JP2001011118A - ポリアルキルピロリジンおよびそれを含む燃料組成物 - Google Patents

ポリアルキルピロリジンおよびそれを含む燃料組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン堆積物を防止、抑制する新規化合
物、およびそれを燃料添加剤として含む燃料組成物を提
供する。 【解決手段】 下記式で表されるポリアルキルピロリジ
ン化合物もしくはその燃料可溶性塩: 【化1】 [R1は平均分子量が約500〜5000の範囲内にあ
るポリアルキル基であり;R2は炭素原子数約2〜6の
直鎖または分枝鎖のアルキレン基であり;R3はHまた
はCH3であり;そしてxは約0〜4の整数である]。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なポリアルキ
ルピロリジンおよびその誘導体に関するものである。特
に本発明は、エンジン堆積物を防止および抑制する目的
でこれらの化合物を燃料組成物に使用することに関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料油やガソリンなどの液体炭化水素系
燃焼燃料が、長期間の貯蔵後にあるいは実際の作動条件
下で、ある種の有害な特性を示しがちであることは当該
分野ではよく知られている。例えば、ガソリンは作動し
ているときに、キャブレータや吸入弁を含む動力系のい
ろいろな部位にスラッジやワニスを堆積しがちである。
従って、そのような堆積物を出す傾向を減らすことによ
り液体炭化水素燃料を改善する手段を見つけることが望
まれている。
【0003】米国特許第4240803号明細書には、
燃料と、アルケニルコハク酸またはその無水物(アルケ
ニル置換基は、C16〜C28のオレフィンの特定の混合物
から誘導される)を、ポリアルキレンポリアミンと反応
させることにより合成した清浄剤有効量のアルケニルス
クシンイミドとからなる液体炭化水素燃料組成物が開示
されている。この特許には、液体炭化水素系清浄剤とし
ての予期せぬ効果のためには、スクシンイミドに結合し
ているアルケニル基が、オレフィンのオリゴマー化から
「ボトム(底)」生成物として得られるC16〜C28のオ
レフィン混合物から誘導されることが不可欠であると教
示されている。
【0004】ヨーロッパ特許出願第376578号公報
には、内燃機関内の炭素堆積物を低減するための、
(a)ポリアルキレンスクシンイミド、(b)ポリアル
キレン、および(c)鉱油からなる三成分系添加剤組成
物が開示されている。また、そのような添加剤組成物を
含む液体燃料組成物、並びにこの組成物を用いてガソリ
ン内燃機関を清浄にする方法も開示されている。このヨ
ーロッパ特許出願に開示されている唯一の実施例は、ポ
リイソブチレンスクシンイミド添加剤の吸入弁およびキ
ャブレータ清浄度試験での使用を示している。しかしな
がら、スクシンイミドを合成するのに使用したポリアミ
ンの種類やポリイソブチレン置換基の分子量について
は、実施例では全く言及されていない。
【0005】英国特許第1486144号公報には、
(a)炭化水素置換スクシンイミド、(b)C2〜C6
不飽和炭化水素の重合体、及び(c)パラフィン系また
はナフテン系油からなるガソリン添加剤組成物が開示さ
れている。この英国特許の実施例1には、ポリイソブチ
レン基の分子量が約900であって、イミド部がジエチ
レントリアミンから誘導されたものであるポリイソブチ
レンスクシンイミドが、パラフィン系油および約28重
量%の分子量約800のポリプロピレンとの組合せで開
示されている。この英国特許には更に、炭質堆積物の低
減を達成するには三成分全てが不可欠であることが教示
されている。
【0006】米国特許第4039300号明細書には、
少なくとも一個のキャブレータを装備した内燃機関に燃
料を供給するための組成物が、ガソリンの沸点範囲の沸
点を有する主要量の炭化水素、少量の少なくとも一種類
の清浄剤、および平均分子量が300〜700の芳香族
炭化水素を少なくとも50重量%含む少量の潤滑粘度の
鉱油からなり、そして清浄剤および油はキャブレータの
堆積物形成を防止するのに充分な量で存在することが開
示されている。開示された清浄剤としてはポリアミノ−
ポリアルキレンアルケニルスクシンイミドがあり、好ま
しくはポリイソブテニルスクシンイミドである。よっ
て、この特許の特徴は、公知の清浄剤と組み合わせて、
少なくとも50%の芳香族炭化水素を含む芳香族に富ん
だな鉱油を使用することにある。
【0007】米国特許第5393309号明細書には、
エチレンジアミンまたはジエチレントリアミンから誘導
され、そしてポリイソブテニル基の平均分子量が約12
00〜1500であるポリイソブテニルスクシンイミド
と、不揮発性のパラフィン系またはナフテン系キャリヤ
油もしくはそれらの混合物とからなる燃料添加剤組成物
が開示されている。
【0008】同様に、ヨーロッパ特許出願第56528
5号公報には、主要量の液体炭化水素燃料、及びポリイ
