JP2001011781A - 記録シート - Google Patents

記録シート

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JP2001011781A
JP2001011781A JP11183015A JP18301599A JP2001011781A JP 2001011781 A JP2001011781 A JP 2001011781A JP 11183015 A JP11183015 A JP 11183015A JP 18301599 A JP18301599 A JP 18301599A JP 2001011781 A JP2001011781 A JP 2001011781A
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ink jet
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JP11183015A
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Yuji Iguchi
裕二 井口
Katsuaki Arai
克明 新井
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/30Ink jet printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/0035Uncoated paper

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  • Textile Engineering (AREA)
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】布帛独特の外観を失わず、十分な印字濃度を維
持しながらインクの裏面への滲みを全く発生させない織
布を基材としたインクジェット記録シートを提供する。 【解決手段】支持体にインク受理成分を塗設あるいは含
浸してなるインクジェット記録シートにおいて、該支持
体が経密度20本/in以上80本/in以下でかつ緯
密度が20本/in以上80本/in以下の織り密度の
織布であるインクジェット記録シートの発明である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
シートに関するものであり、さらに詳しくは布帛独自の
風合い及び外観を持ちながら十分なインクジェット適性
を持ったインクジェット記録シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録
シートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもの
であるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターン
の融通性が大きい、現像−定着が不要などの特徴があ
り、漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記録装
置として種々の用途において急速に普及している。さら
に、多色インクジェット方式により形成される画像は、
製版方式による多色印刷に比較して遜色のない記録を得
ることが可能である。また、作成部数が少なくて済む用
途においては、安価であることからフルカラー画像記録
分野にまで広く応用されつつある。
【0003】このインクジェット記録方式で使用される
記録シートとしては、通常の印刷や筆記に使われる上質
紙やコーテッド紙を使うべく、装置やインク組成の面か
ら努力がなされてきた。しかし、装置の高速化・高精細
化あるいはフルカラー化などインクジェット記録装置の
性能の向上や用途の拡大に伴い、記録シートに対しても
より高度な特性が要求されるようになった。
【0004】即ち、当該記録シートとしては、印字ドッ
トの濃度が高く色調が明るく鮮やかであること、インク
の吸収が早く印字ドットが重なった場合においてもイン
クが流れ出したり滲んだりしないこと、印字ドットの横
方向への拡散が必要以上に大きくなく、且つ周辺が滑ら
かでぼやけないことなどの高い画像再現性が要求され
る。
【0005】従来よりインクジェット記録シートの基材
には紙あるいはフィルムが使用されてきた。しかし、近
年の嗜好の多様化により織物に代表される布帛を基材と
したインクジェット記録シートも開発されてきている。
【0006】従来布帛への捺染には、ローラー捺染、ス
クリーン捺染、転写捺染等の捺染方法が採られてきた
が、多品種少量生産の流れよりインクジェット方式によ
る捺染が検討されてきている。具体的には、特開昭61
−138783号、特開昭61−138784号、特開
昭61−138785号、特開昭61−138786
号、特開昭62−53493号などに、一方の面に受容
層を設けた布帛にインクジェット方式で捺染する捺染方
法が開示されている。
【0007】一般にインクジェット記録シートの記録面
の平滑性が高いほど高精細印字に有利である。そこで、
布帛の表面についても、より平坦にすることにより印字
性は良好となる。具体的には、特許第2858659号
において、布帛を構成する糸の径を限定することにより
縦糸と横糸の交差点での凹部での未印字部がなくなり良
好な印字性を得ることができることが開示されている。
しかし、糸の径をあまり細くしてしまうと、折角、基材
