JP2001012995A - カロリースケール - Google Patents

カロリースケール

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JP2001012995A JP11181549A JP18154999A JP2001012995A JP 2001012995 A JP2001012995 A JP 2001012995A JP 11181549 A JP11181549 A JP 11181549A JP 18154999 A JP18154999 A JP 18154999A JP 2001012995 A JP2001012995 A JP 2001012995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択した食材料の重量を計量することがで
き、その計量値分のカロリー値を自動的に計算して表示
できるようにすること。 【解決手段】 献立を構成する複数の料理名、各料理名
ごとに各料理を作るための食材料名、及び各食材料名ご
との所定重量当たりのカロリー値を記憶するメモリカー
ドと、所望の料理名、及び食材料名を選択する入力部2
と、入力部2により選択された食材料の重量を計量する
ための計量部1と、計量部1により計量された食材料の
計量値分の実カロリー値を算出するカロリー値算出手段
と、カロリー値算出手段により算出された実カロリー
値、その実カロリー値が算出された食材料の計量値、そ
の食材料名、及びその食材料が使用される料理名を表示
することができる表示部3と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所望のカロリー
を摂取することができるように、食材料の重量を計量す
ることができるカロリースケールに関する。
【0002】
【従来の技術】健康な人であってもバランスのとれた適
切な栄養を摂取することが必要であり、摂取した食材料
に含まれるカロリーや各種栄養素毎の集計を知ることは
食事栄養管理に重要なことである。特に、糖尿病等の疾
患の場合は、適切な食事の管理が極めて重要なことであ
る。
【0003】そこで、従来より摂取した食品(食材料)
の栄養価を演算表示する栄養摂取量計が提供されてい
る。この栄養摂取量計は、食材料毎に食材料の重量当た
りのカロリー(単位カロリー)等を記憶する記憶装置
と、各種食材料のうち特定の食材料を選択する選択装置
と、この選択装置にて選択された食材料についての記憶
装置の記憶内容を一時記憶するレジスタと、食材料の摂
取しようとする重量を入力する入力装置と、レジスタに
記憶された食材料の単位カロリー等に食材料の重量を乗
じてカロリー値を演算する演算装置と、この演算装置の
演算結果であるカロリー値を表示する表示装置と、を備
えるものである。この栄養摂取計を使用する時は、使用
者が摂取しようとする食材料の重量を秤等の計量機で計
量しておき、使用者が入力装置によりその計量値を入力
する。これにより、自動的にカロリー値が演算されて表
示される。使用者は、表示されたカロリー値を栄養管理
のデータとして使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の栄
養摂取計では、食材料の重量を計量して、その計量値を
使用者が入力装置により入力する必要があり、操作が面
倒であるという問題がある。そのために、この栄養摂取
計を使用して食事栄養管理を継続して行えないことがあ
る。そして、計量値の入力ミスがあると、食事栄養管理
を正確に行うことができないという問題もある。
【0005】また、医者から食事制限されている患者
や、自己管理によって食餌療法を行っている者に対する
料理を作るときは、まず、例えば医者が作成した献立の
リスト、又は本に掲載されている予め決められた献立の
うちから所望の献立を選択して、その選択した献立の食
材料をその献立のリストや本を見て確認し、そして、所
定の重量分の各種食材料を計量機により計量し、そし
て、上記従来の栄養摂取計によりカロリー値を算出する
必要がある。しかし、調理者が調理の作業を行うことに
加えて、献立の本を見ながら必要な食材料の重量を計量
機を使用して計量し、更に、この食材料のカロリー値を
測定する作業を行うことは、調理者にとって非常に大き
い負担が掛かるという問題がある。しかも、複数の人数
分の料理を作るときは、その人数分の各種食材料の重量
を計算して求める必要がありその分の負担も調理者に掛
かり、その結果、食事の栄養管理が非常に困難なものと
なっている。
【0006】本発明は、選択した食材料の重量を計量し
たときにそのカロリー値を自動的に計算することができ
るカロリースケールを提供することを目的とし、更に所
望の合計カロリー値の献立を決定することからその献立
に使用される食材料を計量してそのカロリー値を計算す
ることまでの作業に利用することができるカロリースケ
ールを提供することも目的の1つとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るカロリ
ースケールは、複数の料理名、各料理名ごとに各料理を
作るための食材料名、及び各食材料名ごとの所定重量当
たりのカロリー値を記憶する記憶手段と、所望の上記料
理名、及び上記食材料名を選択する選択手段と、この選
択手段により選択された食材料の重量を計量するための
計量手段と、この計量手段により計量された食材料の計
量値分のカロリー値を算出するカロリー値算出手段と、
を具備することを特徴とするものである。第2の発明に
係るカロリースケールは、第1の発明において、上記カ
ロリー値算出手段により算出されたカロリー値、そのカ
ロリー値が算出された食材料の計量値、その食材料名、
及びその食材料が使用される料理名を表示することがで
きる表示手段を具備することを特徴とするものである。
【0008】第3の発明に係るカロリースケールは、第
1又は第2の発明において、上記複数の各料理名ごとに
所定の食数分の料理に必要とされるそれぞれの食材料の
重量とその重量分のカロリー値が上記記憶手段に記憶さ
れており、上記料理の食数を設定する食数設定手段と、
この食数設定手段により設定された食数分のそれぞれの
