JP2001012950A - 測定装置及び測定システム - Google Patents

測定装置及び測定システム

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JP2001012950A JP18659899A JP18659899A JP2001012950A JP 2001012950 A JP2001012950 A JP 2001012950A JP 18659899 A JP18659899 A JP 18659899A JP 18659899 A JP18659899 A JP 18659899A JP 2001012950 A JP2001012950 A JP 2001012950A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラーの立て間違いや記録ミス・入力ミスを
防ぐことができ、視準が容易で、ミスを発見し易い測定
装置及び測定システムを提供する。 【解決手段】 測定装置であるコンピューター1は、ス
ケッチ手段と実測形状表示手段と変形手段と誘導手段を
有し、測定システムは、コンピューター1が記憶したス
ケッチに基づいてトータルステーション2を観測ポイン
トの方向に向くように誘導するとともに、トータルステ
ーション2からコンピューター1に観測データを送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、測定装置及び測
定システムに関し、特に観測対象のスケッチ、観測機の
誘導、スケッチの変形を行うことができる測定技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の測定、例えば測量においては、ま
ず、現場周辺を歩き、観測ポイントを選定し、現場全体
を把握した後、現場全体又は最大限現場を見渡せる場所
に観測機として例えばトータルステーション(以下、T
Sと言う。)を設置する。次に、観測ポイントにいるポ
イント担当者の誘導のもと、TS担当者がミラーを視準
して観測し、観測結果をデータコレクタ(野帳)に記録
する。また、ポイント担当者は観測ポイント(以下、単
にポイントとも言う。)に順にミラーを立ててTS担当
者に観測を指示すると共に、現場の属性(道路、電柱、
側溝等)をメモし現場全体のおおよその位置関係をスケ
ッチする。このようにして全てのポイントの観測終了
後、現場で記録された観測データを会社内等のコンピュ
ーターで座標値に計算処理し、自動図化機等を用いて図
面にポイントの位置関係を展開し、現場で得たスケッチ
を基に、展開されたポイントを手作業で結線して、その
結線情報をコンピューターに入力する。そして、グラフ
ィック上で結線された図面に、CAD機能を利用して現
場でメモした属性を決められた形式で表現し、図面を完
成させる。
【0003】また、野帳を用いる代わりにペン・コンピ
ューターを用い、現場で得た観測データを座標化し、そ
の座標をグラフィック画面に表示して表示点を結線し、
現場の形状を確認することもあるが、観測してから初め
て図化されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の測量方法では、予め選定しておいた観測ポイントを間
違えてミラーを立ててしまったり、また、観測ポイント
の視準が難しい、野帳に記録する際に記録ミスをしてし
まう等の問題がある。さらに、コンピューターに入力す
る際にメモの字が汚い、表現があいまい等の理由により
入力ミスが発生し易く、手作業で結線するため結線を間
違え易い。そして、図面完成後、観測結果のミスを発見
する手だてがない。
【0005】また、ペン・コンピューターを用いた場合
も、TS側でペン・コンピューターを操作するため、観
測しようとする現場の属性がその場では分からず、観測
データのミスを直感的に判断することができなかった。
また、観測してから初めて現場の形状が図化されるもの
であるから、観測を円滑に進めることは困難であった。
【0006】この発明は上記の問題を解決するものであ
り、ミラーの立て間違いや記録ミス・入力ミスを防ぐこ
とができ、視準が容易で、ミスを発見し易い測定装置、
例えば測定用コンピューター、測定方法、測定システム
及びその測定装置上で実行されるプログラムを記録した
コンピューター読み取り可能な記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の測定装置は、観
測対象のスケッチを入力し記憶すると共にスケッチ形状
を画面に表示するスケッチ手段と、前記観測対象を実測
して得られた観測データを入力し前記スケッチと対応づ
けて記憶する観測データ記憶手段とを有することを特徴
とする。
【0008】ここで、本発明の測定装置は、前記観測デ
