JP2001012790A - 天井埋込形空気調和機の表示装置 - Google Patents

天井埋込形空気調和機の表示装置

Info

Publication number
JP2001012790A
JP2001012790A JP11185417A JP18541799A JP2001012790A JP 2001012790 A JP2001012790 A JP 2001012790A JP 11185417 A JP11185417 A JP 11185417A JP 18541799 A JP18541799 A JP 18541799A JP 2001012790 A JP2001012790 A JP 2001012790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
display
air conditioner
outlet
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11185417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4379954B2 (ja
Inventor
Hideyuki Ogata
英行 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP18541799A priority Critical patent/JP4379954B2/ja
Publication of JP2001012790A publication Critical patent/JP2001012790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4379954B2 publication Critical patent/JP4379954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの吹出口を備えた2方向天井カセット形
エアコンにおいて、吹出口の一方または両方の側どちら
が動作しているか、それぞれを明確に区別認識する手段
がないため、使用する際には常に認識していなければな
らないといった問題があった。 【解決手段】 1はユニット筐体、2は化粧パネル、3
は空調空間の空気を吸い込む吸込口、4a、4bは吸い
込んだ空気を吹き出す吹出口で化粧パネル2の奥行き方
向において対称に位置している。5a、5bはユニット
筐体1または化粧パネル2に取り付けられた上下風向フ
ラップ、7a、7bは左右ベーンで、それぞれ吹出口4
a、4bに位置している。8はユニット筐体1または化
粧パネル2に位置する表示装置で、第1ゾーン表示ラン
プ8d、第2ゾーン表示ランプ8eを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天井埋込形空気
調和機の室内機の表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は従来の2方向天井カセット形エ
アコンの斜視図である。図16はそのエアコンの運転表
示部である。図において、1は室内ユニット筐体、2は
化粧パネル、3は吸込口、4aおよび4bは前記ユニッ
ト筐体1および化粧パネル2の奥行き方向において対称
に位置する第1の吹出口および第2の吹出口、5aおよ
び5bはそれぞれ第1、第2の吹出口4a、4bに位置
する第1の上下風向フラップおよび第2の上下風向フラ
ップ、6は化粧パネル2の幅方向において概中央かつ奥
行き方向において第1の吹出口4a側に位置する表示装
置である。8はこの表示装置の表示部で、除湿ランプ8
a、運転ランプ8b、タイマーランプ8cをそなえてい
る。
【0003】次に動作について説明する。吸込口3より
吸い込まれた空調空間の空気は、ユニット筐体1内の送
風機(図示せず)による送風作用で熱交換器(図示せ
ず)で熱交換された後、化粧パネル2の第1の吹出口お
よび第2の吹出口4a、4bより吹き出される際に、第
1、第2の上下風向フラップ5a、5b、または第1第
2の左右ベーン(図示せず)によって風向を偏向され、
エアコンの運転状態は表示装置6により表示される。表
示部8は通常運転中は運転ランプ8b点灯、除湿運転中
は除湿ランプ8a点灯、タイマー予約中はタイマーラン
プ8c点灯、暖房予熱中、暖房霜取り中または暖房自動
運転開始時は運転ランプ8b点滅、故障発生時はタイマ
ーランプ8c点滅といった表示を行い、ユニットの運転
状態について使用者に知らせることを目的としたもので
ある。
【0004】また、この他に車両用空気調和装置の表示
手段として、複数個の吹出口のそれぞれに吐出風量を表
示する手段を設け、風量変化を表示する技術が特開平5
−58149号公報に開示されている。
【0005】また、2個のゾーン別のランプ表示方式で
はないが、それぞれ個別吹出口の風量変化を表示してい
る技術が、特開昭64−22619号公報に開示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の天井埋込形空気
調和機の表示装置は、2つの吹出口を備えた2方向天井
カセット形エアコンという機種特徴から、部屋中央部の
天井に設置される場合が多く、吹出口のどちらか一方ま
たは両方の側に使用者が存在することが多いなかで、使
用者に2つの吹出口とそこに位置する上下風向フラッ
プ、または左右ベーンについてそれぞれを明確に区別認
識する手段がないため、使用する際には使用者が常に認
識していなければならないといった問題があった。
【0007】また、一方の吹出口より吹き出される風
量、風向の設定をリモコンにて行う場合に、リモコンに
は上下風向フラップまたは左右ベーン個別にリモコンボ
タンはあるが本体に表示がないため、使用者はどちらの
吹出口に関する風量、風向の設定を行っているかが明確
に認識できず、本体付近にて風量、上下風向フラップま
たは左右ベーンの動作を一つ一つ確認しながらリモコン
操作をしなければならないといった問題があった。
【0008】さらに、2つの吹出口から吹き出される風
量の比率を変更した運転をする場合に、リモコンには風
量大となる吹出口を指定するボタンはあるが本体に表示
がないため、使用者はどちらの吹出口に関する風量を大
または小とする設定を行っているかが明確に認識出来
ず、本体付近にて風量比率を体感または聴感にて確認し
ながらリモコン操作をしなければならず、またその比率
が小さい場合には容易に区別出来ない場合がある、また
比率を変更した運転中であることをエアコン本体では確
認出来ないといった問題があった。
【0009】さらにまた、2つの吹出口から吹き出され
る風量の比率の等しい運転をする場合に、そのような運
転中であることをエアコン本体側では確認出来ないとい
った問題があった。
【0010】また、故障が発生した場合には、どちらの
吹出口側に対応する部品に関するものであるかを、容易
にかつ明確に特定することが出来ないといった問題があ
った。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、複数の吹出口について特に常時
区別認識しておく必要がなく、風量、風向の設定や風量
比率大小の吹出口設定および風量比有/無運転中の認識
が容易に出来るとともに、故障発生時には故障個所を容
易にかつ明確に特定出来る天井埋込形空気調和機の表示
装置を得ることを目的とする。
【0012】また、室内中央天井に設置されたエアコン
の運転状態を、室内のどの位置に居ても使用者の希望す
る運転で管理できることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る天井埋込
形空気調和機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を
通過した空気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えると
ともに、熱交換器に室内空気を循環させるための複数の
送風機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラッ
プまたは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機にお
いて、各吹出口を表示する表示ランプを備えたものであ
る。
【0014】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、吹出口より吹き出される風量、風向等の設定をする
場合に、設定をしている側の吹出口を表示する表示ラン
プを備えたものである。
【0015】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、複数の吹出口より吹き出される風量、風向等の設定
を同時にする場合に、設定している吹出口を点灯または
消灯して表示する表示ランプを備えたものである。
【0016】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、複数の吹出口から吹き出される風量の比率を変更し
た運転をする場合には、風量大または風量小となる吹出
口を表示する表示ランプを備えたものである。
【0017】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、複数の吹出口から吹き出される風量の比率の等しい
運転をする場合には、すべての吹出口を点灯または消灯
して表示する表示ランプを備えたものである。
【0018】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、故障発生時にはどの吹出口側に対応している部品に
関する故障であるかを表示する表示ランプを備えたもの
である。
【0019】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温との温度差に応じて運
転状態を表示する表示ランプを近傍に設置したものであ
る。
【0020】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温について表示する表示