食材料の重量とその重量分のカロリー値を表示すること
ができる表示手段と、を具備することを特徴とするもの
である。第4の発明に係るカロリースケールは、第1、
第2、又は第3の発明において、上記各料理名ごとに、
上記計量手段により計量された上記食材料の合計計量値
分の合計カロリー値を算出する手段を具備することを特
徴とするものである。
【0009】第5の発明に係るカロリースケールは、第
1乃至第4の発明のいずれか1つの発明において、上記
記憶手段は、複数の献立名、及び上記献立を構成する上
記料理名を上記各献立名ごとに記憶しており、上記選択
手段により所望の上記献立名、上記料理名、及び上記食
材料名を選択することができることを特徴とするもので
ある。第6の発明に係るカロリースケールは、第5の発
明において、上記記憶手段は、上記各献立名ごとに上記
献立を構成する食材料の合計カロリー値を記憶してお
り、上記表示手段は、上記献立名とその食材料の合計カ
ロリー値を表示することができることを特徴とするもの
である。
【0010】第7の発明に係るカロリースケールは、第
5の発明において、上記記憶手段は、上記献立を構成す
る食材料の合計カロリー値の大きさに応じた用途ごとに
各献立を記憶しており、上記表示手段は、上記各用途に
対応させて上記献立名を表示することができることを特
徴とするものである。第8の発明に係るカロリースケー
ルは、第1乃至第7の発明のいずれか1つの発明におい
て、上記記憶手段は、上記各料理名ごとに上記料理を構
成する各食材料の許容重量範囲を記憶していることを特
徴とするものである。
【0011】第1の発明によると、複数の料理名のうち
から所望の料理名を選択することができ、所望の料理名
を選択すると、その料理に必要な食材料を知ることがで
きる。そして、食材料が分かると、その食材料を選択手
段により選択して計量手段により計量することができ、
その計量値分のカロリー値を算出することができる。第
2の発明によると、選択手段により選択された料理名及
び食材料名、並びにその食材料の計量値及びカロリー値
を表示手段により表示することができる。
【0012】第3の発明によると、何食分(何人前)の
料理を作るかによってその食数に応じた重量の食材料が
必要であるが、食数設定手段により食数を設定すると、
その食数分の料理を作るために必要とするそれぞれの食
材料の重量とその重量分のカロリー値を表示手段により
表示することができる。第4の発明によると、1つの料
理を作るために必要な食材料を計量手段で計量したとき
に、それら計量された食材料の合計計量値分の合計カロ
リー値を算出することができる。
【0013】第5の発明によると、記憶手段に記憶され
ている複数の献立名のうち所望の献立名を選択すると、
次に、その選択された献立を構成する料理名を選択する
ことができ、そして、その選択された料理に使用する食
材料を選択することができる。食材料を選択するとその
食材料の重量を計量してそのカロリー値を算出すること
ができる。第6の発明によると、各献立を構成する料理
を作るために必要な食材料の合計カロリー値を記憶手段
に記憶しており、その献立名と合計カロリー値を表示手
段により表示することができる。
【0014】第7の発明によると、献立を構成する食材
料の合計カロリー値の大きさに応じた用途ごとに各献立
を記憶しており、表示手段は、各用途に対応させて上献
立名を表示することができる。第8の発明によると、各
料理名ごとに料理を構成する各食材料の許容重量範囲を
記憶手段に記憶させているので、調理者等は、例えば料
理を食べる者に応じて許容される範囲内で食材料の重量
を加減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るカロリースケールの
一実施形態を各図を参照して説明する。このカロリース
ケールは、図には示さないが、中央演算処理装置(CP
U)を備えており、このCPUには図1に示す計量部
1、入力部2、表示部3、プリンタ部4、記憶部(図示
せず)、読み取り装置5、及びブザー6等が接続してい
る。CPUは、記憶部に記憶されている所定のプログラ
ムに従って各種演算及び制御を行うように構成されてお
り、例えば計量部1に食材料の重量の計量を行わせた
り、表示部3に各種情報を表示させることができる。そ
して、これら計量部1、入力部2、表示部3、及びプリ
ンタ部4等は、図1に示すように1つの筐体7に設けら
れている。
【0016】計量部1は、図1に示す載台8を備えてお
り、この載台8は荷重検出器(図示せず)により支持さ
れている。この載台8上に被計量物である食材料9が載
置されると、その重量を計量することができるものであ
る。入力部2は、図1に示すように、所定の複数個数の
入力キーを備えており、この入力キーは、テンキー、カ
ーソルの送りキー、確定キー等を備えている。表示部3
は、図7乃至図17に示すような情報を所定のキー操作
によって、又は所定のタイミングで表示することができ
るものである。プリンタ部4は、例えば表示部3に表示
された図7乃至図17に示すような各種情報や記憶部に
記憶されている情報を所定のキー操作によってプリント
することができるものである。ブザー6は、所定のタイ
ミングで報知音を発生してこのカロリースケールを使用
する者、例えば調理者等に各種作業の段階を知らせた
り、警報するためのものである。
【0017】読み取り装置5は、図2に示すそれぞれの
メモリカード10(101 〜104〜10n )に記憶さ
れている献立及び献立の内容についての各種情報を読み
取るための装置である。このメモリカード10は、磁気
カードを使用しているが、磁気カードに代えて、ICカ
ード、フロッピーディスク、又はC.D ROMを使用して
もよい。このように、ICカード等を使用する場合は、
読み取り装置5もそれに応じたものを適用する。それぞ
れのメモリカード10は、和食の献立、洋食の献立、糖
尿病患者の献立、及び膵臓病患者の献立等に関する様々
な情報が記憶されているのものである。なお、献立の種
類として4種類を説明したが、5種類以上のメモリカー
ド10を付属させてもよい。例えば中華の献立、肝臓病
患者の献立等のように様々な献立に関する情報をそれぞ