ソブテン置換コハク酸アシル化剤と、アミン窒素に結合
した少なくとも1個の反応性水素を持つアミンとの反応
から誘導された、清浄性を与える量のポリイソブテンス
クシンイミドからなる燃料組成物が開示されている。ポ
リイソブテン置換基は高反応性ポリイソブテンから誘導
される。
【0009】本願出願人に譲渡された1998年8月2
8日出願の米国特許出願第09/141636号明細書
には、ポリイソブテニル基が高反応性ポリイソブテンか
ら誘導され、その平均分子量が約500〜5000であ
るある種のポリイソブテニルスクシンイミドは、燃料組
成物に添加剤として使用した場合に、特に吸入弁におい
てエンジン堆積物の優れた抑制をもたらすことが開示さ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エンジン堆
積物、特に吸入弁堆積物の生成を防止し、抑制する新規
なポリアルキルピロリジン化合物、それを含む燃料組成
物および燃料濃厚物を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ある種のポ
リアルキルピロリジンが、燃料組成物に燃料添加剤とし
て使用したときに、エンジン堆積物、特に吸入弁堆積物
の優れた抑制をもたらすことを見い出した。
【0012】本発明の化合物には、下記式(I)で表さ
れる化合物もしくはその燃料可溶性塩が包含される。
【0013】
【化4】
【0014】[式中、R1は、平均分子量が約500〜
5000の範囲内にあるポリアルキル基であり;R
2は、炭素原子数約2〜6の直鎖または分枝鎖のアルキ
レン基であり;R3は、HまたはCH3であり;そしてx
は、約0〜4の整数である]
【0015】さらに本発明は、ガソリンまたはディーゼ
ル燃料の沸点範囲の沸点を有する主要量の炭化水素と、
堆積物抑制に有効な量の本発明の化合物とからなる燃料
組成物を提供することにもある。
【0016】また本発明は、約150゜F(65℃)〜
400゜F(205℃)の範囲の沸点を有する不活性で
安定な親油性有機溶剤と、約10〜50重量%の本発明
の化合物とからなる燃料濃厚物にも関する。
【0017】本発明は特に、ポリアルキル基の平均分子
量が500〜5000の範囲内のある種のポリアルキル
ピロリジンは、燃料組成物に添加剤として使用したとき
に、特に吸入弁においてエンジン堆積物の優れた抑制を
もたらすという発見に基づいている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の化合物は、下記式(I)
で表されるポリアルキルピロリジンもしくはその燃料可
溶性塩である。
【0019】
【化5】
【0020】[式中、R1、R2、R3およびxは前に定
義したとおりである]
【0021】R1は、好ましくは平均分子量が約500
〜3000の範囲内、より好ましくは約700〜200
0の範囲内、そして最も好ましくは約700〜1500
の範囲内にあるポリアルキル基である。
【0022】R1は、特に好ましくは、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、もしくは1−オクテンまたは1−デセ
ンのポリアルファオレフィンオリゴマーから誘導された
ポリアルキル基である。より好ましくは、R1は、ポリ
イソブテンから誘導されたポリアルキル基である。最も
好ましくは、R1は、少なくとも約20%のメチルビニ
リデン異性体を含む高反応性ポリイソブテンから誘導さ
れたポリアルキル基である。
【0023】R2は好ましくは、炭素原子数約2〜4の
直鎖または分枝鎖のアルキレン基である。最も好ましく
はR2は、約2個または3個の炭素原子を含む。R3は好
ましくは、Hである。xは好ましくは、約0〜2の整数
である。最も好ましくは、xは0である。
【0024】上記式(I)の化合物の燃料可溶性塩は容
易に合成することができ、そしてそのような塩はエンジ
ン堆積物を防止または抑制するに有用である。好適な塩
としては、例えば、そのアミノ部をアルキル又はアリー
ルスルホン酸などの強有機酸でプロトン化することによ
り得られたものを挙げることができる。好ましい塩とし
ては、トルエンスルホン酸およびメタンスルホン酸から
誘導されるものを挙げることができる。
【0025】[定義]本発明について詳細に述べる前
に、本明細書で用いられる用語について定義する。「ピ
ロリジン」は、下記一般式で表される、ピロリジンから
の−C47N基を意味する。
【0026】
【化6】
【0027】「アルキル基」は、直鎖および分枝鎖の両
方のアルキル基を意味する。「低級アルキル基」は、炭
素原子数約1〜6のアルキル基を意味し、第一級、第二
級および第三級アルキル基が含まれる。代表的な低級ア
ルキル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルなどを挙げること
ができる。
【0028】「ポリアルキル基」は、一般にポリオレフ
ィンから誘導されるアルキル基を意味し、そのポリオレ
フィンはモノ−オレフィン、特に1−モノ−オレフィ