ータより得られた前記観測対象の実測形状を前記スケッ
チ形状と対応づけて表示する実測形状表示手段をさらに
有することが好ましい。
【0009】また、本発明の測定装置は、前記スケッチ
形状を前記実測形状に合うように変形する変形手段をさ
らに有することが好ましい。
【0010】さらに、本発明の測定装置は、前記スケッ
チに基づいて観測機を誘導するための誘導データを計算
し出力する誘導手段をも有することが好ましい。
【0011】本発明の測定システムは、本発明の測定装
置が出力した誘導データを当該測定装置から通信手段を
介して観測機に送信することにより、当該観測機を観測
対象の方向に向くように誘導することを特徴とする。
【0012】また、本発明の測定システムは、観測機か
ら通信手段を介して本発明の測定装置に観測データを送
信することを特徴とする。
【0013】ここで、本発明の測定システムは、本発明
の測定装置が出力した誘導データを当該装置から第1の
通信手段を介して観測機に送信することにより、当該観
測機を観測対象の方向に向くように誘導するとともに、
当該観測機から第2の通信手段を介して当該測定装置に
観測データを送信するものであることが好ましい。
【0014】本発明のコンピューター読み取り可能な記
録媒体は、観測対象のスケッチを入力し記憶すると共に
スケッチ形状を画面に表示するスケッチ手段、及び、該
観測対象を実際に観測して得られた観測データを入力し
当該スケッチと対応づけて記憶する観測データ記憶手段
として、コンピューターを機能させるためのプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0015】ここで、本発明のコンピューター読み取り
可能な記録媒体は、前記観測データより得られた前記観
測対象の実測形状を前記スケッチ形状と対応づけて表示
する実測形状表示手段として、前記コンピューターを機
能させるためのプログラムをさらに記録したものである
ことが好ましい。
【0016】また、本発明のコンピューター読み取り可
能な記録媒体は、前記スケッチ形状を前記実測形状に合
わせて変形する変形手段として、前記コンピューターを
機能させるためのプログラムをさらに記録したものであ
ることが好ましい。
【0017】また、本発明のコンピューター読み取り可
能な記録媒体は、前記スケッチに基づいて観測機を誘導
するための誘導データを計算し出力する誘導手段とし
て、前記コンピューターを機能させるためのプログラム
をさらに記録したものであることが好ましい。
【0018】本発明の測定方法は、観測対象のスケッチ
を入力し記憶するステップと、該記憶されたスケッチ形
状を表示するステップと、該記憶されたスケッチに基づ
いて観測機を誘導するための誘導データを計算し出力す
るステップと、該観測対象を実測して得られた観測デー
タを入力し該スケッチと対応づけて記憶するステップ
と、該観測データより得られた観測対象の実測形状を該
スケッチ形状と対応づけて表示するステップと、該スケ
ッチ形状を該実測形状に合うように変形するステップと
を有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0020】図1は一実施形態に係る本発明の測定装置
の概略図である。本実施形態では、測定装置として、ノ
ート・パソコン又はペン・コンピューター等のペン入力
可能なコンピューターを用い、そのコンピューター(以
下、PCと言う。)に本発明(本実施形態では請求項1
1記載)のコンピューター読み取り可能な記録媒体から
プログラムをインストールすることによって本発明(本
実施形態では請求項4記載)の測定装置として機能させ
る。すなわち、PC1は、各観測ポイントについて、ポ
イント番号・ポイント名・画面上の座標値・観測データ
・実測による座標値等を記憶できるとともに、各観測ポ
イントを観測する際用いられた観測機の設置ポイント及
び後視ポイントのポイント番号及びその座標値等を記憶
できるように構成される。また、PC1はどのポイント
とポイントが結線されたか等の結線情報も記憶できるよ
うに構成される。さらに、PC1は、スケッチ形状の表
示・変形及び誘導データの算出ができるように構成され
る。その他、PC1は属性等必要なデータを記憶等でき
るように構成される。
【0021】図2は一実施形態に係る本発明(本実施形
態では請求項7記載)の測定システムの概略図である。
図2に示すように、本実施形態は、観測機としてTS2
を用い、誘導データを送信する第1の通信手段及び観測
データを送信する第2の通信手段として、無線機3を用
いる。すなわち、本実施形態は、PC1と無線機3の一
方をケーブル4でつなぎ、TS2と無線機3の他方を他
のケーブル4でつなぐことにより、PC1からTS2に
誘導データを送信し、TS2からPC1に観測データを
送信することができるように構成される。また、TS2
