JP2001012783A - ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents

ヒートポンプ式空気調和機

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JP2001012783A
JP2001012783A JP11184811A JP18481199A JP2001012783A JP 2001012783 A JP2001012783 A JP 2001012783A JP 11184811 A JP11184811 A JP 11184811A JP 18481199 A JP18481199 A JP 18481199A JP 2001012783 A JP2001012783 A JP 2001012783A
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JP
Japan
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heat exchanger
outdoor
hot water
radiator
air conditioner
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Pending
Application number
JP11184811A
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English (en)
Inventor
Kazuya Sugiyama
和也 杉山
Tomohisa Haneda
伴久 羽田
Haruo Horii
治雄 堀井
Yoshitsugu Watabe
喜次 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Gas Kiki KK
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Gas Kiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外機を大型化することなく、温水循環用放
熱器によって除霜運転を行うことができるヒートポンプ
式空気調和機を提供する。 【解決手段】 圧縮機13、室外熱交換器17を含む室
外機5に、室内熱交換器7を含む室内機3を接続したヒ
ートポンプ式空気調和機において、室外機5の筐体5A
内における室外熱交換器17の風上側に温水を循環可能
に構成した放熱器31を設け、この放熱器31に外部熱
源機39からの温水を供給及び排出するための配管の接
続口A、Bを室外機5の筐体5Aに設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除霜手段を備えた
ヒートポンプ式空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機、室外熱交換器を含む室
外機に、室内熱交換器を含む室内機を冷媒配管で接続し
たヒートポンプ式空気調和機が知られている。
【0003】この種のものでは、暖房運転を行う場合、
外気温度が低下すると、室外熱交換器に着霜し、十分な
暖房能力が得られなくなる。従って、これを解消するた
めに除霜運転が行われる。この除霜運転の手段として
は、従来、種々のものが提案されている。例えば、室外
熱交換器にホットガスを供給してホットガス除霜する、
或いは電気ヒータを用いて除霜する等である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の除霜の技術は、いずれも技術的に一長一短を有
し、その他の除霜手段の出現が望まれている。
【0005】例えば、室外熱交換器の風上側に放熱器を
配置し、この放熱器に温水を流して下流側の室外熱交換
器の着霜を溶かす技術が考えられる。しかし、この場
合、放熱器に温水を供給するための熱源機を、室外機の
筐体内に収納しなくてはならず、室外機が大型化すると
いう問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、室外機を大型化することな
く、温水循環用放熱器によって除霜運転を行うことがで
きるヒートポンプ式空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
圧縮機、室外熱交換器を含む室外機に、室内熱交換器を
含む室内機を接続したヒートポンプ式空気調和機におい
て、前記室外機の筐体内における前記室外熱交換器の風
上側に温水を循環可能に構成した放熱器を設け、この放
熱器に外部熱源機からの温水を供給及び排出するための
配管の接続口を前記室外機の筐体に設けたことを特徴と
するものである。
【0008】この発明では、室外機の室外熱交換器の風
上側に温水を循環可能に構成した放熱器を設けているの
で、外気温度が低い場合でも、室外熱交換器の吸込み温
度が上昇するので、暖房運転能力が低下することがな
く、しかも、この室外熱交換器に着霜することがない。
【0009】また、室外機の筐体内に放熱器を組み込
み、それに供給する温水は、外部熱源機から供給される
構成となる。従って、室外機に熱源機を組み込まない分
だけ、室外機は小型化される。
【0010】この放熱器を含む室外機は、汎用機として
製造することができ、仮に外気温度が余り低下しない地
域にこれを設置した場合には、この放熱器に温水配管を
接続しないで使用すればよく、これを接続しないで使用
