JP2001009772A - ロボット装置 - Google Patents
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Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一軸以上の角速度を検知し、配線が容易であ
り、装置全体としても小型の関節型ロボット装置を提供
する。 【解決手段】 腰部中央の関節34,35,36は、そ
の上方で垂直方向に伸びる第3のリンク46、及び、第
3のリンクに直交配置される第4のリンク47に連結さ
れる。第4のリンク47の両端には、関節31,32が
連結された肩が構成され、関節31,32は、上腕リン
ク48を介して、肘関節33に連結され、肘関節33
は、下腕リンク49を介して、フック状のハンド50に
連結される。腰には、両脚を結合する部材上に、ロボッ
トの傾斜角度を検出する傾斜センサ52が設けられ、こ
のセンサ内部には、前後方向、横方向の傾斜角速度と、
垂直軸回りにロボットが回転する場合の回転速度(ヨー
レート)とを、それぞれ、検出するジャイロ52a,5
2b,52cが設けられている。
り、装置全体としても小型の関節型ロボット装置を提供
する。 【解決手段】 腰部中央の関節34,35,36は、そ
の上方で垂直方向に伸びる第3のリンク46、及び、第
3のリンクに直交配置される第4のリンク47に連結さ
れる。第4のリンク47の両端には、関節31,32が
連結された肩が構成され、関節31,32は、上腕リン
ク48を介して、肘関節33に連結され、肘関節33
は、下腕リンク49を介して、フック状のハンド50に
連結される。腰には、両脚を結合する部材上に、ロボッ
トの傾斜角度を検出する傾斜センサ52が設けられ、こ
のセンサ内部には、前後方向、横方向の傾斜角速度と、
垂直軸回りにロボットが回転する場合の回転速度(ヨー
レート)とを、それぞれ、検出するジャイロ52a,5
2b,52cが設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自らの動き又は対
象物の動きを検出する移動速度検出手段を有し、その検
出手段の検出情報に応じて、モータなどの駆動部の制御
を行うようにしたロボット装置に関し、特に、角速度情
報に応じて、例えば、関節型の複数の回転部を動かすよ
うに構成したロボット装置に関する。
象物の動きを検出する移動速度検出手段を有し、その検
出手段の検出情報に応じて、モータなどの駆動部の制御
を行うようにしたロボット装置に関し、特に、角速度情
報に応じて、例えば、関節型の複数の回転部を動かすよ
うに構成したロボット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の関節型ロボット装置には、その一
例として、図8に示す構成が知られている。ここでは、
電磁モータで発生する回転力を、ロボット本体の関節部
を動かす推進力として使用するが、この場合、電磁モー
タは、関節部に組み込まれるために、できるだけ小型の
電磁モータが用いられている。
例として、図8に示す構成が知られている。ここでは、
電磁モータで発生する回転力を、ロボット本体の関節部
を動かす推進力として使用するが、この場合、電磁モー
タは、関節部に組み込まれるために、できるだけ小型の
電磁モータが用いられている。
【0003】一般に、この種の小型電磁モータは、高回
転数および低トルクであるが、ロボットの関節部は、ロ
ボット本体を含む全荷重を支えた状態で移動するため、
低回転数および高トルクの出力が必要である。従って、
高回転数で低トルクの電磁モータの出力を、何らかの減
速機構を用いて、低回転数および高トルクの出力に変換
する必要がある。
転数および低トルクであるが、ロボットの関節部は、ロ
ボット本体を含む全荷重を支えた状態で移動するため、
低回転数および高トルクの出力が必要である。従って、
高回転数で低トルクの電磁モータの出力を、何らかの減
速機構を用いて、低回転数および高トルクの出力に変換
する必要がある。
【0004】そこで、図8に示すように、水平多関節型
ロボット1では、アーム3を介してシリンダ2に減速機
構4Aおよび電磁モータ5Aが設けられており、その電
磁モータ5Aを駆動することにより、アーム3を矢印a
で示す方向に回動するようになっている。また、アーム
3を構成する第1のアーム部3Aの側面には、アーム3
Aの回転速度を検出するための角速度センサ(振動ジャ
イロなど)8Aが設けられており、また、第1のアーム
部3Aの先端には、減速機構4Bおよび電磁モータ5B
が設けられており、電磁モータ5Bを駆動することによ
り、第1のアーム部3Aと第2のアーム部3Bとの接続
部を中心として、第2のアーム部3Bを矢印aで示す方
向に回動するようになっている。更に、第2のアーム部
3Bの側面には、アーム3Bの回転速度を検出するため
の角速度センサ(振動ジャイロなど)8Bが設けられて
いる。
ロボット1では、アーム3を介してシリンダ2に減速機
構4Aおよび電磁モータ5Aが設けられており、その電
磁モータ5Aを駆動することにより、アーム3を矢印a
で示す方向に回動するようになっている。また、アーム
3を構成する第1のアーム部3Aの側面には、アーム3
Aの回転速度を検出するための角速度センサ(振動ジャ
イロなど)8Aが設けられており、また、第1のアーム
部3Aの先端には、減速機構4Bおよび電磁モータ5B
が設けられており、電磁モータ5Bを駆動することによ
り、第1のアーム部3Aと第2のアーム部3Bとの接続
部を中心として、第2のアーム部3Bを矢印aで示す方
向に回動するようになっている。更に、第2のアーム部
3Bの側面には、アーム3Bの回転速度を検出するため