は、サーボ・モーターを備えることにより、PC1から
受け取った誘導データによって観測機の水平角度を変え
るように構成される。なお、図2の実施形態では、ポイ
ント側にPC1を設けているが、TS2側にPC1を設
け、TS2とPC1をケーブルでつなぐことにより、P
C1からTS2に誘導データを送信し、TS2からPC
1に観測データを送信する構成としてもよい。
【0022】本実施形態では、以上のように構成された
測定装置及び測定システムを用いて、次の手順により測
定する。また、図14にPC1の動作の全体の流れの一
例をフローチャートで示す。この図14のフローチャー
トは、最初にスケッチを行い、次に、すべての測定が終
了するまで(例えばPC1に機械設置・後視設定・誘導
・測定以外のメニューボタンが入力されるまで)、誘導
及び観測データ記憶を繰り返し、すべての測定が終了す
ると(例えばPC1に機械設置・後視設定・誘導・測定
以外のメニューボタンが入力されると)、実測形状を一
度に表示し、その後スケッチ形状を一度に変形する場合
を示す。
【0023】スケッチ ポイント担当者及びTS担当者(以下、単に担当者とも
言う。)は現場周辺を歩き、観測ポイントを選定し、お
およその現場形状をPC1にスケッチする。このとき、
担当者が観測ポイントに従って歩きながらスケッチを作
成する場合や、担当者が現場全体を見渡せる場所にとど
まってスケッチを作成する場合などがある。このスケッ
チ手段の詳細を以下に述べる。
【0024】まず、図4に示すように、担当者は、メニ
ューの点作成ボタン12をタッチするとともに、PC1
の画面上において観測ポイントのおおよその位置をペン
11でタッチすることにより点作成を指示する。また、
担当者は、現場全体又は最大限現場を見渡せる場所をT
S2の設置ポイントとし、メニューの点作成ボタン12
をタッチするとともにそのTS設置ポイントの画面上の
おおよその位置をペン11でタッチして、点作成を行
う。同様にして、水平角度0の基準方向を定めるための
後視ポイントの点作成を行う。TS設置ポイント及び後
視ポイントはいずれかの観測ポイントと同じ位置でもよ
い。なお、TS設置ポイント及び後視ポイントは、スケ
ッチの際に設定しなくても、誘導の前に設定すればよ
い。PC1はタッチされた位置にポイントのマーク(例
えば●)を表示する。また、PC1は点作成順にポイン
ト番号を発生させ、画面に表示するとともに、画面上の
座標値と対応づけて記憶する。さらに、担当者は観測ポ
イントごとにポイント名を入力する。PC1は、ポイン
ト名をポイント番号と対応づけて記憶する。
【0025】次に、担当者は、図5に示すように、メニ
ューの結線ボタン13をタッチするとともにポイントの
2点をタッチして結線を指示する。PC1は結線を表示
すると共に、どのポイントとポイントが結ばれたか等の
結線情報を記憶する。なお、PC1は、あるポイント・
マークの近傍がタッチされても、そのポイントが選択さ
れたと判断する。すなわち、PC1は、各ポイント・マ
ークを中心とした所定の半径を有するエリア内をタッチ
された場合には、そのポイントが選択されたものと判断
する。
【0026】さらに、担当者は、図3に示すように線分
・自由曲線等を用いて現場の属性を入力する。PC1
は、入力された属性の位置・形状等を記憶し、入力され
た通りに画面上に表示する。
【0027】このスケッチ手段としてPC1を機能させ
るためのプログラムのフローチャートの一例を図15に
示す。このプログラムは、PC1に入力されたメニュー
ボタンが点作成・結線等のスケッチ用メニューボタンで
あれば、入力された点等がスケッチであると判断し、入
力された点等についてメニューボタンに応じた処理・表
示をする。例えば、点作成のメニューボタンが入力され
れば、図20のフローチャートに示すように、次いで入
力された点についてポイント番号を発生させ、そのポイ
ント番号に対応づけて入力された点の画面上の座標値を
記憶等するとともに画面上にポイント・マーク及びポイ
ント番号を表示する点作成処理を次のメニューボタンが
入力されるまで行う。
【0028】スケッチ作成後、ポイント担当者は、スケ
ッチを基にポイントに測定順にミラーを立てる。また、
ポイント担当者は、必要なポイントを追加したときは、
スケッチを修正する。このときPC1は、ポイント番号
を追加し、そのポイントの画面上の座標値を記憶等す
る。
【0029】このスケッチ手段により、観測前に観測対
象が図化されるので、これを基に観測を円滑に行うこと
ができる。例えば、このスケッチを基にミラーを立てる
ことにより、観測ポイントを間違えてミラーを立ててし
まうことがなくなる。また、後で会社内のコンピュータ
ーに観測データを転送しグラフィック上で結線する際、
PC1に記憶されている結線情報を利用できるので、結
線ミスがなくなる。
