JP2001012621A - ゲートの扉体 - Google Patents

ゲートの扉体

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JP2001012621A
JP2001012621A JP11181987A JP18198799A JP2001012621A JP 2001012621 A JP2001012621 A JP 2001012621A JP 11181987 A JP11181987 A JP 11181987A JP 18198799 A JP18198799 A JP 18198799A JP 2001012621 A JP2001012621 A JP 2001012621A
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JP
Japan
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door
discharge opening
sand
door body
limit position
Prior art date
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Pending
Application number
JP11181987A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyoshi Toyoda
邦義 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JP2001012621A publication Critical patent/JP2001012621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえ砂だまりに砂などの固形異物が堆積し
たとしても、放流用開口部を全閉する下限位置までの下
降を容易にして、扉体で放流用開口部を全閉した閉止状
態を確実に得ることができるゲートの扉体を提供する。 【解決手段】 下向きの先鋭端11Aを備えた食込み部
11が扉体5の下端部に幅方向全長にのびて設けらる。
扉体5が放流用開口部3を開放している状態において、
砂だまり10に砂などの固形異物12が堆積していて
も、扉体5が放流用開口部3を全閉する下限位置まで下
降するのに伴なって、先鋭端11Aを備えた食込み部1
1が堆積している固形異物12に食い込んで砂だまり1
0に進入することができる。これにより、扉体5を下限
位置まで下降させる動作が容易になり、扉体5で放流用
開口部3を全閉した閉止状態を確実に得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ場、下水処
理場などの水路や水槽の放流端あるいは浄水場、工業用
水路、農業用水路などの放流端に設置されるゲートの扉
体に係り、特に、放流用開口部を全閉する下限位置まで
の下降を容易にして、確実な閉止状態を得ることができ
るゲートの扉体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプ場、下水処理場などの水路や水槽
の放流端に設置されるゲートは、図7および図8に示す
ように構成されている。すなわち、水路または水槽1な
どの放流端に水門壁2が構築され、この水門壁2の下端
部に放流用開口部3が貫設されている。放流用開口部3
の入口側に枠状の戸当り4が取付けられ、この戸当り4
の前面に扉体5の裏面を当接させ、該扉体5の幅方向両
端部の前面を戸当り4の前側に取付けられた案内板6の
裏面に沿わせた状態で、昇降機構7によりスピンドル8
を介して扉体5を昇降させることにより放流用開口部3
が開閉される。
【0003】前記構成のゲートは、扉体5が図示のよう
に下限位置に位置決めされた放流用開口部3の全閉状態
において、昇降機構7によって扉体5を上限位置まで上
昇させて位置決めすることにより、放流用開口部3を全
開して、水路または水槽1の水をたとえば水門壁2より
下流側の水路または水槽9に放流することができる。ま
た、扉体5を上限位置と下限位置の間の任意の位置に位
置決めして、放流用開口部3の開度を調整することによ
って、下流側の水路または水槽9への放流量を調整する
ことも可能である。
【0004】一方、扉体5を下限位置まで下降させた場
合、扉体5の下端部は水路や水槽1の底部1Aよりも下
側に位置することになるので、水路や水槽1の底部1A
における水門壁2の近傍に砂だまり10を凹設して、扉
体5が下限位置まで下降するのを許容している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の扉体
5では、その下端面が平坦に形成されているので、経時
により砂だまり10に砂などの固形異物が堆積すると、
堆積している砂などの固形異物に平坦な下端面が干渉し
て扉体5の下降を妨げるように作用する。このため、扉
体5を下限位置まで下降させる動作が困難になり、放流
用開口部3を全閉した確実な閉止状態が得られなくなる
おそれを有している。
【0006】そこで、本発明は、たとえ砂だまりに砂な
どの固形異物が堆積したとしても、放流用開口部を全閉
する下限位置までの下降を容易にして、扉体で放流用開
口部を全閉した閉止状態を確実に得ることができるゲー
トの扉体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るゲートの扉体は、水路や水槽の放流端
に構築された水門壁に貫設されている放流用開口部の前
面に沿って昇降することで、該放流用開口部を開閉する
ゲートの扉体において、この扉体の下端部には、該扉体
が前記放流用開口部を全閉する下限位置まで下降した時
