JP2001009205A - ドレン水汚水測定装置 - Google Patents

ドレン水汚水測定装置

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JP2001009205A
JP2001009205A JP11181162A JP18116299A JP2001009205A JP 2001009205 A JP2001009205 A JP 2001009205A JP 11181162 A JP11181162 A JP 11181162A JP 18116299 A JP18116299 A JP 18116299A JP 2001009205 A JP2001009205 A JP 2001009205A
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JP
Japan
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light
container
emitting element
water
base
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JP11181162A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sotodani
哲夫 外谷
Yasuo Mitsui
康夫 三井
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Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡易なシステムで且つ運搬性に優れるドレン
水の汚水の濁り度を連続的に測定すること。 【構成】 基台2上に設置された発光素子3と、該基台
上に設置された発光素子上の光通過孔以外を遮蔽する容
器台5と、該容器台上に載置される上部が開放され中央
除く底部及び側面が遮光された円筒状容器6と、該円筒
状容器の上方で前記発光素子の鉛直線上に設置された受
光素子8と、前記発光素子に電力を供給すると共に前記
受光素子から出力される電流に基づき容器内の検体水の
濁り度を演算する制御装置9とからなり、該容器内に所
定量の検体水を充填するように構成されたドレン水汚水
測定装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業排水を油分と水と
に分離する油水分離装置において、当該油水分離装置が
十分に機能し得なくなった状況を把握するためのドレン
水汚水測定装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の油水分離装置では、比重の重い水は
沈み、軽い油分は浮上する性質を利用して一次分離を行
い、該分離水をさらに吸着材(フィルター)が装着され
た吸着槽に導き、該吸着槽で清浄化された水を排水する
ように構成されている。しかしながら、該吸着槽内のフ
ィルターが目づまり状態にあると十分に油分を吸着でき
ず、排出される水は油分が混じった状態となる。そのた
め、従来では目視や発光・受光素子を利用した検知シス
テムを利用してフィルターの交換時期を判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
目視システムの場合には、作業者が当該目づまりを起こ
している吸着槽に出向き、その上で判断をせざるを得
ず、作業者が吸着槽に出向かなければ目づまり状態を判
断できず、吸着フィルターの交換時期を逸してしまうお
それがある。また発光・受光素子を用いた検知システム
では、油水分離装置一台毎に世知しなければならず、該
検知システムのために別個のスペースを確保しなければ
ならないと共に余分なコストを計上しなければならない
状況にあった。そこで本発明はかかる従来技術の欠点に
鑑みなされたもので、検知システムのために別個のスペ
ースを確保する必要がなく、かつ油水分離装置一台毎に
検知システムを設置する必要のない測定装置を提供しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、基台
上に設置された発光素子と、該基台上に設置された発光
素子上の光通過孔以外を遮蔽する容器台と、該容器台上
に載置される上部が開放され中央を除く底部及び側面が
遮光された円筒状容器と、該円筒状容器の上方で前記発
光素子の鉛直線上に設置された受光素子と、前記発光素
子に電力を供給すると共に前記受光素子から出力される
電流に基づき容器内の検体水の濁り度を演算する制御装
置とからなり、該容器内に所定量の検体水を充填するよ
うに構成されたドレン水汚水測定装置により本目的を達
成する。請求項2の発明は、前記装置において前記円筒
状容器の底部中央が光透過性の上げ底で形成し、側部下
方に油水分離装置の検体水入口を、側部上方には検体水