【0030】誘導 担当者は、観測しようとするポイントにミラーを立てた
後、誘導を指示する。この誘導手段の詳細を以下に述べ
る。
【0031】まず、誘導に先立って、TS担当者はTS
2を設置ポイントに設置すると共に、後視ポイントを向
くようにTS2の向きを調整しておく。そして、担当者
は、図6に示すように、メニューの機械設置ボタン14
をタッチするとともに、PC1の画面上のTS設置ポイ
ントのマーク(図6ではポイント番号6の●)をタッチ
して、PC1にTS2の設置ポイントを教える。また、
担当者は、図7に示すように、メニューの後視設定ボタ
ン15をタッチするとともに、後視ポイントのマーク
(図7ではポイント番号5の●)をタッチして、PC1
に後視ポイントを教える。PC1は、TS設置ポイント
から後視ポイントに向かう方向を水平角度0の基準方向
として記憶する。次に、ポイント担当者が、図8に示す
ように、メニューの誘導ボタン16をタッチするととも
に、観測しようとするポイントのマーク(図8ではポイ
ント番号3の●)をタッチすると、PC1は、観測しよ
うとするポイントの画面上の座標値に基づいて基準方向
からのTS2の振り角を計算し、これを誘導データとし
て無線機3を通じてTS2に送信する。誘導データを受
け取ったTS2はサーボ・モーターを駆動させて、ミラ
ーの方向を向く。なお、TS2側にPC1を設けてケー
ブルでつないでいる実施形態では、PC1はケーブルを
通じてTS2に誘導データを送信する。
【0032】この誘導手段としてPC1を機能させるた
めのプログラムのフローチャートの一例を図16に示
す。このプログラムは、PC1に入力されたメニューボ
タンが誘導である場合には、次いで入力された観測ポイ
ントの画面上の座標値に基づいて、誘導データとして基
準方向からの振り角を計算してTS2に送信し、機械設
置又は後視設定である場合には基準方向設定であると判
断して、次いで入力されたTS2の設置ポイント又は後
視ポイントの画面上の座標値に基づいて基準方向を設定
する。そしてPC1は、次のメニューボタンの入力を受
け取るこの誘導手段により、TS2がおおよそミラーの
方向に誘導されるので、ミラーの視準が容易となる。
【0033】観測データの送信と記憶 TS担当者は、ポイント担当者との間で測定するポイン
トをポイント番号・ポイント名等により確認した後、T
S2がミラーを正しく視準するように手動で水平角度を
微調整するとともに鉛直角度を調整し、ポイントを観測
する。なお、上述の誘導手段を有していない実施の形態
では、例えば手動で水平角度・鉛直角度を調整し、ポイ
ントを観測する。
【0034】観測後、担当者がメニューの測定ボタン1
7(図9参照)をタッチすると、PC1は無線機3を用
いてTS2に観測データの送信を依頼し、TS2は水平
角・鉛直角・光波距離により測定した距離等の観測デー
タを無線機3を用いてPC1に送信する。
【0035】なお、観測データが送信されない実施形態
では、例えば、TS担当者側にPC1があるときは、T
S担当者が直接PC1に観測データを入力し、ポイント
担当者側にPC1があるときは、TS担当者が無線機等
を用いて音声でポイント担当者に観測結果を伝えるなど
の手段により、観測データをPC1に入力する。
【0036】PC1は受け取った観測データをスケッチ
上の点のポイント番号に対応づけて記憶し、図9に示す
ように必要に応じて画面に表示する。
【0037】この観測データ記憶手段としてPC1を機
能させるためのプログラムのフローチャートの一例を図
17に示す。このプログラムは、PC1に入力されたメ
ニューボタンが測定であれば、観測データの送信を依頼
する信号をTS2に送信し、TS2から受け取った観測
データをポイント番号に対応づけて記憶する。そして、
PC1は、観測データの表示が必要であれば、観測デー
タを画面上に表示し、次のメニューボタンの入力を受け
取る。
【0038】この観測データ記憶手段により、後で会社
内のコンピューターに転送する際に入力ミスがなくな
る。また、自動的にポイントと観測データが対応づけら
れて記憶されるので、記録ミスがなくなる。さらにポイ
ント担当者がPC1を持ち、現場の属性をその場で確認
しつつ、観測データを画面に表示して属性と照らし合わ
せることにより、観測ミスを直感的に発見することがで
きる。
【0039】実測形状表示 PC1の画面上に実測形状をスケッチ形状と対応づけて
表示する実測形状表示手段については、すべての測定終
了後一度に表示する手段と、測定毎に逐次表示していく
手段の2通りがある。
【0040】すべての測定終了後一度に表示する手段で
は、全観測データが揃ったら、担当者はメニューの表示
ボタンをタッチし、PC1は実測形状をスケッチ形状と
対応づけて表示する。この実測形状表示手段の一例を以
下に示す。
【0041】まず、PC1は、スケッチ形状と実測形状