れ別個のメモリカード10に記憶させてもよい。勿論、
2種類以上の献立を1枚のメモリカード10に記憶させ
てもよい。このように、和食の献立、洋食の献立、及び
糖尿病患者の献立等のように献立の種類に応じてメモリ
カード10を作ってあるのは、所望の種類の献立を簡単
に探すことができて選択し易いようにするためである。
そして、糖尿病患者の献立、及び膵臓病患者の献立とい
うように、患者の病名ごとにそれに応じた献立をまとめ
て1つのメモリカード10に記憶してあるので、患者が
食餌療法を行う場合、調理者等は夫々の患者の病名に合
った献立を簡単に決定することができる。つまり、糖尿
病患者の夕食の献立を構成する食材料の合計カロリー値
は、図11に示すように、340〜411kcal であ
り、健康な人の洋食の献立を構成する食材料の合計カロ
リー値は、図7(a)に示すように、1174〜129
5kcal であり、このように、献立を構成する食材料の
合計カロリー値の大きさに応じた用途ごとに各献立(健
康な人用の献立、糖尿病患者用の献立等)をメモリカー
ド10に別々に記憶してある。
【0018】図7(a)は洋食メニューAの献立に関す
る情報、図7(b)は洋食メニューBの献立に関する情
報が夫々表示部3に表示された状態を示す図であり、こ
れら洋食メニューA、Bの献立に関する情報は洋食の献
立のメモリカード10に記憶されている。そして、例え
ば洋食の献立のメモリカード10をカードスロット5a
に挿入して「洋食メニューA」を表示部3に表示させる
と、図7(a)に示すように、「洋食メニューA」とい
う献立名、その献立を構成する料理名、材料(ライス、
パン、・・・)、料理名、材料ごとの目標とする重さ
(200、200、・・・)(g)、料理名、材料ごと
の許容範囲(200〜210、100〜120、・・
・)(g)、料理名、材料ごとの1人分のカロリー値
(266〜279、266〜319、・・・)(kcal
)が表示されるようにしてあり、更に、この献立を構
成する料理、材料の1人分の合計重さ(1122)
(g)、合計許容範囲(1020〜1130)(g)、
合計カロリー値(1174〜1295)(kcal )が表
示されるようにしてある。
【0019】同様に、洋食の献立のメモリカード10を
カードスロット5aに挿入して「洋食メニューB」を表
示部3に表示させると、図7(b)に示すように、「洋
食メニューB」という献立名等の情報が表示部3に表示
される。そして、図8(a)は和食の献立のメモリカー
ド10をカードスロット5aに挿入して「和食メニュー
A」を表示部3に表示させたときの表示であり、図8
(b)は和食の献立のメモリカード10をカードスロッ
ト5aに挿入して「和食メニューB」を表示部3に表示
させたときの表示である。また、図9は糖尿病患者の献
立のメモリカード10をカードスロット5aに挿入し
て、「軽度糖尿病患者用献立Aの朝食メニュー」を表示
部3に表示させたときの表示、図10は「軽度糖尿病患
者用献立Aの昼食メニュー」を表示部3に表示させたと
きの表示、図11は「軽度糖尿病患者用献立Aの夕食メ
ニュー」を表示部3に表示させたときの表示である。こ
のように、図7(b)〜図11に示すように、表示部3
に表示された各献立には、図7(a)に示すものと同様
に、献立名等の各種情報が表示部3に表示される。そし
て、同じメモリカード10に記憶されている各種献立の
内から所望の献立(例えば「洋食メニューB」等)を表
示させるときは、入力部2のテンキーの「0」とカーソ
ルキーを操作すればよい。
【0020】また、図7に示すように、「⇒」で示すカ
ーソルを所望の料理名(ハンバーグステーキ)の位置に
移動させて入力部2の確定キーを操作すると、図12に
示すように、その料理名(ハンバーグステーキ)、1人
分の食材料の重量(250g)、総カロリー値(342
kcal )、何人前かを表す食数(1人)、その料理に使
用する食材料名(牛ミンチ、豚ミンチ、・・・)、食材
料名ごとの目標とする1食分の重さ(80、80、・・
・)(g)、食材料名ごとの許容範囲(80〜90、8
0〜90、・・・)(g)、食材料名ごとのカロリー値
(150〜169、150〜169、・・・)(kcal
)が表示されるようにしてある。ただし、食材料の牛
ミンチ肉、豚ミンチ肉、合い挽きミンチ肉は、何れか1
つを選択して使用するものである。図13は、図12で
表されている料理(ハンバーグステーキ)の食数を1人
分から5人分に変更したときのその料理に関する情報が
表示部3に表示された状態を示す図である。図13から
分かるように、各食材料の重さ、許容範囲、目標カロリ
ー値が図12で示す夫々の値の5倍となっている。
【0021】更に、図13に示すように、「⇒」で示す
カーソルを所望の食材料名(牛ミンチ肉)の位置に移動
させて入力部2の確定キーを操作すると、図14に示す
ように、その食材料名(牛ミンチ肉)、風袋引きが完了
した旨の表示、計量しようとする食材料の5食分の目標
重量(400g)、許容範囲(400〜450)
(g)、目標カロリー値(750〜845)(kcal )
が表示されると共に、計量部1により計量された食材料
(牛ミンチ肉)の重量が表示される欄、その計量値分の
実カロリー値が表示される欄が表示部3に現れる。図1
5は、図1に示すように、カロリースケールによって食
材料(牛ミンチ肉)を計量したときに、その食材料(牛
ミンチ肉)の計量値(408g)と、その重量の食材料
(牛ミンチ肉)が有する実カロリー値(765kcal )
が表示部3により表示されている状態を示す図である。
【0022】図16は、選択した料理(ハンバーグステ
ーキ)に必要とされる食材料のうち例えば牛ミンチ肉の
計量が終了したときに表示部3に表示される内容を示す
ものである。食材料が計量されていない状態における図
13に示す表示部3に表示される内容と、食材料の計量
が始まった後の状態における図16に示す表示部3に表
示される内容と、が相違するところは、図13では各食
材料名ごとに許容重量範囲と目標カロリー値が表示され
ているのに対して、図16では各食材料名ごとの許容重
量範囲と目標カロリー値に代えて、各食材料名ごとの実
際の計量値とその計量値分の実カロリー値を表示する欄
が表示されているところである。図16は、食材料の1