に、前記水路や水槽の底部の前記水門壁の近傍に凹設し
た砂だまりに進入する下向きの先鋭端を備えた食込み部
が幅方向にのびて設けられていることを特徴としてい
る。
【0008】本発明によれば、砂だまりに砂などの固形
異物が堆積していても、扉体が放流用開口部を全閉する
下限位置まで下降するのに伴なって、先鋭端を備えた食
込み部が前記堆積している固形異物に食い込んで容易に
砂だまりに進入する。このため、扉体を下限位置まで下
降させる動作が容易になり、扉体で放流用開口部を全閉
した閉止状態が確実に得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、本発明の特徴は扉体の下
端部に設けられた先鋭端を備えた食込み部にあり、その
他の構造は前記従来例と同一であるので、同一部分の構
造説明および作用説明は省略する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態を示し、扉体
の全閉状態を示す正面図、図2は図1のA−A線拡大断
面図である。これらの図において、扉体5の下端部に
は、下向きの先鋭端11Aを備えた食込み部11が幅方
向全長にのびて設けられている。食込み部11の先鋭端
11Aは、垂直な裏面11aに対して上端から下端に向
かって漸次裏面11aに近付き、下端で裏面11aに合
流する円弧状の傾斜表面11bによって刃物状断面に形
成されている。
【0011】前記構成において、図3に示すように、扉
体5が放流用開口部3を開放している状態において、砂
だまり10に砂などの固形異物12が堆積していても、
図4に示すように、扉体5が放流用開口部3を全閉する
下限位置まで下降するのに伴なって、先鋭端11Aを備
えた食込み部11が堆積している固形異物12に食い込
んで砂だまり10に進入することができる。このため、
扉体5を下限位置まで下降させる動作が容易になり、扉
体5で放流用開口部3を全閉した閉止状態を確実に得る
ことができる。
【0012】なお、前記実施の形態では、扉体5の下端
部に垂直な裏面11aと円弧状の傾斜表面11bとから
なる刃物状断面の先鋭端11Aを備えた食込み部11を
設けているが、食込み部11は、前記実施の形態にのみ
限定されるものではなく、図5に示すように、垂直な裏
面11aと直線状の傾斜表面11bとからなる刃物状断
面の先鋭端11Aを備えた食込み部11であってもよ
い。また、食込み部11の下端を直線で形成している
が、図6に示すように、鋸歯状に形成した食込み部11
であっても、前記実施の形態と同様の作用・効果を奏す
ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、扉体の
下端部に該扉体が放流用開口部を全閉する下限位置まで
下降した時に、水路や水槽の底部の水門壁の近傍に凹設
した砂だまりに進入する下向きの先鋭端を備えた食込み
部が幅方向にのびて設けられているので、砂だまりに砂
などの固形異物が堆積していても、扉体が放流用開口部
を全閉する下限位置まで下降するのに伴なって、先鋭端
を備えた食込み部が堆積している固形異物に食い込んで
砂だまりに進入することができる。このため、扉体を下
限位置まで下降させる動作が容易になり、扉体で放流用
開口部を全閉した閉止状態を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、扉体の全閉状態
を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】放流用開口部開放時の扉体の下端部を示す拡大
断面図である。
【図4】放流用開口部全閉時の扉体の下端部を示す拡大
断面図である。
【図5】食込み部の他の実施の形態を示す拡大断面図で
ある。
【図6】食込み部の他の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】従来例の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 水路または水槽 1A 水路または水槽の底部 2 水門壁 3 放流用開口部 5 扉体 10 砂だまり 11 食込み部 11A 下向きの先鋭端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路や水槽の放流端に構築された水門壁
    に貫設されている放流用開口部の前面に沿って昇降する
    ことで、該放流用開口部を開閉するゲートの扉体におい
    て、この扉体の下端部には、該扉体が前記放流用開口部
    を全閉する下限位置まで下降した時に、前記水路や水槽
    の底部の前記水門壁の近傍に凹設した砂だまりに進入す
    る下向きの先鋭端を備えた食込み部が幅方向にのびて設
    けられていることを特徴とするゲートの扉体。
JP11181987A 1999-06-28 1999-06-28 ゲートの扉体 Pending JP2001012621A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103362106A (zh) * 2012-03-26 2013-10-23 邓旭林 半脱离挡沙装置
CN111441317A (zh) * 2020-04-09 2020-07-24 吴应祥 一种现代农业生产用水渠阀门

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103362106A (zh) * 2012-03-26 2013-10-23 邓旭林 半脱离挡沙装置
CN111441317A (zh) * 2020-04-09 2020-07-24 吴应祥 一种现代农业生产用水渠阀门
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