JP2001011908A - 竪穴用蓋枠 - Google Patents

竪穴用蓋枠

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JP2001011908A
JP2001011908A JP11187095A JP18709599A JP2001011908A JP 2001011908 A JP2001011908 A JP 2001011908A JP 11187095 A JP11187095 A JP 11187095A JP 18709599 A JP18709599 A JP 18709599A JP 2001011908 A JP2001011908 A JP 2001011908A
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JP
Japan
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frame
cylinder
frame body
tube
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP11187095A
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English (en)
Inventor
Masa Kojima
政 小島
Takeshi Oshima
武士 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土中にしみ込んだ雨水等がフレーム筒に侵入
しないとともに枠体がフレーム筒に対して滑らかに回転
することができる地下埋設筺を提供すること。 【解決手段】フレーム筒の上端部に傾斜状の枠体支持面
を設けるとともにこの支持面に枠体の連結筒をその下端
周縁が接触した状態で載置し、更に、フレーム筒におけ
る枠体支持面の内側に係止筒を突設するとともにこの係
止筒の外周面を球面凸状に形成し、かつ、枠体の連結筒
の内周面を球面凹状に形成し、この枠体の連結筒を係止
筒に外嵌めするとともに枠体の内周面を前記係止筒の外
周面に略隙間無く接触させた地下埋設用筺である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は竪穴用蓋枠に関
し、例えば、土中における上下水道のバルブを収容する
筺、または、マンホールとして使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来におけるこの種の地下埋設
筺においては、図6に示すように、フレーム筒60におけ
る傾斜状の枠体支持面61に、枠体70を接触した状態で載
置し、前記フレーム筒60に対して前記枠体70を回転する
ことによって前記枠体70の軸心を傾斜させ、ひいては、
前記枠体70の水平面に対する角度を調節していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来における地下埋設筺にあっては、前記枠体支持面が
前記フレーム筒の内壁面に突され、前記枠体の連結筒は
このフレーム筒に内嵌めされた状態でこの枠体支持面に
載置されていたため、土中にしみ込んだ雨水等がフレー
ム筒の上端周縁から侵入しやすく、そのうえ、前記枠体
の連結筒と前記フレーム筒とは略垂直面で接触していた
ため、当該連結筒が回転する際にこじが発生して滑らか
に回転することができないという不都合を有した。
【0004】この発明の課題はこれらの不都合を解消す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、この発明に係る竪穴用蓋枠においては、連結筒を有
する枠体とフレーム筒とを備え、前記フレーム筒の上端
部に傾斜状の枠体支持面を設けるとともにこの支持面に
前記枠体の連結筒をその下端周縁が接触した状態で載置
し、前記フレーム筒に対して前記枠体を回転すると前記
枠体の軸心が傾斜する竪穴用蓋枠において、前記フレー
ム筒における前記枠体支持面の内側に係止筒を突設する
とともにこの係止筒の外周面を球面凸状に形成し、か
つ、前記枠体の連結筒の内周面を球面凹状に形成し、こ
の前記枠体の連結筒を前記係止筒に外嵌めするとともに
前記枠体の内周面を前記係止筒の外周面に略隙間無く接
触させたため、
【0006】フレーム筒の上端開口は前記枠体の連結筒
で覆われ、そのうえ、前記枠体の連結筒が前記フレーム
筒に対して回転する際にこじれが発生することはないも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に係る竪穴用蓋枠
の正面図、図2は同断面図、図3は固定ボルト等の斜視
図、図4は傾斜状態に調節した場合の図1に相当する
図、図5は同場合の図2に相当する図である。
【0008】図1および図2において、Bは土Sに埋設
さた地下埋設筺(この発明の「竪穴用蓋枠」に相当す
る)、10はその基フレーム筒である。この基フレーム筒
10内に上下水道のバルブ等が収容される。11は雌ねじ部
であり、前記基フレーム筒10の上端開口の内壁面に形成
されている。
【0009】一方、20は補助フレーム筒であり、前記基
フレーム筒10の上方に配置されている。21は雄ねじ部で
あり、前記補助フレーム筒20の下端開口の外壁面に形成
されている。この雄ねじ部21を前記基フレーム筒10の雌
ねじ部11に螺挿することによって前記補助フレーム筒20
は前記基フレーム筒10に連結されている。前記基フレー
ム筒10と前記補助フレーム筒20とによって本発明の「フ
レーム筒F」を構成する。なお、前記基フレーム筒10に
対する前記補助フレーム筒20の螺子込みの程度を調節す
ることによってフレーム筒Fの高さ調整をすることがで
きる。
【0010】22は前記枠体支持用フランジであり、前記
補助フレーム筒20の上端部の外壁面に外向きに形成され
ている。この枠体支持用フランジ22は上面がこの発明の
「枠体支持面」を構成し、直径方向(補助フレーム20
の)に傾斜している。
【0011】また、23は係止筒であり、前記補助フレー
ム筒20の上端部に相当する。この係止筒23の外壁面は先
端が縮径した球面凸状に形成されている。また、その先
端開口部には内向きフランジ24が形成されている。これ
は、中蓋の支持部としておよび上部の補強として機能す