つである牛ミンチ肉の計量が終了してその計量値の40
8gとその計量値分の実カロリー値の765kcal が表
示されている。
【0023】図17は、選択した料理(ハンバーグステ
ーキ)に必要とされる牛ミンチ肉、パン、玉ねぎ、牛乳
等の全ての食材料の計量が終了したときに表示部3に表
示される内容を示すものである。即ち、表示部3には、
その料理名(ハンバーグステーキ)、食数(5人)、計
量結果に基づく1人分の食材料の合計重量と合計カロリ
ー値(264g=1320/5g)、(355kcal =
1775/5kcal )、その料理に使用する食材料名
(牛ミンチ、豚ミンチ、・・・)、食材料名ごとの5人
分の許容範囲(400〜450、150〜175、・・
・)(g)、食材料名ごとの5人分の計量値(408、
155、・・・)、食材料名ごとの5人分の実カロリー
値(765、413、・・・)(kcal )、更に、この
料理(ハンバーグステーキ)に使用される5人分の食材
料の合計許容範囲(1270〜1485)(g)、合計
計量値(1320)(g)、合計実カロリー値(177
5)(kcal )が表示されるようにしてある。
【0024】また、このカロリースケールは、選択手
段、実カロリー値算出手段、食数設定手段、合計計量値
算出手段、及び合計実カロリー値算出手段を備えてい
る。これら選択手段、及び実カロリー値算出手段等の各
手段は、CPUと記憶部に記憶されている所定のプログ
ラム等により構成されている。
【0025】選択手段は、図2に示す献立に関する情報
が記憶されている所望のメモリカード10、例えば洋食
の献立のメモリカード10がカードスロット5aに挿入
されてその情報が読み取り部により読み取られたとき
に、入力部2を操作することによって、複数の献立のう
ちから、例えば図7に示すような洋食メニューA、B、
・・・の多数の献立のうちから所望の献立を表示部3に
表示するように選択することができるものである。そし
て、この選択手段は、その選択した献立、例えば図7
(a)に示す洋食メニューAの献立を構成する料理や材
料(ライス、パン、ハンバーグステーキ、・・・)のう
ちから所望の料理や材料(図7(a)ではカーソルをハ
ンバーグステーキの位置に移動させて選択している。)
を選択することができるものであり、所望の料理又は材
料を選択すると、その料理又は材料に使用する食材料に
関する情報、例えば図12に示すようなハンバーグステ
ーキに使用する食材料を表示部3に表示させることがで
きるものである。また、選択手段は、表示部3に表示さ
れている料理に使用される複数の食材料のうちから計量
しようとする所望の食材料を選択することができるもの
であり(図13ではカーソルを牛ミンチ肉の位置に移動
させて選択している。)、所望の食材料を選択すると、
その食材料の計量しようとする目標重量等を表示部3に
表示させることができるものである。所望の食材料を選
択すると、例えば図14に示す内容が表示される。
【0026】実カロリー値算出手段は、選択手段により
選択された食材料の重量を計量部1により計量したとき
に、その計量された食材料の計量値分のカロリー値を自
動的に算出する手段であり、その算出したカロリー値は
実カロリー値とし表示部3に表示される。図15、図1
6、図17に示されている通りである。食数設定手段
は、献立を構成する複数の料理のうちから所望の料理を
選択したときに、その料理の食数を所望の食数に設定す
るための手段であり、入力部2を操作することによって
設定することができる。図12は料理の食数が1人分と
して設定されており、図13では5人分として設定され
ている。食数設定手段により、料理の食数が設定される
と、その設定された食数分の夫々の食材料の重さ、許容
範囲、目標カロリー値が算出されて表示部3に表示させ
ることができる。
【0027】合計計量値算出手段は、各料理ごとに、計
量部1により計量された食材料の合計計量値を算出する
手段である。例えば図17に示すように、料理がハンバ
ーグステーキであるときの、牛ミンチ肉、パン、玉ね
ぎ、牛乳等の食材料の合計計量値が1320gであり、
この重量を算出するのが合計計量値算出手段である。合
計実カロリー値算出手段は、各料理ごとに、計量部1に
より計量された食材料の合計計量値分の合計実カロリー
値を算出する手段である。例えば図17に示すように、
料理がハンバーグステーキであるときの、牛ミンチ肉、
パン、玉ねぎ、牛乳等の食材料の合計実カロリー値が1
775kcal であり、このカロリー値を算出するのが合
計実カロリー値算出手段である。
【0028】次に、上記のように構成されたカロリース
ケールを使用して所望の献立を決定することから各料理
の食材料を計量してその実カロリー値を算出するまでの
手順を説明する。このカロリースケールは、図2に示す
ように、洋食の献立の情報が記憶されているメモリカー
ド10、和食の献立の情報が記憶されているメモリカー
ド10等の各種献立の情報が記憶されているメモリカー
ド10のうちから好みに応じた、又は必要に応じた献立
の情報が記憶されているメモリカード10を使用してそ
の中から所望の献立を決定してその食材料の重量を計量
することができる。そして、糖尿病患者の献立、膵臓病
患者の献立等の情報が夫々記憶されているメモリカード
10のうちから自分の病名に応じた献立の情報が記憶さ
れているメモリカード10を使用してその中から所望の
献立を決定してその食材料の重量を計量することもでき
る。更に、所望のカロリーを摂取することができるよう
に、メモリカード10に表示されている和食、洋食、糖
尿病患者、膵臓病患者等の名称から勘案して所望のメモ
リカード10を選択し、そのカードに記憶されている献
立のうちから所望の献立を決定して食材料の重量を計量
することもできる。例えば、低カロリーの献立を選択す
る場合は、糖尿病患者の献立のメモリカード10を使用
して所望の献立を決定することができる。
【0029】次に、和食の献立、洋食の献立等のうちか
ら調理する献立の種類が決まったとしてそれ以降の手順
を図3乃至図6に示すフローチャートを参照して説明す
る。このフローチャートに示す演算制御の内容は、所定
のプログラムとして記憶部に記憶されており、CPUが
