イミングとPAL−SLM8の印加電圧切替タイミング
は、図3に示すタイミングチャートに従って同期をとっ
た。すなわち、参照画像表示のスターティングパルス4
1が立ち下がると、駆動制御器28により交流電圧29
がPAL−SLM8の透明電極82、89間に印加さ
れ、表示切替パルス42のタイミングで駆動制御器25
からFLC−SLM5に参照画像の画像データが順次出
力される。
【0042】なお、FLC−SLM5の参照画像の表示
切替タイミングに対し、PAL−SLM8の駆動タイミ
ング(交流電圧29の電圧切り替わりタイミング)が一
定の遅延時間Tdをもつようにして、FLC−SLM5
及びPAL−SLM8を作動させた。
【0043】また、PAL−SLM8の交流電圧29と
して1kHzのものを用い、交流電圧29の振幅の中心
を0ボルトとしてPAL−SLM8に印加した。また、
FLC−SLM5には、液晶の劣化を防止すべく、液晶
にポジ画像とネガ画像を交互に表示させるように表示切
替パルス42を入力し、その表示切替パルス42を2k
Hzのものとした。
【0044】このような設定の下で画像処理装置1を作
動させた。照合画像としては、図4に示すように、指紋
の入力画像50を用い、LCD6に表示させた。また、
参照画像としては、指紋の参照画像51〜60を用い、
順次FLC−SLM5に表示させた。
【0045】そして、FLC−SLM5の参照画像の表
示切替タイミングとPAL−SLM8の駆動タイミング
との遅延時間Tdを1/4周期、1/2周期、3/4周
期の位相差として設定し、それぞれの遅延時間Tdにつ
いて画像照合を行った。
【0046】図5に相関信号の様子を示し、図6〜図8
に画像処理装置1の画像照合の結果を示す。
【0047】図5は、第二レンズ11でフーリエ変換さ
れた相関信号の様子である。図6〜図8は、フォトダイ
オード12の出力波形61をオシロスコープで測定した
結果であり、横軸が時間(1ms/div.)、縦軸が
電圧(波形61は50mV/div.、波形62は5V
/div.、波形63は5V/div.)である。ま
た、図6〜図8において、波形62はPAL−SLM8
に印加される交流電圧の波形であり、波形63はFLC
−SLM5の参照画像の表示切替パルスの波形である。
【0048】図6は、FLC−SLM5の参照画像の表
示切替タイミングとPAL−SLM8の駆動タイミング
との遅延時間Tdを1/4周期とした測定結果である。
図6において、表示切替パルスの波形63で一パルスが
出力されるごとに、参照画像51〜60のポジ画像、ネ
ガ画像が順次切り替わって、FLC−SLM5に表示さ
れている。すなわち、図6の表示切替パルスの波形63
にて、左側からパルスが出力されるごとに参照画像51
のポジ画像、参照画像51のネガ画像、参照画像52の
ポジ画像、参照画像52のネガ画像というように順次F
LC−SLM5の表示が切り替わる。
【0049】図6〜図8のフォトダイオード12の出力
波形61において、6番目にFLC−SLM5に表示さ
れる参照画像53のネガ画像の表示後のピーク部分61
fが自己相関値であり、他の出力波形61のピーク部分
が相互相関値である。図6〜図8の出力波形61では、
自己相関値が相互相関値より高くなっており、安定した
強度を保った。
【0050】また、図6〜図8のフォトダイオード12
の出力波形61を見ると、各図において自己相関値と相
互相関値の比が異なっており、これは遅延時間Tdの差
に起因するものと考えられる。このため、PAL−SL
M8の駆動タイミングとFLC−SLM5の表示切替タ
イミングのタイムディレイを適宜調整することにより、
自己相関値と相互相関値の出力比を大きくすることがで
き、画像照合が精度良く、確実に行える。
【0051】また、図6〜図8に示されるように、PA
L−SLM8の駆動タイミングとFLC−SLM5の表
示切替タイミングの同期をとらない場合には、それらの
タイミングのタイムディレイの調整を行わなければ自己
相関値と相互相関値の出力比が小さくなることからすれ
ば、自己相関値と相互相関値の出力比を大きくすること
はできず、精度のよい画像照合が行えない。
【0052】図9にPAL−SLM8の駆動周波数を1
0kHzとした場合の出力結果を示す。図9のフォトダ
イオード12の出力波形61を見ると、出力強度の変動
は小さくなっているが、自己相関値のレベルが低くなっ
てしまい、自己相関値と相互相関値との出力比が低下し
ている。これは、PAL−SLM8の感度等の諸特性が
劣化していることに起因していると考えられる。
【0053】以上のように、本実施形態に係る画像処理
装置1によれば、空間光変調手段であるPAL−SLM
8の交流駆動と二次元画像表示手段であるFLC−SL
M5の表示切替とのタイミングを同期させることによ
り、PAL−SLM8から読み出される画像信号の出力