の角速度センサ(振動ジャイロなど)8Bが設けられて
いる。
【0005】また、第2のアーム部3Bの先端部には、
減速機構4Cおよび電磁モータ5Cが設けられ、その下
端には、電磁モータ5Cの回転に応じて回転する回転軸
6を介して、雌型の接続部(他の部材を接続するための
もの)7が設けられている。そして、電磁モータ5Cを
駆動することにより、回転軸6を回転し、これによっ
て、接続部7を回転させるようになっている。
減速機構4Cおよび電磁モータ5Cが設けられ、その下
端には、電磁モータ5Cの回転に応じて回転する回転軸
6を介して、雌型の接続部(他の部材を接続するための
もの)7が設けられている。そして、電磁モータ5Cを
駆動することにより、回転軸6を回転し、これによっ
て、接続部7を回転させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
ロボット装置は、その駆動部が大きくなっている以外
に、振動ジャイロが大きく、前記駆動部付近に取り付け
ることが困難である。特に、アームの先端のような細い
ところでは、取り付けるスペースが無く、ジャイロを取
り付けることができないという問題点がある。また、配
線の引き回しも複雑になり、装置として、大きなものに
なるという問題点も生じる。
ロボット装置は、その駆動部が大きくなっている以外
に、振動ジャイロが大きく、前記駆動部付近に取り付け
ることが困難である。特に、アームの先端のような細い
ところでは、取り付けるスペースが無く、ジャイロを取
り付けることができないという問題点がある。また、配
線の引き回しも複雑になり、装置として、大きなものに
なるという問題点も生じる。
【0007】そこで本発明は、一軸以上の角速度を検知
し、配線が容易であり、装置全体としても小型の関節型
ロボット装置を提供することを課題としている。
し、配線が容易であり、装置全体としても小型の関節型
ロボット装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、自らの動きもしくは対象物の動
きを検出する移動速度検出手段を有し、その検出手段の
検出情報に応じて、モータなどの駆動部の制御を行うよ
うにしたロボット装置において、前記移動速度検出手段
には、少なくとも一軸方向の角速度を検出できる角速度
検出手段としての光ジャイロ、及び、これに基づく制御
回路が備えられている。
め、本発明においては、自らの動きもしくは対象物の動
きを検出する移動速度検出手段を有し、その検出手段の
検出情報に応じて、モータなどの駆動部の制御を行うよ
うにしたロボット装置において、前記移動速度検出手段
には、少なくとも一軸方向の角速度を検出できる角速度
検出手段としての光ジャイロ、及び、これに基づく制御
回路が備えられている。
【0009】この場合、本発明の実施の形態として、使
用する光ジャイロは、互いに発振波長が異なり、光導波
路内を互いに反対方向に周回する2つのレーザー光を発
生するリングレーザーと、前記リングレーザーの電流、
電圧またはインピーダンスの変化を検出する信号検出手
段とを備えるものであること、また、使用する光ジャイ
ロは、光導波路の1または2以上の個所にテーパー部を
設けたリングレーザーと、前記リングレーザーの電流、
電圧またはインピーダンスの変化を検出するための信号
検出手段とを備えており、前記テーパー部は、レーザー
光の伝搬方向に沿って徐々に光導波路の幅が広くなる第
1の部分と、レーザー光の伝搬方向に沿って徐々に光導
波路の幅が狭くなる第2の部分とからなり、前記第1お
よび第2の部分の形状は、それぞれ、レーザー光の伝搬
方向に垂直な面に対して、非対称であることが好まし
い。
用する光ジャイロは、互いに発振波長が異なり、光導波
路内を互いに反対方向に周回する2つのレーザー光を発
生するリングレーザーと、前記リングレーザーの電流、
電圧またはインピーダンスの変化を検出する信号検出手
段とを備えるものであること、また、使用する光ジャイ
ロは、光導波路の1または2以上の個所にテーパー部を
設けたリングレーザーと、前記リングレーザーの電流、
電圧またはインピーダンスの変化を検出するための信号
検出手段とを備えており、前記テーパー部は、レーザー
光の伝搬方向に沿って徐々に光導波路の幅が広くなる第
1の部分と、レーザー光の伝搬方向に沿って徐々に光導
波路の幅が狭くなる第2の部分とからなり、前記第1お
よび第2の部分の形状は、それぞれ、レーザー光の伝搬
方向に垂直な面に対して、非対称であることが好まし
い。
【0010】更に、本発明の実施の形態として、使用す
る光ジャイロは、前記信号検出手段の端子に接続された
変換回路を備えており、前記変換回路の出力に基いて、
前記リングレーザーの角速度を検出するものであるこ
と、また、使用する光ジャイロの光導波路は、全反射面
を持つこと、更に、ロボット本体は、第1の部品と第2
の部品とを接続する接続部を回動させることにより、上
記第1または第2の部品を、上記第2または第1の部品
に対して、相対的に回動させる構成であり、第1の部品
と第2の部品との相対的な移動速度を、光ジャイロおよ
びその制御回路を用いて検出し、その情報に応じて、モ
ータなどの駆動部の制御を行うようになっていること、
また、第1の部品と第2の部品との接続部には、回動部
が複数有り、関節として使用されていることが有効であ
る。
る光ジャイロは、前記信号検出手段の端子に接続された
変換回路を備えており、前記変換回路の出力に基いて、
前記リングレーザーの角速度を検出するものであるこ
と、また、使用する光ジャイロの光導波路は、全反射面
を持つこと、更に、ロボット本体は、第1の部品と第2
の部品とを接続する接続部を回動させることにより、上
記第1または第2の部品を、上記第2または第1の部品