ン、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン等の重合体
または共重合体である。好ましくは、用いられるモノ−
オレフィンの炭素原子数は約2〜24であり、そしてよ
り好ましくは炭素原子数は約3〜12である。より好ま
しいモノ−オレフィンとしては、プロピレン、ブチレ
ン、特にイソブチレン、1−オクテンおよび1−デセン
を挙げることができる。そのようなモノ−オレフィンか
ら合成されたポリオレフィンとしては、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、特にポリイソブテン、および1−オク
テンおよび1−デセンから生成するポリアルファオレフ
ィンを挙げることができる。
【0029】「高反応性ポリイソブテン」は、残留する
オレフィン二重結合のうちの少なくとも約20%がビニ
リデン型、すなわち下記式で表されるものであるポリイ
ソブテンを意味する。
【0030】
【化7】
【0031】「スクシンイミド」は、多数のアミド、イ
ミドなど、無水コハク酸とアミンの反応によって生成す
るものも含むと当該分野では了解されており、本発明で
もそのように用いられる。しかしながら、主生成物はス
クシンイミドであり、この用語は一般的には、アルケニ
ル又はアルキル置換コハク酸またはその無水物とポリア
ミンとの反応の生成物を意味するものとみなされてい
る。アルケニル又はアルキルスクシンイミドは多数の文
献に開示され、当該分野ではよく知られている。スクシ
ンイミドのある基本的な種類および「スクシンイミド」
なる技術用語に含まれる関連物質については、米国特許
第2992708号、第3018250号、第3018
291号、第3024237号、第3100673号、
第3172892号、第3219666号、第3272
746号、第3361673号、第3381022号、
第3912764号、第4234435号、第4612
132号、第4747965号、第5112507号、
第5241003号、第5266186号、第5286
799号、第5319030号、第5334321号、
第5356552号、第5716912号の各明細書に
教示されており、それらの開示内容を参照することがで
きる。
【0032】「燃料」または「炭化水素燃料」は、ガソ
リンおよびディーゼル燃料の沸点範囲の沸点を有する通
常は液体の炭化水素を意味する。
【0033】[一般的な合成方法]本発明のポリアルキ
ルピロリジンは、以下の一般的な方法および手段を利用
して合成することができる。代表的または好ましい操作
条件(例えば、反応温度、時間、反応物のモル比、溶
媒、圧力など)が記されている場合でも、特に断らない
限りは、他の操作条件も利用できると理解すべきであ
る。最適な反応条件は使用する特定の反応物や溶媒によ
っても異なるが、そのような条件は当該分野の熟練者に
よって通常の最適化方法により決定することができる。
【0034】本発明に用いられるポリアルキルピロリジ
ンは、最初に下記式(II)のポリアルケニルコハク酸無
水物と、アンモニア、水酸化アンモニウム、メチルアミ
ンまたは後述する好適なポリアミンとにより、下記式
(III)のポリアルケニルスクシンイミドを与える反応
を包含する方法により合成する。
【0035】
【化8】
【0036】[式中、R4は後に定義するポリアルケニ
ル基である]
【0037】
【化9】
【0038】[式中、R2、R3、R4およびxは前に定
義したとおりである]
【0039】ポリアルケニルコハク酸無水物反応物は、
平均分子量が約500〜5000、好ましくは約500
〜3000、より好ましくは約700〜2000、そし
て最も好ましくは約700〜1500であるポリアルケ
ニル基、R4を含んでいる。
【0040】使用するポリアルケニルコハク酸無水物の
ポリアルケニル基は一般には、モノ−オレフィン、特に
1−モノ−オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、
ブチレン等の重合体または共重合体であるポリオレフィ
ンから誘導される。使用するモノ−オレフィンの炭素原
子数は、約2〜24であることが好ましく、より好まし
くはその炭素原子数が約3〜12である。より好ましい
モノ−オレフィンとしては、プロピレン、ブチレン、特
にイソブチレン、1−オクテンおよび1−デセンを挙げ
ることができる。そのようなモノ−オレフィンから合成
されたポリオレフィンとしては、ポリプロピレン、ポリ
ブテン、特にポリイソブテン、および1−オクテンや1
−デセンから生成するポリアルファオレフィンを挙げる
ことができる。
【0041】本発明に用いるポリアルケニルコハク酸無
水物を合成するのに使用する好ましいポリイソブテン
は、反応性の高いメチルビニリデン異性体を少なくとも
約20%、好ましくは少なくとも約50%、より好まし
くは少なくとも約70%含有するポリイソブテンであ
る。好適なポリイソブテンとしてはBF3触媒を用いて
合成したものが挙げられる。メチルビニリデン異性体が
全組成中高比率で占めるそのようなポリイソブテンの合