ランプを近傍に設置したものである。
【0021】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、故障発生内容を表示する表示ランプを
近傍に設置したものである。
【0022】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温との温度差に応じた運
転状態表示と故障発生内容の表示を兼用して表示をする
表示ランプを近傍に設置したものである。
【0023】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温、故障発生内容の表示
を兼用して表示をする表示ランプを近傍に設置したもの
である。
【0024】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、吹出口を表示する表示ランプは他の表
示ランプと別の色、または形状としたものである。
【0025】また、この発明に係る天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の送風機、ま
たは各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは左
右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、設定
温度と室温、故障発生内容および吹出口を文字化や記号
化して表示するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1による天井埋込形空気調和機の表示装置に
ついて説明する。図1はこの発明の実施の形態1による
天井埋込形空気調和機の表示装置の断面図、図2は化粧
パネルの正面図、図3は要部を示す表示装置である。図
において、1は室内ユニット筐体、2は化粧パネル、3
は空調空間の空気を吸い込む吸込口、4aおよび4bは
前記ユニット筐体1および化粧パネル2の奥行き方向に
おいて対称に位置する第1の吹出口および第2の吹出
口、5aおよび5bはそれぞれ前記第1、第2の吹出口
4a、4bに位置する第1、第2の上下風向フラップ、
7a、7bは第1、第2の左右ベーンで、前記第1、第
2の吹出口4aおよび4bの第1、第2の上下風向フラ
ップ5a、5b内側に位置している。これら第1、第2
の上下風向フラップ5a、5b及び第1、第2の左右ベ
ーン7a、7bは使用者の要求に基づくリモコン(図示
せず)からの指令により、第1、第2の吹出口4a、4
bから吹き出される風の方向を同時にまたは個別に設
定、変更することが出来る。8は化粧パネル2の長さ方
向一方隅部に位置する表示部で、第1ゾーン表示ランプ
8d、第2ゾーン表示ランプ8eからなっている。表示
部8はユニット筐体1に取付けられても良い。また、前
記第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8
eは故障発生時には第1、第2の吹出口4a、4bのど
ちらの側に関するものかを表示する機能も兼ね備えてい
る。9a、9bは天井埋込形空気調和機の筐体1内に逆
Vに配置した第1、打2の熱交換器、10a、10bは
この第1、第2の熱交換器の第1、第2の吹出口4a、
4b側に配置した送風作用を行う貫流送風機で、使用者
の要求に基づくリモコン(図示せず)からの指令によ
り、第1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される風
量の比率を同一、または変更した運転をそれぞれの回転
数を調整する機能を有する。
【0027】次にこの発明の実施の形態1である天井埋
込形空気調和機の表示装置の動作を図2、図3、図4、
図5、図6、図7及び図8により説明する。まず、第
1、第2の貫流送風機10a、10bが回転し、その送
風作用により吸込口3から吸い込まれた空調空間の空気
は第1、第2の熱交換器9a、9bを通過して熱交換さ
れ、第1、第2の吹出口4a、4bへと流れ第1、第2
の上下風向フラップ5a、5b、第1、第2の左右ベー
ン7a、7bにより偏向されて再度空調空間へと吹き出
される。ここで2つの第1、第2の吹出口4a、4bを
備えた2方向天井埋込形空気調和機という機種特徴から
部屋概中央の天井に設置される場合が多く、第1、第2
の吹出口4a、4bのどちらか一方または両方の側に使
用者が存在することが多いなかで、空調機の使用者に2
つの第1、第2の吹出口4a、4bと、そこに位置する
第1、第2の上下風向フラップ5a、5b、第1、第2
の左右ベーン7a、7bについてそれぞれを明確に区別
認識させる必要がある。
【0028】そのため、第1、第2の2つの吹出口4
a、4bに関する表示をリモコン(図示せず)だけでな
く表示部7の第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表
示ランプ8eにより行うことで、使用者は常に第1、第
2の吹出口4a、4bと第1、第2の上下風向フラップ
5a、5bまたは第1、第2の左右ベーン7a、7bが
それぞれどちらに位置しているものか、操作しているリ
モコンのボタンと第1、第2の吹出口4a、4bの関係
を認識していなくても表示部8により容易にかつ明確に
認識することができる。
【0029】そして、リモコン(図示せず)からの指令
により、第1の吹出口4aより吹き出される風量を送風
機10aの回転数により設定、変更している場合や、第
1の吹出口4aより吹き出される風の方向を第1の上下
風向フラップ5a、または第1の左右ベーン7aの角度
により設定、変更している場合には、図4に示すように
第1ゾーン表示ランプ8dが点灯することで、使用者は
エアコン本体付近で動作を確認しながらリモコン操作を
しなくても容易に認識することが出来る。同様に第2の
吹出口4bより吹き出される風量、第2の上下風向フラ
ップ5b、または第2の左右ベーン7bの角度を設定、
変更している場合には、図5に示すように第2ゾーン表
示ランプ8eが点灯することで動作している側の吹出口
4を容易に認識することが出来る効果を得る。
【0030】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bより吹き出される
風量を第1、第2の貫流送風機10a、10bの回転数
により同時に設定、変更している場合や、第1、第2の
吹出口4a、4bより吹き出される風の方向を第1、第
2の上下風向フラップ5a、5bまたは第1、第2の左
右ベーン7a、7bの角度により同時に設定、変更して
いる場合には、図3に示すように第1ゾーン表示ランプ
8d、第2ゾーン表示ランプ8eがどちらも消灯、また
は図6に示すように第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾ
ーン表示ランプ8eがどちらも点灯することで使用者は
容易に認識することが出来る。このように第1、第2の
貫流送風機10a、10bによる風量や第1、第2の上
下風向フラップ5a、5bや第1、第2の左右ベーン7
a、7bを同様に制御するときは第1ゾーン表示ランプ
8d、第2ゾーン表示ランプ8eは同様な表示を行うも
のとし、例えば第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン
表示ランプ8e両方のランプが点滅表示をしても良い。
【0031】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1の吹出口4aより吹き出される風量を第2の
吹出口4bより吹き出される風量より大となるような運
転を第1、第2の貫流送風機10a、10bの回転数設
定により行っている場合には、図4に示すように第1ゾ
ーン表示ランプ8dが点灯することで、使用者はエアコ
ン本体付近で風量比を感覚、聴感等で確認しながらリモ
コン操作をしなくても容易に、または風量比が感覚、聴
感等で確認するのが困難な風量比が小さい場合でも、容
易に認識することが出来る。加えて第1、第2の吹出口
4a、4bからの風量に風量比をつけた運転中であるこ
とをリモコンの表示を見ることなしに使用者が容易に認
識することが出来る。逆に図5に示すように、風量が小
となる第2の吹出口4bについて第2ゾーン表示ランプ
8eが点灯しても良い。同様に第2の吹出口4bから吹
き出される風量を第1の吹出口4aより吹き出される風
量より大とする場合は、図5に示すように第2ゾーン表
示ランプ8eが点灯する。逆に図4に示すように風量が
小となる第1の吹出口4aについて第1ゾーン表示ラン
プ8dが点灯しても良い。
【0032】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される
風量を等しくするような運転を第1、第2の貫流送風機
10a、10bの回転数設定により行っている場合に
は、図1に示すように第1ゾーン表示ランプ8d、第2
ゾーン表示ランプ8eがどちらも消灯、または図6に示
すように第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ラ
ンプ8eがどちらも点灯することで使用者は容易に認識
することが出来る。このように第1、第2の吹出口4
a、4bから吹き出される風量を等しくするような運転
をする場合には、第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾー
ン表示ランプ8eは同様な表示を行うものとし、例えば
第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8e
両方のランプが点滅表示をしても良い。
【0033】また、第1の貫流送風機10aを運転する
ファンモータ(図示せず)や第1の上下フラップ5aを
運転するベーンモータ(図示せず)や、第1の左右ベー
ン7aを運転するベーンモータ(図示せず)や、第1の
熱交換器9aに取り付けられたサーミスタ(図示せず)
といった第1の吹出口4a側に関する故障が発生した時
には、図7に示すように第1ゾーン表示ランプ8dが、
点滅または図4に示すように点灯する。同様に第2の吹