に対して、相対的に回動させる構成であり、第1の部品
と第2の部品との相対的な移動速度を、光ジャイロおよ
びその制御回路を用いて検出し、その情報に応じて、モ
ータなどの駆動部の制御を行うようになっていること、
また、第1の部品と第2の部品との接続部には、回動部
が複数有り、関節として使用されていることが有効であ
る。
【0011】また、ロボット本体は、前記信号検出手段
の検出信号を、マイクロコンピューターを用いて、演算
処理し、人間や動物の動きを再現するように制御される
構成になっていること、また、光ジャイロは、その角速
度検出部より情報を提供し、これにより、駆動装置が、
ロボット本体の傾きを、それが倒れないように制御する
こと、更に、角速度検出手段としての光ジャイロによ
り、ロボット本体自体の移動情報を検出し、自走するこ
と、角速度検出手段としての光ジャイロにより、対象物
の回転情報を検出し、それに応じて、画像、模擬ロボッ
ト、遠隔操作装置などを制御することが、それぞれ、好
ましい実施の形態である。
の検出信号を、マイクロコンピューターを用いて、演算
処理し、人間や動物の動きを再現するように制御される
構成になっていること、また、光ジャイロは、その角速
度検出部より情報を提供し、これにより、駆動装置が、
ロボット本体の傾きを、それが倒れないように制御する
こと、更に、角速度検出手段としての光ジャイロによ
り、ロボット本体自体の移動情報を検出し、自走するこ
と、角速度検出手段としての光ジャイロにより、対象物
の回転情報を検出し、それに応じて、画像、模擬ロボッ
ト、遠隔操作装置などを制御することが、それぞれ、好
ましい実施の形態である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について、説明する。なお、光ジャイロの具
体的構成は、例えば、特願平11−015981号、特
願平11−009812号および特願平11−0348
26号公報において、既に提案されている。
実施の形態について、説明する。なお、光ジャイロの具
体的構成は、例えば、特願平11−015981号、特
願平11−009812号および特願平11−0348
26号公報において、既に提案されている。
【0013】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態は、図6にみられる光ジャイロの動作概念図を参照し
て説明する。ここでは、リングレーザー100内でレー
ザー発振を生じた場合に、時計回転方向に伝搬する第1
のレーザー光110と、反時計回転方向に伝搬する第2
のレーザー光120を模式的に示している。そして、リ
ングレーザーを時計回りに回転させると、第1のレーザ
ー光110の発振周波数f1は、Δfだけ減少し、逆
に、第2のレーザー光120の発振周波数f2は、Δf
だけ増加する。従って、レーザー光の発振周波数の差の
ビート周波数が発生する。よって、このビート周波数を
検出することで、角速度を検出することが可能となる。
なお、テーパー部130は、詳細な説明を略すが、要す
るに、方向判別を可能とするために設けられているもの
である。
態は、図6にみられる光ジャイロの動作概念図を参照し
て説明する。ここでは、リングレーザー100内でレー
ザー発振を生じた場合に、時計回転方向に伝搬する第1
のレーザー光110と、反時計回転方向に伝搬する第2
のレーザー光120を模式的に示している。そして、リ
ングレーザーを時計回りに回転させると、第1のレーザ
ー光110の発振周波数f1は、Δfだけ減少し、逆
に、第2のレーザー光120の発振周波数f2は、Δf
だけ増加する。従って、レーザー光の発振周波数の差の
ビート周波数が発生する。よって、このビート周波数を
検出することで、角速度を検出することが可能となる。
なお、テーパー部130は、詳細な説明を略すが、要す
るに、方向判別を可能とするために設けられているもの
である。
【0014】図7は、前記のデバイス部を、周辺回路と
一緒に実装した光ジャイロ・ユニットの概念図である。
ここでは、デバイス部61が、ユニット60のパッケー
ジの一部に配置されている。また、該デバイス部と並ぶ
ような形で、周辺回路62も配置されている。このパッ
ケージは、特に密閉される必要はないが、密封しておい
た方が、振動の影響などを受けないので、密封できる形
となっている。また、符号63、64および65、66
(後者は図示せず)は、内部の信号を取り出す電極であ
る。図7では、電極は4つであるが、信号の数によって
は、もっと増える場合がある。
一緒に実装した光ジャイロ・ユニットの概念図である。
ここでは、デバイス部61が、ユニット60のパッケー
ジの一部に配置されている。また、該デバイス部と並ぶ
ような形で、周辺回路62も配置されている。このパッ
ケージは、特に密閉される必要はないが、密封しておい
た方が、振動の影響などを受けないので、密封できる形
となっている。また、符号63、64および65、66
(後者は図示せず)は、内部の信号を取り出す電極であ
る。図7では、電極は4つであるが、信号の数によって
は、もっと増える場合がある。
【0015】図1は、第1の実施形態で用いる光ジャイ
ロを搭載したロボット装置の斜視図であって、ここで
は、従来例の関節型ロボット装置と同じ部分には、同じ
符号が付けられている。なお、従来例の関節型ロボット
装置では、アームの側面にジャイロ8A,8Bを設けて
いたが、本実施の形態では、それを光ジャイロ9A,9
Bに変更している。また、アーム3Bの先端に設けた雌
型の接続部7の側面にも光ジャイロ9Cを設けている。
なお、ここでは、9A,9Bを、従来例との違いがより
明確になるように、ほぼ同じ位置に設置したが、光ジャ
イロを用いることで、小型になるので、モータの部分に