成については、米国特許第4152499号および第4
605808号の明細書に記載されている。アルキルビ
ニリデンを高含量で含有する好適なポリイソブテンの例
としては、ウルトラビス30、数平均分子量が約130
0でメチルビニリデン含量が約74%のポリイソブテ
ン、およびウルトラビス10、数平均分子量が約950
でメチルビニリデン含量が約76%のポリイソブテンを
挙げることができ、両方ともブリティッシュ・ペトロリ
ウム社より入手できる。
【0042】ポリアルケニルコハク酸無水物は当該分野
ではよく知られている。オレフィンと無水マレイン酸と
の反応を含めて、ポリアルケニルコハク酸無水物を合成
する各種の方法について記述されている。そのような方
法には熱的方法および塩素化法がある。熱的方法は、塩
素化オレフィンと無水マレイン酸を熱反応させることに
特徴があり、例えば米国特許第3361673号および
第3676089号の明細書に記載されており、本発明
においても参照することができる。あるいは塩素化法
は、塩素化ポリイソブテン等のハロゲン化オレフィンと
無水マレイン酸を反応させることに特徴があり、例えば
米国特許第3172892号明細書に記載されており、
本発明においても参照することができる。
【0043】次いで、ポリアルケニルコハク酸無水物
は、好適な水素化触媒、例えばパラジウム炭素または酸
化白金との反応により還元されて、ポリアルキルコハク
酸無水物、すなわち下記式(IV)が生成する。
【0044】
【化10】
【0045】[式中、R1、R2、R3およびxは前に定
義したとおりである]
【0046】ポリアルキルコハク酸無水物とアンモニ
ア、水酸化アンモニウムまたは好適なポリアミンとの反
応により、下記反応式に示すように、ポリアルキルスク
シンイミドが生成する。
【0047】
【化11】
【0048】[式中、R1、R2、R3およびxは前に定
義したとおりである]
【0049】上記の反応は、当該分野の熟練者には自明
のことである。アンモニア、水酸化アンモニウム、メチ
ルアミンまたは好適なポリアミン、例えばエチレンジア
ミンまたはジエチレントリアミンと、ポリアルキルコハ
ク酸無水物との反応は、溶媒無しで行ってもよいし、あ
るいは不活性溶媒、例えばトルエン、キシレン、C9
芳香族炭化水素、クロロホルム、100ニュートラル
油、脂肪族炭化水素等を存在させて行ってもよい。反応
は一般には、約80℃〜200℃の範囲の温度で行う。
通常は約150℃〜170℃の範囲の反応温度が好まし
い。
【0050】特に好適なポリアルキレンポリアミンは、
下記式で表されるものである。
【0051】
【化12】H2N−(R2-NH)X−H
【0052】[式中、R2は炭素原子数約2〜6、好ま
しくは約2〜4、最も好ましくは約2の直鎖または分枝
鎖のアルキレン基、すなわちエチレン(−CH2CH
2−)であり;xは約1〜4、好ましくは約1または2
の整数である]
【0053】特に好ましいポリアルキレンポリアミン
は、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラアミン、およびテトラエチレンペンタアミ
ンである。より好ましいのはエチレンジアミンおよびジ
エチレントリアミン、特にはエチレンジアミンである。
【0054】本発明での使用に適したポリアミンのうち
の多数は市販されており、またその他のものも当該分野
では公知の方法により合成することができる。例えば、
アミンの合成方法とその反応については、シジウィック
の「窒素の有機化学」(TheOrganic Chemistry of Nitr
ogen、クラレンドンプレス、オックスフォード、196
6年);ノラーの「有機化合物の化学」(Chemistry of
Organic Compounds、ソンダース、フィラデルフィア、
第2版、1957年)、およびカーク/オスマー の
「化学工学大辞典」(Encyclopedia of Chemical Techn
ology、第2版、特に第2巻、99−116頁)に詳し
く記載されている。
【0055】本発明のために最も好ましいのは、ポリア
ルキルコハク酸無水物をアンモニアまたは水酸化アンモ
ニウムと反応させて、ポリアルキルスクシンイミドを与
えることである。
【0056】あるいは、ポリアルケニルコハク酸無水物
を最初に、アンモニア、水酸化アンモニウム、メチルア
ミンまたは好適なポリアミンと反応させてもよい。次い
で、得られたポリアルケニルスクシンイミドを好適な水
素化触媒、例えばパラジウム炭素または酸化白金で還元
して、ポリアルキルスクシンイミドを生成させてもよ
い。アンモニア、水酸化アンモニウム、メチルアミンま
たは好適なポリアミンとアルケニル又はアルキルコハク
酸無水物との反応により、アルケニル又はアルキルスク
シンイミドが生成することは、当該分野ではよく知られ
ており、例えば米国特許第3018291号、第302
4237号、第3172892号、第3219666
号、第3223495号、第3272746号、第33
61673号および第3443918号の各明細書に記
載されている。