したとしても、何らの支障も発生することがない。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、放熱器への温水の供給経路に開閉弁を設
け、外気温度が所定温度以下の時、当該開閉弁を開放す
る手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】一般的に、外気温度が所定温度以下の時、
暖房運転能力が低下すると共に、室外熱交換器に着霜す
る。
【0013】この発明では、外気温度が所定温度以下の
時、開閉弁を開放することにより、室外熱交換器の吸込
み温度を上昇させて、暖房運転能力を向上させると共
に、室外熱交換器の除霜が行われる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、放熱器への温水の供給経路に開閉弁を設け
ると共に、前記室外熱交換器にコイル温度を検知するセ
ンサを設け、このセンサでの検知温度が前記室外熱交換
器の着霜判定に関する基準温度よりも低くなった場合に
は、前記開閉弁を開放する手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1において、1はヒートポンプ式空気調
和機を示している。このヒートポンプ式空気調和機1
は、室内機3と室外機5とから構成される分離型空気調
和機である。この室外機5には、冷媒を圧縮する圧縮機
13が設けられ、この圧縮機13の吐出管13aには、
冷媒の流れを変え、冷房運転と暖房運転とを切り替える
四方弁15が接続されている。
【0017】この四方弁15は冷房運転時に点線で示す
位置に切り替えられる。この冷房運転時には、四方弁1
5を経た冷媒が、点線の矢印で示すように、室外熱交換
器17、膨張弁(減圧装置)21を経て室内機3の室内
熱交換器7に流入し、マフラ23、四方弁15、アキュ
ームレータ25を経て圧縮機13に戻される。17aは
室外ファンを示し、7aは室内ファンを示す。
【0018】暖房運転時には、四方弁15が実線で示す
位置に切り替えられる。すると、四方弁15を経た冷媒
は、実線の矢印で示すように、マフラ23を経て室内熱
交換器7に流入し、ここから膨張弁21に送られ、室外
熱交換器17、四方弁15、アキュームレータ25を経
て圧縮機13に戻される。
【0019】この実施形態では、室外ファン17aの風
路内であって、室外熱交換器17の風上側に放熱器31
が配置されている。
【0020】この放熱器31には温水が循環される構成
となっており、そのために放熱器31には供給管31a
及び排出管31bが接続されている。これら供給管31
aの接続口A、及び排出管31bの接続口Bは室外機5
の筐体5Aに取り付けられ、それぞれの接続口A、Bは
筐体5Aの外部に臨んでいる。
【0021】このヒートポンプ式空気調和機1を設置す
る場合には、別に温水を作り出すための外部熱源機39
が必要になる。
【0022】この外部熱源機39を準備し、温水配管3
3,35を介して、当該外部熱源機39をそれぞれの接
続口A、Bに接続する。この場合、接続口A、Bは筐体
5Aの外部に臨んでいるので、接続は極めて容易であ
る。
【0023】温水配管33には電磁式の開閉弁37が接
続され、この開閉弁37には、除霜運転時にのみ、開閉
弁37を開放するコントローラ41が接続されている。
このコントローラ41には、外気温度センサ42が接続
され、この外気温度センサ42によって検出された外気
温度が所定温度以下に至った場合、開閉弁37に開信号
が出力され、開閉弁37が全開される。
【0024】一般的に、外気温度が所定温度以下の時、
暖房運転能力が低下すると共に、室外熱交換器17に着
霜する。
【0025】この実施形態では、外気温度が所定温度以
下の時、開閉弁37を開放することにより、室外熱交換
器17の吸込み温度を上昇させて、暖房運転能力を向上
させると共に、室外熱交換器17の除霜が行われる。
【0026】別の実施形態では、室外熱交換器17にコ
イル温度を検知するセンサ44を設け、このセンサ44
での検知温度が、室外熱交換器17の着霜判定に関する
基準温度よりも低くなった場合、開閉弁37が開放され
る。
【0027】これによれば、室外熱交換器17の吸込み
温度を上昇させて、暖房運転能力を向上させると共に、
室外熱交換器17の除霜が行われる。
【0028】つぎに、作用を説明する。
【0029】ヒートポンプ式暖房運転時には、圧縮機1
3から吐出された冷媒が、四方弁15、マフラ23、室
内熱交換器7に流入し、ここでは冷媒が凝縮し、空気は
室内ファン7aで送風されて、室内が暖房される。
【0030】この室内熱交換器7を経た冷媒は、膨張弁
21を経て室外熱交換器17に流入する。ここで、冷媒
が蒸発される。なお、この室外熱交換器17において冷
媒が蒸発する際に、外気温度が極端に低い場合には、上
記のように室外熱交換器17に着霜する。この室外熱交
換器17を経た冷媒は、四方弁15、アキュムレータ2
5を経て圧縮機13に戻される。
【0031】また、冷房運転時には、圧縮機13から吐
出された冷媒は、四方弁15を経て、室外熱交換器17
に流入し、ここでは、冷媒が凝縮する。
【0032】この室外熱交換器17を経た冷媒は、膨張
弁21を経て、室内熱交換器7に流入し、ここでは冷媒
が蒸発して、空気は室内送風機11で送風されて、室内
が冷房される。そして、冷媒は、四方弁15、アキュム
レータ25を経て圧縮機13に戻される。
【0033】以上の構成において、暖房運転が行われて
いる場合、室外熱交換器17に着霜があると、開閉弁3
7が開かれ、放熱器31に外部熱源機39からの温水が
供給される。この放熱器31は室外熱交換器17の風上
側に配置されているので、放熱器31で暖められた温風