内蔵することも可能となっている。また、モータの部分
も小型化するために、超音波モータなどの、機械的減速
機を用いないモータ5A′,5B′,5C′に変更して
いる。
ロを搭載したロボット装置の斜視図であって、ここで
は、従来例の関節型ロボット装置と同じ部分には、同じ
符号が付けられている。なお、従来例の関節型ロボット
装置では、アームの側面にジャイロ8A,8Bを設けて
いたが、本実施の形態では、それを光ジャイロ9A,9
Bに変更している。また、アーム3Bの先端に設けた雌
型の接続部7の側面にも光ジャイロ9Cを設けている。
なお、ここでは、9A,9Bを、従来例との違いがより
明確になるように、ほぼ同じ位置に設置したが、光ジャ
イロを用いることで、小型になるので、モータの部分に
内蔵することも可能となっている。また、モータの部分
も小型化するために、超音波モータなどの、機械的減速
機を用いないモータ5A′,5B′,5C′に変更して
いる。
【0016】このように、角速度センサ(角速度検出手
段)に光ジャイロ9A,9B,9Cを用いることによ
り、ロボット本体の外側に飛び出していた部分がなくな
り、ロボット装置の大きさを小さくでき、また、アーム
の先端部にも、角速度センサを取り付けることが可能と
なり、全体重量も軽くなり、操作性が向上している。ま
た、図示されてはいないが、電気的に接続する配線も、
従来に比べるとコンパクトにまとめることが可能とな
る。
段)に光ジャイロ9A,9B,9Cを用いることによ
り、ロボット本体の外側に飛び出していた部分がなくな
り、ロボット装置の大きさを小さくでき、また、アーム
の先端部にも、角速度センサを取り付けることが可能と
なり、全体重量も軽くなり、操作性が向上している。ま
た、図示されてはいないが、電気的に接続する配線も、
従来に比べるとコンパクトにまとめることが可能とな
る。
【0017】図2には、本発明の光ジャイロを用いる効
果として、これを適用したアミューズメント用歩行ロボ
ットが示されており、無線による遠隔操作によって伏臥
姿勢、座り姿勢、作業姿勢、立ち姿勢、歩行動作を、所
定手順で選択するようになっている。
果として、これを適用したアミューズメント用歩行ロボ
ットが示されており、無線による遠隔操作によって伏臥
姿勢、座り姿勢、作業姿勢、立ち姿勢、歩行動作を、所
定手順で選択するようになっている。
【0018】この歩行ロボットは、全体の荷重を、関節
型の接続部を有する4つの脚部11〜14によって、接
地面15上で支持され、この4つの脚部11〜14を所
定の手順で制御することにより、接地面15に平行な推
力を発生し、この推力により歩行するのである。なお、
脚部11〜14は、それぞれ、第1の部品および第2の
部品として、大腿部ユニット11A〜14Aおよび脛部
ユニット11B〜14Bから構成されており、それぞ
れ、大腿部ユニット11A〜14Aが、ロボット本体枠
16の下面の4隅に、それぞれ、配設されることによ
り、ロボット本体枠16に配設されている。
型の接続部を有する4つの脚部11〜14によって、接
地面15上で支持され、この4つの脚部11〜14を所
定の手順で制御することにより、接地面15に平行な推
力を発生し、この推力により歩行するのである。なお、
脚部11〜14は、それぞれ、第1の部品および第2の
部品として、大腿部ユニット11A〜14Aおよび脛部
ユニット11B〜14Bから構成されており、それぞ
れ、大腿部ユニット11A〜14Aが、ロボット本体枠
16の下面の4隅に、それぞれ、配設されることによ
り、ロボット本体枠16に配設されている。
【0019】また、ロボット本体枠16の下面中央部に
は、歩行ロボット10全体の動作を制御するマイクロコ
ンピュータで構成された制御部17が設けられている。
さらに、ロボット本体枠16の上面には、この先端から
順に、首頭機構18、バッテリでなる電源部19、およ
び、受信部20が配設されている。ここで、首頭機構1
8は、第1の部品および第2の部品として、頭ユニット
18Aおよび首ユニット18Bによって構成されてい
る。
は、歩行ロボット10全体の動作を制御するマイクロコ
ンピュータで構成された制御部17が設けられている。
さらに、ロボット本体枠16の上面には、この先端から
順に、首頭機構18、バッテリでなる電源部19、およ
び、受信部20が配設されている。ここで、首頭機構1
8は、第1の部品および第2の部品として、頭ユニット
18Aおよび首ユニット18Bによって構成されてい
る。
【0020】実際上、この歩行ロボットは、ユーザが遠
隔操作装置(図示せず)を操作することにより、遠隔操
作装置から送信される遠隔制御信号を受信部20で受信
し、受信部20が当該遠隔制御信号に応じた制御信号を
脚部11〜14および/または首頭機構18のアクチュ
エータに送出することにより、伏臥姿勢、座り姿勢、作
業姿勢、立ち姿勢または歩行動作を行うようになってい
る。
隔操作装置(図示せず)を操作することにより、遠隔操
作装置から送信される遠隔制御信号を受信部20で受信
し、受信部20が当該遠隔制御信号に応じた制御信号を
脚部11〜14および/または首頭機構18のアクチュ
エータに送出することにより、伏臥姿勢、座り姿勢、作
業姿勢、立ち姿勢または歩行動作を行うようになってい
る。
【0021】この脚部11〜14および/または首頭機
構18の駆動時の角速度検出には、本発明の光ジャイ
ロ、アクチュエータ部に超音波モータなどの小型モータ
を用いることにより、理想の形に近い歩行ロボットにす
ることが可能である。しかも、関節部の数も多く使うの
で、配線などの効果もある。
構18の駆動時の角速度検出には、本発明の光ジャイ
ロ、アクチュエータ部に超音波モータなどの小型モータ
を用いることにより、理想の形に近い歩行ロボットにす