出口4b側に関する故障発生時には、図8に示すように
第2ゾーン表示ランプ8eが、点滅または図5に示すよ
うに点灯する。このようにすることで、2方向吹き出し
ということでファンモータ(図示せず)、ベーンモータ
(図示せず)、サーミスタ(図示せず)などといった複
数ある部品について、どちらの吹出口に関するものであ
るかを容易に知らせることが可能となり、サービス性が
向上する。
【0034】なお、この発明の実施の形態1では、吹出
口4、上下風向フラップ5、左右ベーン7、熱交換器
9、送風機10が2方向吹出しで、それぞれ2つの場合
について説明したが、3方向吹出し、4方向吹出しで、
機器が3つ、4・・という場合についても言うまでもな
い。
【0035】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2による天井埋込形空気調和機について説明する。図
9−aはこの発明の一実施の形態2を示す天井埋込形空
気調和機の表示部。図9−aにおける吹出口に関する表
示部8の第1、第2のゾーン表示8d、8eについては
図3、図4、図5、図6、図7,図8を用いて説明す
る。
【0036】図において、1は室内ユニット筐体、2は
化粧パネル、3は空調空間の空気を吸い込む吸込口、4
aおよび4bは前記ユニット筐体1および化粧パネル2
の奥行き方向において対称に位置する第1の吹出口およ
び第2の吹出口、5aおよび5bはそれぞれ前記第1、
第2の吹出口4a、4bに位置する第1、第2の上下風
向フラップ、7a、7bは第1、第2の左右ベーンで、
前記第1、第2の吹出口4aおよび4bの第1、第2の
上下風向フラップ5a、5b内側に位置している。これ
ら第1、第2の上下風向フラップ5a、5b及び第1、
第2の左右ベーン7a、7bは使用者の要求に基づくリ
モコン(図示せず)からの指令により、第1、第2の吹
出口4a、4bから吹き出される風の方向を同時にまた
は個別に設定、変更することが出来る。8は化粧パネル
2の長さ方向一方隅部に位置する表示部で、第1ゾーン
表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8eからなって
いる。表示部8はユニット筐体1に取付けられても良
い。また、前記第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン
表示ランプ8eは故障発生時には第1、第2の吹出口4
a、4bのどちらの側に関するものかを表示する機能も
兼ね備えることが出来る。9a、9bは天井埋込形空気
調和機の筐体1内に逆Vに配置した第1、第2の熱交換
器、10a、10bはこの第1、第2の熱交換器の第
1、第2の吹出口4a、4b側に配置した送風作用を行
う貫流送風機で、使用者の要求に基づくリモコン(図示
せず)からの指令により、第1、第2の吹出口4a、4
bから吹き出される風量の比率を同一、または変更した
運転をそれぞれの回転数を調整することで行うことが出
来る。11a、11bは周知の技術によりエアコンの設
定温度とエアコン本体で検出された温度を基に制御して
いる室温との差に応じた表示を行う第1パワーモニタラ
ンプ、第2パワーモニタランプであり、前記第1、第2
のゾーン表示ランプ8d、8eの近傍に位置している。
【0037】これら第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾ
ーン表示ランプ8eと第1パワーモニタランプ11a、
第2パワーモニタランプ11bは、図9−bに示す配置
であっても良い。
【0038】また、第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾ
ーン表示ランプ8eは故障発生時には第1、第2の吹出
口4a、4bのどちらの側に関するものかを表示する機
能も兼ね備えることも出来る。第1パワーモニタランプ
11a、第2パワーモニタランプ11bは周知の技術に
より、故障発生時にはその内容、故障部品について表示
する機能を兼ね備えることも出来る。故障発生時の内容
と故障部品の表示については、図10に示す故障表示用
ランプ12を別に設けても良い。
【0039】次にこの発明の実施の形態2による天井埋
込形空気調和機の表示部動作を説明する。貫流送風機1
0a、10bが回転し、その送風作用により吸込口3か
ら吸い込まれた空調空間の空気は第1、第2の熱交換器
9a、9bを通過して熱交換され、第1、第2の吹出口
4a、4bへと流れ第1、第2の上下風向フラップ5
a、5b、第1、第2の左右ベーン7a、7bにより偏
向されて再度空調空間へと吹き出される。エアコンの設
定温度とエアコン本体で検出された温度を基に制御して
いる室温との差に応じた表示については、周知の技術に
より図示はしていないが、その差がある値より大きい場
合には第1、第2のパワーモニタランプ11a、11b
が両方点灯し、ある値より小さい場合には第1のパワー
モニタランプ11aのみが点灯することにより、エアコ
ンの運転状態を使用者に知らせている。
【0040】また、第1、第2の吹出口を備えた2方向
天井埋込形空気調和機という機種特徴から部屋概中央の
天井に設置される場合が多く、第1、第2の吹出口のど
ちらか一方または両方の側に使用者が存在することが多
いなかで、空調機を使用する中で使用者に第1、第2の
吹出口と、そこに位置する第1、第2の上下風向フラッ
プ、第1、第2の左右ベーンについてそれぞれを明確に
区別認識させる必要がある。
【0041】そのため、第1、第2の吹出口に関する表
示をリモコン(図示せず)だけでなく表示部8における
第1、第2のゾーン表示ランプ8d、8eにより行うこ
とで、使用者は常に第1、第2の吹出口4a、4bと第
1、第2の上下風向フラップ5a、5b、または第1、
第2の左右ベーン7a、7bがそれぞれどちらに位置し
ているものか、操作しているリモコンのボタンと第1、
第2の吹出口4a、4bの関係を認識していなくても表
示部7により容易にかつ明確に知ることが出来る。
【0042】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1の吹出口4aより吹き出される風量を第1の
貫流送風機10aの回転数により設定、変更している場
合や、第1の吹出口4aより吹き出される風の方向を第
1の上下風向フラップ5a、または第1、第2の左右ベ
ーン7a、7bの角度により設定、変更している場合に
は、図4に示すように第1ゾーン表示ランプ8dが点灯
することで使用者はエアコン本体付近で動作を確認しな
がらリモコン操作をしなくても容易に認識することが出
来る。同様に第2の吹出口4bより吹き出される風量、
第2の上下風向フラップ5bまたは第2の左右ベーン7
bの角度を設定、変更している場合には図5に示すよう
に第2ゾーン表示ランプ8eが点灯することで効果を得
る。
【0043】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bより吹き出される
風量を第1、第2の貫流送風機10a、10bの回転数
により同時に設定、変更している場合や、第1、第2の
吹出口4a、4bより吹き出される風の方向を第1、第
2の上下風向フラップ5a、5bまたは第1、第2の左
右ベーン7a、7bの角度により同時に設定、変更して
いる場合には、図1に示すように第1ゾーン表示ランプ
8d、第2ゾーン表示ランプ8ebがどちらも消灯、ま
たは図6に示すように第1ゾーン表示ランプ8d、第2
ゾーン表示ランプ8eがどちらも点灯することで使用者
は容易に認識することが出来る。このように貫流送風機
10a、10bによる風量や第1、第2の上下風向フラ
ップ5a、5bや第1、第2の左右ベーン7a、7bを
同様に制御するときは第1、第2のゾーン表示ランプ8
d、8eは同様な表示を行うものとし、例えば第1ゾー
ン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8e両方のラ
ンプが点滅表示をしても良い。
【0044】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1の吹出口4aより吹き出される風量を第2の
吹出口4bより吹き出される風量より大となるような運
転を第1、第2貫流送風機10a、10bの回転数設定
により行っている場合には、図4に示すように第1ゾー
ン表示ランプ8dが点灯することで使用者はエアコン本
体付近で風量比を感覚、聴感等で確認しながらリモコン
操作をしなくてもに容易に、また風量比が感覚、聴感等
で確認するのが困難な風量比が小さい場合でも容易に認
識することが出来る。加えて第1、第2の吹出口4a、
4bからの風量に風量比をつけた運転中であることをリ
モコンの表示を見ることなしに使用者が容易に認識する
ことが出来る。逆に図5に示すように風量が小となる第
2の吹出口4bについて第2ゾーン表示ランプ8eが点
灯しても良い。同様に第2の吹出口4bから吹き出され
る風量を第1の吹出口4aより吹き出される風量より大
とする場合は、図5に示すように第2ゾーン表示ランプ
8eが点灯する。逆に図4に示すように風量が小となる
第1の吹出口4aについて第1ゾーン表示ランプ8dが
点灯しても良い。
【0045】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される
風量を等しくするような運転を第1、第2の貫流送風機
10a、10bの回転数設定により行っている場合に
は、図3に示すよう第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾ
ーン表示ランプ8eがどちらも消灯、または図6に示す
ように第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ラン
プ8eがどちらも点灯することで使用者は容易に認識す
ることが出来る。
【0046】このように、第1、第2の吹出口4a、4
bから吹き出される風量を等しくするような運転をする
場合には、第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示
ランプ8eは同様な表示を行うものとし、例えば第1ゾ
ーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8e両方の
ランプが点滅表示をしても良い。
【0047】また、第1の貫流送風機10aを運転する
ファンモータ(図示せず)や第1の上下フラップ5aを
運転するベーンモータ(図示せず)や第1の左右ベーン
7aを運転するベーンモータ(図示せず)や第1の熱交
換器9aに取り付けられたサーミスタ(図示せず)とい
った第1の吹出口4a側に関する故障が発生した時に
は、図7に示すように第1ゾーン表示ランプ8dが、点
滅または図4に示すように点灯する。同様に第2の吹出
口4b側に関する故障発生時には、図8に示すように第
2ゾーン表示ランプ8eが、点滅または図5に示すよう
に点灯する。このようにすることで、2方向吹き出しと
いうことでファンモータ(図示せず)、ベーンモータ
(図示せず)、サーミスタ(図示せず)などといった複
数ある部品について、どちらの吹出口に関するものであ
るかを容易に知らせることが可能となり、サービス性が
向上する。
【0048】また、第1、第2のパワーモニタランプ1
1a、11bは周知の技術により図示はしていないが、
故障発生時にはどちらまたは両方のランプが点滅するか
とその点滅回数によりその内容、故障部品について表示
する機能を兼ね備えることも出来るため、そのような場
合には第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ラン
プ8eの表示とあわせて、第1、第2どちらの吹出口に
関するどの部品の故障であるかまで表示により特定する
ことが可能となり、サービス性を更に向上させることも
出来る。
【0049】なお、第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾ
ーン表示ランプ8eの表示を第1パワーモニタランプ1
1a、第2パワーモニタランプ11bと表示色または形
状を変更しても良く、この場合は2種類のランプの表示
の区別がより明確になるといった効果が得られる。
【0050】この実施の形態2において、周知の技術で
ある第1、第2パワーモニタランプ11a、11bと、
この発明に関する第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾー
ン表示ランプ8eを追加し部品点数としては増加しては
いるものの、近傍に設置していることから部品としては
一体化することも可能であるため、一体化した場合には
解体性という点では従来技術に比べて同等である。
【0051】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3による天井埋込形空気調和機の表示部について説明
する。図11−a、図11−bはこの発明の実施の形態
3を示す天井埋込形空気調和機の表示部である。図11
aにおける吹出口に関する表示部のについては図3、
4、5、6、7,8を用いて説明する。図において、1
は室内ユニット筐体、2は化粧パネル、3は空調空間の
空気を吸い込む吸込口、4aおよび4bは前記ユニット
筐体1および化粧パネル2の奥行き方向において対称に
位置する第1の吹出口および第2の吹出口、5aおよび
5bはそれぞれ前記第1、第2の吹出口4a、4bに位
置する第1、第2の上下風向フラップ、7a、7bは第
1、第2の左右ベーンで、前記第1、第2の吹出口4a
および4bの第1、第2の上下風向フラップ5a、5b
内側に位置している。これら第1、第2の上下風向フラ
ップ5a、5b及び第1、第2の左右ベーン7a、7b
は使用者の要求に基づくリモコン(図示せず)からの指
令により、第1、第2の吹出口4a、4bから吹き出さ
れる風の方向を同時にまたは個別に設定、変更すること
が出来る。8は化粧パネル2の長さ方向一方隅部に位置
する表示部で、第1ゾーン表示ランプ8a、第2ゾーン
表示ランプ8bからなっている。表示部8はユニット筐
体1に取付けられても良い。また、前記第1ゾーン表示
ランプ8a、第2ゾーン表示ランプ8bは故障発生時に
は第1、第2の吹出口4a、4bのどちらの側に関する
ものかを表示する機能も兼ね備えることが出来る。9
a、9bは天井埋込形空気調和機の筐体1内に逆Vに配
置した第1、第2の熱交換器、10a、10bはこの第
1、第2の熱交換器の第1、第2の吹出口4a、4b側
に配置した送風作用を行う貫流送風機で、使用者の要求
に基づくリモコン(図示せず)からの指令により、第
1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される風量の比
率を同一、または変更した運転をそれぞれの回転数を調
整することで行うことが出来る。
【0052】13a、13b、13c、13d、13
e、13f、13gおよび13hは前記ユニット筐体1
または化粧パネル2に位置する表示装置8中に配置され
周知の技術によりエアコンの設定温度とエアコン本体で
検出された温度を基に制御している室温について、それ
ぞれ表示を行う第1温度モニタランプ、第2温度モニタ
ランプ、第3温度モニタランプ、第4温度モニタラン
プ、第5温度モニタランプ、第6温度モニタランプ、第
7温度モニタランプ、第8温度モニタランプ、であり、
前記第1ゾーン表示ランプ8a、第2ゾーン表示ランプ
8bの近傍に位置している。前記第1ゾーン表示ランプ
8a、第2ゾーン表示ランプ8bと第1、第2、第3、
第4、第5、第6、第7、第8温度モニタランプ13
a、13b、13c、13d、13e、13f、13
g、13hは、図11−bのような配置であっても良
い。また、第1ゾーン表示ランプ8a、第2ゾーン表示
ランプ8bは故障発生時には第1、第2の吹出口4a、
4bのどちらの側に関するものかを表示する機能も兼ね
備えることも出来る。第1温度モニタランプ13a、第
2温度モニタランプ13b、第3温度モニタランプ13
c、第4温度モニタランプ13d、第5温度モニタラン
プ13e、第6温度モニタランプ13f、第7温度モニ
タランプ13g、第8温度モニタランプ13hは周知の
技術により、故障発生時にはその内容、故障部品につい
て表示する機能を兼ね備えることも出来る。故障発生時
の内容と故障部品の表示については、図10と同様に図
12に示すように故障表示用のランプ12を別に設けて
も良い。
【0053】次にこの発明の実施の形態3による天井埋
込形空気調和機の表示部動作を説明する。まず、第1、
第2の貫流送風機10a、10bが回転し、その送風作
用により吸込口3から吸い込まれた空調空間の空気は、
第1、第2の熱交換器9a、9bを通過して熱交換さ
れ、、第1、第2の吹出口4a、4bへと流れ、第1、
第2の上下風向フラップ5a、5b、、第1、第2の左
右ベーン7a、7bにより偏向されて再度空調空間へと
吹き出される。エアコンの設定温度とエアコン本体で検
出された温度を基に制御している室温については、周知
の技術により図示はしていないが、それぞれ第1温度モ
ニタランプ13a、第2温度モニタランプ13b、第3
温度モニタランプ13c、第4温度モニタランプ13
d、第5温度モニタランプ13e、第6温度モニタラン
プ13f、第7温度モニタランプ13g、第8温度モニ
タランプ13hにより設定温度は点灯、制御している室
温については点滅することにより、エアコンの運転状態
を使用者に知らせている。
【0054】この2つの第1、第2の吹出口を備えた2
方向天井埋込形空気調和機という機種特徴から部屋概中
央の天井に設置される場合が多く、第1、第2の吹出口
4a、4bのどちらか一方または両方の側に使用者が存
在することが多いなかで、空調機を使用する中で使用者
に2つの第1、第2の吹出口4a、4bとそこに位置す
る第1、第2の上下風向フラップ5a、5b、第1、第
2の左右ベーン7a、7bについてそれぞれを明確に区
別認識させる必要がある。そのため第1、第2の吹出口
4a、4bに関する表示をリモコン(図示せず)だけで
なく表示部8における第1ゾーン表示ランプ8d、第2
表示ランプ8eにより行うことで、使用者は常に第1、
第2の吹出口4a、4bと第1、第2の上下風向フラッ
プ5a、5bまたは左右ベーン7a、7bがそれぞれど
ちらに位置しているものか、操作しているリモコンのボ
タンと吹出口の関係を認識していなくても表示部8によ
り容易にかつ明確に知ることが出来る。リモコン(図示
せず)からの指令により、第1の吹出口4aより吹き出
される風量を貫流送風機10aの回転数により設定、変
更している場合や、第1の吹出口4aより吹き出される
風の方向を第1上下風向フラップ5aまたは第1左右ベ
ーン7aの角度により設定、変更している場合には、図
4に示すように第1ゾーン表示ランプ8dが点灯するこ
とで使用者はエアコン本体付近で動作を確認しながらリ
モコン操作をしなくても容易に認識することが出来る。
同様に第2の吹出口4bより吹き出される風量、第2の
上下風向フラップ5b、または第2の左右ベーン7bの
角度を設定、変更している場合には図5に示すように第
2ゾーン表示ランプ8bが点灯することで効果を得る。
【0055】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bより吹き出される
風量を第1、第2の貫流送風機10a、10bの回転数
により同時に設定、変更している場合や、第1、第2の
吹出口4a、4bより吹き出される風の方向を第1、第
2の上下風向フラップ5a、5b、または第1、第2の
左右ベーン7a、7bの角度により同時に設定、変更し
ている場合には、図3に示すように第1ゾーン表示ラン
プ8d、第2ゾーン2ランプ8eがどちらも消灯、また
は図6に示すように第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾ
ーン2ランプ8eがどちらも点灯することで使用者は容
易に認識することが出来る。このように第1、第2の貫
流送風機10a、10bによる風量や第1、第2の上下
風向フラップ5a、5bや第1、第2の左右ベーン7
a、7bを同様に制御するときは第1ゾーン表示ランプ
8a、第2ゾーン2ランプ8bは同様な表示を行うもの
とし、例えば第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン2