を重ねるポイントとして、例えばスケッチ上で画面原点
に最も近いポイントを選び、そのポイントのスケッチに
よる座標値と実測による座標値を同一化した上で、観測
データから他のポイントの実測による座標値を計算す
る。そして、実測による座標値を用いて画面上に各ポイ
ントを表示する。このときPC1は、例えばTS設置ポ
イントから最初の観測ポイントまでの画面上の距離と実
測による距離の比により縮尺を計算する。そして、結線
情報を用いて各ポイントを例えば破線で結線し、実測形
状を表示する。この様子を図10、図11に示す。図1
0(a)は実際の現場の形状を表し、図10(b)はP
C1の画面上のスケッチ形状を表す。PC1は、画面原
点の所定のエリア内にあるポイント1を画面原点と一致
しているものとみなして、重ねるポイントとして選び、
実測形状においてもポイント1の座標値をX=0.0
0,Y=0.00とした上で、図11(a)に示すよう
に他のポイントを観測データに基づき座標化する。そし
て、図11(b)に示すように実測形状とスケッチ形状
を重ねて表示する。
【0042】この実測形状表示手段としてPC1を機能
させるためのプログラムのフローチャートの一例を図1
8に示す。このプログラムは、PC1に入力されたメニ
ューボタンが表示であれば、各ポイントの実測による座
標値を上記のように計算し、実測形状を表示する。
【0043】また、測定毎に逐次表示していく手段で
は、PC1は、測定毎に、すなわち観測データを得る度
に、自動的に実測によるポイントを表示し結線してい
く。この実測形状表示手段の一例を以下に示す。
【0044】まず、PC1は、スケッチ形状と実測形状
を重ねるポイントとして例えば最初の観測ポイントを選
び、そのポイントのスケッチによる座標値と実測による
座標値を同一化して、最初の観測ポイントを表示する。
そして、PC1は、観測データが得られる度に、そのポ
イントの実測による座標値を計算し、その座標値を用い
て画面上にそのポイントを表示する。このときPC1
は、例えばTS設置ポイントから最初の観測ポイントま
での画面上の距離と実測による距離の比により縮尺を計
算する。そして、PC1は結線情報を参照して、表示し
たポイントが前に表示したいずれかのポイントと結線さ
れている場合は、それらのポイントを例えば破線で結線
する。同様にして、PC1は、観測データが得られる度
に実測形状を逐次表示する。
【0045】担当者は実測形状とスケッチと比較し、ミ
スがあれば再測し、再度実測形状を表示する。
【0046】この実測形状表示手段により、観測データ
のミスを直感的に判断でき、現場ですぐに再測し修正す
ることができる。
【0047】変形 さらに、実測形状をスケッチ形状に合わせて変形する変
形手段についても、実測形状表示手段に対応して、すべ
ての測定終了後一度に変形する手段と、測定毎に逐次変
形していく手段の2通りがある。
【0048】すべての測定終了後一度に変形する手段で
は、担当者がメニューの変形ボタンをタッチすると、ス
ケッチ形状が実測形状に合うように変形する。この様子
を図12、図13に示す。すなわち、PC1は、図12
(a)の円内に示すように現地形状とスケッチ形状がず
れている部分について、図12(b)の矢印に示すよう
に実線交点を破線交点の位置まで移動すると共に結線を
伸縮し、スケッチ形状を変形する。その結果、図13
(a)に示すようなスケッチ形状が、図13(b)に示
すような実測形状に置き換わる。
【0049】この変形手段としてPC1を機能させるプ
ログラムのフローチャートの一例を図19に示す。この
プログラムは、PC1に入力されたメニューボタンが変
形であれば、各ポイントの座標値と結線を実測形状に合
うように変換し、変形後の形状を表示する。
【0050】また、測定毎に逐次変形していく手段で
は、PC1は、測定毎に逐次実測形状を表示するととも
に、測定毎に自動的に、スケッチ上のポイントを実測に
よる座標値で表示されたポイントまで移動し、結線を伸
縮する。
【0051】この変形手段により、観測結果をリアルに
見ることができ、観測ミスを現場における観測の段階で
発見することができる。また、図面完成後、変形後の形
状を図面と比べることにより、観測結果のミスを発見す
る手だてとなる。
【0052】図面の完成 観測後、現場で記録された観測データをPC1から会社
内等のコンピューターに転送してグラフィック上で結線
し、また、現場の属性が決められた形式で表現されてい
るか確認し、誤りがあればCAD機能を用いて修正し、
自動図化機等を用いて図面を完成させる。
【0053】このとき、本発明によれば、メモの字が汚
い、表現があいまい等の理由によるコンピューターへの
入力ミスが発生することがなくなり、また、結線情報が
既にでき上がっているので結線ミスをすることもない。
【0054】なお、本実施形態においては、観測機とし