このプログラムに従って当該演算制御を行う。まず、カ
ロリースケールの電源がONにされると、所望のメモリ
カード10をカロリースケールのカードスロット5aに
挿入する旨の表示が表示部3に表示されている状態とな
る(S100)。そして、調理者等が所望のメモリカー
ド10をカードスロット5aに挿入すると、ステップS
102においてYESと判定して、CPUがその挿入さ
れたメモリカード10に記憶されている献立の内容を表
示部3に表示させる(S104)。例えば洋食の献立の
メモリカード10がカードスロット5aに挿入される
と、図7(a)、(b)に示す洋食メニューA、B、・
・・等を表示する。図7では、洋食メニューA、Bを示
しているが、このメモリカード10にはこれ以外の多数
の洋食メニューを記憶しており、入力部2を操作するこ
とにより所望の洋食メニューを表示部3に表示させるこ
とができる。同様に、和食の献立のメモリカード10が
カードスロット5aに挿入されると、このメモリカード
10に記憶されている多数の和食メニューのうちから例
えば図8(a)、(b)に示すような所望の和食メニュ
ーA、B、・・・等を表示させることができる。
【0030】次に、CPUが料理名又は材料名が選択さ
れたか否かを判定する(S106)。ここで調理者等
は、計量しようとする料理名又は材料名が例えば図7
(a)に示すハンバーグステーキであるとすると、入力
部2のカーソル移動キーを操作してカーソル(⇒)をハ
ンバーグステーキの表示の位置に移動させて確定キーを
操作する。すると、CPUがステップS106におい
て、YESと判定して図12に示すように料理名(ハン
バーグステーキ)、1人分の食材料の目標総重量(25
0g)、総カロリー値(342kca)、食数(1人)、
食材料名(牛ミンチ肉、・・・)、・・・等の各種情報
を表示部3に表示させることができる(S108)。こ
の状態で何人分の料理を作るのかを入力することができ
る(S110)。図12では、食数が最初から1人分に
設定してあり、各食材料の重さ、許容範囲、目標カロリ
ー値は1人分に対応する重量等の情報が表示されてい
る。ここで、調理者が入力部2を操作して表示部3に表
示されているカーソルを食数の人数分の位置に移動させ
て食数を例えば5人分に設定して確定キーを操作する
と、図13に示すように、入力された食数分、例えば5
人分の各食材料の重さ、許容範囲、目標カロリー値が自
動的に計算されて表示部3に表示される(S112)。
この際、計量しようとする食材料の選択が可能な状態と
なり(S114)、調理者が入力部2を操作して表示部
3に表示されているカーソルを所望の食材料名、例えば
図13に示すように牛ミンチ肉の位置に移動させること
により所望の食材料を選択することができる。このよう
に、ステップS104で献立名を、ステップS106で
料理名を、更にステップS114で食材料名を夫々選択
することができ、これら各ステップが選択手段に含まれ
ている。そして、ステップS110、S112が食数変
更手段に含まれる。
【0031】次に、図1に示すように、調理者がこの牛
ミンチ肉を入れて計量するための容器11を計量部1の
載台8上に載置すると、計量部1が容器11の重量を計
量することができる(S116)。そして、調理者が確
定キーを操作すると(図4に示すS200)、CPUが
この容器11の重量分の風袋引きを行うと共に、図14
に示すように、選択された食材料名(牛ミンチ肉)、そ
の食数分の目標重量(400g)、計量値及びその計量
値分の実カロリー値を表示するための各欄等の情報を表
示部3に表示させる(S202)。図14は、先に食数
が5人と設定されているので、5人分の牛ミンチ肉の目
標重量等の情報を表示している。この状態で調理者が計
量しようとする食材料名(牛ミンチ肉)の許容範囲を変
更することが可能な状態となる。図には示さないが、例
えば食事をする者の好みに応じて食材料の重量を加減す
ることができ、図には示さないが、許容範囲を400〜
450gから例えば500〜550gに変更して確定キ
ーを操作すると(S204)、変更後の許容範囲(50
0〜550g)、及び目標カロリー値(938〜103
1kcal )を自動的に演算して表示部3に表示させるこ
とができる(S206)。このように、確定キーを操作
したことにより食材料を計量部1により計量可能な状態
となる(S208)。なお、許容範囲を変更しないで確
定キーを操作することにより計量可能な状態となる。
【0032】調理者等が計量部1上の容器11内に牛ミ
ンチ肉を入れると、CPUはその容器11内の食材料の
重量Wが許容範囲内(下限値Wt (400g)≦W≦上
限値(450g))であるか否かを判定し(S210、
S216)、容器11内の食材料の重量Wが許容範囲外
であると判定したときは、ブザー6を作動させて調理者
に知らせる(S212、S218)。この時、容器11
内の食材料の重量Wが下限値Wt 未満であると判定した
ときは、容器11内に食材料を追加する旨を表示部3に
表示させ、食材料の重量Wが上限値Wp を超えていると
判定したときは、容器11内の食材料を減少させる旨を
表示部3に表示させる(S214、S220)。なお、
計量値Wは、表示部3の計量値の欄に表示されており、
調理者はこの表示された計量値Wと許容範囲の重量を見
比べながら容器11内に食材料を加減しながら供給する
ことができる。
【0033】このようにして、容器11内の食材料の計
量値Wが許容範囲内となりCPUがYESと判定し(S
216)、調理者が計量値Wが許容範囲内であることを
表示部3の表示により確認して確定キーを操作すると
(S222)、CPUがその計量値W(408g)に応
じた実カロリー値(765kcal )を計算して図15に
示すように表示部3に表示させる(図5に示すS30
0)。そして、CPUが料理(ハンバーグステーキ)の
計量が完了した当該1つ目の食材料名、計量値W、実カ
ロリー値等を記憶部に記憶して(S302)、図16に
示すように、計量を行っている料理名(ハンバーグステ
ーキ)、及び計量が終了した食材料名の計量値(408
g)とその実カロリー値(765kcal )を表示部3に
表示させる(S304)。ただし、計量が終了していな
い食材料名(パン、玉ねぎ、牛乳等)の計量値、実カロ
