JP2001012705A - セメントロータリーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法 - Google Patents
セメントロータリーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法Info
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Abstract
かつ、ロータリーキルンで焼成する製品の品質を低下さ
せることなく使用可能なロータリーキルン用燃焼装置及
び燃焼方法の提供。 【解決手段】 ロータリーキルン用円筒形バーナー内
に、同心円上に配置され、互いに間仕切られた一群の内
側一次空気噴出孔13b、一群の燃料/搬送用空気混合
物噴出孔14b、及び一群の内側一次空気噴出孔15b
を配置し、前記噴出孔15bの内側に、1個の可燃性固
体粒状燃料噴出孔16aを配置し、ロータリーキルン内
に二次空気を送入しながら、前記一次空気及び燃料を、
前記噴出孔より噴出孔燃焼させて火炎最高温度域を形成
し、その中を噴出孔16aより噴出した粒状燃料を通過
させて可燃性ガスとし、これを燃焼させる。
Description
ーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法に関するものであ
る。更に詳しく述べるならば、本発明は、可燃性固体廃
棄物、例えばプラスチック廃棄物の破砕物を補助燃料と
して使用して燃料コストを低減し、環境を汚染すること
なく、セメントを、その品質を損うことなく製造するこ
とができるセメントロータリーキルン用燃料燃焼装置及
び燃焼方法に係るものである。
ナーは、その中心部に一円周に沿って配列され、互いに
間仕切られた一群の内側一次空気用噴射孔と、この内側
一次空気用噴射孔群の外側に、その配列円周と同心の円
周に沿って配列され、互いに間仕切られた一群の燃料
(微粉炭)/搬送用空気混合物用噴射孔と、この燃料/
搬送用空気混合物用噴射孔群の外側に、その配列円周と
同心の円環状に形成された外側一次空気用噴射孔とを有
するものである。
砕粒子を補助燃料としてセメントロータリーキルン用バ
ーナーに使用する技術としては、例えば、 1)特開平6−8247号公報に開示されている方法、
すなわち、繊維強化プラスチック廃棄物を、粒径90μ
m以下に微粉砕し、これを主燃料として用いられる微粉
炭に混合してセメントロータリーキルン用バーナーによ
り混焼する方法。 2)特開平8−283052号公報に記載されている方
法、すなわち、微粉炭用バーナーの上側に、可燃性プラ
スチック廃棄物粒子噴射用ノズルを配置し、粒径20mm
以下のプラスチック廃棄物粒子を微粉炭用バーナーの火
炎中に吹き込み燃焼する方法、などが知られている。
において燃焼させるバーナーとしては、例えば、 3)特開平7−71728号公報に記載の方法、すなわ
ち、プラスチック廃棄物の着火が容易で、安定した燃焼
を可能にするバーナー、などが知られている。
として用いられる繊維強化プラスチック廃棄物は、微粉
化され、微粉炭とともに火炎中に供給されるため、燃焼
時間が短かく、燃焼の効率が高く、セメント品質に対す
る悪影響がないという長所を有するが、繊維強化プラス
チック廃棄物の微粉化に大量のエネルギーを必要とし、
従ってそれに要するコストが高く、実用が困難であると
いう問題点を有している。
れるプラスチック廃棄物の粒径は10〜20mm程度であ
ればよく、従って、微粉化する必要がないから、その破
砕に大量のエネルギー及び高いコストを必要としないと
いう長所がある。しかし、プラスチック廃棄物粒子を、
主燃料として用いられている微粉炭の燃焼により形成さ
れた火炎中に供給し、これを加熱し燃焼する際、その燃
焼時間を所望の短い時間にするためには、プラスチック
廃棄物粒子の噴射位置を適切にし、かつ、プラスチック
廃棄物粒子の噴射流を細くすることが必要になる。しか
し、このような噴射位置の設定及び前記細流化は、技術
的に困難な問題である。
ラスチック廃棄物粒子の噴射流が、微粉炭燃焼火炎を通
過せず、従って燃焼時間が長くなり、またプラスチック
廃棄物粒子の噴射流がロータリーキルンのセメント焼成