ることが可能である。しかも、関節部の数も多く使うの
で、配線などの効果もある。
【0022】(第2の実施形態)図3は、本発明を実施
する上で好ましい形態を備える、2足歩行ロボットのス
ケルトンおよび自由度配置を示す図である。図示のよう
に、ロボットは、人体類似の構造を備える。ロボットの
自由度は、全部で21あり、腕には肩部に2、肘部に1
つの自由度を配置し、腰部中央には、直交する3つの軸
の全てに、1つずつ配置し、脚部には腰部に3、膝部に
1、足部に2を、それぞれ、配置する。これらの自由度
は、1軸回りに自在に回転する関節と、この関節を駆動
するモータ、及びモータの回転角度を検出するエンコー
ダなどの組み合わせから、構成されている。
する上で好ましい形態を備える、2足歩行ロボットのス
ケルトンおよび自由度配置を示す図である。図示のよう
に、ロボットは、人体類似の構造を備える。ロボットの
自由度は、全部で21あり、腕には肩部に2、肘部に1
つの自由度を配置し、腰部中央には、直交する3つの軸
の全てに、1つずつ配置し、脚部には腰部に3、膝部に
1、足部に2を、それぞれ、配置する。これらの自由度
は、1軸回りに自在に回転する関節と、この関節を駆動
するモータ、及びモータの回転角度を検出するエンコー
ダなどの組み合わせから、構成されている。
【0023】より具体的には、中央の関節34,35,
36および左右の関節37,38,39(股関節に相
当)によって、腰部が構成され、また、関節37,3
8,39が、大腿リンク43を介して、膝関節40に連
結される。膝関節40は、下腿リンク44を介して、足
首関節41,42に連結され、その下部には、足平45
が設けられる。
36および左右の関節37,38,39(股関節に相
当)によって、腰部が構成され、また、関節37,3
8,39が、大腿リンク43を介して、膝関節40に連
結される。膝関節40は、下腿リンク44を介して、足
首関節41,42に連結され、その下部には、足平45
が設けられる。
【0024】腰部中央の関節34,35,36は、その
上方で垂直方向に伸びる第3のリンク46、および、第
3のリンクに直交配置される第4のリンク47に連結さ
れる。第4のリンク47の両端には、関節31,32が
連結された肩が構成されており、その関節31,32
は、上腕リンク48を介して、肘関節33に連結され、
肘関節33は、下腕リンク49を介して、フック状のハ
ンド50に連結される。
上方で垂直方向に伸びる第3のリンク46、および、第
3のリンクに直交配置される第4のリンク47に連結さ
れる。第4のリンク47の両端には、関節31,32が
連結された肩が構成されており、その関節31,32
は、上腕リンク48を介して、肘関節33に連結され、
肘関節33は、下腕リンク49を介して、フック状のハ
ンド50に連結される。
【0025】また、腰の部分には、両脚を結合する部材
上に、ロボットの傾斜角度を検出する傾斜センサ52が
設けられ、このセンサ内部には、前後方向、横方向の傾
斜角速度と、垂直軸回りにロボットが回転する場合の回
転速度(ヨーレート)とを、それぞれ、検出するジャイ
ロ52a,52b,52cが、互いに直交する位置に
て、設けられている。
上に、ロボットの傾斜角度を検出する傾斜センサ52が
設けられ、このセンサ内部には、前後方向、横方向の傾
斜角速度と、垂直軸回りにロボットが回転する場合の回
転速度(ヨーレート)とを、それぞれ、検出するジャイ
ロ52a,52b,52cが、互いに直交する位置に
て、設けられている。
【0026】これら3つのジャイロは、出力信号として
は、角速度信号を出力しているが、この信号を時間積分
すれば、角度信号としても取り出せるので、都合θX,
θY,θZ,θXドット,θYドット,θZドットの6
つの信号が得られる(この明細書で「ドット」は微分値
を表す)。このセンサの具体例として、振動式ジャイロ
を使ったものが用いられているが、大きさが大きく、腰
部に設置するとしても、かなりのスペースを要する。ま
た、歩行ロボットであるため、振動が発生するので、従
来のような振動ジャイロでは、振動を抑制する構造を考
える必要もあったが、本実施の形態のロボットのよう
に、3軸で用いる場合、各々の振動ジャイロの振動周波
数を変えてやらなければ、お互いに干渉し、うまく検出
できないという問題があった。そのため、本実施形態で
は、上述の光ジャイロを用いることとした。
は、角速度信号を出力しているが、この信号を時間積分
すれば、角度信号としても取り出せるので、都合θX,
θY,θZ,θXドット,θYドット,θZドットの6
つの信号が得られる(この明細書で「ドット」は微分値
を表す)。このセンサの具体例として、振動式ジャイロ
を使ったものが用いられているが、大きさが大きく、腰
部に設置するとしても、かなりのスペースを要する。ま
た、歩行ロボットであるため、振動が発生するので、従
来のような振動ジャイロでは、振動を抑制する構造を考
える必要もあったが、本実施の形態のロボットのよう
に、3軸で用いる場合、各々の振動ジャイロの振動周波
数を変えてやらなければ、お互いに干渉し、うまく検出
できないという問題があった。そのため、本実施形態で
は、上述の光ジャイロを用いることとした。
【0027】このジャイロを用いることにより、ジャイ
ロ部分を小型化できるだけでなく、振動対策、3軸で使
用する場合の干渉も抑えることが可能となり、ロボット
の傾斜をより、簡単に検出することもできるようになっ
た。
ロ部分を小型化できるだけでなく、振動対策、3軸で使
用する場合の干渉も抑えることが可能となり、ロボット
の傾斜をより、簡単に検出することもできるようになっ
た。
【0028】(第3の実施形態)図4に本発明の第3の