が、室外熱交換器17に送られ、この室外熱交換器17
に付いた霜が溶かされる。
【0034】外部熱源機39がすでに設置されている現
場等では、そこから温水配管を引き出して、これをそれ
ぞれの接続口A、Bに接続するだけでよいので、工事は
簡単であり、電気ヒータ等による除霜に比べて、ランニ
ングコストを低減することができる等の効果が得られ
る。
【0035】この実施形態では、室外機5の室外熱交換
器17の風上側に温水を循環可能に構成した放熱器37
を設けているので、外気温度が低い場合でも、室外熱交
換器17の吸込み温度が上昇するので、暖房運転能力が
低下することがなく、しかも、この室外熱交換器17に
着霜することがない。
【0036】また、室外機5の筐体5A内に放熱器31
を組み込み、それに供給する温水は、外部熱源機39か
ら供給される構成となるので、室外機5に熱源機39を
組み込まない分だけ、室外機5を小型化することができ
る。
【0037】この放熱器39を含む室外機5は、汎用機
として製造することができ、仮に外気温度が余り低下し
ない地域にこれを設置した場合には、この放熱器31に
温水配管33,35を接続しないで使用すればよく、こ
れを接続しないで使用したとしても、何らの支障も発生
することがない。
【0038】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、室外機の室外熱交換器
の風上側に温水を循環可能に構成した放熱器を設けてい
るので、外気温度が低い場合でも、室外熱交換器の吸込
み温度が上昇するので、暖房運転能力が低下することが
なく、しかも、この室外熱交換器に着霜することがな
い。
【0040】また、室外機の筐体内に放熱器を組み込
み、それに供給する温水は、外部熱源機から供給される
構成となる。従って、室外機に熱源機を組み込まない分
だけ、室外機は小型化される。
【0041】この放熱器を含む室外機は、汎用機として
製造することができ、仮に外気温度が余り低下しない地
域にこれを設置した場合には、この放熱器に温水配管を
接続しないで使用すればよく、これを接続しないで使用
したとしても、何らの支障も発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施形態を示す冷媒回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ヒートポンプ式空気調和機 3 室内機 5 室外機 5A 筐体 7 室内熱交換器 13 圧縮機 17 室外熱交換器 21 膨張弁(減圧装置) 31 放熱器 31a 供給管 31b 排出管 33,35 温水配管 37 開閉弁 39 外部熱源機 41 コントローラ(手段) 42 外気温度センサ 44 コイル温度センサ A 接続口 B 接続口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽田 伴久 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 (72)発明者 堀井 治雄 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 (72)発明者 渡部 喜次 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 Fターム(参考) 3L092 AA09 BA06 BA16 BA27 DA01 EA02 FA23 MA00 NA16 PA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室外熱交換器を含む室外機に、
    室内熱交換器を含む室内機を接続したヒートポンプ式空
    気調和機において、 前記室外機の筐体内における前記室外熱交換器の風上側
    に温水を循環可能に構成した放熱器を設け、この放熱器
    に外部熱源機からの温水を供給及び排出するための配管
    の接続口を前記室外機の筐体に設けたことを特徴とする
    ヒートポンプ式空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記放熱器への温水の供給経路に開閉弁
    を設け、外気温度が所定温度以下の場合、開閉弁を開放
    する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のヒー
    トポンプ式空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記放熱器への温水の供給経路に開閉弁
    を設けると共に、前記室外熱交換器にコイル温度を検知
    するセンサを設け、このセンサでの検知温度が前記室外
    熱交換器の着霜判定に関する基準温度よりも低くなった
    場合、前記開閉弁を開放する手段を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のヒートポンプ式空気調和機。
JP11184811A 1999-06-30 1999-06-30 ヒートポンプ式空気調和機 Pending JP2001012783A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100381770C (zh) * 2004-06-18 2008-04-16 维尼亚万都株式会社 具有除霜结构的热泵型空调器的除霜方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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