出口を設け、常に検体水が一定の水位を保てるように構
成された連続式のドレン水汚水測定装置である。
【0005】
【作用】本発明にかかる装置では、円筒状容器に検体水
を所定量充填した状態で検体水に向けて発光素子から受
光素子に向けて光を放射する。すると検体水が汚染され
ていると、検体水の汚水状況に比例して受光量が減り、
該受光素子から出力される電流量が減る。かかる状態を
制御装置が演算により汚水状況を検知し、最終的に警報
することによりフィルターの交換を促す。請求項2の装
置では、容器側部に検体水入口及び出口を有する関係
で、油水分離装置から排出される分離水を常時監視でき
る状況にある。出口が側面上部に設けられている関係で
検体水の水位を一定に保つことができ、かつ発光素子上
の光透過性の底部が上げ底に形成されている関係で、沈
殿しやすい汚れが発光素子上の底部ではなく、周辺の底
部に溜まることになり連続的な使用に際しても光透過性
の底部が汚れにくく、安定した測定が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図1乃至図3に示
された実施例に従って詳細に説明する。図1は可搬式の
測定装置の縦断面図であり、遮光された箱状のケーシン
グ1の底部には基台2が設置され、該基台2には上方に
向けて発光するように発光素子3が装着されている。該
発光素子3は基台2に装着された発光素子3上の光通過
孔4以外が遮蔽する箱状容器台5が設置されている。該
容器台5上には、上部及び底部中央を除く部分が遮光さ
れた円筒状容器6が載置される。該円筒状容器6の底部
中央には、光透過性に優れた例えば硝子などの部材から
なる透明板7が接着されている。容器台5に載置された
容器6上のケーシング天井部は、前記発光素子3の放射
線(鉛直線)上に受光素子8が設置され、該受光素子8
の周辺を除いて遮光されている。
【0007】9は、前記発光素子3に対して一定の電力
を供給し、また前記受光素子8から光・電気変換された
電流量を検出するための制御装置であり、該制御装置9
は、検知した電流量iに基づき検体水10の汚染状況を
演算により測定する。この演算に際しては予めデータ取
りにより図3に示すように検体水の濁り度と受光素子8
の検知光量とが指数的に反比例することから推定計算式
を組み込んだものである。
【0008】図2に示すものは、常時設置型及び連続測
定型の装置を示す第2実施例であり、前記第1実施例の
装置において、円筒状容器6に関して様々な工夫が凝ら
してある。すなわち、円筒状容器6の底部中央は段差6
aを設けて中央が若干高くなるように上げ底状に形成さ
れ、該上げ底上に透明板7が接着されている。また円筒
状容器6の側面は、上方に検体水10が一定水量となる
ように出口ニップル6bが設けられ、該出口ニップル6
bを介して検体水の浮上した油分を含むドレン水はオー
バーフローする仕組みとなっている。側部下方には検体
水入口ニップル6cが設けられ、図示しないチューブを
介して油水分離装置からの排水を測定装置に導くような
構成となっている。さらに本実施例では、容器6の開放
上部は、中央に穴を有するカバー12で遮光されてい
る。
【0009】尚、本実施例では受光素子8をケーシング
1の上部に設置し、発光素子3をケーシング下部に設置
するように構成したが、これに限定されるものではな
く、これらの位置を切り換え底部に受光素子8、天井部
に発光素子3を設けるように構成しても同様の測定を行
うことができることは言うまでもない。また検体水10
において油分が浮上して水面上に膜を張る場合には、容
器上下に発光素子・受光素子を設置するのではなく、容
器側面中央付近にそれぞれ光透過性板を接続し、検体水
の濁り度を検知測定するように構成しても良い。
【0010】以上述べた実施例において、装置に基づく
濁り度の測定方法について説明する。実施例1では、油
水分離装置から検体水10を容器6に所定量充填する。
充填した容器6を装置の容器台5上に発光素子3、容器
台5の穴4及び容器6の透明板7とが一直線上になるよ
うに載置する。その上で制御装置9から発光素子3に対
して電力を供給し、一定の強さの光を受光素子8に向け
て放射させる。発光素子3から放射された光は、途中検
体水10中の油分などの汚れにより拡散され、光量が減
じられて受光素子8に届く。受光素子8はフォトセルな
どで構成されているために受光した光量に比例した状態
で電流を制御装置9に向けて出力し、該制御装置9は受
光素子8から出力された電流量iを測定すると共に、予
め図3の濁り度と光量との関係図から濁り度を演算し、
最終的に濁り度が所定レベル以上の時に警報を発する。
【0011】次に第2実施例の装置では容器の入口ニッ
プル6cを介して油水分離装置から分離水が供給され
る。供給された分離水は検体水10として容器6内に流
入する一方で既に所定量の検体水10が充填されている
状況下においては上方の出口ニップル6bから古い分離
水が排出される構造となり、かかる状況において制御装