帯中のセメント原料上に落下して、燃焼を継続するとい
うことになる。また、前記噴射装置が適切であっても、
粒径10〜20mmのプラスチック廃棄物粒子を、直径2
0mm以上の噴射孔から噴射すると、この噴射流は、噴射
口から拡大流を形成して、細い噴射流とはならず、噴射
されたプラスチック廃棄物粒子の大部分は、微粉炭燃焼
火炎を通過することなく、前記火炎外で燃焼するため燃
焼時間が長くなり、ロータリーキルンのセメント焼成帯
中のセメント原料上に落下して、さらに燃焼を続けるよ
うになる。このように、セメント原料上において、プラ
スチック廃棄物粒子が燃焼し、空気を消費すると、セメ
ント原料は、還元性雰囲気にさらされることになり、そ
の結果、焼成されたセメントクリンカーの色調が変化
し、その結果、このセメントクリンカーに石こうを添加
し粉砕してセメントを製造すると、得られるセメントの
色調が変化するということになる。セメントの色調は、
セメントの重要な品質であるから、セメント色調の変化
は、セメント製造上きわめて重要な問題となる。
タリーキルンにおいて、可燃性固体廃棄物の燃焼が、セ
メント品質に与える影響が配慮されていないため、この
バーナーをセメントロータリーキルンに適用すると、得
られるセメントの品質が悪影響を受けるという問題があ
る。
廃棄物を、補助燃料として利用する際に、その前処理に
過大なエネルギー及びコストを必要とせず、かつ、得ら
れるセメントの品質に悪影響を与えることがないセメン
トロータリーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法を提供
しようとするものである。
メントロータリーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法に
より解決することができる。本発明のセメントロータリ
ーキルン用燃料燃焼装置は、セメントロータリーキルン
用円筒形バーナーの外壁の内周面に沿う外側円環内に、
互いに間仕切られて配列されている一群の外側一次空気
用噴出孔;前記外側一次空気噴出孔群の内側に、その前
記外側円環と同心の円周に沿う中間円環内に、互いに間
仕切られて配列されている一群の燃料/搬送用空気混合
物用噴出孔;前記燃料/搬送用空気混合物用噴出孔群の
内側に、その前記中間円環と同心の円周に沿う円環内
に、互いに間仕切られて配列されている一群の内側一次
空気用噴出孔;並びに、前記内側一次空気用噴出孔群の
内側に、配列された1個の可燃性固体粒状燃料/搬送用
空気混合物用噴出孔、を有することを特徴とするもので
ある。本発明のセメントロータリーキルン用燃料燃焼方
法は、前記本発明のセメントロータリーキルン用燃料燃
焼装置を用い、セメントロータリーキルン中に高温の二
次空気を送入しながら、前記燃料/搬送用空気混合物用
噴出孔群より微粉炭及びその搬送用空気を噴出させ、か
つ、前記外側一次空気用噴出孔群及び前記内側一次空気
用噴出孔群より一次空気を噴出させて、前記微粉炭を燃
焼させ、この燃焼により燃焼火炎最高温度域を形成し、
前記可燃性固体粒状燃料/搬送用空気混合物用噴出孔か
ら、可燃性固体粒状燃料を噴射して、前記燃焼火炎最高
温度域中を通過させ、それによって、前記可燃性固体粒
状燃料を熱分解して可燃性ガスを発生せしめ、この可燃
性ガスを燃焼させることを特徴とするものである。前記
発明の方法において、前記可燃性固体粒状燃料が、可燃
性固体廃棄物の破砕物であることが好ましい。前記本発
明の方法において、前記可燃性固体粒状燃料が、1〜2
0mmの粒子サイズを有することが好ましい。本発明の方
法において、前記微粉炭燃焼火炎最高温度域を、前記燃
料/搬送用空気混合物用噴出孔の噴射先端から5〜25
mの範囲内に形成することが好ましい。本発明の方法に
おいて、前記可燃性固体粒状燃料を、その噴射孔から1
0m/秒以上の初速で噴射することが好ましい。本発明
の方法において、前記燃焼火炎最高温度域において発生
した可燃性ガスが、この燃焼火炎最高温度域内において
燃焼することが好ましい。
は、セメントクリンカー、マグネシアクリンカー又は石
灰などの製造に用いられるロータリーキルンに好適に使
用されるものである。本発明において、燃料として、粉
末燃料が用いられ、さらに、可燃性固体粒状燃料、例え