リー値の欄は空欄として表示している。これによって、
計量を行っている料理名、計量済みの食材料名、未計量
の食材料名を表示部3を見ることにより確認することが
できる。なお、ステップS300が実カロリー値算出手
段である。
【0034】次に、調理者は、2番目以降の食材料の計
量を行うことができる。つまり、ステップS306にお
いて、調理者によってテンキーの「0キー」と確定キー
が同時に押されると、CPUはこの料理の食材料の計量
を終了するが、「0キー」と確定キーが同時に押される
まではステップS114に戻り、上記と同様にしてステ
ップS114〜S306の処理を繰り返して行うことが
できる状態を維持する。そして、ステップS114で
は、図16示す情報が表示部3に表示された状態であ
り、カーソルを移動させて2番目以降の食材料を選択す
ることができる。なお、牛ミンチ肉、豚ミンチ肉、及び
合い挽きミンチ肉のうちいずれか1つを選択し、残りの
ものは選択せずに残しておくことができる。このように
して、今回選択した料理(ハンバーグステーキ)に使用
する全ての食材料の計量が終了して、調理者が「0キ
ー」と確定キーを同時に操作すると、ステップS306
において、CPUはYESと判定し、ブザー6を作動さ
せて計量完了音を発生する(S308)。そして、図1
7に示すように、計量を完了した料理名、食材料名、計
量値W、実カロリー値、計量値の合計値、実カロリー値
の合計値等の情報を表示部3に表示させる(S31
0)。この合計計量値(1320g)を算出するのが合
計計量値算出手段、合計実カロリー値を算出するのが合
計実カロリー値算出手段である。
【0035】次に、調理者は、2番目以降の料理(例え
ばポテトフライ等)に使用する各種食材料の計量を行う
ことができる。つまり、ステップS312において、調
理者によって確定キーが操作されると、CPUは洋食メ
ニューAに必要な全ての料理の計量を終了するが、確定
キーが操作されるまではステップS104に戻り、上記
と同様にしてステップS104〜S312の処理を繰り
返して行うことができる状態を維持する。なお、ステッ
プS312において、入力部2を操作することにより図
7(a)に示す画面に戻すことができる。このようにし
て、今回選択した献立(洋食メニューA)を構成する全
ての料理(ライス、ハンバーグステーキ、ポテトフライ
等)に使用される食材料の計量が終了して、調理者が確
定キーを操作すると、ステップS312において、CP
UはYESと判定して各料理に使用する計量済みの食材
料に関する情報(図17参照)をプリント可能な状態と
なり、プリントキーが操作されて、ステップS400に
おいてYESと判定したときは、所望の上記計量済みの
食材料に関する情報をプリンタ部4によりプリントさせ
ることができる(S402)。ただし、プリントキーが
操作されず、ステップS400においてNOと判定した
ときは、プリントを行わずに今回選択した献立(洋食メ
ニューA)に使用する食材料の計量を終了する。
【0036】上記のように構成されたカロリースケール
によると、図2に示すように、献立を構成する食材料の
合計カロリー値の大きさに応じた用途、例えば糖尿病患
者の献立、膵臓病患者の献立等ごとに各献立をメモリカ
ード10に記憶しているので、例えば軽度糖尿病患者用
という用途に対応するメモリカード10に記憶されてい
る献立の中から、図9(a)に示すような「朝食メニュ
ー〔オートミール他3品〕」という所望の献立を選択す
ることができる。これによって、料理を摂取する軽度糖
尿病患者に適したカロリー値の献立を極めて簡単に短時
間で選択することができる。
【0037】そして、調理者は、例えば料理を食べる者
の健康度合、体の大きさ、好きな食材料等に応じて許容
される範囲内で食材料の重量を加減することができるの
で、このカロリースケールを利用することができる者の
範囲を拡げることができる。そして、計量しようとする
食材料の重量は、許容重量範囲内であれば良いので、計
量作業を簡単に行うことができる。例えば図7(a)に
示すように、料理であるハンバーグステーキ等の重量の
許容範囲を表示部3に表示しているし、図12に示すよ
うに、ハンバーグステーキに使用される食材料である牛
ミンチ肉等の重量の許容範囲も表示部3に表示してい
る。
【0038】また、複数の献立名、及び各献立を構成す
る夫々の料理名がメモリカード10に記憶されているの
で、献立及び料理を本等で調べる必要がなく手間を掛け
ないでこのカロリースケールを使用して選択することが
できる。そして、この献立の通り料理を作ることによ
り、料理を摂取する者のカロリーの管理を比較的簡単に
行うことができる。
【0039】更に、所望の献立(例えば図7(a)に示
す洋食メニューA)、料理名(例えばハンバーグステー
キ)が決まり、その料理に使用する食材料名(例えば図
13に示す牛ミンチ肉)を選択手段により選択してその
選択した食材料を計量部1で計量することにより、その
計量した重量分の食材料の実カロリー値を自動的に計算
することができる(図15参照)。このように、実カロ
リー値を計算させるために計量部1により計量して得ら
れた食材料の計量値W(例えば牛ミンチ肉の計量値40
8g)を調理者が入力部2を操作して入力する必要がな
く、自動的に食材料の実カロリー値(765kca)が計
算されるので、手間が掛からず入力ミスを防止すること
ができる。
【0040】また、図15に示すように、計量部1によ
り計量された食材料の計量値W(408g)及びその実
カロリー値(765kca)を表示部3に表示することが
できるので、調理者は、その表示された計量値を目で確
認しながら所望の重量の食材料(牛ミンチ肉等)を計量
することができるし、その実カロリー値を見ることによ
ってその計量された食材料の実カロリー値が適切である
か否かを判定することができる。なお、実カロリー値が
適切であるか否かというのは、例えば1つの食材料の実
カロリー値(例えば765kca)が、この献立の総カロ
リー値に対する割合として適切であるか否かということ
である。
【0041】更に、何食分(何人前)の料理を作るかに
よってその食数に応じた重量の食材料が必要であるが、
図13に示すように、食数設定手段により食数(5人