【0057】本発明のポリアルキルピロリジンは、下記
反応式に示すように、ポリアルキルスクシンイミドを還
元することによって合成する。
【0058】
【化13】
【0059】[式中、R1、R2、R3およびxは前に定
義したとおりである]
【0060】上記の還元操作は、当該分野の熟練者にと
っては自明の公知の各種の還元剤、例えば金属錯体水素
化物および金属水素化物によって、容易に成し遂げるこ
とができる。還元剤の好ましい種類としては、ボラン−
硫化ジメチルまたはボラン−テトラヒドロフラン錯体な
どのボラン試薬を挙げることができる。例えば、ブラウ
ン、外によるJ. Org. Chem., 1982, 47, 3153-3163を参
照せよ。使用するボラン試薬の量は、一般には約2〜1
0当量の範囲にある。還元反応は一般には、約0℃〜1
50℃の範囲の温度で好適な溶媒の存在下で行なう。好
適な溶媒としては、特に限定されるものではないが、テ
トラヒドロフラン、ジエチルエーテル、トルエンおよび
ジクロロメタンを挙げることができる。
【0061】あるいは、ポリアルケニルスクシンイミド
を、好適な水素化触媒を用いて適当な条件下でポリアル
キルピロリジンに還元することができる。例えば、日本
特許第06298727号公報およびデュネ、外による
Bull. Soc. Chim. France, 877-881,1950を参照せよ。
【0062】[燃料組成物]本発明の化合物は、ガソリ
ンまたはディーゼル燃料の沸点範囲の沸点を有する炭化
水素蒸留燃料において添加剤として有用なものである。
所望の清浄性および分散性を達成するために必要な添加
剤の適正な濃度は、使用する燃料の種類、他の清浄剤の
有無、分散剤およびその他の添加剤などによっても異な
る。しかしながら、一般に最良の結果を達成するのに基
油燃料部当たり本発明の添加剤は、重量で約35〜75
00ppm必要であり、好ましくは約35〜2500p
pmである。
【0063】堆積物抑制剤は、約150゜F(65℃)
〜400゜F(205℃)の範囲の沸点を有する不活性
で安定な親油性有機溶剤を用いて、濃厚物として配合す
ることができる。好ましくは、脂肪族または芳香族炭化
水素溶剤、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、また
は高沸点の芳香族または芳香族シンナーが用いられる。
炭化水素溶剤と組み合わせて、炭素原子数約3〜8の脂
肪族アルコール、例えばイソプロパノール、イソブチル
カルビノールおよびn−ブタノール等も、清浄分散剤と
一緒に使用するのに適している。濃厚物において本発明
の添加剤の量は、通常は少なくとも約10重量%であっ
て一般には約70重量%を越えなく、好ましくは約10
〜50重量%であり、そして最も好ましくは約20〜4
0重量%である。
【0064】ガソリン燃料において、その他の燃料添加
剤を本発明の添加剤と併用することができ、その例とし
ては、t−ブチルメチルエーテルなどの酸素化剤、メチ
ルシクロペンタジエニルトリカルボニルマンガンなどの
アンチノック剤、および炭化水素アミン、炭化水素ポリ
(オキシアルキレン)アミン、炭化水素ポリ(オキシア
ルキレン)アミノカルバメート、スクシンイミドまたは
マンニッヒ塩基などの他の清浄分散剤を挙げることがで
きる。さらに、酸化防止剤、金属不活性化剤、および抗
乳化剤が含まれていてもよい。ディーゼル燃料において
は、その他の公知の添加剤、例えば流動点降下剤、流動
性付与剤およびセタン価向上剤などを使用することがで
きる。
【0065】燃料可溶性の不揮発性キャリヤ液体または
油もまた、本発明のポリアルキルピロリジンと一緒に使
用することができる。キャリヤ液体は、オクタン要求値
の増加に大幅に寄与することなく、不揮発性残渣(NV
R)または燃料添加剤の非溶媒液体成分を実質的に増加
させる、化学的に不活性な炭化水素可溶性液体媒体であ
る。キャリヤ液体は天然油であってもあるいは合成油で
あってもよく、例えば鉱油、精製した石油、水素化及び
非水素化ポリアルファオレフィンを含む合成ポリアルカ
ンおよびアルケン類、および合成ポリオキシアルキレン
誘導油である。そのようなキャリヤ液体は、例えば米国
特許第4191537号明細書に記載されており、また
ポリエステル類としては、例えば米国特許第37567
93号及び第5004478号の明細書、およびヨーロ
ッパ特許出願第356726号[1990年3月7日]
及び第382159号[1990年8月16日]の公報
に記載のものがある。
【0066】これらのキャリヤ液体は、本発明の燃料添
加剤の担体として働き、また堆積物を除去したり、堆積
物の蓄積を抑えたりするのを助けると考えられる。キャ
リヤ液体はまた、本発明のポリアルキルピロリジンと組
み合わせて使用すると、相乗作用によって堆積物抑制性
能を発揮することができる。
【0067】キャリヤ液体は、一般には炭化水素燃料に
対して重量で約35〜7500ppmの範囲の量で用い
られ、好ましくは35〜2500ppmの範囲である。
キャリヤ液体と堆積物抑制剤との比率は、好ましくは約