置9から発光素子3に向けて電力が供給され、また受光
素子8で受光した光量に対応した電流が連続的に制御装
置9に出力されるために制御装置9は連続的に検体水1
0の濁り度を測定することができ、例えばその測定結果
を所定時間毎にメモリに記憶しておけば油水分離装置の
分離状況を把握することができると共に、フィルターを
交換した後の濁り度の代わり具合により早めのフィルタ
ー交換時期の検出を行うことが可能となる。また第2実
施例の装置は、固定式であるが第2実施例の容器6を取
り除き、他の分離装置の分離水を実施例1の容器6に充
填したものをセットすることにより測定することも可能
となる。また第2実施例の装置の容器6では底部に段差
6aを設けて上げ底状に構成しているために連続的に測
定している場合に起こり易い汚れ分の沈殿作用により発
光素子3の光量が極力減衰されるのを防いいでいる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかる測定装
置は、従来の固定式のものに比較して小型であると共に
可搬式であるので、一台の測定装置でもって複数台の分
離装置の分離水の測定も行うことが可能であり、省スペ
ース化につながると共に効率の良い測定が可能となる。
さらに底部に段差を設け上げ底状にした容器を有する装
置では、連続した測定に際しても透明板等を常時清掃す
る手間が省け、効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す装置の縦断面図で
ある。
【図2】 本発明の第2実施例を示す装置の縦断面図で
ある。
【図3】 濁りと光量との関係を示す対数グラフであ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 基台 3 発光素子 4 光透過孔 5 容器台 6 円筒状容器 6a 段差 6b 出口ニップル 6c 入口ニップル 7 透明板 8 受光素子 9 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に設置された発光素子と、該基台
    上に設置された発光素子上の光通過孔以外を遮蔽する容
    器台と、該容器台上に載置される上部が開放され中央除
    く底部及び側面が遮光された円筒状容器と、該円筒状容
    器の上方で前記発光素子の鉛直線上に設置された受光素
    子と、前記発光素子に電力を供給すると共に前記受光素
    子から出力される電流に基づき容器内の検体水の濁り度
    を演算する制御装置とからなり、該容器内に所定量の検
    体水を充填するように構成されたドレン水汚水測定装
    置。
  2. 【請求項2】 基台上に設置された発光素子と、該基台
    上に設置された発光素子上の光通過孔以外を遮蔽する容
    器台と、該容器台上に載置される上部が開放され中央除
    く底部及び側面が遮光された円筒状容器と、該円筒状容
    器の上方で前記発光素子の鉛直線上に設置された受光素
    子と、前記発光素子に電力を供給すると共に前記受光素
    子から出力される電流に基づき容器内の検体水の濁り度
    を演算する制御装置とからなり、前記円筒状容器の底部
    中央が光透過性の上げ底で形成され、側部下方に油水分
    離装置の検体水入口を有し、側部上方には検体水出口を
    有し、常に検体水が一定の水位を保てるように構成され
    ていることを特徴とするドレン水汚水測定装置。
  3. 【請求項3】 前記容器上の素子が発光素子で、容器底
    部下方の素子が受光素子で構成したことを特徴とする請
    求項1又は2記載のドレン水汚水測定装置。
JP11181162A 1999-06-28 1999-06-28 ドレン水汚水測定装置 Pending JP2001009205A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810365B1 (en) * 2002-06-13 2004-10-26 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Monitoring waste liquid to determine membrane cleansing performance

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6810365B1 (en) * 2002-06-13 2004-10-26 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Monitoring waste liquid to determine membrane cleansing performance

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