分)を設定すると、その食数分の料理を作るために必要
とする食材料(牛ミンチ肉、・・・)の重さ(400
g、・・・)、許容範囲(400〜450g、・・
・)、目標カロリー値(750〜845kcal 、・・
・)を表示部3により自動的に表示することができるの
で、調理者が所望の食数分の夫々の食材料の重量を計算
して求める必要がなく、従って、その表示を見ることに
よって手間が掛からず間違いなく食材料の重量を計量す
ることができる。そして、所望の食数分の食材料の目標
カロリー値が分かるので、調理者は、目標カロリー値を
基準にして食材料の実カロリー値がそれよりもどの程度
高いか低いかの判定をすることができる。
【0042】そして、例えば図17に示すように、1つ
の料理(ハンバーグステーキ)を作るために計量部1に
より計量して準備した食材料(牛ミンチ肉等)の合計計
量値分(1320g)の合計実カロリー値(1775k
cal )を自動的に算出して表示部3に表示することがで
きるので、その料理(ハンバーグステーキ)を食べたと
きに摂取される合計実カロリー値を簡単に知ることがで
きる。
【0043】ただし、上記実施形態では、図3〜図6の
フローチャートに示す手順で動作する構成のカロリース
ケールとしたが、図3〜図6に示す動作手順以外の手順
によって献立、料理を決定し、その料理に使用する食材
料の重量を計量し、その計量値分の実カロリー値を計算
する構成のカロリースケールとしてもよい。そして、上
記実施形態では、図2に示すように、献立に関する情報
を献立の種類に応じて夫々のメモリカード10に記憶し
たが、これに代えて、これらメモリカード10に記憶さ
れている献立に関する情報をカロリースケールに設けら
れている記憶部に予め記憶しておいてもよい。
【0044】
【発明の効果】第1の発明によると、複数の料理名が記
憶手段に記憶されているので、料理を本等で調べる必要
がなく、しかもその料理の食材料も知ることができて便
利である。そして、所望の料理が決まり、その料理に使
用される食材料名を選択手段により選択してその選択し
た食材料を計量手段で計量することにより、その計量し
た重量分の食材料のカロリー値を自動的に計算すること
ができる。このように、カロリー値を計算させるために
計量手段により計量して得られた食材料の計量値を調理
者等がその都度入力する必要がなく、自動的に食材料の
カロリー値が計算されるので、手間が掛からず入力ミス
を防止することができる。これによって、料理を摂取す
る者の栄養管理(カロリーの管理)を比較的簡単に行う
ことができる。第2の発明によると、計量手段により計
量された食材料の計量値及びそのカロリー値を表示する
ことができるので、調理者等は、その表示された計量値
を目で確認しながら所望の重量分の食材料を計量するこ
とができる。そして、食材料の重量を計量しながらその
計量された重量分のカロリー値を確認することができて
そのカロリー値が適切であるか否かを判定することがで
きる。
【0045】第3の発明によると、食数設定手段により
食数を設定すると、その食数分の料理を作るために必要
とするそれぞれの食材料の重量とその重量分のカロリー
値を表示手段により自動的に表示することができるの
で、調理者等が所望の食数分のそれぞれの食材料の重量
を計算して求める必要がなく、従って、その表示を見る
ことによって手間が掛からず間違いなくそれぞれの食材
料の重量を計量することができる。そして、所望の食数
分のそれぞれの食材料のカロリー値が分かるので、調理
者等は、計算によって自動的に算出された食材料のカロ
リー値を基準にして実際に計量された食材料のカロリー
値がそれよりもどの程度高いか低いかの判定をすること
ができる。第4の発明によると、1つの料理を作るため
に計量手段により計量して準備した食材料の合計計量値
分の合計カロリー値を算出することができるので、その
料理を食べたときに摂取される合計カロリー値を簡単に
知ることができ、料理を摂取する者のカロリーの管理を
極めて簡単に行うことができる。
【0046】第5の発明によると、複数の献立名、及び
各献立を構成するそれぞれの料理名が記憶手段に記憶さ
れているので、献立及び料理を本等で調べる必要がなく
手間を掛けないでこのカロリースケールを使用して選択
することができるという効果がある。そして、この献立
に合わせて料理を作ることにより、料理を摂取する者の
カロリーの管理を比較的簡単に行うことができる。第6
の発明によると、献立名とその献立の料理を作るために
必要な食材料の合計カロリー値を表示手段により表示す
ることができるので、その献立の料理を食べたときに摂
取される合計カロリー値を簡単に知ることができ、料理
を摂取する者のカロリーの管理を極めて簡単に行うこと
ができる。
【0047】第7の発明によると、献立を構成する食材
料の合計カロリー値の大きさに応じた用途ごとに各献立
を記憶しているので、例えば軽度糖尿病患者用という用
途に対応する献立の中から所望の献立を選択することが
できる。これによって、料理を摂取する者に適したカロ
リー値の献立を極めて簡単に短時間で選択することがで
き、カロリーの管理を簡単に行うことができる。第8の
発明によると、調理者は、例えば料理を食べる者の健康
度合、体の大きさ、好きな食材料等に応じて許容される
範囲内で食材料の重量を加減することができるので、こ
のカロリースケールを利用することができる者の範囲を
拡げることができる。そして、計量しようとする食材料
の重量は、許容重量範囲内であれば良いので、計量作業
を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るカロリースケール
を使用して食材料を計量するときの状態を示す外観斜視
図である。
【図2】同実施形態のカロリースケールに使用される献
立に関する情報が記憶されているメモリカードを示す斜
視図である。
【図3】同実施形態のカロリースケールの動作手順を示
すフローチャートである。
【図4】同実施形態のカロリースケールの動作手順を示
すフローチャートである。
【図5】同実施形態のカロリースケールの動作手順を示
すフローチャートである。
【図6】同実施形態のカロリースケールの動作手順を示
すフローチャートである。