0.5:1〜10:1の範囲にあり、より好ましくは約
0.5:1〜4:1の範囲にあり、最も好ましくは約
0.5:1〜2:1の範囲にある。キャリヤ液体を燃料
濃厚物に用いる場合に、キャリヤ液体は一般には約20
〜60重量%の範囲の量で、好ましくは約30〜50重
量%の範囲の量で含まれる。
【0068】
【実施例】以下の実施例は、本発明の特定の態様を説明
するためにあるのであって、決して本発明の請求の範囲
を限定するものと解釈されるべきではない。
【0069】[実施例1] 下記化合物の合成
【0070】
【化14】
【0071】機械的撹拌器、ディーン・スタークトラッ
プ、温度計、還流冷却器、添加漏斗および窒素導入口を
備えたフラスコに、523.5グラムのポリイソブテニ
ルコハク酸無水物(0.5モル、およその分子量が95
0でメチルビニリデン含量が86%のポリイソブテンか
ら誘導されたもの)を入れた。内容物を60℃に加熱
し、そして濃縮水酸化アンモニウム(303.6グラ
ム、5.0モル)を滴下した。混合物を水分を除去しな
がら160℃で18時間加熱して、室温まで冷却後粘性
の油を得た。得られた油をシリカゲルのクロマトグラフ
ィーに掛けてヘキサン、次いでヘキサン/酢酸エチル
(4:1)で溶離して、所望のスクシンイミド355.
6グラムを得た。
【0072】[実施例2] 下記化合物の合成
【0073】
【化15】
【0074】酸化白金(IV)15グラムを含有する酢酸
エチル100mLとトルエン400mLに、実施例1の
ポリイソブテニルスクシンイミド160グラムを溶解し
た溶液を、パール低圧水素添加機にて40psiで48
時間かけて水素化した。触媒を濾過して除き、溶媒を減
圧除去して、所望のポリイソブテニルスクシンイミド1
57グラムを得た。
【0075】[実施例3] 下記化合物の合成
【0076】
【化16】
【0077】マグネチックスターラー、添加用漏斗、温
度計、還流冷却器および窒素導入口を備えたフラスコ
に、ジボラン(1モルのテトラヒドロフラン溶液250
mL、0.25モル)を入れた。溶液を0℃に冷却し、
そして実施例2のポリイソブテニルスクシンイミド(5
2グラム、無水テトラヒドロフラン100mLに溶解し
たもの)を、温度を0−5℃の間に保ちながら滴下し
た。次いで、反応液を室温まで温め、30分間撹拌し
た。反応液を加熱して20時間還流した後、室温まで冷
却した。塩酸(50%水溶液50mL)を滴下し、溶媒
を減圧除去した。残留物を10%水酸化ナトリウム水溶
液で中和し、そしてジエチルエーテル(3×200m
L)で抽出した。有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過し、そして減圧下で濃縮して、粘性の油を得
た。油をシリカゲルのクロマトグラフィーに掛けてヘキ
サン/酢酸エチル(3:2)、次いでヘキサン/ジエチ
ルエーテル/メタノール/イソプロピルアミン(44:
44:15:5)で溶離して、所望のピロリジン29グ
ラムを得た。1 H NMR(CDCl3):0.8〜3.2(m,14
5H)。
【0078】[実施例4] 堆積物抑制の評価 以下の試験において、本発明のポリアルキルピロリジン
をガソリンにブレンドし、その堆積物抑制能力をAST
M/CFR単シリンダエンジン試験にて試験した。
【0079】この試験の実施に際して、バウケシャCF
R単シリンダエンジンを使用した。各試験は15時間か
けて行い、その終了時に吸入弁を取り出してヘキサンで
洗い、重量を測った。その弁の重量から、予め測定して
おいた清浄な弁の重量を差し引いた。二つの重量の差が
堆積物の重量である。測定した堆積物の量が少ないほ
ど、優れた添加剤であることを示唆している。試験の実
施条件は以下の通りである:ウォータ・ジャケット温度
200゜F、マニホルド真空度12インチHg、空燃比
12、イグニション・タイミング400BTC、エンジ
ン速度1,800rpm、クランクケース油:市販の3
0W油。吸入弁における炭質堆積物の量(ミリグラム)
を測定し、まとめて下記表1に示す。
【0080】
【表1】 表1 ────────────────────────────── 試料1 吸入弁堆積物重量(ミリグラム) 試験1 試験2 平均 ────────────────────────────── 基油燃料 361.3 332.7 347.0 実施例3 0.2 0.8 0.5 ────────────────────────────── 1平均12−13個のオキシプロピレン単位を持つα−ヒドロキシ− ω−4−ドデシルフェノキシポリ(オキシプロピレン)(ほぼ米国 特許第4160648号明細書の実施例6に記載のとおりに合成し たもの)キャリヤ油に対して、100万分の50部活性成分(pp ma)で、50ppmとした。
【0081】上記単シリンダエンジン試験で使用した基
油燃料は、燃料清浄剤を含まないレギュラーオクタン無
鉛ガソリンであった。試験化合物は基油燃料と混ぜ合わ
せて、濃度を、平均12−13個のオキシプロピレン単
位を持つα−ヒドロキシ−ω−4−ドデシルフェノキシ