を大きくすることができる。このため、照合画像と参照
画像の相関信号の強度を高めることができ、画像照合が
精度良く行える。
【0054】また、単に同期をとるだけでなく、PAL
−SLM8の交流駆動とFLC−SLM5の表示切替と
のタイミングのタイムディレイを適宜調整することによ
り、自己相関値と相互相関値の出力比を大きくすること
ができ、画像照合がより精度良く、より確実に行える。
【0055】更に、本実施形態に係る画像処理装置1を
指紋の照合装置に適応することにより、多数登録されて
いる指紋の中から所望の指紋と一致するものを迅速、か
つ、正確に照合することができ、非常に有用である。
【0056】なお、本実施形態では、参照画像の表示手
段であるFLC−SLM5の駆動制御器25と空間光変
調器であるPAL−SLM8の駆動制御器28とは別に
同期信号発生器20を具備するものであるが、本発明に
係る画像処理装置はそのようなものに限られるものでは
なく、駆動制御器25又は駆動制御器28のいずれか一
方が双方の作動の同期をとる同期手段として機能するも
のであってもよい。すなわち、駆動制御器25又は駆動
制御器28のいずれか一方が同期手段として他方へ同期
信号を出力し、その同期信号によりそれらの双方の作動
が同期するものであってもよい。
【0057】また、本実施形態では、本発明に係る画像
処理装置を指紋照合装置に適用した場合について説明し
たが、本発明に係る画像処理装置はそのようなものに限
られるものではなく、その他の装置に適用してもよい。
【0058】(第二実施形態)次に第二実施形態に係る
画像処理装置について説明する。
【0059】第一実施形態に係る画像処理装置1にあっ
ては参照画像を表示するのにFLC−SLM5を用いる
ものであったが、本実施形態に係る画像処理装置は、参
照画像の表示手段として光メモリを用いたものである。
【0060】本実施形態に係る画像処理装置において、
参照画像表示手段となる光メモリとしては、例えば、ホ
ログラフィックメモリが用いられる。ホログラフィー
は、物体の情報をホログラムに一旦記録し、必要な時に
ホログラムから物体の像を再生する二段階の工程からな
る写真技術である。このため、この二つの工程を空間的
な信号の書き込みと読み出しと位置付ければ、ホログラ
ムをメモリとして機能させることができる。
【0061】また、ホログラフィックメモリは、多重記
録が可能であり、参照光の入射角を変えながら順次記録
していく角度多重方式や個々のホログラムを微小面積に
単一に記録し空間的に重ならないようにホログラムを移
動して順次記録していく空間分離方式などがある。角度
多重方式では再生照明光の入射角を変えることにより必
要な情報を読み出すことができ、空間分離方式では再生
照明光のビームの入射位置を変えることにより必要な情
報を読み出すことができる。
【0062】図10に参照画像の記録方法の一例につい
ての説明図を示す。
【0063】図10に示すように、LCTV71に記録
すべき参照パターンを表示し、LCTV71にレーザ光
72を照射して参照パターンを読み出す。参照パターン
は、その一部がハーフミラー73により反射される。ま
た、参照パターンの他の一部は、ハーフミラー73を透
過してフーリエ変換レンズ74を介してフォトリフラク
ティブ結晶(PR結晶)75に入射する。一方、ハーフ
ミラー73で反射された参照パターンの一部は、ミラー
76で更に反射され、フォトリフラクティブ結晶75に
入射する。
【0064】このとき、ミラー76からフォトリフラク
ティブ結晶75に入射する参照パターンとフーリエ変換
レンズ74からフォトリフラクティブ結晶75に入射す
る参照パターンとの入射角度が異なるものとなるため、
それらの参照パターンの干渉縞がフォトリフラクティブ
結晶75に記録される。
【0065】また、ミラー76を前後させ、ミラー76
を反射してフォトリフラクティブ結晶75に入射する参
照パターンの入射角度を変化させることにより、角度多
重で複数の参照パターンをフォトリフラクティブ結晶7
5に記録することができる。なお、図10中の77は、
遮光板である。
【0066】図11に本実施形態に係る画像処理装置の
画像入力光学系を示す。
【0067】図11に示すように、本実施形態に係る画
像処理装置1aは、照合画像表示手段であるLCTV9
2を備えている。このLCTV92にはCCDカメラな
どの画像入力手段(図示なし)が接続されている。LC
TV92は、画像入力手段の出力信号に基づいてその照
合画像を表示領域の一部に表示する。
【0068】LCTV92の背部には、減光フィルタ9
3及びミラー94が配設されている。減光フィルタ93
は、LCTV92の照合画像表示領域部分の背後に配設
されており、参照画像強度と照合画像強度を一致させる
ためのものである。この強度調整によりコントラストの