るものである。なお、25,25,…は係止筒23に形成された
ボルト孔であり、90°間隔で4箇所存在する。また、
このボルト孔25の開口端部(係止筒25の内壁面側の)に
は皿状凹部26が形成されている。このボルト孔25および
皿状凹部26の機能は後記する。
【0012】次に、30は枠体、50はこの枠体30に着脱可
能に嵌挿される蓋体である。これらの枠体30および蓋体
50は、前記フレーム筒Fの上方に配置されている。31は
連結筒であり、この枠体30の下部に一体形成されてい
る。この連結筒31の下端開口縁は前記枠体支持用フラン
ジ22の上面と直径方向に逆傾斜をしている。このため、
前記前記枠体支持用フランジ22の上面に載置した際に図
1および図2に示すように略隙間無く接触し、軸心が垂
直状態、即ち、枠体30の上面を水平状態に維持できる。
また、この連結筒31の内壁面は先端が拡径した球面凹状
(前記係止筒の外壁面の球面凸状とは逆の球面状)に形
成されている。このため、前記連結筒31を前記係止筒23
に外嵌めした際に、球面状の接触面を介して略隙間の無
い状態で接触することができる。
【0013】次に、32,32,…は連結筒31に形成されたボ
ルト孔であり、90°間隔で4箇所存在する。又、33,3
3,…はリブであり、前記連結筒31の外壁面における前記
ボルト孔32の両側に形成されている。このリブ33,33 は
後記ナット53の廻り止めを図っている。るとともに連結
筒31の補強をしている。
【0014】50は六角穴付き固定ボルトであり、この球
状座金51を介して前記係止筒23のボルト穴25および前記
連結筒24のボルト穴32に嵌挿し、前記連結筒31の外壁面
における前記リブ33,33 の間に嵌挿されたナット53に螺
挿される。このとき、前記球状座金51は前記ボルト孔
(係止筒23の)25の皿状凹部26に嵌挿される。
【0015】なお、この場合、図3に示すように、地中
埋設筺Bの構造上L形レンチLを使用すれば作業がしや
すいものである。また、前記ナット53は土中に存在する
ため、このように一対のリブ33,33 によって廻り止めを
図ると前記固定ボルト50の締め付け作業が極めて簡易に
なる。さらに、球面座金51を使用しているため前記係止
筒23のボルト穴25と前記連結筒31のボルト孔32とが多少
ずれていても前記固定ボルト50は揺動することができそ
のずれに対応することができる。
【0016】このように構成される地下埋設筺Bにおけ
る枠体30の表面の角度を斜めに調節する場合には次のよ
うにする。
【0017】まず、固定ボルト50を外した状態で、連結
筒31ひいては枠体30を係止筒23ひいてはフレーム筒Fに
対して90°単位で回転する(軸心を中心として)、そ
して、その位置で、前記固定ボルト50を前記係止筒23の
ボルト穴25および前記連結筒24のボルト穴32に嵌挿しナ
ット53に締め付け固定すればよい(図3および図4を参
照のこと)。なお、図3および図4は180°回転した
場合を示している。
【0018】
【発明の効果】この発明に係る竪穴用蓋枠は、この発明
に係る竪穴用蓋枠においては、連結筒を有する枠体とフ
レーム筒とを備え、前記フレーム筒の上端部に傾斜状の
枠体支持面を設けるとともにこの支持面に前記枠体の連
結筒をその下端周縁が接触した状態で載置し、前記フレ
ーム筒に対して前記枠体を回転すると前記枠体の軸心が
傾斜する竪穴用蓋枠において、前記フレーム筒における
前記枠体支持面の内側に係止筒を突設するとともにこの
係止筒の外周面を球面凸状に形成し、かつ、前記枠体の
連結筒の内周面を球面凹状に形成し、この前記枠体の連
結筒を前記係止筒に外嵌めするとともに前記枠体の内周
面を前記係止筒の外周面に略隙間無く接触させたため、
【0019】フレーム筒の上端開口は前記枠体の連結筒
で覆われ、そのうえ、前記枠体の連結筒が前記フレーム
筒に対して回転する際にこじれが発生することはないも
のである。
【0020】よって、この竪穴用蓋枠を使用すれば、土
中にしみ込んだ雨水等がフレーム筒の上端周縁から侵入
することはないため従来必要としたオーリング等は不要
となり、そのうえ、前記枠体の連結筒(枠体)は前記フ
レーム筒に対して滑らかに回転することができるため当
該枠体の角度調節がしやすいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る竪穴用蓋枠の正面図であ
る。
【図2】図2は同断面図である。
【図3】図3は固定ボルト等の斜視図である。
【図4】図4は傾斜状態に調節した場合の図1に相当す
る図である。
【図5】図5は同場合の図2に相当する図である。
【図6】図6は図1に相当する従来例の図である。
【符号の説明】
B … 地下埋設用筺(竪穴用蓋枠) 20 … フレーム筒 22 … 枠体支持用フランジ(枠体支持面) 23 … 係止筒 30 … 枠体 31 … 連結筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結筒を有する枠体とフレーム筒とを備
    え、前記フレーム筒の上端部に傾斜状の枠体支持面を設
    けるとともにこの支持面に前記枠体の連結筒をその下端
    周縁が接触した状態で載置し、前記フレーム筒に対して
    前記枠体を回転すると前記枠体の軸心が傾斜する竪穴用
    蓋枠において、 前記フレーム筒における前記枠体支持面の内側に係止筒
    を突設するとともにこの係止筒の外周面を球面凸状に形
    成し、かつ、前記枠体の連結筒の内周面を球面凹状に形
    成し、この前記枠体の連結筒を前記係止筒に外嵌めする
    とともに前記枠体の内周面を前記係止筒の外周面に略隙
    間無く接触させたことを特徴とする竪穴用蓋枠。
JP11187095A 1999-06-30 1999-06-30 竪穴用蓋枠 Pending JP2001011908A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114441406A (zh) * 2022-01-05 2022-05-06 中交第四航务工程局有限公司 一种模拟基坑止水帷幕局部渗流的试验系统及其试验方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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