てトータルステーションを用いたが、観測データがデジ
タルで得られる観測機であればよく、トータルステーシ
ョンに限るものではない。また、本発明は、例えば観測
機としてレベル(電子水準儀)を用いることにより、立
体的な形状の観測にも適用できる。
【0055】
【発明の効果】(1)請求項1記載の測定装置によれ
ば、観測前に観測対象が図化されるので、これを基に観
測を円滑に行うことができる。例えば、このスケッチを
基にミラーを立てることにより、観測ポイントを間違え
てミラーを立ててしまうことがなくなる。また、後で会
社内のコンピューターに観測データを転送しグラフィッ
ク上で結線する際、PC1に記憶されている結線情報を
利用できるので、結線ミスがなくなる。
【0056】(2)請求項2記載の測定装置によれば、
上記(1)の効果に加えて、観測データのミスを直感的
に判断でき、現場ですぐに再測し修正することができ
る。
【0057】(3)請求項3記載の測定装置によれば、
上記(2)の効果に加えて、観測結果をよりリアルに見
ることができるので、観測ミスを現場における観測の段
階で発見することができるとともに、図面完成後、観測
結果のミスを発見する手だてとなる。
【0058】(4)請求項4記載の測定装置及び請求項
5記載の測定システムによれば、上記(1)、(2)又
は(3)の効果に加えて、ミラーの視準が容易となる。
【0059】(5)請求項6記載の測定システムによれ
ば、上記(1)、(2)又は(3)の効果に加えて、ポ
イントと観測データの対応づけのミスや記録ミスがなく
なる。また、ポイント担当者が測定装置を持ち、現場の
属性をその場で確認しつつ、観測データを画面に表示し
て属性と照らし合わせることにより、観測ミスを直感的
に発見することができる。
【0060】(6)請求項7記載の測定システムによれ
ば、上記(4)及び(5)の両方の効果が得られる。
【0061】(7)請求項8、9、10、又は11記載
のコンピューター読み取り可能な記録媒体によれば、一
般のコンピューターにこれらの記録媒体からプログラム
をインストールすることによって、簡単にそのコンピュ
ーターを本発明の測定装置として用いることができる。
【0062】(8)請求項12記載の測定方法によれ
ば、上記(1)、(2)、(3)及び(4)の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る測定装置の概略図である。
【図2】一実施形態に係る測定システムの概略図であ
る。
【図3】スケッチの例である。
【図4】一実施形態に係る測定装置の画面上で点を作成
する場合の手順を説明するための図である。
【図5】一実施形態に係る測定装置の画面上で結線する
場合の手順を説明するための図である。
【図6】一実施形態に係る測定装置の画面上でトータル
ステーションの設置ポイントを設定する場合の手順を説
明するための図である。
【図7】一実施形態に係る測定装置の画面上で後視ポイ
ントを設定する場合の手順を説明するための図である。
【図8】一実施形態に係る測定装置の画面上でトータル
ステーションを誘導する場合の手順を説明するための図
である。
【図9】一実施形態に係る測定装置の画面上で観測デー
タを表示する場合の手順を説明するための図である。
【図10】(a)は現地形状の例であり、(b)はスケ
ッチ形状の例である。
【図11】(a)は現地形状の座標値の例であり、
(b)は実測形状をスケッチ形状に重ねて表示した例で
ある。
【図12】(a)の円内はスケッチ形状と実測形状がず
れている部分の例であり、(b)はその部分を拡大した
ものであり、変形の手順を説明するための図である。
【図13】(a)は一実施形態に係る測定装置の変形前
の画面の例であり、(b)は変形後の画面の例である。
【図14】PC1の動作の全体の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図15】スケッチ手段としてPC1を機能させるプロ
グラムのフローチャートの一例である。
【図16】誘導手段としてPC1を機能させるプログラ
ムのフローチャートの一例である。
【図17】観測データ記憶手段としてPC1を機能させ
るプログラムのフローチャートの一例である。
【図18】実測形状表示手段としてPC1を機能させる
プログラムのフローチャートの一例である。
【図19】変形手段としてPC1を機能させるプログラ
ムのフローチャートの一例である。
【図20】点作成処理におけるフローチャートの一例で
ある。
【符号の説明】
1…コンピューター 2…トータルステーション 3…無線機 4…ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B087 AA00 AE07 BC12 BC13 BC16 BC26 BC32 DD09 DD16 DD17 DE00 DJ01 5K067 AA33 BB28 EE02 EE12 FF02 FF23 HH22 HH23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測対象のスケッチを入力し記憶すると