いい干渉縞をPAL−SLM8に書き込むことができ、
S/Nのよい相関画像が得られる。
【0069】ミラー94は、LCTV92の照合画像表
示領域以外の部分の背後に配設されており、LCTV9
2を透過したレーザ光をミラー76に向けて反射する。
ミラー76に入射したレーザ光は、ミラー76を反射し
てフォトリフラクティブ結晶75に入射される。
【0070】なお、本実施形態に係る画像処理装置1a
においても、図示しないが、第一実施形態に係る画像処
理装置1と同様にPAL−SLM8の背部にハーフミラ
ー10、第二レンズ11、ピンホール13及びフォトダ
イオード12が配設される。また、PAL−SLM8に
は駆動制御器28が接続される。
【0071】このような画像処理装置1aであっても、
PAL−SLM8の交流駆動とミラー76の移動による
参照画像の読み出し切替とのタイミングを同期させるこ
とにより、第一実施形態に係る画像処理装置1と同様
に、PAL−SLM8から読み出される画像信号の出力
を大きくすることができる。このため、照合画像と参照
画像の相関信号の強度を高めることができ、画像照合が
精度良く行える。
【0072】また、本実施形態に係る画像処理装置1a
を指紋の照合装置に適応することにより、多数登録され
ている指紋の中から所望の指紋と一致するものを迅速、
かつ、正確に照合することができ、非常に有用である。
【0073】なお、本実施形態に係る画像処理装置1a
は、指紋照合装置に適用するものに限られるものではな
く、その他の装置に適用してもよい。
【0074】(第三実施形態)次に第三実施形態に係る
画像処理装置について説明する。
【0075】図12に本実施形態に係る画像処理装置を
示す。本実施形態に係る画像処理装置1bは、光インタ
ーコネクションシステムに適用したものである。図12
に示すように、画像処理装置1bは、第一実施形態に係
る画像処理装置1と同様にして、FLC−SLM5及び
PAL−SLM8を備えており、そのFLC−SLM5
とPAL−SLM8との間に偏光ビームスプリッタ4と
第一レンズ7が配設されている。また、画像処理装置1
bには、レーザ光源2が設けられている。レーザ光源2
から出射されるレーザ光が偏光ビームスプリッタ4に入
射し、偏光ビームスプリッタ4で反射されてFLC−S
LM5の読み出し光として機能する。
【0076】PAL−SLM8の背後には、所定の光学
系11、LDアレイ96及びPDアレイ97が設けられ
ている。LDアレイ96から出射されるレーザ光が光学
系11を介してPAL−SLM8の背面に入射される
と、PAL−SLM8から画像パターンが読み出され、
光学系11を介してPDアレイ97に検出される。
【0077】また、PAL−SLM8には駆動制御器2
8が接続されており、駆動制御器28によりPAL−S
LM8に交流電圧が印加される。FLC−SLM5には
駆動制御器98が接続されている。この駆動制御器98
は、FLC−SLM5の駆動制御を行うものであり、F
LC−SLM5に表示すべきホログラムパターンの画像
データを複数記憶しており、FLC−SLM5にホログ
ラムパターンの画像データを出力する。
【0078】FLC−SLM5は、駆動制御器98から
の画像データに基づいてホログラムパターンを表示す
る。このホログラムパターンは、レーザ光源2のレーザ
光の照射により読み出され、第一レンズ7により位相ホ
ログラムパターンとしてPAL−SLM8の表面に結像
される。そして、PAL−SLM8に結像される位相ホ
ログラムパターンを切り替えると共にLDアレイ96と
PDアレイ97間における光スイッチングを行うことに
より、複数のホログラムパターンのうち任意のものの接
続が実現される。
【0079】このような画像処理装置1bを適用した光
インターコネクションシステムにおいては、通常高速応
答が要求されるため、PAL−SLM8として第一実施
形態にて説明した図2のPAL−SLMのような高速応
答タイプのものを用いることが望ましい。しかも、PD
アレイ97へのホログラム出力パターンは、安定した強
度のものが当然のことながら要求される。そこで、PA
L−SLM8の駆動電圧の極性切替とFLC−SLM5
上のホログラムパターンの表示切替とのタイミングを同
期信号発生器20などにより同期させることにより、安
定した出力が実現できる。
【0080】(第四実施形態)第一実施形態から第三実
施形態までに係る画像処理装置においては光書き込み型
の空間光変調手段としてネマチック液晶を光変調材料と
するPAL−SLM8を用いるものについて説明した
が、本発明に係る画像処理装置はそのようなものに限ら
れるものではなく、メモリ性を有しない液晶を光変調材
料とするものであれば、強誘電性液晶、反強誘電性液晶
を光変調材料とするものなどその他のものを光書き込み
型の空間光変調手段として用いた画像処理装置であって