ポリ(オキシプロピレン)(ほぼ米国特許第41606
48号明細書の実施例6に記載のとおりに合成したも
の)キャリヤ油に対して、50ppma(100万分の
50部活性成分)、50ppmとした。
【0082】表1のデータは、本発明(実施例3)のポ
リアルキルピロリジンは極めて低濃度であっても、吸入
弁堆積物の減少をもたらすことを示している。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、前記式(I)で表され
るポリアルキルピロリジン化合物もしくはその燃料可溶
性塩は、エンジン堆積物、特に吸入弁の堆積物を防止
し、抑制することができる。従って、この化合物を燃料
添加剤として含有する燃料組成物は、エンジン堆積物を
顕著に抑制することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10L 10/04 C10L 10/04 (72)発明者 ジェームス・ディー.クレイマー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94802、リッチモンド、グランドビュー・ コート 524

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式で表される化合物もしくはその燃
    料可溶性塩: 【化1】 [式中、R1は、平均分子量が約500〜5000の範
    囲内にあるポリアルキル基であり;R2は、炭素原子数
    約2〜6の直鎖または分枝鎖のアルキレン基であり;R
    3は、HまたはCH3であり;そしてxは、約0〜4の整
    数である]。
  2. 【請求項2】 R1が、平均分子量が約500〜300
    0の範囲内にあるポリアルキル基である請求項1に記載
    の化合物。
  3. 【請求項3】 R1が、平均分子量が約700〜200
    0の範囲内にあるポリアルキル基である請求項2に記載
    の化合物。
  4. 【請求項4】 R1が、平均分子量が約700〜150
    0の範囲内にあるポリアルキル基である請求項3に記載
    の化合物。
  5. 【請求項5】 R1が、ポリプロピレン、ポリブテン、
    もしくは1−オクテンまたは1−デセンのポリアルファ
    オレフィンオリゴマーから誘導されたポリアルキル基で
    ある請求項1に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R1が、ポリイソブテンから誘導された
    ポリアルキル基である請求項5に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R1が、少なくとも約20%のメチルビ
    ニリデン異性体を含む高反応性ポリイソブテンから誘導
    されたポリアルキル基である請求項6に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 高反応性ポリイソブテンが、少なくとも
    約50%のメチルビニリデン異性体を含む請求項7に記
    載の化合物。
  9. 【請求項9】 高反応性ポリイソブテンが、少なくとも
    約70%のメチルビニリデン異性体を含む請求項8に記
    載の化合物。
  10. 【請求項10】 R2が炭素原子数約2〜4のアルキレ
    ン基である請求項1に記載の化合物。
  11. 【請求項11】 R2が炭素原子数約2または3のアル
    キレン基である請求項10に記載の化合物。
  12. 【請求項12】 R3がHである請求項1に記載の化合
    物。
  13. 【請求項13】 xが約0〜2の整数である請求項1に
    記載の化合物。
  14. 【請求項14】 xが0である請求項13に記載の化合
    物。
  15. 【請求項15】 R1が高反応性ポリイソブテンから誘
    導されたポリアルキル基であり、R3がHであり、そし
    てxが0である請求項1に記載の化合物。
  16. 【請求項16】 ガソリンまたはディーゼル燃料の沸点
    範囲の沸点を有する主要量の炭化水素と、清浄剤として
    有効な量の下記式で表される化合物もしくはその燃料可
    溶性塩とからなる燃料組成物: 【化2】 [式中、R1は、平均分子量が約500〜5000の範
    囲内にあるポリアルキル基であり;R2は、炭素原子数
    約2〜6の直鎖または分枝鎖のアルキレン基であり;R
    3は、HまたはCH3であり;そしてxは、約0〜4の整
    数である]。
  17. 【請求項17】 R1が、平均分子量が約500〜30
    00の範囲内にあるポリアルキル基である請求項16に
    記載の燃料組成物。
  18. 【請求項18】 R1が、平均分子量が約700〜20
    00の範囲内にあるポリアルキル基である請求項17に
    記載の燃料組成物。
  19. 【請求項19】 R1が、平均分子量が約700〜15
    00の範囲内にあるポリアルキル基である請求項18に
    記載の燃料組成物。