ランプ8e両方のランプが点滅表示をしても良い。
【0056】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1の吹出口4aより吹き出される風量を第2の
吹出口4bより吹き出される風量より大となるような運
転を第1、第2の貫流送風機10a、10bの回転数設
定により行っている場合には、図4に示すように第1ゾ
ーン表示ランプ8dが点灯することで使用者はエアコン
本体付近で風量比を感覚、聴感等で確認しながらリモコ
ン操作をしなくてもに容易に、また風量比が感覚、聴感
等で確認するのが困難な風量比が小さい場合でも容易に
認識することが出来る。加えて第1、第2の吹出口4
a、4bからの風量に風量比をつけた運転中であること
をリモコンの表示を見ることなしに使用者が容易に認識
することが出来る。逆に図5に示すように風量が小とな
る第2の吹出口4bについて第2ゾーン表示ランプ8e
が点灯しても良い。同様に第2の吹出口4bから吹き出
される風量を第1の吹出口4aより吹き出される風量よ
り大とする場合は、図5に示すように第2ゾーン表示ラ
ンプ8eが点灯する。逆に図4に示すように風量が小と
なる第1の吹出口4aについて第1ゾーン表示ランプ8
dが点灯しても良い。
【0057】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される
風量を等しくするような運転を第1、第2の貫流送風機
10a、10bの回転数設定により行っている場合に
は、図3に示すよう第1にゾーン表示ランプ8d、第2
ゾーン表示ランプ8eがどちらも消灯、または図6に示
すように第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ラ
ンプ8eがどちらも点灯することで使用者は容易に認識
することが出来る。
【0058】このように第1、第2の吹出口4a、4b
から吹き出される風量を等しくするような運転をする場
合には、第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ラ
ンプ8eは同様な表示を行うものとし、例えば第1ゾー
ン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8e両方のラ
ンプが点滅表示をしても良い。
【0059】また、第1の貫流送風機10aを運転する
ファンモータ(図示せず)や第1の上下フラップ5aを
運転するベーンモータ(図示せず)や第1の左右ベーン
7aを運転するベーンモータ(図示せず)や第1の熱交
換器9aに取り付けられたサーミスタ(図示せず)とい
った第1の吹出口4a側に関する故障が発生した時に
は、図7に示すように第1ゾーン表示ランプ8dが点滅
または図4に示すように点灯する。同様に第2の吹出口
4b側に関する故障発生時には、図8に示すように第2
ゾーン表示ランプ8eが点滅または図5に示すように点
灯する。このようにすることで、2方向吹き出しという
ことでファンモータ(図示せず)、ベーンモータ(図示
せず)、サーミスタ(図示せず)などといった複数ある
部品について、どちらの吹出口に関するものであるかを
容易に知らせることが可能となり、サービス性が向上す
る。
【0060】この発明の実施の形態3による第1温度モ
ニタランプ13a、第2温度モニタランプ13b、第3
温度モニタランプ13c、第4温度モニタランプ13
d、第5温度モニタランプ13e、第6温度モニタラン
プ13f、第7温度モニタランプ13g、第8温度モニ
タランプ13hは周知の技術により図示はしていない
が、故障発生時にはいずれかのランプが点滅するとか、
その点滅回数によりその内容、故障部品について表示す
る機能を兼ね備えることも出来るため、故障発生時には
第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8e
の表示とあわせて、第1、第2どちらの吹出口に関する
どの部品の故障であるかまでを表示することにより特定
することが可能となり、サービス性を更に向上させるこ
とも出来る。
【0061】なお、第1ゾーン表示ランプ8d、第2ゾ
ーン表示ランプ8eの表示を第1温度モニタランプ13
a、第2温度モニタランプ13b、第3温度モニタラン
プ13c、第4温度モニタランプ13d、第5温度モニ
タランプ13e、第613hと表示色または形状を変更
しても良く、この場合は2種類のランプの表示の区別が
より明確になるといった効果が得られる。
【0062】この実施の形態3において、周知の技術で
ある第1温度モニタランプ13a、第2温度モニタラン
プ13b、第3温度モニタランプ13c、第4温度モニ
タランプ13d、第5温度モニタランプ13e、第6温
度モニタランプ13f、第7温度モニタランプ13g、
第8温度モニタランプ13hと、この発明に関する第1
ゾーン表示ランプ8d、第2ゾーン表示ランプ8eを追
加し部品点数としては増加してはいるものの、近傍に設
置していることから部品としては一体化することも可能
であるため、一体化した場合には解体性という点では従
来技術に比べて同等である。
【0063】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4による天井埋込形空気調和機の表示部について説明
する。図13、図14aないし図14jはこの発明の実
施の形態4を示す天井埋込形空気調和機の表示装置であ
る。図3、図13および図14aないし図14jにおい
て、1は室内ユニット筐体、2は化粧パネル、3は空調
空間の空気を吸い込む吸込口、4aおよび4bは前記化
粧パネル2の奥行き方向において対称に位置する第1の
吹出口および第2の吹出口、5aおよび5bはそれぞれ
前記第1、第2の吹出口4a、4bに位置する第1、第
2の上下風向フラップ、7a、7bは第1、第2の左右
ベーンで、前記第1、第2の吹出口4aおよび4bの第
1、第2の上下風向フラップ5a、5b内側に位置して
いる。これら第1、第2の上下風向フラップ5a、5b
及び第1、第2の左右ベーン7a、7bは使用者の要求
に基づくリモコン(図示せず)からの指令により、第
1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される風の方向
を同時にまたは個別に設定、変更することが出来る。9
a、9bは天井埋込形空気調和機の筐体1内に逆Vに配
置した第1、第2の熱交換器、10a、10bはこの第
1、第2の熱交換器の第1、第2の吹出口4a、4b側
に配置した送風作用を行う貫流送風機で、使用者の要求
に基づくリモコン(図示せず)からの指令により、第
1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される風量の比
率を同一、または変更した運転をそれぞれの回転数を調
整することで行うことが出来る。
【0064】14は、リモコン設定時または運転中はあ
る一定の周期で、前記第1、第2の吹出口に関する表
示、エアコンの設定温度、エアコン本体で検出された温
度を基に制御している室温などについて、繰り返して文
字化又は記号化により表示を行う第2の表示部で、化粧
パネル2の長さ方向一方端部に位置する。この第2の表
示部はユニット筐体1に取付けても良い。またエアコン
の冷房、ドライ、暖房といった運転内容について表示し
ても良い。表示部は故障発生時にはその内容、どちらの
吹出口に関するどの故障部品について表示する機能も兼
ね備えている。表示部は液晶やLEDといった表示であ
っても良い。15aないし15jはこの第2の表示部に
表示される具体的なa表示ないしj表示である。
【0065】次に、この発明の実施の形態4による天井
埋込形空気調和機の表示部の動作を図1、図13および
図14により説明する。まず、第1、第2の貫流送風機
10a、10bが回転し、その送風作用により吸込口3
から吸い込まれた空調空間の空気は第1、第2の熱交換
器9a、9bを通過して熱交換され、第1、第2の吹出
口4a、4bへと流れ第1、第2の上下風向フラップ5
a、5b、第1、第2の左右ベーン7a、7bにより偏
向されて再度空調空間へと吹き出される。エアコンの運
転内容や設定温度とエアコン本体で検出された温度を基
に制御している室温については、例えばa表示を「冷
房」、b表示「室温28」、c表示「設定25」のよう
に第2の表示装置14により文字化、記号化にてそれぞ
れエアコンの運転状態を使用者に知らせている。第1、
第2の吹出口4a、4bを備えた2方向天井埋込形空気
調和機という機種特徴から部屋概中央の天井に設置され
る場合が多く、第1、第2の吹出口4a、4bのどちら
か一方または両方の側に使用者が存在することが多いな
かで、空調機を使用する際、使用者に第1、第2の吹出
口4a、4bとそこに位置する第1、第2の上下風向フ
ラップ5a、5b、第1、第2の左右ベーン7a、7b
についてそれぞれを明確に区別認識させる必要がある。
【0066】そのため、第1、第2の吹出口4a、4b
に関する表示をリモコン(図示せず)だけでなく表示装
置15における文字化、記号化による表示をリモコン設
定時、および運転中はある一定の周期でエアコンの運転
内容、設定温度、エアコン本体で検出された温度を基に
制御している室温とともに、それぞれ第1、第2の吹出
口4a、4bに関して文字化と記号化により繰り返して
行うことで、使用者は常に第1、第2の吹出口4a、4
bと第1、第2の上下風向フラップ5a、5bまたは第
1、第2の左右ベーン7a、7bが、それぞれどちらに
位置しているものか、操作しているリモコンのボタンと
吹出口の関係を認識していなくても表示装置14の表示
形態15のa表示ないしj表示により容易にかつ明確に
知ることが出来る。
【0067】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1の吹出口4aより吹き出される風量を第1の
貫流送風機10aの回転数により設定、変更している場
合や、第1の吹出口4aより吹き出される風の方向を、
第1の上下風向フラップ5aまたは第1の左右ベーン7
aの角度により設定、変更している場合には、表示形
態、表示「■□」15dに示すように第1の吹出口4a