ば可燃性固体廃棄物の破砕物が用いられる。図1に示さ
れているように、ロータリーキルン1の出口部は、製品
冷却装置2の入口部に連結されており、燃料燃焼装置3
はロータリーキルン1の出口部に、その入口部に指向し
て挿入されている。ロータリーキルン1内において製造
された製品は製品冷却装置2に送入され、冷却装置2内
に送入された冷却空気4により冷却され、このときに熱
交換により生成した高温の空気5は二次空気として冷却
装置2の入口部から、ロータリーキルン1内に還流さ
れ、燃料の燃焼に使用される。
燃焼装置の一実施態様の噴射端面を示す側面図を図2
(A)に示し、この製造の、図2(A)の線A−Aに沿
う断面図を図2(B)に示す。図2(A)及び(B)に
おいて、セメントロータリーキルン用円筒形バーナー1
1の外壁12の内周面に沿う外側円環状外側一次空気送
入管路13が形成され、この送入管路の噴出端は、複数
個の間仕切板13aにより互いに間仕切られた複数個の
(一群の)外側一次空気用噴出孔13bが形成されてい
る。この外側一次空気送入管路13の内側に、その内側
管壁13cを介してその前記円環状外側一次空気送入管
路13と同心の円周に沿う中間円環状燃料/搬送用空気
混合物用送入管路14が形成されこの混合物用送入管路
14は、その噴射端近傍において複数個の(一群)の間
仕切板14aにより間仕切られていて、複数個の、燃料
/搬送用空気混合物噴出孔14bが形成されている。
側管壁14cを介して、前記円環状混合物用送入管路1
4と同心の円周に沿う内側円環状一次空気送入管路15
が形成され、この内側一次空気送入管路15は、その噴
出端近傍において、旋回羽根15aにより間仕切られ
て、複数個の(一群の)内側一次空気噴出孔15bを形
成している。この内側一次空気送入管路15の内側管壁
15cの内側に、1個の可燃性固体粒状燃料/搬送用空
気混合物送入管路16が設けられており、その噴射端に
は噴射孔16aが形成されている。
気送入管路15は、一次空気供給源(図示されていな
い)に連結されており、燃料/搬送用空気混合物送入管
路14は、燃料と、搬送用空気との混合物の供給源(図
示されていない)と連結されており、可燃性固体粒状燃
料/搬送用空気混合物送入管路16は、可燃性固体粒状
燃料と搬送用空気との混合物の供給源(図示されていな
い)に連結されている。内側一次空気噴出孔15bの内
側には混合物噴射孔16aとは別に液体燃料用バーナー
(図示されていない)が挿入され液状燃料の供給源と連
結されるように配置されていてもよい。
噴射孔13bは、複数個、好ましくは6〜36個、より
好ましくは10〜12個設けられている。また、燃料/
搬送用空気混合物噴出孔14bは、複数個、好ましくは
4〜10個、より好ましくは6〜8個設けられている。
さらに、内側一次空気噴出孔15bは、複数個、好まし
くは6〜16個、より好ましくは10〜12個設けられ
ている。これら噴出孔13b,14b及び15bの各々
の寸法及び形状に格別の限定はなく、それぞれ、所望の
流量、流速を達成できるように設定すればよい。一般
に、可燃性固体粒状燃料/搬送用空気混合物用噴出孔1
6aは、それが例えば、粒子径が1〜20mmの可燃性固
体粒状燃料により閉塞することがないように、燃料粒子
のサイズ(粒径)の2倍以上であることが好ましく、よ
り好ましくは2〜4倍の孔径を有し、特に40〜80mm
の孔径を有することが好ましい。
燃焼方法は、本発明の上記燃焼装置を用いて行われ、ロ
ータリーキルン中に、高温の二次空気を送入しながら、
燃焼/搬送用空気混合物噴出孔群14bから、微粉炭及
びその搬送用空気の混合物を噴出させ、かつ、外側一次
空気用噴出孔群13b及び内側一次空気用噴出孔群15
bより、一次空気を噴出させて、前記微粉炭を燃焼さ
せ、この燃焼により、ロータリーキルン内に、燃焼火炎
最高温度域を形成し、かつ、可燃性固体粒状燃料/搬送
用空気混合物用噴出孔16aから、可燃性固体粒状燃料
を噴射して、前記燃焼火炎最高温度域中を通過させ、そ
れによって、前記可燃性固体粒状燃料を熱分解して可燃
性ガスを発生させ、この可燃性ガスを、ロータリーキル
ン内で燃焼させる。
は、可燃性有機廃棄物、例えば、タイヤ、プラスチック
成形物、ゴム屑、木屑、紙屑などの破砕物、或は、籾殻