実施形態として、自走式掃除機の構成が示されている。
ここで、自走式掃除機は、その本体71が、アルミで構
成された台車72の下部に移動するための、左右独立の
走行モータ73L,73Rで構成された操舵兼駆動手段
74と、キャスタ75とを設けており、更に、本体71
の下部前方に設けた床ノズル76と、本体71の上部に
設けたダストボックス77と、ファンモータ78とで構
成される清掃手段79を設けており、また、壁やドアな
どの周囲の障害物を検出するための複数個の超音波セン
サ80と、台車72の下部に設けた磁気スイッチ81
と、本体71内部に設けた方向検出用のジャイロセンサ
82と、自立移動を制御する判断処理手段A83と、電
源としてのバッテリー84とを具備している。
実施形態として、自走式掃除機の構成が示されている。
ここで、自走式掃除機は、その本体71が、アルミで構
成された台車72の下部に移動するための、左右独立の
走行モータ73L,73Rで構成された操舵兼駆動手段
74と、キャスタ75とを設けており、更に、本体71
の下部前方に設けた床ノズル76と、本体71の上部に
設けたダストボックス77と、ファンモータ78とで構
成される清掃手段79を設けており、また、壁やドアな
どの周囲の障害物を検出するための複数個の超音波セン
サ80と、台車72の下部に設けた磁気スイッチ81
と、本体71内部に設けた方向検出用のジャイロセンサ
82と、自立移動を制御する判断処理手段A83と、電
源としてのバッテリー84とを具備している。
【0029】このような自走式掃除機は、ジャイロセン
サ82を用いて、本体の移動方向を制御し、超音波セン
サや光電スイッチを用いて、壁などの障害物を検出して
方向転換し、対象床面を移動しながら、逐次、清掃を行
うのである。そして、上記自走式掃除機で移動方向を検
出するためのジャイロセンサの大きさは、従来から可成
り大きくて、自走式掃除機の小型化が困難であったが、
本発明の実施形態では前述の光ジャイロを用いたことに
より、小型化を実現することが可能となった。また、光
ジャイロは、従来の振動ジャイロに比べて、消費電力も
小さいので、バッテリー84の大きさも小さくすること
が可能となる。
サ82を用いて、本体の移動方向を制御し、超音波セン
サや光電スイッチを用いて、壁などの障害物を検出して
方向転換し、対象床面を移動しながら、逐次、清掃を行
うのである。そして、上記自走式掃除機で移動方向を検
出するためのジャイロセンサの大きさは、従来から可成
り大きくて、自走式掃除機の小型化が困難であったが、
本発明の実施形態では前述の光ジャイロを用いたことに
より、小型化を実現することが可能となった。また、光
ジャイロは、従来の振動ジャイロに比べて、消費電力も
小さいので、バッテリー84の大きさも小さくすること
が可能となる。
【0030】なお、本実施の形態は、自走式掃除機の例
であったが、自走式のロボットであれば、自走式芝刈り
機、自走式エレベータ、自走式走行車、管内自走ロボッ
ト、自走式物品搬送車など、何にでも利用することが可
能である。
であったが、自走式のロボットであれば、自走式芝刈り
機、自走式エレベータ、自走式走行車、管内自走ロボッ
ト、自走式物品搬送車など、何にでも利用することが可
能である。
【0031】(第4の実施形態)図5は、本発明の第4
の実施形態としてのアミューズメントロボットを、その
要部について、概略的に示している。なお、本発明に係
るアミューズメントロボットの動作教示装置の、好適な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。本発明に係るアミューズメントロボットの動作教示
装置は、図5に示すように、手本体91と、3次元位置
姿勢検出装置92と、コンピュータ93とから構成され
る。
の実施形態としてのアミューズメントロボットを、その
要部について、概略的に示している。なお、本発明に係
るアミューズメントロボットの動作教示装置の、好適な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。本発明に係るアミューズメントロボットの動作教示
装置は、図5に示すように、手本体91と、3次元位置
姿勢検出装置92と、コンピュータ93とから構成され
る。
【0032】上記手本体91は、教示対象であるアミュ
ーズメントロボット94に教示する動作の、手本となる
動作を与える人間、動物やそれらの模型から成る。
ーズメントロボット94に教示する動作の、手本となる
動作を与える人間、動物やそれらの模型から成る。
【0033】該手本体91には、頭、手、胸、腰、足の
それぞれの動きを検出する検出手段92A〜92Gが設
けられている。3次元位置検出装置92は、検出手段9
2A〜92Gの信号を演算処理し、位置、姿勢情報をコ
ンピュータ93に送り出す。コンピュータ93は、3次
元位置検出装置92の情報に基づいて、アミューズメン
トロボット94を動作させる。なお、図示しないが、手
本体91についての検出手段92A〜92Gとアミュー
ズメントロボット94の対応する位置に設けたモータな
どのアクチュエータとを、検出手段の検出結果と同じ動
作にするようにコントロールすることで、手本体91と
同様な動作が可能となる。
それぞれの動きを検出する検出手段92A〜92Gが設
けられている。3次元位置検出装置92は、検出手段9
2A〜92Gの信号を演算処理し、位置、姿勢情報をコ
ンピュータ93に送り出す。コンピュータ93は、3次
元位置検出装置92の情報に基づいて、アミューズメン
トロボット94を動作させる。なお、図示しないが、手
本体91についての検出手段92A〜92Gとアミュー
ズメントロボット94の対応する位置に設けたモータな
どのアクチュエータとを、検出手段の検出結果と同じ動