に織布を使用しても外観的に織布らしさが見られなくな
ってしまう。また、布帛に印字する場合、布帛の裏面で
インクが滲んでしまう問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、布帛独特の外観を失わず、十分な印字濃度を維持し
ながらインクの裏面への滲みを全く発生させない織布を
基材としたインクジェット記録シートを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上のよ
うな問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明
に至った。
【0010】すなわち、支持体にインク受理成分を塗設
あるいは含浸してなるインクジェット記録シートにおい
て、該支持体が経密度20本/in以上80本/in以
下でかつ緯密度が20本/in以上80本/in以下の
織り密度の織布であるインクジェット記録シートの発明
である。
【0011】また、織布を構成する糸の径が200μm
以上である上記インクジェット記録シートの発明であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のインクジェット記録シー
トでは、支持体に縦糸の経密度が20本/in以上80
本/in以下であり、かつ横糸の緯密度が20本/in
以上80本/in以下の織り密度の織布を用いることに
より、良好な印字濃度を維持しながら裏面でのインクの
滲みを起こすことがない。おそらく、該織布の空孔の具
合が適度なため、適切なインク吸収性と裏面へのインク
遮蔽性を発現しているのである。経密度あるいは緯密度
が80本/inより多いと必然的に糸の径が細くなり、
印字濃度は良好ながら、織布らしい風合いや外観を失っ
てしまう上、裏面へのインクの滲みが大きくなる。ま
た、経密度あるいは緯密度が20本/inより少ない
と、裏面へのインクの抜けが大きくなると共に織布自体
が透けてきてしまうため、良好な印字濃度を発現するこ
とができない。さらに、本発明のインクジェット記録シ
ートにおいて、径が200μm以上の糸で構成される織
布を用いることにより、外観的により織布らしさを際だ
たせることができる。
【0013】本発明において、支持体としての織布は、
縦糸の織り密度(経密度)が20本/in以上80本/
in以下であり、かつ横糸の織り密度(緯密度)が20
本/in以上80本/in以下であれば、特に制限され
ない。該織布としては、平織り、綾織り、朱子織りなど
の織り地の織物を使用することができ、該織布を構成す
る糸には、単糸、双糸、フィラメント糸等従来のものを
利用することができる。本発明において、支持体である
織布を径が200μm以上の糸で構成させることにより
外観的により織布らしさを強調でき、他のインクジェッ
ト記録シートと差別化することができる。
【0014】該糸を構成する繊維には、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
又はこれらポリマーの変性ポリマー等のホモポリマー及
びコポリマーのようなポリエステル系繊維、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリスチレン、又はこれらポリマ
ーの変性ポリマー等のホモポリマー及びコポリマーのよ
うなポリオレフィン系繊維、アクリル繊維、モダクリル
繊維等のようなポリアクリロニトリル系繊維、ナイロン
6、ナイロン66等のようなナイロン繊維、ポリビニル
アルコール系繊維、ウレタン繊維/等の有機合成繊維;
又、レーヨン等の再生セルロース繊維やコラーゲン、ア
ルギン酸、キチン質等を溶液にしたものを紡糸した繊維
等のような再生繊維;アセテート繊維等のような半合成
繊維;麻、コットン、パルプ等のセルロース系繊維や羊
毛、絹等の蛋白質系繊維等のような天然繊維;金属繊
維、ガラス繊維、炭素繊維のような無機系繊維、等の各
種繊維が挙げられ、これらを単独又は組み合わせて使用
することが出来る。
【0015】本発明のインクジェット記録シートを作製
するために織布にインク受理成分を塗設あるいは含浸す
る必要がある。その手段としては、各種ブレードコータ
ー、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコー
ター、ロッドブレードコーター、ショートドウェルコー
ター、コンマコーター、ダイコーター、リバースロール
コーター、キスコーター、ディップコーター、カーテン
コーター、エクストルージョンコーター、ゲートロール
コーター、グラビアコーター、マイクログラビアコータ
ー、サイズプレス、タブサイズプレスなどの塗工装置を
用いることが出来る。
【0016】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、インク受理成分の塗工量は特に制限されることはな
いが、好ましくは5g/m2以上50g/m2以下で、更に
好ましくは10g/m2以上40g/m2以下である。塗工
量が5g/m2より少なくなるとインク吸収能が低下し滲
みが発生するようになる。また、塗工量が50g/m2
超えるとインク受理成分が厚く織布表面を覆うため、イ
ンク受理成分の粉落ちが目立つようになり、やはり印字
品位低下をもたらす。
【0017】本発明に用いられるインク受理成分中に
は、公知の白色顔料を1種以上用いることができる。例
えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオ
リン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化
チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイ
ト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、
珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリ
カ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミ
ニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイ
サイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムなどの
白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、ア
クリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイ
クロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂などの有機顔料
などが挙げられる。上記の中でも、インク受理成分中に
主体成分として含有する白色顔料としては、多孔性無機
顔料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多孔性炭酸
マグネシウム、多孔性アルミナなどが挙げられ、特に細
孔容積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好ましい。
【0018】本発明のインク受理成分にはカチオン性染
料定着剤を含有することができる。カチオン性染料定着
剤としては2級アミン、3級アミン、4級アンモニウム
塩などが挙げられ、これらのカチオン性染料定着剤はイ
ンク受理成分中の水性インクの染料分である水溶性直接
染料や水溶性酸性染料中のスルホン酸基、カルボキシル
基、アミノ基などと不溶な塩を形成するため、インク受
理成分にて染料を捕獲し、色彩性の向上や不溶な塩の形
成により水の滴下や吸湿によるインクの流れだしや滲み
だしを抑制し耐水性が向上させることができる。
【0019】また、本発明のインク受理成分で用いられ
る接着剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、酢
酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変
性ポリビニルアルコール等;スチレン−ブタジエン共重
合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の
共役ジエン系共重合体ラテックス;アクリル酸エステル
及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重合体、アク
リル酸及びメタクリル酸の重合体又は共重合体等のアク
リル系重合体ラテックス;エチレン酢酸ビニル共重合体
等のビニル系重合体ラテックス;或いはこれらの各種重
合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体による官能
基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂等の
熱硬化合成樹脂系等の水性接着剤;ポリメチルメタクリ
レート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラ
ール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着剤が挙げら
れ、1種以上で使用される。
【0020】さらに、その他の添加剤として、顔料分散
剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、
発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化
剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等をインク受理層
中に適宜配合することもできる。
【0021】また、インク受理性を織布に付与した後に
は、マシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカ
レンダーなどのカレンダーを用いて平坦化仕上げを行っ
ても良い。
【0022】本発明のインクジェット記録シートでは、
支持体に経密度、緯密度が限定された織布が使用されて
いるため、良好なインクジェット記録性を示すことはも
とより、該記録シートの裏面でのインク滲みが少なく、
そのため、吊り下げ看板等の掲示物に使用された場合、
裏面の見苦しさを露呈することがない。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例をあげて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。ま
た、実施例、及び比較例において「部」及び「%」は、
特に明示しない限り重量部及び重量%を示す。
【0024】〈インク受理成分液の作製〉合成非晶質シ
リカ(Nipsil RS150:日本シリカ工業製)