などから選択することができ、その粒子サイズは、1〜
20mmであることが好ましい。また、本発明方法におい
て、噴出孔14bから噴出される燃料は、一般に石炭粉
末、コークス粉末などが用いられる。さらに、本発明方
法において用いられる二次空気は、一般に800〜11
00℃の温度を有するものである。
13bから、一次空気が60〜150m/秒の噴出速度
で噴射され、内側一次空気噴出孔15bから、一次空気
が60〜150m/秒の噴出速度で噴射されることが好
ましく、さらに燃料は、噴出孔14bから搬送用空気と
ともに、20〜60m/秒の噴出速度で噴射されること
が好ましい。
噴出孔13bと、燃料/搬送用空気混合物用噴出孔14
bと、内側一次空気噴出孔15bとは、同心円の円周上
に配置されているから、これらが、前記噴出速度で噴射
されると、燃料/搬送用空気混合物の噴出流は、外側一
次空気噴出流と内側一次空気噴出流との間に挟さまれ、
これらと急速に混合して渦流を形成し、この渦流中に二
次空気を巻き込んで、燃料を効率よく燃焼させ、噴射孔
13b,14b,15bから離間した火炎最高温度域を
形成する。この火炎最高温度域は、可燃性固体粒状燃料
/搬送用空気混合物噴出孔から、5〜25mの範囲内に
あることが好ましい。
可燃性固体粒状燃料/搬送用空気混合物が、高速で、好
ましくは、10m/秒以上、より好ましくは15〜25
m/秒の噴出速度で噴射される。このようにすると、可
燃性固体粒状燃料は、その噴出口から5〜25m離間し
た火炎最高温度域を通過し、その中で、熱分解されて可
燃性ガスを発生し、それがロータリーキルン内で、好ま
しくは火炎最高温度域内で燃焼する。すなわち、可燃性
固体粒状燃料が、火炎最高温度域に達する前に、重力に
より落下して、ロータリーキルンの製品の品質(例えば
色相)を低下させることがなく、或は少なくなる。
固体粒状燃料流は、内側一次空気噴出孔15bから噴出
した一次空気流により囲まれているので、火炎最高温度
域に達する前に、落下しようとする燃料粒子も、この一
次空気流により搬送されて、火炎最高温度域に効率よく
到達し、これを通過することができる。火炎最高温度域
を通過した燃料は、その大部分が可燃性ガスに変成さ
れ、その残留固形分はきわめて少なく、しかも、この残
留固形分が、ロータリーキルン内のセメント原料上に落
下したとしても、その燃焼時間は短かく、このため、セ
メント原料が残留固形分の燃焼による還元雰囲気にさら
され、その色相を悪化させることは、きわめて少なくな
る。
に、図2(A)及び(B)に示された構成を有する燃焼
装置を用い、表1に示す条件において、微粉炭及び廃プ
ラスチック破砕粒子燃焼した。但し、参考例及び実施例
1〜4の各々において、内側一次空気噴出孔15bにお
ける一次空気噴出速度は70m/秒でありかつその流量
は35m3 /分であり、外側一次空気噴出孔13bにお
ける一次空気噴出速度は110m/秒であり、その流量
は35m3 /時であり、一次空気比は18%であった。
また微粉炭の品位は6300kcal/kgであり、その粉末
度、(90μmメッシュ残分%)は10%であった。さ
らに、実施例1〜4において用いられたプラスチック破
砕粒子の粒径は5〜10mmであった。得られたセメント
クリンカーを、テストミルで粉末度3300cm2 /gま
で粉砕し、その色相(L値)を、測定した。その結果を
表1に示す。
可燃性固体粒状物、例えば有機廃棄物を、粒子径1〜2
0mmで使用することが可能になり、微細に破砕すること
が不要になり、かつ、この可燃性固体粒状物を、確実に
可燃性ガスに変成して、その燃焼を容易かつ高効率化
し、ロータリーキルン内のセメントクリンカーの品質低
下、例えば色相悪化を防止することが可能になった。
を示す説明図。
の噴出端を示す側面説明図であり、図2(B)は、図2
(A)の線A−Aに沿う図2(A)の燃焼装置の断面説
明図である。
管路 16a…可燃性固体粒状燃料/搬送用空気混合物噴射孔
4)
に、図2(A)及び(B)に示された構成を有する燃焼
装置を用い、表1に示す条件において、微粉炭及び廃プ
ラスチック破砕粒子を燃焼した。但し、参考例及び実施
例1〜4の各々において、内側一次空気噴出孔15bに
おける一次空気噴出速度は70m/秒でありかつその流