【図7】同実施形態のカロリースケールに洋食の献立の
メモリカードを使用したときに表示部に表示される情報
であり、(a)は洋食メニューAに関する料理名等の情
報を示し、(b)は洋食メニューBに関する料理名等の
情報の一部を示してある。
【図8】同実施形態のカロリースケールに和食の献立の
メモリカードを使用したときに表示部に表示される情報
であり、(a)は和食メニューAに関する料理名等の情
報を示し、(b)は和食メニューBに関する料理名等の
情報の一部を示してある。
【図9】同実施形態のカロリースケールに糖尿病患者の
献立のメモリカードを使用したときに表示部に表示され
る情報であり、軽度糖尿病患者用献立Aの朝食メニュー
に関する料理名等の情報を示してある。
【図10】同実施形態のカロリースケールに糖尿病患者
の献立のメモリカードを使用したときに表示部に表示さ
れる情報であり、軽度糖尿病患者用献立Aの昼食メニュ
ーに関する料理名等の情報の一部を示してある。
【図11】同実施形態のカロリースケールに糖尿病患者
の献立のメモリカードを使用したときに表示部に表示さ
れる情報であり、軽度糖尿病患者用献立Aの夕食メニュ
ーに関する料理名等の情報を示してある。
【図12】同実施形態のカロリースケールに洋食の献立
のメモリカードを使用したときに表示部に表示される情
報であり、洋食メニューAにおけるハンバーグステーキ
の食材料名等の情報を示してある。
【図13】図12に示す情報が表示部に表示された状態
で食数を5人分に設定したときに表示部に表示される情
報を示す図である。
【図14】図13に示すハンバーグステーキの食材料で
ある牛ミンチ肉の重量を計量するときに表示される情報
を示す図である。
【図15】図13に示すハンバーグステーキの食材料で
ある牛ミンチ肉の計量値及び実カロリー値等が表示部に
表示されている状態を示す図である。
【図16】図13に示すハンバーグステーキの食材料の
うち牛ミンチ肉の計量値及び実カロリー値等が表示部に
表示されている状態を示す図である。
【図17】図13に示すハンバーグステーキの食材料の
計量が終了し、それら計量済みの食材料の計量値及び実
カロリー値等が表示部に表示されている状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 計量部 2 入力部 3 表示部 4 プリンタ部 10 メモリカード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の料理名、各料理名ごとに各料理を
    作るための食材料名、及び各食材料名ごとの所定重量当
    たりのカロリー値を記憶する記憶手段と、所望の上記料
    理名、及び上記食材料名を選択する選択手段と、この選
    択手段により選択された食材料の重量を計量するための
    計量手段と、この計量手段により計量された食材料の計
    量値分のカロリー値を算出するカロリー値算出手段と、
    を具備することを特徴とするカロリースケール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカロリースケールにお
    いて、上記カロリー値算出手段により算出されたカロリ
    ー値、そのカロリー値が算出された食材料の計量値、そ
    の食材料名、及びその食材料が使用される料理名を表示
    することができる表示手段を具備することを特徴とする
    カロリースケール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカロリースケー
    ルにおいて、上記複数の各料理名ごとに所定の食数分の
    料理に必要とされるそれぞれの食材料の重量とその重量
    分のカロリー値が上記記憶手段に記憶されており、上記
    料理の食数を設定する食数設定手段と、この食数設定手
    段により設定された食数分のそれぞれの食材料の重量と
    その重量分のカロリー値を表示することができる表示手
    段と、を具備することを特徴とするカロリースケール。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、又は3に記載のカロリー
    スケールにおいて、上記各料理名ごとに、上記計量手段
    により計量された上記食材料の合計計量値分の合計カロ
    リー値を算出する手段を具備することを特徴とするカロ
    リースケール。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    カロリースケールにおいて、上記記憶手段は、複数の献
    立名、及び上記献立を構成する上記料理名を上記各献立
    名ごとに記憶しており、上記選択手段により所望の上記
    献立名、上記料理名、及び上記食材料名を選択すること
    ができることを特徴とするカロリースケール。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカロリースケールにお
    いて、上記記憶手段は、上記各献立名ごとに上記献立を
    構成する食材料の合計カロリー値を記憶しており、上記
    表示手段は、上記献立名とその食材料の合計カロリー値
    を表示することができることを特徴とするカロリースケ
    ール。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のカロリースケールにお
    いて、上記記憶手段は、上記献立を構成する食材料の合
    計カロリー値の大きさに応じた用途ごとに各献立を記憶
    しており、上記表示手段は、上記各用途に対応させて上
    記献立名を表示することができることを特徴とするカロ
    リースケール。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    カロリースケールにおいて、上記記憶手段は、上記各料
    理名ごとに上記料理を構成する各食材料の許容重量範囲
    を記憶していることを特徴とするカロリースケール。
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