作にするようにコントロールすることで、手本体91と
同様な動作が可能となる。
【0034】ここでは、検出手段92A〜92Gとし
て、角速度センサである振動ジャイロなどを、3軸測れ
るように、各部に3ヶ使用していたが、1ヶ所に3ヶず
つで、頭、手、胸、腰、足のそれぞれの場所に設ける
と、被測定者にとって、大きさや重量が気になり、思っ
たような動きができない問題があった。
て、角速度センサである振動ジャイロなどを、3軸測れ
るように、各部に3ヶ使用していたが、1ヶ所に3ヶず
つで、頭、手、胸、腰、足のそれぞれの場所に設ける
と、被測定者にとって、大きさや重量が気になり、思っ
たような動きができない問題があった。
【0035】そこで、本実施形態では、角速度センサと
して、光ジャイロを用いている。前述したように、光ジ
ャイロは、その大きさも小さくすることが可能であるだ
けでなく、ノイズ特性が良いため、配線の太さなども細
くすることが可能である。さらには、消費電力も小さい
ので、小型のバッテリーと一体にし、通信により、3次
元位置検出装置92に情報を伝達することも可能とな
る。
して、光ジャイロを用いている。前述したように、光ジ
ャイロは、その大きさも小さくすることが可能であるだ
けでなく、ノイズ特性が良いため、配線の太さなども細
くすることが可能である。さらには、消費電力も小さい
ので、小型のバッテリーと一体にし、通信により、3次
元位置検出装置92に情報を伝達することも可能とな
る。
【0036】なお、本実施形態では、アミューズメント
ロボットへの適用例を示しているが、遠隔走査型のロボ
ットであれば、どの様なものでも、本発明を適用するこ
とが可能である。
ロボットへの適用例を示しているが、遠隔走査型のロボ
ットであれば、どの様なものでも、本発明を適用するこ
とが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ロボ
ット装置を構成する角速度検出手段に光ジャイロを用い
ることにより、装置の大きさを小型にすることが可能と
なり、また、それに付随して、スペースが無くて1軸し
か検出できなかったものを、3軸にすることや、配線を
容易な形にすることも可能となった。
ット装置を構成する角速度検出手段に光ジャイロを用い
ることにより、装置の大きさを小型にすることが可能と
なり、また、それに付随して、スペースが無くて1軸し
か検出できなかったものを、3軸にすることや、配線を
容易な形にすることも可能となった。
【図1】本発明の第1の実施形態の関節型ロボット装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の効果を適用したアミ
ューズメント用歩行ロボットである。
ューズメント用歩行ロボットである。
【図3】本発明の第2の実施形態での2足歩行ロボット
のスケルトンおよび自由度配置を示す図である。
のスケルトンおよび自由度配置を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態としての自走式掃除機
の構成図である。
の構成図である。
【図5】本発明の第4の実施形態でのアミューズメント
ロボットの要部概略図である。
ロボットの要部概略図である。
【図6】本発明で用いる光ジャイロのデバイス部の概念
図である。
図である。
【図7】本発明で用いる光ジャイロのデバイス部と周辺
回路を実装したユニットの概念図である。
回路を実装したユニットの概念図である。
【図8】従来の関節型ロボット装置の斜視図である。
2 シリンダ 3 アーム 4 減速機構 5 電磁モータ 6 回転軸 7 接続部 8 角速度センサ(角速度検出手段) 9 光ジャイロ 11〜14 脚部 15 接地面 16 本体枠 17 制御部 18 首頭機構 19 電源部 20 受信部 31〜42 関節部 43〜44 リンク部 52 ジャイロ部 71 ロボット本体 72 台車 73,74 操舵兼駆動手段 75 キャスタ 76 床ノズル 77 ダストボックス 78 ファンモータ 79 清掃手段 80 超音波センサ 81 磁気スイッチ 82 ジャイロセンサ 83 CPU(判断処理手段) 84 バッテリー 91 手本体 92 3次元位置、姿勢検出装置 93 マイコン 94 アミューズメントロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01C 19/66 G01C 19/66 G05D 1/02 G05D 1/02 H 3/12 3/12 H Fターム(参考) 2F105 AA06 BB03 BB13 BB17 DD07 DD11 DD13 DD20 DE01 DE06 DF04 3F059 AA00 AA12 BA02 BB06 BB07 DA07 DC00 DD00 DD11 DE02 DE03 DE08 FC00 3F060 BA07 CA14 GD06 GD11 5H301 AA10 BB05 BB11 BB14 BB15 CC03 CC06 FF07 GG14 GG17 5H303 AA10 AA14 BB02 BB03 BB07 BB08 BB15 DD01 EE03 EE07 GG11 JJ01 JJ04
Claims (11)
- 【請求項1】 自らの動き又は対象物の動きを検出する
移動速度検出手段を有し、その検出手段の検出情報に応
じて、モータなどの駆動部の制御を行うロボット装置に
おいて、前記移動速度検出手段には、少なくとも一軸方
向の角速度を検出できる角速度検出手段としての光ジャ
イロ、及び、これに基づく制御回路が備えられているこ
とを特徴とするロボット装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のロボット装置におい