を示す表示をすることで、使用者はエアコン本体付近で
動作を確認しながらリモコン操作をしなくても容易に認
識することが出来る。同様に第2の吹出口4bより吹き
出される風量、第2の上下風向フラップ5bまたは第2
の左右ベーン7bの角度を設定、変更している場合に
は、、表示形態の表示「□■」15eに示すように吹出
口4bを示す表示をすることで効果を得る。
【0068】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bより吹き出される
風量を第1、第2の貫流送風機10a、10bの回転数
により同時に設定、変更している場合や、第1、第2の
吹出口4a、4bより吹き出される風の方向を第1、第
2の上下風向フラップ5a、5bまたは第1、第2の左
右ベーン7a、7bの角度により同時に設定、変更して
いる場合には、表示形態の表示「■■」15fに示すよ
うに第1の吹出口4a、第2の吹出口4bを示す表示が
どちらも点灯、または表示形態の表示「□□」15gの
ようにどちらも消灯することで使用者は容易に認識する
ことが出来る。このように第1、第2の貫流送風機10
a、10bによる風量や第1、第2の上下風向フラップ
5a、5bや第1、第2の左右ベーン7a、7bを同様
に制御するときは表示装置14の吹出口表示は同様な表
示を行うものとし、例えば両方が点滅した表示をしても
良い。
【0069】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1の吹出口4aより吹き出される風量を第2の
吹出口4bより吹き出される風量より大となるような運
転を第1、第2の貫流送風機10a、10bの回転数設
定により行っている場合には、表示形態の表示「■□」
15dに示すように第1の吹出口4aを示すように点灯
することで使用者はエアコン本体付近で風量比を感覚、
聴感等で確認しながらリモコン操作をしなくてもに容易
に、また風量比が感覚、聴感等で確認するのが困難な風
量比が小さい場合でも容易に認識することが出来る。加
えて第1、第2の吹出口4a、4bからの風量に風量比
をつけた運転中であることをリモコンの表示を見ること
なしに使用者が容易に認識することが出来る。逆に表示
形態の表示「□■」15eに示すように風量が小となる
第2の吹出口4bについて表示しても良い。同様に第2
の吹出口4bから吹き出される風量を第1の吹出口4a
より吹き出される風量より大とする場合は、表示形態の
表示「□■」15eに示すように第2の吹出口4bにつ
いて点灯する。逆に表示形態図の表示「■□」15dに
示すように第1の吹出口4aについて点灯しても良い。
【0070】また、リモコン(図示せず)からの指令に
より、第1、第2の吹出口4a、4bから吹き出される
風量を等しくするような運転を第1、第2の貫流送風機
9a、9bの回転数設定により行っている場合には、表
示形態の表示「■■」15fに示すように吹出口表示は
どちらも点灯、または表示形態の表示「□□」15gに
示すように吹出口表示はどちらも消灯することで使用者
は容易に認識することが出来る。このように第1、第2
の吹出口4a、4bから吹き出される風量を等しくする
ような運転をする場合には、表示装置15の吹出口表示
は同様な表示を行うものとし、例えば両方が点滅した表
示をしても良い。リモコン設定時や運転中には例えば
「冷房」運転、「室温28」℃、「設定25」℃の場合
には、表示形態の表示「冷房」15a、表示形態の表示
「室温28」15b、表示形態の表示「設定25」15
c、とモードに応じて表示形態15のd表示〜i表示の
表示がある一定の周期で表示される。
【0071】また、第1の貫流送風機10aを運転する
ファンモータ(図示せず)や第1の上下フラップ5aを
運転するベーンモータ(図示せず)や第1の熱交換器9
aに取り付けられたサーミスタ(図示せず)といった第
1の吹出口4a側に関する故障が発生した時には、表示
形態の表示「■□」15dに示すように点灯、または表
示形態の表示「□□」15hに示すように点滅する。同
様に第2の吹出口4b側に関する故障発生時には表示形
態の表示「□■」15eに示すように、点灯または表示
形態の表示「□□」15iに示すように点滅する。この
ようにすることで、2方向吹き出しということでファン
モータ(図示せず)、ベーンモータ(図示せず)、サー
ミスタ(図示せず)といった複数ある部品について、ど
ちらの吹出口に関するものであるかを容易に知らせるこ
とが可能となり、サービス性が向上する。
【0072】また、故障発生内容、故障部品については
文字化または記号化にて表示する機能を兼ね備えること
も出来るため、故障発生時には表示形態のj表示「モー
タ」15j、15のd表示、15のe表示、15のf表
示、15のg表示、15のh表示、15のi表示のいず
れかの表示で繰り返される表示により、第1、第2のい
ずれの吹出口に関するどの部品の故障であるかまで、表
示により特定することが可能となり、サービス性を更に
向上させることも出来る。
【0073】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので以下に記載されるような効果がある。
【0074】この発明による天井埋込形空気調和機の表
示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空気を室
内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱交換器
に室内空気を循環させるための複数の送風機、または各
吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは左右ベー
ンを備えた天井埋込形空気調和機において、各吹出口を
表示する表示ランプを備えた構成としたから、使用者に
複数の吹出口とそこに位置する上下風向フラップまたは
左右ベーンについてそれぞれを明確に区別認識すること
が容易に出来、使いやすさが向上するという効果があ
る。
【0075】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、吹出口より吹き出される風量、風向等の設定をする
場合に、設定をしている側の吹出口を表示する表示ラン
プを備えた構成としたから、本体付近にて風量、上下風
向フラップまたは左右ベーンの動作を確認しながらリモ
コン操作することなしに使用者はどちらの吹出口に関す
る風量、風向の設定を行っているかが明確に認識出来、
操作性が向上するという効果がある。
【0076】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、複数の吹出口より吹き出される風量、風向等の設定
を同時にする場合に、設定している吹出口を点灯または
消灯して表示する表示ランプを備えた構成としたから、
使用者に複数の吹出口とそこに位置する上下風向フラッ
プまたは左右ベーンについて同時に設定しているか、ま
たは、別に設定しているかを明確に区別認識することが
容易に出来、操作性が向上するという効果がある。
【0077】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、複数の吹出口から吹き出される風量の比率を変更し
た運転をする場合には、風量大または風量小となる吹出
口を表示する表示ランプを備えた構成としたから、本体
付近にて風量比率を体感または聴感にて確認しながらリ
モコン操作をする必要がなく、またその比率が小さい場
合でも使用者はどちらの吹出口に関する風量を大または
小とする設定を行っているかが明確に認識出来、操作性
が向上するという効果がある。
【0078】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、複数の吹出口から吹き出される風量の比率の等しい
運転をする場合には、すべての吹出口を点灯または消灯
して表示する表示ランプを備えた構成としたから、複数
の吹出口から吹き出される風量の比率の等しい運転をす
る場合に、そのような運転中であることをエアコン本体
では確認出来、使い易さが向上するという効果がある。
【0079】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風
機、または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップま
たは左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機におい
て、故障発生時にはどの吹出口側に対応している部品に
関する故障であるかを表示する表示ランプを備えた構成
としたから、故障が発生した場合には、どの吹出口側に
対応する部品に関するものであるかを、容易にかつ明確
に特定することが出来、サービス性が向上するという効
果がある。
【0080】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温との温度差に応じて運
転状態を表示する表示ランプを近傍に設置した構成とし
たから、ユニットの運転状態を容易に認識できる効果が
ある。
【0081】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温について表示する表示
ランプを近傍に設置した構成としたから、ユニットの運
転状態が容易に認識でき、使い勝手が向上するという効
果がある。
【0082】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、故障発生内容を表示する表示ランプを
近傍に設置した構成としたから、故障発生時にはどの吹
出口側に対応する、どの部品に関するものであるかを容
易に、かつ明確に特定することができ、サービス性の向
上を図るという効果がある。
【0083】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温との温度差に応じた運
転状態表示と故障発生内容の表示を兼用して表示をする
表示ランプを近傍に設置した構成としたから、運転状態
の確認がし易く、かつサービス性の向上を図るという効