もよい。
【0081】この場合であっても、第一実施形態から第
三実施形態までに係る画像処理装置と同様の作用効果が
得られる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
間光変調手段の交流駆動と二次元画像表示手段の表示切
替とのタイミングを同期させることにより、空間光変調
手段から読み出される画像信号の出力を大きくすること
ができる。
【0083】また、特に空間光変調手段がネマチック液
晶を光変調材料に用いた光書き込み型の空間光変調器で
あるときに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る画像処理装置の説明図であ
る。
【図2】第一実施形態に係る画像処理装置における画像
照合におけるタイミングチャートである。
【図3】第一実施形態に係る画像処理装置における参照
画像の表示切替信号とPAL−SLMの印加電圧切替信
号とを示すタイミングチャートである。
【図4】参照画像となる指紋の説明図である。
【図5】相関信号の説明図である。
【図6】第一実施形態に係る画像処理装置の画像照合の
結果の説明図である。
【図7】第一実施形態に係る画像処理装置の画像照合の
結果の説明図である。
【図8】第一実施形態に係る画像処理装置の画像照合の
結果の説明図である。
【図9】同期をとらない場合の画像照合結果(比較例)
の説明図である。
【図10】第二実施形態に係る画像処理装置の説明図で
ある。
【図11】第二実施形態に係る画像処理装置の説明図で
ある。
【図12】第三実施形態に係る画像処理装置の説明図で
ある。
【図13】本発明の前提となる画像処理装置の説明図で
ある
【図14】PAL−SLMの出力の説明図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置、2…レーザ光源(光源)、5…FL
C−SLM(二次元画像表示手段)、8…PAL−SL
M(空間光変調手段)、20…同期信号発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 晴義 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 小林 祐二 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 Fターム(参考) 2H092 LA01 LA08 LA12 LA14 PA07 PA13 QA13 QA14 QA17 2H093 NA74 NC16 ND34 NE06 NF19 NF20 NF25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶を光変調材料に用いた光書き込み型
    の空間光変調手段と、前記空間光変調手段の書き込み側
    に設置された少なくとも一つの二次元画像表示手段と、
    前記空間光変調手段の読み出し側に設置される光源とを
    備えた画像処理装置において、 前記空間光変調手段の交流駆動タイミングと前記二次元
    画像表示手段の表示切替タイミングとの同期をとる同期
    手段を備えたこと、を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記同期手段は、前記空間光変調手段の
    交流駆動と前記二次元画像表示手段の表示切替との動作
    タイミングを一定時間異ならせて同期をとることを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記空間光変調手段は、メモリー性を有
    しない液晶を光変調材料に用いた光書き込み型の空間光
    変調器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記空間光変調手段は、ネマチック液晶
    を光変調材料に用いた光書き込み型の空間光変調器であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画
    像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6348990B1 (en) * 1998-06-18 2002-02-19 Hamamatsu Photonics K.K. Spatial light modulator and spatial light modulating method
WO2014103493A1 (ja) * 2012-12-25 2014-07-03 浜松ホトニクス株式会社 パターン化干渉光生成装置

Cited By (3)

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