    共にスケッチ形状を画面に表示するスケッチ手段と、該
    観測対象を実測して得られた観測データを入力し該スケ
    ッチと対応づけて記憶する観測データ記憶手段とを有す
    ることを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 前記観測データより得られた前記観測対
    象の実測形状を前記スケッチ形状と対応づけて表示する
    実測形状表示手段をさらに有することを特徴とする請求
    項1記載の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記スケッチ形状を前記実測形状に合う
    ように変形する変形手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項2記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記スケッチに基づいて観測機を誘導す
    るための誘導データを計算し出力する誘導手段をさらに
    有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の測定
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の測定装置が出力した誘導
    データを該装置から通信手段を介して前記観測機に送信
    することにより、該観測機を観測対象の方向に向くよう
    に誘導することを特徴とする測定システム。
  6. 【請求項6】 観測機から通信手段を介して請求項1、
    2、3又は4記載の測定装置に観測データを送信するこ
    とを特徴とする測定システム。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の測定装置が出力した誘導
    データを該装置から第1の通信手段を介して前記観測機
    に送信することにより、該観測機を観測対象の方向に向
    くように誘導するとともに、該観測機から第2の通信手
    段を介して該装置に観測データを送信することを特徴と
    する測定システム。
  8. 【請求項8】 観測対象のスケッチを入力し記憶すると
    共にスケッチ形状を画面に表示するスケッチ手段、及
    び、該観測対象を実測して得られた観測データを入力し
    該スケッチと対応づけて記憶する観測データ記憶手段と
    して、コンピューターを機能させるためのプログラムを
    記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記観測データより得られた前記観測対
    象の実測形状を前記スケッチ形状と対応づけて表示する
    実測形状表示手段として、前記コンピューターを機能さ
    せるためのプログラムをさらに記録した請求項8記載の
    コンピューター読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記スケッチ形状を前記実測形状に合
    うように変形する変形手段として、前記コンピューター
    を機能させるためのプログラムをさらに記録した請求項
    9記載のコンピューター読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記スケッチに基づいて観測機を誘導
    するための誘導データを計算し出力する誘導手段とし
    て、前記コンピューターを機能させるためのプログラム
    をさらに記録した請求項8、9又は10記載のコンピュ
    ーター読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 観測対象のスケッチを入力し記憶する
    ステップと、該記憶されたスケッチ形状を表示するステ
    ップと、該記憶されたスケッチに基づいて観測機を誘導
    するための誘導データを計算し出力するステップと、該
    観測対象を実測して得られた観測データを入力し該スケ
    ッチと対応づけて記憶するステップと、該観測データよ
    り得られた観測対象の実測形状を該スケッチ形状と対応
    づけて表示するステップと、該スケッチ形状を該実測形
    状に合うように変形するステップとを有することを特徴
    とする測定方法。
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