  20. 【請求項20】 R1が、ポリプロピレン、ポリブテ
    ン、もしくは1−オクテンまたは1−デセンのポリアル
    ファオレフィンオリゴマーから誘導されたポリアルキル
    基である請求項16に記載の燃料組成物。
  21. 【請求項21】 R1が、ポリイソブテンから誘導され
    たポリアルキル基である請求項20に記載の燃料組成
    物。
  22. 【請求項22】 R1が、少なくとも約20%のメチル
    ビニリデン異性体を含む高反応性ポリイソブテンから誘
    導されたポリアルキル基である請求項21に記載の燃料
    組成物。
  23. 【請求項23】 高反応性ポリイソブテンが、少なくと
    も約50%のメチルビニリデン異性体を含む請求項22
    に記載の燃料組成物。
  24. 【請求項24】 高反応性ポリイソブテンが、少なくと
    も約70%のメチルビニリデン異性体を含む請求項23
    に記載の燃料組成物。
  25. 【請求項25】 R2が炭素原子数約2〜4のアルキレ
    ン基である請求項16に記載の燃料組成物。
  26. 【請求項26】 R2が炭素原子数約2または3のアル
    キレン基である請求項25に記載の燃料組成物。
  27. 【請求項27】 R3がHである請求項16に記載の燃
    料組成物。
  28. 【請求項28】 xが約0〜2の整数である請求項16
    に記載の燃料組成物。
  29. 【請求項29】 xが0である請求項28に記載の燃料
    組成物。
  30. 【請求項30】 R1が高反応性ポリイソブテンから誘
    導されたポリアルキル基であり、R3がHであり、そし
    てxが0である請求項16に記載の燃料組成物。
  31. 【請求項31】 組成物が、該化合物を約100万分の
    35〜7500重量部含有する請求項16に記載の燃料
    組成物。
  32. 【請求項32】 約150゜F〜400゜Fの範囲の沸
    点を有する不活性で安定な親油性有機溶剤と、約10〜
    70重量%の下記式で表される化合物もしくはその燃料
    可溶性塩とからなる燃料濃厚物。 【化3】 [式中、R1は、平均分子量が約500〜5000の範
    囲内にあるポリアルキル基であり;R2は、炭素原子数
    約2〜6の直鎖または分枝鎖のアルキレン基であり;R
    3は、HまたはCH3であり;そしてxは、約0〜4の整
    数である]
  33. 【請求項33】 R1が、平均分子量が約500〜30
    00の範囲内にあるポリアルキル基である請求項32に
    記載の燃料濃厚物。
  34. 【請求項34】 R1が、平均分子量が約700〜20
    00の範囲内にあるポリアルキル基である請求項33に
    記載の燃料濃厚物。
  35. 【請求項35】 R1が、平均分子量が約700〜15
    00の範囲内にあるポリアルキル基である請求項34に
    記載の燃料濃厚物。
  36. 【請求項36】 R1が、ポリプロピレン、ポリブテ
    ン、もしくは1−オクテンまたは1−デセンのポリアル
    ファオレフィンオリゴマーから誘導されたポリアルキル
    基である請求項32に記載の燃料濃厚物。
  37. 【請求項37】 R1が、ポリイソブテンから誘導され
    たポリアルキル基である請求項36に記載の燃料濃厚
    物。
  38. 【請求項38】 R1が、少なくとも約20%のメチル
    ビニリデン異性体を含む高反応性ポリイソブテンから誘
    導されたポリアルキル基である請求項37に記載の燃料
    濃厚物。
  39. 【請求項39】 高反応性ポリイソブテンが、少なくと
    も約50%のメチルビニリデン異性体を含む請求項38
    に記載の燃料濃厚物。
  40. 【請求項40】 高反応性ポリイソブテンが、少なくと
    も約70%のメチルビニリデン異性体を含む請求項39
    に記載の燃料濃厚物。
  41. 【請求項41】 R2が炭素原子数約2〜4のアルキレ
    ン基である請求項32に記載の燃料濃厚物。
  42. 【請求項42】 R2が炭素原子数約2または3のアル
    キレン基である請求項41に記載の燃料濃厚物。
  43. 【請求項43】 R3がHである請求項32に記載の燃
    料濃厚物。
  44. 【請求項44】 xが約0〜2の整数である請求項32
    に記載の燃料濃厚物。
  45. 【請求項45】 xが0である請求項44に記載の燃料
    濃厚物。
  46. 【請求項46】 R1が、高反応性ポリイソブテンから
    誘導されたポリアルキル基であり、R3がHであり、そ
    してxが0である請求項32に記載の燃料濃厚物。
  47. 【請求項47】 燃料濃厚物がさらに、約20〜60重
    量%の燃料可溶性で不揮発性のキャリヤ液体を含有する
    請求項32に記載の燃料濃厚物。
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