果がある。
【0084】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、設定温度と室温、故障発生内容の表示
を兼用して表示をする表示ランプを近傍に設置した構成
としたから、使用者の希望する運転状態で容易に制御で
き、故障発生時には迅速に対応し、使用者に不快感を与
えることなく、サービスすることができる効果がある。
【0085】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、吹出口を表示する表示ランプは他の表
示ランプと別の色、または形状とした構成としたから、
使用者の幅を広げ、誰でも簡単に運転状態を確認でき、
希望の室内温度を得ることができる効果がある。
【0086】また、この発明による天井埋込形空気調和
機の表示装置は、熱交換器および熱交換器を通過した空
気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
交換器に室内空気を循環させるための複数の送風機、ま
たは各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは左
右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、設定
温度と室温、故障発生内容および吹出口を文字化や記号
化して表示する構成としたから、室内での使用者の行動
範囲内での空調を容易にでき、さらに風向、室温などの
区別、認識が容易になり使いやすさ、サービス性が向上
するといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による天井埋込形空
気調和機を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による天井埋込形空
気調和機の化粧パネルを示す正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による表示装置の表
示ランプがどちらも消灯している状態を示す説明図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1による表示装置の第
1ゾーン表示ランプが点灯している状態を示す説明図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態1による表示装置の第
2ゾーン表示ランプが点灯している状態を示す説明図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態1による表示装置の第
1ゾーン表示ランプ及び第2ゾーン表示ランプどちらも
点灯している状態を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による表示装置の第
1ゾーン表示ランプが点滅している状態を示す説明図で
ある。
【図8】 この発明の実施の形態1による表示装置の第
2ゾーン表示ランプが点滅している状態を示す説明図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態2による表示装置のゾ
ーン表示ランプとパワーモニタランプの配置を示す説明
図である。
【図10】 この発明の実施の形態2による表示装置の
故障表示ランプを配置して示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態3による表示装置の
ゾーン表示ランプと温度モニタランプ配置を示す説明図
である。
【図12】 この発明の実施の形態3による表示装置の
故障表示ランプを配置して示す説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態4による天井埋込形
空気調和機の化粧パネルを示す正面図である。
【図14】 この発明の実施の形態4による表示装置の
表示形態を示す説明図である。
【図15】 従来の天井埋込形空気調和機の表示装置を
示す斜視図である。
【図16】 図15の表示部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ユニット筐体、2 化粧パネル、3 吸込口、4a
第1の吹出口、4b第2の吹出口、5a 第1の上下
フラップ、5b 第2の上下フラップ、7a第1の左右
ベーン、7b 第2の左右ベーン、8 表示装置、8d
第1ゾーン表示ランプ、8e 第2ゾーン表示ラン
プ、9a 第1の熱交換器、9b 第2の熱交換器、1
0a 第1の貫流送風機、10b 第2の貫流送風機、
11a第1パワーモニタランプ、11b 第2パワーモ
ニタランプ、12 故障表示ランプ、13a 第1温度
モニタランプ、13b 第2温度モニタランプ、13c
第3温度モニタランプ、13d 第4温度モニタラン
プ、13e 第5温度モニタランプ、13f 第6温度
モニタランプ、13g 第7温度モニタランプ、13h
第8温度モニタランプ、14 第2の表示装置、15
a a表示、15b b表示、15c 表示、15d
d表示、15e e表示、15f f表示、15g g
表示、15h h表示、15i i表示、15j j表
示。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器および熱交換器を通過した空気
    を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱交
    換器に室内空気を循環させるための複数の送風機、また
    は各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは左右
    ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、各吹出
    口を表示する表示ランプを備えたことを特徴とする天井
    埋込形空気調和機の表示装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器および熱交換器を通過した空気
    を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱交
    換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風機、
    または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは
    左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、吹
    出口より吹き出される風量、風向等の設定をする場合
    に、設定をしている側の吹出口を表示する表示ランプを
    備えたことを特徴とする天井埋込形空気調和機の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 熱交換器および熱交換器を通過した空気
    を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱交
    換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風機、
    または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは
    左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、複
    数の吹出口より吹き出される風量、風向等の設定を同時
    にする場合に、設定している吹出口を点灯または消灯し
    て表示する表示ランプを備えたことを特徴とする天井埋
    込形空気調和機の表示装置。
  4. 【請求項4】 熱交換器および熱交換器を通過した空気
    を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱交
    換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風機、
    または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは
    左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、複
    数の吹出口から吹き出される風量の比率を変更した運転
    をする場合には、風量大または風量小となる吹出口を表
    示する表示ランプを備えたことを特徴とする天井埋込形
    空気調和機の表示装置。
  5. 【請求項5】 熱交換器および熱交換器を通過した空気
    を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱交
    換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風機、
    または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは
    左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、複
    数の吹出口から吹き出される風量の比率の等しい運転を
    する場合には、すべての吹出口を点灯または消灯して表
    示する表示ランプを備えたことを特徴とする天井埋込形
    空気調和機の表示装置。
  6. 【請求項6】 熱交換器および熱交換器を通過した空気
    を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱交
    換器に室内空気を循環させるための複数の室内送風機、
    または各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは
    左右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、故
    障発生時にはどの吹出口側に対応している部品に関する