量は35m3 /分であり、外側一次空気噴出孔13bに
おける一次空気噴出速度は110m/秒であり、その流
量は35m3 /分であり、一次空気比は18%であっ
た。また微粉炭の品位は6300kcal/kgであり、その
粉末度、(90μmメッシュ残分%)は10%であっ
た。さらに、実施例1〜4において用いられたプラスチ
ック破砕粒子の粒径は5〜10mmであった。得られたセ
メントクリンカーを、テストミルで粉末度3300cm2
/gまで粉砕し、その色相(L値)を、測定した。その
結果を表1に示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 セメントロータリーキルン用円筒形バー
ナーの外壁の内周面に沿う外側円環内に、互いに間仕切
られて配列されている一群の外側一次空気用噴出孔;前
記外側一次空気噴出孔群の内側に、前記外側円環と同心
の円周に沿う中間円環内に、互いに間仕切られて配列さ
れている一群の燃料/搬送用空気混合物用噴出孔;前記
燃料/搬送用空気混合物用噴出孔群の内側に、その前記
中間円環と同心の円周に沿う円環内に、互いに間仕切ら
れて配列されている一群の内側一次空気用噴出孔;並び
に、前記内側一次空気用噴出孔群の内側に、配置された
1個の可燃性固体粒状燃料/搬送用空気混合物用噴出
孔、を有することを特徴とするセメントロータリーキル
ン用燃料燃焼装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のセメントロータリーキ
ルン用燃料燃焼装置を用い、セメントロータリーキルン
中に高温の二次空気を送入しながら、前記燃料/搬送用
空気混合物用噴出孔群より微粉炭及びその搬送用空気を
噴出させ、かつ、前記外側一次空気用噴出孔群及び前記
内側一次空気用噴出孔群より一次空気を噴出させて、前
記微粉炭流を燃焼させ、この燃焼により燃焼火炎最高温
度域を形成し、前記可燃性固体粒状燃料/搬送用空気混
合物用噴出孔から、可燃性固体粒状燃料を噴射して、前
記燃焼火炎最高温度域中を通過させ、それによって、前
記可燃性固体粒状燃料を熱分解して可燃性ガスを発生せ
しめ、この可燃性ガスを燃焼させることを特徴とするセ
メントロータリーキルン用燃料燃焼方法。 - 【請求項3】 前記可燃性固体粒状燃料が、可燃性固体
廃棄物の破砕物である、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記可燃性固体粒状燃料が、1〜20mm
の粒子サイズを有する、請求項2に記載の方法。 - 【請求項5】 前記微粉炭燃焼火炎最高温度域を、前記
燃料/搬送用空気混合物用噴出孔の噴射先端から5〜2
5mの範囲内に形成する、請求項2に記載の方法。 - 【請求項6】 前記可燃性固体粒状燃料を、その噴射孔
から10m/秒以上の初速で噴射する、請求項2に記載
の方法。 - 【請求項7】 前記燃焼火炎最高温度域において発生し
た可燃性ガスが、この燃焼火炎最高温度域内において燃
焼する、請求項2に記載の方法。
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---|---|---|---|
JP18627199A JP3623130B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | セメントロータリーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法 |
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JP18627199A JP3623130B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | セメントロータリーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法 |
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---|---|---|---|
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