100部、酢酸ビニル−エチレン−特殊エステル系接着
剤(スミカフレックス951、:住友化学工業製)30
部、カチオン性染料定着剤(スミレーズレジン100
1:住友化学工業製)20部を用い、これを調液し、固
形分濃度13%としたインク受理成分液とした。
【0025】実施例1 支持体としてのポリエステル布(20番手糸、経密度2
6本/in、緯密度28本/in)に、〈インク受理成
分液の作製〉で作製したインク受理成分液をサイズプレ
スで乾燥後の含浸量が36g/m2となるように含浸し、
乾燥して、本発明のインクジェット記録シートを得た。
なお、20番手糸の径を測定したところ糸の径は160
μmであった。
【0026】実施例2 支持体をポリエステル布(20番手糸、経密度68本/
in、緯密度61本/in)に変更した以外は実施例1
と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得
た。なお、20番手糸の径を測定したところ150μm
であった。
【0027】実施例3 支持体を綿布(8番手糸、経密度26本/in、緯密度
28本/in)に変更した以外は実施例1と同様にして
本発明のインクジェット記録シートを得た。なお、8番
手糸の径を測定したところ糸の径は320μmであっ
た。
【0028】実施例4 支持体を綿布(12番手糸、経密度26本/in、緯密
度28本/in)に変更した以外は実施例1と同様にし
て本発明のインクジェット記録シートを得た。なお、1
2番手糸の径を測定したところ糸の径は210μmであ
った。
【0029】比較例1 支持体をポリエステル布(20番手糸、経密度18本/
in、緯密度16本/in)に変更した以外は実施例1
と同様にしてインクジェット記録シートを得た。なお、
20番手糸の径を測定したところ150μmであった。
【0030】比較例2 支持体をポリエステル布(20番手糸、経密度90本/
in、緯密度96本/in)に変更した以外は実施例1
と同様にしてインクジェット記録シートを得た。なお、
20番手糸の径を測定したところ150μmであった。
【0031】〈試験方法〉 1)印字濃度 実施例及び比較例で作製した記録シートをA4判に断裁
した後、インクジェットプリンター(HP製 Desi
gnJet2500CP、UVインク)でブラック、シ
アン、マゼンタ、イエローの各色100%のベタ印字を
行う。マクベスRD919で印字部の濃度を測定した。
値は大きい方が印字濃度が高く印字性が良好であること
を示す。
【0032】2)裏滲み 1)印字濃度試験で印字した印字部の裏面を目視で観察
し、裏面へのインクの滲み具合を評価する。裏面でイン
クの滲みが全くないものを裏滲みが優とし、わずかに裏
滲みが見られるものを裏滲みは並、裏面でかなり滲みが
見られているものを裏滲みが劣と判定した。
【0033】3)外観 実施例及び比較例で作製した記録シートをA2判大に断
裁し、インクジェットプリンター(HP製 Desig
nJet2500CP、UVインク)で絵画(油絵の写
真)を印字する。印字した記録シートを上辺を持ち吊
し、5m離れた地点より観察する。見た目で布らしさが
際だっているものを外観が優、布っぽく見えるものを外
観が並、印字が薄かったり、布らしさがでていないもの
を外観が劣と判定した。外観的な布らしさとは、画像を
観察した際に布目が見えたり、一般的な紙、フィルムと
は異なる印象を見るものに与えることを指す。
【0034】
【表1】
【0035】評価:表1より明らかなように本発明のイ
ンクジェット記録シートは良好な印字濃度を示す上、該
記録シートの裏面にインクの滲みが見られないことがわ
かる。さらに、支持体としての織布を構成する糸に径が
200μm以上のものを使用することにより、外観上よ
り布らしさが際だつことがわかる。比較例のように、織
り密度が本発明の範囲から外れることにより、具体的に
は比較例1のように織り密度が20本/inより少ない
と印字濃度、裏抜けに劣り、比較例2のように織り密度
が80本/inを超えると裏抜け及び外観が劣ることが
わかる。
【0036】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録シートは、
布としての外観を保ちながら十分な印字濃度及びインク
の裏滲みを起こすことがなく、垂れ幕、吊り下げ看板等
の用途において有効に使用される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体にインク受理成分を塗設あるいは
    含浸してなるインクジェット記録シートにおいて、該支
    持体が経密度20本/in以上80本/in以下でかつ
    緯密度が20本/in以上80本/in以下の織り密度
    の織布であることを特徴とするインクジェット記録シー
    ト。
  2. 【請求項2】 該織布を構成する糸の径が200μm以
    上であることを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
    ト記録シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003105680A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Seiren Co Ltd インクジェット捺染用布帛、その製造方法及びその捺染物の品質判定方法。

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