    故障であるかを表示する表示ランプを備えたことを特徴
    とする天井埋込形空気調和機の表示装置。
  7. 【請求項7】 設定温度と室温との温度差に応じて運転
    状態を表示する表示ランプを近傍に設置したことを特徴
    とする請求項1ないし請求項6記載の天井埋込形空気調
    和機の表示装置。
  8. 【請求項8】 設定温度と室温について表示する表示ラ
    ンプを近傍に設置したことを特徴とする請求項1ないし
    請求項6記載の天井埋込形空気調和機の表示装置。
  9. 【請求項9】 故障発生内容を表示する表示ランプを近
    傍に設置したことを特徴とする請求項1ないし請求項8
    記載の天井埋込形空気調和機の表示装置。
  10. 【請求項10】 設定温度と室温との温度差に応じた運
    転状態表示と故障発生内容の表示を兼用して表示をする
    表示ランプを近傍に設置したことを特徴とする請求項7
    又は請求項9記載の天井埋込形空気調和機の表示装置。
  11. 【請求項11】 設定温度と室温、故障発生内容の表示
    を兼用して表示をする表示ランプを近傍に設置したこと
    を特徴とする請求項8又は請求項9記載の天井埋込形空
    気調和機の表示装置。
  12. 【請求項12】 吹出口を表示する表示ランプは他の表
    示ランプと別の色、または形状としたことを特徴とする
    請求項7ないし請求項11記載の天井埋込形空気調和機
    の表示装置。
  13. 【請求項13】 熱交換器および熱交換器を通過した空
    気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えるとともに、熱
    交換器に室内空気を循環させるための複数の送風機、ま
    たは各吹出口毎に風向を変更する上下フラップまたは左
    右ベーンを備えた天井埋込形空気調和機において、設定
    温度と室温、故障発生内容および吹出口を文字化や記号
    化して表示することを特徴とする天井埋込形空気調和機
    の表示装置。
JP18541799A 1999-06-30 1999-06-30 空気調和機 Expired - Lifetime JP4379954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18541799A JP4379954B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18541799A JP4379954B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001012790A true JP2001012790A (ja) 2001-01-19
JP4379954B2 JP4379954B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=16170433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18541799A Expired - Lifetime JP4379954B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4379954B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005337571A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Daikin Ind Ltd 高所設置型空気調和機
JP2009174817A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室内ユニット
WO2011052742A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 ダイキン工業株式会社 室内機及びそれを備えた空気調和機
WO2011052743A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 ダイキン工業株式会社 コントローラ及び空気調和機
JP2012154593A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機システム
WO2013069394A1 (ja) * 2011-11-11 2013-05-16 シャープ株式会社 イオン発生装置
JP2015224858A (ja) * 2014-05-30 2015-12-14 日立アプライアンス株式会社 空気調和システム
WO2023209870A1 (ja) * 2022-04-27 2023-11-02 三菱電機株式会社 空気調和システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102150439B1 (ko) * 2013-06-12 2020-09-01 엘지전자 주식회사 공기조화장치 및 이의 제어방법

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005337571A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Daikin Ind Ltd 高所設置型空気調和機
JP2009174817A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室内ユニット
CN102597642B (zh) * 2009-10-30 2015-04-08 大金工业株式会社 控制器及空调机
WO2011052742A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 ダイキン工業株式会社 室内機及びそれを備えた空気調和機
WO2011052743A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 ダイキン工業株式会社 コントローラ及び空気調和機
JP2011094924A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Daikin Industries Ltd 室内機及びそれを備えた空気調和機
CN102597642A (zh) * 2009-10-30 2012-07-18 大金工业株式会社 控制器及空调机
US9574781B2 (en) 2009-10-30 2017-02-21 Daikin Industries, Ltd. Indoor unit and air conditioner with same
US9410714B2 (en) 2009-10-30 2016-08-09 Daikin Industries, Ltd. Controller and air conditioner
JP2012154593A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機システム
CN104025401A (zh) * 2011-11-11 2014-09-03 夏普株式会社 离子发生装置
JP2013105599A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Sharp Corp イオン発生装置
WO2013069394A1 (ja) * 2011-11-11 2013-05-16 シャープ株式会社 イオン発生装置
JP2015224858A (ja) * 2014-05-30 2015-12-14 日立アプライアンス株式会社 空気調和システム
WO2023209870A1 (ja) * 2022-04-27 2023-11-02 三菱電機株式会社 空気調和システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4379954B2 (ja) 2009-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101591886B1 (ko) 공기조화기 시스템
JP5696307B2 (ja) 空気調和機
KR20140132854A (ko) 공기조화장치
KR101788016B1 (ko) 공기조화기 시스템
JP4379954B2 (ja) 空気調和機
JP2001254990A (ja) 空気調和機
JP6221241B2 (ja) 空気調和機
JP3607689B2 (ja) 赤外線量に基づいて制御される空気調和機およびその動作方法
JP5817799B2 (ja) 空気調和機
KR101657559B1 (ko) 공기조화기 시스템
JP2002357352A (ja) 空気調和装置の室内機
JP2001065950A (ja) 空気調和機
KR101474498B1 (ko) 환기 장치 및 그 제어 방법
JP4737894B2 (ja) 壁掛け型空気調和装置
US11060753B2 (en) Air-conditioning system
JPH02230046A (ja) ダクト式空気調和機
JP2019190743A (ja) 床吹出口
CN110779180B (zh) 空调器及其控制方法和装置
JP3159107B2 (ja) 空気調和機
WO2022185388A1 (ja) ゾーニングシステムおよびゾーニング方法
JP2000186849A (ja) 空気調和機
JP2000213792A (ja) 空気調和機
KR102306033B1 (ko) 덕트형 공기조화기
JPH10148382A (ja) 空気調和機
JP2022011586A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040624

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4379954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term