て、使用する光ジャイロは、互いに発振波長が異なり、
光導波路内を互いに反対方向に周回する2つのレーザー
光を発生するリングレーザーと、前記リングレーザーの
電流、電圧またはインピーダンスの変化を検出する信号
検出手段とを備えることを特徴とするロボット装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のロボット装置におい
て、使用する光ジャイロは、光導波路の1又は2以上の
個所にテーパー部を設けたリングレーザーと、前記リン
グレーザーの電流、電圧またはインピーダンスの変化を
検出するための信号検出手段とを備えており、前記テー
パー部は、レーザー光の伝搬方向に沿って光導波路の幅
が広くなる第1の部分と、レーザー光の伝搬方向に沿っ
て光導波路の幅が狭くなる第2の部分とからなり、前記
第1および第2の部分の形状は、それぞれ、レーザー光
の伝搬方向に垂直な面に対して、非対称であることを特
徴とするロボット装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のロボット装置におい
て、使用する光ジャイロは、前記信号検出手段の端子に
接続された変換回路を備え、前記変換回路の出力に基い
て、前記リングレーザーの角速度を検出することを特徴
とするロボット装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかにひとつ記載さ
れたロボット装置において、使用する光ジャイロの光導
波路は、全反射面を持つことを特徴とするロボット装
置。 - 【請求項6】 請求項1に記載のロボット装置におい
て、ロボット本体は、第1の部品と第2の部品とを接続
する接続部を回動させることにより、上記第1又は第2
の部品を、上記第2または第1の部品に対して、相対的
に回動させ、第1の部品と第2の部品との相対的な移動
速度を、光ジャイロおよびその制御回路を用いて検出
し、その情報に応じて、駆動部の制御を行うことを特徴
とするロボット装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載のロボット装置におい
て、第1の部品と第2の部品との接続部には、回動部が
複数有り、関節として使用されていることを特徴とする
ロボット装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載のロボット装置におい
て、ロボット本体は、前記信号検出手段の検出信号を、
マイクロコンピューターを用いて、演算処理し、人間や
動物の動きを再現することを特徴とするロボット装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載のロボット装置におい
て、光ジャイロは、その角速度検出部より情報を提供
し、これにより、駆動装置が、ロボット本体を自立させ
る制御を行うことを特徴とするロボット装置。 - 【請求項10】 請求項8に記載のロボット装置におい
て、角速度検出手段としての光ジャイロにより、ロボッ
ト本体自体の移動情報を検出し、自走することを特徴と
するロボット装置。 - 【請求項11】 請求項8に記載のロボット装置におい
て、角速度検出手段としての光ジャイロにより、対象物
の回転情報を検出し、それに応じて、画像、模擬ロボッ
ト、遠隔操作装置を制御することを特徴とするロボット
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185658A JP2001009772A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | ロボット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185658A JP2001009772A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | ロボット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001009772A true JP2001009772A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16174619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11185658A Pending JP2001009772A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | ロボット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001009772A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004010081A1 (ja) * | 2002-07-23 | 2004-01-29 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | 移動体の高精度姿勢検出方法及びその装置 |
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JP2016083771A (ja) * | 2016-02-16 | 2016-05-19 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11185658A patent/JP2001009772A/ja active Pending
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